JP5468759B2 - 位置情報に基づいて関心対象ボリュームを収集するための方法及びシステム - Google Patents

位置情報に基づいて関心対象ボリュームを収集するための方法及びシステム Download PDF

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Description

本発明は全般的には医学的撮像検査を検討するための方法及び装置に関し、さらに詳細には超音波検査から得られるデータなどの画像データの検討のための方法及び装置に関する。
超音波撮像(超音波走査やソノグラフィとも呼ぶ)は比較的安価でありかつ放射線を用いない撮像モダリティである。超音波は典型的には非侵襲的な撮像に関連すると共に、X線放射を用いずに多くの臓器や状態を診断する際に益々利用されるようになっていることが理解されよう。さらに、妊娠及び出産をガイドするための現代の産科医療は、胎児と子宮の詳細画像の提供に関して超音波に極度に依拠していることが知られている。さらに超音波は、腎臓、肝臓、膵臓、心臓、並びに頚部や腹部の血管の評価にも広範に利用されている。さらに最近において超音波撮像及び超音波アンギオグラフィは、心臓疾患、心臓発作、急性の発作、並びに発作につながりかねない血管疾患の検出、診断及び治療における役割が高まりつつある。さらに超音波は、乳房の撮像並びに乳がんのバイオプシーのガイドのためにもさらに多く利用されつつある。
しかし目下利用可能な技法の欠点は、こうした手技が極めて緩慢で時間がかかることである。さらに、こうした技法の利用には、高品質の画像を収集し正確な診断を可能にするために臨床医に対して高いレベルのスキルと経験が要求される。さらに目下利用可能な超音波撮像システムを利用するには、臨床医などのユーザがボリューム角を選択することが必要である。次いでこのユーザ選択のボリューム角を用いて探触子などの画像収集デバイスの掃引角度を決定することができる。この探触子の掃引角度の計算は、望ましくない画像ボリュームの収集につながるので不利となることがある。さらに詳細には、こうして決定された掃引角度は所望の画像ボリュームと比べてより大きな画像ボリュームの収集につながりかねない。あるいは、所望の画像ボリュームと比べてかなり小さい画像ボリュームが収集されることがある。さらに、望ましくない画像データの収集によって異なるボリューム角による反復走査が要求されることがある。
米国特許第5630417号 米国特許第5720285号
したがって、解剖学的関心領域を表す望ましい画像データ組を収集するためのシステムが必要とされている。具体的には、所望の画像ボリュームの収集を有利に容易にし、これによって必要な反復走査を大幅に低減させ臨床施設のワークフローを向上させるような設計が大いに必要とされている。
本技法のある態様では、画像収集デバイスの位置に基づいた撮像のための方法を提供する。本方法は、画像収集デバイスの第1の位置で収集した第1の所望の画像を表す第1の所望の画像データ組を取得する工程を含む。さらに本方法は、画像収集デバイスの第1の位置に対応する位置情報を記録する工程を含む。さらに本方法は、画像収集デバイスの第2の位置で収集した第2の所望の画像を表す第2の所望の画像データ組を取得する工程を含む。本方法はさらに、画像収集デバイスの第2の位置に対応する位置情報を記録する工程を含む。さらに本方法は、画像収集デバイスの第1の位置と第2の位置の間で画像データを収集する工程を含む。さらに本技法と連係した、本方法が規定するタイプの機能をもたらすコンピュータ読み取り可能な媒体が企図される。
本技法のさらに別の態様では、画像収集デバイスの位置に基づいた撮像のための方法を提供する。本方法は、収集パラメータを選択する工程を含む。さらに本方法は、該選択した収集パラメータに基づいて第1の所望の画像及び第2の所望の画像を取得する工程を含む。さらに本方法は、第1の所望の画像と関連付けされた画像収集デバイスの第1の位置及び第2の所望の画像と関連付けされた画像収集デバイスの第2の位置を記録する工程を含む。本方法はさらに、画像収集デバイスの第1の位置と第2の位置の間で画像データを収集する工程を含む。
本技法の別の態様では、位置検知システムを提供する。本システムは、画像収集デバイスの第1の位置及び第2の位置に基づいた画像データ収集を容易にするように構成された位置検知プラットフォームであって、画像収集デバイスの第1の位置で収集した第1の所望の画像を表す第1の所望の画像データ組を取得すること、画像収集デバイスの第1の位置に対応する位置情報を記録すること、画像収集デバイスの第2の位置で収集した第2の所望の画像を表す第2の所望の画像データ組を取得すること、画像収集デバイスの第2の位置に対応する位置情報を記録すること、並びに画像収集デバイスの第1の位置と第2の位置の間で画像データを収集すること、を行うように構成されている位置検知プラットフォームを含む。
本技法の別の態様では、画像収集デバイスの位置に基づいて画像データを収集するためのシステムを提供する。本システムは、解剖学的関心領域を表す画像データを収集するように構成された画像収集デバイスを含む。さらに本システムは、画像収集デバイスと動作関連すると共に画像収集デバイスと関連付けされた位置情報を提供するように構成された位置検知デバイスを含む。さらに本システムは、画像収集デバイスと動作関連すると共に解剖学的関心領域を表す画像データを収集するように構成された収集サブシステムを含んだ撮像システムと、該収集サブシステムと動作関連すると共に収集した画像データ及び画像収集デバイスの位置に基づいて少なくとも第1の望ましい位置及び第2の望ましい位置への画像収集デバイスの移動を容易にするように構成された位置検知プラットフォームを備えた処理サブシステムと、を含む。
本発明に関するこれらの特徴、態様及び利点、並びにその他の特徴、態様及び利点については、同じ参照符号が図面全体を通じて同じ部分を表している添付の図面を参照しながら以下の詳細な説明を読むことによってより理解が深まるであろう。
より詳細には以下で記載することにするが、望ましい関心対象ボリュームの収集を最適化すること、患者内の解剖学的関心領域を撮像するための手技ワークフローを簡略化すること、並びに患者内の解剖学的関心領域の撮像に要する手技時間速度を向上させること、を行うように構成された、画像収集デバイスと関連付けされた位置情報に基づいた撮像方法並びに位置情報に基づいた撮像のためのシステムを提示している。以下に記載する方法及びシステムを利用すると、本撮像方法が収集を要するのは望ましい関心対象ボリュームだけとなり、患者の呼吸停止時間が大幅に短縮されるため、患者の快適性を劇的に向上させることができる。
以下で例証する例示的な実施形態は医用撮像システムのコンテキストで記載するが、本技法と連係して産業用途で本診断システムを使用することも企図されることを理解されたい。
図1は、本技法の態様による診断用撮像で使用するための例示的なシステム10のブロック図である。システム10は、画像収集デバイス14を介して患者12から画像データを収集するように構成されることがある。一実施形態では画像収集デバイス14は探触子を含むことがあり、この探触子には侵襲的探触子、あるいは画像データの収集を支援するように構成された外部超音波探触子などの非侵襲的探触子や外部探触子を含むことができる。一例として画像収集デバイス14は、撮像カテーテル、内視鏡、腹腔鏡、外科処置探触子、外部探触子、介入式手技に適応させた探触子を備えた探触子を含むことがある。さらに詳細には画像収集デバイス14は、画像ボリュームの収集を容易にするように構成された探触子を含むことがある。探触子と画像収集デバイスという用語は交換可能に使用することがあることに留意されたい。
参照番号16は、画像収集デバイス14を撮像システムと動作可能に結合させる際の支援となるように構成された探触子ケーブルを表すことがある。本例では画像収集デバイス14が探触子ケーブル16を介して撮像システムと結合されるように表しているが、探触子が例えばワイヤレス手段などの別の手段を介して撮像システムと結合されることがあることが理解されよう。さらにある種の別の実施形態では、患者12上に配置し得る1つまたは複数のセンサ(図示せず)を介して画像データが収集されることがある。一例としてそのセンサは、心電図(ECG)センサなどの生理学的センサ(図示せず)及び/または電磁場センサや慣性センサなどの位置センサを含むことがある。これらのセンサは、撮像システムなどのデータ収集デバイスと、例えば導線(図示せず)を介して動作可能に結合されることがある。
さらにシステム10は、画像収集デバイス14と関連付けされた位置情報の収集を容易にするように構成し得る位置検知デバイス18を含むことがある。本明細書で使用する場合に、位置情報という用語は検査中の解剖学的関心領域を基準とした画像収集デバイス14の位置座標を表すために使用している。一実施形態では、その位置検知デバイス18は位置センサを含むことがある。さらに位置検知デバイス18は画像収集デバイス14と動作関連することがある。さらに一実施形態では、位置検知デバイス18は図1に示すように画像収集デバイス14の隣りに配置させることがある。参照番号20は、画像収集デバイス14、位置検知デバイス18及び探触子ケーブル16の一部分を表している。
