JP2008134801A - 携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】
電子メールやウェブサイトのコンテンツ、電子書籍などの文章を携帯端末で表示する際に、その文章の表示を制御する携帯端末を提供することを目的とする。
【解決手段】
文章を読み込む文章読込部と、文字がどれだけ含まれているかをカウントすることで、基準総ドット数を算出する基準総ドット数算出部と、文字を表示するために使用されているドット数をカウントするドットカウント部と、振動検出部と、振動記録部と、記録した振動に関する情報に基づいて、基準値を算出する基準値算出部と、基準総ドット数とカウントしたドット数とに基づいてドットの割合を算出し、その割合と算出した基準値とを比較することにより、文章の表示の変更を行うかを判定する判定部と、表示変更を行うことを判定した場合に、表示変更の処理を施して携帯端末の表示装置で文章の表示を行う表示変更処理部と、を有する携帯端末である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子メールやウェブサイトのコンテンツ、電子書籍などの文章を携帯端末で表示する際に、その文章の表示を制御する携帯端末に関する。更に詳細には、文章を携帯端末で表示する際に、文章における文字の表示に使用しているドット数と、携帯端末で検出した振動などの情報とに基づいて、文章を読みやすいように変更して表示する、携帯端末に関する。
携帯端末において電子メールやウェブサイトのコンテンツ、電子書籍などの文章を表示する際に、その文章の文字が小さくて読みにくい場合がある。特に携帯端末で表示する場合には、その機能の特性上、画面(表示装置)が小型サイズであり、表示される文章の文字も大きさが小さい。一方、携帯端末の利用者は、歩行しながら電子メールなどの文章を読んだりする場合も多い。歩行などの移動をしながら電子メールなどの文章を携帯端末で読む場合には、その画面(表示装置)が揺れるので、文章によっては読みにくい場合もある。その為、携帯端末の表示装置で文章を表示する際には、視認性(読みやすさ)の向上が求められている。
このような場合などを想定して、携帯端末では文字を通常表示よりも大きなサイズで表示可能にする機能があるが、通常、かかる設定作業は複雑であり、機器の操作に不得手な人はその設定を行うことができない場合もある。またその設定が出来る人であっても、自らが設定を行わなければならない。そこで下記特許文献1乃至特許文献8に記載のように、携帯端末で表示する文字の表示を自動的に制御するシステムが存在する。
また携帯端末における文章の表示制御には、上述のような文章表示に係る処理のほか、文章が長文の場合には、文章全体を表示装置の一画面で表示することができない場合のスクロール制御に係る処理もある。このスクロール制御は、一般的には携帯端末の利用者が所定の操作ボタンを押下するなどの、スクロール操作を行うことが必要である。ところが長文になるとスクロール操作は煩雑になるので、特許文献5、特許文献8などには、文章に基づいてスクロール制御を行う発明が開示されている。
特開2003−169125号公報 特開2001−13945公報 特開平10−228472号公報 特開2000−172245号公報 特開2003−108487号公報 特開2001−147918号公報 特開2001−202077号公報 特開2000−311045号公報
上記特許文献1及び特許文献2に記載の発明は、携帯端末に振動や衝撃などの外的要因が加わった場合に、文章の文字サイズを拡大して表示したり、フォントを変更して表示する発明が開示されている。この発明を用いることによって、携帯端末を所持する利用者が歩行する際の振動や衝撃などを検知して、歩行時には文章の文字サイズを拡大して表示することが可能となり、携帯端末で表示する文章の視認性の向上に繋げることが出来る。
しかし単に文章の文字サイズを拡大したり、フォントを変更して表示すればよいというものではない。つまり上記特許文献1及び特許文献2に記載の発明のような処理を行うには処理時間を要するので、歩行時での文章表示に常にこのような処理が行われるのだとすると、携帯端末での文章表示に時間が通常よりも費やされてしまうこととなる。その為、携帯端末で表示する文章において漢字が多用されているなどで読みにくい文章であれば歩行時には携帯端末の画面が揺れるので、通常よりも一層読みにくくなり、その場合には読みやすくなるような処理を行うことが求められるが、携帯端末で表示する文章がもともと読みやすい文章であれば歩行時であっても十分に読むことは出来るであろうから、その場合には通常通りの表示を行えばよい。
即ち、携帯端末の所持者が歩行などで移動している場合であっても、表示する文章に応じて表示制御(文章や文字の表示制御、スクロール表示の表示制御など)を行うことが求められるが、上記特許文献1、特許文献2では一律な処理(移動時には常に拡大表示)しか行うことが出来ない問題点がある。
また上記特許文献3に記載の発明を用いることによって、入力した文字の拡大表示を行うことは出来る。しかし携帯端末で受信した電子メールやウェブサイトなどにおける文章の文字を適宜拡大表示することは難しい。なぜならば特許文献3に記載の発明では、入力対象の文字を正確に入力するために、紛らわしい文字などを拡大表示する発明であって、本願発明の目的とする、携帯端末で表示する文字を見やすくするために拡大をするわけではないからである。
特に、上記発明では、システムに、文字の中で画線が最も密な部分における画線密度と呼ばれるデータを、文字毎に表示補助情報辞書として所持していなければならず、システムに記憶容量が必要となる。また全ての文字に対してこのような表示補助情報辞書を備えることは現実的ではない。
更に各文字での判定となるので、拡大表示される文字と拡大表示されない文字とが、一つの文章で混在して表示されることとなり、文章全体としては極めて読みにくい文章となってしまう問題点がある。
また特許文献4及び特許文献5に記載の発明では、携帯情報携帯端末や通信携帯端末で表示を行う文章全体の情報量(文字数)、つまり文章における文字総数に基づいて、文章全体が表示可能な文字の大きさで表示を行ったり、読みやすくなるような大きさのフォントで表示制御を行うシステムが開示されている。しかし同じ文字総数の文章であったとしても、例えばひらがなが多い文章と、漢字が多い文章とでは、読みやすさが全く異なる。これはひらがなが多ければ余白が多いので文字を認識しやすくなるが、漢字が多ければ余白が少ないので、文字が密集して表示されるので、同じ文字総数であったとしても文字を認識しにくくなるためである。つまり、文章に使用されている文字総数だけで表示制御を行っても、読みやすさの改善に必ずしも繋がるわけではない。
これを模式的に図4に示す。図4(a)、(b)は共に同じ文字数の文章であるが、(a)の方が余白が少なく、(b)の方が余白が多い。つまり、同じ文字数の文章であっても、(a)は(b)よりも読みにくいことが見てとれる。従って、文字数による判定の場合には、視認性(読みにくさ)が常に改善されるわけではない。
