JP2008127167A - 搬送コンベヤ - Google Patents

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洋介 菅原
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Abstract

【課題】被搬送物の全長より短い全長の搬送体を用いて被搬送物をストレージ搬送させる際の被搬送物同士の衝突を駆動制御回路に係わらず簡便かつ確実に防止できるとともに保守メンテナンス作業などに際して逆走を簡便に達成できる搬送コンベヤを提供する。
【解決手段】衝突防止機構130が、先行走行する搬送体110とコンベヤ軌道上で接触して沈下する感知ローラ131と、この感知ローラ131を一端に回転自在に軸支するとともに感知ローラ131の浮沈動作に応じて揺動する感知レバー132と、この感知レバー132の揺動する他端に一端を連結した連結ロッド133と、この連結ロッド133の他端に一端を連結させて前記感知ローラ131が先行走行する搬送体110と接触したとき後続走行してくる搬送体110をコンベヤ軌道上で隆起して所定のストレージ搬送間隔Lsに走行規制するストッパーレバー134とを備えている搬送コンベヤ。
【選択図】図1

Description

本発明は、被搬送物をストレージ搬送するための搬送コンベヤ、特に、塗装工程の搬送ラインで塗装を行った自動車のボディーなどの被搬送物を該被搬送物の全長より短い全長の搬送体にそれぞれ搭載してオーブン炉からなる乾燥処理工程のコンベヤ軌道上をストレージ搬送させるとともに、コンベヤ軌道上の先行走行する被搬送物と後続走行する被搬送物との衝突を防止する搬送コンベヤに関するものである。
従来、工場内で自動車のボディー等の被搬送物を搬送するための搬送コンベヤとしては、被搬送物を搭載する搬送体の形態、搬送ラインの敷設形態などに応じた様々な搬送コンベヤが採用されているのが現状である。
そこで、図13乃至図14に示すように、従来の搬送コンベヤ500は、被搬送物Wの搬送ピッチLp(ストレージ搬送間隔)をユニット長L1としたコンベヤユニット520を多数連結して、被搬送物Wの長手方向全長Lwより短い全長L2の搬送スキッド510を搬送するものであって、搬送スキッド510側の先端底面部に被検出磁性体512を設置するとともに、コンベヤユニット520側の搬送方向に磁歪センサー526を敷設し、コンベヤユニット520内における搬送スキッド510の移動と停止を磁歪センサー526のリアルタイム出力信号によって制御する多数の駆動ローラ524をコンベヤユニット520に配備することにより、コンベヤ軌道上の先行走行する被搬送物Wと後続走行する被搬送物Wとの衝突を防止している。なお、図14の符号523は、コンベヤユニット520を搬送路の床面に所定間隔で立設した支持ブラケットであり、符号525は、駆動ローラ524を駆動させるための駆動モータである(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−137819号公報(第1頁、図5)
しかしながら、前述したような従来型コンベヤ500は、磁歪センサー526のリアルタイム出力信号によって制御する多数の駆動ローラ524を配備しているため、制御回路電源の遮断、制御配線の断線、制御回路の誤作動などが不意に生じる虞れがあるという駆動制御上の問題があった。
また、被検出磁性体512と磁歪センサー526との特定配置によってコンベヤ軌道上の先行走行する被搬送物Wと後続走行する被搬送物Wとの衝突を防止しているため、被搬送物Wを逆走させることができず、異常搬送時などの保守メンテナンス作業において搬送コンベヤ500を十分に使いこなすことができないという保守メンテナンス上の問題があった。
そこで、本発明の目的は、前述したような従来技術の問題を解決するものであって、被搬送物の全長より短い全長の搬送体を用いて被搬送物をストレージ搬送させる際の被搬送物同士の衝突を駆動制御回路に係わらずに簡便かつ確実に防止できるとともに保守メンテナンス作業などに際して逆送を簡便に達成できる搬送コンベヤを提供することである。
