JP5096729B2 - ポリオール組成物およびポリウレタンフォーム - Google Patents

ポリオール組成物およびポリウレタンフォーム Download PDF

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Description

本発明は、ポリオール組成物およびポリウレタンフォーム、詳しくは、ポリオール組成物と、そのポリオール組成物が用いられるポリウレタンフォームに関する。
軟質ポリウレタンフォームなどのポリウレタンフォームは、ポリオールとポリイソシアネートとを、発泡剤の存在下、反応および発泡させることにより製造されている。
ポリウレタンフォームの製造に用いられるポリオールは、ポリオールに、発泡剤、触媒、整泡剤などの各種添加剤を配合したプレミックスとして調製して使用されることもある。
また、ポリウレタンフォーム、とりわけ、軟質ポリウレタンフォームは、スコーチ(焼け、すなわち黄変)が発生しやすく、このようなスコーチを防止すべく、ポリオールあるいはプレミックスには、通常、添加剤として、ヒンダードフェノール系酸化防止剤などの酸化防止剤が配合されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−206710号
しかるに、ヒンダードフェノール系酸化防止剤として、メチロックス骨格を有する酸化防止剤を用いると、耐スコーチ性の向上を顕著に図ることができる一方で、得られたポリウレタンフォームがピンク色に変色するという不具合がある。
とりわけ、高度の耐スコーチ性が要求されるときには、酸化防止剤として、メチロックス骨格を有する酸化防止剤にアミン系酸化防止剤を併用することがあるが、その場合にはピンク色への変色がより顕著となる。
本発明の目的は、ピンク色に変色することを防止しつつ、耐スコーチ性の向上を図ることのできる、ポリオール組成物、および、そのポリオール組成物が用いられるポリウレタンフォームを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のポリオール組成物は、水酸基価が5〜1000KOHmg/gであり、平均官能基数が1.5〜8.0であるポリオールと、メチロックス骨格を複数有する酸化防止剤と、メチロックス骨格を1つ有する酸化防止剤とを含有することを特徴としている。
また、本発明のポリオール組成物では、さらに、アミン系酸化防止剤を含有することが好適である。
また、本発明のポリオール組成物では、メチロックス骨格を複数有する酸化防止剤、メチロックス骨格を1つ有する酸化防止剤、およびアミン系酸化防止剤の合計の重量割合が、ポリオール組成物に対して10〜20000ppmであることが好適である。
また、本発明のポリオール組成物では、メチロックス骨格を複数有する酸化防止剤と、メチロックス骨格を1つ有する酸化防止剤との重量比率が、メチロックス骨格を1つ有する酸化防止剤100重量部に対して、メチロックス骨格を複数有する酸化防止剤が30〜300重量部であることが好適である。
また、本発明のポリウレタンフォームは、上記したポリオール組成物と、ポリイソシアネートとを、発泡剤の存在下、反応および発泡させることにより得られることを特徴としている。
また、本発明のポリウレタンフォームは、軟質ポリウレタンフォームであることが好適である。
本発明のポリオール組成物を用いて、ポリウレタンフォームを製造すれば、ピンク色に変色することを防止しつつ、耐スコーチ性の向上を顕著に図ることができる。そのため、ポリウレタンフォームの品質の向上を図ることができる。
本発明のポリオール組成物は、ポリオールと、メチロックス骨格を複数有する酸化防止剤と、メチロックス骨格を1つ有する酸化防止剤とを、少なくとも含有している。
本発明において、ポリオールは、分子中に2つ以上の水酸基を有する化合物であって、特に制限されないが、例えば、数平均分子量200〜20000、好ましくは、300〜10000の、ポリウレタン原料として用いられるマクロポリオールが挙げられる。マクロポリオールとしては、例えば、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリエステルポリオール、ポリエステルポリウレタンポリオールなどが挙げられる。ポリウレタンフォームの製造には、好ましくは、ポリエーテルポリオールが用いられる。
