JP2008129445A - シート束断裁装置及び製本装置並びに画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】シート束を綴じ処理した後に断裁仕上げする際に効率的に断裁処理を実行して製本などの後処理の効率を向上させること。
【解決手段】順次給送されるシートを束状に集積する集積トレイ手段と、集積トレイ手段からシート束を綴じ処理位置、断裁処理位置の順に移送する束搬送経路と、綴じ処理位置に配置されシート束を綴じ合わせる綴じ手段と、断裁処理位置に配置されシート束を断裁する断裁手段と、断裁手段からのシート束を収納する収納スタッカと、束搬送経路に配置されシート束を順次下流側に移送する束搬送手段と、束搬送手段及び断裁手段を制御する制御手段とを備える。そして束搬送経路には綴じ処理位置から断裁処理位置に至るシート束を一時的に保持するシート束ストック手段が設けられ、上記制御手段は綴じ処理位置から移送するシート束とシート束ストック手段に保持された先行シート束との複数のシート束を断裁手段で同時断裁するように構成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば背部を糊付け製本されたシート束の周縁を断裁揃えするシート束断裁装置に係わり、画像形成装置などから順次搬出されるシートを束状に部揃えし、その背部端面に接着剤を塗布して表紙シートと綴じ合わせて製本し、このシート束の周縁を所定量断裁(トリミングカット)する製本装置或いは画像形成装置に於ける断裁構造の改良に関する。
一般にこの種のシート束断裁装置は束状に部揃えされたシートを半裁或いは周縁をトリミングカットする装置として広く知られ、最近ではプリンタ、印刷機などの画像形成装置の端末装置として、画像形成されたシートをページ順に積重ねて部揃えし、このシート束の背部端面に接着剤(例えば熱溶融性糊)を塗布して表紙シートと綴じ合わせ、このように表装したシート束の周縁を断裁する製本システムが提案されるに至っている。
このように「画像形成」と「シートの部揃え整合」と「接着剤塗布処理」と「表紙綴じ処理」と「トリミング断裁処理」とを連続して処理するシステム装置では全ての処理が同速度で処理される場合には比較的効率的に短時間処理が可能である。ところが連続的に画像形成する画像形成部に対し、例えば表紙綴じ処理或いはトリミング断裁処理は断続的にその処理を実行するため特に他の処理に比べ時間を要する特徴がある。これはシート束に接着剤を塗布して表紙シートと接合した後、接着剤が乾燥するのを待つのに時間を要し、或いは表装後のシート束をトリミング断裁する際には、シート束の回転と断裁を複数回繰り返さなければならず、この断裁に時間を要するためである。
例えば特許文献1にはシート束に接着剤を塗布して表紙シートと綴じ合わせる第1ステージと、このシート束に穿孔処理を施す第2ステージとの間にコンベア状の循環搬送路を設け、シート束がこの循環搬送路を循環する間に接着剤が乾燥するように構成したシステムが提案されている。そして循環搬送路の長さを接着剤の乾燥時間に合わせて長短調整することが提案されている。また、特許文献2にも同様に製本処理の過程でシート束をベルトコンベア状の搬送路で処理時間を調整するシステムが提案されている。
特開平7−257809号公報 特開平11−99768号公報
上述のように束状に集積したシート束を接着剤などで綴じ合わせて断裁、孔開けなどの仕上げ処理を施す場合に、処理時間を調整するため、経路中にシート束を滞留させることは提案されている。しかし従来は、前掲特許文献1又は2に開示されているように各処理部の間にコンベアベルトを介在させて時間調整しているため装置は大型となり設置スペースを要する問題があった。
一方、最近では画像形成装置に製本装置を付設して画像形成したシートを束状に部揃えし、これに接着剤を塗布して表紙シートと綴じ合わせ、このシート束の周縁を断裁揃えする装置は小型で設置スペースが小さい装置が要求されている。従来このような連続して供給されるシートを束状に部揃えして表装綴じした後、その周縁を断裁仕上げする際には、部揃えするシートが数枚など少数枚のときであっても、数十枚など多数枚のときと同様にシート束を旋回してその断裁縁を押圧保持した後断裁刃で断裁しているため、その処理時間はほとんど変わらない。これに対しシートを部揃えする集積部は処理枚数が少ないほど短時間に処理されるため、シートの処理を停滞させる待ち時間が必要となり、システムの処理効率が劣る原因となっている。
そこで本発明者は連続的に画像形成されるシートに対し、このシートを部揃えして表装後に断続的に仕上げ処理する断裁装置を先行シート束と後続シート束とを一括に断裁することによって上流側の処理(画像形成、束集積など)を停滞することなくそれぞれ連続的に処理することが可能であるとの着想に至った。
従って本発明は、シート束を綴じ処理した後に断裁仕上げする際に、効率的に断裁処理を実行することによって製本などの後処理の効率を向上させることが可能なシート束断裁装置の提供をその主な課題としている。
また、本発明はシート束の断裁に要するセット時間を軽減することによって表紙綴じなどの上流側の処理を遅滞することのない製本装置及び画像形成システムの提供をその課題としている。更に本発明は断裁機構特に断裁刃の耐久性を長期間維持することが可能なシート束断裁装置の提供をその課題としている。
本発明は上記課題を解決するために以下の構成を採用したものである。順次給送されるシートを束状に集積する集積トレイ手段と、集積トレイ手段からシート束を綴じ処理位置、断裁処理位置の順に移送する束搬送経路と、綴じ処理位置に配置されシート束を綴じ合わせる綴じ手段と、断裁処理位置に配置されシート束を断裁する断裁手段と、断裁手段からのシート束を収納する収納スタッカと、束搬送経路に配置されシート束を順次下流側に移送する束搬送手段と、束搬送手段及び断裁手段を制御する制御手段とを備える。そして束搬送経路には綴じ処理位置から断裁処理位置に至るシート束を一時的に保持するシート束ストック手段が設けられ、上記制御手段は、綴じ処理位置から移送するシート束とシート束ストック手段に保持された先行シート束との複数のシート束を断裁手段で同時断裁するように構成する。
前記シート束ストック手段を、束搬送経路でシート束を搬送する搬送姿勢で係止するシート端係止部材で構成し、このシート端係止部材は、(1)束搬送経路の綴じ処理位置から断裁処理位置に至る経路中に配置するか、又は(2)断裁処理位置に配置する。
