JP2008132276A - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】フェース裏面に幅が変化するリブ等を設けることにより反発性の低下を防止しつつ耐久性を向上させる。
【解決手段】ボールを打球するフェース部が金属材料で形成され、かつ、内部に中空部が設けられたゴルフクラブヘッドであって、フェース部の中空部側を向くフェース裏面8は、該フェース裏面8の中央領域に設けらた中央厚肉部9と、該中央厚肉部9とフェース周縁部3eとの間をのびる少なくとも4本のリブ10と、隣り合う前記リブ10の間に形成される薄肉部11とを含む。前記リブ10は、中央厚肉部9側からフェース周縁部3e側に向かって幅が増加する少なくとも1本の幅変化リブ10aを含む。
【選択図】図4

Description

本発明は、内部に中空部を有するゴルフクラブヘッドに関し、詳しくはフェース裏面に幅が変化するリブを設けることにより、反発性の悪化を防止しつつ耐久性を向上しうるゴルフクラブヘッドに関する。
近年、ゴルフクラブヘッドは、打球の方向性や飛距離を向上させるために、ヘッド体積の大型化が進んでいる。この大型化は、通常、ヘッド重量を増加させることなく行われるので、クラブヘッド各部の薄肉化が余儀なくされる。しかし、ボールを打球するフェース部には十分な耐久性が要求されるので、一律な薄肉化は耐久性の著しい悪化を招く。そこで、従来、フェース部においては、例えばその中央部を厚くかつ周辺部を薄く構成することが行われている。
さらに、本件出願人は、図18に示されるように、フェース裏面aに、略放射状にのびる複数本の補強用のリブbと、該リブb、b間に厚さが小さい薄肉部cとを形成することにより、反発性を損ねることなくフェース部の耐久性を高めることを提案している(下記特許文献1参照)。
特開2006−141806号公報
上記特許文献1で開示されているリブbは、実質的に一定の幅Wでフェース中央からフェース周縁部eに向かって放射状にのびている。このため、リブb、b間の薄肉部eは、フェース周縁部eに向かってその幅Wuが増大する。本来、フェース周縁部には、大きな応力や歪が作用するので、このような位置に幅Wuの大きい薄肉部cが形成されると、その部分が耐久性の弱点となりやすい。従って、クラブヘッドの耐久性をより一層向上させるためには、さらなる改善の余地がある。
本発明は、以上のような実情に鑑み案出なされたもので、フェース裏面に設けられたリブに、フェース周縁部側に向かって幅が増加する幅変化リブを含ませることを基本として、反発性の悪化を防止しつつ耐久性を向上しうるゴルフクラブヘッドを提供することを目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、ボールを打球するフェース部が金属材料で形成され、かつ、内部に中空部が設けられたゴルフクラブヘッドであって、前記フェース部の中空部側を向くフェース裏面は、該フェース裏面の中央領域に設けらた中央厚肉部と、該中央厚肉部からフェース周縁部に向かってのびる少なくとも4本のリブと、隣り合う前記リブの間に形成されかつ最小厚さを有する薄肉部とを含むとともに、前記リブは、前記中央厚肉部側からフェース周縁部側に向かって幅が増加する少なくとも1本の幅変化リブを含むことを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、前記幅変化リブは、最もフェース周縁部側の幅である外側幅Woが、最も中央厚肉部側の幅である内側幅Wiよりも大きい請求項1記載のゴルフクラブヘッドである。
また請求項3記載の発明は、前記幅変化リブは、前記内側幅Wiから前記外側幅Woに向かって幅が漸増することを特徴とする請求項2記載のゴルフクラブヘッドである。
また請求項4記載の発明は、前記幅変化リブは、前記内側幅Wiと前記外側幅Woとの比(Wo/Wi)が1.1〜5.0である請求項2又は3に記載のゴルフクラブヘッドである。
また請求項5記載の発明は、前記幅変化リブに隣り合う薄肉部は、実質的に一定の幅で前記中央厚肉部とフェース周縁部との間をのびる請求項1乃至4のいずれかに記載のゴルフクラブヘッドである。
また請求項6記載の発明は、前記幅変化リブは、クラウン部側のフェース周縁部にのびるクラウン側のリブと、ソール部側のフェース周縁部にのびるソール側のリブと、前記クラウン側のリブと前記ソール側のリブとの間をトウ側のフェース周縁部にのびるトウ側のリブと、前記クラウン側のリブと前記ソール側のリブとの間をヒール側のフェース周縁部にのびるヒール側のリブとを含む請求項1乃至5のいずれかに記載のゴルフクラブヘッドである。
