JP2008145079A - 空気調和装置の室内機 - Google Patents
空気調和装置の室内機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008145079A JP2008145079A JP2006335036A JP2006335036A JP2008145079A JP 2008145079 A JP2008145079 A JP 2008145079A JP 2006335036 A JP2006335036 A JP 2006335036A JP 2006335036 A JP2006335036 A JP 2006335036A JP 2008145079 A JP2008145079 A JP 2008145079A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- indoor unit
- guide member
- track
- guide groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
【解決手段】室内機2は、室内熱交換器12と、ファン13と、フィルタ21と、ローラー31と、ガイド部材41とを備えている。室内熱交換器12は、流入してくる空気流と熱交換を行なう。ファン13は、空気流を発生させる。フィルタ21は、空気流の中に含まれる塵埃を除去する。ローラー31は、フィルタ21を移動させる。ガイド部材41には、移動するフィルタ21を支持して所定の方向へ導くための案内溝42が形成されている。そして、ガイド部材41は、金型で射出成形される樹脂部品であって、ガイド部材41の案内溝42が有る側を金型のキャビティ側とし、案内溝42が無い側を金型のコア側として成形されている。
【選択図】図4
Description
以下図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の具体例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
図2は、本発明の一実施形態に係る空気調和装置の室内機の断面図である。室内機2は、室内の壁面に取り付けられる壁掛け型の室内機であり、図2に示すように、ケーシング10と、フレーム11、室内熱交換器12、ファン13、フィルタ21及びダストボックス60等を有している。
(フィルタ21)
図3は、フィルタ及びその周辺部品の分解斜視図である。図3において、フィルタ21は、空気中の塵埃を除去するフィルタ部22と、フィルタ部22の上下端、左右端及び中央部を支える支持枠23とを有する。本実施形態では、支持枠23は、エラストマで成形されており、外力によって容易に変形させられるが、外力が無くなると容易に復元される。なお、支持枠23の材質はエラストマに限定されるものではなく、ゴム、樹脂などの高分子材料から選定される。フィルタ21の左右端の支持枠23には、後述するピニオンギア32と噛み合うラック24が形成されている。
ローラー31は、両端にピニオンギア32を有している。各ピニオンギア32は、フィルタ21のラック24と噛み合っており、ピニオンギア32が回転することによって、フィルタ21は上下に移動する。
図4は、ガイド部材を一方の側面から視た拡大斜視図である。図4において、ガイド部材41は、フィルタ21が移動するための軌道となる案内溝42と、ピニオンギア32の回転軸33を支持する軸受43とを有している。
フィルタ21は、前述した案内溝42に沿って移動し所定の位置で停止する。フィルタ21の停止位置は、位置検知手段50によって検知される。図2において、位置検知手段50は、上方案内溝42dの終端近傍に配置されている。位置検知手段50は、リミットスイッチ51、レバー52及び回動部材53を含む。リミットスイッチ51は、内部の接点をボタンの移動によって開閉するものである。レバー52は、リミットスイッチ51の外側に蝶番式で装着されており、外力が加わると回動してリミットスイッチ51のボタンを押す。回動部材53は、フィルタ21のコーナーと接触することによって回動し、レバー52を押す。
ダストボックス60は、フィルタ21に付着した塵埃を除去して、その塵埃を一時的に溜める機能を有している。ダストボックス60は、ケーシング10の吹出し口15の上部位置に取り付けられている。このダストボックス60は、前面パネル10bが閉じられた状態でも、前面パネル10bとは干渉することなく着脱することができる。また、ダストボックス60には、回転ブラシ61が配設されており、この回転ブラシ61がフィルタ21に接触している。そして、回転ブラシ61は、ブラシ駆動モータ(図示せず)によって回転駆動される。
室内機2では、制御部により定期的に、或いは使用者が必要とするときにリモコンによってフィルタ21が自動的に清掃される。以下、その仕組みについて説明する。
ガイド部材41は、案内溝42を形成するために複数の壁が設けられている。例えば、図4において、前方案内溝42aは壁44と壁45と、下方案内溝42bは軸受43と壁46とによって、後方案内溝42cは壁47と壁48とによって、上方案内溝42dは壁44と壁49とによって形成されている。これらの壁44〜49は、フィルタ21のラック24を確実に支持するため、深さが8mm以上に設定されている。
上記の実施形態では、ガイド部材41にフィルタ21が移動する案内溝42が設けられているが、これに限定されるものではない。たとえば、ガイド部材41に凸状の軌道を設け、フィルタ21の端部に凸状の軌道が嵌る凹状の溝を設けてもよい。
(1)
室内機2では、フィルタ21の端部を支持するガイド部材41に、フィルタ21を所定の方向へ導くための案内溝42が形成されている。ガイド部材41は、案内溝42側を金型のキャビティ側とし成形され、案内溝42が無い側から突き出されて離型される。このため、案内溝42の内表面には突き出された跡が存在せず、フィルタ21の端部が案内溝42内表面上を滑らかに移動することができる。