また前記制御手段は、綴じ処理位置からのシート束を断裁処理位置に移送して断裁処理する第1動作モードと、シート束ストック手段に一時的に保持した後断裁処理する第2動作モードを備える。そしてこの第1第2の動作モードは、(1)シート束の厚さ情報、(2)シート束の枚数情報、(3)外部入力手段からの入力情報のいずれか少なくとも1つの情報に基づいて第1第2いずれかに選定する。
前記束搬送経路に断裁処理位置の上流側にシート束の姿勢を偏向する束姿勢偏向手段を設け、この束姿勢偏向手段はシート束を把持する一対のグリップ回転部材で構成され、前記シート束ストック手段は上記一対のグリップ回転部材の間にシート束を一時的にストックするように構成するか、若しくは前記束搬送経路は断裁処理位置にシート束の断裁縁を押圧保持する断裁縁プレス手段を設け、この断裁縁プレス手段はシート束を押圧保持する加圧部材で構成され、前記シート束ストック手段は上記加圧部材で複数のシート束を積層状に保持するように配置する。
順次給送されるシートを束状に集積する集積トレイ手段と、集積トレイ手段からシート束を接着剤塗布位置、表紙綴位置、断裁位置の順に移送する製本経路と、表紙綴位置に表紙シートを給送する表紙搬送経路と、接着剤塗布位置に配置されシート束に接着剤を塗布する接着剤塗布手段と、表紙綴位置に配置され上記接着剤塗布手段からのシート束と表紙シートとを綴じ合わせる表紙綴じ手段と、上記断裁処理位置に配置されシート束を断裁する断裁手段と、上記断裁手段からのシート束を収納する収納スタッカと、上記束搬送経路に配置されシート束を順次下流側に移送する束搬送手段と、上記束搬送手段及び上記断裁手段を制御する製本制御手段とを備える。そして上記束搬送経路には表紙綴位置から断裁処理位置に至るシート束を一時的に保持するシート束ストック手段が設けられ、製本制御手段は、シート束の厚さに応じて表紙綴位置からのシート束をシート束ストック手段に一時的に保持し、このシート束と上記表紙綴位置から後続するシート束とを上記断裁位置に移送し、上記断裁手段で複数のシート束を同時に断裁する。
前記製本制御手段には、集積トレイ手段で集積されたシート束の厚さを検出する束厚さ検出手段からの検知情報に基づいて表紙綴位置からのシート束をシート束ストック手段に保持するか否かを判別する判別手段を設ける。
また本発明に係わる画像形成システムは、画像形成装置と、この画像形成装置からのシートを束状に部揃えして製本処理する製本装置とを有し、上記画像形成装置は、シート上に画像形成する画像形成手段と、画像形成手段を制御する画像形成制御手段と、画像形成手段で画像形成されたシートを搬出する排紙口とを備える。また上記製本装置は上述の構成を備える。この場合前記製本制御手段は、画像形成制御手段に設定された画像形成部数とシート枚数の情報から表紙綴位置からのシート束をシート束ストック手段に保持するか否かを判別する判別手段を備える。
本発明は、シート束を綴じ処理位置から断裁位置に移送する経路中にシート束を一時的に保持するシート束ストック手段を設け、このシート束と後続するシート束との複数のシート束を断裁手段で同時断裁するようにしたものであるから連続して製本処理する場合にその処理時間を著しく低減することが出来る。
また、上述のように先行するシート束と後続するシート束を断裁位置で同時に断裁するため、シート束の断裁回数を低減することが出来るため断裁機構、特に断裁刃の損耗を軽減することが出来、耐久性に富んだ断裁装置の提供が可能である。
更に本発明は、連続して製本処理する場合にシート束の厚さ情報に基づいてシート束をシート束ストック手段に保持するか否かを判別する判別手段を備えることによって例えば多数枚シート束の場合はそのシート束を単体で断裁し、少数枚シート束の場合は複数のシート束を同時に断裁することが可能となり、より効率的に処理することが出来るなどの効果を奏する。
以下図示の好適な実施の形態に基づいて本発明を詳述する。図1は、本発明に係わるシート束断裁装置を組み込んだ製本装置と、この製本装置を有する画像形成システムの全体構成の説明図であり、図2は製本装置の要部の詳細説明図、図4はシート束断裁装置の詳細説明図である。
図1に示す画像形成システムは、シートに順次印刷を施す画像形成装置Aと、この画像形成装置Aの下流側に付設された製本装置Bと、この製本装置Bの下流に配置された後処理装置Cとから構成されている。そして画像形成装置Aで画像形成したシートを製本装置Bで製本処理し、これに組み込んだ断裁装置B2で断裁仕上げする。また製本処理しないシートについてはこの製本装置Bを通過して後処理装置Cでシートに後処理を施すように構成されている。
[画像形成装置の構成]
まず画像形成装置Aは複写機、プリンタ、印刷機など種々の構造のものが採用可能であるが静電印刷装置を図1に示す。この画像形成装置Aはケーシング1内に給紙部2と、印字部3と、画像形成制御部4とが内蔵されている。給紙部2にはシートサイズに応じた複数のカセット5が準備され、画像形成制御部4から指示されたサイズのシートが給紙経路6に繰り出される。この給紙経路6にはレジストローラ7が設けられ、シートを先端揃えした後所定のタイミングで下流側の印字部3に給送する。
印字部3には静電ドラム10が設けられ、この静電ドラム10の周囲には印字ヘッド9、現像器11、転写チャージャ12などが配置されている。そして印字ヘッド9は例えばレーザ発光器などで構成され、静電ドラム10上に静電潜像を形成し、この潜像に現像器11でトナーインクを付着し、転写チャージャ12でシートに印刷する。この印刷シートは定着器13で定着され排紙経路17に搬出される。排紙経路17には上記ケーシング1に形成した排紙口14と排紙ローラ15が配置されている。尚図示16は循環経路であり、排紙経路17からの印刷シートをスイッチバック経路で表裏反転した後再びレジストローラ7に送り、印刷シートの裏面に画像形成する。このように片面若しくは両面に画像形成された印刷シートは排紙口14から排紙ローラ15で搬出される。
尚図示20はスキャナユニットであり、上記印字ヘッド9で印刷する原稿画像を光学的に読み取る。その構造は一般的に知られているように原稿シートを載置セットするプラテン23と、このプラテン23に沿って原稿画像をスキャンするキャリッジ21と、このキャリッジ21からの光学像を光電変換する光学読取手段(例えばCCDディバイス)22とから構成されている。また図示のものは原稿シートを自動的にプラテンに給送する原稿送り装置25がプラテン23上に装備してある。そして上述の構成の画像形成装置Aは画像形成制御部(画像形成制御手段;後述する制御手段70)4で各種画像形成の条件が設定され、この画像形成制御部4で製本装置B及び後処理装置Cの制御を司るようになっている。