また請求項7記載の発明は、前記中央厚肉部は、厚さtcが2.50〜4.00mmで実質的に一定厚さで形成された主部と、該主部の周りに設けられかつフェース周縁部側に向かって厚さが漸減するとともに前記リブに滑らかに連なる厚さ移行部とを含むとともに、前記薄肉部の厚さtpが1.60〜3.00mm、かつ、前記リブ位置でのフェース部の最大の厚さtrが前記主部の厚さtcよりも小かつ前記薄肉部の厚さtpよりも大きい請求項1乃至6のいずれかに記載のゴルフクラブヘッドである。
また請求項8記載の発明は、前記幅変化リブは、前記内側幅Wiから前記外側幅Woに向かって幅が漸減した後、前記外側幅Woまで再び漸増することにより幅がくびれたくびれ部を含む特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッドである。
本発明のゴルフクラブヘッドは、フェース裏面に、その中央領域に設けられた中央厚肉部と、該中央厚肉部からフェース周縁部に向かってのびる少なくとも4本のリブと、隣り合う前記リブの間に形成される薄肉部とを含む。前記中央厚肉部及びリブはフェース部の強度を高める一方、薄肉部は、打球時にフェース部を撓み易くしひいてはクラブヘッドの反発性を向上させるのに役立つ。
また、前記リブは、中央厚肉部側からフェース周縁部側に向かって幅が増加する少なくとも1本の幅変化リブを含む。このような幅変化リブは、応力ないし歪が集中しやすいフェース周縁部側での強度を高め、ひいてはクラブヘッドの耐久性を向上させる。また、幅変化リブに隣り合う薄肉部の幅が、フェース周縁部側に向かって過度に増大するのを防止できる。特に好ましい実施形態においては、幅変化リブに隣り合う部分には、実質的に一定の幅又はフェース周縁部に向かって幅が減少するような薄肉部を形成できる。従って、薄肉部のフェース周縁部側の縁部分の耐久性の悪化を防ぎ、ひいてはクラブヘッド全体の耐久性を向上しうる。
なお、本発明の幅変化リブは、その最も中央厚肉部側の幅である内側幅Wiから最もフェース周縁部側の幅である外側幅Woまで幅が連続的又は段階的に増加する態様を含むが、これに限定されるものではない。例えば、前記内側幅Wiから前記外側幅Woに向かって幅が漸減した後、前記外側幅Woまで再び漸増することによりくびれた部分を含む態様をも包含しうる。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。
図1は本実施形態のゴルフクラブヘッド1の基準状態の斜視図、図2はその組立前の分解斜視図及び図3は図1の正面図をそれぞれ示す。ここで、前記基準状態とは、規定のライ角及びロフト角(リアルロフト角)に保持してクラブヘッド1を水平面に接地させた状態とする。そして、特に断りがない場合、クラブヘッド1はこのような基準状態にあるものとして説明される。
図において、ゴルフクラブヘッド(以下、単に「ヘッド」又は「クラブヘッド」ということがある。)1は、ボールを打撃するための面であるフェース2を前側に有するフェース部3と、前記フェース2の上縁2aに連なりかつヘッド上面をなすクラウン部4と、前記フェース2の下縁2bに連なりヘッド底面をなすソール部5と、前記クラウン部4とソール部5との間をフェース2のトウ側縁2cからバックフェースBFを通ってヒール側縁2dまでのびるサイド部6と、図示しないシャフトが装着されるシャフト差込孔7aを有するホーゼル部7とを具え、かつ、内部に中空部iが設けられた中空構造で形成される。なお、本実施形態のクラブヘッド1では、内部に中空部iが埋められることなく残存するが、中空部iに、フェース部3に接しないように発泡樹脂などが配されても良い。
前記クラブヘッド1の体積は、好ましくは380cm 以上、より好ましくは400cm以上、さらに好ましくは420cm以上が望ましい。ここで、ヘッド体積は、ホーゼル部7のシャフト差込孔7aを埋めて得られるヘッド外表面にて囲まれる全体の体積とする。このような大きな体積は、アドレス時に安心感を与えるとともに、クラブヘッド1の慣性モーメントや重心深度を大きくして打球の方向性を向上するのに役立つ。他方、クラブヘッド1の体積が大きすぎても、ヘッド重量の増加、スイングバランスの悪化、耐久性の低下及びゴルフ規則違反等の問題があるため、好ましくは470cm以下、より好ましくは460cm 以下が望ましい。
また、クラブヘッド1の全重量は、好ましくは180g以上、より好ましくは185g以上が望ましい。クラブヘッド1の全重量が180g未満の場合、強度が低下するおそれがある他、スイング時にタイミングが取りづらくなる。また、ヘッドの運動エネルギーが小さくなり、飛距離の向上にも不利となる。他方、クラブヘッド1の全重量が大きすぎると、スイング時にクラブを振り切れなくなり、打球の飛距離のみならず方向性をも悪化させるおそれがある。このような観点より、クラブヘッド1の全重量は、好ましくは220g以下、より好ましくは215g以下が望ましい。
