JP2008135527A - 有機半導体素子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、基板と、上記基板上に形成され、感光性有機半導体材料からなる有機半導体層および上記有機半導体層上に形成され、樹脂材料と、遮光性材料とを有するパッシベーション層を備える有機半導体トランジスタと、を有することを特徴とする、有機半導体素子を提供することにより上記課題を解決するものである。
【選択図】図1
Description
その一方で、上記半導体材料としては、有機化合物からなる有機半導体材料も知られている。このような有機半導体材料は、上記無機半導体材料に比べて安価に大面積化が可能であり、フレキシブルなプラスチック基板上に形成でき、さらに機械的衝撃に対して安定であるという利点を有することから、電子ペーパーに代表されるフレキシブルディスプレイ等の、次世代ディスプレイ装置への応用などを想定した研究が活発に行われている。
上記パッシベーション層の材料としては、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ポリウレタン、ポリイミド、ポリビニルアルコール等のポリマー膜、酸化珪素、窒化珪素、酸化アルミニウム等の無機酸化膜や窒化膜等が一般的に用いられる(特許文献1)。このような材料は透明な材料であり、形成されるパッシベーション層は、通常、透明であり、遮光性を有さないものである。
そのため、上記有機半導体材料が、光応答性を有する感光性有機半導体材料である場合には、光がパッシベーション層を透過して有機半導体層に到達することによりOFF電流が増加する等の問題があった。
このような問題に対して、上記感光性有機半導体材料により形成される有機半導体トランジスタ上に遮光性を有する遮光層を形成するといった方法も考えられるが、新たな工程を付与する必要があり、生産性を低下させるといった問題があった。
また、上記パッシベーション層が、通常要求される空気中の水分や酸素等の作用からの保護といった保護機能に加えて遮光性を有するものとすることにより、新たな工程を必要とせず生産性に優れるため、OFF電流の増加等が少なく、安定性に優れた有機半導体素子を低コストで得ることができる。
ここで、上記有機半導体トランジスタ10は、上記基板20上に形成されたゲート電極1と、上記ゲート電極1上に形成されたゲート絶縁層2と、上記ゲート絶縁層2上に形成された感光性有機半導体材料からなる有機半導体層3と、上記有機半導体層3上で対向するように形成されたソース電極4およびドレイン電極5と、上記有機半導体層3上に形成され、樹脂材料と、遮光性材料とを有するパッシベーション層6とを有することを特徴とするものである。
また、上記パッシベーション層が、通常要求される空気中の水分や酸素等の作用からの防止といった保護機能に加えて遮光性を有するものとすることにより、新たな工程を必要とせず生産性に優れるため、OFF電流の増加等が少なく、安定性に優れた有機半導体素子を低コストで得ることができる。
以下、このような本発明の有機半導体素子に用いられる各構成について順に説明する。
まず、本発明に用いられる有機半導体トランジスタについて説明する。本発明に用いられる有機半導体トランジスタは、後述する基板上に形成されるものであり、少なくとも、有機半導体層と、パッシベーション層とを有するものである。
以下、このような有機半導体トランジスタの各構成について説明する。
本発明に用いられるパッシベーション層は、後述する有機半導体層上に形成され、樹脂材料と、遮光性材料とを有するものである。本発明においては、上記パッシベーション層が上記遮光性材料を有することにより、上記パッシベーション層を透過する光量を低減させ、後述する感光性有機半導体材料からなる有機半導体層に到達する光量を抑制する結果、OFF電流の増加等から保護することができる。
また、本発明においては、光を受光することによるOFF電流の増加を抑えることで、有機半導体素子のスイッチング機能等の特性が、周囲の環境による影響を受けにくいものとすることができるため、安定性に優れたものとすることができる。
さらに、光を受光することによる上記感光性有機半導体材料の経時的劣化を抑制することができるため、本発明の有機半導体素子を経時安定性に優れたものとすることができる。
以下、このようなパッシベーション層の各構成について説明する。
本発明に用いられる遮光性材料としては、本発明に用いられるパッシベーション層に、後述する有機半導体層に用いられる感光性有機半導体材料が吸収しOFF電流の増加等の原因となる波長の光を遮光する遮光性を付与し、上記パッシベーション層を透過して上記有機半導体層に到達する光量を抑制することができるものであれば特に限定されるものではない。このような遮光性材料としては、例えば、光を吸収する光吸収性材料や、入射光の散乱が可能な微粒子からなる光散乱性材料を挙げることができる。
