JP2008138340A - 不織布、不織布の製造方法及び吸収性物品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の不織布5は、平面方向に分散するように形成される複数の高密度領域11及び複数の低密度領域12を備える。高密度領域11は、不織布5における一方又は両方の面側に偏って形成され、低密度領域12は一方側の面から他方側の面まで連通するように形成される。
【選択図】図6
Description
前記1又は複数のセカンドシートそれぞれは、熱融着性を有する熱収縮性繊維を含む略均一な厚さの不織布であって、該不織布の厚さ方向における一方又は両方の面側に偏って形成され該不織布における平均繊維密度よりも高い繊維密度である高密度領域と、前記平均繊維密度よりも低い繊維密度である低密度領域と、をそれぞれ複数有し、前記複数の高密度領域及び前記複数の低密度領域それぞれは、該不織布の厚さ方向に垂直な平面方向に分散するように形成され、前記複数の低密度領域における全部又は一部は、前記厚さ方向における一方側から他方側に連通するように形成される不織布である吸収性物品。
図3から図7により、本発明の不織布における実施形態について説明する。
[1.1]全体構成
図3から図5に示すように、不織布5は、熱融着性を有する熱収縮性繊維110を含む略均一な厚さの不織布であって、不織布5の厚さ方向における一方又は両方の面側に偏って形成される該不織布5における平均繊維密度よりも高い繊維密度である高密度領域11と、平均繊維密度よりも低い繊維密度である低密度領域12と、をそれぞれ複数有する。
不織布5は、熱融着性を有する熱収縮性繊維110を含む厚さが略均一な不織布である。具体的には、1種又は2種以上の熱融着性を有する熱収縮性繊維110が混合された繊維ウェブを所定条件で加熱処理することで得られる不織布である。
高密度領域11は、不織布5の厚さ方向における一方又は両方の面側に偏って形成される。例えば、不織布5の厚さ方向における一方又は両方の面における表面を含む所定領域に形成される。高密度領域11は、主に熱収縮した熱収縮性繊維110からなり不織布5における平均繊維密度よりも高い繊維密度の領域である。
上述のように、高密度領域11及び低密度領域12は、不織布5における平面方向に分散して形成される。この平面方向への分散度合いは、例えば、分散指数(平均吸光度の標準偏差)で示すことができる。本実施形態の不織布5における分散指数は、例えば、250から450、好ましくは280から410である。
本実施形態における不織布5は、高密度領域11と低密度領域12とが平面方向に分散するように形成されるため、例えば、液体が透過する際の拡散性が低く、表面シートから吸収体への液体の移行を妨げない。この不織布5を後述する吸収性物品のセカンドシートとして用いた場合には、不織布5の一方側に積層配置された表面シートに排泄された液体を、不織布5における他方側に配置される吸収体に好適に移行させることができる。また、表面シートにおける表面側や内部における液体の拡散を抑制することができる。
図9から図15より、不織布5における製造方法について説明する。
不織布5は、熱融着性を有する熱収縮性繊維110を含む略均一な厚さの繊維ウェブ500を所定の加熱装置により熱収縮性繊維110が熱収縮可能な温度で加熱処理すると共に、加熱処理により繊維ウェブの一方又は両方の面に形成される複数の凸部を厚さ方向に押しつぶすことで製造することができる。
[2.2.1]概要
不織布5の第1製造方法として、熱融着性を有する熱収縮性繊維を含む繊維ウェブを、熱収縮性繊維が溶融可能、かつ、熱収縮可能な温度で加熱処理する収縮加熱工程と、収縮加熱工程における加熱処理で繊維ウェブの一方又は両方の面側に熱収縮性繊維が熱収縮することで形成される複数の凸部を、繊維ウェブ500の厚さ方向に押しつぶすように押圧する押圧工程と、を含む製造方法を例示できる。
図10に示すように、不織布製造装置は、まず、開繊工程において、カード装置501により、第1熱収縮性繊維110Aと第2熱収縮性繊維110Bとを混綿した原料を開繊することで所定厚さの繊維ウェブ500を連続的に成形する。ここで、第1熱収縮性繊維110Aのみの1種類の繊維だけで繊維ウェブ500を形成することもできる。第1熱収縮性繊維110Aと第2熱収縮性繊維110Bとを混綿する工程では、繊維同士の自由度を有する集合体である繊維ウェブ500が形成される。
