JP2008141463A - オンスクリーン表示装置及びテレビジョン受像機 - Google Patents

オンスクリーン表示装置及びテレビジョン受像機 Download PDF

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Abstract

【課題】多様な機能を有する例えばテレビジョン受像機等の電子機器において、モード設定されている機能をユーザー等が容易に確認できるようにするオンスクリーン表示装置を提供する。
【解決手段】テレビジョン受像機等の電子機器に備えられている機能毎の動作モードに関連付けられた色データを記憶する記憶部3と、ユーザー等から電子機器に対して音量調整操作がなされると、電子機器に設定されている音量を示す画像パターンを生成すると共に、記憶部3に記憶されている色データのうち、電子機器に設定されている現在の動作モードに関連する色データを取得し、該色データに基づいて画像パターンに着色処理を施して、オンスクリーン表示用の画像データを生成し、画像合成部4を介して、該画像データをディスプレイDYに供給することで、オンスクリーン表示を行わせるOSD制御部2を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば表示装置や映像機器等に搭載されるオンスクリーンディスプレイ(On-Screen Display)或いはオンスクリーン機能(on-screen function)に関する。
近年、テレビジョン受像機等の映像機器では、多様な視聴環境を提供するため、多機能化が図られている。例えば、音声(sound)再生に関する機能として、モノラル再生、2チャンネルステレオ再生、マルチチャンネルサラウンド再生、音声多重再生、標準の音声再生等、多様な機能が備えられ、ユーザー等が所望の機能をモード設定することが可能となっている。また、映像再生に関する機能として、文字多重、標準の映像再生、シネマ等の映像ソースに合った画質調整を行う演出(エフェクト)再生等、多様な機能が備えられ、ユーザー等が所望の機能をモード設定することが可能となっている。
また、これら多くの機能の中からユーザー等が所望の機能をモード設定等し易くするため、オン・スクリーン・ディスプレイ(OSD)等の技術が用いられている。
そして、ユーザー等がリモコン装置等を用いてモード設定のためのメニュー画面をオンスクリーン表示させ、次に、所望の機能の設定項目を選択操作すると、所望の視聴環境に設定することが可能となっている。また、メニュー画面をオンスクリーン表示させると、映像機器の現在の動作モード(現在設定されている機能)を確認することができるようになっている。
しかし、ユーザー等にとっては、チャンネル切り替えボタンを操作して受信局を選局したり、ボリュームスイッチを操作して音量調整を行う場合に較べて、メニュー画面を開いてモード設定やモード確認を行う方が多くの操作を必要とすることから、更なる操作性の向上を図ることが重要な課題となっている。例えば、ユーザー等がモード設定しておいた機能を、後日に確認しようとする場合、再びメニュー画面をオンスクリーン表示させ、動作モードの設定項目を調べる必要があるため、より操作性の向上を図ることが課題となっている。
こうした課題を解決しようとする一従来例として、特開2000−350219号公報(特許文献1)に開示されたものがある。
特許文献1のテレビジョン受像機では、文字多重放送を受信する際、画面上に表示する文字の色を音量に応じて変化させている。これにより、例えば難聴者が、文字の色を見て音量を知ることができ、大音量となっていた場合には適正レベルの音量に調整する必要性に気づくことができるようになっている。
特開2000−350219号公報
ところが、特許文献1のテレビジョン受像機では、文字多重放送を受信している場合に限って、表示中の文字に、音量に応じた色を施しているに過ぎない。このため、テレビジョン受像機に備えられている多様な機能のうち、モード設定されている機能を、ユーザー等に直感的且つ容易に確認できるようにするためには、不十分である。
本発明は、こうした従来の課題に鑑みてなされたものであり、多様な機能を有する例えばテレビジョン受像機等の機器において、モード設定されている機能をユーザー等が容易に確認できるようにすること目的とする。
請求項1に記載の発明は、電子機器に設定されている動作モードを表示するオンスクリーン装置であって、前記電子機器に備えられている機能毎の動作モードに関連付けられた色データを記憶する記憶手段と、ユーザー等から前記電子機器に対して音量調整操作がなされると、前記電子機器に設定されている音量を示す画像パターンを生成すると共に、前記電子機器に設定されている現在の動作モードに関連する色データを前記記憶手段から取得し、該色データに基づいて前記画像パターンに着色処理を施して、オンスクリーン表示用の画像データを生成し、該画像データに基づいて表示装置にオンスクリーン表示を行わせるオンスクリーン制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、動作モードを表示するオンスクリーン機能を備えたテレビジョン受像機であって、前記テレビジョン受像機に備えられている機能毎の動作モードに関連付けられた色データを記憶する記憶手段と、ユーザー等から前記電子機器に対して音量調整操作がなされると、前記テレビジョン受像機に設定されている音量を示す画像パターンを生成すると共に、前記テレビジョン受像機に設定されている現在の動作モードに関連する色データを前記記憶手段から取得し、該色データに基づいて前記画像パターンに着色処理を施して、オンスクリーン表示用の画像データを生成し、該画像データに基づいて表示装置にオンスクリーン表示を行わせるオンスクリーン制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、電子機器に設定されている動作モードを表示するオンスクリーン表示方法であって、前記電子機器に備えられている機能毎の動作モードに関連付けられた色データを記憶する記憶工程と、ユーザー等から前記電子機器に対して音量調整操作がなされると、前記電子機器に設定されている音量を示す画像パターンを生成すると共に、前記記憶工程で記憶されている前記色データのうち、前記電子機器に設定されている現在の動作モードに関連する色データを取得し、該色データに基づいて前記画像パターンに着色処理を施して、オンスクリーン表示用の画像データを生成し、該画像データに基づいて表示装置にオンスクリーン表示を行わせるオンスクリーン制御工程と、を備えることを特徴とする。
