JP2008144359A - プレキャスト擁壁 - Google Patents

プレキャスト擁壁 Download PDF

Info

Publication number
JP2008144359A
JP2008144359A JP2006329085A JP2006329085A JP2008144359A JP 2008144359 A JP2008144359 A JP 2008144359A JP 2006329085 A JP2006329085 A JP 2006329085A JP 2006329085 A JP2006329085 A JP 2006329085A JP 2008144359 A JP2008144359 A JP 2008144359A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
retaining wall
side groove
precast
shaped retaining
side ditch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006329085A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Kawamura
英昭 川村
Takaya Hirano
貴也 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maeda Corp
Original Assignee
Maeda Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maeda Corp filed Critical Maeda Corp
Priority to JP2006329085A priority Critical patent/JP2008144359A/ja
Publication of JP2008144359A publication Critical patent/JP2008144359A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/60Planning or developing urban green infrastructure

Landscapes

  • Retaining Walls (AREA)
  • Sewage (AREA)

Abstract

【課題】L型擁壁と側溝の一体化施工を可能とするプレキャスト擁壁を提供する。
【解決手段】L型擁壁部2の下部外面に側溝部3が一体に形成されているプレキャスト擁壁1。これにより、L型擁壁と側溝を同時に一体施工でき、従って、工程を短縮できる。また、側溝設置のための基礎工の手間が省け、側溝3の沈下の恐れもなくなる。さらに、側溝部3がL型擁壁部2の下部外面に一体形成された形状なので、転倒・滑動に対する安定化が得られる。そして、L型擁壁部2の底壁5の延長上に側溝部3の底壁6が形成されている。さらに、L型擁壁部2には、内外面を貫通して側溝部3に臨む排水孔9が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、側溝部を一体に備えるプレキャスト擁壁に関する。
コンクリート製擁壁の一つとしてプレキャストL型擁壁がある。
図4は従来のプレキャストL型擁壁を用いた施工の一例を示したもので、例えば法面小段において、厚さ約1.0mの客土盛土を行う場合、図示のように、小段法肩部に高さ約1.0mのプレキャストL型擁壁41を設置する。そして、客土を盛土した後、小段天端に側溝42を設置する。なお、図中、43は手摺である。
ところで、L型擁壁の天端に、側溝ブロックの上端部を載置して固定した側溝付き擁壁がある(例えば特許文献1参照)。
特開2004−293187号公報
しかし、従来は、プレキャストL型擁壁41の設置工程と別に、小段天端への側溝42の設置工程を必要としていた。そして、側溝42の設置箇所は、植栽する客土の上であるため、転圧を十分に実施できないため、敷設後の側溝42の沈下等の問題が考えられる。
このような工程上及び施工後の問題は特許文献1の側溝付き擁壁の場合も同様である。
本発明の課題は、L型擁壁と側溝の一体化施工を可能とするプレキャスト擁壁を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、L型擁壁部の下部外面に側溝部が一体に形成されているプレキャスト擁壁を特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のプレキャスト擁壁であって、前記L型擁壁部の底壁の延長上に前記側溝部の底壁が形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のプレキャスト擁壁であって、前記L型擁壁部には、内外面を貫通して前記側溝部に臨む排水孔が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、L型擁壁部の下部外面に側溝部が一体に形成されたプレキャスト擁壁なので、L型擁壁と側溝を同時に一体施工でき、従って、工程を短縮できる。また、側溝部がL型擁壁部に一体形成により固定されているので、側溝設置のための基礎工の手間が省け、側溝の沈下の恐れもなくなる。さらに、側溝部がL型擁壁部の下部外面に一体形成された形状なので、転倒・滑動に対する安定化が得られる。
以下、図を参照して本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
図1は本発明を適用した一実施形態の構成として側溝一体型のプレキャストL型擁壁1を用いた施工の一例を示したもので、例えば法面小段において、厚さ約1.0mの客土盛土を行う場合、図示のように、小段法肩部に高さ約1.0mの側溝一体型のプレキャストL型擁壁1を設置する。
側溝一体型のプレキャストL型擁壁1は、図2に拡大して示すように、L型擁壁部2の下部外面に側溝部3を一体に形成したものである。すなわち、L型擁壁部2の縦壁4の下端において、その底壁5と反対側に側溝部3の底壁6を一様に一体形成するともに、その底壁6から立ち上がる側壁7を一体形成する。従って、L型擁壁部2と側溝部3は逆T型をなしている。
そして、L型擁壁部2の縦壁4の天端を肉厚に形成して手摺取付穴8を形成し、また、縦壁4の中間部には、その内外面を貫通して側溝部3に臨む排水孔9を形成する。
なお、L型擁壁部2のコンクリート内には、その縦壁4から底壁5にわたるL型の鉄筋11と、その交差方向の鉄筋12が配筋されている。また、側溝部3のコンクリート内にも、その側壁7から底壁6を経てL型擁壁2の底壁5に渡るL型の鉄筋13と、その交差方向の鉄筋12が配筋されている。
また、プレキャストL型擁壁1のコンクリート端面には、図3に示すように、L型擁壁2の縦壁4から側溝部3の底壁6を経て側壁7に渡るJ型のシール材嵌め込み溝15が形成されている。このシール材嵌め込み溝15にシール材が嵌め込こまれて、プレキャストL型擁壁1の接続部間のシールが図られている。
以上の側溝一体型のプレキャストL型擁壁1において、L型擁壁部2の縦壁4天端の手摺取付穴8に手摺21が挿入して固定される。また、盛土内には、L型擁壁部2の縦壁4に沿って排水孔9に接続する排水材31が埋設されている。
以上の側溝一体型のプレキャストL型擁壁1によれば、以下の優れた作用効果を発揮できる。
1)L型擁壁部2の縦壁4の下部外面に側溝部3が一体に形成されたため、L型擁壁と側溝を同時に一体施工できる。従って、工程を短縮できる。
2)また、側溝部3がL型擁壁部2に一体形成により固定されているため、盛土において、側溝設置のための基礎工の手間が省ける。そして、側溝の沈下の恐れもなくなる。
3)側溝部3がL型擁壁部2の下部外面に一体形成された形状で、すなわち、L型擁壁部2の底壁5と側溝部3の底壁6が一様に一体形成された逆T型のため、施工時や施工後の転倒・滑動に対する安定化が得られる。
なお、以上の実施形態においては、小段法肩部に施工する側溝一体型のプレキャストL型擁壁としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、より高い法肩部に施工する側溝一体型のプレキャストL型擁壁としても良い。
また、側溝一体型のプレキャストL型擁壁の各種寸法や形状等も任意であり、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
本発明を適用した一実施形態の構成を示すもので、プレキャストL型擁壁を用いた施工の一例を示した縦断面図である。 図1のプレキャストL型擁壁の拡大断面図である。 図1のプレキャストL型擁壁の拡大端面図である。 従来のプレキャストL型擁壁を用いた施工の一例を示した縦断面図である。
符号の説明
1 プレキャストL型擁壁
2 L型擁壁部
3 側溝部
4 縦壁
5・6 底壁
7 側壁
8 手摺取付穴
9 排水孔
11・12・13・14 鉄筋
15 シール材嵌め込み溝
21 手摺
31 排水材

Claims (3)

  1. L型擁壁部の下部外面に側溝部が一体に形成されていることを特徴とするプレキャスト擁壁。
  2. 前記L型擁壁部の底壁の延長上に前記側溝部の底壁が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のプレキャスト擁壁。
  3. 前記L型擁壁部には、内外面を貫通して前記側溝部に臨む排水孔が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のプレキャスト擁壁。
JP2006329085A 2006-12-06 2006-12-06 プレキャスト擁壁 Pending JP2008144359A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006329085A JP2008144359A (ja) 2006-12-06 2006-12-06 プレキャスト擁壁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006329085A JP2008144359A (ja) 2006-12-06 2006-12-06 プレキャスト擁壁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008144359A true JP2008144359A (ja) 2008-06-26

Family

ID=39604825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006329085A Pending JP2008144359A (ja) 2006-12-06 2006-12-06 プレキャスト擁壁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008144359A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2131348A2 (en) 2008-06-02 2009-12-09 Sony Corporation Display apparatus, driving methods and electronic instruments
JP2016166484A (ja) * 2015-03-10 2016-09-15 柔 寺澤 嵩上げブロック
CN118345869A (zh) * 2024-06-17 2024-07-16 成都大学 一种高寒区冲沟前沿挡土排水系统及其实施方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1143958A (ja) * 1997-05-29 1999-02-16 Fujibayashi Concrete Kogyo Kk 土留用コンクリートブロック
JP2001131994A (ja) * 1999-10-29 2001-05-15 Fujibayashi Concrete Kogyo Kk 大型コンクリートブロック製品の設置法
JP2001131992A (ja) * 1999-11-01 2001-05-15 Fujibayashi Concrete Kogyo Kk 大型コンクリートブロック製品の設置法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1143958A (ja) * 1997-05-29 1999-02-16 Fujibayashi Concrete Kogyo Kk 土留用コンクリートブロック
JP2001131994A (ja) * 1999-10-29 2001-05-15 Fujibayashi Concrete Kogyo Kk 大型コンクリートブロック製品の設置法
JP2001131992A (ja) * 1999-11-01 2001-05-15 Fujibayashi Concrete Kogyo Kk 大型コンクリートブロック製品の設置法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2131348A2 (en) 2008-06-02 2009-12-09 Sony Corporation Display apparatus, driving methods and electronic instruments
JP2016166484A (ja) * 2015-03-10 2016-09-15 柔 寺澤 嵩上げブロック
CN118345869A (zh) * 2024-06-17 2024-07-16 成都大学 一种高寒区冲沟前沿挡土排水系统及其实施方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100862977B1 (ko) 프리캐스트 콘크리트 널말뚝 시공방법
KR100952608B1 (ko) 기초보강 콘크리트관 구조체
JP4914062B2 (ja) 二段山留め壁とその構築方法
JP2008144359A (ja) プレキャスト擁壁
JP5465086B2 (ja) 地下構造物の構築方法
KR101521556B1 (ko) 벽체부재를 이용한 지중벽체의 시공방법
KR101271290B1 (ko) 지하 매립형 조립식 저류조
KR101007012B1 (ko) 터널 천단부 보강 구조물 및 이를 이용한 터널 천단부보강공법
JP4440799B2 (ja) 地盤の掘削方法
KR101521558B1 (ko) 그라우트 또는 슬라임의 관내 유입을 방지하는 벽체부재를 이용한 지중벽체 시공방법
JP4888293B2 (ja) 親杭横矢板からなる土留め壁、親杭横矢板からなる土留め壁の止水構造、及び親杭横矢板からなる土留め壁の構築方法、並びに親杭横矢板からなる土留め壁の止水工法
JP2007046343A (ja) 既存建物の直下地盤の液状化防止工法
JP2013053465A (ja) 地下構造物の構築方法、地下構造物およびプレキャストブロック
JP5852888B2 (ja) 半地下構造物
KR101159097B1 (ko) 종방향으로 연속화가 가능한 프리캐스트 교대 및 그 시공방법
KR200331557Y1 (ko) 말뚝 파일의 두부 연결구조
KR100860422B1 (ko) 수평,수직 일체형 콘크리트 구조물을 성형하기 위한 거푸집장치
JP4278006B2 (ja) 通路施工方法及び通路壁用部材
JP2006144470A (ja) 可変側溝及びその敷設工法
KR102116912B1 (ko) 에어 돔
KR101881075B1 (ko) 부반력 저항돌기를 구비한 덮개부재를 이용한 관로 설치용 받침대 시공방법
JP4616125B2 (ja) トンネル構築用プレキャスト梁及びトンネルの構築方法
KR101318301B1 (ko) 지하구조물용 프레임구조체 및 이를 사용한 지하구조물구축방법
KR101157987B1 (ko) 장선 구조재
JP2011021378A (ja) 立坑及び立坑の構築方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090924

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110329

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110726