JP2008136424A - 放射状螺旋形釣り針はずし具 - Google Patents
放射状螺旋形釣り針はずし具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008136424A JP2008136424A JP2006326499A JP2006326499A JP2008136424A JP 2008136424 A JP2008136424 A JP 2008136424A JP 2006326499 A JP2006326499 A JP 2006326499A JP 2006326499 A JP2006326499 A JP 2006326499A JP 2008136424 A JP2008136424 A JP 2008136424A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spiral
- needle
- line
- hook
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】
ラインに傷をつけずに手早く外せる釣り針はずし具を提供する。
【解決手段】
鋼線の前部を先端方向への放射螺旋形状Bとし、常に張り気味の直線ラインYを螺旋先端球形Gに掛けて軸棒Aを回転させながら直線ラインYを拾い取り、その螺旋内に取り込んだラインに誘導される要領で針はずし具先端を魚の口内へ差し込んで螺旋先端部に針Xの湾曲最深部を掛け、更に回しながら奥へ押し入れて凹部Cで針を確保して掛け外した後にラインと共に針を口外へ引き出す。この一連の操作によりラインに傷をつけることが無く手早い針はずしが終了する。
【選択図】 図4
ラインに傷をつけずに手早く外せる釣り針はずし具を提供する。
【解決手段】
鋼線の前部を先端方向への放射螺旋形状Bとし、常に張り気味の直線ラインYを螺旋先端球形Gに掛けて軸棒Aを回転させながら直線ラインYを拾い取り、その螺旋内に取り込んだラインに誘導される要領で針はずし具先端を魚の口内へ差し込んで螺旋先端部に針Xの湾曲最深部を掛け、更に回しながら奥へ押し入れて凹部Cで針を確保して掛け外した後にラインと共に針を口外へ引き出す。この一連の操作によりラインに傷をつけることが無く手早い針はずしが終了する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、釣り針はずし用具の形状に関する
釣った魚が針を呑み込んでいる場合の従来の針はずし具とその使用方法は、先の細いプライヤーを使って挟み取る方法(この場合、針が喉の奥にあって目視できない状況では全くの憶測で操作する事になってしまいラインや魚を傷付けてしまう結果になる)や、細い棒状で先端がライン誘導用にCやUの字形状に一方が開いた針はずし具を使い、その先端の開口部にラインを沿わせて口内の針元までラインを伝って押し込んで針を外し取る方法(この場合、用具先端形状の開口側に対面する内径側にラインを擦り付けて差し込まないと、途中でラインが外れてしまう)が大半であった。
しかし、それらの器具を使用した場合は、挟みつけたり擦ったりする操作過程で生ずるラインの損傷により、やっとの思いで外したその仕掛けは既に継続使用には不都合な状態となっていることが多く、針はずし本来の意味を成さない事が多かった。又、上述した針はずし操作は手馴れた釣り人にとっても煩わしい作業であった。
しかし、それらの器具を使用した場合は、挟みつけたり擦ったりする操作過程で生ずるラインの損傷により、やっとの思いで外したその仕掛けは既に継続使用には不都合な状態となっていることが多く、針はずし本来の意味を成さない事が多かった。又、上述した針はずし操作は手馴れた釣り人にとっても煩わしい作業であった。
そこで、誰でも簡単に針はずしが出来る方法として以下にあるような針はずし具が考案され、既に開示及び公報がなされている。
登録実用新案公報(U)第3057572号―(螺旋円錐状巻ガイド式針はずし)上述した考案によると、螺旋内にラインを取り込んだ後はそれなりの作業効果は期待されるが、螺旋形状が小から大への円錐形であるために回転時にそれぞれの素線がラインへの接触障害となり不都合が生じる事に加え、螺旋の間隔が狭いためにラインを拾って螺旋内に取り込むこと自体が困難であり、前作業の段階で丁重な作業を必要とし手馴れた釣り人であっても操作実用上の問題が指摘される。
吊り上げた魚が静止状態である事は皆無な状況下で行う針外し操作は至難であり、細やかな操作を必要とする道具は用を成さないことが多い。よって、先ず構造がシンプルで単純な事に加えてラインを傷めずに素早い操作性を有する事が必要機能要素として上げられる。
よって、ラインを傷つけずに手早く誰でも簡単で安全に操作できる釣り針はずし具の提供を課題とする。
よって、ラインを傷つけずに手早く誰でも簡単で安全に操作できる釣り針はずし具の提供を課題とする。
本発明は図1の通り、鋼線等を素線にしてその加工形状を先端方向への放射螺旋形状とし、更に直線ラインの拾い取りに有効な所定の間隔を有した形状とすることにより、請求項1に記載する放射状螺旋の先端部Gの回転によって螺旋B内への直線ラインYの取り込みを容易にし、また、図3に示す様にライン解除時におけるI方向への逆回転操作においても絡みがなく素早くラインからのセット解除ができる。