[製本装置の構成]
次に、画像形成装置Aに付設された製本装置Bについて説明する。この製本装置Bはケーシング30内に印刷シートを束状に集積して部揃えする集積部40と、この集積部40からのシート束に接着糊を塗布する接着剤塗布手段55と、接着剤を塗布されたシート束に表紙シートを綴じ合わせる表紙綴じ手段(シート断裁装置に於ける綴じ手段)60とから構成されている。
[搬送経路の構成]
各シートの搬送経路について説明すると、上記ケーシング30内には画像形成装置Aの排紙口14に連なる搬入口31aを有する搬入経路31が設けられ、この搬入経路31から中紙搬送経路32と表紙搬送経路34が経路切換フラッパ36を介して連結されている。そして中紙搬送経路32には集積部40を介して製本経路(束搬送経路)33が連接され、表紙搬送経路34には後処理装置Cの後処理経路38が連設されている。製本経路33は略々鉛直方向に装置を縦断する方向に、表紙搬送経路34は略々水平方向に装置を横断する方向に配置されている。
上記製本経路33と表紙搬送経路34とは互いに交差(直交)し、その交差部に後述する表紙綴じ手段60が配置されるようになっている。以上のように構成された搬入経路31は前記画像形成装置Aの排紙口14に連なり、画像形成装置Aから印刷シートを受入れる。この場合画像形成装置Aからはコンテンツ情報を印刷された印刷シート(中綴じシート)と表紙カバーとして使用するタイトルなどを印刷された印刷シート(以下「表紙シート」と云う)とが搬出される。このように搬入経路31は中紙搬送経路32と表紙搬送経路34とに分岐され経路切換フラッパ36を介して各印刷シートをそれぞれの経路に振り分け搬送することとなる。
一方、上記搬入経路31にはインサータ装置26が連結してあり、画像形成装置Aで印刷処理しない表紙シートを給紙トレイ26aから1枚ずつ分離して搬入経路31に供給するように構成してある。このインサータ装置26は1又は複数段の給紙トレイ26aを備え、このトレイ先端には積載されたシートを1枚ずつ分離して給送する給紙手段と、この給紙手段の下流側に給紙経路27が設けられ、この給紙経路27は経路切換片28を介して搬入経路31に連結している。また上記搬入経路31には搬送ローラ31bが、中紙搬送経路32には搬送ローラ32aが、製本経路33にはグリップ搬送手段(シート束搬送手段;以下同様)47と後述する束姿勢偏向手段64と排紙ローラ(排紙手段)66が配置されている。また表紙搬送経路34には搬送ローラ34aが、後処理経路38には搬送ローラ38aがそれぞれ配置され、それぞれ駆動モータに連結されている。またこれらの経路には図2に示す位置にそれぞれシートセンサSe1〜Se6が配置され、シートの先端及び/又は後端を検出する。
[集積部の構成]
前記中紙搬送経路32の排紙口32bに配置された集積トレイ手段41((以下「トレイ」という)は排紙口32bからのシートを束状に積載収納する。図2に示すようにトレイ41は略々水平姿勢に配置されたトレイ部材で構成され、その上方には正逆転ローラ42aと搬入ガイド42bが設けられている。そして排紙口32bからの印刷シートを搬入ガイド42bでトレイ41上に案内し、正逆転ローラ42aで収納する。この正逆転ローラ42aは正回転で印刷シートをトレイ41の先端側に移送し、逆回転でトレイ後端(図1右端)に配置された後端突き当て部材43にシート後端を突き当て規制する。またトレイ41には図示しないシートサイド整合手段が設けられトレイ上に収納した印刷シートの両側縁を基準位置に幅寄せ整合する。このような構成で中紙搬送経路32からの印刷シートはトレイ41上に順次積み上げられ束状に部揃えされる。
[シート束搬送手段の構成]
前記製本経路33にはシート束搬送手段が配置され、このシート束搬送手段は、グリップ搬送手段47と、折ロール63と排紙ローラ66とから構成されている。そしてこれらの搬送手段でトレイ41からシート束を図2に示す「接着剤塗布位置E」「表紙綴じ位置F」「断裁位置G」の順に搬送し、収納スタッカ67に収納する。
上記グリップ手段(束姿勢偏向手段)64は一対のニップ部材で構成されトレイ41上に集積されたシート束を把持すると共に、この把持した状態でシート束を90度旋回してシート束の姿勢を偏向するように旋回自在のユニットフレーム64xに装備されている。そしてトレイ41に集積したシート束を水平姿勢から鉛直姿勢に偏向し、このシート束を略々鉛直方向に配置された製本経路33に沿って接着剤塗布位置Eに搬送セットする。このため、トレイ41は集積位置(図2実線)から引き渡し位置(図2破線)に移動し、この引き渡し位置で準備されたグリップ搬送手段47にシート束を引き渡すようになっている。
上記折りロール63は後述するように表紙綴位置Fからシート束を下流側の断裁位置に搬送するのと同時に背折りしたシート束を折り合わせるように一対のローラ対で構成されている。上記排紙ローラ66はシート束を下流側の収納スタッカ67に搬出する一対のローラで構成されている。尚この折りロール63と断裁位置Gとの間には束姿勢偏向手段64が備えられ、このグリップ手段64も束搬送手段を構成しているが詳細は後述する。
[束厚さ検出手段の構成]
上記トレイ41又はグリップ手段64には図示しないがシート束の厚さを検出する束厚さ検出手段Thが設けてある。これはトレイ41上に集積されたシート束の厚さを検出するためであり、次のいずれかの構成で備えられる。第1の方法は前記中紙搬送経路32の排紙口32bに配置されたシートセンサ(排紙センサ)Se3で搬出したシート数をカウントし、平均的な紙厚さから束厚さを演算する。例えば後述する制御CPU75にカウンタを設け画像形成装置Aからの排紙指示信号とジョブ終了信号の間にセンサSeの排紙信号を計数し、この計数値に予め設定された紙厚さを乗算する。このようにシート排紙枚数からシート束厚さを演算すると構成が容易であるがこのときの束厚さは概略となる特徴がある。
第2の方法は前記トレイ41に最上シートと当接するレベルセンサを設け、このレベルセンサの位置を検出することによって束厚さを検出することが出来る。例えばトレイ上に最上シートと接するレバー部材を積載方向に移動自在に配置し、このレバー部材の位置を例えばスライダックセンサによって検出する。第3の方法は前記グリップ搬送手段47を固定グリッパと可動グリッパで構成し、可動グリッパが紙面と当接する位置をスライダックセンサで位置検出する。