本請求項1に係る発明は、多数の被搬送物を該被搬送物の全長より短い全長の搬送体にそれぞれ搭載してコンベヤ軌道上をストレージ搬送させるコンベヤ駆動機構と該コンベヤ駆動機構によってストレージ搬送される先行走行の被搬送物と後続走行の被搬送物との衝突を防止する衝突防止機構とを備えた搬送コンベヤにおいて、前記衝突防止機構が、先行走行する搬送体とコンベヤ軌道上で接触して沈下する感知ローラと、該感知ローラを一端に回転自在に軸支するとともに感知ローラの浮沈動作に応じて揺動する感知レバーと、該感知レバーの揺動する他端に一端を連結した連結ロッドと、該連結ロッドの他端側に一端を連結させて前記感知ローラが先行走行する搬送体と接触したとき後続走行してくる搬送体をコンベヤ軌道上で隆起して所定のストレージ搬送間隔に走行規制するストッパーレバーとを備えていることによって、前記課題を解決したものである。
本発明の搬送コンベヤは、多数の被搬送物をこの被搬送物の全長より短い全長の搬送体にそれぞれ搭載してコンベヤ軌道上をストレージ搬送させるコンベヤ駆動機構を備えていることにより、搬送体を小型化軽量化して搬送エネルギーを低減できるとともに、搭載された被搬送物の足元スペースが増加して搬送中の各種工程処理を簡便に達成でき、特に、自動車ボディなどの塗装ラインで使用する場合は搬送体に余分に付着する塗料の持ち出し量を削減して塗料消費効率を大幅に改善でき、搬送スキッドの小型化に伴って乾燥炉の熱容量も低減できるばかりでなく、本発明に特有の装置構成により、以下のような効果を奏することができる。
すなわち、本発明の搬送コンベヤは、衝突防止機構が、先行走行する搬送体とコンベヤ軌道上で接触して沈下する感知ローラと該感知ローラを一端に回転自在に軸支するとともに感知ローラの浮沈動作に応じて揺動する感知レバーと該感知レバーの揺動する他端に一端を連結した連結ロッドと該連結ロッドの他端側に一端を連結させて前記感知ローラが先行走行する搬送体と接触したとき後続走行してくる搬送体をコンベヤ軌道上で隆起して所定のストレージ間隔に走行規制するストッパーレバーとを備えていることにより、被搬送物の全長より短い全長の搬送体を用いて被搬送物をストレージ搬送させる際に、先行走行する搬送体に接触して沈下する感知ローラが、感知レバー、連結ロッドを介してストッパーレバーをコンベヤ軌道上に隆起させて後続走行してくる搬送体を走行規制するように作動させる、所謂、機械的な連動機構を発揮するため、従来のような被検出磁性体と磁歪センサーによる駆動制御回路などの電気的な連動機構において不意に生じる虞れがあった制御回路電源の遮断、制御配線の断線、制御回路の誤作動などが解消でき、被搬送物同士の衝突を簡便かつ確実に防止できる。
また、保守メンテナンス作業などに際して、先行走行する搬送体を逆走させて感知ローラとの接触を解放すると、このコンベヤ軌道上に浮上しようとする感知ローラが、感知レバー、連結ロッドを介してコンベヤ軌道上で搬送体を走行規制しているストッパーレバーを平伏するため、従来のような被検出磁性体と磁歪センサーによる駆動制御回路などの電気的な連動機構に更に複雑かつ高度な逆走のための駆動制御回路を組み込む必要もなく、搬送体の逆走を簡便に達成できる。
本発明の搬送コンベヤは、多数の被搬送物をこれらの被搬送物の全長より短い全長の搬送体にそれぞれ搭載してコンベヤ軌道上をストレージ搬送させるコンベヤ駆動機構とこのコンベヤ駆動機構によってストレージ搬送される先行走行の被搬送物と後続走行の被搬送物との衝突を防止する衝突防止機構とを備え、前記衝突防止機構が、先行走行する搬送体とコンベヤ軌道上で接触して沈下する感知ローラと該感知ローラを一端に回転自在に軸支するとともに感知ローラの浮沈動作に応じて揺動する感知レバーと該感知レバーの揺動する他端に一端を連結した連結ロッドと該連結ロッドの他端側に一端を連結させて前記感知ローラが先行走行する搬送体と接触したとき後続走行してくる搬送体をコンベヤ軌道上で隆起して所定のストレージ搬送間隔に走行規制するストッパーレバーとを備えていることにより、被搬送物の全長より短い全長の搬送体を用いて被搬送物をストレージ搬送させる際の被搬送物同士の衝突を駆動制御回路に係わらずに簡便かつ確実に防止するとともに保守メンテナンス作業などに際して逆送を簡便に達成するものであれば、その具体的な実施の態様は如何なるものであっても何ら構わない。
