JP2008129545A - 映像表示装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】スクリーンセーバ等において、高い処理能力を必要とせず、複数の映像を同時に表示可能であり、多数の映像データを予め用意しておかずとも多様な映像表示を行うことができるようにする。
【解決手段】表示部120、操作部140、主プロセッサ150、表示制御部160および格納部170を有する映像表示装置100を提供する。主プロセッサ150は、格納部170に記憶されている複数の再配置前映像データ171から1つを選択して選択映像データとし、この選択映像データを読み出し、複数の部分映像SMの配置が入れ替わるように加工し、再配置後映像AMを再生するための再配置後映像データ181を生成し、この再配置後映像データ181を用いて再配置後映像AMを再生させる一方、再配置後映像AMの再生中に操作部140から停止データが出力されると、この再生を停止させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、映像を表示する映像表示装置およびプログラムに関する。
特許文献1には、いわゆるスクリーンセーバとして機能する映像表示装置が記載されている。この映像表示装置は、スクリーンセーバとして機能しているときには、ユーザに予め指定された複数の映像を1つずつ順に再生する。
特開2001−273702号公報
スクリーンセーバには、ユーザが楽しいと感じる表示を行うことが求められている。そのためには、ユーザに飽きられない工夫が必要である。しかし、特許文献1に記載のスクリーンセーバでは、同時に表示される映像が1つに限られるため、すぐに飽きられてしまう可能性が高い。そこで、このスクリーンセーバを変形して複数の映像を同時に表示可能とし、飽きられる可能性を低くすることが考えられる。
複数の映像を同時に表示可能な最も単純な手法として、映像データを用いた映像の再生を複数の映像データについて同時に行うことが挙げられる。しかし、この場合、映像表示装置には高い処理能力が要求される。他の手法として、複数の映像が空間的に配列された1つの映像を表す映像データを予め用意しておき、この映像データを用いて映像を再生することによって複数の映像が同時に再生されているように見せかけることが考えられる。しかし、同一の映像データを用いた再生では同一の表示結果が得られるから、飽きられる可能性を十分に低くすることができる程度の多様な映像表示を実現するには、多数の映像データを予め用意しておく必要がある。
本発明は、上述した事情に鑑みて為されたものであり、高い処理能力を必要とせず、複数の映像を同時に表示可能であり、多数の映像データを予め用意しておかずとも多様な映像表示を行うことができる映像表示装置およびプログラムを提供することを解決課題としている。
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
本発明は、再配置前映像(BM)を再生するための再配置前映像データ(171)を記憶する記憶部(170)と、前記記憶部(170)から前記再配置前映像データ(171)を読み出し、前記再配置前映像(BM)に含まれる複数の部分映像(SM)の前記再配置前映像(BM)における配置が入れ替わるように加工して、再配置後映像(AM)を再生するための再配置後映像データ(181)を生成する再配置部(150、SA1)と、前記再配置後映像データ(181)を用いて前記再配置後映像(AM)を再生する再生部(150、160、120、SA2)と、操作されると、操作内容に応じたデータを出力する操作部(140)と、前記再生部(150、160、120、SA2)による再生中に前記操作部(140)から特定のデータが出力されると、前記再生部(150、160、120、SA2)による再生を停止させる停止制御部(150、SB)と、を備え、前記複数の部分映像(SM)の各々の長さは、前記再配置前映像(BM)と同一であり、前記複数の部分映像(SM)は、それぞれ、前記再生部(150、160、120、SA2)が前記再配置前映像(BM)を再生したときに前記再配置前映像(BM)に占められる画像表示領域(R)内の互いに重ならない複数の領域を占める、ことを特徴とする映像表示装置(100)を提供する。
この映像表示装置(100)の態様としては、再配置前映像データ(171)の全部が記憶部(170)に予め記憶されている態様や、再配置前映像データ(171)の一部が記憶部(170)に未記憶のときに再配置部(150、SA1)が当該再配置前映像データ(171)の読み出しを開始する態様、再配置後映像データ(181)の全部が生成されてから再生部(150、160、120、SA2)が当該再配置後映像データ(181)を用いた再生を開始する態様、再配置後映像データ(181)の一部が未生成のときに再生部(150、160、120、SA2)が当該再配置後映像データ(181)を用いた再生を開始する態様を例示することができる。