更に特許文献6に記載の発明では、文章中の各一文ごとの文字数を判断し、文字の大きさの表示制御を行うシステムが開示されている。この発明も特許文献4、特許文献5と同様の問題を内在しているとともに、文章全体において、一文ごとに表示される文字の大きさが変わる場合もあり、極めて読みにくい文章とならざるを得ない。
加えて特許文献7に記載の発明では、文章に含まれる文字の画数に応じて、文字の大きさの表示制御を行い、視認性を向上させる発明が開示されている。確かに、画数を表示制御の判断材料として用いることによって、単なる文字数のみでの判定よりは視認性の向上に繋げることが出来ようが、この場合には各文字あたりの画数を情報として携帯端末に備えていなければならない。その為、各文字の画数の情報を記憶するために相応の記憶領域を備えていなければならず、記憶容量が多くない携帯端末では使用しづらい問題点がある。
またスクロール制御についても、上述のように携帯端末で表示される文章が読みにくい文章であれば、読みやすい文章よりも遅い速度でスクロールさせる制御をしないと、携帯端末の利用者の視認性を向上させることは出来ない。しかし特許文献5に記載の発明のように、文字総数のみでスクロール速度を決定する場合、上述のように同じ文字総数であれば読みにくい文章(余白が少ない文章)、読みやすい文章(余白が多い文章)のいずれであっても、同じスクロール速度でスクロール制御されてしまう問題がある。
また特許文献8に記載の発明によれば、文章中の文字をスクロール表示する際のシフト間隔を可変とすることによって、文章をスクロールさせる際の視認性を向上させることは出来る。しかしこの発明を用いたとしても、スクロール表示の際のシフト間隔を制御しているだけなので、そもそもの文章が持っている読みやすさ、読みにくさ、などを考慮したスクロール制御をすることが出来ない。つまり、スクロールを行わない状態でも読みにくい文章であれば、それをスクロールさせる場合には、その読みにくさを考慮したスクロール制御をする(スクロール速度を遅くする、スクロール量を少なくするなど)が求められるが、そのような処理を行うことが出来ない。従って、文章自体の読みやすさ、読みにくさに起因するスクロールの制御を行うことが出来ない。
そこで本発明者は上述の問題点に鑑み、携帯端末の所持者が歩行などで移動しており、そのときに携帯端末で文章の表示を行う際に、画面において、文章の文字の表示に使用されているドット数と、所持者の移動により発生する振動などの情報とを判定に用いることで、元々の文章の読みやすさ、読みにくさを考慮した上で文章の表示制御を行う、携帯端末を発明した。
請求項1の発明は、表示する文章の表示制御を行う携帯端末であって、前記携帯端末は、処理対象とする文章を読み込む文章読込部と、前記読み込んだ文章において文字がどれだけ含まれているかをカウントすることで、基準総ドット数を算出する基準総ドット数算出部と、前記文章において、実際に文字を表示するために使用されているドット数をカウントするドットカウント部と、前記携帯端末で発生した振動を検出する振動検出部と、前記検出した振動に関する情報を記録する振動記録部と、前記振動記録部に記録した振動に関する情報に基づいて、基準値を算出する基準値算出部と、前記基準総ドット数算出部で算出した基準総ドット数と、前記ドットカウント部でカウントしたドット数とに基づいて、文章の文字を表示するために使用されているドットの割合を算出し、その割合と前記算出した基準値とを比較することにより、前記文章の表示の変更を行うかを判定する判定部と、前記判定部において表示の変更を行うことを判定した場合に、前記読み込んだ文章または画面表示に対して、所定の表示変更の処理を施した上で、前記携帯端末の表示装置で前記文章の表示を行う表示変更処理部と、を有する携帯端末である。
本発明によって、携帯端末の所持者の移動の状況と、携帯端末で表示する文章の読みやすさ・読みにくさとにあわせて、その文章の表示状態を制御することが出来る。つまり、携帯端末の所持者の歩行などのペースなどに併せて基準値が変化し、その基準値と文章の読みやすさ・読みにくさとを比較することになるので、所持者の歩行などのペースに応じて、表示制御を行うことが出来る。これによって、携帯端末の所持者は、読みやすい状態で文章を見ることが出来る。なお本明細書において「振動数」とは、所定値以上の振動の大きさであって、その振動を検出した回数、すなわち「検出した振動回数」を意味する。
請求項2の発明は、表示する文章の表示制御を行う携帯端末であって、前記携帯端末は、処理対象とする文章を読み込む文章読込部と、前記読み込んだ文章において文字がどれだけ含まれているかをカウントすることで、基準総ドット数を算出する基準総ドット数算出部と、前記文章において、実際に文字を表示するために使用されるドット数をカウントするドットカウント部と、前記携帯端末で発生した振動を検出する振動検出部と、前記検出した振動に関する情報を記録する振動記録部と、前記振動記録部に記録した振動に関する情報に基づいて、基準値を算出する基準値算出部と、前記基準総ドット数算出部で算出した基準総ドット数と、前記ドットカウント部でカウントしたドット数とに基づいて、文章の文字を表示するために使用されるドットの割合を算出し、その割合と前記算出した基準値とを比較することにより、前記文章の表示の変更を行うかを判定する判定部と、前記判定部において表示の変更を行うことを判定した場合に、前記読み込んだ文章または画面表示に対して、所定の表示変更の処理を施した上で、前記携帯端末の表示装置で前記文章の表示を行う表示変更処理部と、を有する携帯端末である。
本発明によって、上述の発明と同様に、携帯端末の所持者の移動状況と、携帯端末で表示する文章の読みやすさ・読みにくさとにあわせて、その文章の表示状態を制御することが出来る。つまり、携帯端末の所持者の歩行などのペースなどに併せて基準値が変化し、その基準値と文章の読みやすさ・読みにくさとを比較することになるので、所持者の歩行などのペースに応じて、表示制御を行うことが出来る。これによって、携帯端末の所持者は、読みやすい状態で文章を見ることが出来る。また、上述の発明では表示装置で、文章の表示が一度行われた後に、表示変更を行う処理となっているが、本発明では、表示変更を行った上で、携帯端末の画面に文章を表示することが出来る。これによって、利用者の違和感が更に減る。
請求項3の発明において、前記基準総ドット数算出部は、前記カウントした文字数に、一文字を表示するのに必要な平均的な領域の大きさを乗算することにより、前記基準総ドット数を算出する、携帯端末である。
一文字を表示するのに必要な領域の平均的な大きさは予め分かっているので、その大きさに文章の文字数を乗算することによって、文章全体で必要な大きさ(ドット数)を算出することが出来る。
請求項4の発明において、前記文章の表示の変更として、前記文章における文字の大きさの変更、フォントの変更、文章の行間隔の変更、文章の文字同士の間隔の変更、文字の太さの変更、背景色またはその濃度の変更、文字色またはその濃度の変更、前記表示装置のバックライトの明度または輝度の変更、スクロール速度の変更、スクロール量の変更、のいずれか一以上を含む、携帯端末である。
