JP5369545B2 - 復調器および復調方法 - Google Patents

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本発明は、複数の通信方法で送信されたデータを復調する復調器および復調方法に関する。
移動体通信の高速なデータ通信仕様である、LTE(Long Term Evolution)や高度化LTEなど、移動体通信用の現在の最新式のシステムにおける受信器装置は、様々な異なる通信方法で送信されたデータを復調する能力を必要とすることが望まれている。したがって、すべての送信方法にわたってほぼ同様である復調方法であることが大いに望ましい。なお、本発明に関連する技術が特許文献1および特許文献2に開示されている。
米国特許出願公開第2008/0069261号明細書 米国特許出願公開第2008/0056396号明細書
ここで、現在のLTEシステムは、
1.2送信―2受信アンテナ(2×2)多入力・多出力(MIMO)システム
2.1×1単一入力・単一出力(SISO)システム
3.2×1受信ダイバーシティ(Rxダイバーシティ)
4.1×2または1×4の空間周波数ブロック符号(SFBC)システム
5.2×2または2×4の空間周波数ブロック符号(SFBC)システム
6.2×2または2×4の空間多重化(MIMO)システム
の1〜6の通信モードにより送信されたデータを1つの受信器装置で復調することができる受信器を必要としている。
上記に列挙された1〜6の通信モードのうち、最も複雑な復調器を必要とするシステムは、送信データの2つのストリームを同時に検出する復調器が必要となるMIMOシステムである。この通信モードにより送信されたデータを復調する1つの方式として、QR分解および最尤検出器(MLD)を使用するものがある。現在の最新技術のQR−MLD復調器のブロック図を図2に示す。この図で示す復調器の構成は、いくつかの主要な機能構成としてまとめることができる。つまり、上記復調器は、
(1)チャネル行列および受信ベクトルの算出
チャネル推定および各受信アンテナからの受信記号を取り入れ、適切な送信記号を復調することができるように、それらを再構成する処理。
(2)QR分解
(1)の出力によって提供されたチャネル行列についてQR分解を実施する処理。
(3)受信シンボルの処理
算出された受信シンボルベクトルに、QR分解処理によって得られるエルミート行列Qを乗算する処理。
(4)ソフトビットの計算
ユークリッド距離メトリックを使用して、各送信シンボルについてソフトビットを計算する処理。
(5)コントローラ
チャネル行列および受信ベクトルがどのように算出されるべきであるかを確定することを含めて、機能ブロックがどのように動作するべきであるかを制御する処理。
の主要な機能構成を備えている。
そして、MIMOシステムにおける最新技術のQR−MLDは周知であるが、その機能アーキテクチャブロックの使用は、2×2MIMO(空間多重化)に限定され、SIDO、SFBC(2Tx−1Rx、4Tx−1Rx、2Tx−4Rx、および4Tx−2Rx)、ならびにRxダイバーシティなどの他の場合に使用することができない。
そこで、この発明は、すべての可能な送信−受信モードの受信および復調を、単一のアーキテクチャによって支援することができる復調器および復調方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、チャネル推定および各受信アンテナからの受信信号に基づいて、選択的に実行可能な2×2MIMO(Multiple Input Multiple Output)システムの通信モード、1×1SISO(Single Input and Single Output)システムの通信モード、2×1ダイバーシティシステムの通信モード、1×2SFBC(Space Frequency Block Coding)システムの通信モード、2×2SFBC(Space Frequency Block Coding)システムの通信モードのうちから1つのモードを選択し、選択された前記通信モードに応じたチャネル行列の算出を行うチャネル行列算出手段と、前記受信信号に基づいて前記何れかの通信モードに応じた受信ベクトルを算出する受信ベクトル算出手段と、前記通信モードに応じたユニタリ行列Qおよび上三角行列Rを前記チャネル行列のQR分解により導出するQR分解手段と、前記算出された受信ベクトルに、前記ユニタリ行列Qのエルミート行列を乗算して、受信したシンボルベクトルを算出する受信シンボル処理手段と、前記受信したシンボルベクトルと前記上三角行列Rとに基づいて、ユークリッド距離の計算によりソフトビットを算出するソフトビット算出手段と、を備えることを特徴とする復調器である。