システム10はさらに、画像収集デバイス14と動作関連する医用撮像システム22を含むことがある。以下で例証する例示的な実施形態は医用撮像システムのコンテキストで記載するが、工業用撮像システムなどの別の撮像システムや用途、並びにパイプライン検査システムや液体リアクター検査システムなどの非破壊式評価及び検査システムもさらに企図されることに留意すべきである。さらに以下で図示し説明する例示的な実施形態は、別の撮像モダリティ、位置トラッキングシステムまたは別のセンサシステムと連係して超音波撮像を利用するマルチモダリティ撮像システムにおいて用途を見出すことができる。こうした別の撮像様式には、超音波撮像システム、コンピュータ断層(CT)撮像システム、磁気共鳴(MR)撮像システム、核医学撮像システム、陽電子放出トポグラフィシステム、X線撮像システム(ただし、これらに限らない)などの医用撮像システムを含み得ることに留意されたい。
目下のところ企図される構成では、医用撮像システム22は収集サブシステム24及び処理サブシステム26を含むことがある。さらに医用撮像システム22の収集サブシステム24は、画像収集デバイス14を介して患者12内の1つまたは複数の解剖学的関心領域を表す画像データを収集するように構成されることがある。患者12から収集した画像データは次いで、処理サブシステム26によって処理されることがある。
さらに、医用撮像システム22によって収集及び/または処理をした画像データは、疾病状態の特定、治療の必要性の評価、適当な治療選択肢の決定、及び/または疾病状態に対する治療効果の監視に関して臨床医を支援するために利用されることがある。治療(treatment)と療法(therapy)という用語は交換可能に使用することがあることに留意されたい。ある種の実施形態では、処理サブシステム26はさらに、画像データを受け取るように構成し得るデータリポジトリ30などの記憶システムと結合されることがある。
本技法の例示的な態様では、処理サブシステム26は、画像収集デバイス14と関連付けされた位置情報に基づいた解剖学的関心領域を表す画像データの収集の際の支援となるように構成された位置検知プラットフォーム28を含むことがある。さらに詳細には位置検知プラットフォーム28は、収集した画像データ及び画像収集デバイス14の位置に基づいて画像収集デバイス14を少なくとも第1の所望の箇所及び第2の所望の箇所までステアリングするのを容易にするように構成されることがある(これについては図3〜11を参照しながらさらに詳細に記載することにする)。
さらに図1に示すように、医用撮像システム22はディスプレイ32及びユーザインタフェース34を含むことがある。しかしある種の実施形態では、タッチスクリーン内などにおいて、ディスプレイ32及びユーザインタフェース34が重複することがある。さらに幾つかの実施形態では、ディスプレイ32及びユーザインタフェース34は共通のエリアを含むことがある。本技法の態様では、医用撮像システム22のディスプレイ32は、画像収集デバイス14を介して収集した画像データに基づいて医用撮像システム22が作成した1つまたは複数の画像を表示するように構成されることがある(これについては図3〜11を参照しながらさらに詳細に記載することにする)。
さらに医用撮像システム22のユーザインタフェース34は、臨床医による画像収集デバイス14と関連付けされた位置情報に基づいた画像データ収集を容易にするように構成されたヒューマンインタフェースデバイス(図示せず)を含むことがある。このヒューマンインタフェースデバイスは、臨床医による1つまたは複数の関心領域の特定を支援するように構成されたマウスタイプのデバイス、トラックボール、ジョイスティック、触針またはボタンを含むことがある。しかしタッチスクリーン(ただし、これに限らない)など別のヒューマンインタフェースデバイスが利用されることもあることが理解されよう。さらに本技法の態様ではユーザインタフェース34は、医用撮像システム22によって収集した画像の臨床医によるナビゲートを支援するように構成されることがある。さらにユーザインタフェース34は、ディスプレイ32上に表示させるための収集画像データの取扱い及び/または編集の際の支援となるようにも構成されることがある(これについては図4〜11を参照しながらさらに詳細に記載することにする)。
さらに位置検知デバイス18は、位置検知デバイス18と関連付けされた位置情報を伝達するように構成し得る位置センサ送信器(図1では図示せず)を含むことがある。さらに詳細にはその位置センサ送信器は、位置検知デバイス18と関連付けされた位置情報を位置センサ受信器42に伝達するように構成されることがある。一実施形態ではその位置センサ送信器は位置検知デバイス18上に配置させることがある。しかし位置センサ送信器は別の箇所に配置させることもできることが理解されよう。
図1の参照を続けると、本技法の例示的な態様ではユーザインタフェース34は、ボリューム角ボタン36、掃引開始ボタン37、掃引停止ボタン38、始点画像選択ボタン39、及び終点画像選択ボタン40を含むことがある。これらのボタン36〜40は、画像収集デバイス14の位置情報に基づいた臨床医による画像データ収集を支援するように構成されることがある。ボタン36〜40の働きについては図5〜11を参照しながらさらに詳細に記載することにする。
上で指摘したように、医用撮像システム22は超音波撮像システムを含むことがある。図2は、超音波撮像システム22を含むように表した図1の医用撮像システム22の一実施形態のブロック図である。さらに超音波システム22は上で記載したように収集サブシステム24及び処理サブシステム26を含むように表している。収集サブシステム24はトランスジューサアセンブリ54を含むことがある。さらに収集サブシステム24は、送受信(T/R)切替回路56、送信器58、受信器60、及びビーム形成器62を含む。一実施形態ではトランスジューサアセンブリ54は、画像収集デバイス14(図1参照)内に配置されることがある。さらにある種の実施形態ではそのトランスジューサアセンブリ54は、例えば1次元や2次元トランスジューサアレイなどの1つのトランスジューサアレイを形成するような離間した関係で配列させた複数のトランスジューサ素子(図示せず)を含むことがある。さらにトランスジューサアセンブリ54は、ケーブルアセンブリや付属の電子回路(ただし、これらに限らない)などの外部デバイス(図示せず)に対するトランスジューサアレイの動作可能な結合を容易にするように構成された相互接続構造(図示せず)を含むことがある。この相互接続構造は、トランスジューサアレイをT/R切替回路56に結合するように構成させることがある。
処理サブシステム26は、制御プロセッサ64、復調器66、撮像モードプロセッサ68、走査変換器70及び表示プロセッサ72を含む。表示プロセッサ72はさらに、画像を表示するためにディスプレイ32(図1参照)などの表示モニタと結合されている。ユーザインタフェース34(図1参照)などのユーザインタフェースは、制御プロセッサ64及びディスプレイ32と対話する。制御プロセッサ64はさらに、ウェブサーバ76及びリモート接続インタフェース78を含むリモート接続サブシステム74と結合されることがある。処理サブシステム26はさらに、図1を参照しながら上で指摘したように超音波画像データを受け取るように構成されたデータリポジトリ30(図1参照)と結合されることがある。データリポジトリ30は撮像ワークステーション80と対話する。
上述の構成要素は、ディジタル信号プロセッサを備えた回路基板などの専用のハードウェア素子とすることがあり、あるいは市販されている既製のパーソナルコンピュータ(PC)などの汎用のコンピュータやプロセッサ上で動作するソフトウェアとすることがある。これら様々な構成要素は本技法の様々な実施形態に従って組み合わせられることや分離されることがある。したがって当業者であれば、本超音波撮像システム22は一例として提供したものであること、並びに本技法はいかなる意味においても特定のシステム構成による限定を受けることがないことを理解されよう。
収集サブシステム24では、トランスジューサアセンブリ54が患者12(図1参照)と接触状態にある。トランスジューサアセンブリ54は送受信(T/R)切替回路56と結合されている。さらにT/R切替回路56は送信器58の出力及び受信器60の入力と動作関連する。受信器60の出力はビーム形成器62に対する入力となっている。さらにビーム形成器62は送信器58の入力及び復調器66の入力にも結合されている。ビーム形成器62はさらに、図2に示すように制御プロセッサ64と動作可能に結合されている。