本発明の好適な実施形態について、図1を参照して説明する。図1(a)は、本実施形態に係るオンスクリーン表示装置(OSD装置)の構成を示すブロック図、図1(b)(c)(d)(e)は、OSD表示機能を説明するための説明図である。なお、説明の便宜上、本実施形態のOSD装置1は、テレビジョン受像機に搭載されているものとして説明する。
図1(a)において、まず、テレビジョン受像機の構成を概説すると、テレビジョン受像機には、テレビジョン放送を受信して検波及び復調することで、放送番組の音声信号Saとビデオ信号Svを再生する受信部Rxと、ユーザー等が設定したテレビジョン受像機の音声再生に関する動作モード(音声再生モード)に従って、音声信号Saに対し信号処理を施す音声信号処理部Aと、ユーザー等が設定したテレビジョン受像機の映像再生に関する動作モード(映像再生モード)に従って、ビデオ信号Svに対し信号処理を施すビデオ信号処理部Bと、スピーカSPと、ディスプレイDYが備えられている。
ここで、音声信号処理部Aは、モノラル再生、2チャンネルステレオ再生、マルチチャンネルサラウンド再生、音声多重再生、標準の音声再生、ジャズやポップスやクラシック等の音楽ソースに合った音質調整を行う演出(エフェクト)再生、深夜の時間に音量を低減する深夜モード再生、消音(ミュート)等の複数の音声(sound)再生に関する機能を有している。
そして、ユーザー等が、後述するリモコン装置等を操作して、音声信号処理部Aに備えられている複数の機能のうち、所望の機能を選択して設定する(つまり、所望の音声再生モードを設定する)と、そのモード設定された機能を示す制御信号CNTaがテレビジョン受像機に内蔵されているリモコン受信器(図示略)を介して供給され、その制御信号CNTaに従って音声信号Saを信号処理し、処理した音声信号SauをスピーカSPに供給する。
例えば、ユーザー等がモノラル再生のモード設定をした場合には、音声信号Saに対してモノラル再生のための信号処理を施し、また、ユーザー等が2チャンネルステレオ再生のモード設定をした場合には、音声信号Saに対して2チャンネルステレオ再生のための信号処理を施すようになっている。
また、音声信号処理部Aは、リモコン装置等に設けられている音量調整ボタンによって、音量が指定されると、その制御信号CNTaに従って、音声信号Saに対して増幅又は減衰処理を施すことで、スピーカSPで再生される音の音量を調整する。
更に又、音声信号処理部Aは、リモコン装置等に設けられている消音(ミュート)ボタンがオン操作されると、その制御信号CNTaに従って音声信号Saを減衰させ、スピーカSPから音が出ないようにする。また、消音ボタンがオフ操作されると、消音(ミュート)処理を解除し、スピーカSPから出力される音の音量を元に戻すようになっている。
ビデオ信号処理部Bは、文字多重、標準の映像再生、シネマ等の映像ソースに合った画質調整を行う演出(エフェクト)再生等、複数の映像再生に関する機能を有している。
そして、ユーザー等が、リモコン装置等を操作して、ビデオ信号処理部Bに備えられている複数の機能のうち、所望の機能を選択して設定する(つまり、所望の映像再生モードを設定する)と、そのモード設定された機能を示す制御信号CNTvがテレビジョン受像機に内蔵されているリモコン受信器(図示略)を介して供給され、その制御信号CNTvに従って、ビデオ信号Svを信号処理して、処理したビデオ信号Svdを出力する。
例えば、ユーザー等が文字多重のモード設定をした場合には、ビデオ信号Svに対して文字多重の信号処理を施し、また、ユーザー等が標準の映像再生のモード設定をした場合には、ビデオ信号Svに対して、標準の映像再生の信号処理を施すようになっている。
かかる構成を有するテレビジョン受像機に、OSD制御部2と記憶部3と画像合成部4とを備えた本実施形態のOSD装置1が搭載されている。
画像合成部4は、OSD制御部2から供給される後述のOSD画像データSosdと、ビデオ信号処理部Bから出力されるビデオ信号Svdを、所定のフィールド期間又はフレーム期間に同期して合成処理することにより、合成ビデオ信号Svcを生成して、ディスプレイDYに供給する。
これにより、後述のメニューをOSD表示する場合には、図1(b)に例示するように、合成ビデオ信号Svcに基づいて、ディスプレイDYにメニュー画像を表示させる。
また、音量をOSD表示する場合には、図1(c)に例示するように、ディスプレイDYの画面上にビデオ信号Svdに基づく映像を表示させ、且つ画面上の所定領域に音量を示すOSD画像を併せて表示させる。
また、ユーザー等がリモコン装置等を操作して消音(ミュート)の指示がなされると、図1(d)に例示するように、ディスプレイDYの画面上にビデオ信号Svdに基づく映像を表示させ、且つ画面上の所定領域に消音モードであることを示すOSD画像を併せて表示させる。
また、画像合成部4は、OSD制御部2からOSD画像データSosdが供給されないときには、ビデオ信号処理部Bから出力されるビデオ信号Svdをそのまま合成ビデオ信号SvcとしてディスプレイDYに供給する。これにより、図1(e)に例示するように、ディスプレイDYの画面上にビデオ信号Svdに基づく映像だけを表示させ、OSD表示を行わないようになっている。
記憶部3は、記憶の消去・書き込みを何度でも行うことが可能で、電源を切ってもデータを消去すること無く保存する半導体メモリ等で形成されており、音声信号処理部Aに備えられている上述の各機能を示す項目データD(i)と、各項目データD(i)に関連付けられた色を示す色データC(i)が記憶されている。
つまり、上述した音声再生に関する機能である、モノラル再生、2チャンネルステレオ再生、マルチチャンネルサラウンド再生、音声多重再生、標準の音声再生、演出再生、深夜モード再生、消音(ミュート)等の各項目データD(i)と、各色を示す色データC(i)とが、表1に例示すように対応付けて記憶されている。
Figure 2008141463
