JP2008136867A - イメージング・パラメータの記憶法 - Google Patents

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Abstract

【課題】イメージング方法を提供する。
【解決手段】本方法は、イメージング・パラメータを決定する段階を含む。更に、本方法は、患者から画像データを取得する段階を含む。次いで、本方法は、取得された画像データと共にイメージング・パラメータを記憶する段階を含む。本方法はまた、前記記憶されたイメージング・パラメータをその後の検査で使用するために検索する段階を含む。本方法によって規定された種類の機能を提供できるシステム(10)及びコンピュータ読取り可能な媒体も本発明手法に関連して考えられる。
【選択図】図3

Description

本発明は、一般的に云えば、医学的イメージング検査を考察することに関し、より具体的には、所与の患者について異なる時点に生成された2つ以上の画像の間に生じる間隔変化(interval change) を考察することに関する。
画像診断は患者治療の不可欠な要素になってきている。例えば、診断用イメージング装置が、潜在的に癌まで進むことのある病変のような病状の進展を検出し追跡するために用いられている。更に、診断用イメージング装置はまた、病状についての治療の効果を監視するために利用されている。
病状の診断、より一般的には医学的状態又は事象の診断のための伝統的なやり方では、典型的には、臨床医が患者の関心領域を表す画像を考察して、関心のある特有の特徴を識別している。心臓イメージングでは、このような特徴として、関心のある冠状動脈又は狭窄病変、並びに個々の臨床医の熟練度及び知識に基づいて画像内で識別可能である思われる他の特徴が挙げられる。他の分析法として、一般にコンピュータ支援検出又はコンピュータ支援診断(CAD)アルゴリズムと呼ばれているアルゴリズムを含む様々なアルゴリズムの能力に基づくものがある。
また、直列的なスタディ(study) のような臨床的状況において、例えば、現在の検査で得られるX線画像又は超音波画像のような医学的画像は、典型的には、以前の検査で取得された対応する以前に生成された画像と比較される。この時間的に順次得られた画像の比較は、臨床医が異常を識別してそれらの重大さを決定するのに役立つ。その上、病変のような既知の異常の間隔変化はまた、治療の効果を決定するために検討することができる。本書で用いられる「間隔変化(interval change) 」とは、以前の検査の後で且つ現在の検査の前に生じた病理学的変化として定義することができる。
理解されるように、血管内超音波法のような超音波イメージングは、血管内の構造の分解能が優れており、もって血管造影法で診断するのがしばしば困難である血管についての診断を改善することができる。しかしながら、2つの直列的な超音波画像の間の間隔変化の検出は、生じ得る超音波アーティファクトについての臨床医の知識及び理解に左右される。アーティファクトは画像品質に悪影響を及ぼし、画像の解釈を困難にし、又は定量的測定精度を低下させることがある。また、コンピュータ断層撮影(CT)イメージングは、有利なことに、解剖学的構造を非常に詳しく描写し、その結果、潜在的に癌まで進むことのある病変の進展を検出し追跡するために使用されることが多くなっている。しかしながら、画像を解釈して、病気を示していることのある疑わしい領域を検出することに使用するために臨床医に提示される情報が大量であり、この結果、時間のかかる単調な処理が余儀なくされる。大量のデータ中で疑わしい領域を識別するのは困難であるので、不利なことに解釈のためのこの過負荷の画像データは検出失敗を招く。更に、2つのX線画像の間で前後に走査することによって2つの直列的なX線画像を比較する困難さにより、且つまた2つのX線画像の間での濃さ、コントラスト又は患者位置決めの差異により、重要な間隔変化が臨床医によって見過ごされることがある。更に、多数の異常を持つ患者については、幾つかの異常が何らの変化も示していない他の異常によって隠蔽されるので、間隔変化しばしば見失われることがある。
また更に、一般に、時間的に順次の画像のようなその後の画像は、例えば、患者位置決め、X線投影、及びその他の露出条件のような様々なイメージング条件に関連して再現するのが困難である。また、患者の呼吸及び心拍動は典型的には2つの画像について時相が異なっており、その結果、肺、横隔膜及び心臓のような解剖学的領域の大きさ及び形状を変化させる。より具体的に述べると、超音波イメージングでは、比較的多数のユーザ調節可能なイメージング・パラメータが利用できるが、このことは、不利なことにイメージング条件を一貫して繰り返すのを困難にする。その結果、時間的に順次の画像の間に予測できない変化が存在する。この予測不可能な変化の結果として、不利なことに検出及び/又は診断の仕損ないが生じることがある。更に、現在利用可能なシステムは、所定の設定に基づいてそれらの取得及び処理プロトコルを改変するように構成されていない。換言すると、現在のシステムは、患者及び/又は所定の設定に基づいたイメージング・パラメータのカスタマイズを許容するように構成されていない。
欧州特許出願公開EP0920185A2号
従って、実質的に優れた直列的なスタディの取得を都合良く容易にするロバストな画像データ処理手法及びシステムを開発することが望ましいであろう。特に、患者の時間的に順次の画像における間隔変化に関係した情報を求め易くして、重要な病理の変化を検出する可能性を改善することのできるシステムが必要とされている。
本発明手法の様々な面に従って、イメージング方法が提供される。本方法は、イメージング・パラメータを決定する段階を含む。更に、本方法は、患者から画像データを取得する段階を含む。次いで、本方法は、取得された画像データと共にイメージング・パラメータを記憶する段階を含む。本方法はまた、前記記憶されたイメージング・パラメータをその後の検査で使用するために検索する段階を含む。
本発明手法の別の面に従って、イメージング方法が提供される。本方法は、少なくとも1つの以前に取得された画像データ・セットから求められる所定のイメージング・パラメータに基づいて、患者から現在の画像データ・セットを取得する段階を含む。本方法によって規定された種類の機能を提供できるコンピュータ読取り可能な媒体もまた、本発明手法に関連して想定される。
本発明手法の更に別の面に従って、イメージング・システムが提供される。本システムは、患者から第1の画像データ・セットを取得するように構成されている取得サブシステムを含む。更に、本システムは、前記取得サブシステムと動作上関連していて、イメージング・パラメータを決定し、前記取得サブシステムにより取得された第1の画像データ・セットと共にイメージング・パラメータを記憶し、前記記憶されたイメージング・パラメータをその後の検査で使用するために検索するように構成されている処理サブシステムを含む。
本発明のこれらの及び他の特徴、面及び利点は、添付の図面を参照して、以下の詳しい説明を読むことによってより良く理解されよう。図面において、同じ参照符号は同様な部品を表す。
