JP2011004724A - 釣り用取り込み用具 - Google Patents

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JP2011004724A JP2009168246A JP2009168246A JP2011004724A JP 2011004724 A JP2011004724 A JP 2011004724A JP 2009168246 A JP2009168246 A JP 2009168246A JP 2009168246 A JP2009168246 A JP 2009168246A JP 2011004724 A JP2011004724 A JP 2011004724A
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Yoshiyuki Rikiishi
善行 力石
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Abstract

【課題】 釣った魚を取り逃がすことなく、みち糸に通し易く、年齢に関係なく、作業し易く、糸がらみなく、小型で持ち運びが容易な釣り用取り込み用具を得る。
【解決手段】 スプール本体10と、このスプール本体10に巻きつけられた糸4a,4bと、この糸の先端に取り付けられた重り一体型掛け針7と、上記スプール本体10と上記重り一体型掛け針7との間に糸よれを失くすための3点より戻し5と、魚を釣るみち糸に片手で装着可能な折り曲げ部を有する案内スナップ6を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、魚釣りにおいて大きな魚がフックに掛った場合、安全に一人で簡単に操作でき、なおかつ、コンパクトで携帯しやすい釣り用取り込み用具に関するものである。
従来の釣り用取り込み用具は、収納用具内のリールに巻かれた糸と、この糸の先端に取り付けられた3本針と、この3本針の近くの糸に取り付けられたスライド部材とを備えたものである。(例えば、特許文献1参照)。
実公平7−11587号公報
従来の釣り用取り込み用具においては、スライド部材を魚を釣るみち糸に装着するという作業がかなり困難である。なぜならば、スライド部材をみち糸に通すには、魚が釣り針にかかっている場合、片手で竿先に重量のかかった竿を持ち、なおかつ竿先は細く柔らかなため、重量バランスをとり、竿を操りながらみち糸をもう片方の手に届く範囲まで持ってこなくてはならない。この作業だけでも難しいうえに、スライド部材にみち糸を通す隙間を作り、その隙間にみち糸を通すには非常に難しく時間がかかると言う問題点があった。また、釣りは昼夜問わず行われるものであり、夜間での作業はかなり難しく、年配の方々などスライド部材のみち糸入れ部が見え難く、指先での細かい作業が難しいという問題点もあった。よって、一連の動作の中で非常に神経を使うこととなり、釣り用取り込み用具でのスライド部材をみち糸に装着するのは問題がある。
また、従来の釣り用取り込み用具は、糸よれ対策がしていない。沖で魚が掛かり、弱らせて海面に魚を浮かし、みち糸をたぐり寄せスライド部材を装着するのであるが、魚はその時足元の真下当りに寄っていて、その状態で釣り用取り込み用具で魚を取り込む作業をすると、必ずみち糸と用具との糸がらみが発生する。なぜならば、リールに糸を巻いている状態では、糸自体によれがつき、スライド部材を装着し落下させるまでの間中、針は横方向に回転しているため、落下中にすぐ隣にあるみち糸に用具の糸が絡み合い、魚の所まで針が到達できず取り込むことは不可能であるという問題点があった。
また、従来の釣り用取り込み用具は、本体が大きく突起部位もあるため、移動しながらの釣りでは持ち運びが苦になる。持ち運びが楽でないと、使用しないといけない時に離れた場所に置いたまま手元にないため、釣った魚を取り込めず逃がしてしまう事が起こるという問題点があった。
また、従来の釣り用取り込み用具は、角部が多く、ハンドル等の突起部位があるため、取り込み用の糸が本体の突起部分にかかりやすく、もつれやすいという問題点もあった。
この発明は、釣った魚を取り逃がすことなく、みち糸に通し易く、年齢に関係なく、作業し易く、糸がらみなく、小型で持ち運びが容易な釣り用取り込み用具を得ることを目的とする。
この発明の釣り用取り込み用具は、スプール本体と、このスプール本体に巻きつけられた糸と、この糸の先端に取り付けられた重り一体型掛け針と、上記スプール本体と上記重り一体型掛け針との間に糸よれを失くすための3点より戻しと、魚を釣るみち糸に片手で装着可能な折り曲げ部を有する案内スナップを備えたものである。
