JP2008130387A - ランプソケット及びそれを用いた照明器具 - Google Patents

ランプソケット及びそれを用いた照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP2008130387A
JP2008130387A JP2006314627A JP2006314627A JP2008130387A JP 2008130387 A JP2008130387 A JP 2008130387A JP 2006314627 A JP2006314627 A JP 2006314627A JP 2006314627 A JP2006314627 A JP 2006314627A JP 2008130387 A JP2008130387 A JP 2008130387A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp
socket
insertion groove
main body
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006314627A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4851917B2 (ja
Inventor
Ryusuke Kodera
隆介 小寺
Noboru Miyagawa
昇 宮川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Panasonic Life Solutions Asahi Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Interior Lighting Co Ltd
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Interior Lighting Co Ltd, Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Interior Lighting Co Ltd
Priority to JP2006314627A priority Critical patent/JP4851917B2/ja
Publication of JP2008130387A publication Critical patent/JP2008130387A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4851917B2 publication Critical patent/JP4851917B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)

Abstract

【課題】ソケット本体の強度や成形性を確保しつつ、ランプの着脱作業性を向上させたランプソケット及びそれを用いた照明器具を提供する。
【解決手段】ランプソケットBは、ソケット本体4を備えており、ソケット本体4の前面側には口金部2を収納する収納凹部5aが設けられている。この収納凹部5aの側壁には、ランプAの挿入方向に沿って挿通溝5cが設けられており、またランプAの回転方向に沿って係合溝5bが挿通溝5cと連通して設けられている。これらの挿通溝5c及び係合溝5b内には、口金部2に設けた突出部2aと係止する保持ばね8及び係止ばね7がそれぞれ配置されている。ソケット本体4の外周面において各挿通溝5cと対応する位置には、外側に向かって突出する突起部5eがそれぞれ一体に設けられており、ソケット本体4の前面側において挿通溝5cの外側位置には突起部5eの位置を表示するための蛍光部17が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ランプソケット及びそれを用いた照明器具に関するものである。
従来より、図6に示すように片口金タイプのランプAを装着するランプソケットBがあった(例えば特許文献1参照)。このランプソケットBは樹脂製のソケット本体4を備えており、ソケット本体4の前面側にはランプAの口金部2を収納する収納凹部5aが設けられている。この収納凹部5aの幅方向に沿う両側壁には、口金部2の幅方向に沿う両側壁にそれぞれ設けた突出部2aを挿通させるための挿通溝5cがそれぞれ設けられており、各挿通溝5cには口金部2を回転させた際に突出部2aが進入する係合溝5bがそれぞれ連設されている。さらに、各挿通溝5cにおける前面側の端縁には、口金部2を収納凹部5aに挿入する際の作業性を向上させるための面取り5dが施されており、また各係合溝5b内には進入した突出部2aを係止する係止ばね7がそれぞれ配置されている。
このランプソケットBにランプAを接続する際に、口金部2を前面側から収納凹部5aに挿入すると、同時に突出部2aが挿通溝5cに挿通される。そして、口金部2を収納凹部5aの底面と略平行な面に沿って回転させると突出部2aが係合溝5bに進入し、さらに突出部2aが係止ばね7に係止されるとランプAがランプソケットBに装着される。
特開2001−357950号公報(第3頁−第4頁、及び、第1図−第4図)
上述の特許文献1に示したランプソケットBでは、口金部2を収納凹部5aに挿入する際の作業性を向上させるために各挿通溝5cにおける前面側の端縁に面取り5dが施されているが、この面取り5dの寸法を大きく設けると図7に示すようにソケット本体4の側壁に薄肉部5tが形成され、ソケット本体4の強度や成形性が低下する虞れがあり、面取り5dを大きく設けることができず作業性が悪かった。また、ランプソケットBを備えた照明器具の形状によってはランプソケットBの周辺が暗いものもあり、特にグレアを抑制するために器具本体の奥まった暗い位置にランプソケットBが配置された照明器具では、収納凹部5aに口金部2を挿入する際の位置合わせが困難であった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、ソケット本体の強度や成形性を確保しつつ、ランプの着脱作業性を向上させたランプソケット及びそれを用いた照明器具を提供することにある。
