JP2008127142A - 長尺ワークの反転装置 - Google Patents

長尺ワークの反転装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008127142A
JP2008127142A JP2006312920A JP2006312920A JP2008127142A JP 2008127142 A JP2008127142 A JP 2008127142A JP 2006312920 A JP2006312920 A JP 2006312920A JP 2006312920 A JP2006312920 A JP 2006312920A JP 2008127142 A JP2008127142 A JP 2008127142A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reversing
cam groove
reverse
roller
long
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006312920A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5048310B2 (ja
Inventor
Masato Ishii
正人 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANSAI GIKEN KK
KAWAZOE KIKAI SEISAKUSHO KK
KAWAZOE MACHINE WORKS
Original Assignee
KANSAI GIKEN KK
KAWAZOE KIKAI SEISAKUSHO KK
KAWAZOE MACHINE WORKS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KANSAI GIKEN KK, KAWAZOE KIKAI SEISAKUSHO KK, KAWAZOE MACHINE WORKS filed Critical KANSAI GIKEN KK
Priority to JP2006312920A priority Critical patent/JP5048310B2/ja
Publication of JP2008127142A publication Critical patent/JP2008127142A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5048310B2 publication Critical patent/JP5048310B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)

Abstract

【課題】 簡単な機構で形鋼などを任意の角度だけ反転でき、設備のコスト高を招来せず、メンテナンスも容易に行える長尺ワークの反転装置を提供する。
【解決手段】 反転ローラを長尺ワークを掛け渡すことのできる間隔をあけて配置し、反転ローラの外周面には反転カム溝を円周方向に延びて形成する。反転カム溝の第1回転位置の部分は反転すべき初期姿勢の長尺ワークを受け得る形状に形成し、第2回転位置の部分は長尺ワークを初期姿勢から所定の角度だけ反転させた反転姿勢に保持し得る形状に形成し、反転カム溝の第1回転位置から第2回転位置までの間の部分は長尺ワークを初期姿勢から反転姿勢に向けて次第に回転させるように変化する形状に形成し、反転ローラは各々の反転カム溝の第1回転位置の部分及び第2回転位置の部分が長尺ワークに対して同一のタイミングで接するように駆動機構によって同方向又は逆方向に同期回転させる。
【選択図】 図6

