JP2008142142A - 医療用コネクタ - Google Patents

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Yoshihiko Sano
嘉彦 佐野
Toshihiro Kikuchi
敏博 菊池
Manabu Kodo
学 小堂
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Abstract

【課題】 流路切り離しの際に血液の逆流を生じることのない医療用コネクタを提供する。
【解決手段】 コネクタは、先端に開口部111を有するハウジング11とこのハウジング11の基端に設けられた接続部12を含んでなるコネクタ本体1と、このコネクタ本体1のハウジング11に収容された弁体2を含んでおり、弁体2は液体通路215を有するスパイク体21とこのスパイク体21を液密に被覆する弾性シール体22を含んでいる。弾性シール体22の先端部分にはスリット225が設けられており、コネクタ本体1の開口部111に雄ルアーCを接続したときに、弾性シール体22が圧縮されてスリット225が開放され、スパイク体21の先端部211に隣接する部分の液体通路215が弾性シール体22の外に露出して、雄ルアーCの内腔と弁体2の液体通路3とが液体連通するとともに、縮径部214における液体通路3の容積が拡大するようになっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、医療用コネクタに関し、その一端に注射器の先端チップや輸液容器のコネクタを着脱自在に接続できるように構成される。
輸液や輸血等において、例えば血管内留置カテーテルと、血液、輸液等の流体が貯留された輸液バッグ、シリンジ等との接続に際して、必要に応じて液体流路の接続、切り離しを行うために、注入ポート等の医療用コネクタが介在される場合がある。
このようなコネクタとしては、内部キャビティが設けられた管状の本体と、この本体の内部キャビティに取り付けられた弁を含んでなり、弁は、閉鎖した先端部に側孔が設けられた中空のスパイク部と、このスパイク部の先端部を被覆する弾性封止体からなるものが知られている(特許文献1参照)。
特表平7−505064
このものは、管状の本体に例えば注射器の先端チップが挿着されたときに、弾性封止体が先端チップに押圧されて、スパイク部の先端部の側孔が露出する位置まで圧縮されることにより、先端チップの内部とスパイク部の内部が先端部の側孔を介して液体連通するものであり、管状の本体から注射器の先端チップを外すと、圧縮状態の弾性封止体がその弾発力により元の状態に戻り、先端部の側孔が再シールされるようになっている。
しかしながら、このものは、管状の本体から先端チップを外すときに、先端チップの内部に入り込んでいた側孔より先端側の部分が影響して、先端チップを含む注射器の内部が陰圧になり、その結果、血管からたとえば血管留置カテーテル内に血液が吸引される(即ち血液が逆流する)という欠点を有している。
本発明は、如上の事情に鑑みてなされたもので、流路切り離しの際に血液の逆流を生じることのない医療用コネクタを提供する。
本発明の医療用コネクタは、先端に雄ルアーを接続可能な開口部を有し、基端に血管内留置カテーテル等を接続可能な接続部を有するコネクタであって、先端に前記開口部を有するハウジングとこのハウジングの基端に設けられた前記接続部を含んでなるコネクタ本体と、このコネクタ本体のハウジングにその先端が前記開口部の先端と略面一になるように収容された弁体を含んでなり、この弁体はスパイク体とこのスパイク体を液密に被覆する略チューブ状の弾性シール体を含んでなり、前記スパイク体は先端部と基端部と中間部を有しており、前記先端部を除く部分には前記接続部の液体通路と連通する液体通路が設けられており、前記中間部には前記基端部との隣接部分に縮径部が設けられており、前記縮径部を除く中間部の外径が前記先端部方向に略テーパ状に縮径されるとともに、前記縮径部は隣接する先端側の部分に対して外径が縮小されており、前記弾性シール体は、先端に前記雄ルアーと当接する平坦面を有し、この平坦面を含む先端部分には前記スパイク体によって貫通され開放されるスリットが設けられており、前記コネクタ本体の開口部に前記雄ルアーを接続したときに、前記弾性シール体が圧縮されて前記スリットが開放され、前記スパイク体の液体通路の先端部分が前記弾性シール体の外に露出して、前記雄ルアーの内腔と前記スパイク体の液体通路とが液体連通するとともに、前記縮径部において液体通路の容積が拡大することを特徴とする。