文章を見やすくするための処理はいくつかあるが、本発明のような処理は代表的な一例であり、これらを用いると良い。
請求項5の発明において、前記文章として、電子メール、ウェブサイトのコンテンツ、電子書籍のいずれか一以上を含む、携帯端末である。
携帯端末で処理対象とする文章としては、本発明のようなものが代表的な例としてある。
請求項6の発明において、前記振動検出部は振動センサーであって、前記振動記録部には所定時間内において検出した振動数の情報を少なくとも記録しておき、前記基準値算出部は、前記振動記録部に記録する前記振動数の情報を用いて、前記基準値を算出する、携帯端末である。
振動検出部には様々な装置を用いることが出来るが、振動センサーを用いてもよい。その場合には振動数の情報を用いて基準値を算出することが好ましい。振動数の情報は、携帯端末の所持者の歩行などのペースを示す指標と考えられるからである。
請求項7の発明において、前記振動記録部には所定時間内において検出した振幅の情報を更に記録しておき、前記基準値算出部は、更に、前記振動記録部に記録する前記振幅の情報を用いて、前記基準値を算出する、携帯端末である。
振動数に加えて、振幅の情報を用いてもよい。振幅は各振動の強さを示す情報である。つまり同じ振動数であったとしても、振幅が強ければそれだけ激しい振動が発生していることが分かる。その場合には、更に表示が読みにくくなることが考えられるので、振幅を更に用いて表示制御をすることにより、より的確な表示制御が行える。
請求項8の発明において、前記振動検出部は加速度センサーであって、前記振動記録部には所定時間内において、所定値以上の加速度を検出した回数の情報を少なくとも記録しておき、前記基準値算出部は、前記振動記録部に記録する前記加速度の検出回数の情報を用いて、前記基準値を算出する、携帯端末である。
振動検出部には様々な装置を用いることが出来るが、加速度センサーを用いてもよい。その場合には加速度の検出回数の情報を用いて基準値を算出することが好ましい。加速度の検出回数の情報は、携帯端末の所持者の歩行などのペースを示す指標と考えられるからである。
請求項9の発明において、前記振動記録部には所定時間内において検出した所定値以上の加速度の値の情報を更に記録しておき、前記基準値算出部は、更に、前記振動記録部に記録する前記加速度の値の情報を用いて、前記基準値を算出する、携帯端末である。
加速度の検出回数に加えて、加速度の値の情報を用いてもよい。加速度の値は各振動の強さを示す情報である。つまり同じ加速度の検出回数であったとしても、加速度が強ければそれだけ激しい振動が発生していることが分かる。その場合には、更に表示が読みにくくなることが考えられるので、加速度を更に用いて表示制御をすることにより、より的確な表示制御が行える。
請求項10の発明は、振動検出部と前記振動検出部で検出した振動に関する情報を記録する振動記録部とを備えた携帯端末を、処理対象とする文章を読み込む文章読込部、前記読み込んだ文章において文字がどれだけ含まれているかをカウントすることで、基準総ドット数を算出する基準総ドット数算出部、前記文章において、実際に文字を表示するために使用されているドット数をカウントするドットカウント部、前記振動記録部に記録した振動に関する情報に基づいて、基準値を算出する基準値算出部、前記基準総ドット数算出部で算出した基準総ドット数と、前記ドットカウント部でカウントしたドット数とに基づいて、文章の文字を表示するために使用されているドットの割合を算出し、その割合と前記算出した基準値とを比較することにより、前記文章の表示の変更を行うかを判定する判定部、前記判定部において表示の変更を行うことを判定した場合に、前記読み込んだ文章または画面表示に対して、所定の表示変更の処理を施した上で、前記携帯端末の表示装置で前記文章の表示を行う表示変更処理部、として機能させるためのプログラムである。
請求項11の発明は、振動検出部と前記振動検出部で検出した振動に関する情報を記録する振動記録部とを備えた携帯端末を、処理対象とする文章を読み込む文章読込部、前記読み込んだ文章において文字がどれだけ含まれているかをカウントすることで、基準総ドット数を算出する基準総ドット数算出部、前記文章において、実際に文字を表示するために使用されるドット数をカウントするドットカウント部、前記振動記録部に記録した振動に関する情報に基づいて、基準値を算出する基準値算出部、前記基準総ドット数算出部で算出した基準総ドット数と、前記ドットカウント部でカウントしたドット数とに基づいて、文章の文字を表示するために使用されるドットの割合を算出し、その割合と前記算出した基準値とを比較することにより、前記文章の表示の変更を行うかを判定する判定部、前記判定部において表示の変更を行うことを判定した場合に、前記読み込んだ文章または画面表示に対して、所定の表示変更の処理を施した上で、前記携帯端末の表示装置で前記文章の表示を行う表示変更処理部、として機能させるためのプログラムである。
上述のシステムの各発明は、本発明のようなプログラムとして構成することも出来る。このプログラムを携帯端末で読み込ませて処理を行わせることによって、上述のシステムが実行される。
本発明を用いることによって、携帯端末で文章表示を行う際に、携帯端末の所持者の移動により発生する振動と、文章の読みやすさ・読みにくさの双方を加味した上で、文章の表示に係る制御を行うことが可能となる。これによって利用者の視認性が向上し、読みやすい状態で文章を見ることが出来る。
本発明のシステム構成の概念図の一例を図1に示す。本発明の携帯端末1は、電子メールやウェブサイト、電子書籍などで、文章を表示する際に用いられる。携帯端末1は、本発明の処理を制御するソフトウェアプログラムやモジュールなどで実現される。この携帯端末1には、プログラムの演算処理を実行するCPUなどの演算装置と、情報を記憶するRAMやROMなどの記憶装置と、ディスプレイなどの表示装置とを少なくとも有している。携帯端末1上で実現する各機能(各手段)は、その処理を実行する手段(プログラムやモジュールなど)が演算装置に読み込まれることでその処理が実行される。各機能は、記憶装置に記憶した情報をその処理において使用する場合には、該当する情報を当該記憶装置から読み出し、読み出した情報を適宜、演算装置における処理に用いる。当該携帯端末1には、演算装置の処理結果や記憶装置に記憶する情報をインターネットやLANなどのネットワークを介して送受信する通信装置、ボタンなどの入力装置も有している。
本発明における各機能(各手段)は、その機能が論理的に区別されているのみであって、物理上あるいは事実上は同一の領域を為していても良い。また各機能は、一または複数のプログラムやモジュール、装置等により処理することも可能である。
携帯端末1は、文章読込部2と基準総ドット数算出部3とドットカウント部4と判定部5と振動検出部6と振動記録部7と基準値算出部8と表示変更処理部9とを有している。