請求項1の発明は、ランプピンが底部に突設され互いに対向する両側面に突出部がそれぞれ形成された片口金ランプの口金部が挿入される収納凹部を前面側に有し、当該収納凹部の側壁に口金部を当該収納凹部に挿入させる際に突出部を挿通させる挿通溝及び当該挿通溝と連通し口金部を一方向に回転させた際に突出部が進入する係合溝が設けられたソケット本体を備え、当該ソケット本体の外周側面において挿通溝と対応する部位に外側に向かって突出する突起部を設けたことを特徴とする。
請求項2の発明は、ソケット本体の前面側において挿通溝の外側の部位に、蛍光部又はソケット本体と異色の識別部のうち何れか一方を設けたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2の何れか1項に記載のランプソケットと、ランプと、当該ランプに電源を供給する電源手段とを備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ソケット本体の外周側面において挿通溝と対応する部位に突起部を設けることによって、挿通溝の前面側端縁に接続作業を容易にするための面取りを形成した場合でも、面取りを形成した部位の肉厚を厚くすることができ、ソケット本体の強度や成形性を向上させることができるという効果がある。また、突起部を設けることによって挿通溝の位置が把握しやすくなり、突出部を挿通溝の位置に容易に合わせることができるので、口金部を収納凹部に挿入する際の作業性を向上させることができるという効果もある。さらに、突起部の位置を成形時における突き出しピンの位置とすれば、突起部はソケット本体の両端側に位置しているので、成形型からの突き出しをバランスよく行うことができるという効果もある。
請求項2の発明によれば、ソケット本体の前面側において挿通溝の外側の部位に蛍光部又はソケット本体と異色の識別部の何れか一方を設けることによって、突起部の位置を視覚的に容易に確認することができるので、突出部を挿通溝の位置に容易に合わせることができる。従って、口金部を収納凹部に挿入する際の作業性をさらに向上させることができるという効果がある。特に、蛍光部を設けた場合には、ランプソケットが器具本体の奥まった暗い位置に配置されている場合であっても、蛍光部の発光により突起部の位置を容易に視認することができるので、突出部を挿通溝の位置に容易に合わせることができるという効果もある。
請求項3の発明によれば、請求項1又は2の何れか1項に記載のランプソケットを用いることによって、口金部を収納凹部に挿入する際の作業性及び視認性を向上させることができるので、ランプソケットにランプを着脱する際の作業スペースを大きく設ける必要がなく、コンパクトな照明器具を提供することができるという効果がある。また、視認性を向上させることによりランプソケットを器具本体の奥まった位置に配置することができるので、グレアを抑制することができるという効果もある。
本発明の実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。本発明に係るランプソケットBは、図5に示すように、例えば天井面(図示せず)に取付けられた照明器具Cに取付けられており、ランプAとランプAに電源を供給するインバータ14とを電気的に接続した状態でランプAを保持するために用いられる。
まず、ランプAについて図1及び図5に基づいて説明する。ランプAは、螺旋状に形成された発光管1を備えた片口金蛍光ランプであって、下端側には口金部2が設けられている。この口金部2の底部には、複数(図5(a)において4本)のランプピン3が突設されており、口金部2において互いに対向する一方の両側壁には、突出部2a、2aがそれぞれ突設されている。
次にランプソケットBについて図1〜図4に基づいて説明する。ランプソケットBは、ランプAの口金部2を収納するための収納凹部5aを前面側に有するソケット本体4と、ソケット本体4の裏面側に配設され、ランプピン3と電源線(図示せず)とを電気的に接続するための導電部材9と、ランプAの口金部2をソケット本体4の収納凹部5aに挿入した際に突出部2aと係止して仮保持する保持ばね8と、収納凹部5aに挿入した口金部2を回転させた際に突出部2aを係止させる係止ばね7とを備えている。
ソケット本体4は、絶縁材料により形成されており、前面側に収納凹部5aを備えた横長の略箱形状の口金収納部5と、裏面側に導電部材9を収納するための収納凹部6aを有する導電部材収納部6とを一体に形成して構成されている。
口金収納部5は、収納凹部5aの底部にランプピン3が挿入される略楕円形状のランプピン挿入孔(図示せず)が4個設けられており、収納凹部5aの幅方向に沿う両側壁には口金部2に設けた両突出部2a、2aを挿通させるための挿通溝5c、5cが形成されている。これらの挿通溝5cは、ランプAの挿入方向(図1のDの方向)に沿って、口金部2の回転中心に対して対角の位置にそれぞれ形成されている。また、各挿通溝5cの前面側端縁には面取り5dがそれぞれ施されており、口金収納部5の外周面において各挿通溝5cに対応する部位(挿通溝5cにおいて口金収納部5の幅方向に沿う側壁の裏側面)には、挿通溝5cの位置を表示するための断面円弧状の突起部5eがそれぞれ一体に形成されている。尚、挿通溝5cの前面側端縁に面取り5dを施すことによって、口金収納部5の外壁に薄肉部5t(図2参照)が形成されるが、突起部5eを設けることで薄肉部5tの肉厚を厚くして補強することができ、ソケット本体4の強度や成形性を向上させることができる。また、口金収納部5の前面側において各挿通溝5cと対応する突起部5eとの間の部位には、蛍光塗料を塗布することによって略円形の蛍光部17がそれぞれ設けられている。