JP2008125107A - 無線通信装置 - Google Patents

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康彦 田邉
Noritaka Deguchi
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Abstract

【課題】少なくとも送信に複数のアンテナを用いる無線通信システムにおいて、受信側で高い即応性が要求される処理を容易に行うことを可能とする。
【解決手段】複数のシンボルを含む送信単位毎に送信を行う無線通信装置において、複数のアンテナを用いて送信単位の最後のNシンボル(Nは1以上の整数)以外の複数シンボルを送信し、また送信単位の最後のNシンボルとして同一の情報を送信する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、複数のアンテナを用いる無線通信装置に関する。
送信に複数のアンテナを用いる無線通信システムは、多数提案されている。特に、送信側のみでなく、受信側にも複数のアンテナを用いる無線通信システムは、MIMO(Multi Input Multi Output)と呼ばれる。
このような無線通信システムにおいては、ストリーム(各アンテナから送信される情報系列)毎に独立した異なる情報を送信する空間多重方式や、ストリーム毎に関連のある情報を送信して送信ダイバーシチ効果を得る方式などがある。これらの方式は、受信側で特殊な信号処理が必要とされる。例えば、前者の場合は各ストリームの情報を分離する処理が必要となり、後者の場合はダイバーシチ利得を得るための処理が必要である。
一方、送信に複数のアンテナを用いる場合でも、全く同一の情報を伝送したり、あるいは非特許文献1に記載されているように1シンボル内の各サンプルをアンテナ毎にずらしていくCDD(Cyclic Delay Diversity;巡回遅延ダイバーシチ)を用いると、受信側で特別な処理を必要とせずにある程度のダイバーシチ利得を得ることができる。
M. Bossert, A. Huebner, F. Schuehlein, H. Haas & E. Costa, "On Cyclic Delay Diversity in OFDM Based Transmission Schemes," In proc. 7th International OFDM Workshop, Hamburg, Germany, September 2002.
近年、無線通信システムは複雑化の一途をたどっており、例えば無線LANのようなシステムでは、パケット受信後すぐにACK(acknowledgement)を返信せねばならない。このように受信側に高い即応性が要求される無線通信システムにおいて、送信側で複数のアンテナを用いて送信を行った場合、受信側では例えば各アンテナから送信された信号を受信信号から分離する処理が必要となるなどのように、処理量の増大が問題となる。すなわち、受信側ではフレームもしくはパケットの終端部分を受信してからの時間的制約が厳しく、制限時間内に受信処理を達成するために高速な信号処理が要求される。3GPPにおけるTPC(Transmit Power Control)ビットのような即応性が要求される情報が送信される場合においても、同様に受信側での処理時間に著しい制約が生じる。
本発明は、少なくとも送信に複数のアンテナを用いる無線通信システムにおいて、受信側で高い即応性が要求される処理を容易に行うことができるようすることを目的とする。
本発明の第1の観点によると、複数のシンボルを含む送信単位毎に送信を行う無線通信装置において、複数のアンテナと、前記複数のアンテナを用いて前記送信単位の最後のNシンボル(Nは1以上の整数)以外の複数シンボルを送信する第1の送信手段と、前記複数のアンテナを用いて前記送信単位の前記最後のNシンボルとして同一の情報を送信する第2の送信手段とを具備する無線通信装置を提供する。
本発明の第2の観点によると、伝送速度の異なる複数の変調方式から一つ変調方式を選択し、複数のシンボルを含む送信単位毎に送信を行う無線通信装置において、複数のアンテナと、前記複数のアンテナと相対的に高い伝送速度を有する第1の変調方式を用いて前記送信単位の最後のNシンボル(Nは1以上の整数)以外の複数シンボルを送信する手段と、前記複数のアンテナと相対的に低い伝送速度を有する第2の変調方式を用いて前記送信単位の前記最後のNシンボルを送信する手段とを具備する無線通信装置を提供する。
本発明の第3の観点によると、伝送速度によってランク付けされた、変調方式と符号化方式の組み合わせよりなる複数のMCS(Modulation and Coding Scheme)セットから一つのMCSを選択し、複数のシンボルを含む送信単位毎に送信を行う無線通信装置において、複数のアンテナと、前記複数のアンテナとランクが相対的に上位の第1のMCSを用いて前記送信単位の最後のNシンボル(Nは1以上の整数)以外の複数シンボルを送信する手段と、前記複数のアンテナとランクが相対的に下位の第2のMCSを用いて前記送信単位の前記最後のNシンボルを送信する手段とを具備する無線通信装置を提供する。
