JP2008143959A - 難燃性ポリウレタンフォーム - Google Patents

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Abstract

【課題】耐久性に優れる難燃性ポリウレタンフォームを提供する。特に、OA機器や車両用部品などの各種用途に用いられるフィルターやシール材に好適に用いることのできる難燃性に優れた軟質ポリウレタンフォームを提供する。
【解決手段】イソシアネート成分と、ポリオール成分、難燃剤、架橋剤、触媒、発泡剤を含む配合液とを混合し、発泡させてなるポリウレタンフォームであって、ポリオール成分としてポリエステルポリオール、難燃剤としてハロゲン原子を含まない難燃剤、架橋剤として水酸基を2個以上有する低分子量ポリオールを用いたポリウレタンフォーム。
【選択図】なし

Description

本発明は、難燃性を有するポリウレタンフォームに関する。特に、本発明はOA機器や車両用部品などの各種用途に用いられるフィルターやシール材に好適に用いることのできる難燃性に優れた軟質ポリウレタンフォームに関する。
ポリウレタンフォームの製造においては、ポリオール、イソシアネートのような主原料の他に、触媒、整泡剤、発泡剤及びその他の助剤(着色剤、鎖延長剤、架橋剤、充填剤、難燃剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、導電性物質、抗菌剤等)が必要に応じて使用されている。また、主成分となるポリオールはその構造によりポリエステルポリオールやポリエーテルポリオール等が存在するが、ポリエステルポリオールは耐溶剤性や引張り強さなどの機械的強度に優れ、ポリエーテルポリオールは弾性が高く、クッション性に優れるなどの特徴を有しており、用途に応じて使い分けられている。
特に、OA機器におけるトナーシール材や車両用の吸音材等のような高温にさらされる用途においては、機械的強度や耐溶剤性などの特性に加えて耐熱性、難燃性が要求される。このような用途においては、フォームの主原料に難燃剤を添加することにより耐熱性、難燃性を付与している。難燃剤としては、一般にハロゲン系の化合物を用いることが多いが、環境への配慮から、リン酸エステル系化合物等のハロゲン原子を含まない化合物による難燃性付与が求められている。
そのため、環境にやさしく、機械的強度や耐溶剤性に優れる難燃性ポリウレタンフォームを得るために、ポリエステルポリオールに難燃剤としてリン酸エステル系の難燃剤を添加することが試みられたが、このような場合、分子内にエステル結合を有しているため加水分解を受けやすく、得られるフォームの耐久性が充分でないことが課題となっている。
なお、本発明に関連する先行技術文献としては下記のものが挙げられる。
特開2005−29617号公報
従って、本発明はポリエステルポリオールを主原料とした、耐久性に優れる難燃性軟質ポリウレタンフォームを提供することを目的とする。特に、OA機器や車両用部品などの各種用途に用いられるフィルターやシール材に好適に用いることのできる難燃性に優れた軟質ポリウレタンフォームを提供することを目的とする。
本発明者らは、上記事情に鑑み鋭意検討した結果、ポリオール成分としてポリエステルポリオールを用いたポリウレタンフォーム発泡原料に、ハロゲン原子を含まない難燃剤及び架橋剤として水酸基を2個以上有する低分子量ポリオールを添加することにより、耐久性に優れたポリウレタンフォームが得られることを見出し、本発明に到達した。
即ち、本発明は、下記の難燃性ポリウレタンフォームを提供する。
〔1〕 イソシアネート成分と、ポリオール成分、難燃剤、架橋剤、触媒、発泡剤を含む配合液とを混合し、発泡させてなるポリウレタンフォームであって、ポリオール成分としてポリエステルポリオール、難燃剤としてハロゲン原子を含まない難燃剤、架橋剤として水酸基を2個以上有する低分子量ポリオールを用いたことを特徴とするポリウレタンフォーム。
〔2〕 前記難燃剤が、ハロゲン原子を含まないリン酸エステル系難燃剤であることを特徴とする〔1〕記載のポリウレタンフォーム。
〔3〕 前記低分子量ポリオールが、多価アルコールであることを特徴とする〔1〕又は〔2〕記載のポリウレタンフォーム。
〔4〕 前記多価アルコールとして、水酸基数の異なる多価アルコールを2種以上用いることを特徴とする〔3〕記載のポリウレタンフォーム。
〔5〕 前記発泡剤が水であることを特徴とする〔1〕乃至〔4〕のいずれか1項記載のポリウレタンフォーム。
本発明により、引張強度などの機械的特性、耐溶剤性及び熱的特性に優れながら充分な耐久性を有する難燃性ポリウレタンフォームを提供することができる。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の難燃性ポリウレタンフォームは、ポリエステルポリオールを主成分とし、リン酸エステル系難燃剤及び架橋剤を添加してなるものである。
本発明におけるヒドロキシル基を有するポリオールとしては、ポリエステルポリオールを用いる。ポリエステルポリオールとしては、ジカルボン酸とジオールやトリオール等との縮合により得られる縮合系ポリエステルポリオール,ジオールやトリオールをベースとし、ラクトンの開環重合により得られるラクトン系ポリエステルポリオール,ポリエーテルポリオールの末端をラクトンでエステル変性したエステル変性ポリオールなどのポリオールなどが例示される。本発明においては、ジカルボン酸とジオールとの縮合により得られるポリエステルポリオールを好適に用いることができる。このようなポリエステルポリオールとしては市販品を使用することができ、例えばエディフォームE−521(花王(株)製)等が挙げられる。
本発明において好適に用いられる上記ポリエステルポリオールの一分子中に含まれるヒドロキシル基の数としては、通常2〜4個、特に3個であることが好ましい。ヒドロキシル基の数が多すぎると反応性の制御が困難になる場合があり、少なすぎると物性が低下する場合がある。
また、上記ポリエステルポリオールの分子量は、数平均分子量として通常400〜12,000、好ましくは2,000〜6,000である。ポリエステルポリオールの数平均分子量が12,000を超えると、上記ポリオールの粘度が大きくなりすぎてポリウレタン発泡原液の攪拌効率が劣る場合がある。一方、ポリエステルポリオールの数平均分子量が400未満であると、反応性の制御が困難になる場合があるため好ましくない。なお、本発明において数平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC法)によりポリスチレン換算値として算出した値である。また、水酸基価は15〜500、特に40〜70であることが好ましい。
イソシアネート成分は、公知のものを使用することができ、例えば、トリレンジイソシアネート(TDI)、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、トリフェニルジイソシアネート、キシレンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニレンポリイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート等が挙げられ、これらは1種単独で用いてもよく、TDIとMDIを併用するなど、2種以上を必要に応じて併用してもよい。本発明においては、トリレンジイソシアネート(TDI)を好適に用いることができる。
ここで、上記TDIとしては、特に限定されるものではないが、2,4−TDIと2,6−TDIとの配合比(質量比)が100/0〜50/50の混合物であることが好ましく、80/20〜65/35の混合物であることが特に好ましい。
このようなTDIとしては市販品を使用することができ、TDIとしては、例えば2,4−TDIとしてコスモネートT−80(三井武田ケミカル(株)製)、2,6−TDIとしてコスモネートT−65B(三井武田ケミカル(株)製)等を好適に用いることができる。
上記イソシアネート基を有するイソシアネート成分(2種以上のイソシアネートを併用する場合には、その総量)が、上記ポリウレタン発泡原液中に占める割合としては、特に制限されるものではないが、その目安としてのイソシアネートインデックス(上記ポリウレタン発泡原液中の活性水素量(モル)を100とした時の、イソシアネート基の当量(モル)比)として通常70〜130、好ましくは100〜120である。イソシアネートインデックスが70未満であると、反応が不十分となり、フォーム形成が困難な場合があり、130を超えると反応性の制御が困難になる場合がある。
難燃剤としては、公知のものを使用することができ、本発明ではハロゲン原子を含まないものを用いる。これらは1種単独で用いてもよく、2種以上を必要に応じて併用してもよい。本発明においては、リン酸エステル系難燃剤が好ましく、具体的には、トリメチルホスフェート、トリエチルホスフェート、トリフェニルホスフェート、トリクレジルホスフェート、トリキシレニルホスフェート、クレジルジフェニルホスフェート、クレジルジ2,6−キシレニルホスフェートなどのノンハロゲンリン酸エステルや、芳香族縮合リン酸エステルなどのノンハロゲン縮合リン酸エステル等を挙げることができる。このような難燃剤としては、市販品を用いることができ、クレジルジフェニルホスフェート(味の素ファインテクノ(株)製)等を好適に用いることができる。なお、上記難燃剤の配合量は、ポリオール成分100質量部に対して通常1.0〜30.0質量部であり、より好ましくは2.0〜20.0質量部である。1.0質量部未満だと充分な難燃性を得ることができず、30.0質量部を超えると正常なフォームを発泡させることが困難となるおそれがあるのでこの好ましくない。
架橋剤としては、分子内に水酸基を2個以上有する低分子量ポリオールの1種又は2種以上が用いられる。このような低分子量ポリオールとしては、水酸基数が2個又は3個であり、数平均分子量60〜1,500のものが好ましく、100〜300のものがより好ましい。具体的には、2官能性の架橋剤としてエチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール及びジプロプレングリコール等、3官能性の架橋剤としてトリメチロールプロパン、グリセリン及び1,2,6−ヘキサントリオール等の多価アルコールが挙げられる。本発明においては、ジエチレングリコールやトリメチロールプロパンを好適に用いることができる。上記のような低分子量ポリオールを架橋剤として配合することにより、架橋密度が上がり、ポリエステルポリオール分子中のエステル結合が加水分解を受けた場合においても、フォームが充分な強度を保つことができるため、耐久性を向上させることができる。また、低分子量ポリオールを2種以上組み合わせて使用することで、架橋密度が更に上がり、耐久性を更に向上させることができる。このような架橋剤としては市販品を用いることができ、例えば、ジエチレングリコール(三井化学(株)製)やトリメチロールプロパン(東洋ケミカルズ(株)製)等を用いることができる。
なお、上記ポリウレタン発泡原液中の架橋剤の配合量(2種以上併用する場合はその合計量)としては、上記ポリオール100質量部に対して通常0.1〜10.0質量部、特に0.2〜4.0質量部とすることが好ましい。0.1質量部未満だと、架橋が不充分となるため、フォームの耐久性低下を招くおそれがあり、10.0質量部を超えると、正常なフォームを発泡させることが困難となる場合がある。
本発明における上記ポリウレタン発泡原液は、発泡成形の際の反応性の観点から触媒を含むことが好ましい。触媒としては、ポリウレタンフォームの製造において汎用のものを用いることができ、用途や要求に応じて1種又は2種以上を組み合わせて使用することができる。具体的には、エチルモルホリン、トリエチレンジアミン及びジエタノールアミン等のアミン触媒や、2−エチルへキシル酸第一錫、ジブチル錫ラウレート及びスタナスオクテート等の錫触媒を挙げることができる。上記触媒としては市販品を用いることができ、例えばN−エチルモルホリンとしてカオーライザーNo.22(花王(株)製)、2−エチルへキシル酸第一錫としてニッカオクチックス錫28%(日本化学産業(株)製)等を好適に用いることができる。なお、ポリウレタン発泡原液中の触媒の配合量としては、上記ポリオール100質量部に対して通常0.01〜8.0質量部であり、より好ましくは0.02〜4.0質量部である。
また、本発明におけるポリウレタン発泡原液には、環境問題とコストの観点から発泡剤として水を含むことが好ましい。水はポリイソシアネートと反応して炭酸ガスを発生させることから、本発明において発泡剤として用いることができる。ポリウレタン発泡原液中の発泡剤の配合量としては、上記ポリオール100質量部に対して通常0.5〜8.0質量部、好ましくは1.5〜6.0質量部である。発泡剤の配合量が上記範囲を逸脱すると、フォーム発泡時の反応性の制御が困難になる場合がある。
更に、本発明における上記ポリウレタン発泡原液には整泡剤を配合してもよい。整泡剤としては、ポリウレタン発泡成形体用のものとして汎用のものを用いることができるが、
本発明においてはポリオキシアルキレン・ジメチルポリシロキサンコポリマー、石油スルフォネート塩及びオレイン酸ジメチルアミン塩等が好ましく、本発明では、ポリオキシアルキレン・ジメチルポリシロキサンコポリマーやオレイン酸ジメチルアミン塩を好適に用いることができる。このような整泡剤としては市販品を用いることができ、具体的には、PRX607(東レ・ダウコーニングシリコーン(株)製)やAX−31(三洋化成工業(株)製)等を用いることができる。なお、上記ポリウレタン発泡原液中の整泡剤の配合量としては、上記のポリオール100質量部に対して通常0.1〜10.0質量部、特に0.5〜5.0質量部とすることが好ましい。整泡剤の配合量が上記範囲を逸脱すると、独泡性の制御が困難となるので好ましくない。
更に、本発明のポリウレタンフォーム配合物に対しては、必要に応じて公知の各種添加剤を配合することができ、例えば、顔料等の着色剤、鎖延長剤、炭酸カルシウム等の充填剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、カーボンブラック等の導電性物質、抗菌剤、界面活性剤などを配合することができる。この場合、配合量は、通常使用される範囲で差し支えない。
本発明の難燃性ポリウレタンフォームは、引張強度などの機械的特性、耐溶剤性及び熱的特性に優れながら充分な耐久性を有するものであり、OA機器や車両用部品などの各種用途に用いられるフィルターやシール材に好適に用いることができるものである。
なお、ポリウレタンフォームを発泡成形する方法としては、従来公知の方法を採用し得る。ここで、各成分の配合順序に特に制限はないが、上記ポリウレタン発泡原液を構成するその他の各成分(ポリオール成分及びイソシアネート成分以外の各成分)については、個々に予めポリオール成分又はイソシアネート成分に配合しておくことが通常行われる。また、その配合の組合せについても特に制限はなく、混合する際に使用する装置の仕様や、得られるポリウレタン発泡成形体の物性等を鑑みて配合の組み合わせが適宜設定されるが、イソシアネート基の失活を最小限に抑制する観点から、ポリオール成分とイソシアネート成分とを除いた残りの各成分については、全てポリオール成分に予め配合しておくことが好適である。
以下、本発明について実施例及び比較例を挙げて詳細に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるものではない。なお、下記の例において部及び%は質量部及び質量%を示す。
[実施例1〜3、比較例1,2]
表1に示すポリウレタンフォーム原料配合及びイソシアネートインデックスで常法に従ってワンショット法により難燃性ポリウレタンフォームを製造した。得られたポリウレタンフォームについては、JIS K 7222に基づき密度、JIS K 6400に基づき硬さ、通気性、引張強度及び伸びを測定すると共に、下記の方法により難燃性及び耐久性低下率について評価を行った。評価結果は表2に示した。
《評価方法》
難燃性
UL94規格の発泡材料の水平燃焼性試験に従い、150mm×50mm×12.5mm厚の試験片を作製して燃焼性試験を行い、UL94規格の判定基準に基づき、HF−1、HF−2、HBFもしくは不合格の判定を行った。
耐久性低下率
得られたポリウレタンフォームを、120℃に保持したオートクレイブ内に16時間放置した後、引張強度を測定し、放置前におけるフォームの引張強度からの低下率を下記式により求めた。
耐久性低下率(%)=(引張強度初期−引張強度16時間後)/引張強度初期×100
Figure 2008143959
ポリオール:ポリエステルポリオール、エディフォームE521、分子量:2,200、水酸基価:60(花王(株)製)
イソシアネート:2,4−トリレンジイソシアネート、コスモネートT−80(三井武田ケミカル(株)製)
イソシアネート:2,6−トリレンジイソシアネート、コスモネートT−65B(三井武田ケミカル(株)製)
発泡剤:水
アミン触媒:N−エチルモルホリン、カオーライザーNo.22(花王(株)製)
界面活性剤:特殊非イオン性界面活性剤、BJ−100(花王(株)製)
整泡剤:シリコーン、PRX607(東レ・ダウコーニングシリコーン(株)製)
整泡剤:オレイン酸ジメチルアミン塩及びオレイン酸の混合物、AX−31(三洋化成工業(株)製)
錫触媒:2−エチルヘキシル酸第一錫、ニッカオクチックス錫28%(日本化学産業(株)製)
ノンハロゲン難燃剤:クレジルジフェニルホスフェート、クロニテックスCDP(味の素ファインテクノ(株)製)
含ハロゲン難燃剤:トリス(ジクロロプロピル)ホスフェート及びトリス(クロロプロピル)ホスフェートの混合物、MDCP(味の素ファインテクノ(株)製)
架橋剤:ジエチレングリコール、ジエチレングリコール(三井化学(株)製)
架橋剤:トリメチロールプロパン、トリメチロールプロパンTMP(東洋ケミカルズ(株)製)
Figure 2008143959
表2の結果より、本発明の難燃性ポリウレタンフォームは、従来品に比較して引張強度の低下率が低く、耐久性に優れるものである。

Claims (5)

  1. イソシアネート成分と、ポリオール成分、難燃剤、架橋剤、触媒、発泡剤を含む配合液とを混合し、発泡させてなるポリウレタンフォームであって、ポリオール成分としてポリエステルポリオール、難燃剤としてハロゲン原子を含まない難燃剤、架橋剤として水酸基を2個以上有する低分子量ポリオールを用いたことを特徴とするポリウレタンフォーム。
  2. 前記難燃剤が、ハロゲン原子を含まないリン酸エステル系難燃剤であることを特徴とする請求項1記載のポリウレタンフォーム。
  3. 前記低分子量ポリオールが、多価アルコールであることを特徴とする請求項1又は2記載のポリウレタンフォーム。
  4. 前記多価アルコールとして、水酸基数の異なる多価アルコールを2種以上用いることを特徴とする請求項3記載のポリウレタンフォーム。
  5. 前記発泡剤が水であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のポリウレタンフォーム。
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