Description

この発明は長尺ワークの反転装置に関し、特に簡単な機構で形鋼などの長尺ワークを任意の角度だけ反転でき、しかも設備のコスト高を招来せず、さらにはメンテナンスも容易に行えるようにした装置に関する。
長尺ワーク、例えば形鋼を製造し加工する場合、コンベアやローラによって移送している際、あるいは加工工程中に形鋼を反転させる必要が生じることがある。
従来、受け面が形成された受け部材を回転自在又は傾動自在に設け、受け面に形鋼を受け入れると、受け部材を回転又は傾動させ、形鋼を受け面ごと回転又は傾動させて形鋼を反転させるようにした長尺ワークの反転装置が知られている(特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5)。
また、チェーンブロックで形鋼を吊り上げて反転させるようにした長尺ワークの反転装置も提案されている(特許文献6)。
特開平11−310320号公報 特開平01−127518号公報 特開昭55−22414号公報 特開昭51−886528号公報 実開昭64−7120号公報 特開平01−52917号公報
しかし、特許文献1〜6記載の長尺ワークの反転装置では受け部材を回転又は傾動させあるいはチェーンブロックを吊り上げるための駆動機構を必要とし、装置が複雑かつ大型になり、設備コストが高く、さらにはメンテナンスがし難いという問題があった。
本発明はかかる問題点に鑑み、簡単な機構で形鋼などの長尺ワークを任意の角度だけ反転でき、しかも設備のコスト高を招来せず、さらにはメンテナンスも容易に行えるようにした長尺ワークの反転装置を提供することを課題とする。
そこで、本発明に係る長尺ワークの反転装置は、長尺ワークをその長手方向の軸線廻りに所定の角度だけ反転させる長尺ワークの反転装置において、少なくとも2つの反転ローラが長尺ワークを掛け渡すことのできる間隔をあけて配置され、上記反転ローラの外周面には反転カム溝が円周方向に延びて形成され、上記反転ローラの第1回転位置における反転カム溝の部分は反転すべき初期姿勢の長尺ワークを受け得る形状に形成され、上記反転ローラの第2回転位置における反転カム溝の部分は長尺ワークを初期姿勢から長手方向の軸線廻りに所定の角度だけ反転させた反転姿勢に保持し得る形状に形成され、上記反転カム溝の第1回転位置から第2回転位置までの間の部分は長尺ワークを初期姿勢から反転姿勢に向けて次第に回転させるように変化する形状に形成され、上記少なくとも2つの反転ローラは各々の反転カム溝の第1回転位置の部分及び第2回転位置の部分が長尺ワークに対して同一のタイミングで接するように駆動機構によって同方向又は逆方向に同期回転されるように構成されていることを特徴とする。
本発明の特徴の1つは反転ローラの回転に伴って形状が変化する反転カム溝を反転ローラの外周面に形成し、反転カム溝によって長尺ワークを反転するようにした点にある。
これにより、反転装置の設備は特許文献1〜6に比して小形かつ簡単に構築でき、設備のコスト高を招来することはなく、又メンテナンスも容易に行うことができる。
本発明に係る反転装置は加工工程に設けてもよく、又搬送ライン中に設けてもよい。例えば、搬送ライン中に設ける場合、複数の搬送ローラによって長尺ワークを搬送する搬送ラインを構成し、少なくとも2つの反転ローラは搬送ローラの間に配置するのがよい。
反転装置を搬送ライン中に設ける場合、長尺ワークを搬送ローラから浮かせる必要がある。そこで、少なくとも2つの反転ローラを昇降機構によって昇降させ、長尺ワークを搬送ローラから持ち上げた状態で反転した後、搬送ローラに降ろすように構成することができる。
また、昇降機構を用いるのではなく、反転ローラの溝形状を工夫することによって長尺ワークを持上げ持下げることができ、この場合には設備をより一層簡単に構築できる。
即ち、少なくとも2つの反転ローラの反転カム溝の第1回転位置よりも逆回転方向側の部分には反転カム溝の第1回転位置の部分よりも深い持上げカム溝を形成する一方、少なくとも2つの反転ローラの反転カム溝の第2回転位置よりも回転方向側の部分には反転カム溝の第2回転位置の部分よりも深い持下げカム溝を形成し、搬送ローラで搬送される長尺ワークを反転ローラの持上げカム溝の部分で受け、反転ローラの回転に伴い、持上げカム溝によって搬送ローラから持ち上げ、反転カム溝の部分によって反転させ、持下げカム溝の部分によって搬送ローラ上に持ち下げるように構成することもできる。
反転ローラの材質は特に限定されず、金属材料や合成樹脂材料を用いることができる。反転カム溝は反転ローラの外周面に円周方向に延びて形成されていればよく、長さは特に限定されない。例えば、外周面の全周に延びて形成してもよく、外周面の一部に形成することもできる。
反転カム溝の形状は反転ローラの第1回転位置における部分が反転すべき初期姿勢の長尺ワークを受け得る形状、反転ローラの第2回転位置における部分が長尺ワークを初期姿勢から長手方向の軸線廻りに所定の角度だけ反転させた反転姿勢に保持し得る形状、第1回転位置から第2回転位置までの間の部分が長尺ワークを初期姿勢から反転姿勢に向けて次第に回転させるように変化する形状に形成されていればよく、反転させるべき長尺ワークの断面形状に応じて適宜選択される。
持上げカム溝及び持下げカム溝は反転ローラの回転に伴い、長尺ワークを持ち上げ持ち下げることができれば形状は特に限定されないが、円滑な持上げ持下げを考慮すると、第1、第2の回転位置における反転カム溝の部分の断面形状を維持したまま溝を深くした断面形状とするのが好ましい。
駆動機構は反転ローラを回転駆動できれば特に方式は限定されず、例えば少なくとも2つの反転ローラの各々に駆動機構を設けるようにしてもよく、又少なくとも2つの反転ローラに対して設けられた1つの駆動源と、駆動力を少なくとも2つの反転ローラの各々に伝達する駆動力伝達機構とから駆動機構を構成してもよい。
また、本発明によれば、長尺ワークを掛け渡した少なくとも2つの反転ローラを駆動機構によって同方向又は逆方向に同期回転させることによって長尺ワークをその長手方向の軸線廻りに所定の角度だけ反転させる長尺ワークの反転装置において用いられる上記反転ローラであって、外周面には反転カム溝が円周方向に延びて形成され、第1回転位置における上記反転カム溝の部分は初期姿勢の長尺ワークを受け得る形状に形成され、第2回転位置における上記反転カム溝の部分は長尺ワークを初期姿勢から長手方向の軸線廻りに所定の角度だけ反転させた反転姿勢に保持し得る形状に形成され、上記反転カム溝の第1回転位置から第2回転位置までの間の部分は長尺ワークを初期姿勢から反転姿勢に向けて回転させるように変化する形状に形成されていることを特徴とする長尺ワークの反転ローラを提供することができる。
この長尺ワークの反転ローラにおいても持上げカム溝及び持下げカム溝を形成することができる。即ち、外周面の反転カム溝の第1回転位置よりも逆回転方向の部分には反転カム溝よりも深い持上げカム溝を形成する一方、外周面の反転カム溝の第2回転位置よりも回転方向の部分には反転カム溝よりも深い持下げカム溝を形成し、搬送ローラで搬送される長尺ワークを持上げカム溝の部分で受け、反転ローラの回転に伴い、持上げカム溝の部分によって搬送ローラから持ち上げ、反転カム溝の部分によって反転させ、持下げカム溝の部分によって搬送ローラ上に持ち下げるように構成することができる。
以下、本発明を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1ないし図6は本発明に係る長尺ワークの反転装置の好ましい実施形態を示す。図において、ベース11上には複数の搬送ローラ12が間隔をあけて配置されて搬送ライン10が構成され、六角棒(長尺ワーク)50を搬送するようになっている。
搬送ライン10には本例の長尺ワークの反転装置20が設けられている。この長尺ワークの反転装置20には複数の反転ローラ21が設けられ、反転ローラ21の回転軸21Aは軸受21Bに回転自在に支持され、軸受21Bは昇降機22の昇降プレート22A上に固定され、又昇降プレート22A上には駆動源、例えばギヤードモータ23が搭載され、ギヤードモータ23の駆動軸23Aは軸継手24によって反転ローラ21の回転軸21Aに連結されている。なお、ギヤードモータに代え、パルス制御モータ、エアー駆動アクチュエータ、油圧駆動アクチュエータなどの他の駆動源を用いることもできる。
また、反転ローラ21の外周面には反転カム溝21Cが円周方向の全周に延びて形成されている。この反転カム溝21Cは反転ローラ21の回転に伴って六角棒50を反転ローラ21の回転角度に比例した角度に回転させる形状に形成されている。具体的には、反転カム溝21Cは反転ローラ21の角度0°(第1回転位置)で反転すべき初期姿勢の六角棒50を受け得る形状に形成され、角度45°で六角棒50が7.5°回転し、角度90°で六角棒50が15°回転し、角度135°で六角棒50が22.5°回転し、角度180°で六角棒50が30°回転し、角度225°で六角棒50が37.5°回転し、角度270°で六角棒50が45°回転し、角度315°で六角棒50が52.5°回転し、角度360°(第2回転位置)で六角棒50が60°回転するように連続的な形状に形成されている。
上述の反転ローラ21、昇降機22及びギヤードモータ23の組合せは搬送ローラ12の間に六角棒50が掛け渡せる間隔をあけて配置されている。
六角棒50が搬送ライン10上を搬送され、2つの反転ローラ21に掛け渡される位置まで来ると、昇降機22が昇降プレート22Aを上昇させる。すると、反転カム溝21Cの角度0°の部分が上方を指向する回転位置に制御された2つの反転ローラ21が上昇し、反転カム溝21Cの角度0°の部分には初期姿勢にある六角棒50(図6の(a) 参照)が嵌まり込んで受けられる。
次に、ギヤードモータ23が駆動され、反転ローラ21が同一方向に同期回転される。すると、反転カム溝21Cはその断面形状が反転ローラ21の回転位置の変化に伴って図6の(b)ないし(h)に示されるように連続的に変化しており、六角棒50は反転ローラ21の回転に伴い、7.5°、15°、22.5°、30°、37.5°、45°、52.5°と回転され、角度360°(第2回転位置)まで来ると、つまり最初の回転位置まで来ると、六角棒50は60°だけ反転された状態となる。
本例では2つの反転ローラ21を同一方向に同期回転させているので、反転ローラ21の回転に伴い、六角棒50は距離Lだけ前方に送られるが、2つの反転ローラ21の反転カム溝21Cが相互に逆の回転方向になるようにセットし、逆方向に同期回転させるようにすると、六角棒50は理論的には停止した状態に保たれる。
こうして六角棒50が60°だけ反転されると、ギヤードモータ23を停止し、昇降機22が昇降プレート22Aを降下させ、反転された六角棒50は搬送ローラ12上に載せられ、搬送ローラ12によって搬送される。
図7は第2の実施形態を示す。図において図1ないし図6と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例では2つの反転ローラ21に1つの駆動源23を設ける一方、2つの反転ローラ21の回転軸21Aには各々ベベルギア25を取付け、2つの反転ローラ21のベベルギア25を連結軸26とベベルギア25によって連結し、連結軸26を軸継手24によって駆動源23の駆動軸23Aを連結している。
図8は第3の実施形態を示す。図において図1ないし図6と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例では2つの反転ローラ21に1つの駆動源23を設ける一方、2つの反転ローラ21の回転軸21Aには各々スプロケット27を取付け、2つのスプロケット27をローラチェーン(又はタイミングベルト)28によって連結し、一方の反転ローラ21の回転軸21Aを軸継手24によって駆動源23の駆動軸23Aを連結している。
以上のように、反転装置20に1つの駆動源23及び駆動力伝達機構を設けて2つの反転ローラ21を同一方向又は逆方向に同期回転させるように構成してもよい。
図9ないし図11は第4の実施形態を示す。図において図1ないし図6と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例では反転ローラ21の外周面には角度0°で最も溝が深くかつ角度0°以上角度90°未満までの間に次第に溝が浅くなった持上げカム溝21Dが形成されるとともに、角度270°を越えて角度360°までの間に次第に溝が浅くなりかつ角度360°で溝が最も深くなった持下げカム溝21Eが形成され、持上げカム溝21Dと持下げカム溝21Eとの間に反転カム溝21Cが形成されている。
本例では六角棒50は持上げカム溝21Dの角度0°の部分に受け入れられる状態で搬送ライン上を搬送されている。今、駆動源23が駆動され、反転ローラ21が同一方向(又は逆方向)に同期回転されると、反転ローラ21が持上げカム溝21Dの角度0°の部分が上方を指向する回転位置から回転され始める。すると、六角棒50は反転ローラ21の回転に伴い、図11の(a)ないし(e)に示されるように、次第に溝が浅くなる持上げカム溝21Dによって持ち上げられ、図11の(e)ないし(m)に示されるように、反転カム溝21Cによって例えば60°だけ反転された後、図11の(m)ないし(q)に示されるように、次第に溝が深くなる持下げカム溝21によって持ち下げられ、反転ローラ21の角度360°の位置まで回転されると、反転された六角棒50は搬送ライン10によって搬送される。
従って、本例では第1の実施形態のような昇降機構22を設ける必要がなく、装置をより簡単に構成できる。
図12及び図13は本発明が適用できる長尺ワークの形状及び反転カム溝の形状の例を示す。本発明に係る長尺ワークの反転装置は図7及び図8に示されるように、六角棒、楕円棒、山形鋼、軽量山形鋼、みぞ形鋼、不等辺山形鋼、角パイプ、レール、四角棒、平鋼棒、H形鋼゛I形鋼、T形鋼などの長尺ワークの反転に適用できる。
また、本発明に係る長尺ワークの反転装置は六角棒の60°反転、楕円棒の90°反転、山形鋼や軽量山形鋼の135°反転、みぞ形鋼・不等辺山形鋼・角パイプの90°反転や180°反転、レールの180°反転、四角棒の45°反転や90°反転、平鋼棒の90°反転や180°反転、H形鋼やI形鋼の90°反転、T形鋼や不等辺山形鋼の90°反転や180°反転、シートパイル(矢板)の90°反転や180°反転などに適用できる。
本発明に係る長尺ワークの反転装置の好ましい実施形態を備えた搬送ライン示す側面図である。 上記搬送ラインを示す平面図である。 上記実施形態を示す正面図である。 上記実施形態における反転ローラを示す断面図である。 上記実施形態における反転ローラを示す側面図である。 上記実施形態における反転動作を説明するための図である。 第2の実施形態を備えた搬送ラインを示す平面図である。 第3の実施形態を備えた搬送ラインを示す平面図である。 第4の実施形態における反転ローラを示す断面図である。 上記実施形態における反転ローラを示す側面図である。 上記実施形態における持上げ動作、反転動作及び持下げ動作を説明するための図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。 本発明のさらに他の実施形態を示す図である。
符号の説明
10 搬送ライン
12 搬送ローラ
20 反転装置
21 反転ローラ
21A 回転軸
21C 反転カム溝
21D 持上げカム溝
21E 持下げカム溝
22 昇降機構
22A 昇降テーブル
23 駆動源
23A 駆動軸

Claims (8)

  1. 長尺ワークをその長手方向の軸線廻りに所定の角度だけ反転させる長尺ワークの反転装置において、
    少なくとも2つの反転ローラが長尺ワークを掛け渡すことのできる間隔をあけて配置され、上記反転ローラの外周面には反転カム溝が円周方向に延びて形成され、
    上記反転ローラの第1回転位置における反転カム溝の部分は反転すべき初期姿勢の長尺ワークを受け得る形状に形成され、上記反転ローラの第2回転位置における反転カム溝の部分は長尺ワークを初期姿勢から長手方向の軸線廻りに所定の角度だけ反転させた反転姿勢に保持し得る形状に形成され、上記反転カム溝の第1回転位置から第2回転位置までの間の部分は長尺ワークを初期姿勢から反転姿勢に向けて次第に回転させるように変化する形状に形成され、
    上記少なくとも2つの反転ローラは各々の反転カム溝の第1回転位置の部分及び第2回転位置の部分が長尺ワークに対して同一のタイミングで接するように駆動機構によって同方向又は逆方向に同期回転されるように構成されていることを特徴とする長尺ワークの反転装置。
  2. 複数の搬送ローラによって長尺ワークを搬送する搬送ラインが構成されており、上記少なくとも2つの反転ローラは搬送ローラの間に配置されている請求項1記載の長尺ワークの反転装置。
  3. 上記少なくとも2つの反転ローラは昇降機構によって昇降され、長尺ワークを搬送ローラから持ち上げた状態で反転させた後、搬送ローラに降ろすように構成されている請求項2記載の長尺ワークの反転装置。
  4. 上記少なくとも2つの反転ローラの反転カム溝の第1回転位置よりも逆回転方向側の部分には反転カム溝の第1回転位置の部分よりも深い持上げカム溝が形成されている一方、上記少なくとも2つの反転ローラの反転カム溝の第2回転位置よりも回転方向側の部分には反転カム溝の第2回転位置の部分よりも深い持下げカム溝が形成されており、
    上記搬送ローラで搬送される長尺ワークは、反転ローラの持上げカム溝の部分で受けられ、反転ローラの回転に伴い、持上げカム溝によって搬送ローラから持ち上げられ、反転カム溝の部分によって反転され、持下げカム溝の部分によって搬送ローラ上に持ち下げられるように構成されている請求項2記載の長尺ワークの反転装置。
  5. 上記駆動機構が上記少なくとも2つの反転ローラの各々に設けられている請求項1記載の長尺ワークの反転装置。
  6. 上記駆動機構が上記少なくとも2つの反転ローラに対して設けられた1つの駆動源と、駆動力を上記少なくとも2つの反転ローラの各々に伝達する駆動力伝達機構とから構成されている請求項1記載の長尺ワークの反転装置。
  7. 長尺ワークを掛け渡した少なくとも2つの反転ローラを駆動機構によって同方向又は逆方向に同期回転させることによって長尺ワークをその長手方向の軸線廻りに所定の角度だけ反転させる長尺ワークの反転装置において用いられる上記反転ローラであって、
    外周面には反転カム溝が円周方向に延びて形成され、第1回転位置における上記反転カム溝の部分は初期姿勢の長尺ワークを受け得る形状に形成され、第2回転位置における上記反転カム溝の部分は長尺ワークを初期姿勢から長手方向の軸線廻りに所定の角度だけ反転させた反転姿勢に保持し得る形状に形成され、上記反転カム溝の第1回転位置から第2回転位置までの間の部分は長尺ワークを初期姿勢から反転姿勢に向けて回転させるように変化する形状に形成されていることを特徴とする長尺ワークの反転ローラ。
  8. 外周面の上記反転カム溝の第1回転位置よりも逆回転方向の部分には反転カム溝よりも深い持上げカム溝が形成される一方、外周面の上記反転カム溝の第2回転位置よりも回転方向の部分には反転カム溝よりも深い持下げカム溝が形成されており、
    上記搬送ローラで搬送される長尺ワークを持上げカム溝の部分で受け、反転ローラの回転に伴い、持上げカム溝の部分によって搬送ローラから持ち上げ、反転カム溝の部分によって反転させ、持下げカム溝の部分によって搬送ローラ上に持ち下げるように構成されている請求項7記載の長尺ワークの反転ローラ。
JP2006312920A 2006-11-20 2006-11-20 長尺ワークの反転装置 Active JP5048310B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006312920A JP5048310B2 (ja) 2006-11-20 2006-11-20 長尺ワークの反転装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006312920A JP5048310B2 (ja) 2006-11-20 2006-11-20 長尺ワークの反転装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008127142A true JP2008127142A (ja) 2008-06-05
JP5048310B2 JP5048310B2 (ja) 2012-10-17

Family

ID=39553365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006312920A Active JP5048310B2 (ja) 2006-11-20 2006-11-20 長尺ワークの反転装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5048310B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010076862A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Kansai Giken:Kk 長尺ワークの反転ローラ
CN107539793A (zh) * 2017-09-30 2018-01-05 无锡市光彩机械制造有限公司 一种用于集成型钢生产的型材原地翻转装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109573543A (zh) * 2018-12-12 2019-04-05 浙江盛达铁塔有限公司 角钢翻转机构、角钢上料下料装置及角钢加工设备

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5554228A (en) * 1978-10-16 1980-04-21 Toyo Seikan Kaisha Ltd Method and apparatus for improving working characteristic of open end of main body of cylindrical metallic container
JPS6229320A (ja) * 1985-07-31 1987-02-07 Hitachi Ltd Daコンバ−タの分解能増加回路
JPH11189326A (ja) * 1997-12-25 1999-07-13 Hitachi Higashi Service Engineering:Kk ワークの反転装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5554228A (en) * 1978-10-16 1980-04-21 Toyo Seikan Kaisha Ltd Method and apparatus for improving working characteristic of open end of main body of cylindrical metallic container
JPS6229320A (ja) * 1985-07-31 1987-02-07 Hitachi Ltd Daコンバ−タの分解能増加回路
JPH11189326A (ja) * 1997-12-25 1999-07-13 Hitachi Higashi Service Engineering:Kk ワークの反転装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010076862A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Kansai Giken:Kk 長尺ワークの反転ローラ
CN107539793A (zh) * 2017-09-30 2018-01-05 无锡市光彩机械制造有限公司 一种用于集成型钢生产的型材原地翻转装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5048310B2 (ja) 2012-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10308442B2 (en) Conveyed-object discharge device
JP2011225376A (ja) マルチゲートコンベヤー
JP6812482B2 (ja) コンベア装置及び鉄筋曲げ機
JP5048310B2 (ja) 長尺ワークの反転装置
KR100654404B1 (ko) 강관 이송장치
JP6655854B2 (ja) パレット搬送装置
JP2008030860A (ja) 分岐設備
JP5229797B2 (ja) 木材反転装置
JP2018030680A (ja) 移載装置
JP2008156063A (ja) 長尺ワークの搬送装置
KR20130005056U (ko) 원통형 구조물의 용접용 롤링 장치
JP5141139B2 (ja) 冷却床
JP5164766B2 (ja) 長尺ワークの反転ローラ
EP3464129B1 (en) Conveyor
CN207807993U (zh) 一种翻板机
JP2003063639A (ja) 搬送装置
KR100616291B1 (ko) 기판 이송 안내 장치
JP2010235276A (ja) 搬送装置
KR20090110504A (ko) 형강 이송 방향 전환 장치
JP6535440B2 (ja) 搬送構造体
JP2003081421A (ja) 搬送方向変換装置
JP3753439B2 (ja) 曲線部用搬送装置
JP5451002B2 (ja) ピッチ整列コンベヤ
KR20090004624U (ko) 곡선 컨베이어
JP2007069551A (ja) 木材加圧加工機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120413

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120622

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120719

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150727

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5048310

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250