JP2008140030A - Icカード用コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】正規のICカードよりも小さいICカードが誤って挿入された場合であっても、容易にそのICカードを取り出すことができること。
【解決手段】イジェクタ部材22のアーム部22Aの端部から側壁部12LWの内周部までの距離が、SIMカードSICの幅よりも小に設定され、かつ、SIMカードSICを受け止めるイジェクタ部材22が最大押し込まれた場合、SIMカードSICの一端部がカードスロットを介して外部に露出するもの。
【選択図】図13

Description

本発明は、ICカードを選択的にカード収容部内に保持または排出させるイジェクタ部材を備えるICカード用コネクタに関する。
携帯電話機等の通信用電子機器においては、中央処理装置(CPU)あるいはメモリ用の集積回路が内蔵されるSIM(subscriber identity module)カード、SD(secure digital)カードなどのICカードをその各機器にICカード用コネクタを介して装着することにより、各種の機能拡張などを行うようにしている。なお、本明細書中においては、ICカードとは、SDカードなどのメモリカード、CPU搭載カード、ロジック付きのカード、専用コプロセッサ付きのカードなどをいう。
また、通信用電子機器以外の他の電子機器、例えば、複合化された車両用オーディオ機器およびナビゲーションシステムにおいても、ナビゲーションシステムに用いられるデータを格納するSDカードが、カード用コネクタを介してナビゲーションシステムに着脱可能に装着されている。
SDカード等のICカード用のカード用コネクタは、例えば、特許文献1にも示されるように、縦長のICカードの収容部に対しICカードの着脱を行うイジェクト機構を備えている。イジェクト機構は、例えば、ICカードの収容部内に配されるICカードの一方の端部を押圧するとともにその収容部内から外部に向けてICカードを選択的に排出するイジェクタ部材と(特許文献1においてはスライダと称する)、そのイジェクタ部材に隣接して配され、ICカードの着脱操作に応じてイジェクタ部材の動作を制御するイジェクタ動作制御機構部とを含んで構成されている。
イジェクタ部材は、例えば、特許文献1乃至3にも示されるように、ICカードの一方の端部を受け止めるアーム部を有している。そのアーム部の長さは、所定の装着される一枚のICカードの形状寸法に対応した長さに設定されている。また、イジェクタ動作制御機構部は、イジェクタ部材を、そのICカードの形状寸法に対応した所定のストロークで往復動させるように構成されている。
このような構成において、ICカードがカードスロットを介してICカードの収容部に挿入されて装着される場合、ICカードの一端が保持されてイジェクタ部材とともに、所定量、その収容部の内方に向けて押圧される。これにより、イジェクタ部材に伴って移動せしめられたICカードの一端が解放されるとき、イジェクタ動作制御機構部により、イジェクタ部材とともにICカードがその収容部内に確実に保持されることとなる。
一方、ICカードが収容部から取り外される場合、ICカードの一端とともにイジェクト部材が所定量、さらに押圧される。これにより、イジェクタ動作制御機構部の一部を構成するコイルスプリングの付勢力により、イジェクタ部材とともにICカードの一端が排出方向に向けて押圧され移動せしめられる。
特開2004−206963号公報 特開2005−108569号公報 特開2004−241158号公報
上述のようなナビゲーションシステムにおいて、ICカード用コネクタが複数個用いられる場合、例えば、SDカード用カードスロット、および、SIMカード用カードスロットが、ナビゲーションシステムにおける液晶表示部の側面部の共通の平面上に隣接して開口して設けられる場合がある。
このような場合、SDカードの大きさはSIMカードの大きさに比べて大なのでSDカード用カードスロットの大きさは、SIMカード用カードスロットの大きさに比して大に設定されている。
