JP2008145690A - 液晶表示装置およびその駆動回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、液晶表示パネルのアドレス線を駆動するアドレス線駆動回路において、表示制御信号の転送方向を切り替えて使用する際にも誤動作を防止できるようにする。
【解決手段】たとえば、DIR信号がハイレベルのFor信号のとき、3:1インターレース制御回路110からの表示制御信号は、データ入/出力端子12a-1を介して、ドライバチップ12aの内部に取り込まれる。そして、アンド回路12a-10 にハイレベルのFor信号が供給されることにより、表示制御信号はシフトレジスタ12a-6に転送される。この状態において、シフトレジスタ12a-6でのデータ転送方向を切り替えるためのU/D制御信号が“HIGH”から“LOW”に変化しても、データ入/出力端子12a-1のデータ取り込み方向は変化せず、シフトレジスタ12a-6からの表示制御信号が、3:1インターレース制御回路110からの表示制御信号と衝突するのを回避できる。
【選択図】 図2
【解決手段】たとえば、DIR信号がハイレベルのFor信号のとき、3:1インターレース制御回路110からの表示制御信号は、データ入/出力端子12a-1を介して、ドライバチップ12aの内部に取り込まれる。そして、アンド回路12a-10 にハイレベルのFor信号が供給されることにより、表示制御信号はシフトレジスタ12a-6に転送される。この状態において、シフトレジスタ12a-6でのデータ転送方向を切り替えるためのU/D制御信号が“HIGH”から“LOW”に変化しても、データ入/出力端子12a-1のデータ取り込み方向は変化せず、シフトレジスタ12a-6からの表示制御信号が、3:1インターレース制御回路110からの表示制御信号と衝突するのを回避できる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、液晶表示装置およびその駆動回路に関するもので、たとえば、液晶表示装置および液晶表示装置の液晶表示パネルを駆動する液晶ドライバIC(Integrated Circuit)に関する。
現在、液晶表示パネルを駆動する駆動回路に薄膜トランジスタ(TFT)を用いた液晶表示装置(TFT・LCD)が実現されている。この液晶表示装置で使用される駆動回路は、通常、転送クロックによって表示制御信号(駆動信号)を転送することにより、液晶表示パネルのアドレス線を駆動するようになっている。
近年、フリッカのない交流駆動を実現できる液晶表示装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。この液晶表示装置の場合、駆動回路として、表示制御信号の転送方向の切り替え制御機能をもつゲートドライバが用いられている。しかしながら、このゲートドライバには、以下のような問題があった。
一般的に、従来のゲートドライバは、表示制御信号の取り込み方向(UP/DOWN)の設定と転送方向の切り替えとを、共通のU/D制御信号によって制御するようになっている。そのため、表示制御信号の転送方向が逆転された際に、コントローラからの表示制御信号と内部の転送回路(S/R)からの表示制御信号とが衝突し、消費電流が増大する場合があった。
また、最近の液晶表示装置では、液晶表示パネルの大型化にともなって、複数のドライバチップを多段に接続して用いるようになっている。このため、最終段のドライバチップの最終データ出/入力端子がオープン状態(フローティング)となっている。これにより、表示制御信号の転送方向を逆転させて動作させた際に、最終段のドライバチップの最終データ出/入力端子がオープン入力の状態となる。その結果、意図しないデータがゲートドライバ内に取り込まれる危険性があり、表示不良という誤動作を招く可能性があった。
特登3061833号公報
本発明は、上記の問題点を解決すべくなされたもので、表示中に表示制御信号の転送方向を切り替えて使用する際にも、表示不良および消費電流異常といった誤動作を防止でき、常に正常動作することが可能な液晶表示装置およびその駆動回路を提供することを目的としている。
本願発明の一態様によれば、水平走査方向に沿った複数のアドレス線と垂直走査方向に沿った複数の信号線との交差部に、それぞれ画素を構成するための液晶表示素子を有した液晶パネルと、前記複数のアドレス線をそれぞれ駆動する、表示制御信号の転送方向切り替え制御機能を備えるアドレス線駆動回路と、前記複数の信号線をそれぞれ画像信号電圧により駆動する信号線駆動回路とを具備し、前記アドレス線駆動回路が、前記表示制御信号を取り込むシフトレジスタと、前記シフトレジスタでの前記表示制御信号の転送方向を切り替えるための切り替え回路と、前記表示制御信号の取り込み方向を設定するための設定回路と、を有してなることを特徴とする液晶表示装置が提供される。