以下に詳しく説明するように、直列的なスタディの効率を向上させるように構成されているイメージング方法及びイメージング・システムが提供される。以下に説明する方法及びシステムを用いて、イメージング・システムは、所定の設定に基づいて取得及び処理プロトコルを改変して、臨床医が患者の時間的に順次の画像における間隔変化に関係した情報を求めるのに役立ち且つ重要な病理の変化を検出する可能性を改善するように構成されている。
以下に例示する模範的な実施形態は医用イメージング・システムに関して記述しているが、本発明手法が工業用途における診断用システムにも使用され得ることが理解されよう。
図1は、本発明手法の様々な面に従った画像診断に使用するための模範的な診断用システム10のブロック図である。システム10は、プローブ14,16を介して患者12から画像データを取得するように構成することができる。更に、本書で用いられる「イメージング」とは、二次元イメージング、三次元イメージング、又は、好ましくは、実時間三次元イメージングを含むように広義に使用される。また、「イメージング」は、例えば、スペクトル・ドップラー、Mモード、及び(カラーフロー又は歪みのような)他の機能的イメージング・モードのような時系列モードも含むことができる。また、図示の実施形態を非侵襲性又は外部プローブ16に関連して説明するが、内視鏡、腹腔鏡、外科用プローブ、経食道プローブ、経膣プローブ、経直腸プローブ、(例えば、イメージング用カテーテルを含む)血管内処置に適合したプローブ、又はこれらの組合せのような、他の種類のプローブも本発明手法に関連して用い得ることに留意されたい。例えば、参照数字15は、患者12の血管内に配置することが可能であるカテーテル利用プローブ14の一部分を表す。
いずれにせよ、プローブ14,16はまた画像データの取得に役立つように用いることができる。また、他の実施形態では、患者12上に配置することのできる1つ又は複数のセンサ(図示せず)により画像データを取得することができる。例えば、センサとしては、心電図(ECG)センサのような生理学的センサ、及び/又は電磁界センサ又は慣性センサのような位置センサを挙げることができる。これらのセンサは、例えば、導線(図示せず)を介して、イメージング・システムのようなデータ取得装置に動作上結合することができる。
システム10はまた、カテーテル利用プローブ14及び/又は外部プローブ16と動作上関連している医用イメージング・システム18を含むことができる。ここで、以下に例示する模範的な実施形態は医用イメージング・システムに関連して説明するが、工業用イメージング・システム、並びにパイプライン検査システム及び液体反応器検査システムのような非破壊評価及び検査システムのような、他のイメージング・システム及び用途にも用いることができることに留意されたい。更に、以下に例示し説明する模範的な実施形態は、他のイメージング・モダリティと共に超音波イメージングを用いるマルチモダリティ・イメージング・システム、位置追跡システム、又は他のセンサ・システムに応用することができる。また更に、例示する実施形態を超音波イメージング・システムに関連して説明するが、磁気共鳴イメージング(MRI)システム、X線イメージング・システム、核イメージング・システム、ポジトロン放出断層撮影(PET)システム、又はそれらの組合せのような他の種類のイメージング・システムも本発明手法に関連して用いことができることが認められよう。
現在考えられる構成では、医用イメージング・システム18は取得サブシステム20及び処理サブシステム22を含むことができる。更に、医用イメージング・システム18の取得サブシステム20は、カテーテル利用プローブ14及び/又は外部プローブ16を介して、患者12内の関心のある1つ又は複数の解剖学的領域を表す画像データを取得するように構成することができる。患者12から取得された画像データは、次いで、処理サブシステム22によって処理することができる。
更に、医用イメージング・システム18によって取得され及び/又は処理された画像データは、臨床医が病状を識別し、治療の必要性を見極め、適当な治療オプションを決定し、及び/又は病状についての治療の効果を監視するのに役立てるために用いることができ、これについては図3及び図4を参照して後で詳しく説明する。ここで、用語「医療処置(treatment) 」と「治療(therapy) 」は取り替えて使用できることが認められよう。特定の実施形態では、処理サブシステム22は更にデータ貯蔵部24のような貯蔵システムに結合することができ、データ貯蔵部は超音波画像データを受け取るように構成されている。
また更に、特定の実施形態では、カテーテル利用プローブ14はまた、識別した1つ又は複数の関心領域に治療を施すように構成することができる。ここで用いられる「治療」は、焼灼(アブレーション)、経皮的エタノール注射(PEI)、凍結治療、及びレーザ誘起温熱治療を表す。更に、「治療」はまた、例えば、遺伝子治療を施すための針のような器具の施しを含むことができる。また、ここで用いられる「施し(delivering)」は、1つ又は複数の関心領域に治療をもたらし、或いは1つ又は複数の関心領域の方へ治療を差し向けるような、1つ又は複数の関心領域に治療を提供する様々な手段を含むことができる。理解されるように、特定の実施形態では、RF焼灼のような治療の施しには、治療の必要な1つ又は複数の関心領域との物理的接触を必要とすることがある。しかしながら、特定の他の実施形態では、高強度集束超音波(HIFU)エネルギのような治療の施しでは、治療の必要な1つ又は複数の関心領域との物理的接触を必要としないことがある。
図1に示されているように、医用イメージング・システム18は表示装置26及びユーザ・インターフェース30を含むことができる。しかしながら、特定の実施形態では、タッチ・スクリーンにおけるように、表示装置26及びユーザ・インターフェース30がオーバーラップすることができる。また、実施形態によっては、表示装置26及びユーザ・インターフェース30は共通の領域を含むことができる。本発明手法の様々な面によれば、医用イメージング・システム18の表示装置26は、プローブ14,16を介して取得された画像データに基づいて医用イメージング・システム18によって生成された画像を表示するように構成することができる。その上、表示装置26は、ユーザが画像取得を定義し視覚化するのに役立つように構成することができる。ここで、表示装置26は三次元表示装置を含むことができることに留意されたい。一実施形態では、三次元表示装置は三次元の形状を識別し視覚化するのに役立つように構成することができる。
更に、医用イメージング・システム18のユーザ・インターフェース30は、ユーザが表示装置26上に表示された領域の画像を使用して治療のための1つ又は複数の関心領域を識別するのを容易にするように構成されているヒューマン・インターフェース装置(図示せず)を含むことができる。ヒューマン・インターフェース装置は、ユーザが治療の必要な1つ又は複数の関心領域を識別するのを容易にするように構成された、マウス型装置、トラックボール、ジョイスティック、スタイラス、又はタッチ・スクリーンを含むことができる。しかしながら、理解されるように、それに限定されないが、タッチ・スクリーンのようなその他のヒューマン・インターフェース装置も用いることができる。