ナビゲーションシステムを利用する操作者は、SIMカードを装着する場合、SDカード用カードスロットが液晶表示部の側面部に設けられているのでカードスロットを目視で確認することなく、SIMカードをSDカード用カードスロット内に誤って挿入する場合がある。
従って、その全体がSDカード用カードスロットを通じてカード用コネクタ内に誤って挿入された場合、そのSIMカードが取り出せなくなる虞がある。このような場合、誤挿入を回避すべく、SDカード用カードスロットに、個別に蓋部材を設けることも考えられるが、ICカードの着脱の操作が煩雑なるので得策でない。
以上の問題点を考慮し、本発明は、本発明は、ICカード用コネクタであって、正規のICカードよりも小さいICカードが誤って挿入された場合であっても、容易にそのICカードを取り出すことができるICカード用コネクタを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明に係るICカード用コネクタは、ICカードを着脱可能に収容しICカードと電気的接続を行なうコンタクト端子を有するカード収容部と、ICカードの着脱方向に沿って移動可能に配され、カード収容部内に挿入されたICカードの端部を受け止めるようにICカードの着脱方向に対し略直交する方向に延びるアーム部を有するイジェクタ部材と、イジェクタ部材におけるICカードの保持動作および排出動作を制御するイジェクタ部材動作制御機構部と、を備え、イジェクト部材のアーム部の端部から相対向するカード収容部を形成する側壁部までの距離が、ICカードの大きさよりも小なるICカードの幅よりも小に設定され、イジェクタ部材動作制御機構部によりイジェクタ部材がカード収容部において最大移動せしめられる場合、イジェクタ部材のアーム部に受け止められる小なるICカードの一端部がカード収容部の開口端部から外部に露出することを特徴とする。
以上の説明から明らかなように、本発明に係るICカード用コネクタによれば、イジェクト部材のアーム部の端部から相対向するカード収容部を形成する側壁部までの距離が、カード収容部に収容されるICカードの大きさよりも小なるICカードの幅よりも小に設定され、イジェクタ部材動作制御機構部によりイジェクタ部材がカード収容部において最大移動せしめられる場合、イジェクタ部材のアーム部に受け止められる小なるICカードの一端部がカード収容部の開口端部から外部に露出するので正規のICカードよりも小さいICカードが誤って挿入された場合であっても、容易にそのICカードを取り出すことができる。
図2は、本発明に係るICカード用コネクタの一例の外観を示す。
図2に示されるICカード用コネクタは、例えば、その収容部に着脱可能に収容されるICカードSDC(図9参照)の電極部と所定の電子機器の内部に配される信号入出力用等の配線基板PBの接続端子部とを電気的に接続するものとされる。
ICカード用コネクタは、例えば、電子機器としての車両内に搭載されるナビゲーションシステムの内部に配される。なお、ICカード用コネクタは、そのようなナビゲーションシステムに限られることなく、例えば、携帯電話機、電話機、PDA、カメラ等の電子機器の内部に配されてもよい。
薄板状のICカードSDCは、例えば、図9に示されるように、所定の記憶容量を有するSDカードとされる。SDカードの外形寸法、例えば、全長、幅、厚さ、重さは、それぞれ、32、24、2.1(mm)、1.5(g)とされる。
ICカードSDCは、図9において、矢印が示すカードの挿入方向に向って右側前方の角に、誤挿入防止用の傾斜部である面取部SAを有している。ICカードSDCは、相対向して広がる一対の表層部を有している。一方の表層部の一端側には、後述されるコンタクト端子の配列に対応した複数の電極パッドがカード挿入方向に略直交する方向、即ち、幅方向に一列に所定の間隔で互いに平行となるようにその前端近傍に形成されている。また、その表層部の後端の中央部には、ICカードSDCの着脱のとき、把持される把持部が形成されている。さらに、ICカードSDCの左側部には、ライトプロテクトボタンSBが設けられている。
カード用コネクタは、図2および図3に示されるように、収容されるICカードSDCに対する電気的接続を行う複数のコンタクト端子等が配列されるベース部材12と、ベース部材12と協働してICカードSDCのカード収容部を形成するカバー部材10とを含んで構成されている。