OSD制御部2は、上述のリモコン装置等によってユーザー等が所定の操作をすると、操作された指示内容に従って、OSD表示のための制御を行う。
つまり、リモコン装置等から発せられる信号をテレビジョン受像機内のリモコン受信器が受信して、ユーザー等の指示内容を示す制御信号CNTdを出力すると、その制御信号CNTdをOSD制御部2が入力し、指示された内容に従って、次に述べるOSD表示のための制御を行う。
まず、ユーザー等がリモコン装置等を操作して、メニュー画像を表示させるための指示をすると、OSD制御部2は、記憶部3から項目データD(i)を取得し、設定項目に分類してディスプレイDYの画面上にメニュー画像を表示するためのOSD画像データSosdを生成し、画像合成部4へ出力する。これにより、画像合成部4において、ビデオ信号SvdとOSD画像データSosdとが合成された合成ビデオ信号Svcが生成されて、ディスプレイDYに供給されることで、図1(b)に示したように、メニュー画像がOSD表示される。
また、ユーザー等がリモコン装置等を操作して、ディスプレイDYの画面上に表示されたメニューに基づいて所望の設定項目を選択して設定する(すなわち、音声再生モードを設定する)と、OSD制御部2は、記憶部3に記憶されている項目データD(i)のうち、モード設定された項目データにフラグデータFを付けて記憶させる。
つまり、ディスプレイDYにメニュー表示されたモノラル再生、2チャンネルステレオ再生、マルチチャンネルサラウンド再生、音声多重再生、標準の音声再生、演出再生、深夜モード再生、消音(ミュート)等の設定項目の中から、ユーザー等がリモコン装置等を操作して、例えばモノラル再生の設定項目を選択して設定した場合、OSD制御部2は、モノラル再生の項目データD(1)と色データC(1)に対応付けてフラグデータFを記憶部3に記憶させ、(F)+D(1)+C(1)で表される関連付けを行う。
また、演出再生を除く、残余の設定項目が選択設定された場合にも同様に、フラグデータFを記憶部3に記憶させ、(F)+D(2)+C(2)、(F)+D(3)+C(3)、(F)+D(4)+C(4)、(F)+D(5)+C(5)、(F)+D(7)+C(7)、(F)+D(8)+C(8)等で表される関連付けを行う。
ここで、演出再生の機能は、モノラル再生、2チャンネルステレオ再生、マルチチャンネルサラウンド再生、音声多重再生、標準の音声再生、深夜モード再生、消音(ミュート)等の機能に対して更に付加する機能であることから、単独で選択設定されるものではない。つまり、例えばユーザー等が、モノラル再生音を受聴したいと欲した場合には、モノラル再生の設定項目だけを選択設定し、また、演出効果を付与したモノラル再生音を受聴したいと欲した場合には、モノラル再生の設定項目と演出再生の設定項目を併せて設定することとなる。
そこで、OSD制御部2は、モノラル再生、2チャンネルステレオ再生、マルチチャンネルサラウンド再生、音声多重再生、標準の音声再生、深夜モード再生、消音(ミュート)等のうちの何れかの設定項目と併せて、演出再生の設定項目も設定されると、項目データD(6)にもフラグデータFを付けて記憶部3に記憶させる。
したがって、OSD制御部2は、モノラル再生、2チャンネルステレオ再生、マルチチャンネルサラウンド再生、音声多重再生、標準の音声再生、深夜モード再生、消音(ミュート)等のうちの何れかの選択項目と、演出再生の設定項目とが併せて設定された場合には、(F)+D(1)+C(1)+(F)+D(6)+C(6)、(F)+D(2)+C(2)+(F)+D(6)+C(6)、(F)+D(3)+C(3)+(F)+D(6)+C(6)、(F)+D(4)+C(4)+(F)+D(6)+C(6)、(F)+D(5)+C(5)+(F)+D(6)+C(6)、(F)+D(7)+C(7)+(F)+D(6)+C(6)、(F)+D(8)+C(8)+(F)+D(6)+C(6)等で表される関連付けを行う。
更に又、ユーザー等が上述のメニューに基づいて音声再生モードを設定し終えた後、リモコン装置等に設けられている音量調整ボタン(ボリューム調整ボタン)を操作すると、OSD制御部2は、記憶部3に既に記憶されているフラグデータFが付けられた項目データを検索する。そして、制御信号CNTaによって既に設定されている音量を、長尺状の帯の長さで表すための画像パターンを生成すると共に、フラグデータFが付けられた項目データに関連付けられている色データに基づいてその画像パターンに着色処理を施すことで、音量を帯状の長さで示し、且つ音声信号処理部Aに現在設定されている音声再生モードを色で示すOSD画像データSosdを生成し、画像合成部4へ出力する。
つまり、例えばユーザー等が上述のメニューに基づいて、モノラル再生を設定した後、リモコン装置等に設けられている音量調整ボタンを操作すると、OSD制御部2は、記憶部3に既に記憶されている、(F)+D(1)+C(1)の関連付けがなされている項目データD(1)の色データC(1)を取得し、制御信号CNTaによって既に設定されている音量を帯状の長さで示す画像パターンを生成し、更にその画像パターンに青色の着色処理を施すことで、現在設定されている音量を帯状の長さで示し、且つ現在設定されている音声再生モードを青色で示すOSD画像データSosdを生成する。
また、例えばユーザー等が上述のメニューに基づいて、モノラル再生と演出再生の設定項目を併せて設定した後、リモコン装置等に設けられている音量調整ボタンを操作すると、OSD制御部2は、記憶部3に既に記憶されている、(F)+D(1)+C(1)+(F)+D(6)+C(6)の関連付けがなされている項目データD(1)の色データC(1)とC(6)を取得し、制御信号CNTaによって既に設定されている音量を帯状の長さで示す画像パターンを生成し、更にその画像パターンに青色と銀色との着色処理を施すことで、現在設定されている音量を帯状の長さで示し、且つ現在設定されている音声再生モードを金属色の青色で示すOSD画像データSosdを生成する。
このように、OSD制御部2は、ユーザー等がメニューの設定項目を選択設定することで音声再生モードを設定した後、音量調整を行うと、現在設定されている音量だけでなく、音声再生ーモードも同時にODS表示するためのOSD画像データSosdを生成し、画像合成部4へ供給する。