図1について更に説明すると、参照数字27及び28は表示装置26上に配置されたアイコンを表し、また参照数字31及び32はユーザ・インターフェース30上に配置されたキーを表す。より具体的に述べると、参照数字27は、臨床医が取得された画像データと共にイメージング・パラメータを保存するのに役立つように構成することができるアイコンを表す。また、アイコン28は、検索した画像データ・セットに関連したイメージング・パラメータの入手可能性を表すように構成することができる。同様に、臨床医は、医用イメージング・システム18のユーザ・インターフェース30上に配置されたキー31をクリックすることによって、画像データと共にイメージング・パラメータを保存することを選択することができる。また、キー32をクリックすることによって、臨床医は、検索したイメージング・パラメータを使用することを選択することができる。アイコン27及びキー31の一方又は両方をクリックすることによってイメージング・パラメータを保存する方法、並びにアイコン28及びキー32の一方又は両方をクリックすることによって、検索したイメージング・パラメータを使用する方法については、図3及び図4を参照して後で詳しく説明する。
図1に関して前に述べたように、医用イメージング・システム18は超音波イメージング・システムを含むことができる。それに応じて、図2は、図1に示された超音波イメージング・システム18の一実施形態のブロック図である。図2では、超音波システム18は、前に述べたように、取得サブシステム20及び処理サブシステム22を含むものとして示されている。取得サブシステム20はトランスデューサ・アセンブリ34を含むことができる。更に、取得サブシステム20は、送信/受信(T/R)切換え回路36、送信器38、受信器40、及びビームフォーマ42を含むことができる。一実施形態では、トランスデューサ・アセンブリ34はプローブ14,16(図1参照)内に配置することができる。また、特定の実施形態では、トランスデューサ・アセンブリ34は、例えば一次元又は二次元トランスデューサ・アレイのようなトランスデューサ・アレイを形成するように間隔をおいて配列された複数の検出器素子(図示せず)を含むことができる。更に、トランスデューサ・アセンブリ34は、トランスデューサ・アレイを、それらに限定されないが、ケーブル・アセンブリ又は関連した電子装置のような外部装置(図示せず)に、動作上結合し易くするように構成されている相互接続構造(図示せず)を含むことができる。図示の実施形態では、相互接続構造は、トランスデューサ・アレイをT/R切換え回路36に結合するように構成することができる。
処理サブシステム22は、制御処理装置44、復調器46、イメージング・モード処理装置48、走査変換器50及び表示処理装置52を含むことができる。表示処理装置52は更に、画像を表示するための表示装置26(図1参照)に結合することができる。ユーザ・インターフェース30(図1参照)は制御処理装置44及び表示装置26と相互作用する。制御処理装置44はまた、ウェブ・サーバ56及び遠隔接続インターフェース58を含む遠隔接続サブシステム54に結合することができる。処理サブシステム22は更に、前に図1について述べたように、超音波画像データを受け取るように構成されているデータ貯蔵部24(図1参照)に結合することができる。データ貯蔵部24はまた、イメージング・ワークステーション62と相互作用することができる。
上述の構成要素は、ディジタル信号処理装置を備えた回路基板のような専用のハードウエア素子であってよく、或いは、容易に入手可能な市販のパーソナル・コンピュータ(PC)のような汎用コンピュータ又は処理装置で実行されるソフトウエアであってもよい。様々な構成要素を本発明手法の様々な実施形態に従って組み合わせ又は分離させることができる。従って、当業者に理解されるように、この超音波イメージング・システム18は例として提供したものであり、本発明手法は特定のシステム構成に限定されるものではない。
取得サブシステム20について説明すると、トランスデューサ・アセンブリ34が患者12と接触状態にある。トランスデューサ・アセンブリ34はT/R切換え回路36にも結合されている。また、T/R切換え回路36は送信器38の出力及び受信器40の入力と動作上関連している。受信器40の出力はビームフォーマ42に対する入力である。更に、ビームフォーマ42は送信器38の入力に結合されると共に、復調器46の入力に結合される。ビームフォーマ42はまた、図2に示されているように、制御処理装置44に動作上結合される。
処理サブシステム22では、復調器46の出力がイメージング・モード処理装置48の入力と動作上関連している。更に、制御処理装置44が、イメージング・モード処理装置48、走査変換器50及び表示処理装置52と連絡する。イメージング・モード処理装置48の出力が走査変換器50の入力に結合される。また、走査変換器50の出力が表示処理装置52の入力に動作上結合される。表示処理装置52の出力が表示装置26に結合される。
超音波システム18は超音波エネルギを患者12の中へ送出し、次いで患者12からの後方散乱された超音波信号を受け取って処理して、画像を生成し表示する。超音波エネルギの送出ビームを生成するために、制御処理装置44はビームフォーマ42に指令データを送って、トランスデューサ・アセンブリ34の表面の特定の一点から所望のステアリング角度で発生する所望の形状のビームを作成するための送信パラメータを生成する。これらの送信パラメータはビームフォーマ42から送信器38へ送られる。送信器38は送信パラメータを使用して、T/R切換え回路36を介してトランスデューサ・アセンブリ34へ送るべき送信信号を適切に符号化する。これらの送信信号は互いに対して特定のレベル及び位相に設定されて、トランスデューサ・アセンブリ34の個々のトランスデューサ素子に供給される。送信信号はトランスデューサ素子を励起して、同じ位相及びレベル関係を持つ複数の超音波を放出させる。その結果、例えば超音波用ジェルを使用することによってトランスデューサ・アセンブリ34が患者12に音響結合されているとき、超音波エネルギの送出ビームが走査線に沿って患者12の中に形成される。このプロセスは電子走査として知られている。
一実施形態では、トランスデューサ・アセンブリ34は2方向トランスデューサとすることができる。超音波が患者12の中へ送出されたとき、超音波は患者12内の組織及び血液サンプルから後方散乱される。トランスデューサ・アセンブリ34は、後方散乱波を、それらの波が戻ってくる組織からの距離とそれらの波が戻ってくるトランスデューサ・アセンブリ34の表面に対する角度とに依存して、異なる時点に受け取る。トランスデューサ素子は後方散乱波からの超音波エネルギを電気信号に変換する。
次いで、電気信号はT/R切換え回路36を介して受信器40へ通される。受信器40は受信信号を増幅しディジタル化し、また利得補償のような他の機能を行う。様々な時点に各トランスデューサ素子で受け取った後方散乱波に対応するディジタル化された受信信号は、後方散乱波の振幅及び位相情報を保持する。
