JP2008134669A - フォトマスクの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 透明なガラス基板10上に半透過膜12が形成された位相シフトマスクで、微細パターン領域14におけるパターンのピッチに対して最適となるように半透過膜12の厚さを調整すると、孤立パターン領域16において、隣接する開口部によるサブピークが重なり合うことがある。サブピーク同士が重なった場合に、重なったサブピークの一方又は両方の位置をずらしたり(方法A)、サブピークの強度を下げたり(方法B)、サブピークの発生自体をなくしたり(方法C)して、サブピークの重なりにより透過光を抑制する抑制手段を施す。
【選択図】 図1
Description
本発明の原理について図1を用いて説明する。
本発明の第1実施形態によるフォトマスクの製造方法について図2乃至図6を用いて説明する。図2は本実施形態によるフォトマスクの設計方法のフローチャートであり、図3は本実施形態によるフォトマスクを示す図であり、図4は本実施形態によるフォトマスクの製造工程図(その1)であり、図5は本実施形態によるフォトマスクの製造工程図(その2)である。
本実施形態のフォトマスクは、図1(1)に示すように、透明なガラス基板10上に半透過膜12を形成し、この半透過膜12の厚さを最適に調整する位相シフトマスクであって、ひとつのフォトマスクに、微細パターンが形成される微細パターン領域14と、微細パターンよりもパターンピッチの大きな孤立パターンが形成される孤立パターン領域16とが存在している。メモリデバイスの場合は、メインセルが形成される領域が微細パターン領域14となり、周辺デバイスが形成される領域が孤立パターン領域16となる。
本実施形態によるフォトマスクの製造工程について図4を用いて説明する。この製造工程は、図3(2)に示すように、中央の半透過膜12の形成された領域にサイドピークが重なり合う場合に、サブピークの干渉領域における半透過膜12をクロム膜18に代える場合の製造工程である。
本実施形態によるフォトマスクの製造工程について図5を用いて説明する。この製造工程は、図3(3)に示すように、中央の半透過膜12の形成された領域にサイドピークが重なり合う場合に、サブピークの干渉領域における半透過膜12上にクロム膜18を形成する場合の製造工程である。
本発明の第2実施形態によるフォトマスクの製造方法について図7乃至図9を用いて説明する。図7は本実施形態によるフォトマスクの設計方法のフローチャートであり、図8は本実施形態によるフォトマスクを示す図であり、図9は本実施形態によるフォトマスクの製造工程図である。
本実施形態のフォトマスクは、第1実施形態と同様に、透明なガラス基板10上に半透過膜12が形成された位相シフトマスクであって、微細パターン領域14と孤立パターン領域16とが存在している。
本実施形態によるフォトマスクの製造工程について図9を用いて説明する。この製造工程は、図8(2)に示すように、中央の半透過膜12上のサブピークの干渉領域に、半透過膜12の膜厚の半分程度の深さの溝26を形成するものである。
本発明の第3実施形態によるフォトマスクの製造方法について図10乃至図12を用いて説明する。図10は本実施形態によるフォトマスクの設計方法のフローチャートであり、図11は本実施形態によるフォトマスクを示す図であり、図12は本実施形態によるフォトマスクの製造工程図である。
本実施形態のフォトマスクは、第1実施形態と同様に、透明なガラス基板10上に半透過膜12が形成された位相シフトマスクであって、微細パターン領域14と孤立パターン領域16とが存在している。
本実施形態によるフォトマスクの製造工程について図12を用いて説明する。この製造工程は、図11(2)上部に示すように、サブピークの干渉領域における半透過膜12を厚膜化するものである。
本発明の第4実施形態によるフォトマスクの製造方法について図13乃至図17を用いて説明する。図13は本実施形態によるフォトマスクの設計方法のフローチャートであり、図14は本実施形態によるフォトマスクを示す図(その1)であり、図15は本実施形態によるフォトマスクの製造工程図(その1)であり、図16は本実施形態によるフォトマスクを示す図(その2)であり、図17は本実施形態によるフォトマスクの製造工程図(その2)である。
本実施形態のフォトマスクは、第1実施形態と同様に、透明なガラス基板10上に半透過膜12が形成された位相シフトマスクであって、微細パターン領域14と孤立パターン領域16とが存在している。本実施形態の半透過膜12は、同一材料による半透過膜12aと半透過膜12bの二層構造となっている。
本実施形態によるフォトマスクの製造工程について図15を用いて説明する。この製造工程は、図14(2)下部に示すように、サブピークの干渉領域における半透過膜12を下側の半透過膜12aのみとして薄膜化するものである。
本実施形態のフォトマスクは、第1実施形態と同様に、透明なガラス基板10上に半透過膜12が形成された位相シフトマスクであって、微細パターン領域14と孤立パターン領域16とが存在している。本実施形態の半透過膜12は、図16に示すように、異なる材料からなる半透過膜12aと半透過膜12cの二層構造となっている。
本実施形態によるフォトマスクの製造工程について図17を用いて説明する。この製造工程は、図16(2)下部に示すように、サブピークの干渉領域における半透過膜12を下側の半透過膜12aのみとして薄膜化するものである。
本発明の第5実施形態によるフォトマスクの製造方法について図18及び図19を用いて説明する。図18は本実施形態によるフォトマスクの設計方法のフローチャートであり、図19は本実施形態によるフォトマスクを示す図である。
本実施形態のフォトマスクは、第1実施形態と同様に、透明なガラス基板10上に半透過膜12が形成された位相シフトマスクであって、微細パターン領域14と孤立パターン領域16とが存在している。
