JP2008132596A - ソケット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ソケット10は、動力機16の動力により軸回りに回転し、被処理物38の破断面46を研磨する切削部材12を有し、動力機16を作動して駆動軸18を回転駆動すると、切削部材12が駆動軸18と共に軸線回りに回転する。切削部材12が回転すると、切削刃20も回転し、切削刃20とボルト38の破断面46の接触部位が研磨される。
【選択図】 図2
Description
なお、第1実施形態のソケット10の構成と重複する構成については、同符号を付し、その説明を適宜省略する。
図8(A)、(B)に示すように、第1変形例を構成する切削部材50は、切削刃58と、切削刃58が着脱自在に取り付けられるアダプタ部52と、で構成されている。切削刃58の形状や構成は、第1実施形態の切削刃と同様であるが、この切削刃58のアダプタ部52との接合面には、雄ねじ部54が形成されている。また、アダプタ部52には、動力機16の駆動軸18が挿入するねじ穴14が形成されている。そして、駆動軸18がねじ穴14に螺合することにより、アダプタ部52が動力機16に取り付けられる。また、アダプタ部52の切削刃58との接合面には、雌ねじ部56が形成されている。切削刃58の雄ねじ部54が雌ねじ部56に螺合することにより、切削刃58がアダプタ部52に対して固定される。
図9(A)、(B)、(C)に示すように、第2変形例を構成する切削部材60は、切削刃62A、62B、62Cと、切削刃62A、62B、62Cが着脱自在に取り付けられるアダプタ部64と、で構成されている。切削刃62A、62B、62Cのアダプタ部64との接合面には、突起部68が形成されている。また、アダプタ部64には、動力機16の駆動軸18が挿入するねじ穴14が形成されている。そして、駆動軸18がねじ穴14に螺合することにより、アダプタ部64が動力機16に取り付けられる。また、アダプタ部64の切削刃62A、62B、62Cとの接合面には、係合溝70が形成されている。切削刃62A、62B、62Cの突起部68が係合溝70に装着されることにより、切削刃62A、62B、62Cがアダプタ部64に対して固定される。ここで、切削刃62A、62B、62Cのボルト38の破断面46と接触する部位には、湾曲状の凹部66A、66B、66Cが形成されているが、誘導溝は形成されていない。これに替えて、切削刃62A、62B、62Cは、凹部66A、66B、66Cの曲率半径の異なるものが複数用意されており、切粉の誘導方向を調整したり、ボルト38の破断面46又はばり48の形状に合わせて、最適な切削刃62A、62B、62Cが選択されてアダプタ部64に装着される。ここで、図9(A)の凹部66Aの曲率半径は、20mm(R20)であり、図9(B)の凹部66Bの曲率半径は、10mm(R10)であり、図9(C)の凹部66Cの曲率半径は、30mm(R30)である。なお、曲率半径のこれらの数値は、一例を示したものであり、これらの数値に限定されるものではなく、ボルト38の破断面46又はばり48の形状等の関係で、他の数値となる曲率半径も適宜設定することができる。
図10に示すように、第3変形例を構成する切削部材80の切削刃82は、ボルト38の破断面46の平面状の端面と面接する平面部84と、平面部84の外縁に形成されボルト38の破断面46の端面外側に位置する角面と接触する凹状の湾曲部86と、で構成されている。なお、この切削部材80は、第1変形例と同様にして、切削刃とアダプタ部とが分割可能となるように構成し、両者が着脱可能に結合される構成にしてもよい。
図11に示すように、第4変形例を構成する切削部材90の切削刃92は、ボルト38の破断面46に対して傾斜して接触する傾斜面94を備えている。この切削刃92は、軸線回りに回転することにより、傾斜面94が軸線回りに回転して、ボルト38の破断面46を研磨する。なお、この切削部材90は、第1変形例と同様にして、切削刃とアダプタ部とが分割可能となるように構成し、両者が着脱可能に結合される構成にしてもよい。
図12に示すように、第5変形例を構成する筒状部材100には、ボルト38の破断面46の研磨により生じた切粉を回収するための回収孔(回収部)102が形成されている。この回収孔102の入口部104は、筒状部材100の内周面に所定の長さにわたって形成されており、ボルト38の破断面46の研磨処理で発生した切粉が入口部104を通って回収孔102に導かれる。なお、この筒状部材100には、磁石は設けられていない。