収縮加熱工程において、繊維ウェブ500は、加熱装置510の内部でコンベア515により速度S2で搬送されながら加熱処理される。具体的には、コンベア515により搬送された状態の繊維ウェブ500における上面側から所定温度の熱風を噴きあてて加熱処理する。この加熱装置510における加熱温度は、第1熱収縮性繊維110A及び第2熱収縮性繊維110Bが溶融し、かつ、熱収縮する温度である。
図10に示すように、押圧工程において、ロール700により繊維ウェブ500における凹凸構造(海島構造)が形成される自由面を押圧する。ロール700は、第2搬送ロール703と第2搬送ロール703との間に位置する繊維ウェブ500の自由面側に当接するように配置される。繊維ウェブ500は、自己の伸縮力によりロール700に当接されながら搬送される。
不織布5の第2製造方法として、収縮加熱工程が、繊維ウェブの一方又は両方の面において熱収縮性繊維を収縮させて複数の凸部を形成する第1工程と、第1工程により形成された複数の凸部を繊維ウェブの厚さ方向に押しつぶすように押圧する第2工程とを含む製造方法を例示できる。ここで、第2製造方法において、開繊工程や搬送工程は上述の第1製造方法と同様である。以下に、収縮加熱工程を中心に第2製造方法を説明する。
本実施形態における吸収性物品1は、上述の不織布を構成物とする吸収性物品である。例えば、図1又は図2に示すように、不織布5をセカンドシートとして備える吸収性物品1である。
[4.1]各構成物
以下に、他の各構成物について詳述する。表面シート2の全部又は一部を構成する液透過性域は、多数の液透過孔が形成された樹脂フィルム、多数の網目を有するネット状シート、液透過性の不織布、又は織布等で形成される。前記樹脂フィルムやネット状シートは、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリエチレンテレフタレート(PET)等で形成されたものを使用できる。また不織布としては、レーヨン等のセルロース繊維、合成樹脂繊維等から形成されたスパンレース不織布、前記合成樹脂繊維で形成されたエアースルー不織布等を用いることができる。また、素材として、ポリ乳酸、キトサン、ポリアルギン酸等の生分解性が可能な天然物を用いることもできる。また、多数の液透過孔を形成すると共に、シリコーン系やフッ素系の撥水性油剤を塗布して、その外面に体液が付着しにくいものとしてもよい。
[4.2.1]人工経血による評価方法
サンプルの吸収性を評価するために、人工経血にて液残存性、拡散性及びリウェット性を評価することができる。ここで、人工経血の組成は以下の通りである。
イオン交換水1リットルに対して以下を配合する。
(1)グリセリン ・・80g
(2)カルボキシメチルセルロースナトリウム(NaCMC) ・・・8g
(3)塩化ナトリウム(NaCl) ・・10g
(4)炭酸水素ナトリウム(NaHCO3) ・・・4g
(5)色素 赤色 102号 ・・・8g
(6)色素 赤色 2号 ・・・2g
(7)色素 黄色 5号 ・・・2g
1)1回目(3ml滴下):吸収速度[sec](A)、全乾速度[sec](B)、拡散範囲(MD×CD)[mm](C)、SKICON値[μS](D)、白度(E)[−](E)
2)2回目(4ml滴下(計7ml)):吸収速度[sec](F)、全乾速度[sec](G)、拡散範囲(MD×CD)[mm](H)、SKICON値[μS](I)、白度(E)[−](J)
3)(1)リウェット率1回目(50g/cm2下)(K)、(2)リウェット率2回目(100g/cm2下)(L)
サンプルの吸収性を評価するために、人工経血にて液残存性、拡散性及びリウェット性を評価することができる。
サンプルの吸収性を評価するために、人工尿にて吸収速度、表面乾燥速度、拡散状態及びリウェットを評価することができる。
(1)繊維構成
図16の表1に記載した繊維構成により、実施例AからF、比較例A、Bの不織布を製造した。
(a)図16の表1に示した繊維構成を速度20m/分のカード機によって開繊し繊維ウェブを作成する。そして、繊維ウェブを幅が450mmとなるようにカットする。
(b)繊維ウェブをMD300mm×CD300mmにカットした状態で下方側支持体である20メッシュの下方側通気性ネット上に載せ、速度3m/分で収縮加熱工程における加熱装置に搬送する。
(c)下方側通気性ネットで搬送した状態で温度145℃(418.15K)、風速0.7m/s、長さ1.5mの収縮加熱工程における加熱装置内を約30秒で加熱しながら搬送する。
(d)上記製造方法及び製造条件により、各種不織布を得た。