本実施形態のヘッド1は、図2に示されるように、前記フェース部3の少なくとも一部を形成しかつ金属材料からなるフェース部材1Aと、前側に前記フェース部材1Aが配されかつ金属材料からなるヘッド本体1Bとからなる2ピース構造であり、これらを溶接固着することにより形成される。ただし、クラブヘッド1の構造は、2ピース構造に限定されるものではなく、例えば3ないし4ピース構造等であっても良いのは言うまでもない。
前記フェース部材1Aは、本実施形態では板状で形成され、例えばフェース2の周縁2aないし2dよりも小さい輪郭形状で形成され、フェース主要部2Mを形成している。板状のフェース部材1Aは、後述する中央厚肉部9、リブ10及び薄肉部11等を機械加工、例えばコンピューター数値制御による精密機械加工(以下、単に「CNC加工」ということがある。)により形成しやすく、製造バラツキの減少や生産コストの低減を図るのに役立つ。なお、本実施形態のフェース部材1Aは、圧延加工材から所定形状に打ち抜き加工され、それを前記CNC加工によって精度良く仕上げられたものが例示される。
他方、本実施形態のヘッド本体1Bは、クラウン部4、ソール部5、サイド部6及びホーゼル部7を含むとともに、前記フェース部材1Aが配される開口部Oとフェース2の周縁2aないし2dとの間を形成するフェース外側部2Eを含んで構成される。従って、本実施形態のクラブヘッド1のフェース2は、フェース部材1Aのフェース主要部2Mと、ヘッド本体1Bのフェース外側部2Eとで形成される。また、ヘッド本体1Bは、例えば鋳造によって各部が一体に形成されているのが望ましい。さらに、前記開口部Oに、フェース部材1Aの裏面を保持しうる複数個の爪片16を設けても良い。これにより、フェース部材1Aを開口部Oに溶接する際の両部材1A及び1Bの位置合わせの精度が向上し、特にTig溶接の場合に好適である。
なお、図11に示されるように、フェース部材1Aは、フェース部3の実質的全域と、フェース2の各縁2a、2b、2c及び2dからヘッド後方にのびる延長部14a、14b、14c及び14dとを一体に有する略カップ状で形成されても良い。このようなフェース部材1Aは、該フェース部材1Aとヘッド本体1Bとの溶接を、例えばクラウン部4、ソール部5及び/又はサイド部6の表面のように滑らかな面で行うことができるので、溶接時の作業性を向上させる。また、フェース部材1Aとヘッド本体1Bとの溶接ビードKは、ヘッド後方側に設けられるので、フェース部3の反発性の悪化を防止できる。また、このフェース部材1Aと接合されるヘッド本体1Bは、クラブヘッド1から前記フェース部材1Aを除いた部分、即ちクラウン部4、ソール部5及びサイド部6それぞれの後側(主要部)を形成するクラウン後側部4b、ソール後部5b及びサイド後部6bが形成されるとともに、ホーゼル部7を含んで構成される。
フェース部材1A及びヘッド本体1Bに用いられる金属材料としては、特に限定されないが、例えば、比強度の大きいステンレス合金、マレージング鋼、チタン、チタン合金、マグネシウム合金又はアルミニウム合金が特に望ましい。また、チタン合金としては、例えばTi−6Al−4V、Ti−15V−3Cr−3Al−3Sn、Ti−15Mo−5Zr−3Al又はTi−13V−11Cr−3Al等が好適である。なお、フェース部材1Aとヘッド本体1Bとは異なる金属材料で形成されても良いし、クラブヘッド1の軽量化を図るために、繊維強化樹脂が一部に用いられても良い。なお、フェース部材1Aとヘッド本体1Bとの溶接は、例えばプラズマ溶接やTig溶接にて行うことができる。
図4にはフェース部材1Aを裏側(中空部i側)から見た裏面図が、図5にはそのA−A拡大断面図が、図6には同B−B拡大断面図がそれぞれ示される。本実施形態において、フェース部3の中空部i側を向くフェース裏面8には、該フェース裏面8の中央領域に設けられかつ大きい厚さを有する中央厚肉部9と、該中央厚肉部9からフェース周縁部3eに向かってほぼ放射状にのびる少なくとも4本のリブ10と、隣り合う前記リブ10の間に形成される薄肉部11とを含んで構成される。なお、図4ないし6において、符号Kは、フェース部材1Aとヘッド本体1Bとの溶接後に中空部i側に残存する溶接ビードを示している。
フェース部3(フェース裏面8)の中央領域は、打球時に大きな衝撃力が作用する。従って、該中央領域に厚さが大きい前記中央厚肉部9を設けることにより、フェース部3の耐久性の悪化が防止される。
ここで、フェース裏面8の中央領域とは、フェース裏面8の図心Zを含んだ一定の面積を持つ領域であれば足り、フェース周縁部3eには達しないものとする。また、フェース裏面8におけるフェース周縁部3eは、図5乃至6に示されるように、フェース裏面8と、クラウン部4、ソール部5及びサイド部6の各内側面との境界線とする。ただし、フェース裏面8と前記各部4ないし6の内側面との境界部は、応力集中を防止するために、通常、面取り状の円弧で形成されることが多いので、その場合には、ヘッド断面において当該円弧の長さの中間点として便宜的に定める。