文章読込部2は、携帯端末1の表示装置で表示する、電子メールやウェブサイトの文章を読み込む。ここで読み込んだ文章が、本発明の処理対象となる。なお文章とは、一または複数の文からなるものをいう。文とは、一または複数の文字、数字、記号、マーク(絵文字など)(本明細書ではこれらを総称して「文字」という)などからなるものをいう。また文章読込部2で処理対象とする文章は、複数の文章からなる文章全体であっても良いし、また文章全体のうち、利用者が入力装置などで指定した範囲の文章や予め定められた文章単位(例えば段落毎、記事毎など)を処理対象の文章としても良い。また携帯端末1の表示装置で表示する文章毎に読み込み、処理対象としても良い。
基準総ドット数算出部3は、文章読込部2で読み込んだ文章に、文字が何文字含まれているかをカウントする。そして、携帯端末1で文字を表示する際に、携帯端末1で予め設定されている文字のフォント及びそのフォントサイズによって、一文字を表示するのに必要な平均的な領域の大きさ(ドット数)(例えば縦16ドット、横16ドット)が分かっているので(この一文字あたりの平均的な領域の大きさは、予め基準総ドット数算出部3で設定されており、それを記憶している)、その領域の大きさに、カウントした文字数を乗算することで、文章を表示するのに必要な領域の平均的な大きさ(平均的なドット数)を算出する。例えば、文章が50文字で、一文字を表示するのに必要な領域の平均的な大きさが縦16ドット、横16ドットの場合、文章全体では、平均として、
(数1)
50×16×16=12,800ドット
必要であることを基準総ドット数算出部3は算出する。基準総ドット数算出部3が算出する、文章全体を表示するのに必要な平均的な領域の大きさを基準総ドット数という。
ドットカウント部4は、携帯端末1の表示装置で表示する文章で、実際に文字を表示する為に使用されているドット数をカウントする。携帯端末1で文字が黒色で表示されている場合には、一つの文字を表示するには、一つの文字を表示する矩形領域に含まれるドット(画素)を、黒色で表示し、それ以外を例えば白色とすることによって行っている。その為、各文字の黒色として表示されているドットをカウントすることで、文章全体の黒色のドット数を算出する。なお文字表示に使用されている(使用される)ドット数はVRAMなど、携帯端末1において表示装置の制御などに係る処理を実行するハードウェアやソフトウェアから判定することが出来る。
図3は、漢数字の「一」を模式的に示したものである。「一」を表示するために必要な領域が例えば縦16ドット、横16ドットの場合、そのうちの黒色で表示するドットと白色で表示するドットとに分けることによって、「一」が表示されている。図3の場合、ドットカウント部4は、黒色で表示されているドットが18ドットであることをカウントする。このように各文字に対して、文字を表示するために実際に表示装置で使用されているドット数(例えば黒色で表示されているドット数)をカウントすることで、文章全体で、文字を表示するために使用されているドット数を算出することが出来る。この算出したドット数を基準総ドット数で除することによって、文章の文字を表示するために使用されているドットの割合(例えば黒色ドットの割合)が分かる。これは、文章全体においてどれだけ文字が密集して表示されているかを示す密度になる。同じ文字数の文章であっても、この密度が高い方が文章が読みにくく、密度が低い方が文章が読みやすい。その判定を以下の判定部5の処理で行う。
なおドットカウント部4は、文章の文字を表示するために使用されているドット数または表示するために使用するドット数、のいずれをカウントしてもよい。前者の場合には、一度、表示装置で表示を行った後に、その表示の変更を自動的に行うこととなり、後者の場合には、表示の変更が自動的に行われた状態で表示装置で表示が行われることとなる。なお以下の説明では前者の場合を説明するが、後者の場合も同様に処理が可能である。
判定部5は、基準総ドット数算出部3で算出した基準総ドット数と、ドットカウント部4で算出した文字を表示するために使用されているドット数とに基づいて、文章全体におけるドット数の割合を算出する。そしてこの割合と、後述する基準値算出部8で算出した基準値とを比較することにより、文章読込部2で読み込んだ文章に対する表示変更処理を行うかどうかの判定を行う。表示変更処理には、例えば、文字のフォントサイズを変更する、文字の大きさを拡大/縮小する、文章における文の行間を一定間隔空ける/縮める、文章における文字の間隔を一定間隔空ける/縮める、フォントを変更する、文字の太さを変更する(文字が細い/太いフォントに変更する)、背景色またはその濃度を変更する、文字色またはその濃度を変更する、表示装置のバックライトの輝度を変更する、スクロール速度を早くする/遅くする、1回あたりのスクロール量を多くする/少なくする、などがある。
表示変更処理部9は、判定部5で文章の表示変更処理を行うことを判定した場合に、文章読込部2で読み込んだ文章に対して、判定部5で判定した処理を実行した上で携帯端末1の表示装置に表示する。
振動検出部6は、携帯端末1に対して発生した振動を検出する。例えば振動センサーや加速度センサーが該当する。振動検出部6が振動センサーの場合には所定時間内に発生した所定値以上の振動を検出し、その振動数が振動記録部7に記録される。各振動に対する振動の強さを示す振幅を検出してそれを、該振動と対応づけて振動記録部7に記録していてもよい。また振動検出部6が加速度センサーの場合には所定時間内に所定値以上の加速度が発生した回数を検出し、それを振動記録部7に記録しておく。また加速度の値を振動の強さを示す情報として振動記録部7に記録していてもよい。振動検出部6において、携帯端末1に対して発生した振動を記録する方法には様々なものがあり、それらのいずれを用いることによって構成してもよい。上述したが、本明細書において「振動数」とは、所定値以上の振動の大きさであってその振動を検出した回数、すなわち「検出した振動回数」を意味する。
振動記録部7は、振動検出部6で検出した振動に関する情報を記録する。例えば所定時間内に発生した振動数、振幅の情報(所定時間内で検出した振動における各振幅を記録したり、所定時間内で検出した振動における平均振幅を記録する)や、所定時間内に発生した加速度の回数、加速度の値の情報(所定時間内で検出した振動における各加速度の値を記録したり、所定時間内で検出した振動における平均加速度を記録する)がその一例としてある。その他には、発生した振動を検出した時刻とその振動における振幅の情報(所定時間内で検出した振動における各振幅を記録したり、所定時間内で検出した振動における平均振幅を記録する)、発生した加速度を検出した時刻とその加速度における加速度の値の情報(所定時間内で検出した振動における各加速度の値を記録したり、所定時間内で検出した振動における平均加速度を記録する)などがある。なお以下の実施例では携帯端末1に振動センサーを備えておき、振動を検出した場合を説明するが、加速度センサーを備えておき、加速度を検出した場合であっても同様に処理可能である。その場合、振動数は加速度を検出した回数、振幅は加速度の値と読み替えればよい。なお加速度のセンサーにおいては、加速度の値は、電圧の大きさで示される場合もある。
基準値算出部8は、振動記録部7に記録した、携帯端末1に対して発生した振動に関する情報に基づいて、表示制御を行うか否かの基準値を算出する。基準値の算出には様々な方法を用いることが出来る。