さらに、収納凹部5aの幅方向に沿う両側壁には、各挿通溝5cと連通する係合溝5bが口金部2の回転方向(図1のEの方向)に沿ってそれぞれ形成されており、連通する挿通溝5cと係合溝5bとの間にはリブ5nが裏面側に向かってそれぞれ突設されている。また、図4に示すように各係合溝5bの上面には、後述する係止ばね7を位置決めするための位置決め突起5kが突設されており、この位置決め突起5kを間にして両側には、係止ばね7の各係止片7eと係止する係止凹部5pがそれぞれ形成されている。さらに、係合溝5bの上面には、係止ばね7の膨出部7fを収納するための膨出部収納凹部5sが形成されており、口金収納部5の外周面において各係合溝5bと対応する部位には、各係合溝5bと連通する開口部5f、5fがそれぞれ設けられている。また、口金収納部5の裏面側には、図3に示すように後述する保持ばね8を挿通して係止するための挿通係止孔5gが設けられており、挿通係止孔5gの途中位置には保持ばね8の抜け止め片8cと係止する段部(図示せず)が設けられている。
導電部材収納部6は、図3に示すように裏面側に4個の導電部材9を収納するための収納凹部6aが形成されており、この収納凹部6aの幅方向に沿う両端側において長手方向略中央には、後述する裏カバー10に設けた一対の弾性係止片10aをそれぞれ挿通して係止するための挿通係止孔6bがそれぞれ設けられている。
ここで、裏カバー10について図3に基づいて説明する。裏カバー10は、導電部材収納部6の収納凹部6aの開口を塞ぐように略矩形板状に形成されており、各挿通係止孔6bに対応する部位には、先端側に係止爪10dを有する弾性係止片10aがそれぞれ突設されている。また、裏カバー10の長手方向に沿う両端側には、電源線を挿入するための電源線挿入孔10bがそれぞれ各2個ずつ設けられており、各電源線挿入孔10bには電源線の接続を解除するための電源線解除孔10cがそれぞれ連設されている。
次に、導電部材9について図3に基づいて説明する。各導電部材9は、導電材料で形成されており、ランプピン3を挟持するための略コ字状の挟持片9aを有している。また、挟持片9aの一端側には、電源線を接続するための速結端子9bが一体に設けられており、挟持片9aと速結端子9bの差込口が互いに反対向きとなるように配置されている。尚、速結端子9bは従来周知の構成を有しているので、その説明は省略する。
さらに、係止ばね7について図3及び図4に基づいて説明する。係止ばね7は、係合溝5bに設けた位置決め突起5kと対応する部位に位置決め孔7dが設けられた位置決め固定片7aを有しており、位置決め固定片7aの両端側から係止凹部5p、5pと係止する係止片7e、7eが略ハ字状に折曲形成されている。また、位置決め固定片7aの一端側には突出部2aと弾性自在に弾接する可動ばね片7bが折り返して形成されており、位置決め固定片7aから可動ばね片7bへの折り返し部位には略円弧状の膨出部7fが設けられている。さらに、可動ばね片7bの先端側には突出部2aと係止する係止片7cが形成されている。
次に、保持ばね8について図3に基づいて説明する。保持ばね8は、略矩形板状の取付片8bを有しており、取付片8bの一端側を折り返して保持片8aが形成されている。この保持片8aは、先端側が略く字状に折り曲げられており、取付片8bの幅方向両端側には、取付片8bの一部を切り起こして保持片8aと反対側に折り曲げられた抜け止め片8c、8cが形成されている。
ここで、ランプソケットBの組み立て方法について図1、図3及び図4に基づいて説明する。まず、導電部材9を取付ける方法について説明する。各導電部材9の挟持片9aを前面側に向けた状態で導電部材収納部6の収納凹部6aにそれぞれ挿入する。そして、裏面側から裏カバー10の各弾性係止片10aをそれぞれ挿通係止孔6bに挿通すると、各弾性係止片10aの係止爪10dが導電部材収納部6にそれぞれ係止して裏カバー10が取付けられ、導電部材9の取付けが完了する。取付状態において、各導電部材9は収納凹部6aの底部と裏カバー10とで位置決めされており、挟持片9aはランプピン挿入孔を臨んで配置され、速結端子9bは電源線挿入孔10bを臨んで配置されている。
次に、係止ばね7を取付ける方法について説明する。各係止ばね7を外側から各開口部5fを通して係合溝5bに挿入する。そして、係合溝5bの位置決め突起5kに位置決め固定片7aの位置決め孔7dを圧入嵌合し、両係止片7e、7eを係止凹部5p、5pにそれぞれ係止させると、係止ばね7の取付けが完了する。取付状態において、係止ばね7の可動ばね片7bは係合溝5b内に配置されており、膨出部7fは膨出部収納凹部5s内に収納されている。
さらに、保持ばね8を取付ける方法について説明する。各保持ばね8の取付片8bから保持片8aへの折り返し部位を前面側に向けた状態で裏面側から各挿通係止孔5gにそれぞれ挿入する。そして、各抜け止め片8cを各挿通係止孔5gに設けた段部にそれぞれ係止させると、保持ばね8の保持片8aが挿通溝5c内に配置された状態で保持ばね8の取付けが完了する。取付状態において、保持ばね8は抜け止め片8c、8cが段部と係止することによって、差込方向と逆方向への抜けが防止されている。
ここで、ランプAをランプソケットBに装着する際の動作を図1及び図4に基づいて説明する。まず、突起部5eの位置を目視で確認し、各突出部2aを突起部5eの位置にそれぞれ合わせて口金部2を収納凹部5aの底部に当接するまで挿入すると、突出部2aは挿通溝5c内に挿入されて、図4(a)に示す位置に配置される。この時、各ランプピン3は、対応するランプピン挿入孔内にそれぞれ挿入されて、導電部材9と非接触の状態で保持されている。尚、突出部2aを突起部5eの位置に合わせる際に、暗い場合でも口金収納部5の前面側に設けた蛍光部17を目印として突起部5eの位置を視認できるので、口金部2を収納凹部5aに挿入する際の作業性がさらに向上する。次に、この状態から口金部2を回転させると、図4(b)に示すように突出部2aが係合溝5b内に進入し、突出部2aに押されて可動ばね片7bが弾性変形する。そして、さらに口金部2を回転させると、図4(c)に示すように突出部2aは下向きに弾性付勢された状態で係止片7cと係止し、口金部2が収納凹部5aの底部に押付けられた状態で保持されて、ランプAがランプソケットBに装着される。この時、各ランプピン3は、口金部2の回転動作に従ってランプピン挿入孔内をそれぞれ移動し、対応する導電部材9にそれぞれ接触して電気的に接続される。