本発明の第6実施形態によるフォトマスクの製造方法について図20乃至図22を用いて説明する。図20は本実施形態によるフォトマスクの設計方法のフローチャートであり、図21は本実施形態によるフォトマスクを示す図であり、図22は本実施形態によるフォトマスクの製造工程図である。
本実施形態のフォトマスクは、第1実施形態と同様に、透明なガラス基板10上に半透過膜12が形成された位相シフトマスクであって、微細パターン領域14と孤立パターン領域16とが存在している。
本実施形態によるフォトマスクの製造工程について図22を用いて説明する。この製造工程は、図21(2)(3)に示すように、中央の半透過膜12を分割する分割線28を形成するものである。
本発明の第7実施形態によるフォトマスクの製造方法について図23を用いて説明する。図23は本実施形態によるフォトマスクの設計方法のフローチャートである。
本実施形態のフォトマスクは、第1実施形態と同様に、透明なガラス基板10上に半透過膜12が形成された位相シフトマスクであって、微細パターン領域14と孤立パターン領域16とが存在している。
本発明の第8実施形態によるフォトマスクの製造方法について図24を用いて説明する。図24は本実施形態によるフォトマスクの設計方法のフローチャートである。
本実施形態のフォトマスクは、第1実施形態と同様に、透明なガラス基板10上に半透過膜12が形成された位相シフトマスクであって、微細パターン領域14と孤立パターン領域16とが存在している。
本発明の上記実施形態に限らず種々の変形が可能である。
上述のように、本発明の特徴をまとめると以下のようになる。
前記第1の開口部による第1のサイドローブと、前記第2の開口部による第2のサイドローブとが重なり合う領域に、透過光を抑制する抑制手段を設けたことを特徴とするフォトマスク。
前記抑制手段は、前記重なり合う領域に形成された遮光膜であることを特徴とするフォトマスク。
前記抑制手段は、前記重なり合う領域の前記半透過膜に部分的に形成された浅い溝であることを特徴とするフォトマスク。
前記抑制手段は、前記重なり合う領域の前記半透過膜の透過率を変更する手段であることを特徴とするフォトマスク。
前記抑制手段は、前記重なり合う領域の前記半透過膜を薄膜化又は厚膜化することであることを特徴とするフォトマスク。
前記半透過膜は、透過率の異なる複数の膜により構成され、
前記抑制手段は、前記半透過膜を構成する前記複数の膜のいずれかの膜を薄膜化又は厚膜化することを特徴とするフォトマスク。
前記抑制手段は、前記第1の開口部と前記第2の開口部との間の前記所定間隔を変更することであることを特徴とするフォトマスク。
前記抑制手段は、前記重なり合う領域に前記半透過膜を分離する分離領域であることを特徴とするフォトマスク。
前記分離領域には、限界解像力以下の溝が形成されていることを特徴とするフォトマスク。
微細パターンが形成された第1の領域と、前記微細パターンよりも大きなパターンが形成された第2の領域とを有し、
前記半透過膜の厚さを、前記第1の領域において最適化し、
前記第2の領域に前記抑制手段を設けた
ことを特徴とするフォトマスク。
前記第1の開口部による第1のサイドローブと、前記第2の開口部による第2のサイドローブとが重なり合う領域に、透過光を抑制する抑制手段を設ける
ことを特徴とするフォトマスクの製造方法。
前記半透過膜の厚さを、前記第1の領域において最適化し、
前記第2の領域においては、第1の開口部による第1のサイドローブと、前記第1の開口部と所定距離離れた第2の開口部による第2のサイドローブとが重なり合う領域に、透過光を抑制する抑制手段を設ける
ことを特徴とするフォトマスクの製造方法。
12、12a、12b、12c…半透過膜
14…微細パターン領域
16…孤立パターン領域
18…クロム膜
20、22、24…レジスト膜
26…溝
28…分割線
100…ガラス基板
102…クロム膜
104…レジスト膜
106、108…半透過膜
Claims (4)
- 透光基板と、前記透光基板上に形成され、第1の開口部と第2の開口部が所定間隔を離れて配置された半透過膜とを有し、
前記第1の開口部による第1のサイドローブと、前記第2の開口部による第2のサイドローブとが重なり合う領域に、透過光を抑制する抑制手段を設けたことを特徴とするフォトマスク。 - 請求項1記載のフォトマスクにおいて、
微細パターンが形成された第1の領域と、前記微細パターンよりも大きなパターンが形成された第2の領域とを有し、
前記半透過膜の厚さを、前記第1の領域において最適化し、
前記第2の領域に前記抑制手段を設けた
ことを特徴とするフォトマスク。 - 透光基板と、前記透光基板上に形成され、第1の開口部と第2の開口部が所定間隔を離れて配置された半透過膜とを有するフォトマスクの製造方法において、
前記第1の開口部による第1のサイドローブと、前記第2の開口部による第2のサイドローブとが重なり合う領域に、透過光を抑制する抑制手段を設ける
ことを特徴とするフォトマスクの製造方法。 - 透光基板上に、微細パターンの第1の領域と前記微細パターンよりも大きなパターンの第2の領域とを有する半透過膜を形成するフォトマスクの製造方法において、
前記半透過膜の厚さを、前記第1の領域において最適化し、
前記第2の領域においては、第1の開口部による第1のサイドローブと、前記第1の開口部と所定距離離れた第2の開口部による第2のサイドローブとが重なり合う領域に、透過光を抑制する抑制手段を設ける
ことを特徴とするフォトマスクの製造方法。
Priority Applications (1)
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JP2008042683A JP2008134669A (ja) | 2008-02-25 | 2008-02-25 | フォトマスクの製造方法 |
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2008
- 2008-02-25 JP JP2008042683A patent/JP2008134669A/ja active Pending
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