JP2008136706A - サウナ装置 - Google Patents

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大輔 坪佐
Yasuhiro Suzuki
康浩 鈴木
Yoshio Isori
良雄 五十里
Hideyuki Fujisawa
秀行 藤澤
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Abstract

【課題】少ない構成部品で、高温、高加湿、低騒音のサウナ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】空気を循環する循環送風手段2と空気を加熱する空気加熱手段3と、空気を加湿する加湿手段4と、循環送風手段2により空気加熱手段3を通過したのち、加湿手段4を経て吹出口6よりサウナの対象室に吹き出す通風路7とを備え、循環送風手段2と吹出口T6を逆L字状の通風絽により連通したことにより、少ない構成部品で、高温、高加湿、低騒音のサウナ装置を得られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、サウナ対象室を高温、高湿なサウナ空間にするサウナ装置に関する。
従来、この種のサウナ装置の一例として浴室を利用するミスト機能付サウナ装置が知られている(例へば、特許文献1参照)。
以下、そのサウナ装置について図5を参照しながら説明する。
図に示すように、空気を加熱する加熱手段101により加熱された空気を送風する加熱空気送風手段102と、加湿手段103と、加湿手段103により加湿された加湿空気を送風する加湿空気送風手段104と、吸込口105および吹出口106を備え、加熱空気送風手段102からの加熱空気と、加湿空気送風手段104からの加湿空気を吹出口106の手前で合流し吹出口106より加熱加湿空気を吹き出す構成としている。
また、この種のサウナ装置の他の例として浴室暖房乾燥機が知られている(例えば、特許文献2参照)。
以下、その浴室暖房乾燥機について図6および図7を参照しながら説明する。
図に示すように、内部に循環用モータ107と循環用ファン108および循環用構成部材109と温水を通し加熱する熱交換器110とを一体的に形成した循環用ユニット111を、外装ケース112に組み込み、下方に吸込開口113と吹出開口114を形成した循環部115を設け、循環部115には吸込開口113と吹出開口114を仕切る循環部側仕切板116を設けた構成としている。
特開2006−212246号公報([0032]〜[0035]図 1) 特開2005−3343号公報([0018]図1)
このような従来のサウナ装置では、加熱空気送風手段102と加湿送風手段104とに分かれており、また、風路が2風路となり部品点数が多く構造が複雑で製品重量が重くなり、メンテナンス性も悪く、製品コストが高いという課題があり、構成部品を少なくすることが要求されている。
また、加湿手段103として加湿水をモータにより回転させた羽根にあてて破砕する構成を用いていたので、モータ音と羽根が水を破砕する音により運転音がうるさいという課題があり、運転音を軽減することが要求されている。
また、他の例の浴室暖房機では、循環用ユニット111を機器のほぼ中央に配し、吹出開口114との間をほぼ直線的な通風路にて連通する構成であるため、ミスト機能を追加する場合は通風路内に加湿手段を設けなければならないが、通風路内に加湿手段を設けるにはスペース的に困難であるという課題があり、簡単に加湿手段を設けるようにすることが要求されている。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、少ない構成部品で、高温、高加湿、低騒音のサウナ装置を提供することを目的としている。
本発明のサウナ装置は上記目的を達成するために、浴室の空気を循環する循環送風手段と、空気を加熱する空気加熱手段と、空気を加湿する加湿手段と、前記循環送風手段により前記空気加熱手段を通過したのち、前記加湿手段を経て吹出口よりサウナ対象室に吹き出す通風路とを備え、前記循環送風手段と前記吹出口を逆L字状の通風路にて連通したものである。