ポリエーテルポリオールは、例えば、水、アルコール類、アミン類、アンモニアなどを開始剤として、アルキレンオキサイドを付加重合させることにより、得ることができる。
開始剤としてのアルコール類としては、例えば、メタノール、エタノールなどの1価脂肪族アルコール類、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコールなどの2価脂肪族アルコール類、例えば、グリセリン、トリメチロールプロパンなどの3価脂肪族アルコール類、例えば、ペンタエリスリトールなどの4価脂肪族アルコール類、例えば、ソルビトールなどの6価脂肪族アルコール類、例えば、ショ糖などの8価脂肪族アルコール類などの1価または多価(2価〜8価)の脂肪族アルコール類が挙げられる。
また、開始剤としてのアミン類としては、例えば、ジメチルアミン、ジエチルアミンなどの1価脂肪族アミン類、例えば、メチルアミン、エチルアミンなどの2価脂肪族アミン類、例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンなどの3価脂肪族アミン類、例えば、エチレンジアミンなどの4価脂肪族アミン類、例えば、ジエチレントリアミンなどの5価脂肪族アミン類などの1価または多価の脂肪族アミン類、あるいは、例えば、トルイレンジアミンなどの芳香族アミン類などが挙げられる。
軟質ポリウレタンフォームを製造する場合には、開始剤として、好ましくは、プロピレングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパンなどが用いられる。また、硬質ポリウレタンフォームを製造する場合には、開始剤として、好ましくは、トリメチロールプロパン、ショ糖、エチレンジアミン、トルイレンジアミンなどが用いられる。
アルキレンオキサイドとしては、例えば、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、1,2−、1,3−、1,4−および2,3−ブチレンオキサイドおよびこれらの2種以上の併用が挙げられる。これらのうち、好ましくは、プロピレンオキサイドおよび/またはエチレンオキサイドが挙げられる。これらを併用する場合には、ブロック重合およびランダム重合のいずれの付加形式をも、適宜選択することができる。
そして、上記した付加重合により得られるポリオールは、その水酸基価(OH価)が、例えば、5〜1000KOHmg/g、好ましくは、10〜800KOHmg/gであり、平均官能基数が1.5〜8.0、好ましくは、2.5〜6.0である。
より具体的には、軟質ポリウレタンフォームを製造する場合には、ポリオールは、その水酸基価(OH価)が、例えば、5〜300KOHmg/g、好ましくは、10〜200KOHmg/gであり、平均官能基数が1.5〜8.0、好ましくは、2.0〜6.0である。
また、硬質ポリウレタンフォームを製造する場合には、ポリオールは、その水酸基価(OH価)が、例えば、100〜1000KOHmg/g、好ましくは、200〜800KOHmg/gであり、平均官能基数が1.5〜8.0、好ましくは、2.5〜7.0である。
また、ポリオールは、開始剤種類、水酸基価、平均官能基数、アルキレンオキサイド種類または付加形式のいずれかが異なる複数種類のポリオールを、その目的および用途により、適宜併用することもできる。
例えば、軟質ポリウレタンフォームを製造する場合には、ポリオールは、水酸基価30〜70KOHmg/g、平均官能基数2.0〜4.0の複数のポリオールを併用することもできる。
例えば、硬質ポリウレタンフォームを製造する場合には、ポリオールは、水酸基価200〜600KOHmg/g、平均官能基数3.0〜5.0であって、開始剤として芳香族アミン類を含むポリオールと、水酸基価200〜600KOHmg/g、平均官能基数3.0〜5.0の開始剤として芳香族アミン類を含まないポリオールを併用することができる。
本発明において、メチロックス骨格を有する酸化防止剤とは、下記式(1)で示されるメチロックス骨格を有する化合物である。
Figure 0005096729
本発明において、メチロックス骨格を有する酸化防止剤には、メチロックス骨格を複数有する酸化防止剤と、メチロックス骨格を1つ有する酸化防止剤とが含まれる。