また、再配置前映像(BM)に含まれる複数の部分映像(SM)の再配置前映像(BM)における配置が入れ替わるように再配置前映像データ(171)を加工して再配置後映像データ(181)を生成する態様としては、複数の部分映像(SM)のみを含む再配置後映像(AM)を再生するための再配置後映像データ(181)を生成する態様や、複数の部分映像(SM)と複数の部分映像(SM)以外の映像とを含む再配置後映像(AM)を再生するための再配置後映像データ(181)を生成する態様を例示することができる。また、映像について「長さ」とは、時間軸方向の長さを意味する。
この映像表示装置(100)では、再生部(150、160、120、SA2)が再配置後映像データ(181)を用いて再配置後映像データ(181)を再生することにより、複数の部分映像(SM)が同時に表示される。したがって、この映像表示装置(100)によれば、高い処理能力を必要とすることなく、複数の映像を同時に表示可能である。
また、この映像表示装置(100)では、再生部(150、160、120、SA2)が同一の再配置前映像データ(171)を読み出したとしても、再生される再配置後映像(AM)が同一になるとは限らない。したがって、この映像表示装置(100)によれば、多数の再配置前映像データ(171)を予め用意しておかずとも多様な映像表示を行うことができる。
この映像表示装置(100)において、前記再配置部(150、SA1)は、前記再配置前映像データ(171)の加工において、前記複数の部分映像(SM)を空間的に分離する分離映像(DM)を前記再配置前映像(BM)に含ませるようにする、ようにしてもよい。この態様(100)によれば、複数の部分映像(SM)の各々が、独立した映像として認識され易くなる。これは、飽きられる可能性の低減に寄与する。
上記の態様(100)または上記の映像表示装置(100)において、前記記憶部(170)に記憶されている再配置前映像データ(171)は圧縮符号化されており、前記再配置部(150、SA1)は、前記再配置前映像データ(171)の加工に先立って、読み出した前記再配置前映像データ(171)を復号する、ようにしてもよい。こうすることにより、予め用意しておく映像データの量を低減することができるから、記憶部(170)に要求される記憶容量を低減することができる。
また、本発明は、再配置前映像(BM)を再生するための再配置前映像データ(171)を記憶する記憶部(170)を有するコンピュータを、前記記憶部(170)から前記再配置前映像データ(171)を読み出し、前記再配置前映像(BM)に含まれる複数の部分映像(SM)の前記再配置前映像(BM)における配置が入れ替わるように加工して、再配置後映像(AM)を再生するための再配置後映像データ(181)を生成する再配置部(150、SA1)と、前記再配置後映像データ(181)を用いて前記再配置後映像(AM)を再生する再生部(150、160、120、SA2)と、操作されると、操作内容に応じたデータを出力する操作部(140)と、前記操作部(140)から特定のデータが出力されると、前記再生部(150、160、120、SA2)による前記再配置後映像(AM)の再生を停止させる停止制御部(150、SB)として機能させるプログラムであって、前記複数の部分映像(SM)の各々の長さは、前記再配置前映像(BM)と同一であり、前記複数の部分映像(SM)は、それぞれ、前記再生部(150、160、120、SA2)が前記再配置前映像(BM)を再生したときに前記再配置前映像(BM)に占められる画像表示領域(R)内の互いに重ならない複数の領域を占める、ことを特徴とするプログラム(P)を提供する。
このプログラム(P)を実行中のコンピュータ(装置)によれば、上述の映像表示装置(100)と同様に、高い処理能力を必要とせず、複数の映像を同時に表示可能であり、多数の映像データを予め用意しておかずとも多様な映像表示を行うことができる。
本発明によれば、高い処理能力を必要とせず、複数の映像を同時に表示可能であり、多数の映像データを予め用意しておかずとも多様な映像表示を行うことができる映像表示装置およびプログラムを提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態について説明する。以下に説明する具体的な構成は一例に過ぎず、本発明は、この具体的な構成を変形して得られる各種の形態をも範囲に含む。
[構成]
図1は、本発明の実施の形態に係る映像表示装置100の構成を示すブロック図である。映像表示装置100のハードウェア構成は、一般的なパーソナルコンピュータと同様である。すなわち、映像表示装置100は、各種の処理を行う主プロセッサ150、プレイヤーに操作されて操作内容に応じた操作データを出力する操作部140、命令を受けて当該命令に応じた画像処理を行うとともに映像信号を表示部120へ供給する表示制御部160、表示制御部160からの映像信号を用いて映像を表示する表示部120、各種のデータを記憶する格納部170、およびワークエリアとして用いられる主メモリ180を有する。
主プロセッサ150は、例えば、一又は複数のCPU(Central Processing Unit)である。表示部120は、具体的には、CRT(Cathode Ray Tube)であり、矩形の画面121を有し、電子線で画面121を走査して画像を表示する処理を繰り返すことにより、画面121に映像を表示する。操作部140は、具体的には、キーボード141およびポインティングデバイス142である。キーボード141は、複数のキーを有し、押されたキーに応じた操作データを出力する。ポインティングデバイス142は、例えばマウスであり、移動方向および移動速度に応じた操作データを出力する。
表示制御部160は、表示部120へ映像信号を供給するために各種データを記憶するビデオメモリ161および表示用プロセッサ162を有する。ビデオメモリ161は、例えばRAM(Random Access Memory)により実現されており、その記憶領域には、1画面(1フレーム)分の画像データを記憶するフレームバッファFBが確保される。表示用プロセッサ(Graphics Processing Unit)162は、命令を受けて当該命令に応じた画像処理を行う一方、映像信号を表示部120へ供給する。表示用プロセッサ162による映像信号の供給は、フレームバッファFBから1画面分の画像データを読み出して表示部120へ供給する処理を予め定められた時間(例えば、約1/30秒間または約1/60秒間)間隔で繰り返し実行することにより実現される。また、表示用プロセッサ162は、画像処理を終了すると、その旨を示す終了通知を主プロセッサ150へ供給する。
表示用プロセッサ162に供給される命令の一種に、画像の描画を命ずる描画命令がある。描画命令に応じた画像処理が描画処理である。描画処理とは、画像データをフレームバッファFBに書き込む処理である。描画処理の一種として、映像を再生するための映像再生処理があり、描画命令の一種として、映像再生処理を命ずる映像再生命令がある。映像再生命令は、映像を再生するための映像データを指定する映像指定データと、この映像データを用いて再生される映像に占めさせる矩形の画像表示領域を指定する領域指定データを含む。映像再生処理では、表示用プロセッサ162は、映像指定データに指定された映像データを用いて再生される映像を構成する複数の矩形の画像をそれぞれ表示するための複数の画像データを、フレームバッファFBの、領域指定データに指定された画像表示領域に対応する記憶領域に、1つずつ順に書き込む。
また、表示用プロセッサ162に供給される命令の一種に、実行中の映像再生処理の停止を命ずる停止命令がある。停止命令に応じた画像処理が停止処理である。停止処理では、表示用プロセッサ162は、実行中の映像再生処理を停止する。したがって、停止処理の終了を示す終了通知は、映像再生処理の停止をも示す。
格納部170は、記憶内容の保持に電源を必須としない。格納部170の記憶領域は、記憶内容を書き換え不可能な書き換え不可能領域R1と、記憶内容を書き換え可能な書き換え可能領域R2とに分けられる。書き換え不可能領域R1は例えばROM(Read Only Memory)により、書き換え可能領域R2は例えばハードディスクにより実現される。書き換え不可能領域R1には、映像表示装置100の起動時に実行されるIPL(Initial Program Loader)が書き込まれている。書き換え可能領域R2には、IPLに呼び出される基本ソフトウェアと、基本ソフトウェアに呼び出される後述のプログラムPが書き込まれている。基本ソフトウェアは、オペレーティングシステム等の基本的な機能を映像表示装置100に実現するためのソフトウェアである。
また、書き換え可能領域R2には、複数の再配置前映像データ171が記憶されている。再配置前映像データ171は、再配置前映像BMを再生するための映像データであり、SMPTE(Society of Motion Picture and Television Engineers)のVC1により圧縮符号化されている。なお、本実施の形態を変形し、再配置前映像データ171がVC1以外の公知の動画圧縮技術により圧縮された形態としてもよい。また、本実施の形態を変形し、一部または全部の再配置前映像データ171を書き換え不可能領域R1に記憶させるようにしてもよい。
図2は、映像表示装置100における再配置前映像BMを模式的に示す図である。再配置前映像BMは、時間軸方向に並ぶ同一サイズの複数の矩形画像Fを含み、時間軸方向の長さが再配置前映像BMと同一の複数の部分映像SM(SM1〜SM4)を含む。各部分映像SMは、複数の矩形画像Fの部分画像(矩形画像)を含む。各矩形画像Fにおいて、複数の部分画像は互いに重ならない。また、矩形画像Fにおける部分画像の配置は、複数の矩形画像Fに共通である。つまり、再配置前映像BMにおいては、複数の部分映像SMが互いに重ならないように配置されている。また、映像に占められる画像表示領域は、その再生中において不変である。よって、複数の部分映像SMは、再配置前映像BMの再生中において、それぞれ、上記画像表示領域内の互いに重ならない複数の領域を占め続けることになる。
主メモリ180は、例えばRAM1により実現され、記憶内容の保持に電源を必須とする。主メモリ180には、再配置後映像データ181が一時的に記憶される。再配置後映像データ181は、再配置後映像AMを再生するための映像データであり、後述の再配置処理において生成される。本実施の形態において、実際に映像の再生に用いられる映像データは、再配置後映像データ181のみである。
プログラムPは、映像表示装置100に待ち受け表示処理を行わせるためのものであり、基本ソフトウェアを実行中の主プロセッサ150により間歇的に実行される。待ち受け表示処理とは、待ち受け映像を画面121に表示してユーザの指示を待ち受ける処理である。待ち受け映像とは、ユーザの指示を待ち受けるのに適した映像であり、例えば、画像表示領域の表示内容が刻々と変化する映像である。待ち受け表示処理(プログラムPの実行)は、ユーザの指示が入力されずに予め定められた期間が経過すると開始する。
[動作]
図3は、映像表示装置100の主プロセッサ150が行う待ち受け表示処理を示すフローチャートである。待ち受け表示処理では、主プロセッサ150は、まず、格納部170に記憶されている複数の再配置前映像データ171から1つの再配置前映像データ171を選択する(ステップS1)。この選択は、例えば乱数を用いて行われる。
次に主プロセッサ150は、選択された再配置前映像データ171を用いて擬似並列再生処理を行う(ステップS2)。擬似並列再生処理は、複数の映像を同時に再生しているかのように見せかけつつ映像を再生する処理である。擬似並列再生処理では、主プロセッサ150は、映像の再生を繰り返し行う連続再生処理(ステップSA)と、連続再生処理の終了を制御する終了制御処理(ステップSB)とを並列に実行する。
連続再生処理では、主プロセッサ150は、選択された再配置前映像データ171に基づく部分映像SMの再配置によって再配置後映像データ181を生成する再配置処理(ステップSA1)と、生成された再配置後映像データ181を用いて再配置後映像AMを再生させる再生処理(ステップSA2)とを交互に繰り返し行う。この間、画面121には、待ち受け映像として、再配置後映像AMが表示される。よって、映像表示装置100によれば、画面121の焼け付きを予防することができる。
図4は、待ち受け表示処理に含まれる再配置処理を示すフローチャートである。再配置処理では、主プロセッサ150は、ステップS1において選択された再配置前映像データ171を格納部170から読み出し、主メモリ182に書き込む(ステップSA11)。以降、主メモリ182に書き込まれた再配置前映像データ171を「選択映像データ」と称する。次に主プロセッサ150は、選択映像データをVC1により復号(伸長)する(ステップSA12)。
次に主プロセッサ150は、部分映像SMの配置の入れ替え規則を決定する(ステップSA13)。この決定は、例えば、乱数を用いて行われる。入れ替え規則としては、例えば、部分映像SM1と部分映像SM4との配置を入れ替えるという規則や、部分映像SM1と部分映像SM3との配置を入れ替え、その後、部分映像SM3と部分映像SM4との配置を入れ替える、という規則を例示することができる。
次に主プロセッサ150は、選択映像データを加工して再配置後映像データAMを生成する(ステップSA14〜SA17)。具体的には、まず主プロセッサ150は、選択映像データを用いて再生される再配置前映像BMに含まれる複数の矩形画像Fのうち、先頭の矩形画像Fを注目画像とする(ステップSA14)。次に主プロセッサ150は、注目画像について加工処理を行う(ステップSA15)。すなわち、注目画像に含まれ、互いに異なる部分映像SMに含まれる複数の部分画像の、注目画像における配置が、決定した入れ替え規則に従って入れ替わるように、選択映像データを加工する。次に主プロセッサ150は、注目画像が、末尾の矩形画像であるか否かを判定する(ステップSA16)。この判定結果が否定的な場合には、主プロセッサ150は、現在の注目画像の次の矩形画像を注目画像とし(ステップSA17)、処理をステップSA15に戻す。一方、ステップSA16の判定結果が肯定的な場合には、再配置処理が終了する。
上述したことから明らかなように、主プロセッサ150は、各矩形画像Fについて、ステップSA15の加工処理を行う。こうして、選択映像データは、この選択映像データを用いて再生される再配置前映像BMにおける部分映像SMの配置が、決定した入れ替え規則に従って入れ替わるように加工され、再配置後映像データ181となる。
図3のステップSA2の再生処理では、主プロセッサ150は、再配置後映像データ181を指定する映像指定データと、予め定められた画像表示領域R(図5参照)を指定する領域指定データとを含む映像再生命令を表示用プロセッサ162へ供給する。これにより再配置後映像AMが再生される。この結果、画面121の画像表示領域Rには、例えば、図5に示す再配置後映像AMが表示される。
図5は、待ち受け表示処理において映像表示装置100の画面121に表示される映像の一例を示す図である。この図に示すように、再配置後映像AMは、再配置前映像BMにおける部分映像SMの配置を単純に入れ替えただけの映像ではなく、複数の部分映像SMを空間的に分離する分離映像DMを含む映像である。つまり、ステップSA15の加工処理は、分離映像DMを含む再配置後映像AMを再生するための再配置後映像データ181が生成されるように行われる。分離映像DMは、空間的には、複数の部分映像SMの各々の輪郭に沿って延在しており、時間的には、再配置後映像AMと同一の長さを有する。なお、複数の部分映像SMの分離を明確化する観点から、分離映像DMとしては、内容が同一の複数の画像を時間軸方向に並べた映像の採用が望ましい。
また、主プロセッサ150は、ステップSA2の再生処理において表示用プロセッサ162へ供給した映像再生命令に対応する終了通知を受けとると、すなわち当該映像再生命令で指定された再配置後映像データ181を用いた再配置後映像AMの再生が終了または停止すると、ステップSA2の再生処理を終了する。
一方、ステップSBの終了制御処理では、主プロセッサ150は、操作部140から待ち受け映像の表示の停止を指示する停止データが出力されるまで、停止データが出力されたか否かの判定(ステップSB1)を繰り返す。そして、ステップSB1の判定結果が肯定的になると、主プロセッサ150は、連続再生処理を終了させる終了処理を行う(ステップSB2)。終了処理では、主プロセッサ150は、再配置処理の実行中であれば再配置処理を停止し、再生処理の実行中であれば、停止命令を表示用プロセッサ162に供給し、この停止命令に対応する終了通知を表示用プロセッサ162から受けとるまで待機する。つまり、主プロセッサ150は、表示用プロセッサ162による映像再生処理の実行中に操作部140から停止データが出力されると、その時点での再配置後映像AMの表示状況(例えば画面121において再配置後映像AMが占めている領域)とは無関係に、表示用プロセッサ162による映像再生処理を停止させる。これにより、再配置後映像BM(待ち受け映像)の再生が停止される。
そして、主プロセッサ150は、再配置処理を停止するか、または終了通知を受け取るかすると、終了処理を終了する。終了処理が終了すると、連続再生処理および終了制御処理、すなわち擬似並列再生処理が終了し、待ち受け表示処理が終了する。
[効果]
以上説明したように、映像表示装置100では、主プロセッサ150が、格納部170に記憶されている複数の再配置前映像データ171から1つを選択して選択映像データとし、この選択映像データを読み出し、複数の部分映像SMの再配置前映像BMにおける配置が入れ替わるように加工し、再配置後映像AMを再生するための再配置後映像データ181を生成し、この再配置後映像データ181を用いて再配置後映像AMを再生させる一方、再配置後映像AMの再生中に操作部140から停止データが出力されると、この再生を停止させる。
再配置後映像データ181を用いて再生される再配置後映像AMには、複数の部分映像SMが含まれている。したがって、映像表示装置100では、1つの再配置後映像データ181を用いて複数の部分映像SMが同時に表示される。よって、映像表示装置100によれば、高い処理能力を必要とすることなく、複数の映像を同時に表示可能である。
また、映像表示装置100では、同一の再配置前映像データ171が複数回にわたって選択されたとしても、部分映像SMの配置の入れ替え規則は、その都度、例えば乱数を用いて定められる。したがって、再配置後映像AMが同一となる確率が低く抑制される。よって、映像表示装置100によれば、格納部170に予め記憶させておく再配置前映像データ171の数が少なくとも、多様な映像表示を行うことができる。
また、映像表示装置100では、主プロセッサ150は、ステップSA15における選択映像データの加工において、複数の部分映像SMを空間的に分離する分離映像DMを再配置前映像BMに含ませるようにする。したがって、再配置後映像AMが分離映像DMを含むことになり、画面121においては複数の部分映像SMに占められる複数の領域が互いに離間することになる。よって、映像表示装置100によれば、複数の部分映像SMの各々が、独立した映像として認識され易くなる。これは、ユーザに飽きられる可能性の低減に寄与する。
また、映像表示装置100では、格納部170に記憶されている再配置前映像データ171は圧縮符号化されており、主プロセッサ150は、ステップSA15における選択映像データの加工に先立って、この選択映像データを復号するようにしている。したがって、予め用意しておく映像データの量、すなわち書き換え可能領域R2に要求される容量を低減することができる。さらに、映像表示装置100では、VC1により圧縮符号化が、部分映像SM単位ではなく、再配置前映像BM単位で行われている。VC1ではフレーム内符号化が行われるから、このことは、圧縮効率の向上に寄与する。
なお、上述したことから明らかなように、格納部170は記憶部として機能する。また、主プロセッサ150は、再配置部および停止制御部として機能する。また、主プロセッサ150および表示制御部160は、協働して、再生部として機能する。
[変形例]
本実施の形態を変形し、分割映像DMを用いない形態としてもよい。つまり、本実施の形態では、再配置前映像BMにおける複数の部分映像SMの配置が入れ替わるように選択映像データを加工して、複数の部分映像SMと分割映像DMとを含む再配置後映像AMを再生するための再配置後映像データ181を生成するようにしたが、複数の部分映像SMのみを含む再配置後映像を再生するための再配置後映像データを生成するようにしてもよい。この変形例について、図6を参照して説明する。
図6は、本実施の形態の変形例に係る映像表示装置の主プロセッサ150が行う再配置処理のフローチャートの一部を示す図である。この図において、ステップSCはステップSA15に相当する。ステップSCでは、ステップSA15と同様に、注目画像に含まれ、互いに異なる部分映像SMに含まれる複数の部分画像の、注目画像における配置が、決定した入れ替え規則に従って入れ替わるように、選択映像データが加工されるが、ステップSA15とは異なり、分離映像DMを再生するための映像データを含まない再配置後映像データが生成される。
また、本実施の形態を変形し、再配置後映像データを圧縮符号化してから、映像再生命令を表示用プロセッサ162へ供給するようにしてもよい。ただし、この場合、表示制御部160は、表示用プロセッサ162が圧縮符号化された映像データを復号することができるように構成されている必要がある。また、本実施の形態を変形し、圧縮符号化されていない再配置後映像データを格納部170に記憶させておき、ステップSA12の処理(選択映像データの復号)をスキップする形態としてもよい。なお、圧縮符号化された映像データを復号することなくその部分映像の配置を入れ替えることが可能な動画圧縮技術を採用することが可能であれば、その場合にも、ステップSA12の処理をスキップする形態とすることができる。
また、本実施の形態では、複数の部分映像SMの配置の入れ替えを任意の部分映像SM同士で可能としたが、これに限るものではない。例えば、第1の部分映像SMと第2の部分映像SMとをグループとし、第3の部分映像SMと第4の部分映像SMとを他のグループとし、部分映像SMの配置の入れ替えを同一のグループ内でのみ可能とする形態としてもよい。
また、本実施の形態を変形し、いわゆるストリーミング再生に対応させてもよい。つまり、本実施の形態では、再配置処理で読み出される再配置前映像データ171の全部が当該処理の開始前に格納部170に記憶されているが、これを変形し、再配置前映像データ171の一部が格納部170に未記憶のときに再配置処理を開始する形態としてもよい。これと同様に、本実施の形態では、再生処理で用いられる再配後前映像データ181の全部が当該処理の開始前に生成されているが、これを変形し、再生処理で用いられる再配後前映像データ181の一部が未生成のときに当該再配後前映像データ181を用いた再生を開始する形態としてもよい。
また、本実施の形態を変形し、主プロセッサ150が表示用プロセッサ162を、主メモリ180がビデオメモリ161を兼ねる構成としてもよい。この場合、主プロセッサ150は、表示用プロセッサ162が行う処理と同様の処理を行うためのプログラムを、プログラムPと並列に実行することになる。また、本実施の形態を変形し、表示部として、例えば液晶ディスプレイやビデオプロジェクタを用いる構成としてもよい。ビデオプロジェクタを用いる構成では、画像が投射されるスクリーンが画面121に相当する。