図16に示す表1に記載の通り、各種不織布における分散指数を測定した。分散指数の測定結果は、この図16の表1に示す通りである。実施例AからFにおける分散指数は、256から396の範囲内であった。上述した分散指数における範囲である250から450の範囲内であった。ここで、比較例Aは熱融着性繊維のみで構成され平面方向において粗密が略均一な超高密度シートである。この比較例Aにおける分散指数は204であった。比較例Bは熱融着性繊維のみで構成され平面方向において粗密が均一な超低密度シートである。この比較例Bにおける分散指数は206であった。比較例Cは、熱収縮性繊維のみで形成される高密度シートである。
A.人工尿による吸収性の評価
上述の評価方法に沿って、実施例A、E、F、比較例A、Bについて、人工尿による吸収性の評価を行った。図18の表3に示される評価結果より、実施例A、E、Fをセカンドシートとして使用した吸収性物品は、吸収速度が速く、かつ、表面シートから吸収体への液体の移行が速い。これに比べて、比較例Aは、吸収速度は速いものの、表面シートから吸収体への液体の移行は遅い。また、比較例Bは、表面シートから吸収体への液体の移行は速いものの、吸収速度は遅い。
上述の評価方法に沿って、実施例D1、D2、比較例A、Bについて、人工経血による吸収性の評価を行った。つまり、実施例D1、D2、比較例A、Bを、吸収性物品におけるセカンドシートとして用いた吸収性物品の吸収性の評価を行った。ここで、実施例D1は、実施例Dの高密度領域が偏って形成された面を内側にして折り重ねた不織布であり、実施例D2は、実施例Dの密度領域が偏って形成された面を外側にして折り重ねた不織布である。
<表面シートの繊維構成>
上層に高密度ポリエチレンとポリエチレンテレフタレートの芯鞘構造で、平均繊度3.3dtex、平均繊維長51mm、親水油剤がコーティングされた繊維Aを、下層側に高密度ポリエチレンとポリプロピレンの芯鞘構造で平均繊度3.3dtex、平均繊維長51mm、親水油剤がコーティングされた繊維Bと高密度ポリエチレンとポリエチレンテレフタレートの芯鞘構造で、平均繊度2.2dtex、平均繊維長51mm、親水油剤がコーティングされた繊維Cとを50/50の割合で混合した繊維を使用した。上下層の比は16:9でトータルの目付は30gsmである。
速度20m/分のカード機によって開繊し繊維ウェブを作成し、幅が450mmとなるように繊維ウェブをカットする。繊維ウェブをスリーブの上に載せ、速度3m/分の20メッシュの通気性ネット上に搬送する(上層側がメッシュに対面する)。その後、前記通気性ネットで搬送した状態で温度125℃、熱風風量10Hzで設定したオーブン内を約30秒で搬送させる。
吸収評価用サンプルの試作内容は、上記表面シート、実施例D1、D2、比較例A、Bそれぞれを、長さ100mm×幅70mmにカットする。そして、厚みが5mmになるように調整した500g/m2のフラッフパルプを16g/m2のティッシュで挟んだ吸収コアに重ね、最も幅が狭い部分が38mmになるように設定したヒンジエンボスにて吸収コアと表面シートとセカンドシートである上記各不織布を接合して、評価用サンプルを調製した。
上記調製した各サンプルについて、上述の評価方法の説明に記載の手順に沿って吸収性の評価を行った。測定結果は、図19の表4に記載の通りである。
11 高密度領域
12 低密度領域
110 熱収縮性繊維
Claims (8)
- 熱融着性を有する熱収縮性繊維を含む略均一な厚さの不織布であって、
該不織布の厚さ方向における一方又は両方の面側に偏って形成され該不織布における平均繊維密度よりも高い繊維密度である高密度領域と、
前記平均繊維密度よりも低い繊維密度である低密度領域と、をそれぞれ複数有し、
前記複数の高密度領域及び前記複数の低密度領域それぞれは、該不織布の厚さ方向に垂直な平面方向に分散するように形成され、
前記複数の低密度領域における全部又は一部は、前記厚さ方向における一方側から他方側に連通するように形成される不織布。 - 前記複数の高密度領域と前記複数の低密度領域とにおける分散度合いを示す分散指数は250から450である請求項1に記載の不織布。
- 熱融着性を有する熱収縮性繊維を含む略均一な厚さの繊維ウェブを、表面が略平面状の下側支持部材により垂直方向下側から支持した状態で前記熱収縮性繊維が熱収縮可能な温度で加熱処理することで、
前記繊維ウェブにおける前記下側支持部材に支持された側は、前記支持部材により前記熱収縮性繊維における熱収縮が抑制されることで略平面状に形成され、