このような方法で検出したシート束の束厚さは後続する制御に使用する。例えば後述する接着剤塗布手段55でシート束に接着剤を塗布する際に束厚さに応じて塗布量を調整する。また後述する断裁刃65cでシート束を断裁する際に束厚さに応じて断裁刃の移動ストロークを偏向する。特に本発明はこの束厚さに応じて断裁位置Gで先行シート束と後続シート束の複数を合体して一括断裁するか、又は単独で断裁するか否かを判別する情報として使用することを特徴としている。その詳細は後述する。
[接着剤塗布手段の構成]
前記製本経路33の接着剤塗布位置Eには接着剤塗布手段55が配置されている。この接着剤塗布手段55は図2に示すように熱溶融性の接着剤を収容する糊容器56と、塗布ロール57と、ロール回転モータMRとで構成されている。糊容器56は液状接着剤収容室(以下「液剤収容室」という)56aと固形接着剤収容室(以下「固形剤収容室」という)56bに区割され、液剤収容室56aには塗布ロール57が回転自在に組み込まれている。また液剤収容室56aには接着剤の残量を検出する糊センサ56Sが配置されている。図示の糊センサ56Sは接着剤の温度センサを兼用し、液剤収容室56a内の液化した接着剤の温度を検出するのと同時に接着剤に浸された部位の温度差によって接着剤の残量を検出する。また、糊容器56には電熱ヒータなどの加熱素子(加熱手段)50が埋設してある。そしてこの糊センサ56Sと加熱手段50は後述する制御CPU75に結線され、液剤収容室56a内の接着剤を所定の溶融温度に温度調整する。また上記塗布ロール57は耐熱性の多孔質材で構成され、糊を含侵してロール周囲に糊の層が盛り上がるように構成されている。
上述のように構成された糊容器56はシート束に沿って往復駆動する。図3(b)にその概念図を示すが、シート束の下端縁(製本時の背表紙部)S1に対し糊容器56は短い長さ(寸法)に形成してあり、これに内蔵した塗布ロール57と伴にシート束の下端縁S1に沿って移動するように装置フレームのガイドレール52に支持されている。そしてこの糊容器56は装置フレームに取り付けられたタイミングベルト53に連結され、このタイミングベルト53には駆動モータMSが連結してある。
そこで糊容器56はホームポジションHPと、シート束に沿って復動作を開始するリターン位置RPとの間で前記駆動モータMSによって往復動する。そして各位置は図3(b)に示す位置関係に設定され、リターン位置RPはシート幅のサイズ情報によって設定される。また、装置電源投入時(イニシャル時)にはホームポジションHPに設定され、先行する例えば前記グリップ搬送手段47に設けたグリップセンサSgのシートグリップ信号から所定時間後(シート束が接着剤塗布位置Eに到達する見込み時間)にホームポジションHPからリターン位置RPに向けて移動する。この移動と同時に塗布ロール57はロール回転モータMRで回転を開始する。尚図示SPは上記糊容器56のホームポジションセンサである。このように構成された接着剤塗布手段55は駆動モータMSの回転で、糊容器56はガイドレール52に沿って図3(b)左側から右側に移動を開始する。この往路では塗布ロール57はシート束に圧接してシート端部をバラけさせ、リターン位置RPからホームポジションHPに戻る復路ではシート端と所定のギャップを形成して接着剤を塗布するように、前述のグリップ搬送手段47の送り量を図示しない昇降モータで調整するようになっている。
[表紙綴じ手段の構成]
上記製本経路33の表紙綴位置Fには表紙綴じ手段60が配置されている。この表紙綴じ手段60は図4に示すように背当てプレート61と背折りプレート62と折りロール63で構成される。この表紙綴位置Fには前述の表紙搬送経路34が配置され、画像形成装置A又はインサータ装置26から表紙シートを給送する。そこで背当てプレート61は表紙シートをバックアップする板状部材で構成され、製本経路33に進退自在に配置されている。この背当てプレート61に支持された表紙シートに(中紙)シート束が逆T字状に接合される。そこで上記背折りプレート62は左右一対のプレス部材で構成され、逆T字状に接合された表紙シートの背部を背折り成型するため、図示しない駆動手段で互いに接近及び離反するように構成されている。また上記折りロール63は背折り成型されたシート束を挟圧して表装仕上げする一対のローラで構成されている。
[束姿勢偏向手段と断裁手段の構成]
上記折りロール63の下流側に位置する断裁位置Gにはシート束の天地方向を偏向する束姿勢偏向手段64と、シート束の周縁を断裁する断裁手段65が配置してある。上記束姿勢偏向手段64は表紙綴位置Eから表装されたシート束を所定方向(姿勢)に偏向して下流側の断裁手段65又は収納スタッカ67に給送する。また断裁手段65はシート束の周縁を切り揃える。このため束姿勢偏向手段64は前記折りロール63から送られたシート束を把持して回転するグリップ回転部材(以下「回転テーブル」という)を備える。
図4に示すようにこの回転テーブル64a、64bは装置フレームに昇降自在に取り付けられたユニットフレーム64xに設けられている。このユニットフレーム64xに製本経路33を挟んで一対の回転テーブル64a、64bがそれぞれ回転自在に軸受支持され、一方の可動回転テーブル64bはユニットフレーム64xに移動自在に支持された可動フレーム66yに搭載され、シート束厚さ方向(製本経路33に対して直交する方向)に移動自在に支持されている。そして各回転テーブル64a、64bには製本経路33内でシート束を姿勢偏向するように旋回モータMt1、Mt2が設けられている。また可動側の回転テーブル64bには図4左右方向に移動するグリップモータMgが装備されている。
従って製本経路33内に導かれたシート束は、左右一対の回転テーブル64a、64bでグリップ把持され旋回モータMt1、Mt2によってシート束の姿勢方向を偏向する。例えば背部を下側に搬入されたシート束を180度旋回して小口部を下側に下流側の排紙ローラ66に送る。またシート束を順次90度ずつ回転して下流側の断裁位置Gに天部・地部・小口部をそれぞれ下側に偏向させシート束の周縁3方向を断裁するトリミングカットが可能となる。なお、上記可動側の回転テーブル64bにはグリップセンサ(図示せず)が設けられ、左右の回転テーブル64a、64b間にシート束が確実にグリップされたのを検知し、この検知後回転テーブル64a、64bを旋回駆動するように構成されている。そして上記ユニットフレーム64xは昇降モータMAによってシート束を製本経路33に沿って上下昇降させることが出来るようになっている。これは後述するように排紙ローラ66に移送するシート束を所定量オフセットするジョグ機構を構成し、同時にシート束周縁を断裁する際には、断裁位置Gにシート束を搬送セットし、その送り量で断裁位置Gにおける断裁幅を設定するためである。