金属製のカバー部材10は、図2および図3において、その平坦部の左右の両側部にそれぞれ、ベース部材12の両側面をそれぞれ覆う折曲部10RWおよび10LWを相対
向して有している。
折曲部10LWは、樹脂で成形されたベース部材12の側面部に一体に形成される爪部12na,12nb,12nf、および、12ngにそれぞれ係合される透孔10a、10b、10f、および、10gを有している。
また、折曲部10LWにおける透孔10aに対向し離隔した内方には、図6に示されるように、平坦部に対し垂直に折り曲げられ突出した係止片10mが形成されている。係止片10mは、後述するベース部材12の凹部12mに挿入される。
折曲部10RWは、図6に示されるように、樹脂で成形されたベース部材12の側面部に一体に形成される複数個の爪部(不図示)にそれぞれ係合される透孔10h、10i、10j,および、10kを有している。また、折曲部10RWにおける透孔10j、および、10kの間の位置には、平坦部に対し平行に突出するように側面部の端から折り曲げられる固定部10tが一体に形成されている。固定部10tは、電子機器の内部に配される配線基板PB上に固定される。
図2において、カードスロットとして開口端を形成するカバー部材10の前端部における右端近傍には、透孔を有する折曲片10uが一体に形成されている。その透孔は、ベース部材12の開口端の周縁の一方側に設けられる爪部12nuに係合される。
図6において、カバー部材10の後端部には、透孔を有する折曲部10sが一体に折曲片10uに対向して形成されている。折曲部10sは、平坦部の端に連なって形成され、ベース部材12の後端部を覆うものとされる。その透孔は、ベース部材12の後端に対応して形成される爪部に係合される。
折曲部10sの一方の端に隣接した位置には、ベース部材12の後端を覆う折曲部10BWが平坦部と一体に形成されている。折曲部10BWには、複数個の透孔10nが所定の間隔で形成されている。各透孔は、ベース部材12の後端に対応して形成される爪部に係合される。
上述の平坦部には、一対の押圧片10paおよび10pbが所定の間隔をもって相対向してSDカードの挿入方向に沿って形成されている。押圧片10paおよび10pbの基端は、それぞれ、平坦部に一体に形成され、また、押圧片10paおよび10pbの自由端は、その弾性力により変位可能とされる。押圧片10paおよび10pbと他の平坦部との間には、隙間が形成されている。
これにより、ICカードSDCがカード収容部に装着されたICカードSDCが排出される場合、所定量変位した押圧片10paおよび10pbの自由端がICカードSDCの外面を付勢することによってICカードSDCの急峻な飛び出しが規制されることとなる。
平坦部における押圧片10pbと折曲部10RWとの間には、後述するカムレバーを摺動可能に押圧するカムレバー押圧片10cpが形成されている。カムレバー押圧片10cpの基端部は、平坦部と一体に形成されている。カムレバー押圧片10cpの自由端と平坦部の他の部分との間には、隙間が形成されている。
平坦部における押圧片10paおよび10pbの相互間であって前方の端部近傍には、比較的浅い窪み10eaおよび10ebが所定距離、離隔して形成されている。窪み10eaおよび10ebは、それぞれ、図6に示されるように、平坦部がプレス加工等により内側に向いた「だぼ」のように形成される。窪み10eaおよび10ebをそれぞれ形成する部分の先端は、平坦面10efを有している。
平坦部における中央部分には、窪み10da,10db,10dc,および10ddが、カードの挿入方向に対し略直交する方向に沿って一列状に所定の間隔で形成されている。窪み10da〜10ddは、平坦部がプレス加工等により内側に向いた「だぼ」のように形成される。窪み10da〜10ddの深さは、図5に示されるように、窪み10eaおよび10ebの深さと同様な深さとされる。窪み10da〜10ddをそれぞれ形成する部分の先端は、平坦面10efよりも小さい平坦面10dfを有している。