本実施形態において、中央厚肉部9は、前記図心Zを含みかつ実質的に一定の厚さtcで形成された主部9aと、該主部9aの周りを囲むように設けられかつフェース周縁部3eに向かって厚さが漸減する厚さ移行部9bとを含んで形成されている。
前記主部9aは、フェース部3の中で最大の前記厚さtcを有し、フェース周縁部3eに沿って、トウ・ヒール方向に長いほぼ横長状の楕円又は長円状に形成されている。特に限定されるわけではないが、フェース部3の耐久性を確実に向上させるために、前記主部9aの厚さtcは、好ましくは2.50mm以上、より好ましくは2.80mm以上が望ましい。他方、中央厚肉部9の厚さtcが大きすぎると、反発性の悪化や重心距離の減少による打球の方向性の悪化を招くおそれがある。このような観点より、主部9aの厚さtcは、好ましくは4.00mm以下、より好ましくは3.50mm以下が望ましい。
また、フェース部3において、主部9aが占める面積が過度に小さくなると、フェース部3の耐久性が悪化するおそれがある。このような観点より、主部9aの面積S1は、フェース裏面8の全面積Sの好ましくは10%以上、より好ましくは15%以上が望ましい。逆に、主部9aの面積S1が過度に大きくなると、ヘッド1の反発性が悪化したり、フェース部3の重量が増加して重心深度が小さくなり、ひいては打球の方向性が悪化するおそれがある。このような観点より、主部9aの面積S1は、フェース裏面8の全面積Sの好ましくは40%以下、より好ましくは30%以下、さらに好ましくは20%以下が望ましい。
また、厚さ移行部9bは、図5に示されるように、前記主部9aからフェース周縁部3e側に向かって厚さが漸減し、かつ、滑らかにリブ10に接続されている。このような厚さ移行部9bは、リブ10及び中央厚肉部9の各厚さの差に伴う大きな剛性段差が生じるのを防止し、応力集中などを防いでフェース部3の耐久性を高めるのに役立つ。
なお、主部9aの場合と同様の観点より、該主部9aの面積S1と前記厚さ移行部9bの面積S2とを合わせた中央厚肉部9の全面積(S1+S2)は、好ましくはフェース裏面8の全面積Sの20%以上、より好ましくは30%以上、さらに好ましくは40%以上が望ましい一方、その上限については、好ましくは70%以下、より好ましくは60%以下、さらに好ましくは50%以下が望ましい。なお、中央厚肉部9は、主部9aだけで形成されても良い。この場合には、主部9aとリブ10のある位置での厚さを同一とすることができる。
前記リブ10は、フェース裏面8において中空部i側に隆起する隆起物である。従って、フェース部3は、リブ10が設けられた部分での厚さが増し、強度が高められる。本実施形態において、前記リブ10は、クラウン部4側のフェース周縁部3eにのびるクラウン側のリブ10Cと、ソール部5側のフェース周縁部3eにのびるソール側のリブ10Sと、前記クラウン側のリブ10Cとソール側のリブ10Sとの間をトウ側のフェース周縁部3eにのびる少なくとも1本(この例では2本)のトウ側のリブ10Tと、前記クラウン側のリブ10Cとソール側のリブ10Sとの間をヒール側のフェース周縁部3eにのびる少なくとも1本(この例では2本)のヒール側のリブ10Hとからなり、中央厚肉部9の周囲からほぼ満遍なく放射状に設けられた合計6本で構成される。このように、中央厚肉部9の周囲にバランス良く幅変化リブ10aを分散配置することにより、フェース部3の剛性がバランス良く向上される。
前記リブ10の合計本数が3本以下の場合、補強箇所が小さくなる傾向があるので、フェース部3の補強効果も低下する傾向がある。したがって、フェース部3に設けられるリブ10の本数は、好ましくは5本以上、より好ましくは6本以上が望ましい。他方、リブ10の本数が多くなりすぎると、薄肉部11の幅を小さくせざるを得ず、ひいては、その部分に応力集中を招きやすくなるので、好ましくは10本以下、より好ましくは8本以下で設けられるのが望ましい。
また、前記リブ10は、中央厚肉部9側からフェース周縁部3e側に向かって幅が増加する少なくとも1本の幅変化リブ10aを含み、本実施形態では、全てのリブ10が幅変化リブ10aとして形成されている。
図8には、クラウン側のリブ10Cが拡大して示される。本実施形態の幅変化リブ10aは、その最も中央厚肉部9側の幅である内側幅Wiから最もフェース周縁部3e側の幅である外側幅Woまで幅が漸増するものが示される。このような幅変化リブ10aは、互いに非平行でかつフェース周縁部3eに向かって離間するよう逆向きにのびる一対の側縁10e、10eを有する。
ここで、リブ10の外側幅Woは、該リブ10の各側縁10e、10eのフェース周縁部3e側の端部P1、P2(この実施形態では、側縁10eとフェース裏面8の溶接ビードKとの交点)間を継ぐ直線j1の長さとする。同様に、リブ10の内側幅Wiは、該リブ10の両側縁10e、10eの中央厚肉部9側の端部P3、P4(この実施形態では、側縁10eと厚さ移行部9bとの交点)間を結ぶ直線j2の長さとする。