[断裁手段の構成]
上記束姿勢偏向手段64の下流側には断裁手段65が配置されている。この断裁手段65は図4に示すようにシート束の断裁縁を刃受け部材65aに押圧支持する断裁縁プレス部材65bと、断裁刃ユニット65cで構成されている。上記断裁縁プレスユニット65bは製本経路33に配置した刃受け部材65aと対向する位置に配置され、図示しない駆動手段によってシート束と直交する方向に移動する加圧部材から構成されている。上記断裁刃ユニット65cは平刃状の切断刃と、これを駆動するカッタモータMCとから構成されている。このような構成の断裁手段65により、冊子状に製本処理されたシート束の背部を除く周縁を所定量断裁して切り揃える。
[シート束ストック手段の構成]
本発明は上述の製本経路33(束搬送経路;以下同様)の表紙綴位置Fと断裁位置Gとの間にシート束を一時的に保持するシート束ストック手段80を設けたことを特徴としている。このストック手段80は表紙綴位置Fで綴じ合わされたシート束が連続して下流側の断裁位置に搬出される際に、先行するシート束を経路内に一時的に保持し、後続するシート束が移送されて来たときにこの2つ若しくはそれ以上複数のシート束を層状に合体しで断裁装置Gに給送して一括断裁する為である。以下その構成を図4、5に示す態様と、図6に示す態様について説明する。
[シート束ストック手段の第1実施態様]
図5には製本経路33に配置された前記束姿勢偏向手段64の部位にシート束ストック手段80を設ける場合を示す。前記束姿勢偏向手段64を搭載したユニットフレーム64xにはシートガイド81a、81bが製本経路33を構成するように設けられている。図示左ガイド81aは固定ガイドで、右ガイド81bは可動ガイドで前記可動回転テーブル64bを支持する可動フレーム64yに固定されている。また、上記左ガイド81aは支軸82を中心に回転自在に支持され鉛直方向の姿勢と傾斜した傾斜姿勢に揺動するようになっている。そして可動フレーム64yには経路33内に出没自在のシート端係止部材83が設けられている。このシート端係止部材83には電磁ソレノイドSLが連結してあり、経路33内の作動位置と経路外の待機位置との間で移動するように構成されている。特にこの係止部材83と支軸82とは図5(a)(b)に示すように係止部材83は経路33に対して傾斜配置され、左ガイド81aの支軸82はシート束が係止部材83に載置された状態でシートの自重で図示状態に倒れる位置に配置されている。そして左ガイド81aには図示しない付勢スプリングが内蔵され、通常はこの付勢スプリングで経路33に沿った鉛直方向に位置している(図5(a)の状態)。
一方、係止部材83の傾斜面にシート束下端が係止されるとシート束が同図(b)の状態に図示左方向に倒れ左ガイド81aは付勢スプリングに抗して同方向に倒れる。このときシート束上端は前記折りロール63の束搬出経路から経路外に退くように構成されている。従って折りロール63から送られたシート束は経路33内に係止部材83が位置するときにはその下端を係止部材に係止され、その自重で左ガイド81aと共に図5(b)の状態に倒れる。この状態で折りロール63から送られた後続シート束は係止部材83で積層状に保持される(図6(c)の状態)。
一方可動回転テーブル64bが前記グリップモータMgの作動でシート束を把持する図6(d)の状態に経路33内に移動すると係止部材83に支持された複数のシート束は鉛直姿勢に戻り(偏向し)、この回転テーブル64a、64bを搭載したユニットフレーム64xの下降に伴って下流側の断裁位置Gに移送される。
[シート束ストック手段の第2実施態様]
図7、図8には製本経路33に配置された前記断裁手段65の部位にシート束ストック手段80を設ける場合を示す。前記断裁位置Gには前述のように断裁刃65c、断裁縁プレス手段65bが準備され、これらと経路33を挟んで刃受け部材65aが配置されている。同図の刃受け部材65aは前記折りロール63から搬出されるシート束の移送経路から所定量(図示Δn)オフセットしてある。このような構成において同図(a)に示すように折りロール63から搬出されたシート束の下端を断裁刃65c(シート端係止部材を兼用する)を断裁位置に位置させる。するとシート束はその下端を断裁刃65cに突き当て支持される。そこで同図(b)に示すように前記加圧部材65xを図示しなす駆動モータによって同図左側に移動する(図7(b)は移動した状態を示す)。するとシート束は刃受け部材65aに押圧される位置に移動し、折りロール63の搬出経路から退く。この状態で折りロール63から後続するシート束を搬出すると断裁刃65c上に複数のシート束が倒立状態で支持される(図8(c)の状態)。
そこで前記束姿勢偏向手段64を作動して複数のシート束を同時に把持する。この状態で断裁刃65cを退避位置(ホームポジション)に移動し、束姿勢偏向手段64でシート束を90度(又は180度)旋回させ、断裁位置Gに送る(図8(d)の状態)。そこで前記断裁縁プレス手段65bを作動してこの複数のシート束を加圧部材65xで刃受け部材65aとの間に挟圧支持する。そして断裁刃6cをカッタモータMcで駆動し複数のシート束を断裁する。尚シート束の断裁は背部を下側に送られたシート束を例えば90度旋回して天部を断裁し、次いで180度旋回して地部を断裁する。その後更に90旋回して小口部を断裁する。
上記断裁位置Gの下流側には排紙ローラ(排紙手段)66と収納スタッカ67が配置されている。この収納スタッカ67は図4に示すようにシート束を倒立姿勢で収納するようになっている。そしてこの収納スタッカ67は図1に示すようにケーシング30に引出状に配置され、装置フロント側(図1紙面手前側)に引出可能に構成されている。装置フロント側に引き出した状態で図2上方から使用者が取り出すようになっている。尚図示67Sfは満杯検出センサであり、収納スタッカ67に収納されるシート束の満杯状態を検出して、オペレータにその除去を警告する。
[屑収納ボックスの構成]