本発明においては、上記光吸収性材料または上記光散乱性材料のいずれも好適に用いることができるが、なかでも、光吸収性材料であることが好ましい。後述する有機半導体層を構成する感光性有機半導体材料が吸収し、OFF電流の増加等の原因となる波長の光を選択的に吸収することができる光吸収性材料を用いることにより、OFF電流の増加等を効果的に防止することができるからである。
以下、このような遮光性材料として用いられる光吸収性材料および光散乱性材料について説明する。
本発明に用いられるパッシベーション層に含まれる光吸収性材料の種類としては、入射した光を吸収することができるものであれば特に限定されるものではない。このような光吸収性材料の種類としては、後述する有機半導体層に用いられる感光性有機半導体材料が吸収する波長等にもよるが、カーボンブラック、チタンブラック、黒色酸化鉄のような金属酸化物、硫化ビスマスのような金属硫化物等のほか、フタロシアニンブラック、ニグロシン、アニリンブラック、ペリレンブラックなどの黒色有機顔料や、赤、緑、青等の有彩色有機顔料の混合物などを挙げることができる。なかでも本発明においては、チタンブラック、カーボンブラックを好ましく用いることができ、特にチタンブラックを用いることが好ましい。広範囲の波長域の光を吸収可能であり、後述する樹脂材料での均一分散性に優れるため、上記有機半導体層の光の受光を効果的に防止し、OFF電流の増加等を防止できるからである。
本発明に用いられるパッシベーション層に含まれる光散乱性材料の種類としては、上述したパッシベーション層を構成する樹脂材料中に均一に分散できるものであれば特に限定されるものではなく、例えば、酸化珪素、酸化アルミニウム、硫酸バリウム、酸化チタン、チタン酸バリウム等の無機物、アクリル系樹脂、ジビニルベンゼン系樹脂、ベンゾグアナミン系樹脂、スチレン系樹脂、メラミン系樹脂、アクリル− スチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂等の有機物の微粒子、あるいは、これらの2種以上の混合系等の微粒子を挙げることができる。
なお、上記粒径の測定方法としては、上述した光吸収性材料の粒径測定方法と同様の方法を用いることができる。
本発明におけるパッシベーション層に用いられる樹脂材料としては、パッシベーション層の保護機能である、透湿性、酸素バリア性、耐衝撃性等を損なわないものであれば特に限定されるものではなく、本発明の有機半導体素子の用途等に応じて任意の機能を有する材料を用いることができる。このような樹脂材料としては、例えば、アクリル系樹脂、フェノール系樹脂、フッ素系樹脂、エポキシ系樹脂、カルド系樹脂、ビニル系樹脂、イミド系樹脂、ノボラック系樹脂等の樹脂材料を挙げることができる。
本発明に用いられるパッシベーション層は、上述した樹脂材料と、遮光性材料とを有し、透過する光量を低減するものである。
ここで、上記パッシベーション層において透過する光量の低減する効果、すなわち、光線透過率としては、OFF電流の増加等を生じない光量となるものであれば特に限定されるものではない。
このような方法としては、インクジェット法、スクリーン印刷法、パッド印刷法、フレキソ印刷法、マイクロコンタクトプリンティング法、グラビア印刷法、オフセット印刷法、および、グラビア・オフセット印刷法等の印刷法を用い、上記有機半導体層上に上記パッシベーション層形成用塗工液をパターン状に印刷する方法と、上記パッシベーション層形成用塗工液を、例えば、スピンコート法、ダイコート法、ロールコート法、バーコート法、LB法、ディップコート法、スプレーコート法、ブレードコート法、およびキャスト法等の塗工方法を用いて、上記有機半導体層上の全面に塗工することにより、パターニングされていないパッシベーション層を形成する方法とを挙げることができる。本発明においては上記のいずれの方法であっても好適に用いることができる。
また、全面に塗工した後に、フォトリソ法等によりパターニングしても良い。
次に、本発明に用いられる有機半導体層について説明する。本発明に用いられる有機半導体層は感光性有機半導体材料からなるものである。
このような感光性有機半導体材料としては、例えば、チオフェン系有機半導体材料を挙げることができる。上記チオフェン系有機半導体材料としては、具体的には、ポリチオフェン(P3HT;ポリ3−ヘキシルチオフェン)を挙げることができる。半導体特性に優れるからである。
一方、上記感光性有機半導体材料が溶媒に不溶なものである場合は、例えば、真空蒸着法等のドライプロセスにより、有機半導体層を形成する方法を挙げることができる。
本発明に用いられる有機半導体トランジスタは、少なくとも上記有機半導体層および上記パッシベーション層を有するものであるが、通常は、上記有機半導体層および上記パッシベーション層以外に、ゲート電極、ソース電極、ドレイン電極、および、ゲート絶縁層が用いられることにより、トランジスタとしての機能を発現するものである。