この手段により、サウナ対象室に高温、高湿度空気を供給できるとともに、加湿手段を循環送風風路内に配置することにより少ない構成部品で実現できるので、本体の軽量化、低コストが実現でき、また、従来技術に比べ加湿手段に使用するファンモーターが不要となるので低騒音のサウナ装置が得られる。
また、他の手段は、加湿手段を、略逆L字状に形成される通風路の略水平通風路部に設けたものである。
この手段により、高加湿でも加湿空気により発生した水滴が吹出口より落下し、使用者に不快感を与えることのないサウナ装置が得られる。
また、他の手段は、水平通風路部の下面を循環送風手段の送風機吐出口から下り勾配に設け、前記水平通風路部の端部に設けられる貯水部と、この貯水部から外部に排水できる排水経路とを設けたものである。
この手段により、加湿空気が通風路に接触し水滴が発生した場合においても水分が通風路内に停滞することが無く外部に排出されるので、カビ、菌等が発生し難いサウナ装置が得られる。
また、他の手段は、空気加熱手段を、通風路を形成するケーシングの外側に配置したものである。
この手段により、空気加熱手段を送風機吐出側の風路面積の影響を受けずに設けることができることから空気加熱手段を大型化できることが可能となり、高温、高湿度の空気を大風量で供給できるサウナ装置が得られる。
また、他の手段は、空気加熱手段を、ケーシングを囲むように略L字状またはコの字状に形成したものである。
この手段により、大型の空気加熱手段で空気を温めることにより、加湿量、加熱量を上昇することができ、サウナ起動立ち上がり時間を短くすることができるサウナ装置が得られる。
また、他の手段は、循環送風手段に使用するモーターを通風路外に設け、モーター上部を覆う部分に開口部を設けたものである。
この手段により、モーターの温度上昇を抑えモーターの耐久性を向上させるサウナ装置が得られる。
また、他の手段は、加湿手段を、水を噴出するノズルと、このノズルから噴射した水が噴射水衝突面に衝突することにより、加湿する水破砕手段により構成したものである。
この手段により、水破砕手段により微細化された水滴が生成されるため加湿量が増加することとなり、立ち上がり湿度上昇が速い効率的なサウナ装置が得られる。
また、他の手段は、ノズルの上流側に水加熱手段を設けた構成としたものである。
この手段により、ノズル供給水が加熱手段で温められることにより、温水を噴射することとなり、加湿量、加熱量を上昇することができ、サウナ起動立ち上がり時間を短くすることができるサウナ装置が得られる。
また、他の手段は、水破砕手段の風下側に大粒水滴と微細水滴に分離する気液分離手段を設けたものである。
この手段により、サウナ装置より吹き出された微細な加湿空気によりサウナ対象室内をクリアでありながらも高湿度な空間とすることができ、湿度感がありながらもサウナ運転による行動規制が少なく、読書ができる等のサウナ空間を創造するサウナ装置が得られる。
また、他の手段は、気液分離手段により回収する水滴の大きさは10μm以上である構成としたものである。
この手段により、使用者が水滴の付着を体感することなく長時間使用できるサウナ装置が得られる。
また、他の手段は、回収された大粒の水滴を、気液分離手段の下部に設けられる落下水を貯水する貯水部を介し排水口に導く構成としたものである。
この手段により、回収された大粒水滴が通風路内に停滞することが無く外部に排出されるのでカビ、菌等が発生し難いサウナ装置が得られる。
また、他の手段は、貯水部を加湿部通風路外の気流流通路外に設け、貯水部の溢水を検知する溢水検知手段を、貯水部の気流流通路外に設けたものである。
この手段により、溢水検知手段は加湿部循環風路外の気流流通路外の貯水部にあるため、貯水面の波立ちの影響を受けにくく精度の高い水位を検出できることとなり、装置内から溢水を抑制することができるサウナ装置が得られる。
本発明によれば、高温、高湿度空気を供給できるとともに、少ない構成部品で実現でき、軽量化、低コストを図ることができ、また低騒音という効果のあるサウナ装置を提供できる。
また、吹出口より水滴が落下し使用者に不快感を与えることがないという効果のあるサウナ装置を提供できる。
また、カビ、菌等が発生し難いという効果のあるサウナ装置を提供できる。
また、高温、高湿度の空気を大風量で供給できるという効果のあるサウナ装置を提供できる。
また、サウナ起動立ち上がり時間を短くすることができるという効果のあるサウナ装置を提供できる。