ディジタル化された信号はビームフォーマ42に送られる。制御処理装置44がビームフォーマ42に指令データを送る。ビームフォーマ42は、指令データを使用して、トランスデューサ・アセンブリ34の表面上の一点から、典型的には走査線に沿って送出された以前の超音波ビームの点及びステアリング角度に対応するステアリング角度で、出て行く受信ビームを形成する。ビームフォーマ42は適切な受信信号に作用して、制御処理装置44からの指令データの命令に従った時間遅延及び集束を行って、患者12内の走査線に沿ったサンプル・ボリュームに対応する受信ビーム信号を生成する。様々なトランスデューサ素子からの位相、振幅及びタイミング情報が、受信ビーム信号を生成するために使用される。
受信ビーム信号は処理サブシステム22へ送られる。復調器46が受信ビーム信号を復調して、走査線に沿ったサンプル・ボリュームに対応するI及びQ復調データ値対を生成する。復調は、基準周波数に対して受信ビーム信号の位相及び振幅を比較することによって達成される。I及びQ復調データ値対は受信信号の位相及び振幅情報を保持する。
復調データはイメージング・モード処理装置48へ転送される。イメージング・モード処理装置48はパラメータ推定手法を使用して、復調データからイメージング・パラメータ値を走査シーケンス・フォーマットで生成する。イメージング・パラメータは、例えば、Bモード、カラー速度モード、スペクトル・ドップラー・モード及び組織イメージング・モードのような、様々な可能なイメージング・モードに対応するパラメータを含むことができる。イメージング・パラメータ値は走査変換器50に送られる。走査変換器50はパラメータ・データを処理して、走査シーケンス・フォーマットから表示フォーマットへの変換を行う。この変換は、パラメータ・データに補間演算を行って、表示フォーマットで表示画素データを生成することを含む。
走査変換された画素データは表示処理装置52へ送られ、表示処理装置52は、走査変換された画素データについて任意の最終的な空間的又は時間的フィルタリングを行い、走査変換された画素データにグレースケール又はカラーを適用し、また表示装置26で表示するためにディジタル画素データをアナログデータに変換する。制御処理装置44にはまたユーザ・インターフェース30が結合されていて、これにより、ユーザが表示装置26に表示されたデータに基づいて超音波イメージング・システム18とやり取りするのを可能にする。
現在入手可能なトランスデューサ・アセンブリ34は、典型的には、1つ又は複数のトランスデューサ素子、1つ又は複数の整合層、及びレンズを含む。トランスデューサ素子は、例えば、それに限定されないが、1つの層上に配置されたトランスデューサ素子のアレイ(配列体)のように、間隔をおいた関係で配列することができ、各々のトランスデューサ素子はトランスデューサ前面及びトランスデューサ後面を含むことができる。当業者に理解されるように、トランスデューサ素子は、例えば、それらに限定されないが、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)、ポリビニリデン・ジフルオライド(PVDF)又は複合PZTのような材料を用いて製造することができる。トランスデューサ・アセンブリ34はまた、トランスデューサ素子のアレイの前面に隣接して配置された1つ又は複数の整合層を含むことができ、各々の整合層は整合層前面及び整合層後面を含むことができる。整合層は、高インピーダンスのトランスデューサ素子と低インピーダンスの患者12との間のインピーダンス差を整合させるのに役立つ。整合層前面に隣接してレンズを配置することができ、レンズは患者12と整合層との間の界面を提供する。
更に、トランスデューサ・アセンブリ34は、前面及び後面を持つ裏当て構造を含むことができ、この裏当て構造は、高音響損失を持つ適当な音響減衰材料を用いて製造することができる。裏当て構造はトランスデューサ素子のアレイの後面に音響結合することができ、裏当て構造はトランスデューサ素子のアレイの後面から出てくることのある音響エネルギを減衰させるのに役立つ。更に、裏当て構造は相互接続構造を含むことができる。また更に、トランスデューサ・アセンブリ34はまた、トランスデューサ素子を外部環境から隔離するのに役立つ電気遮蔽体(図示せず)を含むことができる。電気遮蔽体は金属箔を含むことができ、金属箔は、例えば、それらに限定されないが、銅、アルミニウム、真鍮又は金のような、金属を用いて製造することができる。
次に図3について説明すると、イメージング・パラメータを記憶するための模範的な論理の流れ図70を示す。本発明手法の様々な模範的な面に従って、患者12(図1参照)内の1つ又は複数の関心領域をイメージングするための方法が提供される。本方法は、段階72で開始し、そこで、イメージング・パラメータを決定する。本書で用いられる用語「イメージング・パラメータ」は、例えば、それらに限定されないが、患者パラメータ、ユーザ選択パラメータ、システム取得パラメータ、位置情報、又はそれらの組合せのような、パラメータを含むように定義することができる。従って、一実施形態では、決定する段階72は、図3に示されているように、患者パラメータ74を取得する段階、ユーザ選択パラメータ76を受け取る段階、システム取得設定78を選択する段階、位置情報80を得る段階、又はそれらの組合せを含むことができる。図3は、患者パラメータ74、ユーザ選択パラメータ76、及びシステム取得設定78のようなパラメータを含むものとしてイメージング・パラメータを示しているが、他の設定及びパラメータの使用も考えられる。例えば、患者12の生理及び/又は薬剤に関する情報を用いることができる。より具体的に述べると、患者12の生理及び/又は薬剤に関する情報は、心臓ストレス及び/又はストレス誘起剤の後に取得される画像を表すデータを含むことができる。同様に、情報はまた、例えば、造影剤の注入から特定の時間間隔後に取得される画像を表すデータを含むことができる。ここで、イメージング・パラメータは表示装置26(図1参照)及びユーザ・インターフェース30(図1参照)の一方又は両方を使用して臨床医によって設定及び/又は変更できることが認められよう。
本発明手法の様々な面によれば、患者パラメータ74は、患者12のような患者に関連した患者情報を含むことができる。患者情報には、例えば、患者の名前、患者の動態統計データ、誕生日、社会保障番号、カルテ番号などを含むことができる。更に、患者パラメータ74は、イメージングする解剖学的領域に関する情報を含むことができる。
また更に、ユーザ選択パラメータ76は、例えば、臨床医によって選択される画像診断用検査の種類、イメージング・モード及び視覚化モードを表すことができる。例えば、イメージング・モードは、二次元イメージング、三次元イメージング、実時間三次元イメージング、Bモード、Mモード、カラー速度モード、スペクトル・ドップラー・モード、組織速度イメージング・モード、並びにその他の機能的イメージング・モード、例えば、カラーフロー又は歪みモードを含むことができる。また、システム取得パラメータ78は、システム18、プローブ14,16及び/又はソフトウエアについての、システム識別番号、システム・モデル番号及び/又は改訂番号を含むことができる。更に、システム取得パラメータ78は、所望の走査速度、ソース・フィルタ材料及び厚さ、管電圧、電流、周波数設定、焦点パラメータ、表示の種類、ダイナミックレンジ、又はそれらの組合せを含むことができる。