メチロックス骨格を複数有する酸化防止剤とは、上記式(1)で示されるメチロックス骨格を、2つ以上、例えば、2〜6つ、好ましくは、2〜4つ有する化合物である。このようなメチロックス骨格を複数有する化合物は、例えば、多価アルコールとメチロックス酸が脱水縮合した構造に相当するものが挙げられる。
より具体的には、メチロックス骨格を2つ有する化合物は、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、シクロヘキサンジメタノール、ビスフェノールA、水素添加ビスフェノールAなどの2価アルコールと、その2価アルコールの水酸基数に相当するモル数のメチロックス酸が脱水縮合した構造に相当するものが挙げられる。
また、メチロックス骨格を3つ有する化合物は、例えば、グリセリン、2−メチル−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール、2,4−ジヒドロキシ−3−ヒドロキシメチルペンタン、1,2,6−ヘキサントリオール、トリメチロールプロパン、2,2−ビス(ヒドロキシメチル)−3−ブタノールなどの3価アルコールと、その3価アルコールの水酸基数に相当するモル数のメチロックス酸が脱水縮合した構造に相当するものが挙げられる。
また、メチロックス骨格を4つ有する化合物は、例えば、ペンタエリスリトールなどの4価アルコールと、その4価アルコールの水酸基数に相当するモル数のメチロックス酸が脱水縮合した構造に相当するものが挙げられる。
また、メチロックス骨格を6つ有する化合物は、例えば、ソルビトールなどの6価アルコールと、その6価アルコールの水酸基数に相当するモル数のメチロックス酸が脱水縮合した構造に相当するものが挙げられる。
これらメチロックス骨格を複数有する酸化防止剤は、1種類を単独使用してもよく、2種類以上を併用することもできる。
メチロックス骨格を複数有する酸化防止剤として、好ましくは、下記式(2)で示されるメチロックス骨格を4つ有する酸化防止剤が挙げられる。
Figure 0005096729
上記式(2)で示されるメチロックス骨格を4つ有する酸化防止剤は、例えば、イルガノックス(Irganox)−1010(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製)として市販されており、そのような市販品を用いることもできる。
メチロックス骨格を1つ有する酸化防止剤とは、上記式(1)で示されるメチロックス骨格を、1つ有する化合物である。このようなメチロックス骨格を1つ有する化合物は、例えば、1価アルコールとメチロックス酸が脱水縮合した構造に相当するものが挙げられる。
より具体的には、メチロックス骨格を1つ有する化合物は、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、ヘキサノール、オクタノール、デカノール、ドデカノール、テトラデカノール、ヘキサデカノール、オクタデカノール、エイコサノール、ドコサノール、テトラコサノール、ヘキサコサノールなどの炭素数1〜24の脂肪族アルコールと、その1価アルコールの水酸基数に相当するモル数のメチロックス酸が脱水縮合した構造に相当するものが挙げられる。
好ましくは、メチロックス骨格を1つ有する化合物は、オクタノール、デカノール、ドデカノール、テトラデカノール、ヘキサデカノール、オクタデカノールなどの炭素数8〜18の脂肪族アルコールと、その1価アルコールの水酸基数に相当するモル数のメチロックス酸が脱水縮合した構造に相当するものが挙げられる。
これらメチロックス骨格を1つ有する酸化防止剤は、1種類を単独使用してもよく、2種類以上を併用することもできる。
メチロックス骨格を1つ有する酸化防止剤として、好ましくは、下記式(3)または下記式(4)で示されるメチロックス骨格を1つ有する酸化防止剤が挙げられる。
Figure 0005096729
Figure 0005096729
上記式(3)で示されるメチロックス骨格を1つ有する酸化防止剤は、例えば、イルガノックス(Irganox)−1076(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製)として市販されており、そのような市販品を用いることもできる。