そして、OSD制御部2からOSD画像データSosdが画像合成部4に供給されると、画像合成部4が、ビデオ信号SvdとそのOSD画像データSosdとを合成した合成ビデオ信号Svcを生成して、ディスプレイDYに供給することで、図1(c)に示したように、ディスプレイDYの画面上にビデオ信号Svdに基づく映像を表示させ、且つ画面上の所定領域に、音量を長さで示し且つ音声再生モードを色で示すOSD画像を併せて表示させる。
更に又、ユーザー等が上述のメニューに基づいて設定した音声再生モードの下で視聴している際に、リモコン装置等に設けられている消音(ミュート)ボタンをオン操作すると、現在設定されている音量を帯状の長さで示す画像パターンを生成し、更に、記憶部3に記憶されている項目データD(8)に関連付けられている赤色の色データC(8)に基づいて、その画像パターンに赤色の着色処理を施すことで、現在設定されている音量を帯状の長さで示し、且つ消音(ミュート)ボタンがオン操作されたことを赤色で示すOSD画像データSosdを生成し、画像合成部4へ出力する。そして、消音(ミュート)ボタンがオフ操作されると、そのOSD画像データSosdの生成を終了し、画像合成部4への出力を終了する。
つまり、ユーザー等が上述のメニューに基づいて、モノラル再生、2チャンネルステレオ再生、マルチチャンネルサラウンド再生、音声多重再生、標準の音声再生、演出再生、深夜モード再生等の何れかの設定項目を選択設定して視聴中であったとしても、消音(ミュート)ボタンをオン操作された場合には、現在設定されている音量を帯状の長さで示す画像パターンに、強制的に赤色の着色を施して、OSD画像データSosdを生成する。
そして、消音(ミュート)ボタンがオン操作されて、OSD制御部2からOSD画像データSosdが画像合成部4に供給されると、画像合成部4が、ビデオ信号SvdとそのOSD画像データSosdとを合成した合成ビデオ信号Svcを生成して、ディスプレイDYに供給することで、図1(d)に示したように、ディスプレイDYの画面上にビデオ信号Svdに基づく映像を表示させ、且つ画面上の所定領域に、現在設定されている音量を長さで示し、且つ消音中であることを赤色で示すOSD画像を併せて表示させる。
また、消音(ミュート)ボタンがオフ操作されて、OSD制御部2がOSD画像データSosdを生成しなくなると、画像合成部4が、ビデオ信号Svdをそのまま合成ビデオ信号SvcとしてディスプレイDYに供給することで、図1(e)に示したように、OSD表示を終了させ、ディスプレイDYの画面上にビデオ信号Svdに基づく映像だけを表示させる。
以上に説明した本実施形態のOSD装置1によると、次の効果が得られる。
つまり、テレビジョン受像機の音声信号処理部Aに備えられている音声再生に関する複数の機能のうち、所望の機能をユーザー等が選択して所望の音楽再生モードを設定することで、テレビジョン受像機がその音楽再生モードで動作している際に、ユーザー等から音量調整のための操作がなされると、図1(c)に例示したように、ディスプレイの画面上に、音量を帯状の長さで示すOSD画像を表示させ、更にそのOSD画像の色を、現在の音楽再生モードに対応する色でOSD表示させる。このため、ユーザー等は、リモコン装置等に設けられている音量調整ボタンを操作するだけで、音量の確認と、現在設定されている音声再生モードも確認することができ、利便性、操作性の向上を図ることが可能となっている。
特に、音声再生モードに対応付けられた所定の色で、音量を帯状の長さで示すOSD画像に着色を施してOSD表示を行うので、直感的に理解し易い形態でユーザー等に提示することができ、利便性、操作性の向上を図ることが可能である。
なお、以上に説明した実施形態では、音量を帯状の長さで示すOSD画像によってOSD表示することとしているが、音量を数字や記号で示すOSD画像によってOSD表示し、更にその数字や記号のOSD画像に、音声再生に関する複数の各機能に対応付けられた所定の色を着色してOSD表示しても良い。
また、音量を帯状の長さで示すOSD画像に限らず、例えば丸や四角のドットパターンの数によって音量を示すOSD画像を生成し、そのOSD画像に、音声再生に関する複数の各機能に対応付けられた所定の色を着色してOSD表示しても良い。
また、演出再生の機能として、ジャズやポップスやクラシック等の音楽ソースに合わせて再生する所謂イコライザー機能の他、ユーザー等に更なる臨場感を与える音場制御による音声再生機能を追加しても良い。
また、本実施形態のOSD装置1は、テレビジョン受像機に搭載されてだけでなく、ディスプレイ(表示装置)を備える機器、例えばオーディオ機器、オーディオ再生機能を有する携帯端末装置、パーソナルコンピュータ等にも適用することが可能である。
また、OSD装置1は、電子素子や集積回路装置等のハードウェアで形成しても良いし、また、コンピュータプログラムで作成して、マイクロプロセッサやディジタルシグナルプロセッサ(DSP)で実行させるようにしてもよい。つまり、ファームウェアで実現しても良い。
次に、より具体的な実施例について、図2〜図5を参照して説明する。図2は、本実施例のテレビジョン受像機の構成を示すブロック図である。なお、図2において図1(a)と同一又は相当する部分を同一符号で示している。
図2において、本実施例のテレビジョン受像機は、ディジタル放送を受信するテレビジョン受像機であり、OSD制御部2と記憶部3と画像合成部4を有するOSD装置1を具備し、チューナ/復調部10とトランスポートデコーダ11とAVデコーダ(オーディオビデオデコーダ)12を有する受信部Rxと、音声信号処理部A、ビデオ信号処理部B、スピーカSP、ディスプレイDYを備える他、制御部15、モデム13、カードインタフェース(カードI/F)14、リモコンインタフェース(リモコンI/F)16、光通信インタフェース(光通信I/F)17を備えて構成されている。
ここで、制御部15は、テレビジョン受像機全体の動作を集中制御するマイクロプロセッサ等で形成され、バス(BUS)を介して、各構成要素との間で制御とデータ転送を行うようになっている。
モデム13は、インターネット等の双方向通信路網を介して配信されてくる放送等を受信するために設けられている。
カードインタフェース14は、メモリカード等の記憶媒体を着脱自在に装填し、記憶媒体に記憶されている音声ソースやビデオソースを読み取ってスピーカSPやディスプレイDYで再生させたり、本テレビジョン受像機で受信した音声ソースやビデオソースを記憶媒体に記憶させるために設けられている。