このようなクラブヘッド1は、幅変化リブ10aによって、応力集中が生じやすいフェース周縁部3eの強度が十分に高められるため、耐久性が向上する。また、これとは逆に、幅変化リブ10aに隣り合う薄肉部11の幅Wu(図4に示す)は、フェース周縁部3e側に向かって過度に増大するのが防止される。即ち、図18で示したように、フェース周縁部3e側に、薄肉部11の幅Wuが拡大した強度の弱点部分が形成されるのを効果的に防止できる。特に好ましくは、隣り合う少なくとも一対のリブ10をともに幅変化リブ10aとすることにより、それらの間に実質的に一定の幅Wu又はフェース周縁部3eに向かって幅が減少するような薄肉部11を容易に形成できる。このように、本実施形態のクラブヘッド1は、損傷の起点となり易いフェース周縁部3e側の薄肉部11の縁部分の強度を効果的に高めることができ、ひいてはフェース部3の耐久性を大幅に向上させ得る。
本実施形態では、全てのリブ10が幅変化リブ10aからなるが、例えば各クラブヘッドについて、耐久性の低い部分だけにこの幅変化リブ10aを採用し、他の部分には、幅の変化しないリブを設けることも可能である。例えば、フェース部3は、クラウン・ソール方向(上下方向)の長さが、トウ・ヒール方向(水平方向)の長さに比べて小さいので、クラウン・ソール方向の強度余力が低い。従って、幅変化リブ10aをクラウン側のリブ10C及び/又はソール側のリブ10Sに用いて前記変形に対する強度を高めるとともに、他のリブには幅が変化しないリブを用いることで、耐久性を高めつつ、フェース部の軽量化や反発性能を維持させることでも良い。
幅変化リブ10aは、内側幅Wiから外側幅Woに向かって幅が段階的に増加しても良いが、好ましくはリブ10aの側縁10eへの応力集中などを回避するために、幅が滑らかに増加するものが望ましい。とりわけ、リブ10の前記側縁10eが、実質的な直線又は滑らかな曲線で形成されたものが望ましい。
また、幅変化リブ10aにおいて、内側幅Wiと外側幅Woとの比(Wo/Wi)は、好ましくは1.1〜5.0が望ましい。前記比(Wo/Wi)が1.1未満の場合、リブ10によるフェース周縁部3e付近の十分な補強効果が得られないおそれがある他、薄肉部11の幅もフェース周縁部3e側に向かって大きくなり易く、ひいてはフェース部3の耐久性向上効果が低下するおそれがある。とりわけ、前記比(Wo/Wi)は、1.2以上、より好ましくは1.4以上が望ましい。他方、前記比(Wo/Wi)が5.0を超えても上述の耐久性を向上効果は頭打ちとなる他、フェース部3の重量増加や反発性の悪化を招くおそれがある。このような観点より、前記比(Wo/Wi)は、好ましくは4.0以下、さらに好ましくは3.0以下が望ましい。
また、リブ10の内側幅Wiも特に限定されるものではないが、好ましくは5mm以上、より好ましくは8mm以上が望ましい。該内側幅Wiが5mm未満の場合、中央厚肉部9とリブ10との接続部近傍に応力が集中しやすく、ひいては耐久性を悪化させるおそれがある。他方、該リブ10の内側幅Wiの上限は、中央厚肉部9の周囲長さと、リブ10の本数によっておのずと制限されるため、その範囲で適宜決定されれば良いが、好ましくは50mm以下、より好ましくは40mm以下、さらに好ましくは32mm以下が望ましい。
図7には、図4のC−C拡大断面図が示される。リブ10の断面形状は、好ましくは中空部i側に向かって凸となる滑らかな円弧状の曲線で構成されるものが望ましい。このようなリブ10は、その幅Wrの略中央位置において最大の隆起高さを有する。また、フェース部3におけるリブ10の位置での厚さtrは、リブの長さ方向において、実質的に一定に形成されている。ただし、リブ10の断面形状は、上記実施形態に特に限定されるものではなく、半円状、台形状又は三角形状など種々変形しうるのは言うまでもない。
また、図5に示したように、本実施形態において、フェース部3のリブ10の位置での厚さtrは、中央厚肉部9の主部9aの厚さtcよりも小さく形成される(tr<tc)。該リブ10での厚さtrが前記主部9aの厚さtc以上になると、フェース部3の重量増加により重心深度が小さくなる傾向があり、打球の方向性が悪化しやすい。逆に前記厚さtrが過度に小さくなると、フェース部3の補強効果が低下するおそれがある。このような観点より、リブ10の位置におけるフェース部3の厚さtrは、好ましくは1.6mm以上、より好ましくは2.0mm以上が望ましい一方、好ましくは4.0mm以下、より好ましくは3.0mm以下が望ましい。
本実施形態の薄肉部11は、図4に示されるように、中央厚肉部9からクラウン部4側のフェース周縁部3eにのびる少なくとも一つ(この例では2つ)のクラウン側の薄肉部11Cと、中央厚肉部9からソール部5側のフェース周縁部3eにのびる少なくとも一つ(この例では2つ)のソール側の薄肉部11Sと、クラウン側の薄肉部11Cとソール側の薄肉部11Sとの間をトウ側のフェース周縁部3eにのびる少なくとも一つのトウ側の薄肉部11Tと、クラウン側の薄肉部11Cとソール側の薄肉部11Sとの間をヒール側のフェース周縁部3eにのびる少なくとも一つのヒール側の薄肉部11Hとを含んでいる。