ここで、スパイク体は、少なくとも中間部および先端部が中実に形成されており、少なくとも縮径部の部分の液体通路は弾性シール体側が開放されており、この開放された液体通路が弾性シール体によって閉鎖されてこの弾性シール体との間に閉鎖された液体通路が画成されている。基端部は中実に形成されていても中空に形成されていてもよい。そして基端部が中空に形成された場合、この中空部分が基端部の液体通路になり、縮径部の液体通路と液体連通される。中実部分は、同一の外径を有する断面円形の細い棒状に形成されており、先端部を除く中実部分には、先端方向に延びる複数個の突条が設けられており、この突条は、前記縮径部を除く中間部の外径が先端部方向に略テーパ状に縮径されるとともに、前記縮径部の突条は、隣接する先端側の突条の外径に対して略段差状に縮小されている。弾性シール体については、少なくとも、スパイク体の縮径部外径が段差状に縮小された部分および縮径部の先端側隣接部分に対応する部分が、外径方向に相対的に肉厚に形成されていてもよく、また、スパイク体の縮径部の先端側隣接部分に対応する部分が、先端方向に形成された複数の補強体で補強されていてもよい。
中実部分は、縮径部が隣接する先端側の部分に対して外径が略段差状に縮小されるとともに、この縮径部を除く中間部の外径が先端方向に略テーパ状に縮径されており、先端部を除く中実部分には、先端方向に延びる複数個の溝が設けられていてもよい。この場合にも、弾性シール体については、少なくとも、スパイク体の縮径部外径が段差状に縮小された部分および縮径部の先端側隣接部分に対応する部分が、外径方向に相対的に肉厚に形成されていてもよく、また、スパイク体の縮径部の先端側隣接部分に対応する部分が、先端方向に形成された複数の補強体で補強されていてもよい。
以上、一般的に本発明を記述したが、より一層の理解は、いくつかの特定の実施例を参照することによって得ることが出来る。これらの実施例は本明細書に例示の目的のためにのみ提供されるものであり、他の旨が特定されない限り、限定的なものではない。
本発明によれば、以下のような効果が期待できる。すなわち、本発明のコネクタは、スパイク体とこのスパイク体を液密に被覆する略チューブ状の弾性シール体を含む弁体を備え、スパイク体の中間部に縮径部が設けられており、コネクタ本体の開口部に雄ルアーが接続され弾性シール体が圧縮されたときに、縮径部と弾性シール体との間に画成される閉じた液体通路の容積が拡大するように構成されているので、雄ルアーを外したときに液体流路の容積が縮小し、液体通路の中が陽圧になる。従って、従来流路切り離しの際に発生していた血液の逆流(コネクタの基端方向への血液の流れ)を防止することができる。
先端に雄ルアーを接続可能な開口部を有し、基端に血管内留置カテーテル等を接続可能な接続部を有するコネクタであって、先端に前記開口部を有するハウジングとこのハウジングの基端に設けられた前記接続部を含んでなるコネクタ本体と、このコネクタ本体のハウジングにその先端が前記開口部の先端と略面一になるように収容された弁体を含んでなり、この弁体はスパイク体とこのスパイク体を液密に被覆する略チューブ状の弾性シール体を含んでなる。前記スパイク体は先端部と基端部と中間部を有しており、全体が同一の外径を有する断面円形の細い棒状に形成された中実部分を有するとともに、先端部を除く中実部分には、先端方向に延びる複数個の突条が設けられている。この突条は、その外径が先端部方向に略テーパ状に縮径されるとともに、中間部にはその基端部との隣接部分に縮径部が設けられている。この縮径部の突条は、隣接する先端側の突条に対して外径が略段差状に縮小されている。弾性シール体側の閉じた液体通路は、中実部分と2つの突条の間にできた弾性シール体側の開いた液体通路と弾性シール体との間に画成されている。弾性シール体は、先端に雄ルアーと当接する平坦面を有し、この平坦面を含む先端部分には前記スパイク体によって貫通され開放されるスリットが設けられ、スパイク体の縮径部外径が段差状に縮小された部分および縮径部の先端側隣接部分に対応する部分が、所定の長さに渉って外径方向に相対的に肉厚に形成されている。
先ず、実施例1について、図1〜図5を用いて説明する。
図1は実施例1の縦断面図であり、図2は図1に示す弁体のX−X線における拡大断面図、図3は図1に示すコネクタ本体とこのコネクタ本体の接続部と一体に形成されたスパイク体の縦断面図、図4は図1に示す弾性シール体の縦断面図、図5は図1に示すコネクタにシリンジの先端チップを接続した状態を示す縦断面図である。