逆に、ランプソケットBからランプAを取り外す場合には、まず口金部2を取付方向と反対方向に回転させると、突出部2aと係止片7cとの係止が外れる。この時、各ランプピン3は、導電部材9と不安定な状態で接続している。さらに、口金部2を回転させると、突出部2aが係合溝5bに沿って挿通溝5cまで移動する。この時、ランプピン3と導電部材9との接続が解除される。そして、ランプAを引き抜くと、突出部2aが挿通溝5cに沿って前面側に移動し、ランプAがランプソケットBから取り外される。
このランプソケットBでは、口金収納部5の外周面において挿通溝5cに対向する部位に突起部5eを設けており、この突起部5eの位置を目視で確認することによって挿通溝5cの位置が把握しやすくなり、突出部2aを挿通溝5cの位置に容易に合わせることができるので、口金部2を収納凹部5aに挿入する際の作業性を向上させることができる。また、口金収納部5の前面側において各挿通溝5cと対応する突起部5eとの間の部位に蛍光部17を設けており、ランプソケットBが器具本体の奥まった暗い位置に配置されている場合であっても、蛍光部17からの発光により突起部5eの位置を確認することができるので、突出部2aを挿通溝5cの位置に容易に合わせることができる。従って、口金部2を収納凹部5aに挿入する際の作業性をさらに向上させることができる。尚、蛍光部17の代わりに口金収納部5と異なる色の塗料を塗布するなどして識別部を設けてもよく、同様に口金部2を収納凹部5aに挿入する際の作業性を向上させることができる。さらに、突起部5eの位置をソケット本体4の成形時における突き出しピンの位置とすれば、突起部5eはソケット本体4の両端側に位置しているので、成形型からの突き出しをバランスよく行うことができる。
尚、本実施形態では、蛍光塗料を塗布して蛍光部17を設けたり、口金収納部5と異なる色の塗料を塗布して識別部を設けた場合について説明したが、蛍光部17及び識別部は蛍光シールや色付きシールなどを貼り付けて設けてもよく、本実施形態に限定されない。また、本実施形態では、口金収納部5の前面側において各挿通溝5cと対応する突起部5eとの間の部位に、蛍光部17又は識別部を設けた場合について説明したが、蛍光部17又は識別部は突起部5eの前面側に設けてもよく、同様に口金部2を収納凹部5aに挿入する際の作業性を向上させることができる。
ここで、上述のランプソケットBを用いた照明器具Cの一実施形態を図5に基づいて説明する。照明器具Cは、下面が開口し、開口端縁に鍔部12aを有する反射板12を備えており、鍔部12aの近傍には取付ばね13が取付けられている。この反射板12は天板16に取付けられており、反射板12内には、ランプソケットBが配設されている。また、天板16にはランプAに電源を供給するためのインバータ14と、外部から配線された電源線(図示せず)が接続される電源端子台15とが取付けられており、インバータ14からのリード線(図示せず)が電源線挿入孔10bに挿入されて、インバータ14とランプソケットBとの間が電気的に接続されている。
この照明器具Cは、天井面に設けた埋込孔(図示せず)を介して天井裏に配設され、取付ばね13と鍔部12aとの間で天井材を挟持した状態で取付けられる。そして、図5(a)のように突出部2aを突起部5eの位置に合わせた状態で下面側からランプAを反射板12内に挿入し、ランプAをランプソケットBに装着すると、図5(b)に示すように照明器具Cの取付けが完了する。尚、口金部2側に突起部5eと位置合わせをするための突起部2bを設けてもよく、突出部2aを挿通溝5cの位置にさらに容易に合わせることができる。
この照明器具Cでは、本発明に係るランプソケットBを用いることによって、口金部2を収納凹部5aに挿入する際の作業性及び視認性を向上させることができるので、ランプソケットBにランプAを着脱する際の作業スペースを大きく設けなくてもよい。従って、反射板12の内径(図5(b)のφD1)を小さくすることができるので、コンパクトな照明器具Cを提供することができる。また、特に蛍光部17を設けた場合には、蛍光部17からの発光により視認性を向上させることができるので、ランプソケットBを反射板12の奥まった位置に配置することができ、グレアを抑制することもできる。
尚、本実施形態で説明した係止ばね7及び保持ばね8の形状は、本実施形態に限定されるものではなく、配置箇所等に応じて適宜設計してもよい。また、本実施形態では、螺旋状の発光管1を用いたランプAで説明したが、用いるランプAは本実施形態に限定されるものではなく、片口金タイプのランプであればよい。さらに、ソケット本体4の形状も本実施形態に限定されるものではなく、適宜設計してもよい。
本実施形態のランプソケットにランプを取付ける前の斜視図である。 同上の挿通溝近傍の拡大図である。 同上の分解斜視図である。 (a)〜(c)は同上にランプを装着する際の突出部と係止ばねとの関係を説明する説明図である。 (a)は同上を用いた照明器具にランプを取付ける前の状態図である。(b)は同上を用いた照明器具にランプを取付けた状態の状態図である。 従来例のランプソケットにランプを取付ける前の斜視図である。 同上の挿通溝近傍の拡大図である。
符号の説明
2 口金部
2a 突出部
3 ランプピン
4 ソケット本体
5a 収納凹部
5b 係合溝
5c 挿通溝
5e 突起部
17 蛍光部
A ランプ
B ランプソケット