平坦部における窪み10da〜10ddよりもさらに折曲部10BWに近い位置であって、折曲部10LW側の位置には、図2および図6に示されるように、窪み10eaおよび10eb、および、窪み10da〜10ddよりも大なる窪み10rが、平坦部がプレス加工等により内側に向いた「だぼ」のように形成されている。
窪み10rの深さは、図5に示されるように、窪み10eaおよび10da〜10ddの深さと同様な深さとされる。窪み10rを形成する部分の先端は、平坦面10rfを有している。
平坦部における窪み10rと折曲部10BWとの間には、開口部10Hが形成されている。
ベース部材12は、図1および図2に示されるように、ICカードSDCが収容されるカード収容部16と、ベース部材12の右側の側壁部12RWにおける内側にカード収容部16に隣接して形成され、後述するコイルスプリング24により付勢されるイジェクタ部材22を摺動可能に案内するとともに、イジェクタ部材22を選択的に保持または解放するイジェクタ動作制御機構収容部26とを含んで構成されている。
カード収容部16は、カバー部材10とベース部材12とにより囲まれた内部空間として形成されている。カード収容部16における一方の端部には、図2に示されるように、着脱されるICカードSDCが通過するカードスロットとしての開口部が形成されている。
側壁部12LWの内周部、および、側壁部12RWから内方に所定距離、離隔した部位には、図4に示されるように、それぞれ、着脱されるICカードSDCの段差部に係合されICカードSDCを案内する案内壁部12gwが相対向して形成されている。各案内壁部12gwは、図1に示される矢印Lが示すその長手方向に沿って延在している。また、各案内壁部12gwは、カード収容部16を形成する底面部から所定の高さだけ隆起した段差部を形成している。各案内壁部12gw相互間における開口端部には、ICカードSDCの一端を容易に把持し引き出させるように円弧部12csが形成されている。
側壁部12LWの外周面と、側壁部12RWおよび側壁部12RWに連なる前壁の外周面とには、それぞれ、図1および図3に示されるように、上述したカバー部材10の透孔10a〜10kにそれぞれ、係合される爪部12na、爪部12nb、12nf、12ng,12nu等が形成されている。また、側壁部12LWの後端および側壁部12RWの後端とを連結するコンタクト端子固定壁12BWの外周面には、カバー部材10の各透孔10nにそれぞれ、係合される爪部が、図3に示されるように、複数個、所定の間隔で形成されている。
側壁部12RWに連なる前壁の内周面におけるイジェクタ動作制御機構収容部26の前方側となる位置には、後述するイジェクタ部材22の初期位置を規制する初期位置規制面が形成されている。
また、コンタクト端子固定壁部12BWには、図1に示されるように、コンタクト端子14ai(i=1〜n,nは正の整数)の固定端子部が挿入される貫通孔12Gi(i=1〜n,nは正の整数)が複数個、所定の間隔で壁面に開口して形成されている。
コンタクト端子14aiは、図1および図5に示されるように、それぞれ、側壁部12RWに対し略平行に配され、ICカードSDCの電極パッドに接触する接点部を有する弾性変位可能な可動片部と、配線基板PBの導電層に半田付け固定される端子部と、上述のコンタクト端子固定壁部12BWに固定され、その可動片部と端子部とを連結する固定部とを含んでなる。その端子部は、コンタクト端子固定壁部12BWを介して外部に突出している。側壁部12LWに隣接する複数のコンタクト端子14aiの接点部は、図5に示されるように、上述のカバー部材10の窪み10rに対向して配されている。
側壁部12LWには、ICカードSDCのライトプロテクトボタンSBの位置を検出する検出スイッチ32が設けられている。また、側壁部12LWの前端近傍における上部には、凹部12mが形成されている。側壁部12LWにおける検出スイッチ32と凹部12mとの間に形成される溝には、L字状の固定金具12tの基部が圧入されている。
カード収容部16の底面部における案内壁部12gw相互間の中央部には、図1に示されるように、開口部12Hが形成されている。カード収容部16の底面部の外周面には、図4および図5に示されるように、配線基板PBの所定の孔に嵌合される位置決めピン12PAが2箇所に設けられている。