図13に示すように、第6変形例を構成する筒状部材120は、切削部材に直接取り付けられている構成ではなく、動力機16側に取り付けられるものである。すなわち、動力機16には、駆動軸18の回転と共に回転しない円柱状の取付部17が設けられており、この取付部17に、筒状部材120を構成する後述の円筒状部122が装着されて固定される。また、この筒状部材120は、切削部材115の周囲を覆う円筒状部122と、円筒状部122と連続して形成され軸方向に伸縮可能な蛇腹124と、で構成されている。また、円筒状部122の内部には、飛散した切粉を付着させるための円筒状の第1磁石126と、同じく飛散した切粉を付着させるためのシート状の第2磁石128と、がそれぞれ設けられている。ここで、シート状の第2磁石128は、円筒状部122と蛇腹部124との境界部近傍に設けられており、筒状部材122の内部空間が第2磁石128により円筒状部122側の内部空間と蛇腹部124側の内部空間とに区画された構成になっている。また、第2磁石128の径方向内側端部には、ボルト38の軸部42が挿入される円孔130が形成されている。この円孔130の寸法は、円孔130の内周面にボルト38の軸部外周面が接触する程度に設定されている。このように、第2磁石128の径方向内側端部は、ボルト38の軸部42を位置決めする機能を有している。
12 切削部材
16 動力機
20 切削刃
24 誘導溝
30 筒状部材
34 蛇腹部
36 磁石(回収部)
38 ボルト(被処理物)
46 破断面
50 切削部材
52 アダプタ部
58 切削刃
60 切削部材
62A 切削刃
62B 切削刃
62C 切削刃
64 アダプタ部
80 切削部材
82 切削刃
84 平面部
86 湾曲部
90 切削部材
92 切削刃
94 傾斜面
100 筒状部材
102 回収孔(回収部)
Claims (13)
- 動力機に取り付けられ、被処理物の破断面を表面処理するソケットであって、
前記動力機の動力により軸回りに回転し、前記被処理物の前記破断面を研磨する切削部材を有することを特徴とするソケット。 - 前記切削部材には、当該切削部材を覆う筒状部材が取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のソケット。
- 前記動力機の回転しない部位に取り付けられ、前記切削部材を覆う筒状部材を有することを特徴とする請求項1に記載のソケット。
- 前記筒状部材には、軸方向に伸縮することにより前記切削部材と前記被処理物の前記破断面との離間距離を調整可能な蛇腹部が形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のソケット。
- 前記筒状部材の軸方向端部は、前記被処理物の外側面と接合して前記被処理物の中心と前記切削部材の中心とを合致させる位置決め部であることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のソケット。
- 前記切削部材の前記被処理物の前記破断面を研磨する部位には、前記破断面と接触し湾曲状に凹んだ切削刃が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のソケット。
- 前記切削部材の前記被処理物の前記破断面を研磨する部位には、切削刃が設けられ、
前記切削刃は、前記破断面の端面と面接する平面部と、前記平面部の外縁に形成され前記破断面の角面と接触する湾曲部と、で構成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のソケット。 - 前記切削部材の前記被処理物の前記破断面を研磨する部位には、切削刃が設けられ、
前記切削刃は、前記破断面に対して傾斜して接触する傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のソケット。 - 前記切削部材は、前記切削刃と、前記動力機に固定されるアダプタ部と、で構成され、
前記切削刃は、前記アダプタ部に着脱自在に設けられていることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載のソケット。 - 前記切削刃には、前記被処理物の前記破断面の研磨で生じた切粉を回収し、回転と共に径方向外側に放出する誘導溝が設けられていることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載のソケット。
- 前記筒状部材には、前記被処理物の前記破断面が研磨されて生じた切粉を回収する回収部が設けられていることを特徴とする請求項2乃至10のいずれか1項に記載のソケット。
- 前記回収部は、前記切粉を引き寄せる磁石であることを特徴とする請求項11に記載のソケット。
- 前記筒状部材は、透明の樹脂で構成されていることを特徴とする請求項2乃至12のいずれか1項に記載のソケット。
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JP2008050005A JP2008132596A (ja) | 2008-02-29 | 2008-02-29 | ソケット |
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JP2007008197U Continuation JP3138545U (ja) | 2007-10-24 | 2007-10-24 | ソケット |
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2008
- 2008-02-29 JP JP2008050005A patent/JP2008132596A/ja active Pending
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