処理サブシステム26では、復調器66の出力は撮像モードプロセッサ68の入力と動作関連する。さらに制御プロセッサ64は、撮像モードプロセッサ68、走査変換器70及び表示プロセッサ72とインタフェースしている。撮像モードプロセッサ68の出力は走査変換器70の入力と結合されている。さらに走査変換器70の出力は表示プロセッサ72の入力と動作可能に結合されている。表示プロセッサ72の出力はディスプレイ32と結合されている。
超音波システム22は患者12内に超音波エネルギーを送信し、患者12から後方散乱された超音波信号を受信し処理して画像を作成し表示させる。送信する超音波エネルギービームを作成するために、制御プロセッサ64はビーム形成器62にコマンドデータを送り、トランスジューサアセンブリ54の表面のある点から所望のステアリング角度で発生した所望の形状をしたビームを生成するための送信パラメータを発生させている。この送信パラメータはビーム形成器62から送信器58に送られる。送信器58はこの送信パラメータを用いてT/R切替回路56を介してトランスジューサアセンブリ54に送るように送信信号を適正にエンコードしている。この送信信号は互いを基準としたあるレベル及び位相に設定され、トランスジューサアセンブリ54の個々のトランスジューサ素子に提供される。この送信信号によって、同じ位相及びレベル関係をもつ超音波を放出するようにトランスジューサ素子が励起される。その結果、トランスジューサアセンブリ54を例えば超音波ジェルを用いることによって患者12と音響的に結合させたときに、走査線に沿って患者12内に送信超音波エネルギービームが形成される。この処理を電子走査と呼んでいる。
一実施形態ではそのトランスジューサアセンブリ54を双方向トランスジューサとすることがある。患者12内に超音波が送信されると、超音波は患者12内部の組織や血液試料で後方散乱される。トランスジューサアセンブリ54は、その音波を戻した組織までの距離並びにその音波が戻された位置のトランスジューサアセンブリ18の表面に対する角度に応じて、この後方散乱波を様々な時点で受信する。トランスジューサ素子は後方散乱波からの超音波エネルギーを電気信号に変換する。
次いでこの電気信号はT/R切替回路56を通って受信器60までルート設定される。受信器60は受信した信号を増幅しかつディジタル化すると共に、利得補償などの別の機能を提供する。各トランスジューサ素子が様々な時点で受け取る後方散乱波に対応するディジタル化済み受信信号は、後方散乱波の振幅及び位相情報を保全している。
このディジタル化済み信号はビーム形成器62に送られる。制御プロセッサ64はビーム形成器62にコマンドデータを送る。ビーム形成器62はこのコマンドデータを用いて、あるステアリング角度におけるトランスジューサアセンブリ54の表面上のある点(典型的には、走査線に沿って送信された直前の超音波ビームの点及びステアリング角度に対応する)から発せられる受信ビームを形成する。ビーム形成器62は、制御プロセッサ64からのコマンドデータの命令に従って時間遅延及び集束を実行することによって適正に受信された信号に対して動作し、これによって患者12内部のある走査線に沿ったサンプルボリュームに対応する受信ビーム信号が生成される。様々なトランスジューサ素子から受信した信号の位相、振幅及びタイミング情報を用いて受信ビーム信号が生成される。
この受信ビーム信号は処理サブシステム26に送られる。復調器66はこの受信ビーム信号を復調し、走査線に沿ったサンプルボリュームに対応するI及びQの復調データ値の対が生成される。受信ビーム信号の位相及び振幅を基準周波数と比較することによって復調が実施される。I及びQの復調データ値は受信した信号の位相及び振幅情報を保全している。
復調データは撮像モードプロセッサ68に転送される。撮像モードプロセッサ68はパラメータ推定技法を用いて復調データから走査シーケンスフォーマットで撮像パラメータ値を作成する。撮像パラメータは、例えばBモード、カラー速度モード、スペクトルドプラモード及び組織速度撮像モードなど可能な様々な撮像モードに対応するパラメータを含むことがある。撮像パラメータ値は走査変換器70に移される。走査変換器70は、走査シーケンスフォーマットから表示フォーマットへの変換を実行することによってこのパラメータデータを処理する。この変換は、パラメータデータに対して補間演算を実行して表示フォーマットの表示画素データを作成することを含む。
走査変換された画素データは、走査変換された画素データに対する最終的な空間または時間フィルタ処理を実行するために表示プロセッサ72に送られ、走査変換画素データに対してグレイスケールまたは色相が付与されると共に、ディスプレイ32上で表示するためにディジタル画素データがアナログデータに変換される。ユーザインタフェース34はディスプレイ32上に表示されたデータに基づいてユーザが超音波システム22とインタフェースできるようにするために制御プロセッサ64と結合されている。
図3は、画像収集デバイス14(図1参照)の部分20(図1参照)の拡大像を表している。一実施形態では、位置検知デバイス18(図1参照)は、図3に示すように画像収集デバイス14の遠位端の実質的に近傍に配置されることがある。さらに図示した例では、画像収集デバイス14は曲線的な探触子フェイスを含むように表している。本技法と連係させた別のタイプの探触子フェイスをもつ探触子の利用も企図されることに留意されたい。参照番号82は曲線的探触子フェイスの中央部分を表すことがある。さらに参照番号84は、曲線的探触子フェイスの第1の端部を意味することがあり、一方曲線的探触子フェイスの第2の端部は参照番号86で示すことがある。
ここで図4を見ると、図1の診断システム10に関する一実施形態のブロック図90を示している。図1を参照しながら上で指摘したように、診断システム10は画像収集デバイス14(図1参照)と関連付けされた位置情報に基づいた画像データ収集を容易にするように構成されることがある。したがってシステム10は、画像収集デバイス14の目下の箇所に対応する位置座標の提供の際の支援となるように構成された位置検知デバイス18(図1参照)を含むことがある。本例では、位置検知デバイス18は上で指摘したような位置センサを含むことがある。さらに一実施形態では、位置検知デバイス18は画像収集デバイス14と動作可能に結合させることがある。さらに位置検知デバイス18は、例えば位置センサ受信器42(図1参照)などの位置センサ受信器に対する画像収集デバイス14の位置情報の送信を容易にするように構成された位置センサ送信器98を含むことがある。本例では位置検知デバイス18が位置センサ送信器98を含むように表しているが、位置センサ送信器98は位置検知デバイス18と分離させることもあることに留意されたい。
さらに、目下のところ企図される実施形態では、位置検知プラットフォーム28(図1参照)は位置センサ処理モジュール94及び画像処理モジュール96を含むことがある。図4の例で図示したように、位置センサ受信器42は位置センサ処理モジュール94と動作可能に結合されている。一実施形態では位置センサ受信器42は、位置センサ処理モジュール94に対して画像収集デバイス14と関連付けされた位置情報を伝達するように構成されることがある。位置センサ処理モジュール94は一方、この位置情報を利用して画像収集デバイス14と関連付けされた位置情報に基づいた画像データ収集を支援するように構成されることがある。さらに詳細には位置センサ処理モジュール94は、位置情報を画像収集デバイス14内の探触子モータ制御器102に伝達するように構成されることがあり、一方この探触子モータ制御器102は解剖学的関心領域を表す画像データ収集を容易にするように画像収集デバイス14を望ましい箇所までステアリングする際に臨床医を支援するように構成されることがある。換言すると、臨床医は画像収集デバイス14を望ましい箇所までステアリングすることがあり、また超音波画像データ92などの画像データは例えば収集サブシステム24によって収集されることがある。
本明細書の上で指摘したように、位置検知プラットフォーム28はさらに画像処理モジュール96を含むことがある。一実施形態では画像処理モジュール96は、画像収集デバイス14と関連付けされた位置情報に基づいて超音波画像データ92など収集画像データを処理するように構成されることがある。例えば画像処理モジュール96は、画像収集デバイス14の位置に関する情報を位置センサ処理モジュール94から取得し、これに従って収集画像データ92を取得位置情報に基づいて処理するように構成されることがある。さらに画像処理モジュール96は、例えばディスプレイ32上への収集画像データの描出を容易にするように構成されることがある。
さらに診断システム10はユーザインタフェース34も含むことがある。ユーザインタフェース34は処理サブシステム26と動作可能に結合させることがあり、これによりユーザインタフェース34は画像収集デバイス14と関連付けされた位置情報に基づいた画像データ収集を容易にするように構成されることがある。さらに詳細にはユーザインタフェース34を用いて、ボリューム掃引の始点と終点の間における画像データ収集を支援するために、ボリューム掃引始点、ボリューム掃引終点、ボリューム角と関連付けされた情報が位置検知プラットフォーム28に伝達されることがある。位置検知システム90の動作については図5〜11を参照しながらさらに詳細に記載することにする。