ここで、その他のイメージング・パラメータ、例えば、それらに限定されないが、予め設定された用途、取得画像についてのステアリング角度、表示深度、複合画像について使用されるステアリング角度の数、スペックル低減イメージング・レベル、低グレー拒絶レベル、エッジ強調、持続性、カラー・マップ、グレー・マップ、画像回転、周波数、線密度、符号化励起選択、送信焦点深度及び区域数、表示装置ダイナミックレンジ圧縮、音響出力、Bモード画像ソフナー、圧縮、付加的な近距離場焦点区域、減衰を可能にするための線と線との間の時間、モード、カラーフロー、マップ圧縮、マップ、速度スケール、ピーク速度についての累積、速度スケールのベースライン位置、ウォール・フィルタ速度閾値、パルス繰返し周波数、トレース感度、時系列についての掃引速度、パルス・ドップラー・スペクトル表示において平均化するためのサイクル数、スペクトル・ドップラー時系列における時間分解能、レンジ(距離)ゲート、及び/又はドップラー・ステアリング角度を用いることができることが認められよう。
本発明手法の別の様々な面によれば、イメージングする患者12に関連した位置情報80を得ることができる。更に、位置情報80が1つ又は複数の基準点に対してイメージング・ボリュームと関連付けられることが認められよう。位置情報80は、イメージングする患者12及び/又は解剖学的領域の定位座標を含むことができる。例えば、位置情報80は、イメージングする解剖学的領域のXYZ座標を含むことができる。また、特定のイメージング・モダリティでは、位置情報は、X軸、Y軸、Z軸、ロール軸、ピッチ軸、及び/又はヨー軸におけるような座標を含むことができる。特定の実施形態では、位置情報80は、患者12上に配置された1つ又は複数の位置センサ(図示せず)により得ることができる。これらの位置センサは、例えば、電磁場センサ又は加速度計を含むことができる。更に、位置情報80はまた、イメージングする解剖学的領域に関連した解剖学的マーカー及び/又は注釈も含むことができる。解剖学的マーカーは、一実施形態では、臨床医による入力によって得ることができる。また、位置情報80は、例えば、サジタル配向又はコロナル配向のような患者の配向に関する情報を含むことができる。
その後、段階82で示されるように、患者の関心のある解剖学的領域を表す画像データを、医用イメージング・システム18(図1参照)のようなデータ取得装置によって取得することができる。前に述べたように、患者12の解剖学的領域を表す画像データはプローブ14,16(図1参照)を介して取得することができる。画像データは、プローブ14,16を用いて実時間で取得することができる。更に、プローブ14,16を介しての画像データの取得を容易にするために、機械的手段、電気的手段、又はそれらの組合せを用いることができる。画像データのこの取得は、臨床医が病状を識別し、イメージングする解剖学的領域における治療の必要性を見極め、及び/又は識別した病状についての治療の効果を監視するのに役立つ。
ここで、段階82での画像データの取得は、典型的には、イメージングすべき解剖学的構造及び/又は遂行すべき分析に従って選択される任意の適当なイメージング・モダリティに基づくものであってよいことが認められよう。例えば、当業者に理解されるように、特定のイメージング・モダリティの物理的制約によっては、柔らかい組織をイメージングする方が、骨や他のより緻密な組織又は物体の場合と比べてより適当である。更に、モダリティは、典型的にはシステムの物理的状態によって記述される特定の設定に結びつけて、より高い又はより低いコントラストの画像、ボリューム・レンダリング、感度、或いは特定の組織又は成分に対する不感応性などを提供することができる。最後に、画像取得は関心のある特定の特徴又は領域をターゲットにするため又は強調するために使用される造影剤又は他のマーカーに結び付けることができる。CTシステムでは、例えば、段階82での画像データ取得は、典型的には、ユーザ・インターフェース30(図1参照)を介してシステム18を操作するオペレータによって開始される。読出し電子装置が、スキャナ検出器に対する入射放射線によって発生される信号を検出し、次いでシステム18がこれらの信号を処理して、有用な画像データを生成する。しかしながら、当業者に理解されるように、画像データはまた、例えば、それらに限定されないが、磁気共鳴イメージング(MRI)システム又はX線装置のような、画像取得装置によってアクセスすることができる。更に、上述の画像取得装置は患者12から直接に画像データを取得するために使用することができるが、画像データはその代わりに保管所又はデータ保存設備からのデータを含むことができる。
段階82に続いて、段階84で、取得された画像データはイメージング・パラメータと共に再構成して、画像データ・セットを生成することができる。再構成された画像データ・セットは、次いで、段階86で後処理することができる。後処理段階86は、画像の三次元再フォーマット設定を含むことができる。特定の実施形態では、再構成された画像データ・セットは、画像ノイズを低減するためにフィルタリング処理を行うことができる。ここで、段階82の画像データの取得より前に臨床医によって選択された視覚化優先設定が画像データの取得及び処理に影響を与え得ることにも留意されたい。次いで、段階88で、データの取得より前に臨床医によって選択された視覚化優先設定に従って臨床医に最終画像を提示することができる。
前に述べたように、診断用システム10(図1参照)のような診断用イメージング・システムは、病気を識別し及び/又は病状についての医療処置の効果を監視するのに役立てるために頻繁に使用される。典型的には、患者内の関心領域の画像が医療処置中に周期的に取得されて比較される場合に、直列的なスタディが行われる。残念なことに、イメージング・システムの構成は極めて複雑なことがあり、またしばしば検査毎に変化し、特に、異なる臨床医が時間的に順次の画像の取得に関与している場合はそうである。検査設定が一貫して再現されないと、その結果、不利なことに望ましくない変化が生じ及び/又は真の変化が隠蔽されて、検出及び/又は診断の失敗を招く虞がある。従って、検出失敗の可能性を避けるために出来る限り厳密に検査設定を再現することが望ましい。
従って、模範的なイメージング方法は、所与の検査に関連したイメージング・パラメータを記憶する段階を含む。前に述べたように、検査の際に取得された画像データと共にイメージング・パラメータを記憶することは、有利なことに、臨床医がその後の検査の際に検査設定を再現するのに役立つ。従って、イメージング・システム18は、本発明手法の様々な面に従って、画像データと共に対応する一セット(集合)のイメージング・パラメータを記憶するように構成することができる。一実施形態では、一セットのイメージング・パラメータは、対応する画像データ・セットと共に自動的に記憶することができる。この代わりに、特定の実施形態では、イメージング・システム18は、トリガ信号に応答してイメージング・パラメータを記憶するように構成することができる。更にまた、本発明手法の別の様々な面に従って、イメージング・システム18は、取得された画像データと共にイメージング・パラメータを保存するオプションを臨床医に提供するように構成することができる。ここで、記憶されたパラメータはフォローアップ又は他のその後の検査のために検索することができることが認められよう。