また、案内スナップは、案内スナップのストレート部に対してみち糸挿入部分を外方向に35度から85度の角度で折り曲げられた折り曲げ部を設けたものである。
また、スプール本体は、重り一体型掛け針を安全に収納固定できる複数の掛け針収納穴と隙間を設けたものである。
この発明の釣り用取り込み用具は、従来からあるタモアミ、ギャフ、釣りの補助用具(実公平7−11587)よりも、機能性かつ作業性に優れたものであり、一人で簡単に大型の魚を取り込み、昼夜問わず対処できる様に作られている。使用する年齢を問わず、針部は収納されているため安全であり、ポケットにも容易に収まる形態は、釣り道具の多種多様性の中においてコンパクトであり使用が簡単であるため喜ばれる事と思われる。
本発明の実施の形態を示す釣り用取り込み用具の斜視図である。 本発明の釣り用取り込み用具の正面図である。 本発明の釣り用取り込み用具のラインスプール本体と掛け針を示す側面図である。 本発明の釣り用取り込み用具のラインスプール本体と掛け針を示す側断面図である。 案内スナップの斜視図である。 案内スナップの使用説明図である。 本発明の釣り用取り込み用具の使用説明図である。 本発明の釣り用取り込み用具の使用説明図である。
図1は、本発明の実施の形態を示す釣り用取り込み用具の斜視図である。図2は、釣り用取り込み用具の正面図である。図3は、釣り用取り込み用具の側面図である。図4は、釣り用取り込み用具のラインスプール本体と掛け針を示す側断面図である。図5は、案内スナップの斜視図である。図6は、案内スナップの使用説明図である。図7、図8は、釣り用取り込み用具の使用説明図である。
図において、100は釣り用取り込み用具であり、ラインスプール本体10と、糸4a糸4bと、3点より戻し5と、案内スナップ6と、重り一体型掛け針7とにより構成されている。ラインスプール1は合成樹脂で円形に形成され、外周にライン仮止め用の複数の溝1fが形成され、片側端面には、重り一体型掛け針7の針先部7a収納のための複数の止まり穴1aが設けてある。又、その端面には、スプール軸ナット3が入る様に段部1eが設けられている。スプール軸2は合成樹脂で形成され、軸方向に重り一体型掛け針7収納用の貫通穴2hを設けている。又、軸先端部は雄ネジ2cを設けている。スプール軸ナット3は、合成樹脂で形成され、内径にスプール軸2と締結できる雌ネジ3cを設けている。スプール軸ナット3の端面には、重り一体型掛け針7の針先部7aを収納するための入口の切りかぎ溝3bがラインスプール1と同じ円周上の位置に外周向きに設けている。又、図2に示すように、複数の外周部3aは、切りかぎ溝角部3dから次の切りかぎ溝角部3e迄、中心点Xからの距離がわずかに違う曲線で結ばれ、外周部3aとラインスプール1の内周1bとの隙間Yが反時計方向に次第に狭くなるように形成されている。
上述のラインスプール本体10は、ラインスプール1の内径とスプール軸2の外径及び両者の長さにわずかな隙間ができるよう寸法管理され、ラインスプール1の内径にスプール軸2を入れ、スプール軸ナット3で締結組立後、滑らかに回転する構造である。
図1において、4a,4bは釣り用取り込み用具の糸であり、4aはラインスプール本体10に巻きつけられた糸、4bは3点より戻し5と重り一体型掛け針7とをつなぐ糸であり、大型の魚を取り込むのに適度な強度を要し、糸よれができにくいものを使用して、ラインスプール本体10に巻きつけられている。5は釣り用取り込み用具の3点より戻しであり、海水で腐蝕しにくい材質のものである。取り込む対称魚により、適度な位置に固定し、重り一体型掛け針7を無回転で落下さすのに必要である。
図1において、6は釣り用取り込み用具の案内スナップであり、海水で腐蝕しにくい材質(例えば、ステンレス鋼棒)を使用し重り一体型掛け針7の落下時の衝撃に耐えられるように、強度のある細い丸棒を図5に示すように折り曲げ形成し、この折り曲げ部の6bの角度θは、釣り用取り込み用具100の案内スナップ本体6の直線部6aに対して外側に35度から85度の折り曲げ角度が好ましい。
みち糸に案内スナップ6を挿入する方法は、先ず、図6(A)に示すように、折り曲げ部6bをみち糸にあて、矢印方向に引くだけで,図6(B)に示すように、釣り用取り込み用具100の案内スナップ6内にすばやくみち糸を入れることができる。7は釣り用取り込み用具100の重り一体型掛け針であり、適度な重量及び針先先端部はするどい貫通力があり、対称魚によっては針の数を増やし取り替えが可能である。