Claims (3)

  1. ランプピンが底部に突設され互いに対向する両側面に突出部がそれぞれ形成された片口金ランプの口金部が挿入される収納凹部を前面側に有し、当該収納凹部の側壁に前記口金部を当該収納凹部に挿入させる際に前記突出部を挿通させる挿通溝及び当該挿通溝と連通し前記口金部を一方向に回転させた際に前記突出部が進入する係合溝が設けられたソケット本体を備え、当該ソケット本体の外周側面において前記挿通溝と対応する部位に外側に向かって突出する突起部を設けたことを特徴とするランプソケット。
  2. 前記ソケット本体の前面側において前記挿通溝の外側の部位に、蛍光部又は前記ソケット本体と異色の識別部のうち何れか一方を設けたことを特徴とする請求項1記載のランプソケット。
  3. 請求項1又は2の何れか1項に記載のランプソケットと、ランプと、当該ランプに電源を供給する電源手段とを備えたことを特徴とする照明器具。
JP2006314627A 2006-11-21 2006-11-21 ランプソケット及びそれを用いた照明器具 Expired - Fee Related JP4851917B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006314627A JP4851917B2 (ja) 2006-11-21 2006-11-21 ランプソケット及びそれを用いた照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006314627A JP4851917B2 (ja) 2006-11-21 2006-11-21 ランプソケット及びそれを用いた照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008130387A true JP2008130387A (ja) 2008-06-05
JP4851917B2 JP4851917B2 (ja) 2012-01-11