また、これらの各薄肉部11は、従来のように、フェース周縁部3e側に向かって幅が増大することなく、各々、実質的に一定の幅Wuで前記中央厚肉部9とフェース周縁部3eとの間をのびている。このような薄肉部11は、フェース部3の重量を軽減するとともに、耐久性を損ねることなく打球時におけるフェース部3の最適な撓みを確保し、反発性の著しい悪化を防止しうる。
ここで、薄肉部11の厚さtp(図5及び図6に示す)は特に限定されないが、該厚さtpが小さすぎると、フェース部3の耐久性が悪化するおそれがあるし、逆に薄肉部11の厚さtpが大きすぎると、反発性の悪化や重心深度の減少を招くおそれがある。このような観点より、薄肉部11の厚さtpは、好ましくは1.60mm以上、より好ましくは2.00mm以上が望ましい一方、その上限については、好ましくは3.00mm以下、より好ましくは2.80mm以下が望ましい。
また、フェース部3は、上述したフェース形状に基づき、水平方向の強度余力が相対的に大きくなる。そこで、トウ側の薄肉部11T及びヒール側の薄肉部11Hの幅をそれぞれクラウン側の薄肉部11C及びソール側の薄肉部11Sの幅よりも大きくすることは、耐久性を損ねずにより一層反発性をバランス良く向上させる点で特に好ましい。
ここで、薄肉部11の幅Wuは、特に限定されないが、好ましくは5.0mm以上、より好ましくは8.0mm以上が望ましい一方、好ましくは30.0mm以下、より好ましくは15.0mm以下が望ましい。薄肉部11の幅Wuが5.0mm未満になると、該薄肉部11がノッチのように作用し、該薄肉部11に応力が集中して耐久性を悪化させるおそれがある。逆に、薄肉部11の幅Wuが30.0mmを超える場合、薄肉部11のフェース周縁部3e側の縁部分の耐久性が低下しやすくなるため好ましくない。
なお、前記薄肉部11の中で最小の厚さtpiと、最も厚さが大きい中央厚肉部9の主部9aの厚さtcとの比(tpi/tc)は、好ましくは0.40以上、より好ましくは0.50以上、さらに好ましくは0.60以上が望ましい。前記比(tpi/tc)が0.40未満の場合、主部9aに対して薄肉部11が過度に薄く形成され、打球時に該薄肉部11に応力集中が生じやすくなる。他方、前記比(tpi/tc)が大きすぎると、主部9aと薄肉部11との厚さの差が小さくなり、ひいてはフェース部の重量増加や反発性の悪化を招くおそれがある。このような観点より、前記比(tpi/tc)は、好ましくは0.90以下、より好ましくは0.80以下、さらに好ましくは0.75以下が望ましい。
同様に、薄肉部11の最小の厚さtpiと、フェース部3のリブ10における最大の厚さtraとの比(tpi/tra)は、好ましくは0.60以上、より好ましくは0.70以上、さらに好ましくは0.80以上が望ましい。前記比(tpi/tra)が0.60未満の場合、リブ10の部分に対して薄肉部11が過度に薄く形成されるおそれがあり、該薄肉部11に応力集中が生じやすくなる。他方、前記比(tpi/tra)が大きすぎると、主部9aと薄肉部11との厚さの差が小さくなり、ひいてはフェース部の重量増加や反発性の悪化を招くおそれがある。このような観点より、前記比(tpi/tra)は、好ましくは0.98以下、より好ましくは0.95以下、さらに好ましくは0.92以下が望ましい。
なお、前記各厚さtc、tp及びtr等は、フェース2に溝等のインパクトエリアマーキングが設けられている場合、これらを埋めて測定されるものとする。
また、本実施形態のフェース部3は、その最外周部に、リブ10の厚さtrと実質的に等しい厚さteを有する外周厚肉部15が設けられている。この厚さの比(tr/te)については、好ましくは0.5〜1.1、好ましくは0.9〜1.1とするのが望ましい。外周厚肉部15は、フェース周縁部3eを含むとともに、該フェース周縁部3eに沿って環状にのびている。このような外周厚肉部15は本発明の必須の構成ではないが、該外周厚肉部15が設けられた場合には、フェース周縁部3e近傍の強度が高められ、ヘッド1の耐久性をさらに向上させ得る。
本実施形態の外周厚肉部15は、ヘッド本体1Bのフェース外側部2Eによって形成される。従って、外周厚肉部15とリブ10との間、及び外周厚肉部15と薄肉部11との間には、それぞれ溶接ビードKが介在している。ただし、このような態様に限定されるものではない。なお、外周厚肉部15の幅Wg(図5のように、溶接ビードKが存在する場合、その外縁からフェース周縁部3eまでの幅とする。)は、例えば2〜5mm程度が望ましい。外周厚肉部15の幅Wgが過度に大きくなると、ヘッド1の反発性が悪化したり、フェース部3の重量が増加して重心深度が小さくなり、ひいては打球の方向性が悪化するおそれがある。