また、本願発明の一態様によれば、水平走査方向に沿った複数のアドレス線と垂直走査方向に沿った複数の信号線との交差部に、それぞれ画素を構成するための液晶表示素子を有した液晶パネルの、前記複数のアドレス線をそれぞれ駆動する、表示制御信号の転送方向切り替え制御機能を備える液晶表示装置の駆動回路であって、前記駆動回路は少なくとも1つの半導体集積回路を含み、前記少なくとも1つの半導体集積回路は、前記表示制御信号を取り込むシフトレジスタと、前記シフトレジスタでの前記表示制御信号の転送方向を切り替えるための切り替え信号を生成する切り替え回路と、前記表示制御信号の取り込み方向を設定するための設定信号を生成する設定回路とを具備したことを特徴とする駆動回路が提供される。
上記の構成により、表示中に表示制御信号の転送方向を切り替えて使用する際にも、表示不良および消費電流異常といった誤動作を防止でき、常に正常動作することが可能な液晶表示装置およびその駆動回路を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。ただし、図面は模式的なものであり、各図面の寸法および比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。また、図面の相互間においても、互いの寸法の関係および/または比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。特に、以下に示すいくつかの実施の形態は、本発明の技術思想を具体化するための装置および方法を例示したものであって、構成部品の形状、構造、配置などによって、本発明の技術思想が特定されるものではない。この発明の技術思想は、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることができる。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態にしたがった、液晶表示パネルを駆動する駆動回路に薄膜トランジスタ(TFT)を用いた液晶表示装置(TFT・LCD)の構成例を示すものである。なお、ここでは、フリッカレス駆動が可能な液晶表示装置として、液晶TVを例に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態にしたがった、液晶表示パネルを駆動する駆動回路に薄膜トランジスタ(TFT)を用いた液晶表示装置(TFT・LCD)の構成例を示すものである。なお、ここでは、フリッカレス駆動が可能な液晶表示装置として、液晶TVを例に説明する。
図1において、入力端子100には、たとえばNTSC方式のビデオ信号が入力される。この入力ビデオ信号は二分岐され、一方はA/D変換器101に入力されてディジタル化される。二分岐された入力ビデオ信号の他方はPLL回路108に入力され、入力ビデオ信号に同期した基準クロック信号が生成される。この基準クロック信号をもとにして、タイミング制御回路109では、各部の制御に必要なタイミング信号が作られる。
A/D変換器101によってディジタル化されたビデオ信号は、まず、Y/C分離回路102により輝度信号(Y信号)と色差信号(C信号)とに分離される。Y/C分離回路102の出力はNTSC方式によるインターレースの信号であり、倍速変換回路103によってノンインターレースの信号に変換される。倍速変換回路103では、インターレース信号の補間と水平走査周波数を15.73KHzから31.47KHzに変換する操作、いわゆる倍速変換とが行われる。倍速変換された輝度信号および色差信号は、RGB変換回路104によってRGB信号に変換された後、順序変換回路105に入力される。
順序変換回路105は、たとえば液晶表示パネル10のアドレス線が3以上の奇数本ごと(本実施形態では3本ごと、つまり2本置き)に駆動されるのに対応して、各走査線のRGB信号の入れ替えを行う。この順序変換回路105は、具体的には、たとえば3枚のフレームメモリ(図示していない)を用いて構成され、タイミング制御回路109による制御下で入力のRGB信号をそれぞれフレームメモリに一旦蓄積した後、駆動されるアドレス線の位置(走査線)に対応する信号を読み出すことによって、順序変換されたRGB信号を出力する。
こうして、順序変換されたRGB信号は、D/A変換器106によりアナログ信号に戻され、さらに交流駆動のための極性反転アンプ107により適当な大きさまで増幅された後、信号線駆動回路(ソースドライバ)18に供給される。信号線駆動回路18は、液晶表示パネル10のすべての信号線を画像信号に応じて同時に駆動する回路である。信号線駆動回路18としては、たとえば液晶表示パネル10の近傍に配置された第1および第2の集積回路(図示していない)によって、水平走査方向始端側から数えて奇数番目の信号線と、偶数番目の信号線とを、それぞれ駆動する。この場合、第1の集積回路が駆動する信号線に与えられる画像信号電圧の極性と、第2の集積回路が駆動する信号線に与えられる画像信号電圧の極性とが常に逆極性となるように、極性反転アンプ107がタイミング制御回路109によって制御されることにより、液晶表示パネル10の交流駆動が行われる。