また、上記式(4)で示されるメチロックス骨格を1つ有する酸化防止剤は、例えば、イルガノックス(Irganox)−1135(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製)として市販されており、そのような市販品を用いることもできる。
そして、本発明では、メチロックス骨格を複数有する酸化防止剤と、メチロックス骨格を1つ有する酸化防止剤とが併用される。すなわち、メチロックス骨格を複数有する酸化防止剤を単独で配合すると、得られるポリウレタンフォームの耐スコーチ性を向上させることができる一方で、ピンク色に変色する。また、メチロックス骨格を1つ有する酸化防止剤を単独で配合すると、得られるポリウレタンフォームのピンク色に変色することを防止できる一方で、耐スコーチ性が低下する。そして、メチロックス骨格を複数有する酸化防止剤と、メチロックス骨格を1つ有する酸化防止剤とを併用することにより、ピンク色に変色することを防止しつつ、耐スコーチ性の向上を顕著に図ることができる。
メチロックス骨格を複数有する酸化防止剤のポリオール組成物に対する配合割合は、例えば、ポリオール100重量部に対して、メチロックス骨格を複数有する酸化防止剤が、例えば、0.0002重量部以上、好ましくは、0.002重量部以上、さらに好ましくは、0.02重量部以上で、例えば、1.5重量部以下、好ましくは、0.75重量部以下、さらに好ましくは、0.5重量部以下である。
メチロックス骨格を1つ有する酸化防止剤のポリオール組成物に対する配合割合は、例えば、ポリオール100重量部に対して、メチロックス骨格を1つ有する酸化防止剤が、例えば、0.0002重量部以上、好ましくは、0.002重量部以上、さらに好ましくは、0.02重量部以上で、例えば、1.5重量部以下、好ましくは、0.75重量部以下、さらに好ましくは、0.5重量部以下である。
メチロックス骨格を有する酸化防止剤(メチロックス骨格を複数有する酸化防止剤とメチロックス骨格を1つ有する酸化防止剤との合計)のポリオール組成物に対する重量割合は、例えば、ポリオール組成物に対して、例えば、10〜20000ppm、好ましくは、100〜10000ppm、さらに好ましくは、1000〜7000ppmである。メチロックス骨格を有する酸化防止剤の重量割合が、10ppm未満であると、ポリオールが保存状態で自己酸化劣化を生じて、発泡において内部亀裂発生などの異常現象を生じてしまうことがある。また、1000ppm未満であると、内部発熱温度が高くなるスラブ発泡などにおいては、耐スコーチ性が低下する場合がある。また、20000ppmを超えると、フォームの黄色に変色する速度が極端に速くなる場合がある。
また、メチロックス骨格を複数有する酸化防止剤と、メチロックス骨格を1つ有する酸化防止剤との重量比率は、メチロックス骨格を1つ有する酸化防止剤100重量部に対して、メチロックス骨格を複数有する酸化防止剤が、例えば、30〜300重量部、好ましくは、50〜200重量部、さらに好ましくは、70〜130重量部である。メチロックス骨格を複数有する酸化防止剤が、30重量部未満であると、耐スコーチ性が低下する場合がある。また、300重量部を超えると、ピンク色に変色することを防止できない場合がある。
また、本発明において、ポリオール組成物は、高度の耐スコーチ性が要求されるときには、アミン系酸化防止剤を併用してもよい。アミン系酸化防止剤は、特に制限されないが、例えば、4,4'-ジ−t−ブチル−ジフェニルアミン、4,4'-ジ−オクチル−ジフェニルアミンなどのアミン系酸化防止剤が挙げられる。
アミン系酸化防止剤を配合することにより、耐スコーチ性をより一層向上させることができる。一方、アミン系酸化防止剤を配合すると、ピンク色に変色しやすくなるが、本発明のポリオール組成物は、上記したように、メチロックス骨格を複数有する酸化防止剤と、メチロックス骨格を1つ有する酸化防止剤とを併用するので、たとえ、アミン系酸化防止剤を配合しても、かかる変色を有効に防止することができる。
アミン系酸化防止剤のポリオール組成物に対する配合割合は、例えば、ポリオール100重量部に対して、アミン系酸化防止剤が、例えば、0.01重量部以上、好ましくは、