目下利用可能な技法の利用では典型的には、臨床医がボリューム角を選択し次いでこれを探触子14の掃引角度の決定に使用する必要があることに留意されたい。しかしながら探触子14の掃引角度のこうした決定によって望ましくないボリュームを収集することになり、これによって臨床医が扱う画像ボリュームが必要以上に大きくなったり、所望の画像ボリュームより小さくなることがあり得る。このため、別のボリューム角を選択せねばならなかったり走査を反復せねばならなくなり、これによって臨床施設のワークフローに悪影響を与えたり、患者に不快を生じさせることになりかねない。
本技法の例示的な態様では、診断システム10(図1参照)は、臨床医があるボリューム掃引で第1の画像及び第2の画像をプレビューできるように構成されており、これによって目下利用可能な技法に関連する欠点を回避することができる。換言すると、ボリューム掃引の第1及び第2の画像をプレビューすることによって、収集した画像ボリュームに関連する不確かさを排除することができる。第1の画像はボリューム掃引の始点画像を表すことがあり、一方ボリューム掃引の「最終画像」または「終点画像」は第2の画像によって表すことがあることに留意されたい。さらに、始点画像及び終点画像に関連する探触子14の位置情報を利用して望ましいボリューム角を自動計算することができ、これによって目下利用可能な技法に関連する欠点が回避されるので有利である。
ここで図5を参照すると、ユーザインタフェース34の一部分の前面像を表している。参照番号112はユーザインタフェース34の制御子部分を表しており、また参照番号36はボリューム角ボタンを意味することがある。ボリューム角ボタン36は、目下の撮像セッションにおける画像データ収集にとって望ましいボリューム角を選択する際に臨床医などのユーザを支援するように構成されることがある。さらに詳細にはボリューム角ボタン36は、臨床医による望ましい数の画像の特定を容易にするように構成されることがある。換言するとボリューム角ボタン36は、望ましい3次元(3D)画像ボリューム及び/または4次元(4D)画像ボリュームを形成するための臨床医による所望の数の2D画像の特定を支援するように構成されることがある。例えば臨床医が約30度のボリューム角を選択する場合、撮像システム10は収集した2D画像を利用して3D画像ボリュームを作成できるように約30枚の2Dフレームの収集を容易にするように構成することができる。さらにボリューム角の範囲は、解剖学的関心領域、用途、あるいはこれら両者に依存することがあることが理解されよう。一例としてその解剖学的関心領域が腹部を含む場合、ボリューム角は約18度〜約75度の範囲とすることがある。同様に脈管用途のボリューム角は約4度〜約29度の範囲とすることがあり、また膣内用途における撮像システムの利用では約6度〜約90度の範囲のボリューム角が必要となることがある。さらに新生児用途では約6度〜約90度の範囲のボリューム角を許容することがある。
さらに参照番号37は掃引開始ボタンを表すことがあり、この掃引開始ボタン37は、臨床医がボリューム掃引を開始させ、これにより画像データ収集をトリガできるように構成されることがある。換言すると掃引開始ボタン37を用いることによって臨床医は、画像データ収集の開始に関して撮像システム10に伝達することができる。同様の方式により、掃引停止ボタン38は、画像データ収集を終らせるようなボリューム掃引の停止または終了に関して臨床医を支援するように構成されることがある。掃引停止ボタン38の選択によって臨床医は目下の画像データ収集の終了を伝達することができる。
本技法の別の態様では、ユーザインタフェース34はさらに、始点画像選択ボタン39及び終点画像選択ボタン40を含むことがある。始点画像選択ボタン39は、そのボリューム掃引の「始点画像」などの第1の所望画像の臨床医による選択を可能にするように構成されることがある。本明細書で使用する場合に始点画像という用語は、そのボリューム掃引に関する開始基準点となる所望の画像を示すために使用されることがある。同じ方式により終点画像選択ボタン40は、そのボリューム掃引の「終点画像」などの第2の所望画像の臨床医による選択を可能にするように構成されることがある。本明細書で使用する場合に終点画像という用語は、そのボリューム掃引に関する終了基準点である所望の画像を表すことがある。ボリューム角ボタン36、掃引開始ボタン37、掃引停止ボタン38、始点画像選択ボタン39及び終点画像選択ボタン40の働きについては、図7〜11を参照しながらさらに詳細に記載することにする。
図6は、ディスプレイ32(図1参照)の一部分の前面像を表している。本明細書の上で指摘したように、始点画像選択ボタン39(図5参照)及び終点画像選択ボタン40(図5参照)を利用することによって、第1の所望の画像(始点画像)及び第2の所望の画像(最終画像すなわち終点画像)を取得することができる。したがってディスプレイ32は、第1及び第2の所望画像の描出の際の支援となるように構成されることがある。参照番号124は第1の所望の画像を表しており、また第2の所望の画像は参照番号126で表すことがある。参照番号122はディスプレイ32の制御子部分を示すことがある。
本明細書の上で記載したように、目下利用可能な技法では画像データ収集前に、探触子14の掃引角度の決定に使用できるボリューム角の臨床医による選択が必要となる。上で指摘したように、探触子14の掃引角度の決定は、望ましくないボリュームにつながり、これによって臨床医が扱う画像ボリュームが必要以上に大きくなったり、所望の画像ボリュームより小さくなることがあり得るので不利である。さらに、別のボリューム角を選択せねばならなかったり走査を反復せねばならなくなることがある。
本技法の例示的な態様では、探触子14と関連付けされた位置情報に基づいて画像データを収集することによって、目下利用可能な技法に関するこうした欠点を回避することができる。したがって、探触子14の位置情報に基づいた撮像方法並びに探触子14の位置情報に基づいた撮像のためのシステムが提供される。
診断撮像システム10(図1参照)の、またさらに詳細には位置検知プラットフォーム28(図1参照)の動作については、図7〜11に示すような例示的ロジックを参照するとより理解を深めることができる。ここで図7A〜7Bを見ると、探触子14(図1参照)などの画像収集デバイスと関連付けされた位置情報に基づいて解剖学的関心領域を撮像するための例示的ロジック130の流れ図を表している。本技法の例示的な態様では、位置情報に基づいた撮像のための方法を提供する。
本方法は、臨床医が探触子14(図1参照)などの画像収集デバイスを患者12(図1参照)上に位置決めする工程132で開始される。さらに詳細には、探触子14を解剖学的関心領域上に位置決めすることがある。このため探触子14は患者12(図1参照)と接触状態になる。本例は3D撮像に関して記載しているが、本技法は4D超音波撮像にも用途を見出し得ることに留意されたい。3D超音波撮像システムは臨床医に対して患者12内の解剖学的関心領域の3D画像を提供するように構成されることが理解されよう。さらに詳細には3D超音波撮像システム内の探触子は患者の一連の2D画像を取得するように構成されている。引き続いて3D超音波撮像システムは、これらの画像を処理し画像を3D画像として提示する。次いで臨床医は、2D超音波撮像システムを用いたのでは利用可能でないビューを取得するように3D画像を取り扱うことがある。
さらに図3を参照しながら上で指摘したように、探触子14は、中心位置82、第1の端部84及び第2の端部86を含んだ曲線的探触子フェイスを含むことがある。したがって本例では工程132において、探触子14の中央部分82が患者12と接触状態になるように探触子14を患者12上に位置決めすることがある。さらに、探触子14が中心位置に位置決めされている間に、患者12上の解剖学的関心領域を表す画像が探触子14を介して収集され撮像システム22(図1参照)のディスプレイ32(図1参照)上に表示されることがあることが理解されよう。次いで臨床医はその画像が所望の画像を表すか否かを確認するようにこの画像を観察することができる。
引き続いて工程134では、第1の所望の画像が取得されるまで探触子14を第1の方向に移動させることがある。したがって臨床医は、探触子14が中心位置82(図3参照)から探触子14の第1の端部84(図3参照)に向けて傾けられて臨床医により第1の所望の画像が観察されるまで、探触子14を第1の方向に移動させることがある。本明細書で使用する場合に第1の所望の画像という用語は、解剖学的関心領域を表す望ましい画像を示すために使用されることがある。換言すると第1の所望の画像は所望の「始点画像」を表すことがあり、この始点画像はボリューム掃引における開始点を表すことがある。ボリューム掃引の開始点における探触子14の位置を探触子14の「開始位置」と呼ぶことがあることに留意されたい。さらに工程134では次いで、臨床医が所望の始点画像として第1の所望の画像を選択することがある。一実施形態では臨床医は、例えば始点画像選択ボタン39(図5参照)を介して、第1の所望の画像を始点画像として記録することがある。
臨床医が第1の所望の画像を選択し終わると、工程136において探触子14の目下の位置と関連付けされた情報が記録されることがある。例えば位置検知デバイス18(図1参照)を利用して第1の所望の画像と関連付けされた探触子14の位置座標を記録することがある。この位置は一般にボリューム掃引の「開始点」と呼ぶことがある。さらにこの始点画像はディスプレイ32(図6参照)の一部分上に描出させることがある。
さらに工程138において、第1の所望の画像に対応する探触子14の位置情報の記録に続いて、臨床医は探触子14を第1の方向と実質的に反対方向の第2の方向に傾けることがある。換言すると臨床医は、探触子14の第2の端部86(図3参照)の方向に探触子14が移動するように探触子14を傾けることがある。さらに詳細には臨床医は、第2の所望の画像が取得されるまで第2の方向に探触子14を傾けることがある。本明細書で使用する場合に第2の所望の画像という用語は、解剖学的関心領域を表す別の望ましい画像を示すために使用されることがある。換言すると第2の所望の画像は所望の「終点画像」を表すことがあり、またこの「終点画像」はボリューム掃引における終了点を表すことがある。ボリューム掃引の終了点における探触子の位置のことを一般に探触子14の「終了位置」と呼ぶことがあることに留意されたい。さらに工程138において臨床医はこの第2の所望の画像を所望の終点画像として選択することがある。臨床医は、一実施形態では終点画像選択ボタン40(図5参照)を介して第2の所望の画像を終点画像として記録することがある。ここでも同様に、終点画像をディスプレイ32(図6参照)の一部分上に描出させることがある。
さらに工程140では、探触子14の目下の位置と関連付けされた情報が記録されることがある。例えば位置検知デバイス18(図1参照)を用いて第2の所望の画像と関連付けされた探触子14の位置座標を記録することがある。さらにこの位置を一般に、ボリューム掃引の「終了点」と呼ぶことがある。
工程132〜140に続いて、目下のボリューム掃引に関する「始点画像」と「終点画像」のそれぞれを表す第1の所望の画像と第2の所望の画像が取得される。さらに詳細には工程132〜140に続いて、目下のボリューム掃引の開始点及び終了点が取得される。さらにこの第1の所望の画像及び第2の所望の画像に対応する位置の各々における探触子14の位置情報が記録される。
引き続いて工程142では、工程136及び140で記録された探触子14の位置情報に基づいて、目下のボリューム掃引に関する掃引角度を計算することがある。さらに詳細には、目下のボリューム掃引に関する探触子14の開始位置、終了位置及び中心位置82(図3参照)と関連付けされた情報を用いてそのボリューム掃引に関する掃引角度を自動計算することがある。
探触子14の位置情報に基づいて掃引角度を決定し終えた後、工程144において解剖学的関心領域を表す画像データを取得することがある。一実施形態では臨床医は画像データ収集をトリガすることがある。一例として臨床医は掃引開始ボタン37(図5参照)の選択によって画像データ収集を開始させることがある。本技法の例示的な態様では、工程136及び140のそれぞれにおいて記録された目下のボリューム掃引の開始点と終了点の間で画像データを取得することがある。これにより探触子14は中心位置82に戻されることがある。次いで探触子14は工程136で決定したボリューム掃引の開始点に向けて第1の方向に移動させることがある。
図4を参照しながら上で記載したように、位置センサ処理モジュール94(図4参照)は、工程136及び工程140で記録された探触子14の位置情報を取得するように構成されることがある。画像データ収集をトリガし終えた後、位置センサ処理モジュール94は、探触子14の開始点及び終了点と関連付けされた位置情報を探触子モータ制御器102(図4参照)に伝達するように構成されることがある。一実施形態では探触子モータ制御器102は次いでボリューム掃引の開始点までの探触子14の自動移動を容易にするように構成されることがある。別法として臨床医は探触子14を開始位置まで手作業で移動させることがある。
次いでさらに、画像ボリュームの開始点から終了点の方向に探触子14を掃引させながら画像データを収集することがある。ボリューム掃引における角度増分量は、画像データ収集の前に臨床医によって指定されることがあることが理解されよう。別法として撮像システム22は、解剖学的関心領域に基づいて角度増分量のデフォルト設定を提供するように構成されることがある。したがって探触子14は、始点画像と終点画像の間で複数の中間画像を収集するようにして開始点から終了点まで増分式に掃引されることがある。終点画像を取得し終えた後、目下のボリューム掃引は停止されることがある。一実施形態では臨床医は掃引停止ボタン38(図5参照)の選択によって目下のボリューム掃引を終了させることがある。
収集工程144に続いて、解剖学的関心領域を表す画像データ146が取得されることがある。さらに画像データ146の収集に続いて工程148では、画像データ146は解剖学的関心領域を表す画像を作成するための画像データ146の再構成を容易にするための1つまたは複数の処理工程にかけられることがある。この再構成画像はある種の実施形態では3D画像を含むことがある。さらにこの再構成画像は次いで、例えばディスプレイ32上に表示されることがある。さらにこの再構成画像は、さらに使用するために保存されることもある。
本明細書の上で記載したような診断撮像システム10及び撮像方法を実現することによって、臨床医が選択した始点画像と終点画像の間で画像ボリュームを収集する際に所望の画像ボリュームを取得することができ、これによって撮像処理の効率及び速度が向上する。さらに詳細にはこの撮像方法によって、走査に先だって臨床医が始点及び終点画像をプレビューすることができ、これによって望ましい画像ボリュームの収集が保証される。さらにプレビュー処理の間は画像データを全く収集していないことに留意されたい。さらに、探触子14と関連付けされた位置情報に基づいて掃引角度が自動決定される。さらにシステムが所望の画像ボリュームに関する事前知識を有しているため患者呼吸停止時間を実質的に短縮させることができ、患者の不快さを実質的に軽減することができる。
さらに上で指摘したように、目下利用可能な技法では典型的には、臨床医によるボリューム角の選択が必要であり、選択したこのボリューム角を探触子14の掃引角度の計算に使用している。この決定は望ましくない画像ボリュームの収集につながるので不利となることがあり、また1回または複数回の反復走査を必要とし、これによって患者12に不快を生じさせたり、かつ/または労力を要する時間がかかる処理を生じさせることがある。さらに目下利用可能な技法では典型的には、計算したこの掃引角度に基づいて、探触子14の中心位置82(図3参照)の周りで探触子14(図1参照)を対称性に掃引している。例えば、計算された掃引角度が約40度であれば、目下の技法は探触子14の中心位置82の周りで探触子14を対称性に掃引するように構成されている。換言すると探触子の掃引は、探触子14の第1の端部84(図3参照)の方向に20度としかつ探触子14の第2の端部86(図3参照)の方向に20度とすることがある。目下利用可能な技法における探触子14に対するこの対称掃引は、望ましくない画像ボリュームの収集及び/または望ましい画像ボリュームの抜けにつながることがあり不利である。
しかし本技法の態様ではその掃引角度が、探触子14と関連付けされた位置情報に基づいて計算されており、これにより所望の画像ボリュームの収集が容易になると共に目下利用可能な技法の欠点が回避されるので有利である。さらに本技法では、探触子14はさらに、探触子14の中心位置82の周りで非対称方式で掃引を受けるように構成することができる。例えば本技法を用いると、臨床医が選択した始点及び終点画像に基づいて、計算された掃引角度が約40度ならば、探触子14の第1の端部84の方向に約30度だけ掃引し、探触子14の第2の端部86の方向に約10度だけ掃引するように探触子14を構成することができる。探触子14の中心位置82の周りでの探触子14のこの非対称掃引によれば臨床医が選択しておいた望ましい画像ボリュームの収集が容易となり有利である。
さらに、本技法の別の態様では、撮像セッションが4D走査を含む場合に、位置検知デバイス18(図1参照)を介して取得した位置情報をさらに、探触子14(図1参照)が目下探査中の解剖学的関心領域の外部に位置決めされたときに臨床医に知らせるために使用できることに留意されたい。
番号132〜148(図7A〜7B参照)で示した探触子の位置情報に基づいた撮像方法は図8〜9を参照することによってより理解が深まるであろう。図8〜9に表した例では、探触子14の位置情報に基づいた撮像方法を表している。
ここで図8を見ると、探触子14(図1参照)の概略図150を示している。探触子14によって収集した画像スライスは一般に参照番号152で示すことがある。さらに詳細には参照番号152は、探触子14の中心位置82(図3参照)に位置決めされたときに探触子14によって収集した画像を表すことがある。さらに参照番号154は一般に、探触子14の中心位置82に沿った線を表すことがある。さらに参照番号156は探触子14を動かす第1の方向を示すことがある。さらに詳細には第1の方向156は、探触子14の中心位置82から第1の端部84(図3参照)に向けて探触子14を移動させる方向を表している。同じ方式により、探触子14を動かす第2の方向を一般に参照番号158によって示すことがある。さらに詳細には第2の方向158は、探触子14の中心位置82から第2の端部86(図3参照)に向けて探触子14を移動させる方向を表している。
ここで図9を参照すると、探触子14(図1参照)と関連付けされた位置情報に基づいた撮像方法の概略図160を表している。図7A〜7Bを参照しながら上で記載したように、探触子14は解剖学的関心領域の撮像を容易にするように患者12(図1参照)上に位置決めされることがある。さらに詳細には探触子14は、探触子14の中央部分82(図3参照)が患者12と接触状態になるようにして患者12上に位置決めされることがある。さらにディスプレイ32(図1参照)上に画像152(図8参照)を描出させることがある。本技法の例示的な態様では、探触子14の中心位置82から第1の端部84(図3参照)に向けて移動するような第1の方向156に探触子14を移動させることがある。探触子14を第1の方向156に移動させると、臨床医はディスプレイ32上に解剖学的関心領域の対応する画像を描出することができる。臨床医が第1の所望の画像として画像を特定し終わると、臨床医は第1の所望の画像とした画像選択を撮像システム22(図1参照)に伝達することができる。本例では、臨床医は始点画像選択ボタン39(図5参照)の選択によって第1の所望の画像を選択することがある。図9に表した例では、参照番号162は第1の所望の画像すなわち始点画像を表すことがある。さらにこの始点画像はディスプレイ32(図6参照)の一部分上に描出させることがある。
さらに始点画像に関連する探触子14の位置情報が、そのボリューム掃引における探触子14の第1の位置すなわち開始位置として記録されることがある。探触子14の開始位置に対応する情報は位置検知デバイス18(図1参照)を使用することによって取得されることがある。さらに詳細には位置検知送信器98(図4参照)を用いて開始位置情報を位置センサ受信器42(図4参照)に伝達することがある。次いで位置センサ受信器42は受け取った位置情報を位置検知プラットフォーム28(図1参照)に、またさらに詳細には位置センサ処理モジュール94(図4参照)に伝達することがある。
始点画像の特定及び選択並びに探触子14の開始位置の記録に続いて、探触子14を第2の方向158に移動させることがある。換言すると探触子14は、開始点から探触子14の第2の端部86に向けて第2の方向158に移動させることがある。さらに詳細には探触子14は、第2の所望の画像が取得されるまで第2の方向158に移動させることがある。ここでも同様に探触子14を第2の方向158に移動させると、臨床医はディスプレイ32上に解剖学的関心領域の対応する画像を描出することができる。次いで臨床医は第2の所望の画像とする画像を特定することがある。さらに一実施形態では、臨床医は終点画像選択ボタン40(図5参照)の選択によって、第2の所望の画像とした画像の選択を撮像システム22(図1参照)に伝達することができる。さらに本例では、参照番号164は第2の所望の画像すなわち終点画像を表すことがある。終点画像164は上で指摘したように、ディスプレイ32(図1参照)の一部分上に描出されることがある。
さらに終点画像に関連する探触子14の位置情報はそのボリューム掃引に関する探触子14の第2の位置すなわち終了位置として記録されることがある。例えば探触子14の終了位置に対応する情報は位置検知デバイス18を使用することによって取得されることがある。ここでも同様に位置検知送信器98(図4参照)を利用して終了位置情報を位置センサ受信器42(図4参照)に伝達することがある。次いで位置センサ受信器42は受け取った位置情報を位置検知プラットフォーム28に、またさらに詳細には位置センサ処理モジュール94に伝達することがある。
始点画像162及び終点画像164並びに目下のボリューム掃引に関する探触子14の対応する開始位置及び終了位置の収集に続いて、探触子14の掃引角度を計算することがある。上で指摘したようにこの掃引角度は、目下のボリューム掃引に関する探触子14の開始及び終了位置と関連付けされた情報に基づいて自動計算されることがある。一実施形態では位置センサ処理モジュール94は、探触子14の開始位置及び終了位置と関連付けされた位置情報に基づいた探触子14の掃引角度の自動計算の際の支援となるように構成されることがある。
計算された掃引角度は次いで探触子14に伝達されることがある。さらに詳細には位置センサ処理モジュール94は一実施形態では、計算された掃引角度並びに探触子14の開始及び終了位置と関連付けされた位置情報の探触子モータ制御器102(図4参照)への伝達を容易にするように構成されることがある。
例えば臨床医によって画像データ収集が開始された後、探触子モータ制御器102は、以前に決定しておいた開始位置まで探触子14を移動するように構成されることがある。上で指摘したようにこの画像データの収集は、掃引開始ボタン37(図5参照)の選択によってトリガされることがある。さらに開始位置では、第1の所望の画像すなわち始点画像162が取得されることが理解されよう。さらに探触子モータ制御器102は、事前決定の開始位置と終了位置の間で探触子14を自動掃引するように構成されることがある。一実施形態では探触子14は開始位置と終了位置の間で増分ステップ式に掃引されることがあり、この増分ステップは臨床医により選択されることや解剖学的関心領域に基づいて撮像システム22が決定することがある。探触子14の開始位置で開始して以前に決定しておいた探触子14の終了位置に到達するまで、各増分ステップ位置において解剖学的関心領域を表す画像データを収集することができる。換言すると、以前に決定しておいた始点及画像と終点画像の間で複数の画像を、探触子14の各増分ステップ位置において取得することができる。参照番号166は、始点画像162と終点画像164の間で取得される中間画像を表すことがある。さらに解剖学的関心領域を一般に参照番号168で表すことがある。
探触子14の開始点と終了点の間における探触子14の掃引によりこうして取得した複数の画像162、164、166は次いで、解剖学的関心領域を表す画像を再構成するように処理されることがある。本例ではこれら複数の画像162、164、166は解剖学的関心領域を表す3D画像を作成するように再構成されることがある。
本技法の例示的な態様では、位置情報に基づいた撮像のための別の方法を提供する。図10A〜10Bは、探触子14(図1参照)などの画像収集デバイスと関連付けされた位置情報に基づいて解剖学的関心領域を撮像するための別の例示的ロジック170の流れ図を表している。
本方法は、臨床医が探触子14(図1参照)などの画像収集デバイスを患者12(図1参照)上に位置決めする工程172で開始される。さらに臨床医は探触子14の掃引を開始することがある。例えば一実施形態では、探触子14の掃引は探触子14の第1の端部84(図3または図8参照)から開始され、第2の端部86(図3または図8参照)に向けて継続されることがある。別法として別の実施形態では、探触子14の掃引は探触子14の第2の端部86で開始され、第1の端部84に向けて継続されることがある。
本技法の態様では、第1の端部84から第2の端部86に向けて掃引が開始されると、工程174において「始点画像」を示す第1の所望の画像が選択されることがある。例えば、探触子の第1の端部84の位置で開始して探触子を掃引すると、臨床医はディスプレイ32(図1参照)上で画像を観察する際に始点画像を画像として選択することがある。始点画像の間の探触子位置と関連付けされた情報はさらに、工程176に示したようにして記録されることがある。この探触子14の位置は探触子14の第1の位置すなわち「開始位置」を示すことがある。さらに図6に示すように、始点画像はディスプレイの第1の部分上に表示されることがある。
引き続いて工程178で示したように、始点画像の選択及び探触子14の開始位置の記録の後で探触子14の掃引が継続されることがある。さらに工程180では次いで、そのボリューム掃引に関する「終点画像」として第2の所望の画像が選択されることがある。ここでも同様に、探触子14が探触子14の第2の端部86に向けて掃引される際に、臨床医は終点画像として第2の所望の画像を選択することがある。さらに工程182に示すように、終点画像の間の探触子位置と関連付けされた情報がさらに記録されることがある。この探触子14の位置は、探触子14の第2の位置すなわち「終了位置」を示すことがある。さらに図6に示すように、この終点画像はディスプレイの第2の部分上に表示されることがある。本例では、目下のボリューム掃引に関する開始点から終了点まで探触子14を掃引しながら解剖学的関心領域を表す画像データが収集されることに留意されたい。