また、このような例において、本発明に用いられる有機半導体トランジスタ10は、ソース電極4およびドレイン電極5が上記有機半導体層3の上面に配置されているボトムゲート・トップコンタクト型構造であっても良く(図2(a))、または、ソース電極4およびドレイン電極5が上記有機半導体層3の下面に配置されているボトムゲート・ボトムコンタクト型構造であっても良い(図2(b))。
また、このような例において、本発明に用いられる有機半導体トランジスタ10は、ソース電極4およびドレイン電極5が上記有機半導体層3の上面に配置されているトップゲート・トップコンタクト型構造であっても良く(図3(a))、または、ソース電極4およびドレイン電極5が上記有機半導体層3の下面に配置されているトップゲート・ボトムコンタクト型構造であっても良い(図3(b))。
本発明に用いられるゲート電極の材料としては、所望の導電性を備える材料からなるものであれば特に限定されるものではないが、通常、金属材料からなるものが用いられる。このような金属材料としては、一般的に有機半導体トランジスタのゲート電極に用いられる金属材料を用いることができる。本発明に用いられる金属材料の例としては、Ta、Ti、Al、Zr、Cr、Nb、Hf、Mo、および、Mo−Ta合金等を挙げることができる。なかでも本発明においては、Ta、または、Alを用いることが好ましい。
ここで、上記ゲート電極をパターニングする方法としては、通常、リソグラフィー法が用いられ、なかでもフォトレジストを用いたフォトリソグラフィー法が好適に用いられる。
一方、上記パターン状のゲート電極を直接形成する方法としては、マスク蒸着法等が好適に用いられる。
本発明に用いられるソース電極およびドレイン電極の材料としては、所望の導電性を有する材料であれば特に限定されるものではなく、例えば、上記ゲート電極の材料と同様の金属材料を用いることができる。
本発明に用いられるゲート絶縁層について説明する。本発明に用いられるゲート絶縁層の材料は、一般的に有機半導体トランジスタに用いられるものと同様の絶縁性材料を用いることができる。このような絶縁性材料としては、例えば、ポリクロロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリオキシメチレン、ポリビニルクロライド、ポリフッ化ビニリデン、シアノエチルプルラン、ポリメチルメタクリレート、ポリサルフォン、ポリカーボネート、ポリイミド、アクリル系樹脂、カルド系樹脂、シリコン系樹脂、フッ素系樹脂、エポキシ系樹脂等の有機材料や、SiO2、SiNx、A12O3等の無機材料を用いることができる。
また、絶縁性材料として無機材料を用いる場合には、CVD法等を用いることができる。
また、本発明の有機半導体素子においては、通常、後述する基板上に複数の有機半導体トランジスタが配置された構成を有するものである。ここで、上記複数の有機半導体トランジスタが基板上に配置される態様としては、特に限定されるものではなく、本発明の有機半導体素子の用途等に応じて所望の態様で配置することができる。
次に、本発明の有機半導体素子に用いられる基板について説明する。本発明に用いられる基板は上記有機半導体トランジスタを支持するものである。
ここで、本発明に用いられる基板が複数の層が積層された構成を有するものである場合、上記厚みは、各層の厚みの総和を意味するものとする。
本発明の有機半導体素子の用途としては、例えば、TFT方式を用いるディスプレイ装置のTFTアレイ基板として用いることができる。このようなディスプレイ装置としては例えば、液晶ディスプレイ装置、電気泳動ディスプレイ装置、および、有機ELディスプレイ装置等を挙げることができる。
(ゲート電極形成工程)
まず、大きさ100mm×100mm×0.7mmのCr付きガラス基板(Cr膜厚300nm)表面に、ゲート電極形状の開口部を有するスクリーンマスクを配置した後、エッチングペースト(関西ペイント社製)をスクリーン印刷した。次いで、100℃としたホットプレート上に上記印刷基板を5min置き、レジストを硬化させた。次いで、Crエッチング液にてパターン部以外のCrをエッチングし、その後5%NaOH溶液にてレジストを剥離した。次いで、超音波洗浄機を用い純水で上記基板を洗浄し、ゲート電極を形成した。
次に、上記ゲート電極を形成した基板表面上に形成されたゲート電極を覆うように、ゲート絶縁層としてフォトレジストであるノボラック系ポジレジスト(TFR−940(東京応化社製)をスピンコートした。このときのスピンコートは、800rpmで10sec保持させた。その後、基板を120℃で2min乾燥させた後、350mJ/cm2でパターン露光した。
次に、ゲート電極以外の部分を除去するために現像工程を行い、その後、200℃のオーブンで30分乾燥させ、ゲート絶縁層を形成した。