0.03重量部以上、さらに好ましくは、0.05重量部以上で、例えば、0.5重量部以下、好ましくは、0.3重量部以下、さらに好ましくは、0.2重量部以下である。アミン系酸化防止剤の配合割合が、0.01重量部未満であると、耐スコーチ性の向上を図ることができない場合がある。また、0.5重量部を超えると、黄色に変色する度合いが強すぎる場合がある。
また、アミン系酸化防止剤と、メチロックス骨格を有する酸化防止剤(メチロックス骨格を複数有する酸化防止剤とメチロックス骨格を1つ有する酸化防止剤との合計)との重量比率は、メチロックス骨格を有する酸化防止剤100重量部に対して、アミン系酸化防止剤が、例えば、5〜400重量部、好ましくは、10〜100重量部、さらに好ましくは、15〜50重量部である。アミン系酸化防止剤が、5重量部未満であると、耐スコーチ性の向上を図ることができない場合がある。また、400重量部を超えると、黄色に変色する度合いが強すぎる場合がある。
メチロックス骨格を有する酸化防止剤(メチロックス骨格を複数有する酸化防止剤とメチロックス骨格を1つ有する酸化防止剤との合計)およびアミン系酸化防止剤の合計のポリオール組成物に対する重量割合は、例えば、ポリオール組成物に対して、例えば、10
〜20000ppm、好ましくは、100〜10000ppm、さらに好ましくは、1000〜7000ppmである。これら酸化防止剤の合計の重量割合が、1000ppm未満であると、耐スコーチ性が低下する場合がある。また、20000ppmを超えると、黄色に変色する速度が極端に速くなる場合がある。
また、本発明において、ポリオール組成物は、さらに必要に応じて、本発明の優れた効果を阻害しない範囲において、例えば、メチロックス骨格を有する酸化防止剤を除くフェノール系酸化防止剤、ベンゾフェノン系酸化防止剤、チオエーテル系酸化防止剤、リン系酸化防止剤などの公知の酸化防止剤を適宜の配合割合にて配合することができる。
また、本発明のポリオール組成物をポリウレタンフォームの製造に用いる場合には、本発明のポリオール組成物に、さらに、発泡剤、触媒、整泡剤などの各種添加剤を配合してプレミックスを調製する。
発泡剤としては、特に制限されないが、例えば、水および/またはハロゲン置換脂肪族炭化水素系発泡剤、例えば、トリクロロフルオロメタン、ジクロロジフルオロメタン、トリクロロエタン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、塩化メチレン、トリクロロトリフルオロエタン、ジブロモテトラフルオロエタン、四塩化炭素などが挙げられる。これら発泡剤は、単独使用または2種以上併用することができる。
発泡剤の配合割合は、例えば、ポリオール組成物100重量部に対して、例えば、0.1〜30.0重量部、好ましくは、0.5〜20.0重量部である。
水の配合割合は、例えば、ポリオール組成物100重量部に対して、例えば、0.1〜10.0重量部、好ましくは、0.5〜6.0重量部である。
触媒としては、特に制限されないが、例えば、トリエチルアミン、トリエチレンジアミン、N−メチルモルホリンなどの3級アミン類、例えば、テトラエチルヒドロキシルアンモニウムなどの4級アンモニウム塩、例えば、イミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾールなどのイミダゾール類などのアミン系触媒が挙げられる。また、例えば、酢酸スズ、オクチル酸スズ、ジブチルスズジラウレート、ジブチルスズクロライドなどの有機スズ系化合物、例えば、オクチル酸鉛、ナフテン酸鉛などの有機鉛系化合物、例えば、ナフテン酸ニッケルなどの有機ニッケル系化合物などの有機金属系触媒が挙げられる。これら触媒は、単独使用または2種以上併用することができる。
触媒の配合割合は、例えば、ポリオール組成物100重量部に対して、例えば、0.01〜2.0重量部、好ましくは、0.05〜1.0重量部である。
なお、触媒は、例えば、有機金属系触媒などの加水分解性が高いものは、例えば、予めプレミックスには配合せず、発泡直前にプレミックスに配合する。
整泡剤としては、特に制限されないが、例えば、シロキサン−オキシアルキレンブロック共重合体などのシリコーン系整泡剤が挙げられる。
整泡剤の配合割合は、例えば、ポリオール組成物100重量部に対して、例えば、0.1〜5.0重量部、好ましくは、0.3〜3.0重量部である。
プレミックスの調製には、上記した成分以外に、さらに必要により、鎖伸張剤、難燃剤、着色剤、可塑剤、紫外線吸収剤などの各種添加剤を適宜の配合割合にて配合することができる。