光通信インタフェース17は、光通信機能を有するパーソナルコンピュータや携帯端末装置(携帯電話等)との間でデータ通信等を行うために設けられている。
リモコンインタフェース16は、本テレビジョン受像機を操作するためのリモコン装置と通信を行うために設けられ、ユーザー等がリモコン装置を操作すると、その操作内容を受信して制御部15へ転送する。
チューナ/復調部10は、アンテナANTで受信された放送電波を選局受信し、所定の周波数変換処理及び復調処理を行うことで、ディジタルテレビジョン放送の伝送方式で規定されているトランスポートストリーム(MPEG-2 TS)TSを再生する。
トランスポートデコーダ11は、トランスポートストリームTSに含まれている音声PES(パテッタイズドエレメンタリストリームパケット)と映像PESを所定のフィルタリング処理によって分離して、AVデコーダ12へ出力する。また、トランスポートデコーダ11は、サービス情報として放送局から配信されてくる電子番組表(EPG:Electronic Program Guide)のデータをトランスポートストリームTSから抽出し、バス(BUS)と制御部15を介して、OSD装置1の記憶部3に記憶させようになっている。
AVデコーダ12は、音声PESに含まれている音声ES(エレメンタリストリーム)を所定方式(MPEG-2 AAC)に準拠してデコードすることにより、音声(sound)信号Saを生成すると共に、映像PESに含まれている映像ES(エレメンタリストリーム)を所定方式(MPEG-2 Video)に準拠してデコードすることにより、ビデオ信号Saを生成する。
音声信号処理部Aは、実施形態で説明したのと同様に、モノラル再生、2チャンネルステレオ再生、マルチチャンネルサラウンド再生、音声多重再生、標準の音声再生、演出(エフェクト)再生、深夜モード再生、消音(ミュート)等、複数の音声再生に関する機能を有し、ユーザー等がリモコン操作によって所望の機能をモード設定する(つまり、所望の音声再生モードを設定する)と、リモコンインタフェース16、バス(BUS)、制御部15を介して制御信号CNTaが供給され、ユーザー等の指定した音声再生モードで音声信号Saに対して信号処理を行い、処理した音声信号SauをスピーカSPに供給して鳴動させる。また、ユーザー等がリモコン装置に設けられている音量調整ボタンによって音量が指定されると、その制御信号CNTaに従って、音声信号Saに対して増幅又は減衰処理を施すことで、スピーカSPで再生される音の音量を調整する。また、リモコン装置等に設けられている消音(ミュート)ボタンがオン操作されると、その制御信号CNTaに従って音声信号Saを減衰させ、スピーカSPから音が出ないようにする。また、消音ボタンがオフ操作されると、消音(ミュート)処理を解除し、スピーカSPから出力される音の音量を元に戻すようになっている。
ビデオ信号処理部Bは、実施形態で説明したのと同様に、文字多重、標準の映像再生、シネマ等の映像ソースに合った画質調整を行う演出(エフェクト)再生等、複数の映像再生に関する機能を有している。そして、ユーザー等がリモコン装置を操作して、ビデオ信号処理部Bに備えられている複数の機能のうち、所望の機能を選択して設定する(つまり、所望の映像再生モードを設定する)と、そのモード設定された機能を示す制御信号CNTvがリモコンインタフェース16、バス(BUS)、制御部15を介して供給され、その制御信号CNTvに従って、ビデオ信号Svを信号処理して、処理したビデオ信号Svdを出力する。
次に、画像合成部4は、OSD制御部2から供給されるOSD画像データSosdと、ビデオ信号処理部Bから出力されるビデオ信号Svdを、所定のフィールド期間又はフレーム期間に同期して合成処理することにより、合成ビデオ信号Svcを生成して、ディスプレイDYに供給する。
これにより、後述の音声再生の機能に関するメニューをOSD表示する場合には、図3(a)に例示するように、合成ビデオ信号Svcに基づいて、ディスプレイDYにメニュー画像を表示させる。また、後述の映像声再生の機能に関するメニューをOSD表示する場合には、図3(b)に例示するように、合成ビデオ信号Svcに基づいて、ディスプレイDYにメニュー画像を表示させる。
また、音量をOSD表示する場合には、図3(c)に例示するように、ディスプレイDYの画面上にビデオ信号Svdに基づく映像を表示させ、且つ画面上の所定領域に、音声再生モードを色で示すと共に音量を帯状の長さで示す画像パターンと、映像再生モードを示すアイコンとから成るOSD画像を表示させる。
また、ユーザー等がリモコン装置等を操作して消音(ミュート)の指示がなされると、図3(d)に例示するように、ディスプレイDYの画面上にビデオ信号Svdに基づく映像を表示させ、且つ画面上の所定領域に、図3(c)に例示したOSD画像に赤色着色を施した画像パターンから成るOSD画像を表示させる。
また、画像合成部4は、OSD制御部2からOSD画像データSosdが供給されないときには、ビデオ信号処理部Bから出力されるビデオ信号Svdをそのまま合成ビデオ信号SvcとしてディスプレイDYに供給する。これにより、図3(e)に例示するように、ディスプレイDYの画面上にビデオ信号Svdに基づく映像だけを表示させ、OSD表示を行わないようになっている。
また、画像合成部4は、OSD制御部2から電子番組表(EPG)の情報がOSD画像データSosdとして供給されると、ディスプレイDYに供給して電子番組表を表示させる。
記憶部3は、フラッシュROM等の所謂不揮発性半導体メモリで形成されており、上述した電子番組表(EPG)のデータを記憶する他、表1に示したのと同様に、音声信号処理部Aに備えられている音声再生に関する各機能を示す項目データD(i)と、各項目データD(i)に関連付けられた色を示す色データC(i)が記憶されている。更に、記憶部3には、映像信号処理部Bに備えられている映像再生に関する各機能を示す項目データE(j)と、各項目データE(j)に関連付けられたアイコンデータG(j)が記憶されている。つまり、上述した映像再生に関する機能である、文字多重、標準の映像再生、映像ソースに合った画質調整を行う複数種類の演出再生(シネマ、スポーツ、ゲーム等)の各項目データE(j)と、各項目データE(j)に関連付けられたアイコンデータG(j)とが、表2に例示するように対応付けて記憶されている。
