JP2008144441A - 作業機のアーム伸縮構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構造で低コストの作業機のアーム伸縮構造を提供する。
【解決手段】ブーム3の先端部に回転自在に連結された第1アーム4aと、該第1アームの上側に平行リンク9a,9bによってピン結合され前後方向に揺動可能にされるとともに、前記第1アーム4aに対して前後方向に伸縮された時に当該第1アーム4aの上部端面に載置される第2アーム4bとから構成され、前記第2アーム4bは、その下部に伸縮時において前記第1アーム4aの先端部に設けられた取付部に着脱自在に連結される連結部4e,4fが少なくとも2箇所形成され、更に前記第2アームの後部に、伸縮時において前記第1アーム4aに前後方向に少なくとも2箇所に離隔して設けられた伸縮時用の位置決めピン4g,4hに係止されるフック10が設けられている作業機1のアーム伸縮構造。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、建物の解体機、建設作業機、農業等の作業機械等の各種作業機におけるアーム伸縮構造に関するものである。
従来、上記各種の作業機において、クローラ等で移動する旋回自在な作業機本体にブームを介してアームが設けられ、油圧シリンダーで前記ブーム及びアームが起伏され、前記アーム先端部にバケット等の作業用アタッチメントが連結されるものが知られている。
このような作業機として、例えば、高所の果実を採取する作業機械(特許文献1参照)、掘削用バケットを備えた建設機械等が知られている(特許文献2参照)。
特開2006−061162号公報 特開2004−211505号公報
しかし、従来の作業機のアームの伸縮構造は、図5(A)に示すように、箱形の筒体に形成されたアーム15,16を油圧シリンダー等で伸縮させたり、図5(B)に示すように、重ね型のアーム17,18を油圧シリンダーで伸縮させるものがほとんどである。このようなアームの伸縮構造では、スライドさせる構造であるので、スムーズな伸縮作用に為に、アームのスライド部をガタ付き無く平滑に形成することが必要であり、且つ、潤滑剤を塗布することも必要となる。よって、伸縮アームの製造上においてスライド用に高精度に製作することになって製造コストが嵩むものである。そこで、本発明に係る作業機のアーム伸縮構造は、このような課題を解決するために提案されたものである。
本発明に係る作業機のアーム伸縮構造の上記課題を解決して目的を達成するための要旨は、作業機における起伏自在なブームの先端側に装備されるアームを伸縮させる伸縮機構において、前記アームが、前記ブームの先端部に基部が回転自在に連結されるとともに当該ブームの伸縮装置に連結された第1アームと、該第1アームの上側に平行リンクによってピン結合され前後方向に揺動可能にされるとともに前記第1アームに対して前後方向に伸縮された時に当該第1アームの上部端面に載置される第2アームとから構成され、前記第2アームは、そのアーム本体下部に伸縮時において前記第1アームの先端部に設けられた取付部に着脱自在に連結される連結部が少なくとも2箇所に形成され、更に、前記第2アームのアーム本体の後部に、伸縮時において前記第1アームに前後方向に少なくとも2箇所に離隔して設けられた伸縮時用の位置決めピンに係止されるフックが設けられていることである。
第2アームを揺動させるため、平行リンクに平行にして設置される油圧駆動による駆動装置が設けられていることを含むものである。
本発明の作業機のアーム伸縮構造によれば、例えば、第1アームと第2アーム等と複数に分割されてなるアームの伸縮を、アーム同士を摺接させないでスライド部を無くした構造とすることで実現させたものである。また、平行リンクにより伸ばした時と、縮めた時とのみ、アームの長さが変わり、その途中において無段階で連続的に長さが変わるものではないので、構造が簡易になるとともに、前記アームの製作コストが低減され、作業機の組立工期及びコストが低減され、作業機全体のコスト低減となるものである。
本発明に係る作業機のアーム伸縮構造は、図1に示すように、例えば、建物の解体機、建設作業機、農業等の作業機械等の各種作業機におけるアーム伸縮構造である。この作業機1は、クローラ2aを備えて移動自在で操作室2bを備えた作業機本体2と、該作業機本体2に設けられ起伏自在なブーム3と、該ブーム3の先端側に装備されるアーム4と、該アーム4の先端部にピン結合などにより着脱自在に連結される作業用のバケット等のアタッチメント5とがある。
更に、前記ブーム3やアーム4を起伏させる駆動装置として、ブーム用の油圧シリンダー6,アーム用の油圧シリンダー7,アタッチメント5用の油圧シリンダー8が設けられている。
そして、前記アーム4は、第1アーム4aと、その上に載置される第2アーム4bの、複数のアームからなる。前記第1アーム4aは、前記ブーム3の先端部にピン用の孔が設けられた連結部3aに、基部4cに設けた連結孔が介在してそこに連結ピンが挿入されてピン結合により回転自在に連結されるとともに、当該ブーム3の伸縮装置である油圧シリンダー7のロッド先端部7aがピン結合されて回転自在に連結されている。