前に述べたように、イメージング・システム18は、トリガ信号に応答して段階82で取得した対応する画像データと共にイメージング・パラメータを記憶するように構成することができる。トリガ信号は、イメージング・パラメータを関連した画像データ・セットと共に記憶したいという希望を表すように構成することができる。従って、段階90で、トリガ信号を受け取ったかどうか検証するために検証チェックを行うことができる。一実施形態では、イメージング・パラメータを記憶することと関連させるハード・キーを、臨床医によって構成できる。例えば、イメージング・システム18のユーザ・インターフェース30上の、キー31(図1参照)のようなキーは、対応する画像データ・セットと共にイメージング・パラメータを記憶することを容易にするように構成することができる。臨床医が、キー31を選択することによって、取得された画像データと共にイメージング・パラメータを保存することを選んだことに応答して、トリガ信号が発生される。その結果、段階92で、画像データは対応する一セットのイメージング・パラメータと共に記憶することができる。その後、記憶されたイメージング・パラメータは、段階94で示されるように、フォローアップ検査で使用するために検索することができる。
しかしながら、段階90で、トリガ信号を受け取らなかった場合、段階96で示されるように、画像データは対応する一セットのイメージング・パラメータ無しで記憶することができる。更にまた、本発明手法の様々な面に従って、イメージング・システム18のユーザ・インターフェース30上のプリント・キーのような別のハード・キーを、画像データのみの記憶に関連させるように構成することができる。言い換えると、イメージング・システム18は、プリント・キーが選択されたことに応答して段階96を実行して、画像データを関連するイメージング・パラメータ無しで記憶するように構成することができる。
本発明手法の別の様々な面によれば、臨床医に、画像データを対応するイメージング・パラメータと共に保存するオプションを提供することができる。この代わりに、臨床医は、取得された画像データをイメージング・パラメータ無しに保存することを選択することができる。一実施形態では、イメージング・システム18は、トリガ信号に応答してイメージング・パラメータを対応する取得された画像データと共に保存するように構成することができる。特定の実施形態では、トリガ信号は、臨床医が取得された画像データと共にイメージング・パラメータを保存することを選んだことに応答して、発生することができる。一実施形態では、臨床医は、イメージング・システム18の表示装置26上に配置されたアイコン27(図1参照)を選択することによって、画像データを対応するイメージング・パラメータと共に記憶させることを選ぶことができる。
前に述べたように、特定の実施形態では、イメージング・パラメータは、自動的に、或いはアイコン27及びキー31の一方又は両方の選択に応答して、記憶することができる。段階90におけるこの選択後、段階92に示されているように、取得された画像データは関連したイメージング・パラメータと共に記憶することができる。特定の実施形態では、イメージング・パラメータは、取得された画像データに関連した「医学におけるディジタル・イメージング及び通信(DICOM)」ヘッダに記憶することができる。更にまた、イメージング・パラメータは、イメージング・システム18のような特定のイメージング・システムに専ら用いられるDICOMヘッダのプライベート・タグ内に記憶できることが認められよう。その結果、記憶されたイメージング・パラメータは、イメージング・システム18を使用して臨床医によってアクセスすることができる。理解されるように、DICOMは、病院のような医療施設における走査を保存し及び/又は受け取るための共通の規格である。DICOM規格は、CT走査、MRI及び超音波走査のような医学的画像の配信及び視覚化を容易にするために開発された。典型的には、1つのDICOMファイルは、例えば、それらに限定されないが、患者の名前、走査の種類及び画像寸法のような、患者に関する情報を記憶するヘッダを含む。ここで、取得された画像データは、必要なとき及び/又は希望により、イメージング・パラメータと共に、ローカル・ハードディスク・ドライブ、ローカル・データベース、外部記憶装置(例えば、コンパクト・ディスク(CD))に保存できること、或いは、遠隔の記憶装置へネットワークを介して伝送できることが認められよう。
判定段階90に戻って説明すると、臨床医が取得された画像データをイメージング・パラメータ無しに保存することを選択した場合、段階82で取得された画像データを段階96で示されるように記録することができる。取得された画像データは、前に述べたように、ローカル・ハードディスク・ドライブ、ローカル・データベース、外部記憶装置(例えば、コンパクト・ディスク(CD))に保存できること、或いは、遠隔の記憶装置へネットワークを介して伝送できる。更に、対応するイメージング・パラメータ無しに記憶されている取得された画像データはまた、再構成し、次いで後処理して(段階86)、臨床医に提示する(段階88)ことができる。ここで、これまで述べたイメージング方法は、画像を表すデータ及び/又は画像ボリュームを表すデータを取得するために用い得ることが認められよう。
前に述べたように、直列的なスタディは、典型的には、臨床医が病気を診断し及び/又は病状についての医療処置の効果を監視するのに役立てるために行われる。更に、理解されるように、時間的に順次の画像は医療処置中に周期的に取得される。ここで、時間的に順次の画像が、典型的には、同じイメージング・モダリティにより異なる時点に取得されることが認められよう。イメージング・モダリティとしては、前に述べたように、CTイメージング・システム、X線イメージング・システム、MRイメージング・システム、超音波イメージング・システム、光学イメージング・システム、PETイメージング・システム、核医学イメージング・システム、又はこれらの組合せを挙げることができる。次いで、臨床医は、2つ以上の時間的に順次の画像を比較することによって、識別された病状についての医療処置の効果を評価することができる。しかしながら、理解されるように、イメージング・システムの構成は極めて複雑であることがあり、従って検査毎に再現するのが困難なことがある。イメージング・システムの構成の変化は、不利なことに望ましくない変化を生じさせ及び/又は真の変化を隠蔽し、もって検出及び/又は診断の失敗を招くことがある。図3に提示されたイメージング方法は、有利なことに、検査の設定を検査毎に再現するのに役立つように用いることができ、もって検出失敗の可能性を回避することができる。
次に図4について説明すると、イメージングのための模範的な論理の流れ図100を示す。本発明手法の様々な模範的な面によれば、1つ又は複数の関心領域をイメージングするための方法が提示される。より具体的に述べると、臨床医が病状を識別し及び/又は病状についての医療処置の効果を監視するのを容易にするように構成することができるイメージング方法が提示される。本方法は、段階102で開始し、この段階で、直列的なスタディを開始することができる。言い換えると、患者12(図1参照)のような患者の時間的に順次の画像を得ることができる。前に述べたように、患者12の時間的に順次の画像は、所与の患者について異なる時点に生成される2つ以上の画像の間に生じる間隔変化を考察するために用いることができる。