また本発明は、上述の復調器において、前記ソフトビット算出手段は、前記ソフトビットのi番目のビット位置について1を有するコンスタレーションのシンボルから第1の最小距離を算出する第1最小距離算出手段と、前記ソフトビットのi番目のビット位置について0を有するコンスタレーションのシンボルから第2の最小距離を算出する第2最小距離算出手段と、前記第1の最小距離と前記第2の最小距離の差分を算出する最小距離差分算出手段と、を備えることを特徴とする。
また本発明は、上述の復調器において、前記通信モードを設定するコントローラを備えることを特徴とする。
また本発明は、復調器における復調方法であって、前記復調器のチャネル行列算出手段が、チャネル推定および各受信アンテナからの受信信号に基づいて、選択的に実行可能な2×2MIMO(Multiple Input Multiple Output)システムの通信モード、1×1SISO(Single Input and Single Output)システムの通信モード、2×1ダイバーシティシステムの通信モード、1×2SFBC(Space Frequency Block Coding)システムの通信モード、2×2SFBC(Space Frequency Block Coding)システムの通信モードのうちから1つのモードを選択し、選択された前記通信モードに応じたチャネル行列の算出を行い、前記復調器の受信ベクトル算出手段が、前記受信信号に基づいて前記何れかの通信モードに応じた受信ベクトルを算出し、前記復調器のQR分解手段が、前記通信モードに応じたユニタリ行列Qおよび上三角行列Rを前記チャネル行列のQR分解により導出し、前記復調器の受信シンボル処理手段が、前記算出された受信ベクトルに、前記ユニタリ行列Qのエルミート行列を乗算して、受信したシンボルベクトルを算出し、前記復調器のソフトビット算出手段が、前記受信したシンボルベクトルと前記上三角行列Rとに基づいて、ユークリッド距離の計算によりソフトビットを算出することを特徴とする復調方法である。
また本発明は、上述の復調方法において、前記ソフトビット算出手段は、第1最小距離算出手段において、前記ソフトビットのi番目のビット位置について1を有するコンスタレーションのシンボルから第1の最小距離を算出し、第2最小距離算出手段において、前記ソフトビットのi番目のビット位置について0を有するコンスタレーションのシンボルから第2の最小距離を算出し、最小距離差分算出手段において、前記第1の最小距離と前記第2の最小距離の差分を算出することを特徴とする。
また本発明は、上述の復調方法において、前記復調器のコントローラが、前記通信モードを設定することを特徴とする。
本発明によれば、上述の復調器の処理によれば、SISOシステム,SIMOシステム,SFBCシステムおよびMIMOシステムなどの、異なる通信モードで送信される物理チャネルを受信して復調するために、最尤検出と共にQR分解を使用する一貫した方法を提供することができる。そして、この一貫した復調方法による利点は、
(1)機能および構成要素を再使用することによるチップのサイズの縮小を行うことができる。
(2)全ての通信モードが、同じ処理連鎖を受けることによるCQIおよび閾値計算などの他の機能の全体的な処理の低減を行うことができる。
(3)送信モードがサブフレームについてと同程度に頻繁に動的に変更されるときの高速復調切替えを行うことができる。
また、上述の復調器の処理によれば、隣接するチャネルの応答(周波数または時間について)が等しく、それにより、従来のSFBCシステムの復号に対して、システムの誤り率の性能を潜在的に低下させることを想定しない空間周波数ブロック符号(SFBC)の復調方法を提供することができる。
上述の復調器の処理によれば、既存の2×2MIMOシステムの通信モードによるQR−MLDの復調器を再利用して、SISOシステム,SIMOシステム,SFBCシステムおよびMIMOシステム(Tx−Rxダイバーシティ)等の全体的に機能アーキテクチャの観点から見て複雑なシステムを構築することができる。
以下、本発明の一実施形態による復調器を図面を参照して説明する。