Family

ID=39556016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006314627A Expired - Fee Related JP4851917B2 (ja) 2006-11-21 2006-11-21 ランプソケット及びそれを用いた照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4851917B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0224486A (ja) * 1988-07-13 1990-01-26 Tokyo Electric Power Co Inc:The リングカット式掘削機
JPH03110775A (ja) * 1989-09-22 1991-05-10 Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk 多線束摺動ブラシ素材の製造方法
JPH07240255A (ja) * 1994-02-25 1995-09-12 Amp Japan Ltd カム部材付きコネクタ
JPH0963728A (ja) * 1995-08-30 1997-03-07 Matsushita Electric Works Ltd 片口金蛍光灯ソケット
JPH10106697A (ja) * 1996-09-30 1998-04-24 Mitsumi Electric Co Ltd 電気コネクタ
JPH10241790A (ja) * 1997-02-21 1998-09-11 Yazaki Corp コネクタハウジングの嵌合構造
JP2001357950A (ja) * 2000-06-12 2001-12-26 Matsushita Electric Works Ltd ランプソケットおよび照明器具

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0224486A (ja) * 1988-07-13 1990-01-26 Tokyo Electric Power Co Inc:The リングカット式掘削機
JPH03110775A (ja) * 1989-09-22 1991-05-10 Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk 多線束摺動ブラシ素材の製造方法
JPH07240255A (ja) * 1994-02-25 1995-09-12 Amp Japan Ltd カム部材付きコネクタ
JPH0963728A (ja) * 1995-08-30 1997-03-07 Matsushita Electric Works Ltd 片口金蛍光灯ソケット
JPH10106697A (ja) * 1996-09-30 1998-04-24 Mitsumi Electric Co Ltd 電気コネクタ
JPH10241790A (ja) * 1997-02-21 1998-09-11 Yazaki Corp コネクタハウジングの嵌合構造
JP2001357950A (ja) * 2000-06-12 2001-12-26 Matsushita Electric Works Ltd ランプソケットおよび照明器具

Also Published As

Publication number Publication date
JP4851917B2 (ja) 2012-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4230923B2 (ja) ランプ及び周囲にロッキング手段を有するランプホルダー
JP2005317527A (ja) 2ピン口金を2つの側に備えた管状蛍光灯用のソケット
JP2007018762A (ja) 発光装置
JP2009268291A (ja) 端子付回路ケース
EP3303915B1 (en) Led light bulb assembly and method for manufacturing same
JP4851917B2 (ja) ランプソケット及びそれを用いた照明器具
JP2005209812A (ja) 発光素子ユニット
JP5030294B2 (ja) 照明器具
JP2008130386A (ja) ランプソケット及びそれを用いた照明器具
JP3867040B2 (ja) ランプソケット及びそれを用いる照明器具
JP5328513B2 (ja) 照明器具
JP4833805B2 (ja) ランプソケット及びそれを用いた照明器具
JP5348744B2 (ja) アダプタセット
JP4616820B2 (ja) ランプソケット及びそれを用いた照明器具
JP4966047B2 (ja) ランプソケット及び照明器具
US9362651B2 (en) Locking structure of terminal fitting and bulb socket
JP5118561B2 (ja) ランプソケット及び照明器具
JP4462167B2 (ja) 照明器具
JP2007080685A (ja) 速結端子装置
JP5429973B2 (ja) 照明装置
JP2002311296A (ja) 光コネクタ
JP4611850B2 (ja) 端子台
JP2009152080A (ja) ランプソケット及び照明器具
JP4014880B2 (ja) 導電端子
JP4218814B2 (ja) 給電部品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090706

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100909

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110207

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110405

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110704

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110811

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110927

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111021

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141028

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees