JP2008134780A - ガス器具監視装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】流量計測手段17と、ガス遮断弁2cと、流量計測手段17の計測結果に基づく各種情報を処理する制御回路10aと、複数の相手先と情報の送受信を行う無線モジュール11と、相手先に応じて通信周波数帯を切り替える通信切替手段10cとを備え、無線モジュール11は、流量計測手段17を構成する制御回路基板10と一体的に構成してガスメータ2内に収納し、少なくとも基地局14との通信周波数帯とホームセキュリティ装置との通信周波数帯を有し、セキュリティ情報として不在信号を受信したとき漏洩検査を実施する不在信号確認手段10qと漏洩検査実行手段10rを備えた構成としてある。
【選択図】図9
Description
であり、通常の生活パターンと異なる器具使用が発生した場合とガス漏洩検査の時期が一致した場合にガスの供給ができなくなる場合があり、需要家からガス事業者に対しての問い合わせが発生する。
回路基板に一体的に組み込んだ形態としているため、ガスメータを設置するだけで基地局と電話回線を用いることなく通信が可能となり、回線の混雑状況に影響を受けず基地局との通信をスムーズに行うことができ、ガスメータで取得した各種器具情報を基地局に迅速かつ的確に伝えることができ、また基地局からの指示に基づく各種処理を的確に実施することができる。
信が可能な無線モジュールと、ホームセキュリティ装置からのセキュリティ情報を受信可能な無線モジュールとを、ガスメータ内の計測機能及び遮断機能を有した制御回路基板に一体的に組み込んだ形態としているため、ガスメータを設置するだけで基地局と電話回線を用いることなく通信が可能となり、回線の混雑状況に影響を受けず基地局との通信をスムーズに行うことができ、ガスメータで取得した各種器具情報を基地局に迅速かつ的確に伝えることができ、また基地局からの指示に基づく各種処理を的確に実施することができる。
送信するようにしたことを特徴とするものである。
図1は本発明の実施の形態1におけるガスメータと基地局及び需要家宅との通信形態の全体構成図、図2は同ガス器具監視装置における各種警報器との通信形態を示す図、図3は同ガス器具監視装置におけるセキュリティ情報の処理制御ブロック、図4は同ガス器具監視装置におけるガスメータの外観及び構成部品を示す図、図5は同ガスメータの内部構成図、図6は同ガスメータの制御回路基板の構成ブロック図である。
処理モードを実行するようにしている。
10bの流量累積データ、あるいは料金データに変換した情報を通信切替手段10cを介してエリア通信無線モジュール11b及び広域通信無線モジュール11aに送り、広域通信無線モジュール11aは広域通信周波数帯(例えば、200MHz)で基地局14に送信し、基地局14から専用回線を用いてガス事業者15に検針情報が伝達される。また、エリア通信無線モジュール11bは特定小電力無線通信周波数帯(例えば、429MHz)でテレビ12a等の特定の端末装置12に一体的に取り付けた無線モジュール11cに送信し、画面上に例えば、図8(a)に示すような料金情報や使用量を表示する。そして、特定端末装置12への送信が完了すると、上記した如く、報知完了信号をガス事業者15に送信し、需要家への情報伝達が完了したことを通知する。
通信無線モジュール11bを用いてテレビ12aや携帯電話12b等の表示端末装置12にその経過情報を表示するようにしており、例えば図10(b)に示すように、「ガス漏れ検査実施中です」「あと、○○分で完了します」というメッセージと共に、残時間をビジュアルに表示することで、外出から帰宅したときにガスの漏洩検査をしていることを知らせることができる。なお、経過情報の表示形態としては上記に限定されるものではなく、完了予定時刻を表示してもよく、単に検査中であることだけを表示するようにしてもよい。
ことができ、かつホームセキュリティ装置からのセキュリティ信号で自動的に漏洩検査を行うことができるため、ガス事業者が需要家宅に出向いて検査を行う必要がなくなり、検査の省力化も図ることができ、ガスメータ自体が情報を取得し、判断し、検査を実行するセルフチェック機能を有したガス器具監視装置を提供することができる。
信される復帰許可指令に基づいて遮断弁を開状態に復帰させてガスの供給を開始すると共に、その状況をテレビや携帯電話等の表示端末装置で表示することで、需要家に対してガス漏れ等の異常がなく検査が完了したことを報知することができる。
2c ガス遮断弁
10 制御回路基板
10a 制御回路
10b 情報記憶手段
10c 通信切替手段
10f 識別コード判別手段
10g グループ選別手段
10h 処理モード実行手段
10i 通信チャンネル選択手段
10j 警報処理モード設定手段
10P 検査指令判定手段
10q 不在信号確認手段
10r 漏洩検査実行手段
11 無線モジュール
11a 広域通信無線モジュール
11b、11c、11d エリア通信無線モジュール
12 特定端末装置
12a テレビ
12b 携帯電話
14 基地局
15 ガス事業者
17 流量計測手段(流量計測処理手段)
25 ホームセキュリティ装置
27 不在信号登録手段
Claims (10)
- ガスメータを経由した後の配管に接続される複数のガス器具の使用状況を監視するとともに、複数の相手先と電話回線以外の通信回線を用いて直接送受信が可能な無線モジュールを搭載したガス器具監視装置であって、
ガスメータには、ガス流量を計測する流量計測手段と、異常時にガス流路を遮断するガス遮断弁と、前記流量計測手段の計測結果に基づき所定の処理を行って流量情報として出力する制御回路と、ガス流路内の圧力を検出する圧力検出手段と、前記遮断弁が遮断状態にあるときの前記圧力検出手段の出力よりガス漏洩状態を判断する漏洩判断手段と、複数の相手先と情報の送受信を行うメータ無線モジュールと、相手先に応じて通信周波数帯を切り替える通信切替手段と、駆動用の電池電源とを備え、
前記メータ無線モジュールは、前記制御回路と一体的に構成して前記ガスメータ内に収納し、少なくとも基地局との通信周波数帯とホームセキュリティ装置との通信周波数帯を有し、
前記ホームセキュリティ装置には各種警報器から入力される信号及び外出時の不在信号をセキュリティ情報としてガスメータに送信するセキュリティ無線モジュールを備え、
前記制御回路には、前記基地局から送信される漏洩検査指令を受信すると前記セキュリティ無線モジュールから送信される不在信号を確認する不在信号確認手段を有し、前記不在信号確認手段で不在信号が確認されたとき所定の漏洩確認動作を実施するようにしたガス器具監視装置。 - メータ無線モジュールは、基地局との通信用無線モジュールとホームセキュリティ装置との通信用無線モジュールとは異なる通信周波数帯を用いて通信を行い、
ホームセキュリティ装置との通信用無線モジュールは特定小電力無線通信周波数帯を有するエリア通信無線モジュールとし、基地局との通信用無線モジュールは広域通信周波数帯を有する広域通信無線モジュールとした請求項1記載のガス器具監視装置。 - 漏洩確認動作は、基地局からの漏洩検査指令で不在信号を確認すると流量計測手段で流量の有無を確認し、流量なしの場合にガス遮断弁を閉じて圧力検出手段で検出されるガス圧変化が所定範囲内にあるか否かで漏洩状態を確認し、流量ありの場合は流量なしの状態が確認されるまで待機状態とする請求項1または2記載のガス器具監視装置。
- エリア通信無線モジュールは、ホームセキュリティ装置との通信以外に特定の端末装置との通信も可能とし、漏洩確認情報が発信されたとき特定の端末装置にも送信するようにした請求項1〜3のいずれか1項記載のガス器具監視装置。
- 漏洩確認動作が実施されたとき、経過情報を残時間あるいは完了予定時刻等で表示端末装置に表示するようにした請求項1〜4のいずれか1項記載のガス器具監視装置。
- 漏洩確認動作が実施され流量ありが確認されたとき、流量なし状態への待機状態であることを表示端末装置に表示するようにした請求項1〜5のいずれか1項記載のガス器具監視装置。
- 漏洩確認動作の実施中に急激なガス圧変化が確認されたとき、遮断弁を開状態に復帰して漏洩確認動作を中断すると共に、中断状態であることを表示端末装置に表示するようにした請求項1〜6のいずれか1項記載のガス遮断装置。
- 漏洩検査結果を基地局に通報し復帰許可指令を受信すると、遮断弁を開状態に復帰してガスの供給動作を可能にすると共に、漏洩検査結果で問題がなく正常に復帰したことを表示端末装置に表示するようにした請求項1〜7のいずれか1項記載のガス遮断装置。
- 漏洩検査結果を基地局に通報し復帰禁止指令を受信すると、遮断弁を遮断状態に保持してガスの供給動作を不可にすると共に、漏洩検査結果で問題が発生し修理が必要であることを表示端末装置に表示するようにした請求項1〜8のいずれか1項記載のガス遮断装置。
- 表示端末装置はテレビあるいは携帯電話とし、ガス遮断装置に内蔵の無線モジュールと同一の通信周波数帯を有する無線モジュールを内蔵あるいは一体的に取り付けた請求項1〜9のいずれか1項記載のガス遮断装置。
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