図1は同実施形態による復調器の構成を示すブロック図である。この図において、符号1は復調器である。そして本発明の一実施形態による復調器1は、コントローラ11、チャネル行列・受信ベクトル算出部12、QR分解処理部13、受信シンボル処理部14、ソフトビット計算部15の各処理部を備えている。
次に、本実施形態の復調器の詳細について説明する。
本実施形態による復調器1は、QR−MLDの復調における2×2MIMO検出において使用される機能ブロックの性能向上を図り、また機能処理について適正な通信モードの構成を選択させるように、コントローラ11の機能構成を導入したものである。復調器1の各処理部は、以下の各処理ステップによって動作を行う。
<ステップS1>チャネル行列および受信ベクトルの算出
まず、チャネル行列・受信ベクトル算出部12が、通信モード毎に、QR分解処理の算出に適切なチャネル行列と、受信ベクトルとを算出する。ここで送信アンテナnと受信アンテナmの間のチャネルにおけるf番目の周波数トーンは、hm,n(f)で表される。各通信モードにおけるチャネル行列および受信ベクトルの算出は以下の式により行われる。
(通信モードA)第1アンテナから送信されたシンボルを復調する2×2MIMOにおいて、チャネル行列Hの算出は下記式(1)、受信ベクトルの算出は下記式(2)により行われる。
Figure 0005369545
Figure 0005369545
(通信モードB)第2アンテナから送信されたシンボルを復調する2×2MIMOにおいてチャネル行列Hの算出は下記式(3)、受信ベクトルの算出は下記式(4)により行われる。
Figure 0005369545
Figure 0005369545
(通信モードC)1×1のSISOシステムにおいてチャネル行列Hの算出は下記式(5)、受信ベクトルの算出は下記式(6)により行われる。
Figure 0005369545
Figure 0005369545
(通信モードD)2×1のRxダイバーシティのシステムにおいてチャネル行列Hの算出は下記式(7)、受信ベクトルの算出は下記式(8)により行われる。
Figure 0005369545
Figure 0005369545
(通信モードE)第1周波数トーンで送信されたシンボルを復調する1×2のSFBCシステムにおいてチャネル行列Hの算出は下記式(9)、受信ベクトルの算出は下記式(10)により行われる。
Figure 0005369545
Figure 0005369545
(通信モードF)第2周波数トーンで送信されたシンボルを復調する1×2のSFBCシステムにおいてチャネル行列Hの算出は下記式(11)、受信ベクトルの算出は下記式(12)により行われる。
Figure 0005369545
Figure 0005369545
(通信モードG)第1周波数トーンで送信されたシンボルを復調する2×2のSFBCシステムにおいてチャネル行列Hの算出は下記式(13)、受信ベクトルの算出は下記式(14)により行われる。
Figure 0005369545
Figure 0005369545
(通信モードH)第2周波数トーンで送信されたシンボルを復調する2×2のSFBCシステムにおいてチャネル行列Hの算出は下記式(15)、受信ベクトルの算出は下記式(16)により行われる。
Figure 0005369545
Figure 0005369545
<ステップS2>QR分解
次に、ステップS2においてQR分解処理部が、特定の通信モードに対応するユニタリ行列Qおよび上三角行列Rを、チャネル行列・受信ベクトル算出部12の出力したチャネル行列のQR分解を行うことにより導出する。数学的には以下の式(17)により表される。
Figure 0005369545
ここで、Rxダイバーシティの場合のように、チャネル行列・受信ベクトル算出部12によるチャネル出力がベクトルである場合、Qはベクトルであり、Rはスカラー値である。また、SISOシステムの場合のように、チャネル行列・受信ベクトル算出部12によるチャネル出力がスカラーである場合には、Qは1であり、Rはチャネル係数である。
<ステップS3>受信シンボル処理
次に、ステップS3において受信シンボル処理部14は、算出された受信ベクトルに、ユニタリ行列Qのエルミート行列を乗算して、受信したシンボルベクトルを算出する。この処理は式(18)により表すことができる。
Figure 0005369545
ここでRxダイバーシティの場合のように、Qがベクトルである場合、zはスカラー値である。またSISOシステムの場合のように、Qがスカラーで単位元である場合、zはスカラー値であるが、このステップは自明である。
<ステップS4>ソフトビットの計算
次に、ステップS4においてソフトビット計算部15は、処理された受信シンボル処理の結果と、QR分解処理部13によって出力されたR行列(ベクトルまたはスカラー)を用いてソフトビットを計算する。つまり、これは、式(19)で示すようなユークリッド距離を計算することによって行われる。
Figure 0005369545
ここで式(19)においてcは、コンスタレーションのセット(例えば、QPSK、16QAM、および64QAM)から導かれたシンボルである。なお、SISOシステム(1Tx−1Rx)の場合およびSIMOシステム(1Tx−2Rx)の場合では、rおよびzはスカラー値であり、これによりユークリッド距離は、式(20)のように計算される。
Figure 0005369545
また、SFBCシステム(2Tx−1Rx,4Tx−1Rx,2Tx−2Rx,または4Tx−2Rx)およびMIMOシステムでは、Rは行列であり、zはベクトルであり、これによりユークリッド距離は、式(21)のように計算される。なお、ベクトルzの最後の行(z)および行列Rの最後の列の最後の行(r2,2)は、ユークリッド距離の計算に使用される。
Figure 0005369545
またソフトビット計算部15は、式(22)で示す追加の距離計算を、各通信モードについて行う。
Figure 0005369545
式22においてx は、他のアンテナ(MIMOの場合)または周波数(SFBCの場合)に関するシンボルの推定である。この推定は、以下の式(23)によって計算することができる。
Figure 0005369545
なお、SFBCシステムの通信モードが使用され、かつ「第2」送信シンボルのソフトビットが計算されている場合、Cの値は、距離メトリックおよびx の推定において共役であるはずである。
Figure 0005369545
Figure 0005369545
Figure 0005369545
また、SFBCシステムの通信モードが使用され、かつ「第1」送信シンボルのソフトビットが計算されている場合、第2距離メトリックは、x の共役を含むはずである。
Figure 0005369545
Figure 0005369545
次に、ソフトビット計算部15は、最後の距離を導出する。
ここで、SISOシステムの通信モードおよびRxダイバーシティの通信モードでは、最後の距離は、計算された第1距離メトリックに等しい。
Figure 0005369545
SFBCシステムの通信モードおよびMIMOシステムの通信モードでは、最後の距離メトリックは、上記で計算された2つの距離メトリックの和である。
Figure 0005369545
そしてソフトビット計算部15は、最後に、ソフトビットを以下の式によって決定する。つまり、まず、i番目のビット位置について1を有する(B と表される)コンスタレーションのシンボルから最小距離を算出する。
Figure 0005369545
そして、i番目のビット位置について0を有する(B と表される)コンスタレーションのシンボルから最小距離を算出する。
Figure 0005369545
そしてソフトビット計算部15は、上記2つの最小距離の差分を算出する。
Figure 0005369545
なお、コントローラ11は、入力信号処理に適切な通信モードに対応する設定を、ステップS1〜ステップS4を行う各処理部に対して実施する。その主な機能には、以下がある。
(1)適切な通信モードについてチャネル行列および受信ベクトルの算出を構成する設定を行う処理。
(2)動作する通信モードに応じて、どの距離メトリックが計算されるべきであるかを制御する処理。
(3)適切な値の共役がSFBCモードにおいて使用されるべきであるかを適切に規定する処理。
なお、SFBCシステムについての上記のアルゴリズムは、隣接するチャネルの応答(周波数について)が一般に想定されるように等しいことを想定しない。これは、高度に周波数選択性のチャネルの性能を場合によっては向上させ、したがって、従来のSFBC復調方法を凌駕することができる。
また、上記のアルゴリズムは、空間時間ブロック符号(STBC)に拡張することもできる。