次に本発明の第1の実施例における処理プロセスの一例を図2のフローチャート、図1の概念図を用いて説明する。なお本明細書では、携帯端末1で受信した電子メールを表示する場合を説明するが、ウェブサイトの文章や、その他の文章であっても同様に実現可能である。図5に文章読込部2で読み込む電子メールの一例を示す。
携帯端末1で受信した電子メールを表示する場合には、電子メールの文章を文章読込部2で読み込む(S100)。この際に読み込む文章としては、電子メールの本文だけであっても良いし、件名、宛先、送信元などの電子メールのヘッダに含まれる情報を更に読み込んでも良い。従って、図5に示すような電子メールの文章を文章読込部2が読み込む。
文章読込部2で電子メールの文章を読み込むと、基準総ドット数算出部3が、S100で読み込んだ文章に含まれる文字数をカウントする(S110)。この際に、文字(狭義の「文字」)のほか、数字、記号、マーク(絵文字)などもカウント(つまり広義の「文字」をカウント)すると良い。
S110で読み込んだ文字数に、予め設定された、一文字を表示するのに必要な領域の平均的な大きさを乗算することによって、当該文章における基準総ドット数を算出する(S120)。
例えばS100で読み込んだ文章の文字数が52文字(図5)であり、一文字を表示するのに必要な領域の平均的な大きさが縦24ドット、横24ドットと設定されている場合には、基準総ドット数は、29,952ドット(=52×24×24)として基準総ドット数算出部3は算出することが出来る。
次に、文章読込部2で読み込んだ文章(図5の文章)において、実際に文字を表示するために使用されているドット数をドットカウント部4がカウントする(S130)。例えば文字を黒色、背景を白色で表示する表示装置の場合、読み込んだ文章の全ての文字について、一つの文字を構成する黒色のドット数をカウントし、各文字についてのそれらの総和を算出することによって、読み込んだ文章で文字を表示するために使用されているドット数を求めることが出来る。例えば文章中に、図3に示す「一」の文字があったとする。この「一」を表示するのには18ドット使用されていることをカウントする。これを文章の各文字についてカウントし、それらの総和を算出することとなる。例えば、実際に文章表示に使用されているドット数(黒色のドット数)が7,200ドットであったとする。
S120で基準総ドット数、S130で文章で使用されている文字を表示するために使用されているドット数の算出後、判定部5は、使用されているドット数の割合を算出する(S140)。これは、数2のように算出することが出来る。
(数2)
文章の文字を表示するために使用されているドット数÷基準総ドット数×100
上述の例の場合では、S140で算出される割合は24%(=7,200÷29,952×100)となる。
また数2で割合を算出する処理などと並行して、振動検出部6では携帯端末1に対して発生した振動を検出しておき、所定時間(例えば10秒間)に発生した振動数の情報を振動記録部7に記録しておく。所定時間における振動数の情報を振動記録部7に記録することを模式的に示したのが図33である。また所定時間における振動数の情報を記録した振動記録部7を模式的に図34に示す。この振動数の情報に基づいて、基準値算出部8は、上記算出した数2と比較する基準値を算出する(S150)。
例えば基準値算出部8が所定時間に発生した振動数のみに基づいて基準値を算出する場合には、例えば図6に示すような対応関係で基準値を算出する。10秒間における振動数が「10」の場合には基準値として「20」を算出し、10秒間における振動数が「23」の時には基準値として「15」を算出し、10秒間における振動数が「38」の時には基準値として「10」を算出し、10秒間における振動数が「53」の時には基準値として「5」を算出する。
判定部5では、数2で算出した割合(上述例では24%)と、基準値算出部8で算出した基準値(例えば20%)とを比較し、文章読込部2で読み込んだ文章(図5の電子メールの文章)の表示変更を行うか否かを判定する(S160)。例えば基準値が20%として設定されており、数2で算出した割合(上述例では24%)が基準値(20%)を超過する場合には、予め定められた方法で表示変更を行うことを判定する。そして表示変更を行う場合には、表示変更処理部9が数2で算出した割合や、その割合が基準値からどれだけ乖離しているか、などに応じて表示変更の処理を行うことを判定する。
例えば表示変更の処理として、文字の大きさを拡大・縮小させることが予め設定されている場合には、S160の判定の結果、S100で読み込んだ文章を、S160で判定した大きさの文字で、携帯端末1の表示装置に表示することとなる(S170)。これを模式的に示すのが図21である。なお図21では基準値が20%の場合に、黒色ドットの割合と文字の大きさの変更を模式的に示す図である。
表示変更の処理として、文字の大きさの変更のほか、文字フォントサイズの変更、文章における文の行間を一定間隔空ける/縮める、文章における文字の間隔を一定間隔空ける/縮める、フォントの変更、文字の太さの変更(文字が細い/太いフォントに変更)、背景色またはその濃度の変更、文字色またはその濃度の変更、表示装置のバックライトの輝度の変更、スクロール速度を早くする/遅くする、1回あたりのスクロール量を多くする/少なくする、などの表示変更処理がある。なおどのような表示変更処理を行うかは予め設定されていてもよいし、携帯端末1の利用者が設定していてもよい。また複数の表示変更の処理が行われてもよい。
なお表示変更の処理については、基準値算出部8で算出される基準値毎にその表示変更の処理内容が設けられているとよい。例えば表示変更の処理が文字の大きさの拡大・縮小の場合、基準値が20%の場合には図21のような表示変更の処理内容であったが、各基準値毎(15%、10%、5%、0%)にこのような処理内容を記憶しているとよい。これを模式的に図22に示す。図22では、文字の大きさの拡大・縮小について、各基準値毎における、黒色ドットの割合と文字の大きさの変更を模式的に示す図である。図22(a)が基準値20%の場合、図22(b)が基準値15%の場合、図22(c)が基準値10%の場合、図22(d)が基準値5%の場合、図22(e)が基準値0%の場合の、黒色ドットの割合と文字の大きさの変更を模式的に示している。このような基準値毎の表示変更の処理内容については、携帯端末1において表示変更の処理として設定されている処理毎に記憶されているとよい。
上述では表示変更の処理として文字の大きさの拡大・縮小の場合を説明したが、例えばS100で読み込んだ図5の文章について表示変更の処理として、文章の文字のフォントサイズの変更が設定されており、S160の判定の結果、S100で読み込んだ文章の表示変更を行うことを判定した場合には、例えば図7のように表示変更される。
また例えばS100で読み込んだ図5の文章について表示変更の処理として、文章の行間の変更が設定されており、S160の判定の結果、S100で読み込んだ文章の表示変更を行うことを判定した場合には、例えば図8のように表示変更される。文章の行間の変更について、基準値が20%の場合における黒色ドットの割合と文章の行間の変更を模式的に示す図を図23に示す。なおこの対応関係も図示はしないが、図22のように、各基準値毎に設定され、記憶されている。
