JP2008141520A - 光無線映像音声信号送信装置、光無線映像音声信号受信装置、及び光無線映像音声信号伝送システム - Google Patents

光無線映像音声信号送信装置、光無線映像音声信号受信装置、及び光無線映像音声信号伝送システム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、簡易な装置構成で、狭指向性の映像信号光による高速光無線通信機能と、この映像信号光の光軸調整機能と、音声信号の光無線通信機能とを実現する。
【解決手段】映像信号光LBを射出する映像信号光射出手段11,12,13と、送信側パイロット光PB1に音声信号光を重畳し、送信側音声パイロット光MPB1として発光する音声パイロット光発光手段14,15と、受信側パイロット光PB2又は受信側パイロット光に音声信号光が重畳された受信側音声パイロット光MPB2のいずれかを受光し、光無線映像信号受信装置2側の光軸の位置情報を検出する光軸位置検出手段13,16,17,18と、検出した光軸の位置情報に基づいて、映像信号光LBの射出光軸が光無線映像信号受信装置2における映像信号光LBの入射光軸に一致するように射出光軸を調整する光軸調整手段19,20,21とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、光無線を用いて映像信号及び音声信号を送受信するための、光無線映像音声信号送信装置、光無線映像音声信号受信装置、及び光無線映像音声信号伝送システムに関する。
近年、情報(データ)の伝送手段として、光を用いた光無線伝送技術が注目されている。このような光無線伝送技術としては、例えば、複数のコンピュータ間で通信を行ういわゆる「光無線LAN」や、映像情報や音声情報をAV(Audio-Visual)機器に伝送する技術などがある。
このような光無線伝送は、映像信号や音声信号を変換した信号光を発光装置によって発光し、受光装置により受光した信号光を電気信号へ変換することによって映像信号や音声信号の送受信を可能にしている。
これにより、テレビチューナ、ビデオレコーダ、又はプレーヤ等から出力される映像信号及び音声信号を、光無線を利用してテレビやプロジェクタ等の映像再生装置や、スピーカやヘッドフォン等の音声再生装置へ伝送することができる。
ところで、このような光無線伝送を用いて音声再生装置へ音声信号を送信する場合には、広範囲の受信エリアをカバーする必要性がある。そのため、音声信号の送信光は指向性を広くする必要がある。
一方、光無線伝送を用いてハイビジョン放送等の映像信号を非圧縮で映像再生装置へ送信する場合、毎秒ギガビット級の通信速度が必要となる。また、ギガビット級の光信号を受信するためには、受信側の受光面積を狭める必要があり、光の利用効率を高めて伝送SN比を確保するために、送信光の指向性を狭くする必要がある。
そのため、この狭指向性の送信光を用いた光無線伝送により映像信号を送受信するには、受発光装置間において光軸を一致させる光軸調整機能が必須となる。
このような光軸調整機能を実現する光軸調整機構としては、例えば、特許文献1に記載されているように、受発光素子ユニットを2軸駆動機構によって支持し、この受発光素子ユニットの受発光方向を2軸方向に偏向させることができるようにした機構がある。
また、この光軸調整を迅速に行うためは、送信発光源の方向を素早く感知する必要がある。そのため、特許文献1には、実際に光通信を行う指向性の狭い光ビームの他に、指向性の広いパイロット光源を送信発光源の開口部近傍に配置することにより、素早く安定な光軸調整を行う方法が提案されている。
さらに、例えば、特許文献2には、通信システムの小型化及び光軸調整の高速化のために、二軸方向への偏向制御を可能としたミラーを用いて、このミラーを介して受信側の受光素子に光ビームを入射させるようにした角度制御機構を備えた光検出装置が提案されている。この光検出装置においては、ミラーを二軸方向に偏向させることにより送信側の発光素子の方向をサーチし、さらに、ミラーの角度を制御することによって、発光素子及び受光素子間の光軸調整を行う。
特許第3059870号公報 特開2005−64898号公報
しかしながら、特許文献1に記載の光無線装置及び特許文献2に記載の光検出装置では、映像信号の光通信を行う指向性の狭い光ビームの送信発光源及び音声信号の光通信を行う指向性の広い光ビームの送信発光源の他に、さらに指向性の広いパイロット光源を送信発光源の開口部近傍に配置する必要がある。そのため、装置構成が複雑となり、製造コストも高くなるという問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、簡易な装置構成で狭指向性の映像信号による高速無線通信機能と、この高速無線通信における光軸調整機能と、音声信号の無線通信機能とを実現できる光無線映像音声信号送信装置、光無線映像音声信号受信装置、及び光無線映像音声信号伝送システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る光無線映像音声信号送信装置の特徴は、光無線映像信号受信装置に映像信号光を送信すると共に、光無線音声信号受信装置に音声信号光を送信する光無線映像音声信号送信装置であって、映像信号を変調して映像信号光に変換し射出する映像信号光射出手段と、音声信号を変調して音声信号光に変換すると共に、射出した映像信号光の光無線映像信号受信装置へのガイド光であり、光無線音声信号受信装置の受光の指向角をカバーする指向角の送信側パイロット光に音声信号光を重畳し、送信側音声パイロット光として発光する音声パイロット光発光手段と、光無線映像信号受信装置からの当該光無線映像音声信号送信装置へのガイド光である、受信側パイロット光又は