前記下側支持部材に支持される側とは反対側は、前記熱収縮性繊維の熱収縮により形成される複数の凸部が該不織布における厚さ方向に押しつぶされることで略平面状に形成されると共に、該反対側の面に前記高密度領域が偏って形成される請求項1又は2に記載の不織布。 - 熱融着性を有する熱収縮性繊維を含む略均一な厚さの不織布であって、該不織布の厚さ方向における一方又は両方の面側に偏って形成され該不織布における平均繊維密度よりも高い繊維密度である高密度領域と、前記平均繊維密度よりも低い繊維密度である低密度領域と、をそれぞれ複数有し、前記複数の高密度領域及び前記複数の低密度領域それぞれは、該不織布の厚さ方向に垂直な平面方向に分散するように形成され、前記複数の低密度領域における全部又は一部は、前記厚さ方向における一方側から他方側に連通するように形成される不織布を製造する不織布製造方法であって、
前記熱融着性を有する熱収縮性繊維を含む繊維ウェブを、前記熱収縮性繊維が溶融可能、かつ、熱収縮可能な温度で加熱処理する収縮加熱工程と、
前記収縮加熱工程における加熱処理で前記繊維ウェブの一方又は両方の面側に前記熱収縮性繊維が熱収縮することで形成される複数の凸部を、該繊維ウェブの厚さ方向に押しつぶすように押圧する押圧工程と、を含む不織布製造方法。 - 前記収縮加熱工程において、前記繊維ウェブは、表面が略平面状である下側支持部材により垂直方向下側から支持されて、前記下側支持部材により支持される側における前記熱収縮性繊維の熱収縮が抑制された状態で加熱処理され、
前記押圧工程において、前記加熱処理された繊維ウェブは、該繊維ウェブにおける前記下側支持部材により支持された側と反対側の面を押圧される請求項4に記載の不織布製造方法。 - 熱融着性を有する熱収縮性繊維を含む略均一な厚さの不織布であって、該不織布の厚さ方向における一方又は両方の面側に偏って形成される該不織布における平均繊維密度よりも高い繊維密度である高密度領域と、前記平均繊維密度よりも低い繊維密度である低密度領域と、をそれぞれ複数有し、前記複数の高密度領域及び前記複数の低密度領域それぞれは、該不織布における平面方向に分散するように形成され、前記複数の低密度領域における全部又は一部は、前記厚さ方向における一方側から他方側に連通するように形成される不織布を製造する不織布製造方法であって、
前記熱融着性を有する熱収縮性繊維を含む繊維ウェブを、前記熱収縮性繊維が溶融可能、かつ、熱収縮可能な温度で加熱処理する収縮加熱工程を含み、
前記収縮加熱工程は、
前記繊維ウェブが、表面が略平面状である通気性の下側支持部材と、前記繊維ウェブから所定距離を空けて垂直方向上側に配置され表面が略平面状である通気性の上側支持部材との間に配置された状態で搬送されると共に、前記上側支持部材の垂直方向上側から所定温度の熱風が噴きあてられ、前記下側支持部材により支持される側における前記熱収縮性繊維の熱収縮が抑制された状態で加熱処理される第1工程と、
前記第1工程により、前記繊維ウェブの一方又は両方の面側において前記熱収縮性繊維が熱収縮することで形成される複数の凸部を、前記下側支持部材と前記上側支持部材とにより挟み込むようにして該繊維ウェブの厚さ方向に押しつぶすように押圧する第2工程と、を含む不織布製造方法。 - 少なくとも一部が液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、前記表面シートと前記裏面シートとの間に配置される液保持性の吸収体と、前記表面シートと前記吸収体との間に配置される1又は複数のセカンドシートと、を備え、
前記1又は複数のセカンドシートそれぞれは、熱融着性を有する熱収縮性繊維を含む略均一な厚さの不織布であって、
該不織布の厚さ方向における一方又は両方の面側に偏って形成され該不織布における平均繊維密度よりも高い繊維密度である高密度領域と、
前記平均繊維密度よりも低い繊維密度である低密度領域と、をそれぞれ複数有し、
前記複数の高密度領域及び前記複数の低密度領域それぞれは、該不織布の厚さ方向に垂直な平面方向に分散するように形成され、
前記複数の低密度領域における全部又は一部は、前記厚さ方向における一方側から他方側に連通するように形成される不織布である吸収性物品。 - 前記1又は複数のセカンドシートは、前記高密度領域が偏って形成される面が前記表面シート側に向くよう配置される請求項7に記載の吸収性物品。
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