送信に複数のアンテナを用いる無線通信システムにおいて、受信側においてACKを返したり、あるいは送信電力制御情報を受信するといったような、高い即応性が要求される処理を容易に行うことができる。
以下、図面を参照しながら本発明の幾つかの実施形態について詳細に説明する。各実施形態に従う無線通信システムは、例えば少なくとも一つの基地局装置と少なくとも一つの端末装置を含む無線LANあるいは移動通信システム(セルラーシステム)に適用され得る。以下の説明では、基地局装置あるいは端末装置などの無線通信装置に含まれる送信機及び受信機について述べる。
(第1の実施形態)
図1を参照して本発明の第1の実施形態に従う送信機について説明する。図1は送信機の物理層であり、ここに上位層から送信すべきデータ(ビット列)10がある送信単位(例えば、フレームもしくはパケット)毎に入力される。例えば、無線LANの場合はデータ10の各送信単位に、最初に例えば伝送路推定やAGC(自動利得制御)のための既知信号が配置され、その後にデータ信号が配置される。入力されるデータ10は、符号化器11により誤り訂正符号化が施され、さらにインタリーバ12によりインタリーブ処理がなされた後、ストリーム分割器13に入力される。
ストリーム分割器13は、入力データをカウンタ15からの指示に従って例えば送信アンテナ数と同数の複数のストリームに分割するか、あるいは分割せずに一つのストリームのまま出力する。ストリーム分割器13で入力データが複数のストリームに分割される場合、ストリーム分割器13から出力される各ストリームは、変調器14a,14b,…,14nにそれぞれ入力される。一方、ストリーム分割器13で入力データのストリームが分割されずそのまま出力される場合、ストリーム分割器13から一つのストリームとして出力されるデータは一つの変調器、例えば変調器14aに入力される。
変調器14a,14b,…,14nにより変調が施されたデータは、RF/IF段16に入力される。RF/IF段16において、入力データであるベースバンド信号は、まずIF(Intermediate Frequency)信号に変換され、さらにRF(Radio Frequency)信号に変換された後、電力増幅が施される。RF/IF段16から出力されるRF信号は送信アンテナ17a,17b,…,17nに供給され、アンテナ17a,17b,…,17nから送信相手の無線通信装置へ向けて送信される。
カウンタ15は、データ10の送信単位(フレームもしくはパケット)毎にシンボル数を送信単位の先頭からカウントし、カウント値をストリーム分割器13及びRF/IF段16へ送る。データ10の各送信単位のシンボル数がM+N(M,Nはいずれも1以上の整数)であるとすると、ストリーム分割器13はカウンタ15のカウント値が0〜Mの期間はストリーム分割動作を行う。従って、ストリーム分割器13は入力データのうち各送信単位の最初のMシンボルについては、複数のストリームに分割する。
ストリーム分割器13が入力データの送信単位を3つのストリーム1,2,3に分割する場合を例にとると、カウンタ15のカウント値が0〜Mの期間、図2に示すようにストリーム1ではシンボルa1, a2, a3, …,aM が配置され、以下同様にストリーム2ではシンボルb1, b2, b3, …, bM が配置され、ストリーム3ではシンボルc1, c2, c3, …, cM が配置される。なお、図2ではフレームを送信単位としているが、パケットを送信単位としても構わない。
図2に示されるように分割後の各ストリーム1,2,3は独立した異なる情報であり、これらが変調器14a,14b,…,14nによりそれぞれ変調され、IF/RF段16に入力される。IF/RF段16は、カウンタ15のカウント値が0〜Mの期間は変調器14a,14b,…,14nからの出力データをそれぞれ個別に処理してRF信号を生成し、送信アンテナ17a,17b,…,17nに送る。従って、各送信アンテナ17a,17b,…,17nから独立した情報のRF信号が送信される。このように各送信データ単位のうち、最初のMシンボルの情報は複数の送信アンテナを用いて空間多重方式によって送信される。
ストリーム分割器13は、カウンタ15のカウント値がM+1〜M+Nの期間はストリーム分割動作を行わず、図2に示すようにストリーム1のみにシンボルaM+1, …, aM+N を出力して、入力データのストリームをそのまま変調器14aに送る。すなわち、ストリーム分割器13の入力データの各送信単位のうち、最後のNシンボルは一つのストリームとして出力され、変調器14aにより変調される。IF/RF段16は、カウンタ15のカウント値がM+1〜M+Nの期間は変調器14aからの出力データのみを処理してRF信号を生成し、それを対応する送信アンテナ17aに送る。このように各送信データ単位のうち、最後のNシンボルの情報は単一の送信アンテナ17aによって送信される。