受信側パイロット光に音声信号光が重畳された受信側音声パイロット光のいずれかを受光し、光無線映像信号受信装置側の光軸の位置情報を検出する光軸位置検出手段と、光軸位置検出手段で検出した光軸の位置情報に基づいて、映像信号光射出手段から射出した映像信号光の射出光軸が光無線映像信号受信装置における映像信号光の入射光軸に一致するように前記射出光軸を調整する光軸調整手段とを備えたことにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る光無線映像音声信号受信装置の特徴は、光無線映像音声信号送信装置から送信された映像音声信号光を受信し、光無線音声信号受信装置に音声信号光を送信する光無線映像音声信号受信装置であって、光無線映像音声信号送信装置から射出された映像音声信号光を受光して映像音声信号に復調し、この復調した映像音声信号から映像信号及び音声信号を分離する映像音声信号分離手段と、分離された音声信号を変調して音声信号光に変換すると共に、当該光無線映像音声信号受信装置から光無線映像音声信号送信装置へのガイド光であり、光無線音声信号受信装置の受光の指向角をカバーする指向角の受信側パイロット光に音声信号光を重畳し、受信側音声パイロット光として発光する音声パイロット光発光手段と、光無線映像音声信号送信装置から当該光無線映像音声信号受信装置へのガイド光である送信側パイロット光を受光して、光無線映像音声信号送信装置側の光軸の位置情報を検出する光軸位置検出手段と、光軸位置検出手段で検出した光軸の位置情報に基づいて、光無線映像音声信号送信装置から射出された映像音声信号光の射出光軸が映像音声信号分離手段における映像音声信号の入射光軸に一致するように入射光軸を調整する光軸調整手段とを備えたことにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る光無線映像音声信号伝送システムの第1の特徴は、光無線映像音声信号送信装置から光無線映像信号受信装置に映像信号光を送信すると共に、光無線映像音声信号送信装置から光無線音声信号受信装置に音声信号光を送信する光無線映像音声信号伝送システムであって、光無線映像音声信号送信装置は、映像信号を変調して前記映像信号光に変換し射出する映像信号光射出手段と、音声信号を変調して音声信号光に変換すると共に、射出した映像信号光の光無線映像信号受信装置へのガイド光であり、光無線音声信号受信装置の受光の指向角をカバーする指向角の送信側パイロット光に音声信号光を重畳し、送信側音声パイロット光として発光する音声パイロット光発光手段と、光無線映像信号受信装置からの当該光無線映像音声信号送信装置へのガイド光である受信側パイロット光を受光し、光無線映像信号受信装置側の光軸の位置情報を検出する送信側光軸位置検出手段と、送信側光軸位置検出手段で検出した光軸の位置情報に基づいて、映像信号光射出手段から射出した映像信号光の射出光軸が光無線映像信号受信装置における映像信号光の入射光軸に一致するように射出光軸を調整する送信側光軸調整手段とを備え、光無線映像信号受信装置は、光無線映像音声信号送信装置の映像信号光射出手段から射出された映像信号光を受光して映像信号に復調する映像信号復調手段と、光無線映像音声信号送信装置の音声パイロット光発光手段から発光された送信側音声パイロット光を受光して、光無線映像音声信号送信装置側の光軸の位置情報を検出する受信側光軸位置検出手段と、受信側光軸位置検出手段で検出した光軸の位置情報に基づいて、光無線映像音声信号送信装置から射出した映像信号光の射出光軸が映像信号復調手段における映像信号の入射光軸に一致するように入射光軸を調整する受信側光軸調整手段とを備え、光無線音声信号受信装置は、光無線映像音声信号送信装置の音声パイロット光発光手段から発光された送信側音声パイロット光を受光して音声信号に復調する音声信号復調手段とを備えたことにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る光無線映像音声信号伝送システムの第2の特徴は、光無線映像音声信号送信装置から光無線映像信号受信装置に映像音声信号光を送信し、光無線映像信号受信装置から光無線音声信号受信装置に音声信号光を送信する光無線映像音声信号伝送システムであって、光無線映像音声信号送信装置は、映像信号及び音声信号をそれぞれ変調して重畳することにより映像音声信号を生成し、この生成した映像音声信号を映像音声信号光に変換して射出する映像音声信号光射出手段と、射出した映像音声信号光の光無線映像信号受信装置へのガイド光である送信側パイロット光を発光する送信側パイロット光発光手段と、光無線映像信号受信装置からの当該光無線映像音声信号送信装置へのガイド光である、受信側パイロット光に音声信号光が重畳された受信側音声パイロット光を受光し、光無線映像信号受信装置側の光軸の位置情報を検出する送信側光軸位置検出手段と、送信側光軸位置検出手段で検出した光軸の位置情報に基づいて、映像音声信号光射出手段から射出した映像音声信号光の射出光軸が光無線映像信号受信装置における前記映像音声信号光の入射光軸に一致するように前記射出光軸を調整する送信側光軸調整手段とを備え、光無線映像信号受信装置は、光無線映像音声信号送信装置の映像音声信号光射出手段から射出された映像音声信号光を受光して映像音声信号に復調し、この復調した映像音声信号から映像信号及び音声信号を分離する映像音声信号分離手段と、分離された音声信号を変調して音声信号光に変換すると共に、当該光無線映像音声信号受信装置から光無線映像音声信号送信装置へのガイド光であり、光無線音声信号受信装置の受光の指向角をカバーする指向角の受信側パイロット光に音声信号光を重畳し、受信側音声パイロット光として発光する受信側音声パイロット光発光手段と、光無線映像音声信号送信装置の送信側パイロット光発光手段から発光した送信側パイロット光を受光して、光無線映像音声信号送信装置側の光軸の位置情報を検出する受信側光軸位置検出手段と、受信側光軸位置検出手段で検出した光軸の位置情報に基づいて、光無線映像音声信号送信装置の映像音声信号光射出手段から射出された映像音声信号光の射出光軸が映像音声信号分離手段における前記映像音声信号の入射光軸に一致するように入射光軸を調整する受信側光軸調整手段とを備え、光無線音声信号受信装置は、光無線映像音声信号送信装置の音声パイロット光発光手段から発光された送信側音声パイロット光を受光して音声信号に復調する音声信号復調手段とを備えたことにある。