実施例1の医療用コネクタは、図1に示すように、先端に雄ルアー(例えば図6に示す注射器の先端チップC)を接続可能な開口部111を有し、基端に血管内留置カテーテル等を接続可能な接続部12を有するコネクタであって、先端に開口部111を有するハウジング11とこのハウジング11の基端に設けられた接続部12を含んでなるコネクタ本体1と、このコネクタ本体1のハウジング11にその先端2211が開口部111の先端1111と略面一になるように収容された弁体2を含んでおり、この弁体2はスパイク体21とこのスパイク体21を液密に被覆する略チューブ状の弾性シール体22を含んでなる。スパイク体21は先端部211と基端部212と中間部213を有しており、全体が同一の外径を有する断面円形の細い棒状に形成された中実部分210を有するとともに、先端部211を除く中実部分210には、先端方向に延びる複数個の突条216が設けられている。この突条216は、その外径が先端部方向に略テーパ状に縮径されるとともに、中間部213にはその基端部212との隣接部分に縮径部214が設けられている。この縮径部214の突条2164は、隣接する先端側の突条2163に対して外径が略段差状に縮小されている。弾性シール体22側の閉じた液体通路3は、中実部分210と2つの突条216、216の間にできた弾性シール体22側の開いた液体通路215と弾性シール体22との間に画成されている。弾性シール体22は、先端に雄ルアーCと当接する平坦面2211を有し、この平坦面2211を含む先端部分にはスパイク体21によって貫通され開放されるスリット225が設けられ、スパイク体21の縮径部214外径が段差状に縮小された部分2141および縮径部214に隣接する先端側の部分2131に対応する部分が、所定の長さに渉って外径方向に相対的に肉厚に形成されている。
そして、コネクタ本体1の開口部111に雄ルアーCを接続したときに、弾性シール体22が圧縮されてスリット225が開放され、図5に示すように、スパイク体21の先端部211に隣接する部分の液体通路215が弾性シール体21の外に露出して、雄ルアーCの内腔と弁体2の液体通路(図2の3)とが液体通路215を介して液体連通するとともに、縮径部214における液体通路3の容積が拡大するようになっている。
コネクタ本体1は、先端に開口部111を有するハウジング11とこのハウジング11の基端に設けられた接続部12からなる。ハウジング11は、開口部111に隣接する部分が段差状に拡径されるとともに、その基端方向にテーパ状に拡径されており、開口部111には通常、雄ねじ1112などの接続手段が設けられている。また、ハウジング11の基端部112は接続部12を取り付け可能な構造になっており、接続部12にはパイプ状の液体通路121が設けられ、この液体通路121の外側には、その内壁に雌ねじ1221の形成された接続手段122が設けられている。
このコネクタ本体1のハウジング11にはその先端2211が開口部111の先端1111と略面一になるように弁体2が収容されている。
弁体2は図2に示すような開いた液体通路215を有するスパイク体21とこのスパイク体21を液密に被覆する略チューブ状の弾性シール体22を含んでいる。
スパイク体21は、図3に示すように、先端部211と基端部212と中間部213を有しており、中間部212にはその基端部212との隣接部分に縮径部214が設けられている。スパイク体21は、図2に示すように、同一の外径を有する断面円形の細い棒状に形成された中実部分210を有しており、先端部211を除く中実部分210には、先端方向に延びる4本の突条216が軸対称かつ等間隔に設けられている。開いた液体通路215は中実部分210を底とする2つの突条216の間に形成された溝である。この開いた液体通路215が弾性シール体22によって閉鎖されて、閉じた液体通路3がスパイク体21と弾性シール体22の間に画成されている。突条216は、縮径部214を除く中間部213の外径が先端部211方向に略テーパ状に縮径されるとともに、縮径部214の突条216は、隣接する先端側の突条216の外径に対して略段差状に縮小されている。また、突条216は、基端部212を越えて接続部112の液体通路121まで延長されており、閉じた液体通路3が接続部12の液体通路121と連通するようになっている。
弾性シール体22は、弾性変形可能なゴム状弾性材料、例えば天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ニトリルゴム等のゴム材料や、スチレン系、ポリオレフィン系等のエラストマーで形成されており、先端部221と基端部222と中間部223を有している。先端部221は、スパイク体21の先端部211に対応する部分であり、その先端に雄ルアーCと当接する平坦面2211を有している。先端部221の内腔は、先端側がスパイク体21の先端部211の先端2111を含む先端側の部分を収容する部屋2212となっており、基端側は、その内径がスパイク体21の先端部211の外径より稍小さく形成され、その内壁2214がスパイク体21の先端部211の基端側外壁に密着して液体通路3から先端部221方向への液体の流通が阻止されるようになっている。先端部221の外壁は、先端側がハウジング11の開口部111の内径より稍小さい外径を有しており、基端側には、ハウジング11の開口部111に隣接する段差状に拡径された部分1113に対応して、この拡径部分1113と略相補的な形状を有する膨部2213が形成され、この膨部2213がハウジング11の段差状に拡径された部分1113と密接したときに、平坦面2211がコネクタ本体11の先端1111と面一になるようにされている。そして平坦面2211を含む先端部221の先端部分には、弾性シール体22が雄ルアーCによって圧縮されたときに、スパイク体21によって貫通され開放されるスリット225が設けられている。
中間部223は、スパイク体21の中間部213に対応する部分であり、その基端部222との隣接部分には縮径部224が設けられている。中間部223の内径は、その内壁がスパイク体21の中間部211の突条216に密着してスパイク体21との間に閉じた液体通路3が形成されるように、内径がスパイク体21の中間部213(縮径部214を含む)の突条216の外径より稍小さく形成されている。また、縮径部224は、スパイク体21の縮径部214の外径が段差状に縮小された部分2141に対応する部分2241および、縮径部214の先端側隣接部分に対応する部分2231が、外径方向に相対的に肉厚に形成されている。この肥厚部分2231、2241を設けることにより、弾性シール体22が雄ルアーCによって圧縮されたときに、肥厚部分2241が基端側にスライドして肥厚部分2231、2241と縮径部214の間に空間31が形成されるので、閉じた液体通路3の容積を拡大することができる。また、肥厚部分2241を設けることにより、肥厚部分2231がこれより基端側の弾性シール体部分の上に重なるのを防ぐことができるので、雄ルアーCによる圧縮を解除したときの弾性シール体22の復元(元の状態になること)が容易になる。
基端部222は、特に限定するわけではないが、圧縮により変形しやすくするために、基端の固定部2221を除く部分が波状に形成されている。従って、内側に突出する波の部分の内径と固定部2221の内径は、その内壁がスパイク体21の基端部212の突条216に密着してスパイク体21の突条216との間に閉じた液体通路3が形成されるように、内径がスパイク体21の基端部212の突条216の外径より稍小さく形成されている。また、外側に突出する波の部分の内径は、突条216の外径より大きく形成されており、この部分の液体通路3は、スパイク体21の外周と弾性シール体22の間に形成される。
次に、実施例1のコネクタの使用について説明する。
図1に示すようなコネクタの開口部111に、例えば注射器の先端チップC(雄ルアー)を挿着すると、図5に示すように、先端チップCは弾性シール体22先端の平坦面2111に衝突し、弾性シール体22をその基端方向に押圧する。すると弾性シール体22はスパイク体21上を基端方向にスライドして、スパイク体21の溝215が弾性シール体22の外に露出する位置まで移動し、先端チップCの内腔Lと弁体2の液体通路3が連通する。一方、スパイク体21の縮径部214の部分には、弾性シール体22の肥厚部分2241が基端側にスライドして肥厚部分2231、2241との間に空間31が形成されるので、閉じた液体通路3の容積が拡大する。次に、先端チップCをコネクタから外すと、弾性シール体22はその弾発力により元の位置に復元する。この時、弁体2の液体通路3先端側がシールされ、肥厚部分2231、2241と縮径部224の間の空間31は無くなるので、液体通路3内が陽圧になり、接続部12に接続された例えば血管内留置カテーテル内への血液の逆流が阻止される。
次に、本発明の実施例2について図6および図7を用いて説明する。
実施例2の医療用コネクタは、図6および図7に示すように、実施例1において、中実部分210は、縮径部214が隣接する先端側の部分2131に対して外径が略段差状に縮小されるとともに、この縮径部214を除く中間部213の外径が先端方向に略テーパ状に縮径され、先端部211を除く中実部分210に、先端方向に延びる複数個の溝217が設けられてなるものである。
このものは、実施例1に示すものと同様、先端チップCをコネクタから外すと、液体通路3内が陽圧になり、接続部12に接続された例えば血管内留置カテーテル内への血液の逆流が阻止される。
本発明の実施例1の縦断面図である。 図1に示す弁体のX−X線における拡大断面図である。 図1に示すコネクタ本体とこのコネクタ本体の接続部と一体に形成されたスパイク体の縦断面図である。 図1に示す弾性シール体の縦断面図である。 図1に示すコネクタにシリンジの先端チップを接続した状態を示す縦断面図である。 本発明の実施例2の縦断面図である。 図6に示す弁体のY−Y線における拡大断面図である。
符号の説明
1 コネクタ本体
11 ハウジング
111 開口部
1111 開口部先端
1112 雄ねじ
1113 開口部に隣接する段差状に拡径された部分
112 ハウジングの基端部
12 接続部
121 液体通路
122 接続手段
2 弁体
21 スパイク体
210 中実部分
211 先端部
212 基端部
213 中間部
2131 縮径部に隣接する先端側の部分
214 縮径部
2141 外径が段差状に縮小された部分
215 開いた液体通路
216 突条
2163 縮径部に隣接する先端側の突条
2164 縮径部の突条
217 溝
22 弾性シール体
221 先端部
2211 先端(平坦面)
2212 スパイク体の先端側の部分を収容する部屋
2213 膨部
2214 基端側内壁
222 基端部
2221 固定部
223 中間部
2231 肥厚部分
224 縮径部
2241 外径が段差状に縮小された部分
225 スリット
3 液体通路

Claims (10)

  1. 先端に雄ルアーを接続可能な開口部を有し、基端に血管内留置カテーテル等を接続可能な接続部を有するコネクタであって、先端に前記開口部を有するハウジングと該ハウジングの基端に設けられた前記接続部を含んでなる中空のコネクタ本体と、該コネクタ本体のハウジングにその先端が前記開口部の先端と略面一になるように収容された弁体を含んでなり、該弁体はスパイク体と該スパイク体を液密に被覆する略チューブ状の弾性シール体を含んでなり、前記スパイク体は先端部と基端部と中間部を有しており、前記先端部を除く部分には前記接続部の液体通路と連通する液体通路が設けられており、前記中間部には前記基端部との隣接部分に縮径部が設けられており、該縮径部を除く前記中間部の外径が前記先端部方向に略テーパ状に縮径されるとともに、前記縮径部は隣接する先端側の部分に対して外径が縮小されており、前記弾性シール体は、先端に前記雄ルアーと当接する平坦面を有し、該平坦面を含む先端部分には前記スパイク体によって貫通され開放されるスリットが設けられており、前記コネクタ本体の開口部に前記雄ルアーを接続したときに、前記弾性シール体が圧縮されて前記スリットが開放され、前記スパイク体の液体通路の先端部分が前記弾性シール体の外に露出して、前記雄ルアーの内腔と前記スパイク体の液体通路とが液体連通するとともに、前記縮径部において液体通路の容積が拡大するように形成されてなる医療用コネクタ。
  2. スパイク体は少なくとも中間部および先端部が中実に形成されており、該中実部分の液体通路は弾性シール体側が開いており、該開いた液体通路が弾性シール体によって閉鎖されて該弾性シール体との間に閉じた液体通路が画成されてなる請求項1に記載のコネクタ。
  3. 基端部が中実に形成されてなる請求項2に記載のコネクタ。
  4. 基端部が中空に形成され、該中空部分が縮径部の液体通路と液体連通されてなる請求項2に記載のコネクタ。
  5. 中実部分は、同一の外径を有する断面円形の細い棒状に形成されており、先端部を除く該中実部分には、先端方向に延びる複数個の突条が設けられており、該突条は、前記縮径部を除く中間部の外径が先端部方向に略テーパ状に縮径されるとともに、前記縮径部の突条は、隣接する先端側の突条の外径に対して略段差状に縮小されてなる、請求項2〜4のいずれかに記載のコネクタ。
  6. 弾性シール体について、少なくとも、スパイク体の縮径部外径が段差状に縮小された部分および縮径部の先端側隣接部分に対応する部分が、外径方向に相対的に肉厚に形成されてなる請求項5に記載のコネクタ。
  7. 弾性シール体について、少なくとも、スパイク体の縮径部の先端側隣接部分に対応する部分が、先端方向に形成された複数の補強体で補強されてなる請求項5に記載のコネクタ。
  8. 中実部分は、縮径部が隣接する先端側の部分に対して外径が略段差状に縮小されるとともに、該縮径部を除く中間部の外径が先端方向に略テーパ状に縮径されており、先端部を除く中実部分には、先端方向に延びる複数個の溝が設けられてなる請求項2〜4のいずれかに記載のコネクタ。
  9. 弾性シール体について、少なくとも、スパイク体の縮径部外径が段差状に縮小された部分および縮径部の先端側隣接部分に対応する部分が、外径方向に相対的に肉厚に形成されてなる請求項8に記載のコネクタ。
  10. 弾性シール体について、スパイク体の縮径部の先端側隣接部分に対応する部分が、先端方向に形成された複数の補強体で補強されてなる請求項8に記載のコネクタ。
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