図9には、本発明の他の実施形態として、クラウン側のリブ10Cが代表例として示される。この実施形態では、幅変化リブ10aは、前記内側幅Wiから前記外側幅Woに向かって幅が一旦漸減した後、前記外側幅Woまで幅が再び漸増することにより、幅のくびれたくびれ部12を含むものが示される。このような実施形態では、幅変化リブ10aの側縁10eと中央厚肉部9との接続部の角度αを鈍角とし、その部分への応力集中を緩和してより一層、耐久性を向上させることができる。この場合においても、Wi<Woが満たされる。
図9の実施形態において、例えば図10(a)に部分的に拡大して示されるように、幅変化リブ10aの側縁10eは、フェース周縁部3e側から略直線状にのびる外側部10e1と、中央厚肉部9の外縁9beから前記外側部10e1とは逆向きかつ略直線状にのびる内側部10e2と、これらの間を面取りするようにのびる円弧部10e3とで構成される場合がある。また、他の実施形態としては、例えば図10(b)に示されるように、幅変化リブ10aの側縁10eは、フェース周縁部3e側から略直線状にのびる外側部10e1と、この外側部と中央厚肉部9の外縁9beとの間を面取りする円弧部10e3とだけで構成されるものでも良い。
いずれの場合においても、くびれ部12から前記直線j2までの最短距離mが大きくなると、幅変化リブ10aによるフェース部3の補強効果が低下するおそれがある。このような観点より、前記最短距離mは、好ましくは3mm以下、より好ましくは2mm以下に止めるのが望ましい。
表1の仕様に基づいて、ウッド型のゴルフクラブヘッドを製造し、それらの耐久性及び反発性がテストされた。フェース裏面の仕様以外は、全ての実施例及び比較例ともに同一とした。具体的には、各ヘッドは、図2に示したように、Ti−6Al−4Vのロストワックス精密鋳造品からなるヘッド本体と、Ti−6Al−4Vの圧延材を所定形状に打ち抜き、CNC加工によりリブや薄肉部等が形成されたフェース部材とを溶接することにより形成された2ピース構造とし、ヘッド体積は455cm、フェースの面積は36.5mmとした。また外周厚肉部の幅は2〜3mm、その厚さteは2.65mmとした。
また、各ヘッドのフェース裏面の仕様は、図12〜17に示される通りである。表1中、リブ1〜リブ6は、図中のリブ1〜リブ6にそれぞれ対応している。
また、表1には、リブの内側幅Wi及び外側幅Woのみならず、その中間位置の中間幅Wmも併せて表示している。実施例1〜3では、Wi<Wm<Woとなっている。該リブの中間幅Wmは、図12に示されるように、直線j1の中点P5と、直線j2の中点P6とを結ぶ直線Yの中点Gを求め、この中点Gから直線Yの法線方向に測定された幅とする。
さらに、表1には、リブの長さLを表示している。この長さLは、図12に示されるように、前記直線Y上で測定される長さとする。
実施例1は、図12に示されるように、4本のリブを有し、いずれもが幅変化リブで形成される。ソール側の薄肉部は、実質的に一定の幅で中央厚肉部とフェース周縁部との間を放射状にのびている。
実施例2は、図13に示されるように、6本のリブを有し、いずれもが幅変化リブで形成される。また、幅変化リブで挟まれている全ての薄肉部は、実質的に一定の幅で中央厚肉部とフェース周縁部との間を放射状にのびている。
実施例3は、図14に示されるように、実施例2をベースとして、中央厚肉部の面積を大きくしたものである。
実施例4は、図15に示されるように、実施例2をベースとして、そのリブ1及びリブ4のみを幅変化リブとし、リブ2、3、5及び6を等幅のリブとしたものである。
また、比較例1は、図16に示されるように、実施例1からリブを無くし、中央厚肉部の周りが薄肉部で形成されたものである。
さらに、比較例2は、図17に示されるように、4本の等幅のリブが略十字状に設けられたものである。
テスト方法は、次の通りである。
<耐久性テスト>
各テストヘッドをSRIスポーツ社製のカーボンシャフトに装着して45インチのウッド型クラブを試作し、これをミヤマエ社製のスイングロボット(ショットロボ4)に取り付けてヘッドスピード54m/s、フェースの中心位置でゴルフボールを打撃し、ヘッドが破損するまでの打撃数(上限を10000発とする。)を計測した。なお破損の有無は、100球毎に打撃を中止し、肉眼でヘッドを観察することにより行われた。打撃数が大きいほど良好である。
<反発性テスト>
U.S.G.A.の Procedure for Measureing the Velocity Ratio of a Club Head for Conformance to Rule 4-1e, Revision 2 (February 8, 1999) に準拠して行い、反発係数を求めた。ただし、計測位置は、スイートスポットの他、該スイートスポットから上側、下側、トウ側及びヒール側にそれぞれ15mmを隔てた上側位置、下側位置、トウ側位置及びヒール側位置の5カ所とした。いずれも数値が大きいほど良好である。