しかし、その螺旋Bの間隔が広くなるほどその螺旋傾斜は大きくなるため、螺旋内へ取り込んだ針を更に奥へ押し込んで針がかりを外す操作時に針Xのズレ落ちが生じ易くなる。その解消として図2に示す様にその螺旋周径に添う方向に凹加工Cを施し、請求項2に記載する針Xのストッパーとすることで停止位置とその針先方向の固定を可能とした。
よって、図4に見られるように、外した針Xを口外へ引き出す場合でも口内の針先方向が確定されることにより、その針が目視不能な口内の奥にある場合でも請求項3記載の針先方向認識表示Sを基準とし、手元グリップDの任意な自在操作で口内の針先方向指定が可能となり、引き出し時の再度の針掛りを避けることが出来る。
尚、この方向表示マークSは表面を滑らかな凸状とし触感知可能とした。
よって、図4に見られるように、外した針Xを口外へ引き出す場合でも口内の針先方向が確定されることにより、その針が目視不能な口内の奥にある場合でも請求項3記載の針先方向認識表示Sを基準とし、手元グリップDの任意な自在操作で口内の針先方向指定が可能となり、引き出し時の再度の針掛りを避けることが出来る。
尚、この方向表示マークSは表面を滑らかな凸状とし触感知可能とした。
更に、先端切断部に目視用目印として請求項4記載の球形Gを取り付けたことで直線ラインYと螺旋先端Gとの位置関係が明確化され、ライン拾い取り時の操作性と取り扱い上の安全性を共有するに至った。
又、手がヌメリを持った状況であっても容易に回転操作が出来るよう、回転軸Aへ摩擦抵抗素材から成る摘まみチューブEを滑り止めとして装着固定して回転操作の安定性を確保した。
尚、用具の回転操作に対応してグリップ尻手に縒り戻し機能を有するローリングスイベルFを取り付けることで本発明針はずし具の快適使用を実現した。
又、手がヌメリを持った状況であっても容易に回転操作が出来るよう、回転軸Aへ摩擦抵抗素材から成る摘まみチューブEを滑り止めとして装着固定して回転操作の安定性を確保した。
尚、用具の回転操作に対応してグリップ尻手に縒り戻し機能を有するローリングスイベルFを取り付けることで本発明針はずし具の快適使用を実現した。
本発明による針はずし具のセット及び操作は、図3に見られるように常にZ方向へのラインテンションが掛かった直線ラインY状態でスムーズに行なわれる。
その操作要領は、軸摘まみEをH方向へ回転させながら螺旋先端部Gにより直線ラインYを拾い取り、螺旋B内に取り込まれたラインYを螺旋Bに内接させながら針はずし先端を魚の口内へ差し込み、その先端部に釣り針Xの湾曲最深部を掛けた後にH方向への回転負荷を掛けつつ凹部Cに針を確保し、更に奥へ押し入れて針を掛け外してラインと共に口外へ引き出し、外れた針を抜きながら軸摘まみEをR方向へ回転させ本針はずし具をラインYから解除する。
その操作要領は、軸摘まみEをH方向へ回転させながら螺旋先端部Gにより直線ラインYを拾い取り、螺旋B内に取り込まれたラインYを螺旋Bに内接させながら針はずし先端を魚の口内へ差し込み、その先端部に釣り針Xの湾曲最深部を掛けた後にH方向への回転負荷を掛けつつ凹部Cに針を確保し、更に奥へ押し入れて針を掛け外してラインと共に口外へ引き出し、外れた針を抜きながら軸摘まみEをR方向へ回転させ本針はずし具をラインYから解除する。
尚、口内へ差し込む操作で螺旋にラインを内接させるのは、ラインYが内接する負荷によって針Xの針先は接触螺旋の外側を向き、螺旋内をすり抜ける確率は限りなく低くなる事と、偶然にもライン通過が螺旋に無接触であった場合は螺旋最小径>針の条件で螺旋内を通過すると想定がなされる理由による(これは微小サイズの釣針使用に限定される条件であり現実には起こりえない確率と言える)。又、螺旋先端部に針の湾曲部を掛けた後にH方向への回転負荷を掛けながら更に奥へ押しいれる理由は、凹部Cで針Xを固定し針先方向を確定させて押し外す操作上の理由によるものである。
本発明の針はずし具の使用によるラインの損傷は皆無といえる、また、本発明の針はずし具は手順の理解だけで素早い操作が出来るため、その熟練度は不要であり昼夜を問わず「誰でも、何処でも、」簡単で安全な使用が可能であり、針交換の頻度も軽減されて手返しも早くなり釣行時の必需品として期待される。
適用素材はステンレス等の腐食鋼材が上げられるが、その線径及び螺旋サイズは利便性を考慮して大小の2種類が望まれる。また、有効作動範囲として螺旋の放射角度は図2あるように直線ラインに沿って抵抗感が少ない放射角度<10°程度とし、それぞれの螺旋間隔をその直径の50%前後としてその螺旋回数は4〜5回程度が適当といえる。
尚、先端の球形目印Gと針先方向表示Sに蓄光発色素材を使用とすることで、夜間使用時の操作性と利便性が増大する。
尚、先端の球形目印Gと針先方向表示Sに蓄光発色素材を使用とすることで、夜間使用時の操作性と利便性が増大する。
A ステンレス鋼線
B 螺旋形状
C 針フックポイント
D グリップ
E 回転摘まみ部(弾性チューブ)
F ローリングスイベル
G 先端カバー(目視用目印)
H セット時の軸回転方向
I 解除時の軸回転方向
J セット時進行方向
K 終了時進行方向
S 針先方向マーク
Y ライン
X 釣針
Z ラインのテンション方向
T 螺旋放射角度
B 螺旋形状
C 針フックポイント
D グリップ
E 回転摘まみ部(弾性チューブ)
F ローリングスイベル
G 先端カバー(目視用目印)
H セット時の軸回転方向
I 解除時の軸回転方向
J セット時進行方向
K 終了時進行方向
S 針先方向マーク
Y ライン
X 釣針
Z ラインのテンション方向
T 螺旋放射角度
Claims (4)