従って、患者12が現在での検査のために到着したとき、段階104で示されているように、同じ患者12についての以前の検査に関連した1つ又は複数の画像を取り出すことができる。以前に取得された画像は、保管場所又はデータ保存施設から取り出すことができる。その後、段階104で得られた以前に取得された画像データ・セットに関連したイメージング・パラメータを、段階106で検索することができる。前に述べたように、特定の実施形態では、以前の検査に関連したイメージング・パラメータは、以前に取得された画像データ・セットに対応してDICOMヘッダに保存することができる。現在考えられる構成では、以前に取得された画像データ・セットが対応するイメージング・パラメータと共に保存されていた場合、イメージング・システム18(図1参照)は、イメージング・パラメータが利用可能であることを表す情報を、臨床医へ送るように構成することができる。保存されたイメージング・パラメータの利用可能性に関する情報は、例えば、表示装置26上の表示器により臨床医へ伝えることができる。現在考えられる構成では、表示器は表示装置26上のアイコン28(図1参照)を含むことができる。次いで、臨床医が表示器を選択して、以前に取得された画像データ・セットからイメージング・パラメータを検索することができる。より具体的に述べると、以前に取得された画像データ・セットに関連したイメージング・パラメータは、例えば、以前に取得された画像データ・セットに対応するDICOMヘッダから検索することができる。更に、特定の実施形態では、臨床医は、キー32(図1参照)を使用することにより、イメージング・パラメータを検索することを選ぶことができる。
以前に取得された画像データ・セットに関連したイメージング・パラメータの検索後、臨床医は検索されたイメージング・パラメータに基づいて現在の検査のためのシステム設定を再現することを選択することができる。この代わりに、臨床医は検索されたイメージング・パラメータを使用しないことを選択することができる。従って、段階108で示されているように、検索されたイメージング・パラメータを現在の検査のために再現すべきかどうか検証するためのチェックを実行することができる。本発明手法の様々な面によれば、臨床医が検索されたイメージング・パラメータに基づいて現在の検査のためのシステム設定を再現することを選択した場合、段階110で、臨床医は、検索されたイメージング・パラメータに基づいて現在の検査のために全ての設定を再現するようにイメージング・システム18に指令することができる。一実施形態では、臨床医はイメージング・システム18のユーザ・インターフェース30上のキー32を選択することによって全ての設定を再現するようにイメージング・システム18に指令することができる。この代わりに、他の特定の実施形態では、イメージング・システム18は検索されたイメージング・パラメータに基づいて現在のイメージングのために設定を自動的に再現するように構成することができる。
一旦検索されたイメージング・パラメータに基づいて現在の検査のためのシステム設定が行われると、段階112で示されているように、現在の検査を表す画像データを取得することができる。ここで、段階112で取得される画像データは、1つ又は複数の以前に取得された画像データ・セットに関連した検索されたイメージング・パラメータに基づいて得られることが認められよう。
前に述べたように、イメージング・パラメータの一部として以前に記憶された解剖学的マーカーを、臨床医がイメージング条件を再現するのに役立てるために用いることができる。より具体的に述べると、解剖学的マーカーは、現在の検査において患者12の取得位置を再現するために臨床医に図形的手引きを提供するために使用することができる。言い換えると、患者12及び/又はイメージング平面の配向は、記憶された解剖学的マーカーに基づいて変更することができる。例えば、関心領域を表す以前に取得された画像データ及び関連した記憶された解剖学的マーカーを呼び戻すことができる。その後、同じ関心領域を表す画像データを現在の検査の際に取得することができる。プローブ14,16(図1参照)のようなデータ取得装置の配向を、解剖学的マーカーを持つ解剖学的領域に対応する画像データが得られるように、変更することができる。更に、患者12及び/又はイメージング平面もまた、解剖学的マーカーを含む画像データが得られるように、配向し直すことができる。言い換えると、現在のイメージング・ボリュームを、以前に取得された画像データ内の解剖学的マーカーに基づいて対応する以前に取得されたイメージング・ボリュームと整列させる。患者及び/又はイメージング平面を配向し直すこの処理は、一実施形態では、複数の(例えば、3つの)解剖学的マーカーについて繰り返すことができる。
その後、以前に取得された画像データ内の対応するイメージング・ボリュームと整列した現在のイメージング・ボリュームは、以前に取得された画像データ内の整合用イメージング・ボリュームと整合させることができる。理解されるように、これらの画像の内容相互の間の対応性を見付ける処理は、一般に「画像レジストレーション」と呼ばれている。言い換えると、画像レジストレーションは、相異なる画像内の同じ物体及びその部分の位置及び配向を曖昧さ無しに結びつける幾何学的変換を見付けることを含む。より具体的には、画像レジストレーションは、相異なる画像データ・セットを共通の座標空間へ変換することを含む。
次に段階114で、取得された画像データを再構成して、現在の画像データ・セットを形成することができる。更に、前に述べたように、現在の画像データ・セットに後処理アルゴリズムを適用することができ、また図3に関して前に述べたように、現在の画像データ・セットを臨床医に提示する準備を行うことができる。
次いで、段階116で、臨床医が病状を監視し及び/又は病状についての医療処置の効果を評価するのに役立てるために、段階114で生成された現在の画像データ・セットを少なくとも1つの以前に取得された画像データ・セットと比較することができる。理解されるように、一実施形態では、段階116で、臨床医は手動で少なくとも2つの時間的に順次の画像を比較することができる。この代わりに、比較段階116は自動化することができ、その場合、例えば、コンピュータ支援検出(CAD)アルゴリズムを用いることによって2つ以上の画像を比較することができる。
判定段階108に戻って説明すると、臨床医が検索されたイメージング・パラメータを現在の検査のために使用することを選択しなかった場合、段階118で、少なくとも1つの以前に取得された画像データ・セットに関連した検索されたイメージング・パラメータとは異なることのある設定に基づいて、現在の検査に関連した画像データを取得することができる。次いで、段階120で、段階118で取得された画像データを記録することができる。前に述べたように、この画像データ・セットは、対応するイメージング・パラメータと共に記憶し、或いは対応するイメージング・パラメータ無しで記憶することができる。