そして、本発明のポリオール組成物さらには、プレミックスは、上記した各成分を上記した配合割合で配合し、混合することにより、調製することができる。
本発明のポリオール組成物は、好ましくは、上記したように、プレミックスとして調製して、ポリウレタンフォームの製造に用いられる。
本発明のポリウレタンフォームを製造するには、例えば、本発明のポリオール組成物に、発泡剤、触媒および整泡剤などを配合してプレミックスを調製し、そのプレミックスと、ポリイソシアネートとを反応させると同時に発泡剤により発泡させる。
ポリイソシアネートとしては、特に制限されず、例えば、2,4−または2,6−トリレンジイソシアネート(TDI)、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、フェニレンジイソシアネート(PDI)、ナフタレンジイソシアネート(NDI)などの芳香族ポリイソシアネート、例えば、1,3−または1,4−キシリレンジイソシアネート(XDI)などの芳香脂肪族ポリイソシアネート、例えば、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)などの脂肪族ポリイソシアネート、例えば、3−イソシアナトメチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキシルイソシアネート(IPDI)、4,4’−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネート)(H12MDI)、1,3−または1,4−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサン(H6XDI)などの脂環族ポリイソシアネート、および、上記したポリイソシアネートのカルボジイミド変性体、ビウレット変性体、アロファネート変性体、二量体、三量体、または、ポリメチレンポリフェニルポリイソシアネート(クルードMDI、ポリメリックMDI)などが挙げられる。好ましくは、芳香族ポリイソシアネート、さらに好ましくは、TDIが挙げられる。これらポリイソシアネートは、単独使用または2種以上併用することができる。
ポリイソシアネートの配合割合は、例えば、イソシアネートインデックス(ポリオール組成物中の水酸基および、発泡剤としての水などの活性水素100に対するイソシアネート基の割合)として、例えば、60〜500、好ましくは、70〜130である。
そして、ポリウレタンフォームを製造するには、本発明のポリオール組成物を含むプレミックスと、ポリイソシアネートとを配合して、例えば、スラブ方式、モールド方式、スプレー方式など、公知の発泡方式により発泡させる。これによって、本発明のポリウレタンフォームを得ることができる。
本発明のポリウレタンフォームは、特に限定されず、例えば、軟質スラブフォーム、軟質モールドフォームなどの軟質フォーム、例えば、硬質スラブフォーム、硬質モールドフォームなどの硬質フォームとして、好ましくは、軟質フォーム、さらに好ましくは、軟質スラブフォームとして製造され、各種の産業用途において用いられる。
そして、本発明のポリウレタンフォームは、本発明のポリオール組成物が用いられているので、ピンク色に変色することが防止されつつ、しかも、耐スコーチ性の向上を顕著に図ることができる。そのため、ポリウレタンフォームの品質の向上を図ることができる。
以下、実施例および比較例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれにより限定されるものではない。
1)プレミックスの調製
ポリプロピレングリコール79−56(三井化学ポリウレタン社製、グリセリン開始剤のプロピレンオキサイドの単独付加重合体、水酸基価56、平均官能基数3、数平均分子量3000)に、表1に示す重量割合(ppm)となるように、イルガノックス1010、イルガノックス1076、イルガノックス1135、および、ステアラーSTAR(精工化学社製、ジ−t−ブチル−ジフェニルアミン)を溶解、配合し、実施例1〜8および比較例1〜4のポリオール組成物をそれぞれ調製した。各ポリオール組成物100重量部と、水4.5重量部と、ダブコ33LV(エアプロダクツ アンド ケミカルズ社製、トリエチレンジアミン/ジプロピレングリコール(67%溶液))0.3重量部と、L−580(GE東芝シリコーン社製、シリコーン系整泡剤)1.5重量部とを配合して実施例1〜8および比較例1〜4のプレミックスを調製した。