また、モーターの耐久性を向上させることができるという効果のあるサウナ装置を提供できる。
また、立ち上がり湿度上昇が速い、効率的な効果のあるサウナ装置を提供できる。
また、湿度感がありながらサウナ運転による行動規制が少なく、読書ができるという効果のあるサウナ装置を提供できる。
また、使用者が水滴の付着を体感することなく、長時間使用できるという効果のあるサウナ装置を提供できる。
また、装置内から溢水を抑制することができるという効果のあるサウナ装置を提供できる。
本発明の請求項1記載のサウナ装置は、サウナ対象室の空気を循環する循環送風手段と、空気を加熱する空気加熱手段と、空気を加湿する加湿手段と、前記循環送風手段により前記空気加熱手段を通過したのち、前記加湿手段を経て吹出口よりサウナ対象室に吹き出す通風路とを備え、前記循環送風手段と前記吹出口を逆L字状の通風路にて連通したものであり、循環送風手段から吹出口までの通風路を長くすることにより、加湿空間を大きくでき、加湿能力を高めることができるので、従来のサウナ装置の加湿送風手段が不要となる。また、吹出口がサウナ対象室となる浴室の中央側に近くなるとともに、吹出口から騒音発生源であるファンモータへの距離を長く取れることにより、サウナ対象室全体に高温、高湿度空気を低騒音で供給でき、加湿手段を循環送風風路内に配置することにより少ない構成部品で実現でき、本体の軽量化、低コストが実現でき、また、従来技術に比べ加湿手段に使用するファンモータが不要となるので低騒音になるという作用を有する。
また、加湿手段を略逆L字状に形成される通風路の略水平通風路部に設けたものであり、加湿空気が通風路に接触して水滴になった場合でも一旦通風路の水平面に溜まるので水滴が直接吹出口からサウナ対象室に落下することがないことにより、水滴が吹出口より落下し使用者に不快感を与えることのないという作用を有する。
また、水平通風路部の下面を循環送風手段の送風機吐出口から下り勾配に設け、前記水平通風路部の端部に設けられる貯水部と、この貯水部から外部に排水できる排水経路とを設けたものであり、加湿空気が通風路に接触し水滴になった場合でも下り勾配の通風路により貯水部に導かれ外部に排出されることにより、水分が通風路内に停滞することが無く外部に排出されるのでカビ、菌等が発生し難いという作用を有する。
また、空気加熱手段を、通風路を形成するケーシングの外側に配置したものであり、空気加熱手段を大きく形成することができ、加熱能力、通風抵抗を小さくすることができるとともに、通風路内に空気加熱手段を配置した場合には循環送風手段の大きさにより通風路の大きさが制限されるため加熱手段の大きさも制限されることとなることにより、空気加熱手段を送風機の吐出側の風路面積の影響を受けずに設けることができることから空気加熱手段を大型化できることにより、高温、高湿度の空気を大風量で供給できるという作用を有する。
また、空気加熱手段を、ケーシングを囲むように略L字状またはコの字状に形成したものであり、有効的に空気加熱手段を配置することができ、加熱面積を大きくできることにより、大型の空気加熱手段で空気を温めることができ、加湿量、加熱量を上昇することができ、サウナ起動立ち上がり時間を短くすることができるという作用を有する。
また、循環送風手段に使用するモーターを通風路外に設け、モーター上部を覆う部分に開口部を設けたものであり、空気加熱手段により加熱された空気が循環送風手段を通過する際にモーターに直接温風が当たらないようにフレームの形状をモーターの形状に合わせて凹ませ、通風路の外に設置することによりモーターの温度上昇を抑えることができ、また、モーターまたはその周囲空間の熱がこもらないようにモーター上部を覆う部分に開口を設けることによりモーターの温度上昇が抑えられモーターの耐久性を向上させるという作用を有する。
また、加湿手段を、水を噴射するノズルと、このノズルから噴射した水が噴射水衝突面に衝突することにより加湿する水破砕手段により構成したものであり、ノズルからの噴射と壁面衝突による衝突力により噴射水滴は微細化され、水滴が蒸発しやすい大きさとなることにより、加湿量が上がることとなり、立ち上がり湿度上昇が速いという作用を有する。
また、ノズルの上流側に水加熱手段を設けた構成としたものであり、ノズルに供給される冷水が水加熱手段を流れる温水と熱交換することにより加熱され、ノズルからは温水を噴射することができるので、加湿量、加熱量を上昇することができ、サウナ起動立ち上がり時間を短くすることができるという作用を有する。