上記排紙経路33aには収納スタッカ67にシート束を搬出する排紙ローラ66a、66bが一対のローラで構成されている。図示のローラ66bはシート幅方向に移動自在に構成してありシート束の厚さに応じてニップ位置を変更するように構成されている。また前記断裁位置Gの下方には収納スタッカ67と並列に屑収納ボックス68が設けられ、断裁刃65xで切断した紙片を収納する。このため、断裁位置Gの直下にはスイーパ手段69が設けられ、このスイーパ手段69は図示しない駆動モータによって図2左右方向に揺動し、シート束を断裁する際は断裁位置Gの直下に位置して切断片を屑収納ボックス68に案内し、断裁後は断裁位置Gから退避してシート束を収納スタッカ67に収容可能に退避するようになっている。また、上記屑収納ボックス68には内部に収納された切断紙片の収納量を検出するフル検出センサ(満杯検出センサ)68Sfが配置してある。
[後処理装置の構成]
上述の製本装置Bには後処理装置Cが配置され、この後処理装置Cは前記表紙搬送経路34に連なる後処理経路38が設けられ、この後処理経路38にステイプルユニット、パンチユニット、スタンプユニットなどの後処理機器が配置され、画像形成装置Aからの印刷シートを、表紙搬送経路34を介して受け取り、この印刷シートにステイプル処理、パンチ処理、捺印処理を施し排紙トレイ37に搬出する。また、このような後処理を施すことのない画像形成装置Aからのシートを排紙トレイ37に収納するようになっている。
[制御手段の構成]
次に上述の装置に於ける制御手段の構成を図9に基づいて説明する。本発明は上述の構成において前記シート束ストック手段80に製本綴じ(天糊製本綴じ又はくるみ綴じ)したシート束を一時的に保持し、後続するシート束と合体して前記断裁位置Gで同時に断裁することを特徴としている。その制御構成は次の2つの方法が採られる。第1の制御構成は前記断裁手段65の許容最大断裁量を前記集積トレイ手段41に積載可能な最大積載量の2倍若しくはそれ以上に設定し、常に2つ以上複数のシート束を同時断裁する。また第2の制御構成はシート束の厚さが所定厚さ以下のときには先行するシート束と後続するシート束を同時断裁し、シート束の厚さが所定厚さ以上のときには単一のシート束を表紙綴じ位置Fから直接断裁位置に移送して断裁する。上記第1の制御構成は上記第2の制御構成に於けるシート束厚さが所定厚さ以下のときと同一であるのでその説明を省略し、以下上記第2の制御構成について説明する。
そこで図9にその制御ブロック図を示す。図1に示すような画像形成装置Aと製本装置Bとを連結したシステムでは、例えば画像形成装置Aに備えられた制御CPU70にコントロールパネル71と、モード設定手段72を設ける。そして製本装置Bの制御部には制御CPU75を設け、この制御CPU75は製本処理実行プログラムをROM76から呼び出して製本経路33における各処理を実行する。
上記制御CPU70(図1に於ける画像形成制御手段4)はコントロールパネル71から画像形成の条件が設定され、この設定条件に従って画像形成制御部73は前記形成手段3及び給紙部5を制御する。これと同時にコントロールパネル71から製本装置Bの製本仕様を設定するようになっている。この製本仕様は「製本モード」「製本断裁モード」「プリントアウトモード」「後処理モード」などに設定される。製本モードは画像形成したシートを束状に部揃えして表紙綴じ(表紙なしの天糊製本も可能)し、この製本状態で収納スタッカ67に収納する。また「製本断裁モード」は表紙綴じしたシート束の3方向を断裁揃えする。本発明はこの「製本断裁モード」に関する。
また上記制御CPU75には画像形成装置Aの制御CPU70から製本モード指示信号、ジョブ終了信号、シートサイズ情報、その他製本に要する情報及びコマンド信号を受信する。一方前記搬入経路31、製本経路33、表紙搬送経路34には搬送するシート(シート束)を検出するシートセンサSe1乃至Se6が図2にそれぞれ図示する位置に配置されている。そこで制御CPU75には各シートセンサSe1乃至Se6の検出信号が伝達され、制御CPU75は「集積部制御部75a」「接着剤塗布手段制御部75b」「表紙綴じ制御部75c」「断裁制御部75d」「スタック制御部75e」と「接着剤温度制御部79」をそれぞれ備えている。そして断裁制御部75dには「判別手段78」が設けてあり、この判別手段78はシート束の厚さが予め設定した所定厚さ以上であるか否かを判別するように構成されている。この判別のため判別手段78は(1)前記束厚さ検出手段Thから先行するシート束の厚さと後続するシート束の厚さ情報(2)画像形成装置から後続するシートの部数とその枚数情報(3)前記コントロールパネル71からオペレータが複数シート束を同時断裁するか否かの入力情報を取得するように構成されている。そして図9に示すフローチャートに従って製本断裁処理を実行する。
[製本断裁動作の説明]
次に図9のフローチャートに従って上述の制御CPU75による製本処理動作を説明する。前記画像形成装置Aのコントロールパネル71で画像形成条件と後処理モードを設定する(St001)。この後処理モードは前述のように「製本モード」「製本断裁モード」などに設定する。
そこで後処理モードとして「製本断裁モード」が選択された場合、画像形成装置Aは画像形成動作を実行し、画像形成したシートを排紙口14に搬出する(St002)。製本装置Bではこのシートを搬入経路31に受入れる。このとき制御CPU75は経路切換フラッパ36を図2の状態に位置させてシートを中紙搬送経路32に案内する。このシートは搬送ローラ32bで排紙口32bに送られ、集積トレイ41上に順次積載収納する(St003)。
そこで画像形成装置Aからジョブ終了信号(St004)を受けると、制御CPU75は前記グリップ搬送手段47で集積トレイ41上のシート束を搬出し、その姿勢を90度偏向する。このとき制御手段75はシート束の厚さを束厚さ検出手段Thからの検知信号で検出する。この検出値はRAM77に記憶する。次に集積トレイ41上に部揃えされたシート束は水平姿勢から鉛直姿勢に偏向され製本経路33を下流側の接着剤塗布位置Eに移送される(St005)。
このシート束の接着剤塗布位置Eへの給送セットと前後して制御CPU75は表紙シートを表紙搬送経路34から給送する。この表紙シートは画像形成装置Aから画像形成されて供給される場合と前記インサータ装置26から供給される場合がある。インサータ装置26から供給する場合には制御CPU75は給紙手段(図示せず)を作動して給紙トレイ26aからシートを1枚ずつ分離して給紙経路27に給送する。
給紙経路27に送られたシートは搬送ローラ27aで搬入経路31に搬送される。このとき制御CPU75は経路切換片28を図1の状態に位置させ、表紙搬送経路34に案内する。この表紙搬送経路34にはシートの姿勢を矯正するレジ機構34bが備えられ、このレジ機構34bで整合されたシートはこの位置から所定量搬送されることによって表紙綴位置Fに到達し静止セットされる(St006)。この表紙シートの給送セットに次いで制御CPU75は接着剤塗布手段55を駆動して接着剤塗布位置Eにセットされているシート束に接着剤を塗布する(St007)。塗布ロール57を備えた糊容器56は図3(b)右方向にシート束の下端縁に沿って移動し、ロール表面に含浸した接着剤をシート束に塗布する。