本発明手法の別の様々な面によれば、段階118〜120で、検索されたイメージング・パラメータを使用することなく、取得されて記録された画像データ・セットは、段階114で、再構成して、対応する画像データ・セットを形成することができる。次いで、段階116で、この画像データ・セットを以前に取得された画像データ・セットと比較することができる。また更に、以前に取得された画像データ・セット又は現在の画像データ・セットのいずれかに対応するイメージング・パラメータを検索して、他の画像データ・セットに適用することができる。ここで、上記の図4を参照して説明した方法は画像又はイメージング・ボリュームの取得を繰り返すために用いることができることが認められよう。
当業者に理解されるように、上述の例、実証及び処理段階は、汎用又は専用コンピュータのような処理装置をベースとしたシステムで適当なコードによって具現化することができる。また、本発明手法の様々な具現化手段では本書で述べた処理段階の幾つか又は全てを異なる順序で、又はほぼ同時に、すなわち並列に、遂行することができることにも留意されたい。更にまた、様々な機能は、C++又はJava(商標)のような種々の言語で具現化することができる。このようなコードは、当業者に理解されるように、メモリ・チップ、ローカル又はリモート・ハードディスク、光ディスク(すなわち、CD又はDVD)のような1つ又は複数の有形の機械読取り可能な媒体、或いは記憶されているコードを実行するために処理装置をベースとしたシステムによってアクセスすることのできる他の媒体上に、記憶させるか又は記憶のために改変することができる。有形の媒体には、命令が印刷される紙又は他の適当な媒体を含むことができることに留意されたい。例えば、命令は、紙又は他の媒体の光学的走査により電子的に捕捉し、次いで編集し、解釈し、さもなければ必要な場合に適当な態様で処理し、次いでコンピュータ・メモリに記憶させることができる。
上述のイメージング方法及びイメージング・システムは、直列的なスタディを遂行するために必要な手続き時間を劇的に短縮する。更に、同じ患者から異なる時点に取得した異なる画像データ・セットを監視し且つ評価することを含む直列的なスタディの効率は、異なるデータ・セットが同様なイメージング条件の下で取得されるので、実質的に向上させることができる。言い換えると、相異なるイメージング条件に起因した望ましくない変化が実質的に低減されるので、手続きの効率が大幅に改善され、その結果、診断の信頼性及び医療処置の正確さが増大する。
以上の説明のように、技術的効果は、少なくとも1つの以前に取得された画像データ・セットからの所定のイメージング・パラメータに基づいて患者から現在の画像データ・セットを取得することである。別の技術的効果は、以前の検査からの検索されたイメージング・パラメータに基づいて現在の検査のためのシステム取得パラメータを設定することである。
本発明の特定の特徴のみを図示し説明したが、当業者には種々の修正および変更をなし得よう。従って、特許請求の範囲が本発明の真の精神および趣旨の範囲内にあるこの様な全ての修正および変更を包含することを意図していることを理解されたい。また、図面の符号に対応する特許請求の範囲中の符号は、単に本願発明の理解をより容易にするために用いられているものであり、本願発明の範囲を狭める意図で用いられたものではない。そして、本願の特許請求の範囲に記載した事項は、明細書に組み込まれ、明細書の記載事項の一部となる。
本発明手法の様々な面に従った模範的な診断用システムのブロック図である。 図1の診断用システムに使用するための超音波イメージング・システムの概略図である。 本発明手法の様々な面に従った模範的なイメージング・パラメータ記憶方法を例示する流れ図である。 本発明手法の様々な面に従った模範的なイメージング方法を例示する別の流れ図である。
符号の説明
10 診断用システム
12 患者
14 プローブ
15 カテーテル
16 プローブ
27 アイコン
28 アイコン
31 キー
32 キー
34 トランスデューサ・アセンブリ
54 遠隔接続サブシステム
70 流れ図
100 流れ図

Claims (10)

  1. イメージング・パラメータを決定する段階と、
    患者から画像データを取得する段階と、
    前記取得された画像データと共に前記イメージング・パラメータを記憶する段階と、
    前記記憶されたイメージング・パラメータをその後の検査で使用するために検索する段階と、
    を有するイメージング方法。
  2. 前記決定する段階は、患者パラメータを取得する段階、ユーザ選択パラメータを受け取る段階、及びシステム取得設定を選択する段階の内の少なくとも1つ又は複数を含んでいる、請求項1記載の方法。
  3. 更に、患者についての位置情報を求める段階を含んでいる請求項2記載の方法。
  4. 更に、前記取得された画像データを使用して画像を再構成して、再構成画像を生成する段階と、
    前記再構成画像に後処理アルゴリズムを適用して、最終画像を生成する段階と、
    前記最終画像をユーザに提示する段階と、
    を含んでいる請求項1記載の方法。
  5. 少なくとも1つの以前に取得された画像データ・セットから求められる所定のイメージング・パラメータに基づいて、患者から現在の画像データ・セットを取得する段階を含んでいるイメージング方法。
  6. 更に、前記少なくとも1つの以前に取得された画像データ・セットを受け取る段階と、
    前記少なくとも1つの以前に取得された画像データ・セットからイメージング・パラメータを検索する段階と、
    前記検索したイメージング・パラメータンに基づいて現在の検査のためのシステム取得パラメータを設定する段階と、
    を含んでいる請求項5記載の方法。
  7. 更に、現在の画像データ・セットと少なくとも1つの以前に取得された画像データ・セットとを比較する段階を含んでいる請求項5記載の方法。
  8. 前記現在の画像データ・セット及び前記少なくとも1つの以前に取得された画像データ・セットは同じイメージング・モダリティにより異なる時点に取得される、請求項5記載の方法。
  9. 患者から第1の画像データ・セットを取得するように構成されている取得サブシステム(20)と、
    前記取得サブシステム(20)と動作上関連していて、イメージング・パラメータを決定し、前記取得サブシステム(20)により取得された前記第1の画像データ・セットと共にイメージング・パラメータを記憶し、前記記憶されたイメージング・パラメータをその後の検査で使用するために検索するように構成されている処理サブシステム(22)と、
    を有するイメージング・システム(10)であって、
    更に、前記第1の画像データ・セットから求められる所定のイメージング・パラメータに基づいて、患者から少なくとも第2の画像データ・セットを取得するように構成されているイメージング・システム(10)。
  10. 更に、前記第1の画像データ・セットと少なくとも前記第2の画像データ・セットとを比較するように構成されている請求項9記載のイメージング・システム(10)。
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