また例えばS100で読み込んだ図5の文章について表示変更の処理として、文章の文字同士の間隔の変更が設定されており、S160の判定の結果、S100で読み込んだ文章の表示変更を行うことを判定した場合には、例えば図9のように表示変更される。文章の文字同士の間隔の変更について、基準値が20%の場合における黒色ドットの割合と文章の文字同士の間隔の変更を模式的に示す図を図24に示す。なおこの対応関係も図示はしないが、図22のように、各基準値毎に設定され、記憶されている。
また例えばS100で読み込んだ図5の文章について表示変更の処理として、文字フォントの変更が設定されており、S160の判定の結果、S100で読み込んだ文章の表示変更を行うことを判定した場合には、例えば図10のように表示変更される。文字フォントの変更について、基準値が20%の場合における黒色ドットの割合と文字フォントの変更を模式的に示す図を図25に示す(図25ではMSゴシック(ボールド体)からMSゴシックに変更)。なおこの対応関係も図示はしないが、図22のように、各基準値毎に設定され、記憶されている。
また例えばS100で読み込んだ図5の文章について表示変更の処理として、文字の太さ・細さの変更が設定されており、S160の判定の結果、S100で読み込んだ文章の表示変更を行うことを判定した場合には、例えば図11のように表示変更される。文字の太さ・細さの変更について、基準値が20%の場合における黒色ドットの割合と文字の太さ・細さの変更を模式的に示す図を図26に示す。なおこの対応関係も図示はしないが、図22のように、各基準値毎に設定され、記憶されている。
上記のように、S100で読み込んだ文章そのものに対する表示変更処理のほか、背景色またはその濃度の変更、文字色またはその濃度の変更、バックライトの輝度や明度の変更を行うこととしてもよい。この場合であっても、表示変更処理部9は、判定部5において数2で算出した割合や、その割合が基準値からどれだけ乖離しているか、などに応じて背景色や文字色またはその濃度の変更、バックライトの輝度や明度の変更を行うこととするとよい。
例えばS100で読み込んだ図5の文章について表示変更の処理として、表示変更処理部9において背景色を変更することが設定されており、S160の判定の結果、S100で読み込んだ文章の表示変更を行うことを判定した場合には、例えば図12のように表示変更される。背景色の変更について、基準値が20%の場合における黒色ドットの割合と背景色の変更を模式的に示す図を図27に示す。なおこの対応関係も図示はしないが、図22のように、各基準値毎に設定され、記憶されている。
例えばS100で読み込んだ図5の文章について表示変更の処理として、表示変更処理部9において文字色を変更することが設定されており、S160の判定の結果、S100で読み込んだ文章の表示変更を行うことを判定した場合には、例えば図13のように表示変更される。文字色の変更について、基準値が20%の場合における黒色ドットの割合と文字色の変更を模式的に示す図を図28に示す。なおこの対応関係も図示はしないが、図22のように、各基準値毎に設定され、記憶されている。なお背景色の変更と文字色の変更は同時に行ってもよい。例えば標準の状態が、背景色が白色で文字色が黒色の場合、背景色を黒色として文字色を白色としてもよい(つまり反転表示)。これを模式的に示すのが図14である。
例えばS100で読み込んだ図5の文章について表示変更の処理として、表示変更処理部9において表示装置のバックライトの輝度や明度を変更することが設定されており、S160の判定の結果、S100で読み込んだ文章の表示変更を行うことを判定した場合には、表示装置のバックライトの輝度や明度が変更される。バックライトの輝度や明度の変更について、基準値が20%の場合における黒色ドットの割合と輝度や明度の変更を模式的に示す図を図29に示す。なおこの対応関係も図示はしないが、図22のように、各基準値毎に設定され、記憶されている。
また上記表示変更処理部9における表示の変更のほか、スクロール速度の変更やスクロール量の変更を行うこととしてもよい。
例えばS100で読み込んだ図5の文章について表示変更の処理として、表示変更処理部9において自動スクロールの場合のスクロール速度を変更することが設定されており、S160の判定の結果、S100で読み込んだ文章の表示変更を行うことを判定した場合には、スクロール速度が変更される。スクロール速度の変更について、基準値が20%の場合における黒色ドットの割合とスクロール速度の変更を模式的に示す図を図30に示す。なおこの対応関係も図示はしないが、図22のように、各基準値毎に設定され、記憶されている。例えば図30の場合において、黒色ドット割合が24%であったとすると、携帯端末1の表示装置に表示されている電子メールの文章が自動スクロールされる場合、表示変更処理部9は、標準の0.8倍のスクロール速度で自動スクロールを制御する。
例えばS100で読み込んだ図5の文章について表示変更の処理として、表示変更処理部9において自動スクロールの場合のスクロール量を変更することが設定されており、S160の判定の結果、S100で読み込んだ文章の表示変更を行うことを判定した場合には、自動スクロールの場合のスクロール量が変更される。スクロール量の変更について、基準値が20%の場合における黒色ドットの割合とスクロール量の変更を模式的に示す図を図31に示す。なおこの対応関係も図示はしないが、図22のように、各基準値毎に設定され、記憶されている。例えば図31の場合において、黒色ドット割合が24%であったとすると、携帯端末1の表示装置に表示されている電子メールの文章が自動スクロールされる場合、表示変更処理部9は、1回のスクロールにあたり、通常のスクロール量(1行分)の二分の一(二分の一行分)のスクロール量でスクロールをさせることとなる。従って、スクロール速度が同じであっても、スクロール量が減っているので、読みやすさが改善される。
上述の場合は自動スクロールの場合のスクロール量の変更であったが、S100で読み込んだ図5の文章について表示変更の処理として、表示変更処理部9において手動スクロールの場合のスクロール量を変更することが設定されていても良い。この場合、S160の判定の結果、S100で読み込んだ文章の表示変更を行うことを判定した場合には、手動スクロールの場合のスクロール量が変更される。スクロール量の変更について、基準値が20%の場合における黒色ドットの割合とスクロール量の変更を模式的に示す図を図32に示す。なおこの対応関係も図示はしないが、図22のように、各基準値毎に設定され、記憶されている。例えば図32の場合において、黒色ドット割合が24%であったとする。そして携帯端末1の表示装置に表示されている電子メールの文章が手動スクロールされる場合(携帯端末1の利用者がスクロールを指示するボタンを押下した場合)、スクロール制御処理部は、1回のスクロールにあたり、通常のスクロール量(1行分)の二分の一(二分の一行分)のスクロール量でスクロールをさせることとなる。従って、スクロール速度が同じであっても、スクロール量が減っているので、読みやすさが改善される。