また、水破砕手段の風下側に大粒水滴と微細水滴に分離する気液分離手段を設けたものであり、気液分離手段に侵入した大粒水滴と微細水滴の混合加湿空気のうち、大粒水滴は気液分離手段の壁面あるいは端面に衝突し回収され、一方微細水滴は気液分離手段の壁面あるいは端面には衝突せずに通過し、吹き出した加湿空気は微細な水滴のみとなることにより、吹き出された微細な加湿空気によりサウナ対象室内をクリアでありながらも高湿度な空間とすることができ、湿度感がありながらもサウナ運転による行動規制が少なく、読書ができる等のサウナ空間を創造できるという作用を有する。
また、気液分離手段により回収する水滴の大きさは10μm以上である構成としたものであり、使用者が水滴の付着を体感することなく長時間使用できるという作用を有する。
また、本発明の請求項11記載の発明は、回収された大粒の水滴を、気液分離手段の下部に設けられる落下水を貯水する貯水部を介し排水口に導く構成としたものであり、気液分離手段の壁面あるいは端面に衝突した大粒水滴は落下し、下部に設置された貯水部に導かれ、一方貯水部は排水口を備えているため貯水した水は排水口よりが部に排水できることにより、回収された大粒水滴が通風路内に停滞することが無く外部に排出されるので、カビ、菌等が発生し難いという作用を有する。
また、貯水部を加湿部通風路外の気流流通路外に設け、貯水部の溢水を検知する溢水検知手段を貯水部の気流流通路外に設けたものであり、貯水容量を一定、あるいは一定値以下に保つことができる。また、溢水検知手段は加湿部循環風路外の気流流通路外の貯水部にあるため貯水面の波立ちの影響を受けにくく精度の高い水位を検出できることにより、装置内から溢水を抑制することができるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1〜図3に示すように、浴室等のサウナ対象室1の空気を循環する循環送風手段2と、給湯器3aから送られた温水により熱交換をして空気を加熱する空気加熱手段3と、空気を加湿する加湿手段4と、循環送風手段2によりサウナ対象室1の空気を吸込口5より吸い込み空気加熱手段3を通過したのち、加湿手段4を経て吹出口6よりサウナ対象室1に吹き出す通風路7とを備え、循環送風手段2と吹出口6を逆L字状の通風路7にて連通するようにサウナ装置の本体1aを形成する。
また、加湿手段4を、逆L字状に形成される通風路7の略水平状態の水平通風路部8に設け、水平通風路部8の下面9を循環送風手段2の送風機吐出口10から下り勾配に設け、水平通風路部8の端部に設けられる貯水部11と、この貯水部11から外部に排水できる排水経路12とを設ける。
また、空気加熱手段3を、通風路7を形成するケーシング13の外側に配置し、ケーシング13を囲むように略L字状またはコの字状に形成し、循環送風手段2に使用するモーター14を通風路外に設け、モーター14状部を覆う部分に開口部15を設け構成する。
上記構成においては、サウナ対象室1の空気を循環する循環送風手段2と、空気を加熱する空気加熱手段3と、空気を加湿する加湿手段4と、循環送風手段2により空気加熱手段3を通過したのち、加湿手段4を経て吹出口6よりサウナ対象室1に吹き出す通風路7とを備え、循環送風手段2と吹出口6を逆L字状の通風路7にて連通したので、循環送風手段2から吹出口6までの通風路7が長くなり、加湿空間を大きくでき、加湿能力を高めることができ、従来のサウナ装置に用いていた加湿送風手段が不要となる。また、吹出口6がサウナ対象室1となる浴室の中央側に近く設けることができるとともに、吹出口6から騒音発生源となる循環送風手段2のファンモータへの距離を長くとることができる。
これらのことにより、サウナ対象室1全体に、高温、高湿度空気を供給でき、加湿手段4を循環送風風路内に配置することにより少ない構成部品で実現でき、本体の軽量化、低コスト化が実現でき、また、従来技術に比べ加湿手段4に使用するファンモーターが不要となるので低騒音化を図ることができることとなる。
また、加湿手段4を、略逆L字状に形成される通風路7の略水平風路部8に設けたので、加湿空気が通風路7の壁面に接触し水滴になった場合でも、一旦通風路7の底面側に溜まるので水滴が直接吹出口6からサウナ対象室1に落下することがなくなり、水滴が吹出口6より落下し使用者に不快感を与えることがなくなることとなる。
また、水平通風路部8の下面9を循環送風手段2の送風機吐出口10から下り勾配に設け、水平通風路部8の端部に設けられる貯水部11と、貯水部11から外部に排出できる排出経路12とを設けたので、加湿空気が通風路7の壁面に接触し水滴になった場合でも、下面9が下り勾配の通風路7により貯水部11に導かれ排水経路12を通り外部に排出され、水分が通風路7内に停滞することが無くなり、カビ、菌等が発生し難いこととなる。
また、空気加熱手段3を、通風路7を形成するケーシング13の外側に配置したので、空気加熱手段3を大きく形成することができ、加熱能力、通風抵抗を少なくすることができるとともに、通風路7内に空気加熱手段3を配置した場合には、循環送風手段2の大きさにより通風路7の大きさが制限されるため空気加熱手段3の大きさも制限されることとなるが、空気加熱手段3を送風機吐出口10側の風路面積の影響を受けずに設けることができることから空気加熱手段3を大型化できることが可能となり、高温、高湿度の空気を大風量で供給できることとなる。
また、空気加熱手段3を、ケーシング13を囲むように略L字状またはコの字状に形成したので、有効的に空気加熱手段3を配置することができ、加熱面積を大きくできることにより、大型の空気加熱手段3で空気を温めることができ、加湿量、加熱量を上昇することができ、サウナ起動立ち上がり時間を短くすることができることとなる。
また、循環送風手段2に使用するモーター14を通風路7外に設け、モーター14の上部を覆う部分に開口部15を設けたので、空気加熱手段3により加熱された空気が循環送風手段2を通過する際にモーター14に直接温風があたらないようにフレームの形状をモーター14に直接温風が当たらないようにフレームの形状をモーター14の形状に合わせ凹ませ、通風路7の外に設置することによりモーター14の温度上昇を抑えることができ、また、モーター14またはその周囲空間の熱がこもらないようにモーター14の上部を覆う部分に開口部15を設けることによりモーター14の温度上昇が抑えられ、モーター14の耐久性を向上させることができることとなる。
(実施の形態2)
図4に示すように、加湿手段4Aを、水を噴射するノズル16と、ノズル16から噴射した水が噴射水衝突面17に衝突することにより加湿する水破砕手段18を設け、ノズル16に水を供給するノズル供給配管19を水加熱手段20により加熱するように設け、水破砕手段18の風下側に大粒水滴と微細水滴に分離する気液分離手段21を設け、気液分離手段21により回収する水滴の大きさは10μm以上であるように設ける。
また、回収された大粒の水滴を、気液分離手段21の下部に設けられる落下水を貯水する貯水部11Aを介し排水口22に導くように設け、貯水部11Aを加湿部通風路23の気流流路24外に設け、貯水部11Aの溢水を検知する溢水検知手段25を貯水部11Aの気流流通路24外に設け構成する。
上記構成においては、加湿手段4Aを、水を噴射するノズル16と、ノズル16から噴射水衝突面17に衝突することにより加湿する水破砕手段18をもうけたので、ノズル16からの噴射と壁面衝突による衝突力により噴射水滴は微細化され、水滴が蒸発しやすい大きさとなり、水破砕手段18により微細化された水滴が生成されるため加湿量が上がることとなり、立ち上がり温度上昇が速くなることとなる。
また、ノズル16の上流側に水加熱手段20を設けた構成としたので、ノズルに供給される冷水が水加熱手段20を流れる温水と熱交換することにより加熱され、ノズル16からは温水を噴射することができることにより、加湿量、加熱量を上昇することができ、サウナ起動立ち上がり時間を短くすることができることとなる。
また、水破砕手段18の風下側に大粒水滴と微細水滴に分離する気液分離手段21を設けたので、気液分離手段21に侵入した大粒水滴と微細水滴の混合加湿空気のうち、大粒水滴は気液分離手段21の壁面または端面に衝突し回収され、一方、微細水滴は気液分離手段21の壁面あるいは端面には衝突せずに通過し、吹き出した加湿空気は微細な水滴のみとなり、吹き出された微細な加湿空気によりサウナ対象室(図示せず)内をクリアでありながらも高湿度な空間とすることができ、湿度感がありながらサウナ運転による行動規制が少なく、読書ができる等のサウナ空間を創造できることとなる。