ここで、各送信データ単位の最後のNシンボルの情報を送信するアンテナは、予め固定的に定められていてもよいし、伝送路状態などを考慮して適応的に最適なアンテナが選択されるようにすることも可能である。後者のように伝送路状態の良いアンテナから送信を行えば、単一アンテナを用いつつも伝送誤りを減少させることができる。
このように送信データの各送信単位のうち最初のMシンボルの情報(シンボルa1, a2, a3, …,aM 、シンボルb1, b2, b3, …, bM 、シンボルc1, c2, c3, …, cM )は、複数の送信アンテナ17a,17b,…,17nにより空間多重されて送信されるため、受信機側では受信信号を複数のストリームに分離する処理が必要となる。これに対し、送信データの各送信単位のうち最後のNシンボルの情報(シンボルaM+1, …, aM+N )は、単一のアンテナ17aからのみ送信されるため、受信機側で受信信号をストリームに分離するような処理は不要であり、例えば最後のNシンボルの受信を待ってACKを返すなどの時間的な制約を満たしやすくなる。
次に、図3を用いて本発明の第1の実施形態に係る受信機について説明する。図3において、図1の送信機から送信されるRF信号は複数の受信アンテナ21a,21b,…,21nにより受信される。受信アンテナ21a,21b,…,21nからのRF受信信号は、RF/IF段22に入力される。RF/IF段22において、入力されるRF受信信号はそれぞれ低雑音増幅器(LNA)により増幅された後、IF信号に変換され、さらにベースバンド信号に変換される。
RF/IF段22から出力されるアナログベースバンド信号は、A/D変換器(ADC)23a,23b,…,23nによりディジタル信号に変換される。A/D変換器23a,23b,…,23nから出力されるディジタルベースバンド信号は、それぞれフィルタ24a,24b,…,24nにより不要成分が除去された後、入力セレクタ25によってMIMO信号処理器26、伝送路応答推定器27及び同期検波器28のいずれかに入力される。
カウンタ30は、入力セレクタ25に入力されるディジタルベースバンド信号の送信単位(フレームもしくはパケット)毎にシンボル数をカウントすることで、各シンボルが既知信号かデータ信号かの判別を行い、さらにデータ信号については終端シンボル(送信単位の最後のNシンボル)か否かの判別を行う。カウンタ30による判別結果に従って、入力セレクタ25及び出力セレクタ29が制御される。
例えば、カウンタ30による判別の結果、入力セレクタ25の入力信号が既知信号の場合、その既知信号は伝送路応答推定器27に入力される。入力セレクタ25の入力信号がデータ信号の場合、データ信号の最後のNシンボル以外のMシンボルの信号は、MIMO(Multi Input Multi Output)信号処理器26に入力される。MIMO信号処理器26では、例えばMLE(最尤推定)やBLAST(Bell Labs Layered Space Time)などのアルゴリズムに従って、図1に示した送信機の各送信アンテナ17a,17b,…,17nから送信される信号が入力信号から分離される。
伝送路応答推定器27は、入力される既知信号を用いて図1の送信機の各送信アンテナ17a,17b,…,17nから図3の受信機の各受信アンテナ21a,21b,…,21nに至る複数の伝送路について伝送路推定を行い、推定値を算出する。こうして算出された伝送路応答推定値は、MIMO信号処理器26において各送信アンテナから送信される信号を分離するために用いられる。
一方、カウンタ30による判別の結果、入力セレクタ25の入力信号がデータ信号であり、かつ送信単位の最後のNシンボルの場合には、送信機からは単一アンテナによって送信が行われ、送信機からの信号は空間多重されていないことになる。このような場合、入力セレクタ25からの信号は同期検波器28に入力され、伝送路応答推定器27により算出される伝送路推定値を用いて同期検波が行われる。同期検波は、入力信号に対して伝送路推定値を複素乗算するだけの簡単な演算でよい。
すなわち、同期検波器28は例えば図4に示されるように、伝送路応答推定器27からの伝送路応答推定値の共役をブロック41a,41b,…,41nで求め、これらを複素乗算器42a,42b,…,42nにより入力セレクタ25からのデータ信号に対して乗じて加算器43で加算合成することにより、同期検波を行う。なお、送信側において送信単位の最後のNシンボルがCDD(巡回遅延ダイバーシチ)により送信されているような場合には、各アンテナに対応する伝送路推定値はCDDに対応するよう合成され、データ信号に複素乗算される。
これらの一連の処理は、MLEやBLASTなどのMIMO信号処理に比べると遙かに容易と考えられるため、処理時間は非常に短い。こうしてMIMO信号処理器26あるいは同期検波器28によって得られるデータ信号は、出力セレクタ29を介してデインタリーバ31に入力されてデインターリーブが施され、さらに誤り訂正復号器32により誤り訂正復号されることにより、送信されたデータ33が再生される。再生されたデータ33は、上位層へ送られる。
このように図3の受信機によると、パケットやフレームなどの各送信単位の最後のNシンボルの処理を高速に行うことができるため、パケットやフレームの受信後の処理に時間的な余裕を持つことができる。従って、例えば特定時間内にACKを返すような高い即応性が要求される処理にも容易に対応することが可能となる。
(第2の実施形態)
図5には、本発明の第1の実施形態に係る送信機を変形した第2の実施形態に係る送信機を示す。送信すべきデータ10は符号化される前にストリーム分割器13によって各ストリームに分割された後、符号化器11a,11b,…,11n及びインタリーバ12a,12b,…,12nによってストリーム毎に符号化及びインターリーブが施される。符号化及びインタリーブ処理後のデータは、変調器14a,14b,…,14nに入力される。変調器14a,14b,…,14n以降の処理は第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
ストリーム分割器13は、符号化前のデータが入力される点を除いて第1の実施形態と同様の処理を行う。従って、第2の実施形態によっても第1の実施形態と同様の効果が得られる。第2の実施形態において、受信機に関しては第1の実施形態と同様でよい。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態に係る送信機では、図6に示されるように図1の送信機における変調器14a,14b,…,14nとIF/RF段16との間に、CDD処理器18a,18b,…,18n及びスイッチ19a,19b,…,19nが挿入されている。スイッチ19a,19b,…,19nは、カウンタ15からの指示に従って制御され、変調器14a,14b,…,14nの出力とCDD処理器18a,18b,…,18nの出力のいずれかを選択する。
次に、図7及び図8を用いて図6の送信機の動作を説明する。CDD処理器18a,18b,…,18n及びスイッチ19a,19b,…,19n以外の動作は、第1の実施形態と同様である。すなわち、データ10の各送信単位のシンボル数がM+N(M,Nは1以上の整数)であるとすると、ストリーム分割器13はカウンタ15のカウント値が0〜Mの期間はストリーム分割動作を行う。ストリーム分割器13が入力データを3つのストリーム1,2,3に分割する場合を例にとると、カウンタ15のカウント値が0〜Mの期間は図2と同様、図7に示すようにストリーム1ではシンボルa1, a2, a3, …,aM が配置され、以下同様にストリーム2ではシンボルb1, b2, b3, …, bM が配置され、ストリーム3ではシンボルc1, c2, c3, …, cM が配置される。
この場合、つまりカウンタ15のカウント値が0〜Mの期間、スイッチ19a,19b,…,19nは変調器14a,14b,…,14nの出力を選択する状態に切り替えられている。従って、ストリーム分割器13から出力される各ストリームは変調器14a,14b,…,14nによりそれぞれ変調された後、IF/RF段16を介して送信アンテナ17a,17b,…,17nに送られる。このように各送信データ単位のうち、最初のMシンボルの情報は第1の実施形態と同様に、通常の空間多重方式によって送信される。
ストリーム分割器13は第1の実施形態と異なり、カウンタ15のカウント値がM+1〜M+Nの期間もストリーム分割動作を行う。一方、スイッチ19a,19b,…,19nは、カウンタ15のカウント値がM+1〜M+Nの期間、CDD処理器18a,18b,…,18nの出力を選択する状態に切り替えられる。従って、ストリーム分割器13から出力される各ストリームは、CDD処理器18a,18b,…,18nによりそれぞれCDD処理が施され後、IF/RF段16を介して送信アンテナ17a,17b,…,17nに送られる。
このように第3の実施形態では第1の実施形態と同様に、各送信データ単位のうち最後のNシンボルの情報も最初のMシンボルの情報と同様に複数のアンテナ17a,17b,…,17nによって送信されるが、最後のNシンボルは同一の情報がCDD処理を受けてから送信されることが最初のMシンボルの情報の送信方法と異なる。
ここで、先と同様にストリーム分割器13が入力データを3つのストリーム1,2,3に分割する場合を例にとると、カウンタ15のカウント値がM+1〜M+Nの期間は、CDD処理器18a,18b,…,18nによって図7に示すようにストリーム1ではシンボルaM, aM+1, …,aM+N が配置され、ストリーム2ではシンボルa’M, a’M+1, …,a’M+N が配置され、ストリーム3ではシンボルa”M, a”M+1, …,a”M+N が配置される。
図8を用いてCDD処理について詳しく説明する。図8(a)に示すように、CDDよって送信される各ストリームのうち、ストリーム1のシンボル列をa1, a2, a3 、ストリーム2のシンボル列をa’1, a’2, a’3 、ストリーム3のシンボル列をa”1, a”2, a”3 とすると、例えばa1, a’1, a”1 は図8(b)に示すようにa11, a12, a13, 14, a15, a16 というシンボルを時間的に巡回シフトしたものとなる。例えば図8(b)の例では、a1 =a11, a12, a13, 14, a15, a16 , a’1 =a13, 14, a15, a16, 11, a’12, a”1 =a15, a16, 11, a12, a13, 14 のようになっている。
ここで、図7のaM+1, a’M+1, a”M+1及びaM+N, a’M+N a”M+N の関係も、a1, a’1, a”1 の関係と同様に、同じ情報のシンボル列を時間的に巡回シフトしたものである。言い替えれば、ストリーム1,2,3のそれぞれの最後のNシンボルの情報は同一であり、送信される順序だけが異なる。
CDDは、受信側で特別な処理を行わなくともダイバーシチ効果が得られ、さらに同一の情報を送ることによるNULL(指向性の零点)が向くことを回避することができる。各送信単位の最初のMシンボルについては空間多重で送信されるため、受信機では受信信号を各ストリームに分離する処理が必要となる。これに対して、最後のNシンボルにおいてはCDDで送信されるため、受信機でストリームを分離するような処理は不要であり、送信機にACKを返すなどの時間的な制約のある処理に対応しやすくなる。
また、第3の実施形態についても、第2の実施形態と同様に符号化前にストリーム分割を行い、ストリーム毎に符号化及びインタリーブを行うような変形を行うことが可能であり、その場合も上記と同様の効果が得られる。
(第4の実施形態)
次に、図9を用いて本発明の第4の実施形態を説明する。図9では、図7と比較して各送信データ単位(この例ではフレーム)のうち、ストリーム1,2,3の最後のNシンボルは、全く同一の情報aM+1, …, aM+N,がCDD処理を受けることなく、そのままの順序で送信される。この場合、CDDによるダイバーシチ効果は得られないが、最後のNシンボルについては受信機でストリームを分離するなどの処理が不要となり、ACKを返すなどの処理が容易となるという効果が得られる。
第4の実施形態に係る送信機は、基本的に第1の実施形態または第2の実施形態と同様に図1または図5に示したような構成でよく、各シンボルへの情報の配置のみを変えればよい。受信機については、図3と同様でよい。
(第5の実施形態)
次に、図10を用いて本発明の第5の実施形態を説明する。第5の実施形態に係る送信機は、基本的に第3の実施形態に係る送信機と同じでよく、例えば図6に示されるように構成される。
第5の実施形態においては、送信単位の途中に高い即応性が要求される情報が挿入される場合、そのような情報については空間多重を行わず、CDD処理を行って送信する。図10に示される例では、送信単位であるフレームを分割したストリーム1,2,3のそれぞれの途中に、このような高い即応性が要求される情報z, z’, z” が挿入される。このような情報の例としては、例えば3GPP(3rd Generation Partnership Project)に見られるTPC(Transmit Power Control)ビット(送信電力制御情報)が挙げられる。
TPCを適用した無線通信システムでは、受信機がTPCビットを受信すると、直ちに送信電力制御に反映されることが望ましい。そこで、第4の実施形態では、このような即応性が要求される情報については空間多重を行わずにCDDによって送信し、受信機の処理を簡易化することで、即応性に対応することを可能とする。
(第6の実施形態)
次に、図11を用いて本発明の第6の実施形態を説明する。図10においては、分割後のストリーム1,2,3のそれぞれに即応性が要求される情報z, z’, z” を挿入され、これらの情報を複数のアンテナによって送信する例を示した。これに対し、本発明の第6の実施形態では図11に示すように、単一のアンテナから情報zを送信している。すなわち図10でCDDにより送信されていた領域の送信を単一アンテナからの送信に置き換えている。この方法によっても、受信機の処理を簡易化して即応性に対応できることは明らかである。