この接着剤塗布動作の終了後、制御CPU75はシート束を前記グリップ搬送手段47で下流側の表紙綴位置Fに移送する。するとこの位置には表紙シートがセットされているため表紙シートは背当プレート61にバックアップされこれとシート束が逆T字状に接合される。次いでシート束はこの状態で前記背折プレート62が表紙シートの背部をプレス成形して表装する(St008)。
次に制御CPU75は判別手段78でシート束の断裁を複数同時断裁するか、単独断裁するか否かを判別する(St009)。この判別は装置構成によって異なり、(1)例えば先行するシート束が表紙綴じ位置Fのとき後続する次シート束が集積トレイ41に集積されジョブ終了信号が発信されているときには、ROM77から先行シート束の厚さを読み出し、(先行シートの束厚さ+後続シートの束厚さ)と許容最大断裁厚さとを比較する。(2)後続シートの最終紙が集積トレイに41未到達のときには画像形成装置Aから後続シート束のシート枚数情報を取得し、予め設定してある平均紙厚さから後続シートの束厚さを演算し、(先行シートの束厚さ+後続シートの束厚さ)と許容最大断裁厚さとを比較する。この比較結果によって(先行シートの束厚さ+後続シートの束厚さ)<(許容最大断裁厚さ)のときには同時断裁を選定し、それ以外のときには個別断裁を選定する。(3)上記(1)(2)の方法が困難なときにはオペレータに同時断裁するか個別断裁するか前記コントロールパネル71から入力指示を促す。そしてその入力情報に基づいて同時断裁か個別断裁かを判別する。
[個別断裁の動作モード(第1動作モード)]
上記判別手段78で個別断裁すると判断したとき、制御手段75は図11に示すように表紙綴位置Fのシート束が所定の冷却時間が経過するのを待つ(St010)。その後制御手段75はシート束を断裁位置Gに移送する(St011)。これは例えば前記断裁刃65cを断裁位置に移動し、この断裁刃65cに前記折りロール63を駆動してシート束を落下移送する。次いで、前記回転テーブル手段64でシート束の中心をニップする(St012)。そして断裁刃65cを待機位置に移動退避させ回転テーブル手段64を所定方向に回転させる(St013)。このシート束の回転は一対の回転テーブル64a、64bの旋回モータMt1、Mt2を所定角度回転する。これによって例えば下端が背部であるシート束を90度回転して天部を下端に姿勢偏向する。
次いで制御手段75は前記昇降モータMSを回転駆動してシート束の下端部を所定量(断裁量)断裁位置からオーバランさせる(St014)。この断裁量は図示しないシート下端検出センサからの信号を基準に設定する。その後、断裁縁プレス手段65bでシート束を押圧保して断裁刃65cをカッタモータMcによって待機位置から断裁位置に移動する。これによってシート束は、その下端を所定量断裁される(St015)。次いで制御手段75はシート束を所定角度例えば180度前記回転テーブル手段64で旋回して地部を下端側に位置させ同様に所定量断裁する。その後、更にシート束を90度回転して小口部を下端に位置させ同様に断裁する。そして制御手段75は3方向の断裁が終了(St016)すると回転を開始テーブル手段64でシート束の把持を解除する。するとシート束は排紙ローラ66に落下し、排紙ローラの駆動によって収納スタッカ67に収容される(St017)。
[同時断裁の動作モード(第2動作モード)]
前記判別手段78で同時断裁すると判断したときには、制御手段75はシート端係止手段80の係止部材83を経路33内に進入した作動位置に移動する(St018)。そして表紙綴じ位置Fに位置する表装後のシート束をストック位置に移動する。このストック位置は前記図5に示す実施形態では係止部材83を配置した回転テーブル手段64の部位に、また図7に示す実施形態では係止部材を兼用する断裁刃65cの部位に前記折りロール63によって移送する(St019)。これによってシート束はストック位置に係止され係止部材83に保持されることとなる。
一方、前記集積トレイ手段41には後続するシートが排紙口32bから搬出され束状に集積されている。そこで制御手段75はこの後続するシート束を接着剤塗布位置Eに移送する(St020)。次いで制御手段75は前述と同様に表紙シートを綴じ位置Fに給送セット(St021)し、シート束の下端縁に接着剤を塗布し(St022)、その後表紙綴じ処理(St023)する。そして制御手段75は接着剤の冷却時間の経過を待って(St024)、シート束をストック位置に移送する(St025)。この状態で先行するシート束と後続するシート束は係止部材83上に層状に重ねられる。そこで制御手段75はこの複数のシート束を整列させる(St026)。このシート束の整列は回転テーブル手段64又は断裁縁プレス手段65bでシート束紙を押圧ニップすることによって行う。この整列後にシート束を断裁位置Gに移送する(St027)。その後前述のステップSt012からステップSt017を実行することによって複数のシート束を同時に断裁して収納スタッカ47に収納する。
尚本発明にあって上述の同時断裁(第2動作モード)では先行するシート束と後続するシート束を同時に断裁する場合を説明したが、これは3部以上のシート束を前記ストック位置に一時的に保持し、その後全てのシート束を同時に断裁位置に移送して断裁を実行するように制御しても良い。このとき本発明はストック位置に一時的に保持するシート束については表紙綴じ位置で接着剤の冷却時間の経過を待つことなく下流側のストック位置に移送し、ストック位置に保持する間に接着剤を冷却させることを特徴としている。これによって連続する製本処理を短時間に実行することが可能となる。