側壁部12RWの内周面と案内壁部12gwとの間に形成されるイジェクタ動作制御機構収容部26は、コンタクト端子固定壁部12BWと前壁部との間で、側壁部12RWにより囲まれて形成されている。
イジェクタ動作制御機構収容部26には、イジェクタ部材22の基部22BがICカードSDCの着脱方向に沿って摺動可能に配されている。イジェクタ動作制御機構収容部26の底部には、後述するイジェクタ部材22の突起部22Bpが移動可能に係合される細長い溝(不図示)が形成されている。イジェクタ動作制御機構収容部26を形成するコンタクト端子固定壁部12BWに連なる凹部12Dには、コイルスプリング24の一端が当接されている。コイルスプリング24の他端は、イジェクタ部材22の基部22B端面に当接している。これにより、イジェクタ部材22は、コイルスプリング24の付勢力により、ICカードSDCの排出方向に付勢されることにより、イジェクタ部材22の端面が上述の初期位置規制面に当接せしめられる。
イジェクタ部材22は、図1および図7に示されるように、コンタクト端子固定壁部12BWに対し平行に延びるアーム部22Aと、アーム部22Aに略直交するようにアーム部22Aの基端と一体に形成される基部22Bとからなる。
アーム部22Aの長さLは、図7および図9に示されるように、その先端が装着されたICカードSDCの端部の略中央部に到達し、かつ、その先端から側壁12LWの内周面まで距離が、後述するSIMカードSICの幅寸法よりも小となるように設定されている。
また、アーム部22Aの下面部には、図7に拡大されて示されるように、上述の各コンタクト端子14aiの周囲に形成されるガイド壁にそれぞれ、移動可能に係合される溝部22Agが所定の間隔で互いに平行に形成されている。装着されたICカードSDCの端部の浮き上がりを規制する鍔部22Asが、溝部22Agに隣接して薄板状に形成されている。
アーム部22Aにおける鍔部22Asにおける一方の端部が連結される部分には、ICカードSDCの面取部SAが当接する斜面部22Sが形成されている。
基部22Bにおける下面部には、突起部22Bpがイジェクタ部材22の移動方向に沿って形成されている。
基部22Bの上面部には、装着されるICカードSDCの側面部における切欠部に係合される折曲部を有するカード保持用板ばね30が圧入される溝22Dが細長く形成されている。
また、基部22Bの上面部には、溝22Dに隣接してイジェクタ動作制御機構の一部を構成する案内溝22Gが形成されている。
案内溝22Gは、後述するカムレバー部材28の一方の端部が移動されるべき移動経路を形成している。即ち、案内溝22Gは、イジェクタ部材22の進行または後退時、そのカムレバー部材28の端部を案内する共通路と、その共通路から分岐して形成されイジェクタ部材22が進行時、カムレバー部材28の端部を案内する進行路と、その共通路から分岐して形成されイジェクタ部材22が後退時、カムレバー部材28の端部を案内する後退路と、進行路の一端部と後退路の一端部とを連結し、カムレバー部材28の一端部をカム部のカム面に導くカム通路とを連なって含んで構成されている。
カム部は、進行路、後退路、およびカム通路により取り囲まれるように形成されている。カム部のカム面は、ICカードSDCが完全に収容されたとき、カムレバー部材28の一端を保持するものとされる。カムレバー部材28の他端は、前壁の内周部に固定されている。
これにより、カムレバー部材28の一端が案内溝22Gに沿って案内されることにより、イジェクタ部材22が図9に示される状態の位置と図10に示される状態の位置との間を所定のストロークで往復動せしめられる。その際、図10においてイジェクタ部材22が最大に押し込まれた状態における保持されるICカードSDCの先端からベース部材12の開口端部までの距離Stは、後述するSIMカードSICの縦方向の最大寸法よりも短く設定されている。
従って、イジェクタ動作制御機構は、上述の案内溝22Gと、カムレバー部材28と、カムレバー部材28の一端を案内溝22Gの案内面に対し付勢する上述のカムレバー押圧片10cpとを含んで構成されている。