一方、3:1インターレース制御回路110は、液晶表示パネル10のアドレス線が3本ごとに順次駆動されるように、液晶ドライバICとしてのアドレス線駆動回路(ゲートドライバ)11a,11bを制御する。本実施形態の場合、アドレス線駆動回路11a,11bは、たとえば液晶表示パネル10の図中左右両側にそれぞれ配置されている。
ここで、液晶表示パネル10は、水平走査方向に沿った複数のアドレス線と、垂直走査方向に沿った複数の信号線と、これらアドレス線および信号線の各交差部にそれぞれ接続された画素をなす液晶表示素子(図示していない)とによって構成されている。画素のそれぞれは、液晶セル、薄膜トランジスタ、および、電荷保持用のキャパシタを有している。アドレス線の一端は上記アドレス線駆動回路11aに、他端は上記アドレス線駆動回路11bに、それぞれ接続されている。
たとえば、768本のアドレス線と、1280×3(3840)本の信号線とを有した液晶表示パネル10の場合、アドレス線駆動回路11a,11bは、それぞれ、3つのドライバチップ(半導体集積回路)12a,12b,12cを含んで構成されている。つまり、ドライバチップ12a,12b,12cには、それぞれ、768本のアドレス線が256本ずつ接続されることになる。
次に、上記した構成におけるフリッカレス駆動の方法について、一例を挙げて説明する。
たとえば、アドレス線を3本ごと(2本置き)に、つまり3ラインごとに順次駆動する。その際に、1フィールド期間をたとえば3つの期間に分け、最初の1/3の期間では、アドレス線を液晶表示パネル10の画面の上端から1,4,…,N−2ラインというように、3ラインごとに駆動する。こうして、画面の下端まで駆動した後、次の1/3の期間では、画面の上端より、アドレス線を最初の1/3の期間から1本ずつずらして、2,5,…,N−1ラインというように、同様に、3ラインごとに画面の下端まで駆動する。その後、最後の1/3の期間では、画面の上端より、再び、アドレス線を3,6,…,Nラインというように、3ラインごとに画面の下端まで駆動する。これにより、1フィールド期間を構成する。
この例の場合、第1のフィールド期間については、信号線に印加する画像信号電圧の極性を最初の1/3の期間では正極性、次の1/3の期間では負極性、最後の1/3の期間では正極性というように、順次反転させる。そして、次の第2のフィールド期間については、これと逆極性の画像信号電圧を印加すれば、各画素はフィールド反転により交流駆動されることとなり、直流分の蓄積を防いで、フリッカをなくすことが可能となる。このように、画像信号電圧の極性反転周期を1/3フィールド期間とした場合、ライン反転方式の1水平走査周期(1H)に比べてはるかに短くできるので、消費電力の面でも有利となる。
なお、このようなアドレス線の駆動は、たとえば、画面の上端から1,4,…,N−2ラインおよび3,6,…,Nラインのアドレス線は、アドレス線駆動回路11aによって、2,5,…,N−1ラインのアドレス線は、アドレス線駆動回路11bによって、それぞれ行われる。これにより、1フィールド期間内における、アドレス線の高速な駆動が実現されている。
図2は、上記したアドレス線駆動回路11a,11bの構成例を示すものである。ここでは、アドレス線駆動回路11a,11bのそれぞれが、2つのドライバチップ(Chip1,Chip2)を含んで構成されている場合を例に説明する。
ドライバチップ12a,12bは同一の構成となっている。つまり、ドライバチップ12aには、データ入/出力端子(DI/O)12a-1、データ出/入力端子(DO/I)12a-2、クロック信号(CLK)入力端子12a-3、データ転送方向切替信号(U/D制御信号)入力端子12a-4、データ取り込み方向設定信号(DIR信号)入力端子12a-5、および、シフトレジスタ(S/R)12a-6が設けられている。シフトレジスタ12a-6には、レベルシフタ12a-7および出力バッファ12a-8を介して、複数の表示出力端子12a-9が接続されている。同様に、ドライバチップ12bには、データ入/出力端子12b-1、データ出/入力端子12b-2、クロック信号入力端子12b-3、データ転送方向切替信号入力端子12b-4、データ取り込み方向設定信号入力端子12b-5、および、シフトレジスタ12b-6が設けられている。シフトレジスタ12b-6には、レベルシフタ12b-7および出力バッファ12b-8を介して、複数の表示出力端子12b-9が接続されている。