まず、本発明の被搬送物を搭載する搬送体の具体的な形態については、衝突防止機構を起動するための感知ローラと摺接させて走行できる橇状のスキッドを備えた形態であれば、矩形枠体などからなる搬送スキッド、あるいは、このような搬送スキッドと走行車輪とを備えたハイブリット型搬送台車のいずれであっても良い。
また、本発明における「所定のストレージ搬送間隔」とは、順次連続して搬送される被搬送物同士の衝突を回避するに足りるストレージ搬送間隔であれば良く、また、このストレージ搬送間隔を維持する連結ロッドのロッド長さについては、これに見合う長さであることが好ましいが、被搬送物が、例えば、横向き搬送よりも長いストレージ搬送間隔を要する縦向き搬送の自動車ボディなどの場合には、連結ロッドの所定ロッド長さを補足する補足ロッドを中継レバーを介して付設しても何ら差し支えない。
本発明の実施例である搬送コンベヤは、塗装ラインにおいて被搬送物をストレージ搬送するものであって、以下、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1実施例の搬送コンベヤを示す側面図であり、図2は、図1の平面図であり、図3は、本発明の第1実施例で用いる搬送体の横向き搬送状態を示す平面図であり、図4は、図1のA部分の拡大図であり、図5は、図1のB部分の拡大図であり、図6は、本発明の第1実施例の搬送コンベヤにおける動作図であって、(a)は、感知ローラの作動直前状態を示す図、(b)は、感知ローラの作動直後状態を示す図である。
また、図7は、本発明の第2実施例の搬送コンベヤを示す側面図であり、図8は、図7の平面図であり、図9は、本発明の第2実施例で用いる搬送体の縦向き搬送状態を示す平面図であり、図10は、図7のA部分の拡大図であり、図11は、図7のB部分の拡大図であり、図12は、図7のC部分の拡大図である。
そこで、図1および図2に示すように、本発明の第1実施例の搬送コンベヤ100は、自動車ボディーからなる被搬送物Wを搬送スキッドからなる搬送体110に搭載してコンベヤ軌道上をストレージ搬送させるコンベヤ駆動機構120とこのコンベヤ駆動機構120によってストレージ搬送される先行走行の被搬送物Wと後続走行の被搬送物Wとの衝突を防止する衝突防止機構130とを備えて、自動車ボディーの塗装ラインにおいて自動車ボディーからなる被搬送物Wをストレージ搬送するものである。
図3に示すように、本実施例の搬送コンベヤ100で用いる搬送体110は、自動車ボディーからなる被搬送物Wを矢印で示すように横向き搬送するものであって、被搬送物Wの搬送方向の全長Lwより短い全長L1を備えた矩形枠体の搬送スキッドで構成されている。
そして、このような搬送体110によって、小型化、軽量化に伴う搬送エネルギーの低減を実現するとともに搭載された自動車ボディーからなる被搬送物Wの足元スペースを十分に確保して搬送中の各種工程処理を簡便に達成し、特に、搬送体110に余分に付着する塗料の持ち出し量を削減して塗料消費効率を大幅に改善するとともに、搬送スキッドの小型化に伴った乾燥炉の熱容量も低減するようになっている。
また、本実施例の搬送コンベヤ100で用いるコンベヤ駆動機構120は、図2に示すように、一対のユニットフレーム121が、搬送ラインの床面に搬送方向に沿って所定間隔で立設した複数の支持ブラケット122の間に架設されているとともに、この一対のユニットフレーム121に沿って多数の駆動ローラ123が組つけられ、これらの駆動ローラ123が前述した搬送スキッドからなる搬送体110の底面に摺接して駆動するようになっている。