門形状のカムレバー部材28は、前壁部近傍の孔に回転可能に係合される他端部と、上述の案内溝22Gに案内される一端部と、一端部と他端部とを連結する連結部とから構成されている。
このような構成において、ICカードSDCがカード収容部16に装着されるとき、即ち、カードスロットに挿入されたICカードSDCの進行方向の端部が、図8(A)に示される状態からICカードSDCの挿入する方向に沿って図8(B)および図9に示されるように、イジェクタ部材22がコイルスプリング24の付勢力に抗して矢印の示す方向に沿って進行後、図8(C)および図10に示されるように、カムレバー部材28の一端が案内溝22Gのカム部のカム面に、コイルスプリング24の付勢力により押圧され保持されることとなる。
その際、イジェクタ部材22は、ICカードSDCの2辺および面取部SAを受け止めるのでICカードSDCが傾いた姿勢で挿入される虞がない。しかも、図14(A)に示されるように、カバー部材10に形成される窪み10ea,10ebに対応した平坦面10efと、窪み10da〜10ddに対応した平坦面10dfと、窪み10rに対応した平坦面10rfとにより、挿入されたICカードSDCのすべての電極パッドがコンタクト端子14aiの接点部に適切な接触圧力で当接するようにICカードSDCの上面が均等に押圧されることとなる。
また、窪み10ea,10ebに対応した平坦面10ef、および、窪み10da〜10ddに対応した平坦面10dfは、それぞれ、ICカードSDCの進行方向の端部をイジェクタ部材22の鍔部22Asに対し容易に誘い込んだ後、係合させるように案内するものとされる。さらに、窪み10rに対応した平坦面10rfは、ICカードSDCにおける鍔部22Asに係合されていない部分がカード収容部16で不所望にがたつくことを抑制する。
一方、ICカードSDCが排出される場合、即ち、ICカードSDCの一端およびイジェクタ部材22がさらにコイルスプリング24の付勢力に抗して押圧されることにより、カムレバー部材28の一端が一旦、案内溝22Gのカム面から離れ、カム通路を通じて進行した後、コイルスプリング24の付勢力により、後退路および共通路に案内され後退されることとなる。そして、イジェクタ部材22がICカードSDCを伴って摺接しながら後退せしめられることにより、ICカードSDCが排出される。
さらに、図11(A)および図12に示されるように、ICカードSDCよりも小さいSIMカードSICが誤ってカードスロットに挿入された場合、イジェクタ部材22によりSIMカードSICの2辺および面取部SAが受け止められた直後においては、SIMカードSICの一端部が外部に未だ露出しているのでSIMカードSICの一端部を容易に引き抜き出すことが可能である。
さらにまた、SIMカードSICが誤ってカードスロットに挿入され、SIMカードSICの進行方向の端部が、図11(A)および図12に示される状態からICカードSDCの挿入する方向に沿って図11(B)に示されるように、イジェクタ部材22がコイルスプリング24の付勢力に抗して矢印の示す方向に沿って進行された場合、カムレバー部材28の一端が案内溝22Gのカム部のカム面に、コイルスプリング24の付勢力により押圧され保持されることとなる。その際、誤って挿入されたSIMカードSICは、図11(C)および図13、図14(B)にニ点鎖線で示されるように、イジェクタ部材22に対し自由に動き得る状態で収容されることとなる。
このような場合においても、SIMカードSICの一端部が、図11(C)に示されるように、ベース部材12の円弧部12csの周縁から長さΔLだけ露出しているのでSIMカードSICの一端部をさらに長さΔLだけコイルスプリング24の付勢力に抗して押し込むことが可能となる。
これにより、カムレバー部材28の一端が一旦、案内溝22Gのカム面から離れ、カム通路を通じて進行した後、コイルスプリング24の付勢力により、後退路および共通路に案内され後退されることとなる。そして、イジェクタ部材22がSIMカードSICを伴って摺接しながら後退せしめられることにより、誤って挿入されたSIMカードSICも確実に排出されることとなる。