Figure 0005096729
2)ポリウレタンフォームの製造
上記により得られた各実施例および各比較例のプレミックスを、ハンドミキサーで攪拌した後、ダブコT−9(エアプロダクツ アンド ケミカルズ社製、オクチル酸スズ)0.17重量部を添加して、さらに5秒間攪拌後、イソシアネートインデックスが115となる割合で、TDI−80(トルエンジイソシアネート(2,4−異性体80重量%、2,6−異性体20重量%の混合物、三井化学ポリウレタン社製)を添加混合し、混合物を発泡箱に投入して、発泡させることにより、軟質スラブポリウレタンフォームを得た。
なお、軟質スラブポリウレタンフォームは、次の3)評価に示す重量ベースおよびスケールにて、それぞれ発泡した。
そして、得られた軟質スラブポリウレタンフォームについて、下記に示す方法により、ピンク変色度およびスコーチ度を評価した。その結果を表1に示す。
3)評価
3−1 ピンク変色度
ポリオール300gベースで、270mm×270mm×270mmのオープンボックスにて発泡した。室温で放置し、2日後に、ポリウレタンフォームの中央部から、100mm×100mm×30mmのフォーム片を切り出して、シャーレ(内径90mm)上に載置し、静置3日後に色差計にてフォーム片上面の赤みの度合い(a値)を測定した。
なお、シャーレには、ポリウレタンフォームのピンク変色を加速させるために、アミン触媒(Niax A1、GE東芝シリコーン社製、ビス(2−ジメチルアミノエチル)エーテル/ジプロピレングリコール(70%溶液))10gを、予め入れておいた。表1において、a値が高いほど、ピンク変色度が大きいことを示す。
3−2 スコーチ度
ポリオール120gベースで、200mm×200mm×200mmのオープンボックスにて発泡した。プレミックスの攪拌開始から3分後〜8分後まで、5分間電子レンジで1回目加熱(モード:弱、強度2)し、その後、デシケータ内にて減圧、外気挿入を2回繰り返し、再度、攪拌開始から14分後〜15分後まで、1分間電子レンジで加熱(モード:弱、強度2)した。翌日、ポリウレタンフォームをカットして、フォーム中央部付近で最も黄変している部位について、色差計にて黄変度(b値)を測定した。表1において、b値が高いほど、黄変度が大きい、つまり、スコーチ(焼け)の発生が大きいことを示す。
なお、上記の色差は、色差(CIE1976)のa値およびb値であり、色差値は、東京電色株式会社製、全自動色差計カラーエースMODEL TC−1にて測定した。

Claims (6)

  1. 水酸基価が5〜1000KOHmg/gであり、平均官能基数が1.5〜8.0であるポリオールと、メチロックス骨格を複数有する酸化防止剤と、メチロックス骨格を1つ有する酸化防止剤とを含有することを特徴とする、ポリオール組成物。
  2. さらに、アミン系酸化防止剤を含有することを特徴とする、請求項1に記載のポリオール組成物。
  3. メチロックス骨格を複数有する酸化防止剤、メチロックス骨格を1つ有する酸化防止剤、およびアミン系酸化防止剤の合計の重量割合が、ポリオール組成物に対して10〜20000ppmであることを特徴とする、請求項2に記載のポリオール組成物。
  4. メチロックス骨格を複数有する酸化防止剤と、メチロックス骨格を1つ有する酸化防止剤との重量比率が、メチロックス骨格を1つ有する酸化防止剤100重量部に対して、メチロックス骨格を複数有する酸化防止剤が30〜300重量部であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のポリオール組成物。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のポリオール組成物と、ポリイソシアネートとを、発泡剤の存在下、反応および発泡させることにより得られることを特徴とする、ポリウレタンフォーム。
  6. 軟質ポリウレタンフォームであることを特徴とする、請求項5に記載のポリウレタンフォーム。
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