Figure 2008141463
OSD制御部2は、リモコン装置によってユーザー等が所定の操作をすると、リモコンインタフェース16、バス(BUS)、制御部15を介して制御信号CNTdが供給され、その制御信号CNTdの指示内容に従ってOSD表示のための制御を行う。
つまり、ユーザー等がリモコン装置を操作して、音声再生モード設定用のメニュー画像を表示させるための指示をすると、OSD制御部2は、記憶部3から項目データD(i)を取得し、設定項目に分類してディスプレイDYの画面上にメニュー画像を表示するためのOSD画像データSosdを生成し、画像合成部4へ出力する。これにより、画像合成部4において、ビデオ信号SvdとOSD画像データSosdとが合成された合成ビデオ信号Svcが生成されて、ディスプレイDYに供給されることで、図3(a)に示したように、音声再生モード設定用のメニュー画像がOSD表示される。
更に、ユーザー等がリモコン装置を操作して、ディスプレイDYの画面上に表示された音声再生モード設定用のメニューに基づいて所望の設定項目を選択して設定する(すなわち、音声再生モードを設定する)と、OSD制御部2は、上述の実施形態で説明したのと同様に、記憶部3に記憶されている項目データD(i)のうち、モード設定された項目データにフラグデータFを付けて記憶させる。
更に又、ユーザー等がリモコン装置を操作して、映像再生モード設定用のメニュー画像を表示させるための指示をすると、OSD制御部2は、記憶部3から項目データE(j)を取得し、設定項目に分類してディスプレイDYの画面上に映像再生モード設定用のメニュー画像を表示するためのOSD画像データSosdを生成し、画像合成部4へ出力する。これにより、画像合成部4において、ビデオ信号SvdとOSD画像データSosdとが合成された合成ビデオ信号Svcが生成されて、ディスプレイDYに供給されることで、図3(b)に示したように、映像再生モード設定用のメニュー画像がOSD表示される。
更に、ユーザー等がリモコン装置を操作して、ディスプレイDYの画面上に表示された映像再生モード設定用のメニューに基づいて所望の設定項目を選択して設定する(すなわち、映像再生モードを設定する)と、OSD制御部2は、記憶部3に記憶されている項目データE(j)のうち、制御信号CNTvによって設定された項目データにフラグデータHを付けて記憶させる。
更に又、ユーザー等が上述の音声再生モード設定用のメニュー、又は映像再生モード設定用のメニューに基づいてモード設定をし終えた後、リモコン装置等に設けられている音量調整ボタン(ボリューム調整ボタン)を操作すると、OSD制御部2は、記憶部3に既に記憶されているフラグデータF,Hが付けられた項目データを検索する。そして、制御信号CNTaによって既に設定されている音量を、長尺状の帯の長さで表すための画像パターンを生成すると共に、フラグデータFが付けられた項目データに関連付けられている色データに基づいてその画像パターンに着色処理を施すことで、音量を帯状の長さで示し、且つ音声信号処理部Aに現在設定されている音声再生モードを色で示す画像パターンを生成し、更に、フラグデータHが付けられた項目データに関連付けられているアイコンデータと該画像パターンとを組み合わせてOSD画像データSosdを生成し、画像合成部4へ出力する。
つまり、例えばユーザー等が上述のメニューに基づいて、マルチチャンネルサラウンド再生と演出1(シネマ)を設定した後、リモコン装置に設けられている音量調整ボタンを操作すると、OSD制御部2は、記憶部3に既に記憶されている、(F)+D(3)+C(3)の関連付けがなされている項目データD(3)の色データC(3)を取得すると共に、(H)+E(4)+G(4)の関連付けがなされている項目データE(4)のアイコンデータG(4)を取得し、更に、制御信号CNTaによって既に設定されている音量を帯状の長さで示す画像パターンを生成して色データC(3)に基づいて黄色の着色処理を施し、アイコンデータG(4)と組み合わせることで、現在設定されている音量を帯状の長さで示し、且つ現在設定されている音声再生モードを黄色で示し、現在設定されている映像再生モードを示すOSD画像データSosdを生成する。
このように、OSD制御部2は、ユーザー等がメニューの設定項目を選択設定することで音声再生モード又は映像再生モードを設定した後、音量調整を行うと、現在設定されている音量だけでなく、音声再生モード又は映像再生モードも同時にODS表示するためのOSD画像データSosdを生成し、画像合成部4へ供給する。
そして、OSD制御部2からOSD画像データSosdが画像合成部4に供給されると、画像合成部4が、ビデオ信号SvdとそのOSD画像データSosdとを合成した合成ビデオ信号Svcを生成して、ディスプレイDYに供給することで、図3(c)に示したように、ディスプレイDYの画面上にビデオ信号Svdに基づく映像を表示させ、且つ画面上の所定領域に、音量を長さで示し、音声再生モードを色で示し、映像再生モードを色で示すOSD画像を表示させる。
更に又、ユーザー等が上述のメニューに基づいて設定した音声再生モード又は映像再生モードの下で視聴している際に、リモコン装置に設けられている消音(ミュート)ボタンをオン操作すると、OSD制御部2は、現在設定されている音量を帯状の長さで示す画像パターンを生成し、更に、フラグHが付けられている現在設定されている映像再生モードに関する項目データのアイコンデータを記憶部3から取得して、該画像パターンとアイコンデータを組み合わせた画像パターンを生成し、更に、記憶部3に記憶されている項目データD(7)に関連付けられている赤色の色データC(7)に基づいて、その組み合わせた画像パターンに赤色の着色処理を施すことで、現在設定されている音量を帯状の長さで示し、現在設定されている音声再生モード又は映像再生モードを示し、消音(ミュート)ボタンがオン操作されたことを赤色で示すOSD画像データSosdを生成して、画像合成部4へ出力する。そして、消音(ミュート)ボタンがオフ操作されると、そのOSD画像データSosdの生成を終了し、画像合成部4への出力を終了する。
また、消音(ミュート)ボタンがオフ操作されて、OSD制御部2がOSD画像データSosdを生成しなくなると、画像合成部4が、ビデオ信号Svdをそのまま合成ビデオ信号SvcとしてディスプレイDYに供給することで、図3(e)に示したように、OSD表示を終了させ、ディスプレイDYの画面上にビデオ信号Svdに基づく映像だけを表示させる。
次に、図4と図5に示すフローチャートを参照して、かかる構成を有するテレビジョン受像機の動作を説明する。なお、図4は、メニューをOSD表示し、モード設定をする際の動作、図5は、音量をOSD表示する際の動作を示している。
図4において、ユーザー等がリモコン操作して、音声再生モード設定用又は映像再生モード設定用のメニュー表示を指示すると、リモコンインターフェース17を介して、制御部15が、送信されてきた信号を受信し、ステップST10において、受信信号の内容を解析する。そして、音声再生モード設定用のメニュー表示が指示されたと判断すると、ステップST20へ移行し、また、映像再生モード設定用のメニュー表示が指示されたと判断すると、ステップST30へ移行する。
まず、音声再生モード設定用のメニュー表示が指示された場合の動作について説明すると、ステップST20において、OSD制御部2が、制御部15の制御の下で、音声再生モード設定用のOSD信号Sosdを生成し、画像合成部4を介してディスプレイDYに供給することで、図3(a)に例示した音声再生モード設定用のメニューをOSD表示させる。
次に、ユーザー等が所望の設定項目を選択操作すると、ステップST21において、制御部15が、送られてきた信号の内容を解析し、設定項目の機能を示す制御信号CNTaを音声信号処理部AとOSD制御部2に供給する。これにより、音声信号処理部Aは、ユーザー等が設定した音声再生モードでの信号処理を開始する。
次に、ステップST22において、OSD制御部2が、記憶部3に記憶されている項目データD(i)のうち、モード設定された項目データにフラグデータFを付けて記憶させ、モード設定を確定する。
次に、OSD制御部2がOSD信号Sosdの出力を終了した後、ステップST23において、上述の確定させた音声再生モードを提示するため、文字データ等から成るOSD信号Sosdを生成し、画像合成部4を介してディスプレイDYに供給してOSD表示させる。
次に、ステップST24において、OSD制御部2が、内蔵されているプログラムタイマーを起動させて、予め決められた一定時間(例えば、3秒程度)が経過するまで、提示したOSD画像を継続表示させた後、ステップST25において、OSD信号Sosdの出力を終了することで、OSDを画像を消画させ、処理を完了する。
次に、映像再生モード設定用のメニュー表示が指示された場合の動作について説明すると、上述のステップST30において、OSD制御部2が、制御部15の制御の下で、映像再生モード設定用のOSD信号Sosdを生成し、画像合成部4を介してディスプレイDYに供給することで、図3(b)に例示した音声再生モード設定用のメニューをOSD表示させる。
次に、ユーザー等が所望の設定項目を選択操作すると、ステップST31において、制御部15が、送られてきた信号の内容を解析し、設定項目の機能を示す制御信号CNTvをビデオ信号処理部BとOSD制御部2に供給する。これにより、ビデオ信号処理部Bは、ユーザー等が設定した映像再生モードでの信号処理を開始する。
次に、ステップST32において、OSD制御部2が、記憶部3に記憶されている項目データE(j)のうち、モード設定された項目データにフラグデータHを付けて記憶させ、モード設定を確定する。
次に、OSD制御部2がOSD信号Sosdの出力を終了した後、ステップST33において、上述の確定させた映像再生モードを提示するため、文字データ等から成るOSD信号Sosdを生成し、画像合成部4を介してディスプレイDYに供給してOSD表示させる。
次に、ステップST34において、OSD制御部2が、内蔵されているプログラムタイマーを起動させて、予め決められた一定時間(3秒程度)が経過するまで、提示したOSD画像を継続表示させた後、ステップST35において、OSD信号Sosdの出力を終了することで、OSD画像を消画させ、処理を完了する。
次に、図5のフローチャートを参照して、音量をOSD表示する際の動作について説明する。
図5において、ユーザー等がリモコン装置に設けられている音量調整ボタンを操作し、制御部15が、リモコンインターフェース17を介して、送信されてきた信号を受信すると、ステップST40において、受信信号の内容を解析して、調整操作された音量の情報を取得する。
次に、ステップST41において、制御部15が、制御信号CNTaによって上述の音量の情報を音声信号処理部Aと、OSD制御部2に供給する。これにより、音声信号処理部Aが、ユーザー等によって調整操作された音量となるように、音声信号Saに対する増幅率を調整し、その調整した音声信号SauをスピーカSPに供給して鳴動させる。
次に、ステップST42において、OSD制御部2が、制御信号CNTaに含まれている上述の音量の情報を取得し、調整操作された音量を帯状の長さで示す画像パターンを生成する。
次に、ステップST43において、OSD制御部2が、記憶部3に記憶されているフラグFの付けられている音声再生モードに関する項目データD(i)を検索し、更にその項目データD(i)に対応付けられている色データC(i)を取得する。更に、フラグHの付けられている映像再生モードに関する項目データE(j)を検索し、その項目データE(j)に対応付けられているアイコンデータG(j)を取得する。
次に、ステップST44において、OSD制御部2が、上述した音量を帯状の長さで示す画像パターンに、取得した色データC(i)に基づいて着色処理を施し、更に取得したアイコンデータG(j)を組み合わせることで、現在設定されている音量を帯状の長さで示し、現在設定されている音声再生モードを、色データC(i)に基づく色で示し、現在設定されている映像再生モードをアイコンデータG(j)に基づく絵柄で示すOSD画像データSosdを生成する。そして、OSD画像データSosdを画像合成部4に供給する。
次に、ステップST45において、画像合成部4が、ビデオ信号処理部Bから出力されるビデオ信号Svdと、OSD画像データSosdとを所定のフレーム期間又はフィールド期間に同期して合成処理することで、合成ビデオ信号Svcを生成し、ディスプレイDYに供給する。これにより、図3(c)に示したように、ディスプレイDYの画面上に、ビデオ信号Svdによる映像と共に、OSD画像データSosdによるOSD画像が表示され、ユーザー等が音量と音声再生モードと映像再生モードを確認することができる。
次に、ステップST46において、内蔵されているプログラムタイマーを起動させて、予め決められた一定時間(例えば、3秒程度)が経過するまで、提示したOSD画像を継続表示させた後、ステップST47において、OSD信号Sosdの出力を終了することで、OSDを画像を消画させ、処理を完了する。
以上に説明したように、本実施例のテレビジョン受像機によれば、実施形態と同様の効果が得られる他、ユーザー等が所望の映像再生モードを設定した後、音量調整操作をすると、音量と音声再生モードのOSD表示に加えてその映像再生モードのOSD表示も表示されるため、簡単に現在の動作モードを知ることができる。
特に、使用頻度の高い音量調整操作が成されるのに応じて、現在設定されている音声再生モードと映像再生モードを同時にOSD表示するので、ユーザー等に対し、優れた利便性、操作性を提供することが可能である。
なお、本実施例においても、OSD装置1を、電子素子や集積回路装置等のハードウェアで形成しても良いし、また、コンピュータプログラムで作成して、マイクロプロセッサやディジタルシグナルプロセッサ(DSP)で実行させるようにしてもよい。つまり、ファームウェアで実現しても良い。
また、上述の作成したコンピュータプログラムを制御部15で実行させることで、OSD制御部2の機能を持たせるようにしてもよい。かかる構成によると、OSD制御部2を省略することができ、回路構成の簡素化等を実現することが可能である。
また、演出再生の機能として、ジャズやポップスやクラシック等の音楽ソースに合わせて再生する所謂イコライザー機能の他、ユーザー等に更なる臨場感を与える音場制御による音声再生機能を追加しても良い。
図1(a)は、実施形態に係るOSD装置の構成を示すブロック図、図1(b)〜(e)はOSD装置の機能を説明するための説明図である。 実施例に係るテレビジョン受像機の構成を示すブロック図である。 図2に示したテレビジョン受像機のOSD表示機能を説明するための説明図である。 図2に示したテレビジョン受像機の動作を説明するためのフローチャートである。 更に、図2に示したテレビジョン受像機の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1…オンスクリーン表示装置
2…OSD制御部
3…記憶部

Claims (6)

  1. 電子機器に設定されている動作モードを表示するオンスクリーン表示装置であって、
    前記電子機器に備えられている機能毎の動作モードに関連付けられた色データを記憶する記憶手段と、
    ユーザー等から前記電子機器に対して音量調整操作がなされると、前記電子機器に設定されている音量を示す画像パターンを生成すると共に、前記電子機器に設定されている現在の動作モードに関連する色データを前記記憶手段から取得し、該色データに基づいて前記画像パターンに着色処理を施して、オンスクリーン表示用の画像データを生成し、該画像データに基づいて表示装置にオンスクリーン表示を行わせるオンスクリーン制御手段と、
    を備えることを特徴とするオンスクリーン表示装置。
  2. 前記電子機器に備えられている機能は、音声再生に関する機能、又は、映像再生に関する機能であり、
    前記記憶部は、前記音声再生に関する機能毎の動作モードに関連付けられた色データ、又は、前記映像再生に関する機能毎の動作モードに関連付けられた色データを記憶すること、
    を特徴とする請求項1に記載のオンスクリーン表示装置。
  3. 動作モードを表示するオンスクリーン機能を備えたテレビジョン受像機であって、
    前記テレビジョン受像機に備えられている機能毎の動作モードに関連付けられた色データを記憶する記憶手段と、
    ユーザー等から前記電子機器に対して音量調整操作がなされると、前記テレビジョン受像機に設定されている音量を示す画像パターンを生成すると共に、前記テレビジョン受像機に設定されている現在の動作モードに関連する色データを前記記憶手段から取得し、該色データに基づいて前記画像パターンに着色処理を施して、オンスクリーン表示用の画像データを生成し、該画像データに基づいて表示装置にオンスクリーン表示を行わせるオンスクリーン制御手段と、
    を備えることを特徴とするテレビジョン受像機。
  4. 前記テレビジョン受像機に備えられている機能は、音声再生に関する機能、又は、映像再生に関する機能であり、
    前記記憶部は、前記音声再生に関する機能毎の動作モードに関連付けられた色データ、又は、前記映像再生に関する機能毎の動作モードに関連付けられた色データを記憶すること、
    を特徴とする請求項3に記載のテレビジョン受像機。
  5. 電子機器に設定されている動作モードを表示するオンスクリーン表示方法であって、
    前記電子機器に備えられている機能毎の動作モードに関連付けられた色データを記憶する記憶工程と、
    ユーザー等から前記電子機器に対して音量調整操作がなされると、前記電子機器に設定されている音量を示す画像パターンを生成すると共に、前記記憶工程で記憶されている前記色データのうち、前記電子機器に設定されている現在の動作モードに関連する色データを取得し、該色データに基づいて前記画像パターンに着色処理を施して、オンスクリーン表示用の画像データを生成し、該画像データに基づいて表示装置にオンスクリーン表示を行わせるオンスクリーン制御工程と、
    を備えることを特徴とするオンスクリーン表示方法。
  6. 前記電子機器に備えられている機能は、音声再生に関する機能、又は、映像再生に関する機能であり、
    前記記工程では、前記音声再生に関する機能毎の動作モードに関連付けられた色データ、又は、前記映像再生に関する機能毎の動作モードに関連付けられた色データを記憶すること、
    を特徴とする請求項5に記載のオンスクリーン表示方法。
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