上述の例においては、図2に示されるカバー部材10における窪み10da,10db,10dc,および10ddが、それぞれ、カードの挿入方向に対し略直交する方向に沿って一列状に所定の間隔で形成されているが、斯かる例に限られることなく、図16および図17に示されるように、窪み40dが一つの細長い窪みとして形成されてもよい。
図16および図17において、金属製のカバー部材40は、その平坦部の左右の両側部にそれぞれ、ベース部材12の両側面をそれぞれ覆う折曲部40RWおよび40LWを相対向して有している。
折曲部40LWは、樹脂で成形されたベース部材12の側面部に一体に形成される爪部12na,12nb,12nf、および、12ngにそれぞれ係合される透孔40a、40b、40f、および、40gを有している。
また、折曲部40LWにおける透孔40aに対向し離隔した内方には、図16に示されるように、平坦部に対し垂直に折り曲げられ突出した係止片40mが形成されている。係止片40mは、ベース部材12の凹部12mに挿入される。
折曲部40RWは、樹脂で成形されたベース部材12の側面部に一体に形成される複数個の爪部(不図示)にそれぞれ係合される透孔40h、40i、40j,および、40kを有している。また、折曲部40RWにおける透孔40j、および、40kの間の位置には、平坦部に対し平行に突出するように側面部の端から折り曲げられる固定部40tが一体に形成されている。固定部40tは、電子機器の内部に配される配線基板PB上に固定される。
カードスロットとして開口端を形成するカバー部材40の前端部における右端近傍には、透孔を有する折曲片40uが一体に形成されている。その透孔は、ベース部材12の開口端の周縁の一方側に設けられる爪部12nuに係合される。
カバー部材40の後端部には、透孔を有する折曲部40sが一体に折曲片40uに対向して形成されている。折曲部10sは、平坦部の端に連なって形成され、ベース部材12の後端部を覆うものとされる。その透孔は、ベース部材12の後端に対応して形成される爪部に係合される。
折曲部40sの一方の端に隣接した位置には、ベース部材12の後端を覆う折曲部40BWが平坦部と一体に形成されている。折曲部40BWには、複数個の透孔40nが所定の間隔で形成されている。各透孔は、ベース部材12の後端に対応して形成される爪部に係合される。
上述の平坦部には、一対の押圧片40paおよび40pbが所定の間隔をもって相対向してSDカードの挿入方向に沿って形成されている。押圧片40paおよび40pbの基端は、それぞれ、平坦部に一体に形成され、また、押圧片40paおよび40pbの自由端は、その弾性力により変位可能とされる。押圧片40paおよび40pbと他の平坦部との間には、隙間が形成されている。
これにより、ICカードSDCがカード収容部に装着されたICカードSDCが排出される場合、所定量変位した押圧片40paおよび40pbの自由端がICカードSDCの外面を付勢することによってICカードSDCの急峻な飛び出しが規制されることとなる。
平坦部における押圧片40pbと折曲部40RWとの間には、カムレバーを摺動可能に押圧するカムレバー押圧片40cpが形成されている。カムレバー押圧片40cpの基端部は、平坦部と一体に形成されている。カムレバー押圧片40cpの自由端と平坦部の他の部分との間には、隙間が形成されている。
平坦部における押圧片40paおよび40pbの相互間であって前方の端部近傍には、比較的浅い窪み40eaおよび40ebが所定距離、離隔して形成されている。窪み40eaおよび40ebは、それぞれ、平坦部がプレス加工等により内側に向いた「だぼ」のように形成される。窪み40eaおよび40ebをそれぞれ形成する部分の先端は、平坦面40efを有している。
平坦部における中央部分には、窪み40dが、カードの挿入方向に対し略直交する方向に沿って一直線状に形成されている。窪み40dは、平坦部がプレス加工等により内側に向いた「だぼ」のように形成される。窪み40dの深さは、窪み40eaおよび40ebの深さと同様な深さとされる。窪み40dをそれぞれ形成する部分の先端は、平坦面40efよりも小さい平坦面40dfを有している。
平坦部における窪み40dよりもさらに折曲部40BWに近い位置であって、折曲部40LW側の位置には、窪み40eaおよび40eb、および、窪み40dよりも大なる窪み40rが、一箇所に、平坦部がプレス加工等により内側に向いた「だぼ」のように形成されている。