工程172〜182に続いて、探触子14の第1の端部84とボリューム掃引の終了点の間で探触子14を掃引させながら、解剖学的関心領域を表す画像データ184を取得することがある。こうして収集した画像データ184は、探触子14の第1の端部84で始まり探触子14の終了点86で終わる探触子位置に対応する画像データを含むことがある。さらに詳細には、探触子14の第1の端部84から終了点86まで探触子14を増分式に掃引させながら、複数の画像を取得することがある。
引き続き工程186では、探触子14の開始位置と終了位置の間の画像データに対応する所望の画像データ組が選択されることがある。換言すると、こうして工程186で選択された所望の画像データ組は、始点画像、終点画像及びこれらの間にある中間画像に対応する画像データを含むように構成されることがある。これらの所望の画像データ組はその全体を参照番号188で示すことがある。さらに工程190においてこの所望の画像データ組188は次いで、所望の画像データ組188を再構成して解剖学的関心領域を表す画像を作成するための1つまたは複数の処理工程にかけられることがある。この再構成画像は次いで、例えばディスプレイ32上に描出されることがある。さらにこの再構成画像は、あとで使用するために保存されることもある。
一実施形態ではその再構成画像を、データリポジトリ30(図1参照)内に保存することがある。ある種の実施形態では、データリポジトリ30は、ローカルデータベースを含むことがある。別法としてこれらの画像は、アーカイブサイト、データベース、あるいは光学的データ格納体内に保存されることがある。例えば再構成画像は光学的データ格納体内に保存されることがある。この光学的データ格納体は、コンパクトディスク(CD)などの光学記憶媒体、ディジタル多機能ディスク(DVD)、DVD−5やDVD−9などの多層構造、DVD−10やDVD−18などの多面構造、高精細ディジタル多機能ディスク(HD−DVD)、ブルーレイディスク、近接場(near field)光学記憶ディスク、ホログラフィ記憶媒体、あるいは例えば2光子または多光子吸収記憶フォーマットなどの同様の別のボリュメトリック光学記憶媒体とすることができることに留意されたい。さらにこれらの再構成画像は医用撮像システム22(図1参照)上にローカルで保存することがある。
本技法の例示的な態様では、位置情報に基づいた撮像のためのさらに別の方法を提供する。ここで図11A〜11Bを見ると、探触子14(図1参照)などの画像収集デバイスと関連付けされた位置情報に基づいて解剖学的関心領域を撮像するためのさらに別の例示的ロジック200の流れ図を表している。
本方法は、目下の撮像セッションと関連付けされた収集パラメータを選択する工程202で開始される。この収集パラメータは例えば、ボリューム角、掃引角度、品質、深度あるいは関心領域を含むことがある。収集パラメータを選択し終えた後、撮像システム22(図1参照)は工程204において、臨床医に対して選択した収集パラメータに基づいて取得した第1の画像及び第2の画像を提供するように構成されることがある。さらにこうして取得した第1の画像は、ボリューム掃引の始点画像を表すことがあり、また第2の画像はボリューム掃引の「終点画像」を表すことがある。例えば、臨床医によるボリューム角の選択に続いて、撮像システム22は、選択したボリューム角に基づいて撮像システム22により作成された第1の画像及び第2の画像を提供するように構成されることがある。さらに詳細には、臨床医が約30度のボリューム角を選択した場合、撮像システム22(図1参照)は、探触子14の中心位置82(図3参照)から第1の端部84(図3参照)に向かう第1の方向156(図8参照)で探触子14(図1参照)を第1の方向156の約15度にある位置まで移動させるように構成されることがある。探触子14のこの位置における第1の画像は、ボリューム掃引の始点画像として取得されることがある。さらに、始点画像と関連付けされた探触子14の位置座標は、ボリューム掃引の「開始点」として取得され記録されることがある。上で指摘したようにボリューム掃引の開始点は、目下のボリューム掃引に関する探触子14の開始位置を示すことがある。
工程204の参照を続けると、引き続いて、探触子14の第2の端部86(図3参照)に向けて第2の方向158の約15度にある位置まで探触子14を第2の方向158(図8参照)に移動させることがある。探触子14のこの位置における第2の画像は、ボリューム掃引の「終点画像」として取得されることがある。ここでも同様に、終点画像と関連付けされた探触子14の位置座標がボリューム掃引の「終了点」として取得されかつ記録されることがある。上で記載したようにこのボリューム掃引の終了点は探触子14の終了位置を表すことがある。撮像システム22は次いで、始点画像及び終点画像をディスプレイ32(図6参照)上に表示するように構成されることがある。
本技法の態様では、所望の始点及び終点画像が描出されない場合、臨床医はボリューム角を変更することがある。換言すると始点及び終点画像が望ましい画像を表していない場合、臨床医はボリューム角を適正に変更することがある。次いで更新したボリューム角に基づいた第1及び第2の画像が取得され、更新された始点及び終点画像としてそれぞれ提供されることがある。さらに本技法の別の態様では、別の収集パラメータの修正に基づいて第1及び第2の画像がさらに更新されることもある。したがって工程206において、1つまたは複数の収集パラメータが変更されたか否かを確認するためのチェックを実施することがある。1つまたは複数の収集パラメータの変更が検出された場合は、工程208に示したようにその更新済み収集パラメータに基づいて更新された第1及び第2の画像を取得することがある。
引き続いて工程210において、探触子14の開始位置及び終了位置と関連付けされた情報を取得することがある。さらに工程212において、工程210で記録された開始点と終了点の間で画像データを収集することがある。換言すると探触子14の開始位置まで探触子14を移動させることがあり、また探触子14の開始位置から終了位置まで探触子14を掃引させながら画像データを収集することがある。参照番号214は収集した画像データを表すことがある。この収集画像データ214は次いで、工程216において解剖学的関心領域を表す画像ボリュームを作成するように再構成されることがある。しかし判断ブロック206において収集パラメータの変更が検出されない場合は、工程210〜216が実行されることがある。
上述の例、実証及び処理工程は、汎用や特殊目的のコンピュータなどのプロセッサベースのシステム上の適当なコードによって実現させることがあることは当業者であれば理解されよう。さらに、本技法の異なる実現形態では、本明細書に記載した工程の一部または全部を異なる順序であるいは実質的に同時に(すなわち、並列式で)実行できることに留意すべきである。さらにこの機能は、C++やJava(ただし、これらに限らない)(Javaは商標)を含む多種多様なプログラミング言語で実現することができる。当業者であれば、こうしたコードが、メモリチップ、ローカルやリモートのハードディスク、光ディスク(すなわち、CDやDVD)、あるいは保存したコードを実行するためにプロセッサベースのシステムによりアクセスできる別の媒体上など1つまたは複数の有形の機械読み取り可能媒体上に保存できるあるいは保存に適応できることを理解されよう。有形媒体には、その上に命令をプリントアウトし得る紙や別の適当な媒体を含むことがあることに留意されたい。例えば命令は、紙や別の媒体に対する光学的走査を介して電子的に取り込み、コンパイルし、必要であれば適当な方法で解読または処理し、さらにコンピュータメモリ内に保存することができる。
画像収集デバイスと関連付けされた位置情報に基づいた撮像方法及び本明細書の上で記載した撮像システムによって、患者の解剖学的関心領域を撮像するための手技ワークフローが簡略化されると共に、患者の解剖学的関心領域を撮像する手技時間速度が向上する。さらに本方法によれば臨床医はボリューム掃引に関する始点画像及び終点画像をプレビューすることができ、これによって望ましい関心対象ボリュームのみの収集が容易となる。さらに本方法では、画像ボリュームの始点及び終点画像を、ボリューム収集によることなくプレビューすることが必要となる。このため所望量の画像データだけを収集し、これにより収集する画像データの量を低減させシステム応答を向上させることができる。さらに本撮像方法は望ましい関心対象ボリュームだけを収集するため、患者の呼吸停止時間が短縮され、これによって患者快適性が向上し呼吸性アーチファクトが低下する。さらに治療監視検査では、位置センサデータを用いて実質的に同じボリューム画像を再生することができる。