シフトレジスタ12a-6には、それぞれ、アンド回路12a-10 ,12a-11 の出力端が接続されている。また、シフトレジスタ12a-6には、それぞれ、バッファ回路12a-12 ,12a-13 の入力端が接続されている。アンド回路12a-10 の一方の入力端およびバッファ回路12a-12 の出力端は、それぞれ、データ入/出力端子12a-1に接続されている。アンド回路12a-11 の一方の入力端およびバッファ回路12a-13 の出力端は、それぞれ、データ出/入力端子12a-2に接続されている。同様に、シフトレジスタ12b-6には、それぞれ、アンド回路12b-10 ,12b-11 の出力端が接続されている。また、シフトレジスタ12b-6には、それぞれ、バッファ回路12b-12 ,12b-13 の入力端が接続されている。アンド回路12b-10 の一方の入力端およびバッファ回路12b-12 の出力端は、それぞれ、データ入/出力端子12b-1に接続されている。アンド回路12b-11 の一方の入力端およびバッファ回路12b-13 の出力端は、それぞれ、データ出/入力端子12b-2に接続されている。
データ入/出力端子12a-1,12b-1およびデータ出/入力端子12a-2,12b-2はトライステートからなり、ドライバチップ12aのデータ入/出力端子12a-1には3:1インターレース制御回路110が、ドライバチップ12bのデータ入/出力端子12b-1にはドライバチップ12aのデータ出/入力端子12a-2が接続されている(ドライバチップの多段接続)。ただし、最終段となるドライバチップ12bの最終のデータ出/入力端子12b-2はオープン状態となっている。
U/D制御信号入力端子12a-4,12b-4には、それぞれ、3:1インターレース制御回路110から、シフトレジスタ12a-6,12b-6でのデータ転送方向を切り替えるためのU/D制御信号が供給されるようになっている。U/D制御信号入力端子12a-4には、インバータ回路12a-14 ,12a-15 が直列に接続されている。このインバータ回路12a-14 によって、データ転送方向を逆方向に切り替えるためのDOWN信号(U/D制御信号=“LOW”)が、また、インバータ回路12a-14 ,12a-15 によって、データ転送方向を順方向に切り替えるためのUP信号(U/D制御信号=“HIGH”)が、それぞれ生成される。同様に、U/D制御信号入力端子12b-4には、インバータ回路12b-14 ,12b-15 が直列に接続されている。このインバータ回路12b-14 によって、データ転送方向を逆方向に切り替えるためのDOWN信号が、また、インバータ回路12b-14 ,12b-15 によって、データ転送方向を順方向に切り替えるためのUP信号が、それぞれ生成される。UP信号およびDOWN信号は、それぞれ、シフトレジスタ12a-6,12b-6に供給される。
DIR信号入力端子12a-5,12b-5には、それぞれ、3:1インターレース制御回路110とのインターフェイスである、データ入/出力端子12a-1,12b-1およびデータ出/入力端子12a-2,12b-2の、データ取り込み方向を設定するためのDIR信号が外部より供給されるようになっている。DIR信号入力端子12a-5には、インバータ回路12a-16 ,12a-17 が直列に接続されている。このインバータ回路12a-16 によって、データ取り込み方向を順方向に設定するためのFor信号(=“HIGH”)が、また、インバータ回路12a-16 ,12a-17 によって、データ取り込み方向を逆方向に設定するためのRev信号(=“HIGH”)が、それぞれ生成される。For信号は、シフトレジスタ12a-6に供給されるとともに、アンド回路12a-10 の他方の入力端およびバッファ回路12a-13 にそれぞれ供給される。Rev信号は、シフトレジスタ12a-6に供給されるとともに、アンド回路12a-11 の他方の入力端およびバッファ回路12a-12 にそれぞれ供給される。同様に、DIR信号入力端子12b-5には、インバータ回路12b-16 ,12b-17 が直列に接続されている。このインバータ回路12b-16 によって、データ取り込み方向を順方向に設定するためのFor信号が、また、インバータ回路12b-16 ,12b-17 によって、データ取り込み方向を逆方向に設定するためのRev信号が、それぞれ生成される。For信号は、シフトレジスタ12b-6に供給されるとともに、アンド回路12b-10 の他方の入力端およびバッファ回路12b-13 にそれぞれ供給される。Rev信号は、シフトレジスタ12b-6に供給されるとともに、アンド回路12b-11 の他方の入力端およびバッファ回路12b-12 にそれぞれ供給される。
表示出力端子12a-9,12b-9は、それぞれ、接続されるアドレス線の本数に応じて設けられる。たとえば、アドレス線の本数(総数)をNとし、1つのアドレス線駆動回路におけるドライバチップの個数をcとすると、各ドライバチップにはN/cの分だけ表示出力端子が用意される。
なお、クロック信号入力端子12a-3,12b-3には、それぞれ、3:1インターレース制御回路110からクロック信号CLKが供給されるようになっており、このクロック信号CLKによって、ドライバチップ12a,12bは表示制御信号を転送する仕様となっている。