上述のように構成された本発明の釣り用取り込み用具100使用方法を図7及び図8に基づき説明する。まず、魚を釣るためにはエサ及び擬似餌が魚に対し不自然な状態を察しできないよう、なるべく細いみち糸を使用する。実際、大きな魚を釣り針に掛けた場合、みち糸に対し、釣り針に掛けた魚が大きすぎるため、海面より引き抜き取り込むのは、細いみち糸の引っ張り強度的に無理であり、糸が切れて魚を取り逃したりする。よって、取り込むための用具が必要となるのである。その場合、本発明の釣り用取り込み用具100を使用するのであるが、まず釣り針に魚を掛けた状態の時、魚は釣り針から逃れようと暴れる為、魚とやり取りしながら魚を弱らせ、海面に魚を浮かせた状態にして釣り竿を操作し、もう片方の手で、みち糸を持ち、手元までたぐり寄せ、釣り竿を持つ手又は釣り人の体の一部でみち糸を保持しておく。
本発明の釣り用取り込み用具100は、あいている片方の手で釣り用取り込み用具100をポケットより取り出し、釣り用取り込み用具100の重り一体型掛け針7を釣り用取り込み用具100から取り外すと、釣り用取り込み用具100の案内スナップ6も同じ線上にあるため出て来る。その釣り用取り込み用具100の案内スナップ6の折り曲げ部6aをみち糸に軽く添え引くだけで簡単にみち糸を釣り用取り込み用具100の案内スナップ6の中に通すことができる(図6参照)。
本発明の釣り用取り込み用具100は、ラインスプール本体10のスプール軸2とスプール軸ナット3を親指と人指し指ではさみ、ラインスプール1をフリーにすると、釣り用取り込み用具100の案内スナップ6をみち糸に通してあるため、釣り用取り込み用具100の重り一体型掛け針7は釣り用取り込み用具100の3点より戻し5を装着しているため、重りの重量とで無回転で魚の所まで一気に糸絡みなくみち糸に添って落下する。(図7参照)。
この動作は片手のみで十分操作可能であり、又落下した釣り用取り込み用具100の重り一体型掛け針7は釣りでかかった魚の適度な位置にあり、そのまま糸4aを持ち引くだけで釣り用取り込み用具の重り一体型掛け針7の先端部7aはするどい針先になっているため(図8参照)、即魚体の部位をつらぬくこととなる。
本発明の釣り用取り込み用具100は、従って、後は糸4aを持ち、手で巻き取るだけで取り込みが終了する。使用後は、糸4a、4bをラインスプール本体に手で巻きつけ、釣り用取り込み用具100の重り一体型掛け針7の収納は、鋭利な先端部をラインスプール本体の収納穴部1aに入れ、スプール軸2(図4参照)を持ち、時計回りに軽く回転さす。すると、反対端面のスプール軸ナット3も同時に回転し(図2参照)、ラインスプール1bとスプール軸ナット3aとの隙間にある釣り用取り込み用具100の重り一体型掛け針7をスプール軸ナットの外周3a部があたり、押さえつけ固定する。取り出し方は、スプール軸2を逆方向に回せば取り出し可能である。
本発明の釣り用取り込み用具100は、複数の掛け針収納穴1aと隙間Yを設けたので、重り一体型掛け針7を安全に収納固定できると、ともにポケットに容易に収納できる。
1 スプール、1a 掛け針収納穴、4a,4b 糸、7 重り一体型掛け針、5 3点より戻し、6 案内スナップ、6b 折り曲げ部、10 スプール本体、100 釣り用取り込み用具、Y 隙間

Claims (3)

  1. 本発明の釣り用取り込み用具は、スプール本体と、このスプール本体に巻きつけられた糸と、この糸の先端に取り付けられた重り一体型掛け針と、上記スプール本体と上記重り一体型掛け針との間に糸よれを失くすための3点より戻しと、魚を釣るみち糸に片手で装着可能な折り曲げ部を有する案内スナップを備えたことを特徴とする釣り用取り込み用具。
  2. 上記の案内スナップは、案内スナップのストレート部に対してみち糸挿入部分を外方向に35度から85度の角度で折り曲げられた折り曲げ部を設けたことを特徴とする請求項1記載の釣り用取り込み用具。
  3. 上記スプール本体は、重り一体型掛け針を安全に収納固定できる複数の掛け針収納穴と隙間を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の釣り用取り込み用具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4988949B1 (ja) * 2011-08-04 2012-08-01 正弘 服部 大物用落し込みダブルギャフ、同ギャフを使った大型魚取り込みシステム、及び同システムを使った完全置き竿釣法
JP4988970B1 (ja) * 2012-03-02 2012-08-01 正弘 服部 大物を高場から単独で取り込む為のギャフ掛け方法、及び其れに使用するするロープギャフ用補助システムとプッシャー兼プーラー

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