室内機2では、フィルタ21の端部が案内溝42に囲まれて支持されるので、フィルタ21は、軌道を外れることなく移動することができ、動作の信頼性が高まる。
室内機2では、フィルタ21の端部に、フィルタ21を進行方向に送り出すピニオンギア32と噛み合うラック24が形成されている。案内溝42が、ラック24の歯先を滑らかに進行させるので、ラックの歯先が磨耗し難く耐久性が高い。
室内機2では、案内溝の深さ寸法が8mm以上であり、ラック24の歯幅寸法が確実に収まる。このため、溝のエッジとラックの歯先が干渉しないので、ラック24の歯先が傷つくことがなく、信頼性が向上する。
2 室内機
12 室内熱交換器
13 ファン
21 フィルタ
24 ラック
31 ローラー
32 ピニオンギア
41 ガイド部材
42 案内溝
Claims (6)
- 流入してくる空気流と熱交換を行なう室内熱交換器(12)と、
前記空気流を発生させるファン(13)と、
前記空気流の中に含まれる塵埃を除去するフィルタ(21)と、
前記フィルタを移動させるローラー(31)と、
移動する前記フィルタ(21)を支持して所定の方向へ導くための軌道が形成されているガイド部材(41)と、
を備え、
前記ガイド部材(41)は、金型で成形され、成形後に前記金型から前記ガイド部材(41)を突き出すピンが前記軌道上を避けて前記ガイド部材(41)を突き出すことによって離型されている、
空気調和装置(1)の室内機(2)。 - 流入してくる空気流と熱交換を行なう室内熱交換器(12)と、
前記空気流を発生させるファン(13)と、
前記空気流の中に含まれる塵埃を除去するフィルタ(21)と、
前記フィルタを移動させるローラー(31)と、
移動する前記フィルタ(21)を支持して所定の方向へ導くための軌道が形成されているガイド部材(41)と、
を備え、
前記ガイド部材(41)は、金型で射出成形される樹脂部品であって、前記ガイド部材(41)の前記軌道が有る側を前記金型のキャビティ側とし前記軌道が無い側を前記金型のコア側として成形されている、
空気調和装置(1)の室内機(2)。 - 前記軌道が断面凹状の溝(42)で形成されており、
前記フィルタ(21)の端部が前記溝(42)の内底面および内側面に接触しながら移動する、
請求項1又は請求項2に記載の空気調和装置(1)の室内機(2)。 - 前記ローラー(31)は、前記フィルタ(21)を進行方向に送り出すピニオンギア(32)を有し、
前記溝(42)の内面に接触する前記フィルタ(21)の端部に、前記ピニオンギア(32)と噛み合うラック(24)が形成されている、
請求項3に記載の空気調和装置(1)の室内機(2)。 - 前記溝(42)の深さ寸法が、前記ラック(24)の歯幅寸法以上である、
請求項4に記載の空気調和装置(1)の室内機(2)。 - 前記溝(42)の深さ寸法が8mm以上である、
請求項4に記載の空気調和装置(1)の室内機(2)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006335036A JP2008145079A (ja) | 2006-12-12 | 2006-12-12 | 空気調和装置の室内機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006335036A JP2008145079A (ja) | 2006-12-12 | 2006-12-12 | 空気調和装置の室内機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008145079A true JP2008145079A (ja) | 2008-06-26 |
JP2008145079A5 JP2008145079A5 (ja) | 2009-09-24 |
Family
ID=39605452
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006335036A Pending JP2008145079A (ja) | 2006-12-12 | 2006-12-12 | 空気調和装置の室内機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008145079A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012037119A (ja) * | 2010-08-05 | 2012-02-23 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 空気調和機 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05106859A (ja) * | 1991-10-17 | 1993-04-27 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機の室内機ユニツト |
JPH08323772A (ja) * | 1995-06-05 | 1996-12-10 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフボール成形用金型 |
JPH11287513A (ja) * | 1998-03-31 | 1999-10-19 | Sanyo Electric Co Ltd | 壁埋込型空気調和機のエアーフィルタ支持装置 |
JP2001065702A (ja) * | 1999-08-27 | 2001-03-16 | Ntn Corp | ベーンシール |
JP2002005504A (ja) * | 2000-06-20 | 2002-01-09 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