上記ゲート絶縁層形成後、ゲート絶縁層を形成した基板表面上に、ソース・ドレイン電極形状の開口部を有するスクリーンマスクを用い、Agナノペースト(藤倉化成製)をスクリーン印刷し、ソース・ドレイン電極を形成した。このときスクリーン版は、500メッシュ、乳剤1μmのものを使用した。スクリーン印刷機はマイクロテック社製の装置を用いた。また印刷条件は、印圧0.185MPa、クリアランス2.6mm、スキージスピード200mm/secで行った。その後、上記基板を200℃で30min焼成した。形成されたソース電極およびドレイン電極を反射型光学顕微鏡にて観察したところ、ソース電極とドレイン電極との電極間距離(チャネル長)は100μmであった。
次に、上記ソース電極およびドレイン電極が形成された基板表面上にインクジェット法を用い感光性有機半導体材料であるポリチオンフェン(P3HT;ポリ3−ヘキシルチオフェン) Merck(メルク)社製を塗布した。塗布に際しては、感光性有機半導体材料の含有量が0.05質量%となるように調製したトリクロロベンゼン溶液を用いた。その際、ソース電極とドレイン電極(チャネル部)間のみ感光性有機半導体材料を塗布した。その後、上記基板を200℃まで20℃/minのレートで徐々に加温していき、200℃で10min保持した後、6℃/minのレートで室温まで徐冷を行った。
以上により有機半導体層の形成を行った。
次に、PVP(ポリビニルフェノール)に架橋剤を混合し、ヘキサノール溶媒に固形分が30質量%で溶解したパッシベーション層形成用塗工液を作製した。その後、上記パッシベーション層形成用塗工液にチタンブラックを添加し、上記パッシベーション層形成用塗工液中のチタンブラックの含有量が40質量%になるように調製し、ブラックパッシベーション層形成用塗工液とした。次いでスクリーン印刷法により、ゲート電極より小さく、かつチャネル部分(有機半導体層)を覆うようにパッシベーション層を形成した。このときスクリーン版は、500メッシュ、乳剤1μmのものを使用した。スクリーン印刷機はマイクロテック社製の装置を用いた。また印刷条件は、印圧0.2MPa、クリアランス2.6mm、スキージスピード100mm/secで行った。その後、200℃まで20℃/minのレートで徐々に加温していき、200℃で10min保持した後、6℃/minのレートで室温まで徐冷を行った。
以上によりパッシベーション層の形成を行い、有機半導体素子を作製した。
パッシベーション層形成工程にチタンブラックを添加しない塗工液を用いてパターニングを行ったこと以外は、実施例と同様の方法により有機半導体トランジスタを有する有機半導体素子を作製した。
作製した有機半導体素子の有機半導体トランジスタのトランジスタ特性の測定条件は、ゲート電圧を100V〜−80Vまで−2V刻みで印加し、次いでソース・ドレイン電圧を−80Vと固定し、ソース・ドレイン間に流れる電流値を測定した。また、トランジスタ評価においてはいずれの場合においても大気中で、かつ市販の蛍光灯を以下の条件下で点灯させて測定を行った。
(蛍光灯照射条件)
蛍光灯:HITACHI社製(型番 FLR40SW/M/36−P−NU) 2本
蛍光灯設置距離:50cm
全光束:2910 lm
実施例、比較例において作製した有機半導体素子の有機半導体トランジスタのトランジスタ特性を測定した結果、いずれもトランジスタとして駆動していることが分かった。このとき、実施例において作製した有機半導体トランジスタのON電流は1×10−5A、OFF電流は3.5×10−11Aであった。ON/OFF比6桁であり、閾値電圧は10Vであった。
一方、比較例において作製した有機半導体トランジスタのON電流は1×10−5A、OFF電流は2.7×10−7Aであった。ON/OFF比2桁であり、閾値電圧は50Vであった。
比較例での評価結果が、実施例での評価結果よりOFF電流が上昇した理由は、有機半導体層が感光性を有するものであるため、蛍光灯の光を吸収し電子を放出した結果、OFF電流として検出されたと考えられる。しかし、実施例においてはパッシベーション層に遮光性材料であるチタンブラックを添加することで、蛍光灯の光が遮光されOFF電流の上昇を抑制できたと考えられる。
2 … ゲート絶縁層
3 … 有機半導体層
4 … ソース電極
5 … ドレイン電極
6 … パッシベーション層
10 … 有機半導体トランジスタ
20 … 基板
30 … 有機半導体素子
Claims (4)
- 基板と、
前記基板上に形成され、感光性有機半導体材料からなる有機半導体層および前記有機半導体層上に形成され、樹脂材料と、遮光性材料とを有するパッシベーション層を備える有機半導体トランジスタと、を有することを特徴とする有機半導体素子。 - 前記遮光性材料が、光吸収性材料であることを特徴とする請求項1に記載の有機半導体素子。
- 前記遮光性材料が、光散乱性材料であることを特徴とする請求項1に記載の有機半導体素子。
- 前記有機半導体トランジスタが、ボトムゲート型構造を有するものであることを特徴とする、請求項1から請求項3までのいずれかの請求項に記載の有機半導体素子。
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