また、例えば3GシステムのTPCビットのような高い即応性が要求される情報のみ単一アンテナで送信されている場合でも、図3の受信機においてカウンタ30により、このような情報が送信されている期間を判定することで、図3で説明したと同様に復調を行うことが可能となる。このように処理された高い即応性が要求される情報が例えば3GにおけるTPCビットの場合、これは一般に誤り訂正符号化が施されない。従って、TPCビットから硬判定器により電力の増減を検出することができ、それに基づいて送信機のパワーアンプを制御して送信電力を容易に制御することができる。
(第7の実施形態)
次に、図12を用いて本発明の第7の実施形態について説明する。第7の実施形態においては、送信単位(ここではフレーム)の最後のNシンボルの送信に用いる送信アンテナの数、つまり空間多重に用いるアンテナ数を予め定められた順序で段階的に減少させる。すなわち、図12の例では最後のN=3シンボルであり、これらのうち1シンボル目はストリーム1,2,3のシンボルaM, M, M として、2シンボル目はストリーム2,3のシンボルbM+1, M+1 として、3シンボル目はストリーム3のシンボルcM+2 として、それぞれ送信される。
より具体的には、図12ではストリーム1にはBPSK(Binary Phase Shift Keying)、ストリーム2にはQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、ストリーム3には16QAM(16-Quadrature Phase Shift Keying)の各変調方式によってそれぞれ変調されたシンボルが割り当てられている。最後のNシンボルのうち、1シンボル目については3個の送信アンテナを用いて全てのストリーム1,2,3を送信する。2シンボル目についてはBPSKにより変調されたシンボルのストリーム1の送信を中止し、2個の送信アンテナを用いてストリーム2,3を送信する。3シンボル目については、さらにQPSKにより変調されたシンボルのストリーム2の送信も中止し、1個の送信アンテナを用いてストリーム3のみを送信する。
次に、図13を用いて第12の実施形態における受信機について述べる。図13に示される受信機は、図12の送信信号の受信に対応しており、この例ではV−BLAST(Vertical-Bell Labs Layered Space Time)と呼ばれるアルゴリズムを採用している。
まず、アンテナ21a,21b,…,21nから出力される受信信号は、受信回路50に入力される。受信回路50は、例えば図3中のRF/IF段22、A/D変換器23a,23b,…,23n及びフィルタ24a,24b,…,24nの部分に相当する。
信回路50の出力信号の例えばヘッダ情報から、各ストリームに対する変調方式、例えば各ストリームがBPSK、QPSK及び16QAMのいずれか変調方式であるかが変調方式認識器51によって判別される。続いて、復調順序判定器52によってBPSKのような最も低次、すなわち相対的に最も低い伝送速度の変調方式で送られているストリーム(図12の例ではストリーム1)から順次復調を行うように順序付け、すなわち各ストリームの復調順序の決定がなされる。
ここで、図13では処理の簡易化の点から、通常のV−BLASTのような伝送路状態やS/Nなどに応じた順序付けは行わず、各ストリームで変調方式を変えておき、最も低次の変調方式(ここでは、BPSK)から復調を行う方法を仮定している(3GPP TSG RAN WG1 TSG-R1(01)0879, Increasing MIMO throughput with per-antenna rate control (Lucent Technologies)参照)。
一方、受信回路50からの出力信号に含まれる例えばパイロット信号のような既知信号から、伝送路推定器53によって伝送路応答推定値が計算される。伝送路応答推定値はウェイト計算器54に送られ、干渉除去のためのウェイト計算がなされる。計算されたウェイトは、干渉除去器55a,55b,55cにおいて干渉波を除去し所望波の信号を取り出すために使われる。
干渉除去がなされた信号は、ストリーム毎に復調器56a,56b,56cにより復調される。この場合、まず最初に図12のストリーム1のBPSKにより変調された信号が復調器56aによって復調され、復調器56aの出力信号は変調器57aにより再度変調される。変調器57aの出力信号は、乗算器58aによりウェイトが乗じられた後に、減算器59aにより干渉除去器55bの出力信号から削除される。このようにしてBPSKにより変調された信号が削除された後、同様にして乗算器58b,58c、復調器56b、変調器57b及び減算器59b,59cを用いて、図12のストリーム2のQPSKにより変調された信号及びストリーム3の16QAMにより変調された信号の順に処理が行われる。