ここで、本実施形態の場合、アドレス線駆動回路11aは、液晶表示パネル10の画面の上端側から順に1,2,…,Nラインというように、各ドライバチップ12a,12bのアドレス線が割り付けられており、逆に、アドレス線駆動回路11bは、画面の下端側から順に1,2,…,Nラインというように、各ドライバチップ12a,12bのアドレス線が割り付けられている。そこで、アドレス線駆動回路11aを制御して、たとえば画面の上端から順に1,2,…,Nラインというようにアドレス線を駆動させる場合のデータ転送方向を順方向(U/D制御信号“HIGH”=UP)とし、アドレス線駆動回路11bを制御して、たとえば画面の上端から順に1,2,…,Nラインというようにアドレス線を駆動させる場合のデータ転送方向を逆方向(U/D制御信号“LOW”=DOWN)として、以下に説明する。
図3は、上記した構成のアドレス線駆動回路11a,11bの動作を説明するために示すものである。便宜上、この図では、ドライバチップ12a,12bにおける表示出力端子12a-9,12b-9の個数をそれぞれ“4”とした場合について示している。
たとえば、アドレス線駆動回路11a,11bにおいて、データ入/出力端子12a-1のデータ取り込み方向を設定するためのDIR信号がハイレベルのFor信号のとき、3:1インターレース制御回路110からの表示制御信号(Data)が、データ入/出力端子12a-1を介して、ドライバチップ12aの内部に取り込まれる。そして、この表示制御信号は、アンド回路12a-10 を介して、シフトレジスタ12a-6に送られる。すなわち、アンド回路12a-10 にハイレベルのFor信号が供給されることにより、3:1インターレース制御回路110からの表示制御信号は、シフトレジスタ12a-6に転送される。
シフトレジスタ12a-6に送られた表示制御信号は、バッファ回路12a-13 に、データ出/入力端子12a-2のデータ取り込み方向を設定するためのDIR信号であるハイレベルのFor信号が供給されることにより、そのデータ出/入力端子12a-2を介して、ドライバチップ12bのデータ入/出力端子12b-1に送られる。
この表示制御信号は、データ入/出力端子12b-1のデータ取り込み方向を設定するためのDIR信号であるハイレベルのFor信号がアンド回路12b-10 に供給されることにより、そのデータ入/出力端子12b-1を介して、ドライバチップ12bの内部に取り込まれる。そして、この表示制御信号は、アンド回路12b-10 を介して、シフトレジスタ12b-6に送られる。
これに対し、シフトレジスタ12b-6内の表示制御信号は、バッファ回路12b-12 に、データ入/出力端子12b-1のデータ取り込み方向を設定するためのDIR信号であるハイレベルのRev信号が供給されることにより、そのデータ入/出力端子12b-1を介して、ドライバチップ12aのデータ出/入力端子12a-2に送られる。
また、シフトレジスタ12a-6内の表示制御信号は、バッファ回路12a-12 に、データ入/出力端子12a-1のデータ取り込み方向を設定するためのDIR信号であるハイレベルのRev信号が供給されることにより、そのデータ入/出力端子12a-1を介して、3:1インターレース制御回路110に送られる。
アドレス線駆動回路11aにおいては、UP信号の供給時、つまりシフトレジスタ12a-6,12b-6でのデータ転送方向を切り替えるためのU/D制御信号が“HIGH”のとき、シフトレジスタ12a-6内の表示制御信号は、クロック信号CLKによって、レベルシフタ12a-7および出力バッファ12a-8を転送される。そして、アドレス線を1ラインごとに駆動するために、順次、対応する表示出力端子12a-9より出力される。同様に、シフトレジスタ12b-6内の表示制御信号は、クロック信号CLKによって、レベルシフタ12b-7および出力バッファ12b-8を転送される。そして、アドレス線を1ラインごとに駆動するために、順次、対応する表示出力端子12b-9より出力される。
一方、アドレス線駆動回路11bにおいては、DOWN信号の供給時、つまりシフトレジスタ12a-6,12b-6でのデータ転送方向を切り替えるためのU/D制御信号が“LOW”のとき、シフトレジスタ12a-6内の表示制御信号は、クロック信号CLKによって、レベルシフタ12a-7および出力バッファ12a-8を転送される。そして、アドレス線を1ラインごとに駆動するために、順次、対応する表示出力端子12a-9より出力される。同様に、シフトレジスタ12b-6内の表示制御信号は、クロック信号CLKによって、レベルシフタ12b-7および出力バッファ12b-8を転送される。そして、アドレス線を1ラインごとに駆動するために、順次、対応する表示出力端子12b-9より出力される。