本発明の製本装置を備えた画像形成システムの全体構成の説明図。 図1のシステムに於ける製本装置の要部説明図。 図2の装置に於ける接着剤塗布手段の構成を示し、(a)はその糊容器の構成、(b)は接着剤塗布の態様を示す説明図。 図2の装置に於けるシート束断裁部の詳細を示す説明図。 図4に示すシート束ストック手段の1態様を示す説明図であり、(a)はシート束をストック位置に搬送する状態説明図、(b)はシート束をストック位置に保持する状態説明図。 図5に示すシート束ストック手段を示し、(c)は連続する複数のシート束をストック位置に保持した状態説明図、(d)はこの複数のシート束を下流側に移送する状態説明図。 図5と異なるシート束ストック手段の態様を示し、(a)はシート束をストック位置に移送する状態説明図、(b)はこのシート束をストック位置に保持する状態説明図。 図7のシート束ストック手段の態様を示し、(c)は複数のシート束を整列する状態説明図、(d)は複数のシート束を断裁位置に移送する状態説明図。 図2の装置に於ける制御構成の説明図。 図9の制御構成に於ける製本綴じ動作のフローチャート。 図9の制御構成に於ける製本綴じ動作のフローチャート。
符号の説明
A 画像形成装置
B 製本装置
C 後処理装置
41 集積トレイ
55 接着剤塗布手段
60 表紙綴じ手段
61 背当てプレート
62 背折りプレート
63 折りロール
64a、64b 束姿勢偏向手段(回転テーブル)
65b 断裁縁プレス手段
65c 断裁手段
66 排紙ローラ
67 収納スタッカ
80 シート端係止手段(シート束ストック手段)
81a、81b (ストック位置の)シートガイド
82 支軸
83 係止部材

Claims (9)

  1. 順次給送されるシートを束状に集積する集積トレイ手段と、
    上記集積トレイ手段からシート束を綴じ処理位置、断裁処理位置の順に移送する束搬送経路と、上記綴じ処理位置に配置されシート束を綴じ合わせる綴じ手段と、
    上記断裁処理位置に配置されシート束を断裁する断裁手段と、
    上記断裁手段からのシート束を収納する収納スタッカと、
    上記束搬送経路に配置されシート束を順次下流側に移送する束搬送手段と、
    上記束搬送手段及び上記断裁手段を制御する制御手段と、
    を備え、
    上記束搬送経路には上記綴じ処理位置から断裁処理位置に至るシート束を一時的に保持するシート束ストック手段が設けられ、
    上記制御手段は、上記綴じ処理位置から移送するシート束と上記シート束ストック手段に保持された先行シート束との複数のシート束を上記断裁手段で同時断裁することを特徴とするシート束断裁装置。
  2. 前記シート束ストック手段は、前記束搬送経路でシート束を搬送する搬送姿勢で係止するシート端係止部材で構成され、
    このシート端係止部材は、(1)前記束搬送経路の前記綴じ処理位置から前記断裁処理位置に至る経路中に配置されるか、又は(2)前記断裁処理位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のシート束断裁装置。
  3. 前記制御手段は前記綴じ処理位置からのシート束を前記断裁処理位置に移送して断裁処理する第1動作モードと、前記シート束ストック手段に一時的に保持した後断裁処理する第2動作モードを備え、
    この第1第2の動作モードは、(1)シート束の厚さ情報、(2)シート束の枚数情報、(3)外部入力手段からの入力情報のいずれか少なくとも1つの情報に基づいて選定されることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート束断裁装置。
  4. 前記束搬送経路には前記断裁処理位置の上流側にシート束の姿勢を偏向する束姿勢偏向手段が設けられ、
    この束姿勢偏向手段はシート束を把持する一対のグリップ回転部材で構成され、
    前記シート束ストック手段は上記一対のグリップ回転部材の間にシート束を一時的にストックするように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかの項に記載のシート束断裁装置。
  5. 前記束搬送経路には前記断裁処理位置にシート束の断裁縁を押圧保持する断裁縁プレス手段が設けられ、
    この断裁縁プレス手段はシート束を押圧保持する加圧部材で構成され、
    前記シート束ストック手段は上記加圧部材で複数のシート束を積層状に保持するように前記断裁位置に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかの項に記載のシート束断裁装置。
  6. 順次給送されるシートを束状に集積する集積トレイ手段と、
    上記集積トレイ手段からシート束を接着剤塗布位置、表紙綴位置、断裁位置の順に移送する製本経路と、
    上記表紙綴位置に表紙シートを給送する表紙搬送経路と、
    上記接着剤塗布位置に配置されシート束に接着剤を塗布する接着剤塗布手段と、
    上記表紙綴位置に配置され上記接着剤塗布手段からのシート束と表紙シートとを綴じ合わせる表紙綴じ手段と、
    上記断裁処理位置に配置されシート束を断裁する断裁手段と、
    上記断裁手段からのシート束を収納する収納スタッカと、
    上記束搬送経路に配置されシート束を順次下流側に移送する束搬送手段と、
    上記束搬送手段及び上記断裁手段を制御する製本制御手段と
    を備え、
    上記束搬送経路には上記表紙綴位置から断裁処理位置に至るシート束を一時的に保持するシート束ストック手段が設けられ、
    上記製本制御手段は、シート束の厚さに応じて上記表紙綴位置からのシート束を上記シート束ストック手段に一時的に保持し、このシート束と上記表紙綴位置から後続するシート束とを上記断裁位置に移送し、上記断裁手段で複数のシート束を同時に断裁することを特徴とする製本装置。
  7. 前記製本制御手段は、前記集積トレイ手段で集積されたシート束の厚さを検出する束厚さ検出手段からの検知情報に基づいて前記表紙綴位置からのシート束を前記シート束ストック手段に保持するか否かを判別する判別手段を備えていることを特徴とする請求項6に記載の製本装置。
  8. 画像形成装置と、この画像形成装置からのシートを束状に部揃えして製本処理する製本装置とを有する画像形成システムであって、
    上記画像形成装置は、
    シート上に画像形成する画像形成手段と、
    上記画像形成手段を制御する画像形成制御手段と、
    上記画像形成手段で画像形成されたシートを搬出する排紙口と、
    上記製本装置は請求項6又は7に記載の構成を備えていることを特徴とする画像形成システム。
  9. 前記製本制御手段は、前記画像形成制御手段に設定された画像形成部数とシート枚数の情報から前記表紙綴位置からのシート束を前記シート束ストック手段に保持するか否かを判別する判別手段を備えていることを特徴とする請求項8に記載の画像形成システム。
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