図13の受信機によれば、図12のように送信に用いるアンテナの数を徐々に減らしてゆくことにより、ウェイト計算器54によって計算されるウェイトの値を変更させることなく、最後の2シンボルの復調処理を徐々に簡易化することができる。例えば、図12中の送信単位(フレーム)の最初のMシンボルまでは、元々QPSKにより変調されたストリーム2においては、BPSKにより変調された信号は削除されたものとして、16QAMにより変調された信号を低減するようなウェイトが計算されている。よってM+1番目のシンボルでBPSKにより変調された信号が送信されなくなっても、QPSKと16QAMによりの変調された信号に適用されるウェイトは変わらない。
このように送信機において送信単位内の最後のNシンボルの送信に用いるアンテナの数を徐々に減らすことにより、V−BLASTの受信機における最後のNシンボルの処理を簡易化することができる。
(第8の実施形態)
次に、図14を用いて本発明の第8の実施形態を説明する。第8の実施形態では、送信単位(ここではフレーム)の最初のMシンボルについては、複数のアンテナを用いてストリーム1,2,3を例えば16QAMのような相対的に高い伝送速度を有する変調方式で送信する。一方、フレームの最後のNシンボルについては、BPSKのような相対的に高い伝送速度を有する簡易な変調方式で送信する。
伝送速度の高い変調方式、すなわち変調多値数の大きい変調方式では、受信機において誤り訂正のための尤度計算の他に、空間多重されているような受信信号をストリームを分割するための処理も複雑になる。従って、フレームの最後のNシンボルについては、上記のように伝送速度が低い簡易な変調方式を用いることによって、受信機でのストリーム分割のような処理を簡易化し、ACKなどの高い即応性が要求される処理に容易に対応することができる。
第8の実施形態を変調方式のみの選択でなく、MCSの選択に拡張することも可能である。MCS(Modulation and Coding Scheme)とは、変調方式と符号化方式の組み合わせであり、種々の異なる組み合わせをMCSセットと呼ぶ。これら複数のMCSセットから一つのMCSを選択し、複数のシンボルを含む送信単位毎に送信を行う場合に、複数のアンテナとランクが相対的に上位の第1のMCSを用いて送信単位の最後のNシンボル以外の複数シンボルを送信する。次に、複数のアンテナとランクが相対的に下位の第2のMCSを用いて送信単位の最後のNシンボルを送信する。このようにすることにより、MCS選択機能を有する受信機において第8の実施形態と同様の効果が得られる。
本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
具体的には、例えば以下に述べる種々の送信操作を適宜組み合わせて実施することができる。
(a)複数のアンテナを用いて送信単位の最後のNシンボル以外の複数シンボルを送信し、一つのアンテナを用いて送信単位の最後のNシンボルを送信する。
(b)第1の情報と該第1の情報に比較して受信側により高い即応性が要求される第2の情報を含む送信単位毎に送信を行う場合に、複数のアンテナを用いて第1の情報を送信し、一つのアンテナを用いて第2の情報を送信する。
(c)複数のアンテナを用いて送信単位の最後のNシンボル(Nは1以上の整数)以外の複数シンボルを送信し、複数のアンテナを用いて送信単位の最後のNシンボルとして同一の情報を送信する。
(d)(c)において最後のNシンボルとして同一の情報を送信する場合に、複数のアンテナ間で該情報を時間的にシフトさせて送信する。
(e)第1の情報と第1の情報に比較して受信側により高い即応性が要求される第2の情報を含む送信単位毎に送信を行う場合に、複数のアンテナを用いて第1の情報を送信する手段と、複数のアンテナを用いて第2の情報を複数のアンテナ間で時間的にシフトさせて送信する。
(f)複数のシンボルを含む送信単位毎に送信を行う場合に、複数のアンテナを用いて送信単位の最後のNシンボル以外の複数シンボルを送信し、複数のアンテナから段階的に少なくなるように選択されるアンテナを用いて送信単位の最後のNシンボルを送信する。
(g)伝送速度の異なる複数の変調方式から一つ変調方式を選択し、複数のシンボルを含む送信単位毎に送信を行う場合に、複数のアンテナと相対的に高い伝送速度を有する第1の変調方式を用いて送信単位の最後のNシンボル以外の複数シンボルを送信し、複数のアンテナと相対的に低い伝送速度を有する第2の変調方式を用いて送信単位の最後のNシンボルを送信する。あるいは伝送速度によってランク付けされた複数のMCSセットから一つのMCSを選択し、複数のシンボルを含む送信単位毎に送信を行う場合に、複数のアンテナとランクが相対的に上位の第1のMCSを用いて送信単位の最後のNシンボル以外の複数シンボルを送信し、複数のアンテナとランクが相対的に下位の第2のMCSを用いて送信単位の最後のNシンボルを送信する。
さらに、本発明は複数の送信アンテナを用いて送信を行う無線通信システムであれば、CDMAやOFDMなどの多重アクセスシステムにも適用が可能である。