本発明のある種の特徴についてのみ本明細書において図示し説明してきたが、当業者によって多くの修正や変更がなされるであろう。したがって、添付の特許請求の範囲は、本発明の真の精神の範囲に属するこうした修正や変更のすべてを包含させるように意図したものであることを理解されたい。また、図面の符号に対応する特許請求の範囲中の符号は、単に本願発明の理解をより容易にするために用いられているものであり、本願発明の範囲を狭める意図で用いられたものではない。そして、本願の特許請求の範囲に記載した事項は、明細書に組み込まれ、明細書の記載事項の一部となる。
本技法の態様による例示的な診断システムのブロック図である。 図1の例示的な診断システムで使用するための超音波撮像システムの形態をした例示的な撮像システムのブロック図である。 本技法の態様による図1に示したシステムで使用するための探触子の一部分を表した図である。 本技法の態様による例示的な位置検知システムのブロック図である。 本技法の態様による図1の例示的な診断システムのユーザインタフェースエリアの前面像である。 本技法の態様による図1の例示的な診断システムの表示エリアの前面像である。 本技法の態様による位置情報に基づいて関心対象ボリュームを収集する例示的な処理を表した流れ図である。 本技法の態様による位置情報に基づいて関心対象ボリュームを収集する例示的な処理を表した流れ図である。 本技法の態様による位置情報に基づいて関心対象ボリュームを収集する例示的な処理の概略図である。 本技法の態様による位置情報に基づいて関心対象ボリュームを収集する例示的な処理の概略図である。 本技法の態様による位置情報に基づいて関心対象ボリュームを収集する別の例示的な処理を表した流れ図である。 本技法の態様による位置情報に基づいて関心対象ボリュームを収集する別の例示的な処理を表した流れ図である。 本技法の態様による位置情報に基づいて関心対象ボリュームを収集するさらに別の例示的な処理を表した流れ図である。 本技法の態様による位置情報に基づいて関心対象ボリュームを収集するさらに別の例示的な処理を表した流れ図である。
符号の説明
10 診断システム
12 患者
14 画像収集デバイス
16 探触子ケーブル
18 位置検知デバイス
20 探触子及び探触子ケーブルの一部
22 医用撮像システム
24 収集サブシステム
26 処理サブシステム
28 位置検知プラットフォーム
30 データリポジトリ
32 ディスプレイ
34 ユーザインタフェース
36 ボリューム角ボタン
37 掃引開始ボタン
38 掃引停止ボタン
39 始点画像選択ボタン
40 終点画像選択ボタン
42 位置センサ受信器
54 トランスジューサアセンブリ
56 T/R切替回路
58 送信器
60 受信器
62 ビーム形成器
64 制御プロセッサ
66 復調器
68 画像モードプロセッサ
70 走査変換器
72 表示プロセッサ
74 リモート接続サブシステム
76 ウェブサーバ
78 インタフェース
80 撮像ワークステーション
82 探触子フェイスの中央部分
84 探触子フェイスの第1の端部
86 探触子フェイスの第2の端部
90 位置検知システム
92 超音波画像
94 位置センサ処理モジュール
96 画像処理モジュール
98 位置センサ送信器
102 探触子モータ制御器
112 制御子
122 制御子
124 始点画像
126 終点画像
130 位置情報に基づいて関心対象ボリュームの画像データを収集する例示的な処理の流れ図
132〜148 位置情報に基づいて関心対象ボリュームの画像データを収集する例示的な処理を実行するために工程
150 探触子を用いた撮像の概略図
152 画像スライス
154 中心線
156 第1の方向
158 第2の方向
160 位置情報に基づいた撮像方法の概略図
162 第1の所望の画像
164 第2の所望の画像
166 中間画像
168 解剖学的関心領域
170 位置情報に基づいて関心対象ボリュームの画像データを収集する別の例示的な処理を表した流れ図
172〜190 位置情報に基づいて関心対象ボリュームの画像データを収集する別の例示的な処理を実行する工程
200 位置情報に基づいて関心対象ボリュームの画像データを収集するさらに別の例示的な処理を表した流れ図
202〜216 位置情報に基づいて関心対象ボリュームの画像データを収集するさらに別の例示的な処理を実行する工程

Claims (8)

  1. 画像収集デバイスの位置に基づいた撮像のための方法であって、
    画像収集デバイスの第1の位置で収集した第1の所望の画像を表す第1の所望の画像データ組を取得する工程と、
    画像収集デバイスの前記第1の位置に対応する位置情報を記録する工程と、
    画像収集デバイスの第2の位置で収集した第2の所望の画像を表す第2の所望の画像データ組を取得する工程と、
    画像収集デバイスの前記第2の位置に対応する位置情報を記録する工程と、
    画像収集デバイスの前記第1の位置と第2の位置の間で画像データを収集する工程と、
    を含み、
    第1の所望の画像データ組を取得する前記工程は、第1の所望の画像データ組の収集を容易にするために画像収集デバイスを第1の方向に移動する工程を含む方法。
  2. 第2の所望の画像組を取得する前記工程は、第2の所望の画像データ組の収集を容易にするために画像収集デバイスを前記第1の方向と反対の第2の方向に移動する工程を含む、請求項に記載の方法。
  3. 前記第1の所望の画像及び第2の所望の画像をディスプレイ上に表示する工程をさらに含む請求項1または2に記載の方法。
  4. 画像収集デバイスの第1の位置と第2の位置の間で画像データを収集する前記工程は、
    画像収集デバイスを前記第1の位置までステアリングする工程と、
    画像収集デバイスの前記第1の位置で開始して画像データを収集する工程と、
    画像収集デバイスの前記第2の位置に至るまで画像データの収集を継続する工程と、
    を含んでいる、請求項1乃至3のいずれかに記載の方法。
  5. 画像収集デバイスの位置に基づいた撮像のための方法であって、
    収集パラメータを選択する工程と、
    前記選択した収集パラメータに基づいて第1の所望の画像及び第2の所望の画像を取得する工程と、
    前記第1の所望の画像と関連付けされた画像収集デバイスの第1の位置及び前記第2の所望の画像と関連付けされた画像収集デバイスの第2の位置を記録する工程と、
    画像収集デバイスの前記第1の位置と第2の位置の間で画像データを収集する工程と、
    を含み、
    前記選択した収集パラメータに基づいて第1の所望の画像及び第2の所望の画像を取得する工程が、前記第1の所望の画像の収集を容易にするために画像収集デバイスを第1の方向に移動する工程を含む、方法。
  6. コンピュータに請求項1乃至5のいずれかに記載の方法を実行させるためのプログラムを含んだ1つまたは複数の有形媒体を含むコンピュータ読み取り可能媒体。
  7. 画像収集デバイスの位置に基づいて画像データを収集するためのシステム(10)であって、
    解剖学的関心領域を表す画像データを収集するように構成された画像収集デバイス(14)と、
    前記画像収集デバイス(14)と動作関連すると共に該画像収集デバイス(14)と関連付けされた位置情報を提供するように構成された位置検知デバイス(18)と、
    前記画像収集デバイス(14)と動作関連する撮像システム(22)であって、
    解剖学的関心領域を表す画像データを収集するように構成された収集サブシステム(24)、並びに
    前記収集サブシステム(24)と動作関連すると共に、前記収集した画像データ及び画像収集デバイス(14)の位置に基づいた少なくとも第1の望ましい位置及び第2の望ましい位置までの該画像収集デバイス(14)の移動を容易にするように構成された位置検知プラットフォーム(28)を備えた処理サブシステム(26)、
    を備えた撮像システム(22)と、
    を備えるシステム(10)。
  8. 前記位置検知プラットフォーム(28)はさらに、
    画像収集デバイス(14)の前記第1の望ましい位置で収集した第1の所望の画像を表す第1の所望の画像データ組を取得すること、
    画像収集デバイス(14)の前記第1の望ましい位置に対応する位置情報を記録すること、
    画像収集デバイス(14)の前記第2の望ましい位置で収集した第2の所望の画像を表す第2の所望の画像データ組を取得すること、
    画像収集デバイス(14)の前記第2の望ましい位置に対応する位置情報を記録すること、
    画像収集デバイス(14)の前記第1の望ましい位置と第2の望ましい位置の間で画像データを収集すること、
    を行うように構成されている、請求項に記載のシステム。
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