上述の表示変更処理部9における表示変更の処理は、一つの処理のみが予め設定されており、判定部5における判定の結果、表示変更を行う場合にはその設定された処理のみが実行されてもよいし、上述の複数の処理が同時に行われてもよい。例えばフォントの変更と、文字色の変更と、背景色の変更と、バックライドの輝度の変更が同時に行われてもよい。
上述の実施例1においては振動記録部7に所定時間(10秒間)の振動数を記録した場合を説明したが、振動検出部6で振動(または加速度)を検出した時刻を振動記録部7に記録しておき、基準値算出部8がその時刻の数をカウントすることで振動数を判定し、図6などを用いて基準値を算出してもよい。振動記録部7に振動(または加速度)を検出した時刻を記録した状態を模式的に図15に示す。なお上述の基準値の処理以外は各実施例と同様に処理可能である。
上述の実施例1,実施例2において、所定時間内における振動数(加速度を検出した回数)に加え、更に振幅を振動検出部6で検出しておき、それを振動記録部7に記録している場合を説明する。なお振幅の情報は、所定時間内において検出した振動の振幅の値を記録しておき、その値から所定時間内における平均振幅を基準値算出部8が算出してもよいし(図16)、図17に示すように、振動を検出した時刻と、その振動における振幅とを対応づけて振動記録部7に記録しておき、それらに基づいて所定時間内における平均振幅を基準値算出部8が算出してもよい。
基準値算出部8において振幅を更に加味する場合には、図6のような対応に変えて、図18に示すような対応関係で基準値を算出するとよい。なお上述の基準値の処理以外は各実施例と同様に処理可能である。
上述の各実施例において、更にポイントを加味した処理を行ってもよい。この場合には、所定時間における振動数、平均振幅を各々ポイント化し、そのポイントに対応した基準値としてもよい。つまり所定時間における振動数に対応したポイントを算出し、また所定時間における平均振幅に対応したポイントを算出し、それらの各ポイントを合計する。そしてそれらの合計ポイントに対応した基準値を算出する。これらを模式的に示すのが図19である。図19(a)は振動数に対応したポイントを示す図であり、図19(b)は平均振幅に対応したポイントを示す図であり、図19(c)は合計ポイントに対応した基準値を示す図である。なお上述の基準値の処理以外は各実施例と同様に処理可能である。
実施例4では振動数と平均振幅の双方を各々ポイント化して、そのポイントに対応した基準値を算出することとしたが、振動数が所定値(第1の所定値)未満、所定値以上(第2の所定値)以上の場合には、振幅をポイント化せず、その範囲内のみ、双方を用いることとしてもよい。それを模式的に示すのが図20である。なお上述の基準値の処理以外は各実施例と同様に処理可能である。
本発明を用いることによって、携帯端末1で文章表示を行う際に、携帯端末1の所持者の移動により発生する振動と、文章の読みやすさ・読みにくさの双方を加味した上で、文章の表示に係る制御を行うことが可能となる。これによって利用者の視認性が向上し、読みやすい状態で文章を見ることが出来る。
本発明のシステム構成の一例を示す概念図である。 本発明の処理プロセスの一例を示すフローチャートである。 文字に使用されているドットを模式的に示す図である。 文字数が同じ文章の見やすさを比較したことを模式的に示す図である。 読み込む文章の一例である。 基準値の変更を模式的に示す一例である。 読み込んだ文章のフォントサイズを変更した文章の一例である。 読み込んだ文章の行間を変更した文章の一例である。 読み込んだ文章の文字同士の間隔を変更した文章の一例である。 読み込んだ文章の文字のフォントを変更した文章の一例である。 読み込んだ文章の文字の太さを変更した文章の一例である。 読み込んだ文章の背景色を変更した文章の一例である。 読み込んだ文章の文字色を変更した文章の一例である。 読み込んだ文章の文字色と背景色を変更した文章の一例である。 振動を検出した時刻を記録する振動記録部を模式的に示す一例である。 所定時間における振動数と各振動における振幅を記録する振動記録部を模式的に示す一例である。 振動を検出した時刻とと各振動における振幅を記録する振動記録部を模式的に示す一例である。 振動数と平均振幅とを用いた基準値の変更を模式的に示す一例である。 振動数と平均振幅と、それらに対応するポイントを用いた基準値の変更を模式的に示す一例である。 振動数と平均振幅と、それらに対応するポイントを用いた基準値の変更を模式的に示す一例である。 基準値が20%の場合の、黒色ドットの割合と文字の大きさの変更を模式的に示す図である。 各基準値毎の、黒色ドットの割合と文字の大きさの変更を模式的に示す図である。 基準値が20%の場合の、黒色ドットの割合と文章の行間の変更を模式的に示す図である。 基準値が20%の場合の、黒色ドットの割合と文章の文字同士の間隔の変更を模式的に示す図である。 基準値が20%の場合の、黒色ドットの割合と文字フォントの変更を模式的に示す図である。 基準値が20%の場合の、黒色ドットの割合と文字の太さ・細さの変更を模式的に示す図である。 基準値が20%の場合の、黒色ドットの割合と背景色の変更を模式的に示す図である。 基準値が20%の場合の、黒色ドットの割合と文字色の変更を模式的に示す図である。 基準値が20%の場合の、黒色ドットの割合とバックライトの明度や輝度の変更を模式的に示す図である。 基準値が20%の場合の、黒色ドットの割合と自動スクロールのスクロール速度の変更を模式的に示す図である。 基準値が20%の場合の、黒色ドットの割合と自動スクロールのスクロール量の変更を模式的に示す図である。 基準値が20%の場合の、黒色ドットの割合と手動スクロールのスクロール量の変更を模式的に示す図である。 所定時間における振動数の情報を振動記録部に記録することを模式的に示す図である。 所定時間における振動数の情報を記録した振動記録部を模式的に示す図である。
符号の説明
1:携帯端末
2:文章読込部
3:基準総ドット数算出部
4:ドットカウント部
5:判定部
6:振動検出部
7:振動記録部
8:基準値算出部
9:表示変更処理部

Claims (11)

  1. 表示する文章の表示制御を行う携帯端末であって、
    前記携帯端末は、
    処理対象とする文章を読み込む文章読込部と、
    前記読み込んだ文章において文字がどれだけ含まれているかをカウントすることで、基準総ドット数を算出する基準総ドット数算出部と、
    前記文章において、実際に文字を表示するために使用されているドット数をカウントするドットカウント部と、
    前記携帯端末で発生した振動を検出する振動検出部と、
    前記検出した振動に関する情報を記録する振動記録部と、
    前記振動記録部に記録した振動に関する情報に基づいて、基準値を算出する基準値算出部と、
    前記基準総ドット数算出部で算出した基準総ドット数と、前記ドットカウント部でカウントしたドット数とに基づいて、文章の文字を表示するために使用されているドットの割合を算出し、その割合と前記算出した基準値とを比較することにより、前記文章の表示の変更を行うかを判定する判定部と、