このように、シフトレジスタ12a-6,12b-6でのデータ転送方向を切り替えるためのU/D制御信号とは別に、データ入/出力端子12a-1,12b-1およびデータ出/入力端子12a-2,12b-2のデータ取り込み方向を設定するためのDIR信号が設けられている。これにより、たとえば図3に示すように、途中で、シフトレジスタ12a-6でのデータ転送方向を逆転させるようにU/D制御信号を切り替えたとしても、シフトレジスタ12a-6からの表示制御信号Daが、3:1インターレース制御回路110からの表示制御信号Dbと衝突するといった不具合を改善できる。すなわち、U/D制御信号を“HIGH”の状態(UP信号)から“LOW”の状態(DOWN信号)に切り替えても、データ取り込み方向はそのままで、データ入/出力端子12a-1側が出力状態になることがないので、たとえ3:1インターレース制御回路110から表示制御信号Dbが送り続けられたとしても、シフトレジスタ12a-6からの表示制御信号Daと衝突することはない。ゆえに、異なる表示制御信号Da,Dbが発生し、消費電流の増大による消費電流異常といった誤動作を防止することが可能となるものである。
また、たとえば図3に示すように、途中で、シフトレジスタ12a-6でのデータ転送方向を逆転させるようにU/D制御信号を切り替えたとしても、データ取り込み方向はそのままなので、最終段であるドライバチップ12bの最終のデータ出/入力端子12b-2側が入力状態になることはない。したがって、本来は“LOW”に固定されるべき、データ出/入力端子12b-2のオープン入力を誤認識し、表示出力端子12b-9から意図しないデータDcが出力されるといった不具合を改善できる。ゆえに、表示不良といった誤動作を防止することが可能となるものである。
上記したように、シフトレジスタでのデータ転送方向を切り替えるためのU/D制御信号とは別に、データ取り込み方向を設定するためのDIR信号を設けるようにしている。すなわち、表示制御信号の転送方向の切り替え制御機能をもつアドレス線駆動回路において、U/D制御信号とDIR信号とをそれぞれ用意するようにしている。これにより、シフトレジスタのデータ転送方向の切り替えとデータ取り込み方向の設定とを、互いに独立させて制御することが可能となる。したがって、表示中に表示制御信号の転送方向を切り替えて使用する際にも、表示不良および消費電流異常といった誤動作を防止でき、常に正常動作することが可能となるものである。
[第2の実施形態]
図4は、本発明の第2の実施形態にしたがった、アドレス線駆動回路の構成例を示すものである。なお、図2のアドレス線駆動回路と同一部分には同一符号を付し、ここでの詳しい説明は割愛する。
図4は、本発明の第2の実施形態にしたがった、アドレス線駆動回路の構成例を示すものである。なお、図2のアドレス線駆動回路と同一部分には同一符号を付し、ここでの詳しい説明は割愛する。
本実施形態の場合、ドライバチップ(Chip1,Chip2)12a’,12b’には、それぞれ、次段のドライバチップに転送された表示制御信号を保持するための、ダミーのシフトレジスタ(S/R(m))12a-21 ,12b-21 およびダミーのシフトレジスタ12a-22 ,12b-22 が設けられている。すなわち、ドライバチップ12a’,12b’は同一の構成とされ、ドライバチップ12a’にはシフトレジスタ12a-21 およびシフトレジスタ12a-22 が、ドライバチップ12b’にはシフトレジスタ12b-21 およびシフトレジスタ12b-22 が、それぞれ追加されている。
シフトレジスタ12a-21 ,12b-21 およびシフトレジスタ12a-22 ,12b-22 には、それぞれ、シフトレジスタ(S/R(n))12a-6,12b-6でのデータ転送方向を切り替えるためのU/D制御信号(UP信号/DOWN信号)が供給されるようになっている。
シフトレジスタ12a-21 には、シフトレジスタ12a-6およびバッファ回路12a-12 の入力端が接続されている。また、シフトレジスタ12a-21 は、アンド回路12a-23 の一方の入力端に接続されている。アンド回路12a-23 の他方の入力端には、データ取り込み方向を設定するためのDIR信号であるRev信号が供給されるようになっている。アンド回路12a-23 の出力端は、オア回路12a-24 の一方の入力端に接続されている。オア回路12a-24 の他方の入力端には、アンド回路12a-10 の出力端が接続されている。オア回路12a-24 の出力端は、シフトレジスタ12a-6に接続されている。
シフトレジスタ12a-22 には、シフトレジスタ12a-6およびバッファ回路12a-13 の入力端が接続されている。また、シフトレジスタ12a-22 は、アンド回路12a-25 の一方の入力端に接続されている。アンド回路12a-25 の他方の入力端には、データ取り込み方向を設定するためのDIR信号であるFor信号が供給されるようになっている。アンド回路12a-25 の出力端は、オア回路12a-26 の一方の入力端に接続されている。オア回路12a-26 の他方の入力端には、アンド回路12a-11 の出力端が接続されている。オア回路12a-26 の出力端は、シフトレジスタ12a-6に接続されている。