また、気液分離手段21により回収する水滴の大きさは10μm以上である構成としたので、使用者が水滴の付着を体感することなく長時間使用できることとなる。
また、回収された大粒の水滴を、気液分離手段21の下部に設けられる落下水を貯水する貯水部11Aを介し排水口22に導くようにしたので、気液分離手段21の壁面あるいは端面に衝突した大粒水滴は落下し、下部に設置された貯水部11Aに導かれ、一方貯水部11Aは排水口22を備えているため貯水した水は排水口22より外部に排水できることとなり、回収された大粒水滴が通風路7内に停滞することが無く、外部に排出されるのでカビ、菌等が発生し難いこととなる。
また、貯水部11Aを加湿部通風路23の気流流通路24外に設け、貯水部11Aの溢水を検知する溢水検知手段25を貯水部11Aの気流流通路24外に設けたので、貯水容量を一定、あるいは一定値以下に保つことができ、溢水検知手段25は加湿部循環風路外の気流の流通路外の貯水部11Aにあるため、貯水面の波立ちの影響を受けにくく精度の高い水位を検出できることにより、装置内から溢水を抑制することができることとなる。
本発明にかかるサウナ装置は、暖房装置と加湿装置を一体に設けた空気調和装置、あるいは、温度や湿度の制御が必要な動植物の育成、保存分野にも適用できる。
本発明の実施の形態1のサウナ装置の内部構成を示す側面構成図 同サウナ装置をサウナ対象室に設置した状態を示す斜視図 同サウナ装置のモーター部分を示す斜視図 本発明の実施の形態2のサウナ装置の内部構成を示す側面構成図 従来のサウナ装置を設置した状態を示す側面断面図 従来の浴室暖房機の取り付け状態を示す側面構成図 同浴室暖房機の循環ユニットの斜視図
符号の説明
1 サウナ対象室
2 循環送風手段
3 空気加熱手段
4 加湿手段
4A 加湿手段
6 吹出口
7 通風路
8 水平通風路部
9 下面
10 送風機吐出口
11 貯水部
11A 貯水部
12 排水経路
13 ケーシング
14 モーター
15 開口部
16 ノズル
17 噴射水衝突面
18 水破砕手段
20 水加熱手段
21 気液分離手段
22 排水口
23 加湿部通風路
24 気流流通路
25 溢水検知手段

Claims (12)

  1. サウナ対象室の空気を循環する循環送風手段と、空気を加熱する空気加熱手段と、空気を加湿する加湿手段と、前記循環送風手段により、前記空気加熱手段を通過したのち、前記加湿手段を経て吹出口よりサウナ対象室に吹き出す通風路とを備え、前記循環送風手段と前記吹出口を逆L字状の通風路にて連通したサウナ装置。
  2. 加湿手段を、略逆L字状に形成される通風路の略水平通風路部に設けた請求項1記載のサウナ装置。
  3. 水平通風路部の下面を循環送風手段の送風機吐出口から下り勾配に設け、前記水平通風路の端部に設けられる貯水部と、この貯水部から外部に排水できる排水経路とを設けた請求項2記載のサウナ装置。
  4. 空気加熱手段を、通風路を形成するケーシングの外側に配置した請求項1記載のサウナ装置。
  5. 空気加熱手段を、ケーシングを囲むように略L字状またはコの字状に形成した請求項4記載のサウナ装置。
  6. 循環送風手段に使用するモーターを通風路外に設け、モーター上部を覆う部分に開口部を設けた請求項1記載のサウナ装置。
  7. 加湿手段を、水を噴射するノズルと、このノズルから噴射した水が噴射水衝突面に衝突することにより加湿する水破砕手段により構成した請求項1記載のサウナ装置。
  8. ノズルに水を供給するノズル供給配管を水加熱手段により加熱する構成とした請求項7記載のサウナ装置。
  9. 水破砕手段の風下側に大粒水滴と微細水滴に分離する気液分離手段を設けた請求項7記載のサウナ装置。
  10. 気液分離手段により回収する水滴の大きさは10μm以上である構成とした請求項9記載のサウナ装置。
  11. 回収された大粒の水滴を、空気分離手段の下部に設けられる落下水を貯水する貯水部を介し排水口に導く構成とした請求項9記載のサウナ装置。
  12. 貯水部を加湿部通風路の、気流流通路外に設け、貯水部の溢水を検知する溢水検知手段を、貯水部の気流流通路外に設けた請求項9記載のサウナ装置。
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