なお、図2における符号124は、駆動モータであり、符号125は、駆動モータ124によって多数の駆動ローラ123を駆動するための千鳥掛けした駆動ベルトである。
つぎに、本実施例の搬送コンベヤ100が最も特徴としている、ストレージ搬送される先行走行の被搬送物Wと後続走行の被搬送物Wとの衝突を防止する衝突防止機構130について、図2乃至図6に基づいて以下に詳しく説明する。
すなわち、本実施例の搬送コンベヤ100で用いる衝突防止機構130は、先行走行する搬送体Wとコンベヤ軌道上で接触して沈下するポリウレタン製の感知ローラ131と、この感知ローラ131を一端に回転自在に軸支するとともに感知ローラ131の浮沈動作に応じて揺動する「く」の字状の感知レバー132と、この感知レバー132の揺動する他端に一端を連結した長尺状の連結ロッド133と、この連結ロッド133の他端側に一端を連結させて前記感知ローラ131が先行走行する搬送体Wと接触したとき後続走行してくる搬送体Wをコンベヤ軌道上で隆起して所定のストレージ搬送間隔Lsに走行規制するフック状のストッパーレバー134とを備えている。
なお、符号134aは、搬送体Wを走行規制する際の衝撃を緩和するための弾性体からなる緩衝部材である。
また、本実施例の搬送コンベヤ100における「所定のストレージ搬送間隔Ls」は、順次連続して搬送される被搬送物W同士の衝突を回避するに足りるストレージ搬送間隔、すなわち、被搬送物Wの搬送方向の全長Lwよりも大きな間隔に設定されている。
したがって、前述した衝突防止機構130は、図6に示すような被搬送物Wの全長より短い全長の搬送体110を用いて被搬送物Wをストレージ搬送させる際に、図2および図4に示すように、先行走行する搬送体Wが感知ローラ131に走行接触して感知ローラ131を沈下させると、感知レバー132が矢印の方向に旋回して連結ロッド133を搬送方向に引っ張り込み、次いで、図2および図5に示すように、前述した連結ロッド133がストッパーレバー134を矢印の方向に旋回してコンベヤ軌道上に隆起させて後続走行してくる搬送体Wを走行規制するように作動させる機械的な連動機構を発揮するようになっている。
このようにして得られた本実施例の搬送コンベヤ100は、前述した衝突防止機構130が、自動車ボディーからなる被搬送物Wを横向き搬送する搬送体110の動きに応じて、この先行走行する搬送体110に摺接する感知ローラ131と後続走行してくる搬送体110を走行規制するストッパーレバー134とを機械的に連動させるため、従来のような被検出磁性体512と磁歪センサー526による駆動制御回路などの電気的な連動機構において不意に生じる虞れがあった制御回路電源の遮断、制御配線の断線、制御回路の誤動作などが解消でき、自動車ボディーからなる被搬送物同士の衝突を簡便かつ確実に防止でき、また、保守メンテナンス作業などに際して、先行走行する搬送体110を逆走させて感知ローラ131との接触を解放すると、このコンベヤ軌道上に浮上しようとする感知ローラ131が、感知レバー132、連結ロッド133を介してコンベヤ軌道上で搬送体110を走行規制しているストッパーレバー134を平伏するため、従来のような被検出磁性体512と磁歪センサー526による駆動制御回路などの電気的な連動機構に更に複雑かつ高度な逆走のための駆動制御回路を組み込む必要もなく、搬送体110の逆走を簡便に達成できるなど、その効果は甚大である。
つぎに、図7および図8に示すように、本発明の第2実施例の搬送コンベヤ200は、自動車ボディーからなる被搬送物Wを搬送スキッドからなる搬送体210に搭載してコンベヤ軌道上をストレージ搬送させるコンベヤ駆動機構220とこのコンベヤ駆動機構220によってストレージ搬送される先行走行の被搬送物Wと後続走行の被搬送物Wとの衝突を防止する衝突防止機構230とを備えて、自動車ボディーの塗装ラインにおいて自動車ボディーからなる被搬送物Wをストレージ搬送するものである。
図9に示すように、本実施例の搬送コンベヤ200で用いる搬送体210は、自動車ボディーからなる被搬送物Wを矢印で示すように縦向き搬送するものであって、被搬送物Wの搬送方向の全長Lwより短い全長L2を備えた矩形枠体の搬送スキッドで構成されている。
なお、本実施例の搬送コンベヤ200で用いる搬送体210は、図3で示した被搬送物Wを横向き搬送する搬送体110と搬送方向が異なっているのみであり、それ以外は、前述した搬送体110と何ら変わりはない。
そして、このような搬送体210によって、小型化、軽量化に伴う搬送エネルギーの低減を実現するとともに搭載された自動車ボディーからなる被搬送物Wの足元スペースを十分に確保して搬送中の各種工程処理を簡便に達成し、特に、搬送体210に余分に付着する塗料の持ち出し量を削減して塗料消費効率を大幅に改善するとともに、搬送スキッドの小型化に伴った乾燥炉の熱容量も低減するようになっている。
また、本実施例の搬送コンベヤ200で用いるコンベヤ駆動機構220は、図8に示すように、一対のユニットフレーム221が、搬送ラインの床面に搬送方向に沿って所定間隔で立設した複数の支持ブラケット222の間に架設されているとともに、この一対のユニットフレーム221に沿って多数の駆動ローラ223が組つけられ、これらの駆動ローラ223が前述した搬送スキッドからなる搬送体210の底面に摺接して駆動するようになっている。
なお、図8における符号224は、駆動モータであり、符号225は、駆動モータ224によって多数の駆動ローラ223を駆動するための千鳥掛けした駆動ベルトである。
つぎに、本実施例の搬送コンベヤ200が最も特徴としている、ストレージ搬送される先行走行の被搬送物Wと後続走行の被搬送物Wとの衝突を防止する衝突防止機構230について、図8乃至図12に基づいて以下に詳しく説明する。
すなわち、本実施例の搬送コンベヤ200で用いる衝突防止機構230は、先行走行する搬送体Wとコンベヤ軌道上で接触して沈下するポリウレタン製の感知ローラ231と、この感知ローラ231を一端に回転自在に軸支するとともに感知ローラ231の浮沈動作に応じて揺動する「く」の字状の感知レバー232と、この感知レバー232の揺動する他端に一端を連結した長尺状の連結ロッド233と、この連結ロッド233の他端側に中継レバー235を介して付設した補足ロッド236と、この補足ロッド236の一端を連結させて前記感知ローラ231が先行走行する搬送体Wと接触したとき後続走行してくる搬送体Wをコンベヤ軌道上で隆起して所定のストレージ搬送間隔Lsに走行規制するフック状のストッパーレバー234とを備えている。
なお、符号234aは、搬送体Wを走行規制する際の衝撃を緩和するための弾性体からなる緩衝部材である。
また、本実施例の搬送コンベヤ200における「所定のストレージ搬送間隔Ls」は、順次連続して搬送される被搬送物W同士の衝突を回避するに足りるストレージ搬送間隔、すなわち、被搬送物Wの搬送方向の全長Lwよりも大きな間隔に設定されている。
したがって、前述した衝突防止機構130は、図6に示すような被搬送物Wの全長より短い全長の搬送体210を用いて被搬送物Wをストレージ搬送させる際に、図8および図10に示すように、先行走行する搬送体Wが感知ローラ231に走行接触して感知ローラ231を沈下させると、感知レバー232が矢印の方向に旋回して連結ロッド233を搬送方向に引っ張り込み、次いで、図8および図11に示すように、連結ロッド233のロッド長さを補足する補足ロッド236が中継レバー235を介して連結ロッド233に連動し、さらに、図8および図12に示すように、この連結ロッド233の動きに連動した補足ロッド236がストッパーレバー234を矢印の方向に旋回させてコンベヤ軌道上に隆起させて後続走行してくる搬送体Wを走行規制するように作動させる機械的な連動機構を発揮するようになっている。
このようにして得られた本実施例の搬送コンベヤ200は、前述した衝突防止機構230が、自動車ボディーからなる被搬送物Wを縦向き搬送する搬送体210の動きに応じて、この先行走行する搬送体210に摺接する感知ローラ231と後続走行してくる搬送体210を走行規制するストッパーレバー234とを機械的に連動させるため、従来のような被検出磁性体512と磁歪センサー526による駆動制御回路などの電気的な連動機構において不意に生じる虞れがあった制御回路電源の遮断、制御配線の断線、制御回路の誤動作などが解消でき、被搬送物同士の衝突を簡便かつ確実に防止でき、また、保守メンテナンス作業などに際して、先行走行する搬送体210を逆走させて感知ローラ231との接触を解放すると、このコンベヤ軌道上に浮上しようとする感知ローラ231が、感知レバー232、連結ロッド233を介してコンベヤ軌道上で搬送体210を走行規制しているストッパーレバー234を平伏するため、従来のような被検出磁性体512と磁歪センサー526による駆動制御回路などの電気的な連動機構に更に複雑かつ高度な逆走のための駆動制御回路を組み込む必要もなく、搬送体210の逆走を簡便に達成できるなど、その効果は甚大である。
本発明の第1実施例の搬送コンベヤを示す側面図。 図1の平面図。 本発明の第1実施例で用いる搬送体の横向き搬送状態を示す平面図。 図1のA部分の拡大図。 図1のB部分の拡大図。 本発明の第1実施例の搬送コンベヤにおける動作図であって、(a)は、感知ローラの作動直前状態を示す図、(b)は、感知ローラの作動直後状態を示す図。 本発明の第2実施例の搬送コンベヤを示す側面図。 図7の平面図。 本発明の第2実施例で用いる搬送体の縦向き搬送状態を示す平面図。 図7のA部分の拡大図。 図7のB部分の拡大図。 図7のC部分の拡大図。 従来の搬送コンベヤを示す側面図。 従来の搬送状態を示した説明図。
符号の説明
100 ,200 ・・・ 搬送コンベヤ
110 ,210 ・・・ 搬送体(搬送スキッド)
120 ,220 ・・・ コンベヤ駆動機構
121 ,221 ・・・ ユニットフレーム
122 ,222 ・・・ 支持ブラケット
123 ,223 ・・・ 駆動ローラ
124 ,224 ・・・ 駆動モータ
125 ,225 ・・・ 駆動ベルト
130 ,230 ・・・ 衝突防止機構
131 ,231 ・・・ 感知ローラ
132 ,232 ・・・ 感知レバー
133 ,233 ・・・ 連結ロッド
134 ,234 ・・・ ストッパーレバー
134a,234a・・・ 緩衝部材
235 ・・・ 中継レバー
236 ・・・ 補足ロッド
500 ・・・ 搬送コンベヤ
510 ・・・ 搬送スキッド
512 ・・・ 被検出磁性体
520 ・・・ コンベヤユニット
523 ・・・ 支持ブラケット
524 ・・・ 駆動ローラ
525 ・・・ 駆動モータ
526 ・・・ 磁歪センサー
W ・・・ 被搬送物(自動車ボディ)
Lw ・・・ 被搬送物Wの搬送方向の全長
L1 ・・・ 横向き搬送する場合の搬送スキッドの全長
L2 ・・・ 縦向き搬送する場合の搬送スキッドの全長
Ls ・・・ ストレージ搬送間隔
Lp ・・・ 搬送ピッチ
Lu ・・・ コンベヤユニットのユニット長

Claims (1)

  1. 多数の被搬送物を該被搬送物の全長より短い全長の搬送体にそれぞれ搭載してコンベヤ軌道上をストレージ搬送させるコンベヤ駆動機構と該コンベヤ駆動機構によってストレージ搬送される先行走行の被搬送物と後続走行の被搬送物との衝突を防止する衝突防止機構とを備えた搬送コンベヤにおいて、
    前記衝突防止機構が、先行走行する搬送体とコンベヤ軌道上で接触して沈下する感知ローラと、該感知ローラを一端に回転自在に軸支するとともに感知ローラの浮沈動作に応じて揺動する感知レバーと、該感知レバーの揺動する他端に一端を連結した連結ロッドと、該連結ロッドの他端側に一端を連結させて前記感知ローラが先行走行する搬送体と接触したとき後続走行してくる搬送体をコンベヤ軌道上で隆起して所定のストレージ搬送間隔に走行規制するストッパーレバーとを備えていることを特徴とする搬送コンベヤ。
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