- 釣り針はずし具において、軸棒Aの回転に連動する先端部Gによる直線ラインYの拾い取りを容易とするため、その形状を回転拾い取りに必要な所定の間隔を有する放射状螺旋形Bとした事を特徴とする放射状螺旋形釣り針はずし具。図3、参照
- 請求項1に記載する螺旋上に針Xの停止位置を固定させ押し込み時のズレを防止する目的で、螺旋前方部分に周径に添った凹状加工Cを施した事を特徴とする放射状螺旋形釣り針はずし具。図2、図4参照
- 請求項2記載の凹加工Cによる針Xの停止位置固定により、その針先方向を手元で任意に自在操作する目的で、グリップD上に針先方向確認表示Sを施した事を特徴とする放射状螺旋形針はずし具。図4参照
- 螺旋先端部の処理に関し、その先端位置を鮮明にしてラインの拾い取りを容易にすると共に、ラインへの損傷及び取り扱い時の安全性を確保する目的で、先端切断部に目印兼用の球形Gを取り付けた事を特徴とする放射状螺旋形釣り針はずし具。図3参照
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006326499A JP2008136424A (ja) | 2006-12-04 | 2006-12-04 | 放射状螺旋形釣り針はずし具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006326499A JP2008136424A (ja) | 2006-12-04 | 2006-12-04 | 放射状螺旋形釣り針はずし具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008136424A true JP2008136424A (ja) | 2008-06-19 |
Family
ID=39598527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006326499A Pending JP2008136424A (ja) | 2006-12-04 | 2006-12-04 | 放射状螺旋形釣り針はずし具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008136424A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7818914B1 (en) * | 2009-08-26 | 2010-10-26 | Baiamonte John B | Fish dehooking device |
-
2006
- 2006-12-04 JP JP2006326499A patent/JP2008136424A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7818914B1 (en) * | 2009-08-26 | 2010-10-26 | Baiamonte John B | Fish dehooking device |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6138401A (en) | Fish hook remover | |
US5274948A (en) | Fish hook disengaging tool | |
US2441458A (en) | Fishhook disgorger | |
JP2008136424A (ja) | 放射状螺旋形釣り針はずし具 | |
US20090025273A1 (en) | Fish hook removal apparatus | |
JP6647486B1 (ja) | 釣針外し器 | |
US2897626A (en) | Fish hook disgorgers | |
GB2378113A (en) | Bait Stop | |
US10188089B2 (en) | Device for removing a fish from a line | |
US20040025408A1 (en) | De-hooking device for releasing fish | |
JP3171622U (ja) | 釣り針外し具 | |
JP3209937U (ja) | 釣針外し具 | |
US6032403A (en) | Fishhook quick releaser | |
US4118883A (en) | Fishhook and releasing tool therefor | |
US3154879A (en) | Instant spinout hook remover | |
EP2465347A1 (en) | Fish hook remover | |
JP2008005775A (ja) | 釣り用具 | |
JP3129556U6 (ja) | 鞘管式針外し器具 | |
US2469699A (en) | Fishhook remover | |
US20080120894A1 (en) | Fish hook remover | |
US20060213107A1 (en) | Retrieval aid | |
JP6757105B2 (ja) | 釣り針外し器 | |
JP2006280352A (ja) | 中通しの釣針外し | |
JP2011004724A (ja) | 釣り用取り込み用具 | |
JP3129556U (ja) | 鞘管式針外し器具 |