本発明の第1の実施形態に係る受信機のブロック図 第1の実施形態における各送信単位の最初のMシンボル及び最後のNシンボルの送信方法について説明する図 本発明の第1の実施形態に係る受信機のブロック図 図2中の同期検波器の一例のブロック図 本発明の第2の実施形態に係る送信機のブロック図 本発明の第3の実施形態に係る送信機のブロック図 第3の実施形態における各送信単位の最初のMシンボル及び最後のNシンボルの送信方法について説明する図 第3の実施形態の説明に用いる巡回遅延ダイバーシチ(CDD)による送信方法を示す図 本発明の第4の実施形態に係る送信機における各送信単位の最初のMシンボル及び最後のNシンボルの送信方法について説明する図 本発明の第5の実施形態に係る送信機における即応性が要求される情報の送信方法について説明する図 本発明の第5の実施形態に係る送信機における即応性が要求される情報の送信方法について説明する図 本発明の第6の実施形態に係る送信機における各送信単位の最初のMシンボル及び最後のNシンボルの送信方法について説明する図 本発明の第6の実施形態に係る受信機のブロック図 本発明の第7の実施形態に係る送信機における各送信単位の最初のMシンボル及び最後のNシンボルの送信方法について説明する図
符号の説明
10…送信データ;
11,11a,11b,11n…符号化器;
12,12a,12b,12n…インタリーバ;
13…ストリーム分割器;
14a,14b,14n…変調器;
15…カウンタ;
16…IF/RF段;
17a,17b,17n…送信アンテナ;
18a,18b,18n…CDD処理器;
19a,19b,19n…スイッチ;
21a,21b,21n…受信アンテナ;
22…RF/IF段;
23A,23B,23n…A/D変換器;
24a,24b,24n…フィルタ;
25…入力セレクタ;
26…MIMO信号処理器;
27…伝送路応答推定器;
28…同期検波器;
29…出力セレクタ;
30…カウンタ;
31…デインタリーバ;
32…誤り訂正復号器;
33…受信データ;
50…受信回路;
51変調方式認識器;
52…復調順序決定器;
53…伝送路推定器;
54…ウェイト計算器;
55a,55b,55n…干渉波除去器;
60…レプリカ作成型キャンセル装置

Claims (6)

  1. 複数のシンボルを含む送信単位毎に送信を行う無線通信装置において、
    複数のアンテナと、
    前記複数のアンテナを用いて前記送信単位の最後のNシンボル(Nは1以上の整数)以外の複数シンボルを送信する第1の送信手段と、
    前記複数のアンテナを用いて前記送信単位の前記最後のNシンボルとして同一の情報を送信する第2の送信手段とを具備する無線通信装置。
  2. 前記第2の送信手段は、前記複数のアンテナ間で前記同一の情報を時間的に巡回シフトさせて送信する請求項1記載の無線通信装置。
  3. 前記第1の送信手段は、第1の情報を送信し、
    前記第2の送信手段は、該第1の情報に比較して受信側により高い即応性が要求される第2の情報を送信することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 伝送速度の異なる複数の変調方式から一つ変調方式を選択し、複数のシンボルを含む送信単位毎に送信を行う無線通信装置において、
    複数のアンテナと、
    前記複数のアンテナと相対的に高い伝送速度を有する第1の変調方式を用いて前記送信単位の最後のNシンボル(Nは1以上の整数)以外の複数シンボルを送信する手段と、
    前記複数のアンテナと相対的に低い伝送速度を有する第2の変調方式を用いて前記送信単位の前記最後のNシンボルを送信する手段とを具備する無線通信装置。
  5. 伝送速度によってランク付けされた、変調方式と符号化方式の組み合わせよりなる複数のMCS(Modulation and Coding Scheme)セットから一つのMCSを選択し、複数のシンボルを含む送信単位毎に送信を行う無線通信装置において、
    複数のアンテナと、
    前記複数のアンテナとランクが相対的に上位の第1のMCSを用いて前記送信単位の最後のNシンボル(Nは1以上の整数)以外の複数シンボルを送信する手段と、
    前記複数のアンテナとランクが相対的に下位の第2のMCSを用いて前記送信単位の前記最後のNシンボルを送信する手段とを具備する無線通信装置。
  6. 複数のシンボルを含む送信単位毎に送信を行う無線通信装置において、
    複数のアンテナと、
    前記複数のアンテナを用いて前記送信単位の最後のNシンボル(Nは1以上の整数)以外の複数シンボルを送信する手段と、
    前記複数のアンテナから段階的に少なくなるように選択されるアンテナを用いて前記送信単位の前記最後のNシンボルを送信する手段とを具備する無線通信装置。
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