テストの結果を表1に示す。
Figure 2008132276
テストの結果、実施例のクラブは、耐久性を向上していることが確認できた。また、実施例の反発性については、各打撃位置における比較例1からの低下率が3%以下に抑えられており、反発性の低下が非常に小さく抑えられていることが確認できた。
本発明の実施形態を示すヘッドの基準状態の斜視図である。 その組立前の分解斜視図である。 図1の正面図である。 フェース裏面を示すフェース部材の裏面図である。 図4のA−A拡大断面図である。 図4のB−B拡大断面図である。 図4のC−C拡大断面図である。 本発明の他の実施形態を示すフェース裏面の部分拡大図である。 幅変化リブの他の実施形態を示す部分拡大図である。 (A),(B)は幅変化リブの部分拡大図である。 他の実施形態を示す組立前のヘッドの分解斜視図である。 実施例1のフェース裏面図である。 実施例2フェース裏面図である。 実施例3フェース裏面図である。 実施例4のフェース裏面図である。 比較例1のフェース裏面図である。 比較例2のフェース裏面図である。 従来のクラブヘッドのフェース裏面を示す線図である。
符号の説明
1 ゴルフクラブヘッド
2 フェース
3 フェース部
3e フェース周縁部
4 クラウン部
5 ソール部
6 サイド部
7 ネック部
8 フェース裏面
9 中央厚肉部
9a 主部
9b 厚さ移行部
10 リブ
10a 幅変化リブ
11 薄肉部

Claims (8)

  1. ボールを打球するフェース部が金属材料で形成され、かつ、内部に中空部が設けられたゴルフクラブヘッドであって、
    前記フェース部の中空部側を向くフェース裏面は、該フェース裏面の中央領域に設けらた中央厚肉部と、
    該中央厚肉部からフェース周縁部に向かってのびる少なくとも4本のリブと、
    隣り合う前記リブの間に形成されかつ最小厚さを有する薄肉部とを含むとともに、
    前記リブは、前記中央厚肉部側からフェース周縁部側に向かって幅が増加する少なくとも1本の幅変化リブを含むことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  2. 前記幅変化リブは、最もフェース周縁部側の幅である外側幅Woが、最も中央厚肉部側の幅である内側幅Wiよりも大きい請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 前記幅変化リブは、前記内側幅Wiから前記外側幅Woに向かって幅が漸増することを特徴とする請求項2記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 前記幅変化リブは、前記内側幅Wiと前記外側幅Woとの比(Wo/Wi)が1.1〜5.0である請求項2又は3に記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 前記幅変化リブに隣り合う薄肉部は、実質的に一定の幅で前記中央厚肉部とフェース周縁部との間をのびる請求項1乃至4のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  6. 前記幅変化リブは、クラウン部側のフェース周縁部にのびるクラウン側のリブと、
    ソール部側のフェース周縁部にのびるソール側のリブと、
    前記クラウン側のリブと前記ソール側のリブとの間をトウ側のフェース周縁部にのびるトウ側のリブと、
    前記クラウン側のリブと前記ソール側のリブとの間をヒール側のフェース周縁部にのびるヒール側のリブとを含む請求項1乃至5のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  7. 前記中央厚肉部は、厚さtcが2.50〜4.00mmで実質的に一定厚さで形成された主部と、該主部の周りに設けられかつフェース周縁部側に向かって厚さが漸減するとともに前記リブに滑らかに連なる厚さ移行部とを含むとともに、
    前記薄肉部の厚さtpが1.60〜3.00mm、かつ、前記リブ位置でのフェース部の最大の厚さtrが前記主部の厚さtcよりも小かつ前記薄肉部の厚さtpよりも大きい請求項1乃至6のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  8. 前記幅変化リブは、前記内側幅Wiから前記外側幅Woに向かって幅が漸減した後、前記外側幅Woまで再び漸増することにより幅がくびれたくびれ部を含む特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
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