前記第2アーム4bは、前記第1アーム4aの上側に平行リンク9a,9bによってピン結合され前後方向に揺動可能にされている。更に、前記第1アーム4aに対して前後方向に平行リンク9a,9bで伸縮された時に、当該第1アーム4aの上部端面に当接して載置される。
前記第2アーム4bには、図1乃至図3に示すように、そのアーム本体下部に伸縮時において前記第1アーム4aの先端部に設けられた取付部である連結部4dにピン結合により着脱自在に連結される連結部4e,4fが2箇所に形成されている。この第2アーム4b側の連結部は、強度的に安定させる意味で2箇所以上に設けられる。また、その場合に、第1アーム4a側にも、前記連結部に対応させた位置に連結部を設けるものである。
更に、図3に示すように、前記第2アーム4bのアーム本体の後部に、伸縮時において前記第1アーム4aに前後方向に少なくとも2箇所に離隔して設けられた伸縮時用の位置決めピン4g(4h)に係止されるフック10が設けられている。このフック10は、前方向に突出した爪が形成されており、前記アーム本体の後部に固着されている。
前記第1アーム4a側に設ける位置決めピン4g,4hは、例えば、図1に示す縮退時において、前記位置決めピン4gに前記フック10の爪が係止されるとともに、第1アーム側の連結部4dと第2アーム側の連結部4eとがピンで連結される。なお、このとき、第2アーム側のもう一つの連結部4fは、第1アーム側に対応する連結部を設けて連結しても良いし、連結しなくても良い。このように、第2アーム4bを後方に戻してアーム4の長さを縮めた時に、当該第2アーム4bは、連結部4eとフック10とが、第1アーム4aの連結部4dに連結し及び位置決めピン4gに係止されて、第1アーム4aに位置固定されるものである。
また、アーム4の伸長時は、図2乃至図3に示すように、前記第1アーム側の位置決めピン4hに前記フック10の爪が係止されるとともに、第1アーム側の連結部4dと第2アーム側の連結部4fとがピンで連結される。第2アーム側の連結部4eは前方に突出する。このように、第2アーム4bを前方に突出させてアーム4の長さを伸ばした時に、当該第2アーム4bは、連結部4fとフック10とが、第1アーム4aの連結部4dに連結し及び位置決めピン4hに係止されて、第1アーム4aに位置固定されるものである。
本発明の第2実施例は、図4に示すように、第2アーム4bを前後方向に揺動させるため、平行リンク9a,9bに平行にして設置される油圧駆動による駆動装置11が設けられているものである。これにより、第2アーム4bの揺動作業がリモートコントロール等で容易に行えるようになるものである。
本発明に係る作業機1のアーム伸縮構造を示す、アーム縮退時の側面図である。 同本発明の作業機のアーム伸縮構造を示す、アーム伸長時の側面図である。 アーム4のフック10の構造を示す一部拡大詳細側面図である。 第2実施例に係るアーム4の揺動状態を示す説明図である。 従来例に係る作業機のアームの構造を示す説明図(A),(B)である。
符号の説明
1 作業機、
2 作業機本体、
3 ブーム、
4 アーム、 4a 第1アーム、
4b 第2アーム、 4c 基部、
4d 連結部、 4e 連結部、
4f 連結部、 4g,4h 位置決めピン、
5 バケット等のアタッチメント、
6 ブーム用の油圧シリンダー、
7 アーム用の油圧シリンダー、
8 バケット用の油圧シリンダー、
9a,9b 平行リンク、
10 フック、
11 駆動装置。

Claims (2)

  1. 作業機における起伏自在なブームの先端側に装備されるアームを伸縮させる伸縮機構において、
    前記アームが、前記ブームの先端部に基部が回転自在に連結されるとともに当該ブームの伸縮装置に連結された第1アームと、該第1アームの上側に平行リンクによってピン結合され前後方向に揺動可能にされるとともに前記第1アームに対して前後方向に伸縮された時に当該第1アームの上部端面に載置される第2アームとから構成され、
    前記第2アームは、そのアーム本体下部に伸縮時において前記第1アームの先端部に設けられた取付部に着脱自在に連結される連結部が少なくとも2箇所に形成され、更に、前記第2アームのアーム本体の後部に、伸縮時において前記第1アームに前後方向に少なくとも2箇所に離隔して設けられた伸縮時用の位置決めピンに係止されるフックが設けられていること、
    を特徴とする作業機のアーム伸縮構造。
  2. 第2アームを揺動させるため、平行リンクに平行にして設置される油圧駆動による駆動装置が設けられていること、
    を特徴とする請求項1に記載の作業機のアーム伸縮構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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