    前記判定部において表示の変更を行うことを判定した場合に、前記読み込んだ文章または画面表示に対して、所定の表示変更の処理を施した上で、前記携帯端末の表示装置で前記文章の表示を行う表示変更処理部と、
    を有することを特徴とする携帯端末。
  2. 表示する文章の表示制御を行う携帯端末であって、
    前記携帯端末は、
    処理対象とする文章を読み込む文章読込部と、
    前記読み込んだ文章において文字がどれだけ含まれているかをカウントすることで、基準総ドット数を算出する基準総ドット数算出部と、
    前記文章において、実際に文字を表示するために使用されるドット数をカウントするドットカウント部と、
    前記携帯端末で発生した振動を検出する振動検出部と、
    前記検出した振動に関する情報を記録する振動記録部と、
    前記振動記録部に記録した振動に関する情報に基づいて、基準値を算出する基準値算出部と、
    前記基準総ドット数算出部で算出した基準総ドット数と、前記ドットカウント部でカウントしたドット数とに基づいて、文章の文字を表示するために使用されるドットの割合を算出し、その割合と前記算出した基準値とを比較することにより、前記文章の表示の変更を行うかを判定する判定部と、
    前記判定部において表示の変更を行うことを判定した場合に、前記読み込んだ文章または画面表示に対して、所定の表示変更の処理を施した上で、前記携帯端末の表示装置で前記文章の表示を行う表示変更処理部と、
    を有することを特徴とする携帯端末。
  3. 前記基準総ドット数算出部は、
    前記カウントした文字数に、一文字を表示するのに必要な平均的な領域の大きさを乗算することにより、前記基準総ドット数を算出する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の携帯端末。
  4. 前記文章の表示の変更として、
    前記文章における文字の大きさの変更、フォントの変更、文章の行間隔の変更、文章の文字同士の間隔の変更、文字の太さの変更、背景色またはその濃度の変更、文字色またはその濃度の変更、前記表示装置のバックライトの明度または輝度の変更、スクロール速度の変更、スクロール量の変更、のいずれか一以上を含む、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の携帯端末。
  5. 前記文章として、電子メール、ウェブサイトのコンテンツ、電子書籍のいずれか一以上を含む、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の携帯端末。
  6. 前記振動検出部は振動センサーであって、
    前記振動記録部には所定時間内において検出した振動数の情報を少なくとも記録しておき、
    前記基準値算出部は、前記振動記録部に記録する前記振動数の情報を用いて、前記基準値を算出する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の携帯端末。
  7. 前記振動記録部には所定時間内において検出した振幅の情報を更に記録しておき、
    前記基準値算出部は、更に、前記振動記録部に記録する前記振幅の情報を用いて、前記基準値を算出する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の携帯端末。
  8. 前記振動検出部は加速度センサーであって、
    前記振動記録部には所定時間内において、所定値以上の加速度を検出した回数の情報を少なくとも記録しておき、
    前記基準値算出部は、前記振動記録部に記録する前記加速度の検出回数の情報を用いて、前記基準値を算出する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の携帯端末。
  9. 前記振動記録部には所定時間内において検出した所定値以上の加速度の値の情報を更に記録しておき、
    前記基準値算出部は、更に、前記振動記録部に記録する前記加速度の値の情報を用いて、前記基準値を算出する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の携帯端末。
  10. 振動検出部と前記振動検出部で検出した振動に関する情報を記録する振動記録部とを備えた携帯端末を、
    処理対象とする文章を読み込む文章読込部、
    前記読み込んだ文章において文字がどれだけ含まれているかをカウントすることで、基準総ドット数を算出する基準総ドット数算出部、
    前記文章において、実際に文字を表示するために使用されているドット数をカウントするドットカウント部、
    前記振動記録部に記録した振動に関する情報に基づいて、基準値を算出する基準値算出部、
    前記基準総ドット数算出部で算出した基準総ドット数と、前記ドットカウント部でカウントしたドット数とに基づいて、文章の文字を表示するために使用されているドットの割合を算出し、その割合と前記算出した基準値とを比較することにより、前記文章の表示の変更を行うかを判定する判定部、
    前記判定部において表示の変更を行うことを判定した場合に、前記読み込んだ文章または画面表示に対して、所定の表示変更の処理を施した上で、前記携帯端末の表示装置で前記文章の表示を行う表示変更処理部、
    として機能させるためのプログラム。
  11. 振動検出部と前記振動検出部で検出した振動に関する情報を記録する振動記録部とを備えた携帯端末を、
    処理対象とする文章を読み込む文章読込部、
    前記読み込んだ文章において文字がどれだけ含まれているかをカウントすることで、基準総ドット数を算出する基準総ドット数算出部、
    前記文章において、実際に文字を表示するために使用されるドット数をカウントするドットカウント部、
    前記振動記録部に記録した振動に関する情報に基づいて、基準値を算出する基準値算出部、
    前記基準総ドット数算出部で算出した基準総ドット数と、前記ドットカウント部でカウントしたドット数とに基づいて、文章の文字を表示するために使用されるドットの割合を算出し、その割合と前記算出した基準値とを比較することにより、前記文章の表示の変更を行うかを判定する判定部、
    前記判定部において表示の変更を行うことを判定した場合に、前記読み込んだ文章または画面表示に対して、所定の表示変更の処理を施した上で、前記携帯端末の表示装置で前記文章の表示を行う表示変更処理部、
    として機能させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015165396A (ja) * 2014-02-28 2015-09-17 コニカ ミノルタ ラボラトリー ユー.エス.エー.,インコーポレイテッド 携帯機器における可読性の改善

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