本発明に係る光無線映像音声信号送信装置、光無線映像音声信号受信装置、及び光無線映像音声信号伝送システムによれば、音声信号の発光源とパイロット光源を別個に配置することなく簡易な装置構成で、狭指向性の映像信号による高速無線通信機能と、この高速高速無線通信における光軸調整機能と、音声信号の無線通信機能を実現することがででき、これにより装置の製造コスト及び配置スペースを削減することができる。
以下、本発明の実施の形態について、映像信号及び音声信号を無線で光伝送する光無線データ送信装置及び光無線データ受信装置を例に挙げて説明する。
図1は、本発明に係る光無線データ送信装置(光無線映像音声信号送信装置)及び光無線データ受信装置(光無線映像音声信号受信装置)からなる光無線データ伝送システム(光無線映像音声信号伝送システム)の一実施形態である光無線映像音声伝送システムの構成を示したブロック図である。
本実施形態における光無線映像音声伝送システム100は、映像信号及び音声信号を送信するAVセンターAVCと、AVセンターAVCから受信した映像信号及び音声信号を光送信する光無線データ送信装置1と、光無線データ送信装置1から光無線により送信された映像信号を受信する光無線データ受信装置2と、光無線データ受信装置2が受信した映像信号に基づいて画像を投影するプロジェクタ3と、AVセンターAVCからの音声信号を再生するフロントスピーカ4と、音声信号を受信する光無線音声データ受信装置5と、光無線音声データ受信装置5が受信した音声信号を再生するリアスピーカ6及び光ワイヤレスヘッドフォン7とを備える。
光無線データ送信装置1は、AVセンターAVCと接続され、AVセンターAVCから映像信号及び音声信号を受信する。そして、光無線データ送信装置1は、受信した映像信号及び音声信号を、それぞれ光伝送可能な信号形態に変調した後、第1の音声パイロット光MPB1として空間に射出することで、光無線データ受信装置2との間で光軸調整を行う。さらに、光軸調整後、光無線データ受信装置2へ向かって映像信号光LBを出射する。
光無線データ受信装置2は、光無線データ送信装置1により出射された映像信号光LB、及び映像信号光LBの出射光軸調整のガイド光となる第1のパイロット光PB1に音声信号を光電変換することで得た音声信号光を重畳させた第1の音声パイロット光MPB1を受光する。そして、受光した第1の音声パイロット光MPB1を用いて光無線データ送信装置1との間で光軸調整を行うと共に、受光した映像信号光LBを復調して、復調した映像信号をプロジェクタ3へ送信する。
プロジェクタ3は、光無線データ受信装置2にて復調した映像信号をスクリーン8へ投影する。
光無線音声データ受信装置5は、光無線データ送信装置1により発光された第1の音声パイロット光MPB1を受光し、受光した第1の音声パイロット光MPB1を復調して音声信号をリアスピーカ6へ送信する。
リアスピーカ6は、受信した音声信号に基づいて音声を出力する。
ワイヤレスヘッドフォン7は、光無線データ送信装置1により発光された第1の音声パイロット光MPB1を受光し、受光した第1の音声パイロット光MPB1を音声信号に復調し、音声を出力する。
次に、本実施形態における光無線データ送信装置1、光無線データ受信装置2、及び光無線音声データ受信装置5の構成について詳細に説明する。
≪光無線データ送信装置1の構成≫
図2は、本実施形態における光無線データ送信装置1の構成を示したブロック図である。
図2に示すように、本実施形態における光無線データ送信装置1は、映像信号を光伝送可能な信号形態に変調する映像光変調回路部11と、映像光変調回路部11により変調された映像信号を光変換し映像信号光LBとして発光する発光素子12と、この映像信号光LBを屈折させ狭指向光として出射させる集光レンズ13と、音声信号を光伝送可能な信号形態に変調する音声光変調回路部14と、映像信号光の出射光軸調整のガイド光となる第1のパイロット光PB1に、音声光変調回路部14により変調された音声信号を光変換することで得た音声信号光を重畳して第1の音声パイロット光MPB1として発光するパイロット発光部15と、光無線データ受信装置2から出射された第2のパイロット光PB2、又は第2のパイロット光PB2に音声信号光が重畳された第2の音声パイロット光MPB2を反射させるビームスプリッタ16と、ビームスプリッタ16で反射された第2のパイロット光PB2又は第2の音声パイロット光MPB2を受光する光位置検出素子17と、受光した第2のパイロット光PB2又は第2の音声パイロット光MPB2により発光元である光無線データ受信装置2の位置情報を検出する位置検出回路部18と、位置検出回路部18にて検出された位置情報に基づいて光軸調整制御を行う光軸補正制御部19と、光軸補正制御部19からの制御信号に従って駆動させられるパン駆動部20及びチルト駆動部21とを備える。
≪光無線データ受信装置2の構成≫
図3は、本実施形態における光無線データ受信装置2の構成を示したブロック図である。