同様に、シフトレジスタ12b-21 には、シフトレジスタ12b-6およびバッファ回路12b-12 の入力端が接続されている。また、シフトレジスタ12b-21 は、アンド回路12b-23 の一方の入力端に接続されている。アンド回路12b-23 の他方の入力端には、データ取り込み方向を設定するためのDIR信号であるRev信号が供給されるようになっている。アンド回路12b-23 の出力端は、オア回路12b-24 の一方の入力端に接続されている。オア回路12b-24 の他方の入力端には、アンド回路12b-10 の出力端が接続されている。オア回路12b-24 の出力端は、シフトレジスタ12b-6に接続されている。
シフトレジスタ12b-22 には、シフトレジスタ12b-6およびバッファ回路12b-13 の入力端が接続されている。また、シフトレジスタ12b-22 は、アンド回路12b-25 の一方の入力端に接続されている。アンド回路12b-25 の他方の入力端には、データ取り込み方向を設定するためのDIR信号であるFor信号が供給されるようになっている。アンド回路12b-25 の出力端は、オア回路12b-26 の一方の入力端に接続されている。オア回路12b-26 の他方の入力端には、アンド回路12b-11 の出力端が接続されている。オア回路12b-26 の出力端は、シフトレジスタ12b-6に接続されている。
本実施形態の構成において、たとえば図5に示すように、ドライバチップ12a’からドライバチップ12b’に表示制御信号を転送したとする。このとき、1ドライバチップにより駆動されるアドレス線の本数を256とすると、ドライバチップ12a’は、駆動可能なアドレス線以外のアドレス線を駆動させるための、G257,G258,G259,…の表示制御信号をドライバチップ12b’に転送する。それと同時に、たとえば、G257,G258,G259の表示制御信号を、ダミーのシフトレジスタ12b-22 に格納するようにする。
この状態において、データ転送方向を切り替えて、ドライバチップ12b’からドライバチップ12a’に表示制御信号を転送させる際には、ダミーのシフトレジスタ12b-22 に格納されているG257,G258,G259の表示制御信号を読み出し、シフトレジスタ12a-6に転送させる。
この動作を図6で示すと、液晶表示パネル10上の257,258,259ラインにあたるアドレス線のデータは、ドライバチップ12b’のDummy(257),Dummy(258),Dummy(259)にも格納される。よって、データ転送方向が切り替えられて逆転した際には、このダミーのデータを利用することにより、G254,G255,G256に正常な表示制御信号を出力することが可能となる。
上記したように、本実施形態の構成によれば、データ転送方向を切り替えても取り込むことが不可能であった、一旦、次段のドライバチップ12b’に転送した表示制御信号を、ドライバチップ12a’内に擬似的に取り込むことが可能となる。よって、ドライバチップ12a’,12b’間を跨いだ逆方向のデータ転送においても、アドレス線を正常に駆動できるようになるものである。
なお、上記した各実施形態においては、いずれもDIR信号をドライバチップの外部から与えるように構成した場合について説明した。これに限らず、たとえばドライバチップとしては、内部でDIR信号を生成できるように構成することも可能である。
図7は、上述した第1,第2の実施形態に適用することが可能な、ドライブチップの他の構成例を示すものである。ここでは、図4のドライブチップ12a’を例に説明する。また、ドライブチップ12a’と同一部分には同一符号を付し、詳しい説明は割愛する。
図7に示すように、このドライバチップ(Chip1)112a’の場合、パワーオンリセット回路20からの制御信号を用いて、データ取り込み方向を設定するためのDIR信号(For信号/Rev信号)を生成するDIR信号生成回路12a-31 が設けられている。DIR信号生成回路12a-31 は、パワーオンリセットの状態でU/D制御信号を取り込むことにより、データ取り込み方向を決定するように構成されている。
図8は、DIR信号生成回路12a-31 の構成例を示すものである。DIR信号生成回路12a-31 は、たとえば、フリップフロップ(LD)回路31aとインバータ回路31bとを有して構成されている。DIR信号生成回路12a-31 は、フリップフロップ回路31aによって、パワーオンリセット回路20からの制御信号とU/D制御信号とからFor信号を生成し、そのFor信号を直に出力する。また、そのFor信号を、インバータ回路31bにより反転させることによって、Rev信号を生成して出力するようになっている。
このように、DIR信号の生成に、電源立ち上げ時に使用するパワーオンリセット回路20からの制御信号を利用することによって、DIR信号をドライバチップの外部より供給することなしに、データ取り込み方向を設定できるようになる。しかも、電源が安定に供給されている間は、データ取り込み方向が変化しないので、アドレス線を正常に駆動することが可能となる。
なお、図4に示した構成のドライバチップ12a’に限らず、たとえば図2に示した構成のドライバチップ12aにおいて、パワーオンリセット回路20からの制御信号を利用してDIR信号の生成を行うように構成することも可能である。すなわち、図2に示した構成のドライバチップ12aにおいては、たとえば図9に示すドライバチップ(Chip1)112aのように、DIR信号生成回路12a-31 を用いてDIR信号の生成を行うように構成することも可能である。
また、上記した各実施形態においては、表示制御信号の転送方向の切り替え制御機能をもつアドレス線駆動回路であれば、1ラインごとまたは3ラインごとというように、アドレス線の駆動の方式に制限されるものではない。
また、各実施形態にかかるアドレス線駆動回路が用いられる液晶表示装置としては、アドレス線駆動回路が液晶表示パネルの左右両側にそれぞれ配置されているものに限らず、たとえば液晶表示パネルの左右のどちらか一方のみにアドレス線駆動回路が配置されている構成の液晶表示装置にも適用できることは勿論である。
さらに、アドレス線駆動回路としては、少なくとも1つのドライバチップを備えるものであればよい。
その他、本願発明は、上記(各)実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、上記(各)実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。たとえば、(各)実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題(の少なくとも1つ)が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果(の少なくとも1つ)が得られる場合には、その構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
10…液晶表示パネル、11a,11b…アドレス線駆動回路、12a,12b,12c,12a’,12b’,112a,112a’…ドライバチップ、12a-6,12b-6…シフトレジスタ、12a-4,12b-4…U/D制御信号入力端子、12a-16 ,12a-17 ,12b-16 ,12b-17…インバータ回路、12a-21 ,12a-22 ,12b-21 ,12b-22 …ダミーのシフトレジスタ、12a-31 …DIR信号生成回路。
Claims (5)
- 水平走査方向に沿った複数のアドレス線と垂直走査方向に沿った複数の信号線との交差部に、それぞれ画素を構成するための液晶表示素子を有した液晶パネルと、
前記複数のアドレス線をそれぞれ駆動する、表示制御信号の転送方向切り替え制御機能を備えるアドレス線駆動回路と、
前記複数の信号線をそれぞれ画像信号電圧により駆動する信号線駆動回路と
を具備し、
前記アドレス線駆動回路が、前記表示制御信号を取り込むシフトレジスタと、前記シフトレジスタでの前記表示制御信号の転送方向を切り替えるための切り替え回路と、前記表示制御信号の取り込み方向を設定するための設定回路と、を有してなることを特徴とする液晶表示装置。 - 水平走査方向に沿った複数のアドレス線と垂直走査方向に沿った複数の信号線との交差部に、それぞれ画素を構成するための液晶表示素子を有した液晶パネルの、前記複数のアドレス線をそれぞれ駆動する、表示制御信号の転送方向切り替え制御機能を備える液晶表示装置の駆動回路であって、
前記駆動回路は少なくとも1つの半導体集積回路を含み、
前記少なくとも1つの半導体集積回路は、
前記表示制御信号を取り込むシフトレジスタと、
前記シフトレジスタでの前記表示制御信号の転送方向を切り替えるための切り替え信号を生成する切り替え回路と、
前記表示制御信号の取り込み方向を設定するための設定信号を生成する設定回路と
を具備したことを特徴とする駆動回路。 - 前記設定回路は、前記少なくとも1つの半導体集積回路の外部より供給される制御信号をもとに、前記設定信号を生成するものであることを特徴とする請求項2に記載の駆動回路。
- 前記設定回路は、パワーオンリセット信号と前記切り替え信号とをもとに、前記設定信号を生成するものであることを特徴とする請求項2に記載の駆動回路。
- 前記少なくとも1つの半導体集積回路は、さらに、次段の半導体集積回路に転送された前記表示制御信号の、少なくとも一部の表示制御信号を格納するダミーのシフトレジスタを備えることを特徴とする請求項2に記載の駆動回路。
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