窪み40rの深さは、窪み40eaおよび40dの深さと同様な深さとされる。窪み40rを形成する部分の先端は、平坦面40rfを有している。
平坦部における窪み40rと折曲部40BWとの間には、開口部40Hが形成されている。
このようなカバー部材40が用いられる場合においても、上述の例において得られる同様な作用効果を奏する。
なお、上述の本発明に係るICカード用コネクタの一例が、SDカードとされるICカードSDCが装着されるICカード用コネクタに適用されているが、斯かる例に限られることなく、本発明に係る一例が、例えば、miniSDカードが装着されるICカード用コネクタに適用されてもよい。そのような場合においては、図2に示されるカバー部材10における窪み10da〜10dd,10ea,10ebが設けられず、窪み10rだけが設けられるものであってもよい。
本発明に係るICカード用コネクタの一例の要部を示す斜視図である。 図1に示される例においてカバー部材で覆われた状態を示す斜視図である。 図2に示される例における平面図である。 図2に示される例における正面図である。 図2に示される例における断面図である。 図2に示される例において用いられるカバー部材の裏面図である。 図2に示される例において用いられるイジェクト部材の斜視図である。 (A)、(B)、および、(C)は、それぞれ、図2に示される例における動作説明に供される図である。 図1に示される例においてICカードが装着された状態を示す斜視図である。 図1に示される例において装着されたICカードが押し込まれた状態を示す斜視図である。 (A)、(B)、および、(C)は、それぞれ、図2に示される例における動作説明に供される図である。 図1に示される例においてICカードが装着された状態を示す斜視図である。 図1に示される例において装着されたICカードが押し込まれた状態を示す斜視図である。 (A)および(B)は、それぞれ、装着されたICカードが押し込まれた状態を示す断面図である。 図2に示される例において用いられるカバー部材の他の一例の斜視図である。 図15に示されるカバー部材の裏面図である。
符号の説明
10 カバー部材
10ea,10eb、10r 窪み
10pa,10pb,10da,10db,10dc,10dd 窪み
22 イジェクタ部材

Claims (3)

  1. ICカードを着脱可能に収容し該ICカードと電気的接続を行なうコンタクト端子を有するカード収容部と、
    前記ICカードの着脱方向に沿って移動可能に配され、前記カード収容部内に挿入された該ICカードの端部を受け止めるように該ICカードの着脱方向に対し略直交する方向に延びるアーム部を有するイジェクタ部材と、
    前記イジェクタ部材におけるICカードの保持動作および排出動作を制御するイジェクタ部材動作制御機構部と、を備え、
    前記イジェクト部材のアーム部の端部から相対向する前記カード収容部を形成する側壁部までの距離が、前記ICカードの大きさよりも小なるICカードの幅よりも小に設定され、前記イジェクタ部材動作制御機構部により前記イジェクタ部材が前記カード収容部において最大移動せしめられる場合、該イジェクタ部材のアーム部に受け止められる該小なるICカードの一端部が該カード収容部の開口端部から外部に露出することを特徴とするICカード用コネクタ。
  2. 前記カード収容部に挿入されるICカードの外周面を前記イジェクタ部材に向けて誘導する複数の窪みを有し該カード収容部を覆うカバー部材をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のICカード用コネクタ。
  3. 前記カード収容部に挿入されるICカードの外周面を前記コンタクト端子に向けて押圧する窪みを有し該カード収容部を覆うカバー部材をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のICカード用コネクタ。
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