JP2005098273A (ja) * | 2003-09-25 | 2005-04-14 | Sanwa Kasei Kk | ロッカーアーム用ダミーシャフト |
-
2006
- 2006-12-12 JP JP2006335036A patent/JP2008145079A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05106859A (ja) * | 1991-10-17 | 1993-04-27 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機の室内機ユニツト |
JPH08323772A (ja) * | 1995-06-05 | 1996-12-10 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフボール成形用金型 |
JPH11287513A (ja) * | 1998-03-31 | 1999-10-19 | Sanyo Electric Co Ltd | 壁埋込型空気調和機のエアーフィルタ支持装置 |
JP2001065702A (ja) * | 1999-08-27 | 2001-03-16 | Ntn Corp | ベーンシール |
JP2002005504A (ja) * | 2000-06-20 | 2002-01-09 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
JP2005098273A (ja) * | 2003-09-25 | 2005-04-14 | Sanwa Kasei Kk | ロッカーアーム用ダミーシャフト |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012037119A (ja) * | 2010-08-05 | 2012-02-23 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 空気調和機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4915230B2 (ja) | 空気調和装置の室内機 | |
JP4175407B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP5294440B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP5034473B2 (ja) | 空気調和装置の室内機 | |
JP5240960B2 (ja) | 空気調和機用清掃装置と空気調和機 | |
JP2011021802A (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP2008116189A (ja) | 空気調和機 | |
JP2011149683A (ja) | エアーフィルター清掃装置および空気調和機の室内機 | |
JP2010210191A (ja) | 空気調節装置 | |
JP2007107728A (ja) | 空気調和機 | |
JP2010243030A (ja) | 給気換気装置 | |
JP2008170808A (ja) | 集塵機構並びに投射型映像表示装置及び電子機器 | |
JP4967792B2 (ja) | 空気調和装置の室内ユニット | |
JP2008145079A (ja) | 空気調和装置の室内機 | |
CN206037236U (zh) | 空调机的室内机 | |
JP2008145079A5 (ja) | ||
JP2011050962A (ja) | 空気調和機 | |
JP2009014264A (ja) | 空気調和機 | |
JP4887035B2 (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP2007155240A (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP5479396B2 (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP2010197014A (ja) | 空気調和機 | |
JP2020000988A (ja) | フィルタ清掃ユニット及び空気調和機 | |
JP2004069176A (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP4887036B2 (ja) | 空気調和機の室内機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090811 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090811 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20090811 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110617 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110906 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111102 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120221 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120703 |