また、本実施の形態を変形し、ステップSAの連続再生処理に代えて、映像の再生を1回だけ行う単独再生処理を行う形態としてもよい。この場合、主プロセッサ150は、単独再生処理において、まず、部分映像SMの再配置によって再配置後映像データ181を生成する再配置処理(ステップSA1)を行い、次に、再配置後映像データ181を用いて再配置後映像AMを再生させる再生処理(ステップSA2)を行い、最後に、ステップSB2の終了処理が終了するまで待機する。
また、本実施の形態を変形し、プレイヤーにゲームをプレイさせるゲーム機(コンピュータ)を映像表示装置としてもよい。この映像表示装置は、ゲームがプレイされていない期間において、プレイヤーの操作を待ち受けつつ再配置後映像を表示する。この映像表示装置の操作部としては、プレイヤーに押されるとゲームの開始を指示するスタートデータを出力するスタートボタンを例示することができる。なお、ゲーム機が、プレイヤーに有償でゲームをプレイさせるアーケードゲーム機の場合には、コイン等の対価の投入を検出して検出データを出力する検出部を操作部として把握することも可能である。
本発明の実施の形態に係る映像表示装置100の構成を示すブロック図である。 映像表示装置100における再配置前映像BMを模式的に示す図である。 映像表示装置100の主プロセッサ150が行う待ち受け表示処理を示すフローチャートである。 待ち受け表示処理に含まれる再配置処理を示すフローチャートである。 待ち受け表示処理において映像表示装置100の画面121に表示される映像の一例を示す図である。 本実施の形態の変形例に係る映像表示装置の主プロセッサ150が行う再配置処理のフローチャートの一部を示す図である。
符号の説明
100 映像表示装置
120 表示部
140 操作部
150 主プロセッサ
160 表示制御部
170 格納部
P プログラム

Claims (4)

  1. 再配置前映像を再生するための再配置前映像データを記憶する記憶部と、
    前記記憶部から前記再配置前映像データを読み出し、前記再配置前映像に含まれる複数の部分映像の前記再配置前映像における配置が入れ替わるように加工して、再配置後映像を再生するための再配置後映像データを生成する再配置部と、
    前記再配置後映像データを用いて前記再配置後映像を再生する再生部と、
    操作されると、操作内容に応じたデータを出力する操作部と、
    前記再生部による再生中に前記操作部から特定のデータが出力されると、前記再生部による再生を停止させる停止制御部と、を備え、
    前記複数の部分映像の各々の長さは、前記再配置前映像と同一であり、
    前記複数の部分映像は、それぞれ、前記再生部が前記再配置前映像を再生したときに前記再配置前映像に占められる画像表示領域内の互いに重ならない複数の領域を占める、
    ことを特徴とする映像表示装置。
  2. 前記再配置部は、前記再配置前映像データの加工において、前記複数の部分映像を空間的に分離する分離映像を前記再配置前映像に含ませるようにする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
  3. 前記記憶部に記憶されている再配置前映像データは圧縮符号化されており、
    前記再配置部は、前記再配置前映像データの加工に先立って、読み出した前記再配置前映像データを復号する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の映像表示装置。
  4. 再配置前映像を再生するための再配置前映像データを記憶する記憶部を有するコンピュータを、
    前記記憶部から前記再配置前映像データを読み出し、前記再配置前映像に含まれる複数の部分映像の前記再配置前映像における配置が入れ替わるように加工して、再配置後映像を再生するための再配置後映像データを生成する再配置部と、
    前記再配置後映像データを用いて前記再配置後映像を再生する再生部と、
    操作されると、操作内容に応じたデータを出力する操作部と、
    前記操作部から特定のデータが出力されると、前記再生部による前記再配置後映像の再生を停止させる停止制御部として機能させるプログラムであって、
    前記複数の部分映像の各々の長さは、前記再配置前映像と同一であり、
    前記複数の部分映像は、それぞれ、前記再生部が前記再配置前映像を再生したときに前記再配置前映像に占められる画像表示領域内の互いに重ならない複数の領域を占める、
    ことを特徴とするプログラム。
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