図3に示すように、本実施形態における光無線データ受信装置2は、第2のパイロット光PB2を発光するパイロット発光部31と、光無線データ送信装置1から入射された第1の音声パイロット光MPB1を反射させるビームスプリッタ32と、ビームスプリッタ32で反射された第1の音声パイロット光MPB1を受光する光位置検出素子33と、受光した第1の音声パイロット光MPB1により光無線データ送信装置1の位置情報を検出する位置検出回路部34と、位置検出回路部34にて検出された位置情報に基づいて光軸調整制御を行う光軸補正制御部35と、光軸補正制御部35からの制御信号に従って駆動させられるパン駆動部39及びチルト駆動部40と、光無線データ送信装置1から入射された映像信号光である映像信号光LBを集光させる集光レンズ36と、集光レンズ36により集光された映像信号光LBを電気信号に変換する受光素子37と、変換された電気信号を復調する映像復調回路部38とを備える。
≪光無線音声データ受信装置5の構成≫
図4は、本実施形態における光無線音声データ受信装置5の構成を示したブロック図である。
図4に示すように、光無線データ送信装置1から入射された第1の音声パイロット光MPB1を集光させる集光レンズ51と、集光レンズ51により集光された第1の音声パイロット光MPB1を電気信号に変換する受光素子52と、変換された電気信号を復調する音声復調回路部53とを備える。
音声復調回路部53は、変換された電気信号から各チャンネルの音声信号を復調し、必要なチャンネルの情報を音声信号として出力する。
図1に示すように、光無線音声データ受信装置5は、左右のリアスピーカ6の上部にそれぞれ搭載され、音声パイロット光MPB1を受信して、そのスピーカが対応するチャンネルの音声情報を再生する。図5は、本実施形態における光無線音声データ受信装置5を搭載した光ワイヤレスヘッドフォン7の外観図である。
図5に示すように、光ワイヤレスヘッドフォン7は、光無線音声データ受信装置5を内蔵しており、図5に示すハウジング部7aは、図示しないが、光無線音声データ受信装置5が受信したサラウンド音声信号を擬似的にサラウンド再生するための変換回路、増幅器、及びバッテリー等を有している。
また、光ワイヤレスヘッドフォン7は、ハウジング部7aの増幅器で増幅された音声信号を再生するドライバーユニット部7bを有する。
≪光無線データ送信装置1及び光無線データ受信装置2の作用≫
次に、光無線データ送信装置1及び光無線データ受信装置2の作用について図2及び図3を用いて説明する。
まず、光無線データ送信装置1の映像光変調回路部11は、AVセンターAVCから受信した映像信号を光伝送可能な信号形態となるようデジタル変調し、変調した映像信号は、レーザダイオードより成る発光素子12から、映像信号光LBとして発光される。
そして、発光素子12から発光された映像信号光LBは、ビームスプリッタ16を透過してレンズ13により屈折され、ほぼ平行光に近い狭指向性の送信光として光無線データ送信装置1から出射される。
ここで、光無線データ送信装置1において、ハイビジョン映像信号等のデジタル伝送に必要な毎秒ギガビットの伝送レートを実現するためには、光無線データ送信装置1から出射する映像信号光LBのビーム広がり角を1ミリラジアン程度のほぼ平行光に近い狭指向性の送信光とする必要がある。
そのため、光無線データ送信装置1と光無線データ受信装置2との間で映像信号光LBの光軸調整が必要になる。しかしながら、初期状態において、互いの光軸が大きくずれている場合、狭指向性の送信光では互いの位置を検出できず、光軸調整を行うことができない。
そこで、光無線データ送信装置1及び光無線データ受信装置2は、比較的広い指向性を有するパイロット光を受発光することにより相手の位置を検出し光軸調整を行う。このとき、従来技術においては、映像の光通信を行う指向性の狭い光ビームの光源の他に、指向性の広いパイロット光源を配置し素早く安定な光軸合わせを行っていた。
これに対し、本実施形態における光無線データ送信装置1及び光無線データ受信装置2では、パイロット光に音声信号光を重畳させた音声パイロット光を用いて光軸調整を行う。これにより、音声信号の発光源とパイロット光源を別個に配置する必要性をなくし、製造コスト及び配置スペースを削減することができる。
本実施形態における光無線データ送信装置1及び光無線データ受信装置2における光軸調整の方法について以下に説明する。
まず、光無線データ送信装置1のパイロット発光部15は、LED又はレーザダイオードなどの発光素子と出射光の指向角を広げる拡散レンズとで構成され、音声光変調回路部14により音声信号の全てのチャンネルの情報がデジタル変調された音声信号を光信号に変換し、変換した音声信号光をパイロット光に重畳させて第1の音声パイロット光MPB1として発光する。
このように、音声信号をパイロット光に重畳させることにより、音声信号の発光源とパイロット光源を別個に配置する必要性をなくし、上述したコスト削減及びスペース削減の効果を得ることができる。
なお、音声光変調回路部14において、音声信号は、R及びLチャンネルのステレオ音声や、5.1チャンネルのサラウンド音声等を受信側がチャンネル分離できるような形式で変調される。また、音声信号の変調方式は、デジタル変調の他、周波数変調を行うことも可能である。
また、第1の音声パイロット光MPB1の光の波長は、映像信号光LBとの混信を避けるために発光素子12と異なる波長とするのが望ましい。
次に、光無線データ送信装置1の光位置検出素子17は、光無線データ受信装置2から出射され、レンズ13を透過し、ビームスプリッタ16にて反射された第2のパイロット光PB2を受光する。
図6は、第2のパイロット光PB2が入射している光位置検出素子17を説明する説明図である。
図6に示すように、光位置検出素子17は、例えばフォトダイオード等の光学的な位置計測において一般的に使用されている素子で構成されており、受光面17a、17b、17c、17dに四分割されている。
レンズ13を透過してビームスプリッタ16にて反射された第2のパイロット光PB2は、例えば図6に示すビームスポット17eの位置に入射される。
そして、位置検出回路部18は、この4つの受光面17a、17b、17c、17dの出力レベルを比較することにより、入射された光位置検出素子17上のビームスポット17eの位置を検出することができる。
このようにして、ビームスポット17eの位置を検出した位置検出回路部18は、検出信号を光軸補正制御部19へ送信し、検出信号を受信した光軸補正制御部19は、ビームスポット17eの位置が受光面17の中心になるように、パン制御信号及びチルト制御信号を生成する。
そして、光軸補正制御部19は、生成したパン制御信号をパン駆動部20へ送信し、生成したチルト制御信号をチルト駆動部21へ送信する。
これにより、ビームスポット17eの位置が受光面17の中心になるように、光無線データ送信装置1の映像信号光LBの出射光軸を、光無線データ受信装置2の方向に向かせることができる。
同様に、図3に示すように、光無線データ受信装置2についても、光位置検出素子33は、光無線データ送信装置1から出射され、集光レンズ36を透過してビームスプリッタ32にて反射された第1の音声パイロット光MPB1を受光する。そして、位置検出回路部34が受光した第1の音声パイロット光MPB1の入射位置を検出し、検出した位置情報に基づいて光軸補正制御部35がパン駆動部39及びチルト駆動部40を制御する。
ここで、ビームスプリッタ32は、映像信号光LBと音声パイロット光MPB1との各波長を異なる値とした場合は、反射面をハーフミラーとしても良いが、波長選択性の反射面とすることにより、透過、反射の効率を向上させることができる。図7は、光無線データ送信装置1、及び光無線データ受信装置2の外観図であり、図7(a)は側面図、図7(b)は正面図である。
図7に示すように、光無線データ送信装置1、及び光無線データ受信装置2では、パン駆動部20,39が回転することにより光軸をパン方向に移動させることができ、チルト駆動部21,40が回転することにより光軸をチルト方向に移動させることができる。
また、光無線データ送信装置1のパイロット発光部15は,光無線データ受信装置2から見たときに、音声パイロット光MPB1の光強度中心と映像信号光LBの光軸とが一致するように、レンズ13の中心に対して対称な位置に4つ配置されている。同様に、光無線データ受信装置2のパイロット発光部31は,光無線データ送信装置1から見たときに、パイロット光MPB2の光強度中心と受光素子37の中心とが一致するように、集光レンズ36の中心に対して対称な位置に4つ配置されている。
これにより、光無線データ送信装置1においては、光無線データ送信装置1から出射された映像信号光LBの光軸を、光無線データ受信装置2方向に向かせることができ、同様に、光無線データ受信装置2においても、光無線データ受信装置2へ入射する映像信号光LBの光軸を、光無線データ送信装置1方向に向かせることができる。このように、互いの装置の映像信号光LBの光軸調整を行うことによって、狭指向性の映像信号光による毎秒ギガビットの光無線伝送が可能となる。
そして、光軸を調整後、図3に示すように、光無線データ受信装置2の受光素子37は、光無線データ送信装置1から出射され集光レンズ36により集光された映像信号光LBを受光し、受光した映像信号光LBを電気信号に変換する。
次に、変換された電気信号を映像復調回路部38へ送信し、映像復調回路部38は受信した信号を復調して映像信号として出力する。
これにより、簡易な装置構成で、狭指向光性の映像信号光LBによる高速無線通信機能と、この高速無線通信における光軸調整機能と、広指向光性の音声信号による無線通信機能とを実現することができる。
≪光無線データ送信装置1及び光無線音声データ受信装置5の作用≫
次に、光無線データ送信装置1及び光無線音声データ受信装置5の作用について説明する。
光無線データ送信装置1は、音声信号を重畳させた第1の音声パイロット光MPB1を発光し、光無線音声データ受信装置5は、第1の音声パイロット光MPB1を受光し、受光した第1の音声パイロット光MPB1を復調して音声信号をリアスピーカ6へ送信する。
このような光無線伝送を用いてリアスピーカ6等の音声再生装置へ音声信号を送信するには、広指向性の信号光が用いられるので、精度良く光軸調整を行う必要がない。
そのため、光無線データ送信装置1から発光される広指向性の第1の音声パイロット光MPB1が到達する範囲に光無線音声データ受信装置5やワイヤレスヘッドフォン7があれば、光軸調整をすることなく、光無線データ送信装置1と光無線音声データ受信装置5との間で音声信号の送受信を行うことができる。
この音声信号の送受信について、図2及び図4を用いて以下に説明する。
まず、光無線データ送信装置1の音声光変調回路部14は、音声信号の全てのチャンネルの情報がデジタル変調された音声信号を光信号に変換し、パイロット発光部15は、変換された音声信号光をパイロット光に重畳して第1の音声パイロット光MPB1として発光する。
そして、図4に示すように、発光された第1の音声パイロット光MPB1は、光無線音声データ受信装置5の集光レンズ51を透過し、受光素子52に集光される。
そして、光無線音声データ受信装置5の受光素子52は、受光した第1の音声パイロット光MPB1を電気信号に変換し、音声復調回路部53へ送信する。
音声復調回路部53は、変換された電気信号から各チャンネルの音声信号を復調し、必要なチャンネルの情報を音声信号として出力する。
これにより、音声信号の発光源とパイロット光源を別個に配置する必要性をなくすことができ、簡易な装置構成で広指向性の第1の音声パイロット光MPB1により音声信号のデータ伝送を実現することができる。
<変形例1>
図8は、本実施形態の変形例1である光無線データ受信装置2aの構成を示したブロック図である。
本実施形態における光無線データ受信装置2は、図3に示したように、光軸調整を行うパン駆動部39とチルト駆動部40とを備える構成とした。
本実施形態の変形例1である光無線データ受信装置2aでは、光軸調整を行う2軸偏向ミラーを備える構成とする。
図8に示すように、変形例1である光無線データ受信装置2aは、パイロット光を発光するパイロット発光部31と、光無線データ送信装置1から受光開口部41を介して入射された映像信号光LB及び第1の音声パイロット光MPB1を反射させる2軸偏向ミラー42と、2軸偏向ミラー42により反射させられた映像信号光LB及び第1の音声パイロット光MPB1を集光させる集光レンズ36と、集光レンズ36を透過した第1の音声パイロット光MPB1を反射させ、映像信号光LBを透過させるビームスプリッタ32と、ビームスプリッタ32で反射された第1の音声パイロット光MPB1を受光する光位置検出素子33と、受光した第1の音声パイロット光MPB1により発光元である光無線データ送信装置1の位置情報を検出する位置検出回路部34と、位置検出回路部34にて検出された位置情報に基づいて2軸偏向ミラー42の光軸調整制御を行う光軸補正制御部43と、集光レンズ36により集光された映像信号光LBを電気信号に変換する受光素子37と、変換された電気信号を復調する映像復調回路部38とを備える。
次に、変形例1である光無線データ受信装置2aの作用について説明する。
まず、光無線データ受信装置2aのパイロット発光部31は、光軸調整のため第2のパイロット光PB2を発光する。
そして、変形例1である光無線データ受信装置2aの光位置検出素子33は、光無線データ送信装置1から出射され、2軸偏向ミラー42により反射させられ、集光レンズ36を透過し、ビームスプリッタ32にて反射された音声パイロット光MPB1を受光する。
次に、位置検出回路部34は、入射された音声パイロット光MPB1の光位置検出素子33上の入射位置を検出する。
入射位置の検出は、本実施形態における光無線データ受信装置2と同様に、例えば、位置検出回路部34が4つに分割された受光面17a、17b、17c、17dを有する光位置検出素子33の出力を比較することによって行われる。
入射位置を検出した位置検出回路部34は、検出信号を光軸補正制御部43へ送信し、検出信号を受信した光軸補正制御部43は、音声パイロット光MPB1の入射位置が光位置検出素子33の受光面の中心になるように2軸偏向ミラー42の角度を変えるための制御信号を生成する。
そして、光軸補正制御部43は、2軸偏向ミラー42の駆動部へ生成した制御信号を送信する。
これにより、音声パイロット光MPB1の入射位置が光位置検出素子33の受光面の中心になるように制御することによって、光無線データ送信装置1の映像信号光LBの入射光軸を、光無線データ送信装置1方向に向かせることができる。
このように、2軸偏向ミラー42の角度を変えることにより映像信号光LBの光軸調整を行うことによって、受光素子37が映像信号光LBを受信でき、狭指向性の映像信号光LBによる毎秒ギガビットの光無線伝送が可能となる。
さらに、変形例1である光無線データ受信装置2aは、2軸偏向ミラー42の角度を変えることにより光軸を調整するので、本実施形態における光無線データ受信装置2と比較して、さらに小型化することが可能となる。
<変形例2>
図9は、本実施形態の変形例2である光無線データ受信装置2bの構成を示したブロック図である。
本実施形態における光無線データ受信装置2は、光無線データ送信装置1から映像信号光LBを受信する。
変形例2においては、光無線データ送信装置1は、映像信号光LBに音声信号データを重畳して送信し、パイロット光からは混信を避けるため音声データを送信しないようにする。
変形例2である光無線データ受信装置2bでは、さらに、光無線データ受信装置2bから送信するパイロット光に、変調した音声信号光を重畳させて音声パイロット光として発光させることで、スピーカやヘッドフォンに付けられた光無線音声データ受信装置5に対しての音声信号の送信を行う。
図9に示すように、変形例2である光無線データ受信装置2bは、本実施形態における光無線データ受信装置2の構成に加え、更に、受光素子37により光電変換された電気信号から音声信号と映像信号とを分離する映像音声分離部44と、映像音声分離部44により分離された音声信号を光伝送可能な信号形態に変調する音声光変調回路部45と、音声光変調回路部45により変調された音声信号を第2の音声パイロット光MPB2として発光するパイロット発光部46とを備える。
次に、変形例2である光無線データ受信装置2bの作用について説明する。
変形例2である光無線データ受信装置2bの光軸調整方法は本実施形態における光無線データ受信装置2と同様であるので、説明は省略する。
図9に示すように、光軸が調整された光無線データ受信装置2bの受光素子37は、光無線データ送信装置1から出射され集光レンズ36により集光された映像信号光(音声信号を含む)LBを電気信号に変換する。
そして、映像音声分離部44は、変換された電気信号から映像信号と音声信号とを分離し、映像信号を映像復調回路部38へ送信し、音声信号を音声光変調回路部45へ送信する。
音声光変調回路部45は、音声信号を受信した音声信号を光伝送可能な信号形態に変調し、パイロット発光部46は、音声光変調回路部45によりデジタル変調された音声信号を光信号に変換し、変換した音声信号光をパイロット光に重畳させ第2の音声パイロット光MPB2として発光する。
そして、発光された第2の音声パイロット光MPB2を、例えば上述した光無線音声データ受信装置5等が受信することによって、音声信号のデータ伝送を行う。
このように、変形例2である光無線データ受信装置2bによれば、光無線データ送信装置1から受信した音声信号が重畳された映像信号から音声信号を取り出し、広指向性の第2の音声パイロット光MPB2として出射することによって光無線伝送を可能にする。
そのため、例えば、光無線データ送信装置1からの音声信号光が到達しない範囲に光無線音声データ受信装置5が設置され、又はワイヤレスヘッドフォン7が存在している場合、即ち光無線データ送信装置1から出射される音声パイロット光MPB1の放射角の死角に光無線音声データ受信装置5が設置され、又はワイヤレスヘッドフォン7が存在している場合であっても、光無線音声データ受信装置5は、変形例2である光無線データ受信装置2bから第2の音声パイロット光MPB2を受信することができる。
これにより、変形例2である光無線データ受信装置2bによれば、光無線音声データ受信装置5の設置可能な範囲を拡張することができるという利点を有する。
なお、本実施形態における光無線データ送信装置1の光位置検出素子17、並びに光無線データ受信装置2、光無線データ受信装置2a及び光無線データ受信装置2bの光位置検出素子33では、4分割にされた受光素子を採用したが、4分割にされた受光素子に限らず、光ビームの入射位置を二次元的に検出することができる二次元PSD(Position Sensitive Detector)または、C−MOSセンサなどのでも同様の機能を実現可能である。
さらに、本実施形態においては、映像再生装置としてプロジェクタ3を用いているが、特にプロジェクタに限定されるものではなく一般的なモニタ表示装置にも適応できる。この場合、光無線データ送信装置を天井や台の上などの高い位置に設置し、モニタ表示装置の近傍に光無線データ受信装置することにより映像と音声の再生を行うことができる。
本発明に係る光無線データ送信装置及び光無線データ受信装置からなる光無線データ伝送システムの一実施形態である光無線映像音声伝送システムの構成を示したブロック図である。 本実施形態における光無線データ送信装置の構成を示したブロック図である。 本実施形態における光無線データ受信装置の構成を示したブロック図である。 本実施形態における光無線音声データ受信装置の構成を示したブロック図である。 本実施形態における光無線音声データ受信装置を搭載した光ワイヤレスヘッドフォンの外観図である。 音声パイロット光が入射している光位置検出素子を説明する説明図である。 光無線データ送信装置、又は光無線データ受信装置の外観図である。 変形例1である光無線データ受信装置の構成を示したブロック図である。 変形例2である光無線データ受信装置の構成を示したブロック図である。
符号の説明
1…光無線データ送信装置
2,2a,2b…光無線データ受信装置
3…プロジェクタ
4…フロントスピーカ
5…光無線音声データ受信装置
6…リアスピーカ
7…ワイヤレスヘッドフォン
8…スクリーン
11…映像光変調回路部
12…発光素子(映像信号光射出手段)
13…レンズ
36,51…集光レンズ
14,45…音声光変調回路部
15,46…パイロット発光部(音声パイロット光発光手段)
16,32…ビームスプリッタ
17,33…光位置検出素子
18,34…位置検出回路部(光軸位置検出手段)
19,35,43…光軸補正制御部(光軸調整手段)
20,39…パン駆動部(光軸調整手段)
21,40…チルト駆動部(光軸調整手段)
31…パイロット発光部
37,52…受光素子
38…映像復調回路部
41…受光開口部
42…軸偏向ミラー
44…映像音声分離部
53…音声復調回路部
100…光無線映像音声伝送システム

Claims (4)

  1. 光無線映像信号受信装置に映像信号光を送信すると共に、光無線音声信号受信装置に音声信号光を送信する光無線映像音声信号送信装置であって、
    映像信号を変調して前記映像信号光に変換し射出する映像信号光射出手段と、
    音声信号を変調して前記音声信号光に変換すると共に、前記射出した映像信号光の前記光無線映像信号受信装置へのガイド光であり、前記光無線音声信号受信装置の受光の指向角をカバーする指向角の送信側パイロット光に前記音声信号光を重畳し、送信側音声パイロット光として発光する音声パイロット光発光手段と、
    前記光無線映像信号受信装置からの当該光無線映像音声信号送信装置へのガイド光である、受信側パイロット光又は前記受信側パイロット光に音声信号光が重畳された受信側音声パイロット光のいずれかを受光し、前記光無線映像信号受信装置側の光軸の位置情報を検出する光軸位置検出手段と、
    前記光軸位置検出手段で検出した光軸の位置情報に基づいて、前記映像信号光射出手段から射出した映像信号光の射出光軸が前記光無線映像信号受信装置における前記映像信号光の入射光軸に一致するように前記射出光軸を調整する光軸調整手段と
    を備えたことを特徴とする光無線映像音声信号送信装置。
  2. 光無線映像音声信号送信装置から送信された映像音声信号光を受信し、光無線音声信号受信装置に音声信号光を送信する光無線映像音声信号受信装置であって、
    前記光無線映像音声信号送信装置から射出された映像音声信号光を受光して映像音声信号に復調し、この復調した映像音声信号から映像信号及び音声信号を分離する映像音声信号分離手段と、
    前記分離された音声信号を変調して前記音声信号光に変換すると共に、当該光無線映像音声信号受信装置から前記光無線映像音声信号送信装置へのガイド光であり、前記光無線音声信号受信装置の受光の指向角をカバーする指向角の受信側パイロット光に前記音声信号光を重畳し、受信側音声パイロット光として発光する音声パイロット光発光手段と、
    前記光無線映像音声信号送信装置から当該光無線映像音声信号受信装置へのガイド光である送信側パイロット光を受光して、前記光無線映像音声信号送信装置側の光軸の位置情報を検出する光軸位置検出手段と、
    前記光軸位置検出手段で検出した光軸の位置情報に基づいて、前記光無線映像音声信号送信装置から射出された映像音声信号光の射出光軸が前記映像音声信号分離手段における前記映像音声信号の入射光軸に一致するように前記入射光軸を調整する光軸調整手段と
    を備えたことを特徴とする光無線映像音声信号受信装置。
  3. 光無線映像音声信号送信装置から光無線映像信号受信装置に映像信号光を送信すると共に、前記光無線映像音声信号送信装置から光無線音声信号受信装置に音声信号光を送信する光無線映像音声信号伝送システムであって、
    前記光無線映像音声信号送信装置は、
    映像信号を変調して前記映像信号光に変換し射出する映像信号光射出手段と、
    音声信号を変調して前記音声信号光に変換すると共に、前記射出した映像信号光の前記光無線映像信号受信装置へのガイド光であり、前記光無線音声信号受信装置の受光の指向角をカバーする指向角の送信側パイロット光に前記音声信号光を重畳し、送信側音声パイロット光として発光する音声パイロット光発光手段と、
    前記光無線映像信号受信装置からの当該光無線映像音声信号送信装置へのガイド光である受信側パイロット光を受光し、前記光無線映像信号受信装置側の光軸の位置情報を検出する送信側光軸位置検出手段と、
    前記送信側光軸位置検出手段で検出した光軸の位置情報に基づいて、前記映像信号光射出手段から射出した映像信号光の射出光軸が前記光無線映像信号受信装置における前記映像信号光の入射光軸に一致するように前記射出光軸を調整する送信側光軸調整手段とを備え、
    前記光無線映像信号受信装置は、
    前記光無線映像音声信号送信装置の前記映像信号光射出手段から射出された映像信号光を受光して映像信号に復調する映像信号復調手段と、
    前記光無線映像音声信号送信装置の前記音声パイロット光発光手段から発光された送信側音声パイロット光を受光して、前記光無線映像音声信号送信装置側の光軸の位置情報を検出する受信側光軸位置検出手段と、
    前記受信側光軸位置検出手段で検出した光軸の位置情報に基づいて、前記光無線映像音声信号送信装置から射出した映像信号光の射出光軸が前記映像信号復調手段における前記映像信号の入射光軸に一致するように前記入射光軸を調整する受信側光軸調整手段とを備え、
    前記光無線音声信号受信装置は、
    前記光無線映像音声信号送信装置の前記音声パイロット光発光手段から発光された送信側音声パイロット光を受光して音声信号に復調する音声信号復調手段とを備えた
    ことを特徴とする光無線映像音声信号伝送システム。
  4. 光無線映像音声信号送信装置から光無線映像信号受信装置に映像音声信号光を送信し、前記光無線映像信号受信装置から光無線音声信号受信装置に音声信号光を送信する光無線映像音声信号伝送システムであって、
    前記光無線映像音声信号送信装置は、
    映像信号及び音声信号をそれぞれ変調して重畳することにより映像音声信号を生成し、この生成した映像音声信号を映像音声信号光に変換して射出する映像音声信号光射出手段と、
    前記射出した映像音声信号光の前記光無線映像信号受信装置へのガイド光である送信側パイロット光を発光する送信側パイロット光発光手段と、
    前記光無線映像信号受信装置からの当該光無線映像音声信号送信装置へのガイド光である、受信側パイロット光に音声信号光が重畳された受信側音声パイロット光を受光し、前記光無線映像信号受信装置側の光軸の位置情報を検出する送信側光軸位置検出手段と、
    前記送信側光軸位置検出手段で検出した光軸の位置情報に基づいて、前記映像音声信号光射出手段から射出した映像音声信号光の射出光軸が前記光無線映像信号受信装置における前記映像音声信号光の入射光軸に一致するように前記射出光軸を調整する送信側光軸調整手段とを備え、
    前記光無線映像信号受信装置は、
    前記光無線映像音声信号送信装置の前記映像音声信号光射出手段から射出された映像音声信号光を受光して映像音声信号に復調し、この復調した映像音声信号から映像信号及び音声信号を分離する映像音声信号分離手段と、
    前記分離された音声信号を変調して前記音声信号光に変換すると共に、当該光無線映像音声信号受信装置から前記光無線映像音声信号送信装置へのガイド光であり、前記光無線音声信号受信装置の受光の指向角をカバーする指向角の受信側パイロット光に前記音声信号光を重畳し、受信側音声パイロット光として発光する受信側音声パイロット光発光手段と、
    前記光無線映像音声信号送信装置の送信側パイロット光発光手段から発光した送信側パイロット光を受光して、前記光無線映像音声信号送信装置側の光軸の位置情報を検出する受信側光軸位置検出手段と、
    前記受信側光軸位置検出手段で検出した光軸の位置情報に基づいて、前記光無線映像音声信号送信装置の映像音声信号光射出手段から射出された映像音声信号光の射出光軸が前記映像音声信号分離手段における前記映像音声信号の入射光軸に一致するように前記入射光軸を調整する受信側光軸調整手段とを備え、
    前記光無線音声信号受信装置は、
    前記光無線映像音声信号送信装置の前記音声パイロット光発光手段から発光された送信側音声パイロット光を受光して音声信号に復調する音声信号復調手段とを備えた
    ことを特徴とする光無線映像音声信号伝送システム。

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