また、図3で示す復調器の構成は、2送信アンテナおよび2受信アンテナの最大数に限定されず、より多数の送信アンテナおよび受信アンテナに拡張可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上述の復調器の処理によれば、SISOシステム,SIMOシステム,SFBCシステムおよびMIMOシステムなどの、異なる通信モードで送信される物理チャネルを受信して復調するために、最尤検出と共にQR分解を使用する一貫した方法を提供することができる。そして、この一貫した復調方法による利点は、
(1)機能および構成要素を再使用することによるチップのサイズの縮小を行うことができる。
(2)全ての通信モードが、同じ処理連鎖を受けることによるCQIおよび閾値計算などの他の機能の全体的な処理の低減を行うことができる。
(3)送信モードがサブフレームについてと同程度に頻繁に動的に変更されるときの高速復調切替えを行うことができる。
また、上述の復調器の処理によれば、隣接するチャネルの応答(周波数または時間について)が等しく、それにより、従来のSFBCシステムの復号に対して、システムの誤り率の性能を潜在的に低下させることを想定しない空間周波数ブロック符号(SFBC)の復調方法を提供することができる。
上述の復調器の処理によれば、既存の2×2MIMOシステムの通信モードによるQR−MLDの復調器を再利用して、SISOシステム,SIMOシステム,SFBCシステムおよびMIMOシステム(Tx−Rxダイバーシティ)等の全体的に機能アーキテクチャの観点から見て複雑なシステムを構築することができる。
復調器の構成を示すブロック図である。 QR−MLD復調器のブロック図である。
符号の説明
1・・・復調器
11・・・コントローラ
12・・・チャネル行列・受信ベクトル算出部
13・・・QR分解処理部
14・・・受信シンボル処理部
15・・・ソフトビット計算部

Claims (6)

  1. チャネル推定および各受信アンテナからの受信信号に基づいて、選択的に実行可能な2×2MIMO(Multiple Input Multiple Output)システムの通信モード、1×1SISO(Single Input and Single Output)システムの通信モード、2×1ダイバーシティシステムの通信モード、1×2SFBC(Space Frequency Block Coding)システムの通信モード、2×2SFBC(Space Frequency Block Coding)システムの通信モードのうちから1つのモードを選択し、選択された前記通信モードに応じたチャネル行列の算出を行うチャネル行列算出手段と、
    前記受信信号に基づいて前記何れかの通信モードに応じた受信ベクトルを算出する受信ベクトル算出手段と、
    前記通信モードに応じたユニタリ行列Qおよび上三角行列Rを前記チャネル行列のQR分解により導出するQR分解手段と、
    前記算出された受信ベクトルに、前記ユニタリ行列Qのエルミート行列を乗算して、受信したシンボルベクトルを算出する受信シンボル処理手段と、
    前記受信したシンボルベクトルと前記上三角行列Rとに基づいて、ユークリッド距離の計算によりソフトビットを算出するソフトビット算出手段と、
    を備えることを特徴とする復調器。
  2. 前記ソフトビット算出手段は、
    前記ソフトビットのi番目のビット位置について1を有するコンスタレーションのシンボルから第1の最小距離を算出する第1最小距離算出手段と、
    前記ソフトビットのi番目のビット位置について0を有するコンスタレーションのシンボルから第2の最小距離を算出する第2最小距離算出手段と、
    前記第1の最小距離と前記第2の最小距離の差分を算出する最小距離差分算出手段と、を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の復調器。
  3. 前記通信モードを設定するコントローラを備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の復調器。
  4. 復調器における復調方法であって、
    前記復調器のチャネル行列算出手段が、チャネル推定および各受信アンテナからの受信信号に基づいて、選択的に実行可能な2×2MIMO(Multiple Input Multiple Output)システムの通信モード、1×1SISO(Single Input and Single Output)システムの通信モード、2×1ダイバーシティシステムの通信モード、1×2SFBC(Space Frequency Block Coding)システムの通信モード、2×2SFBC(Space Frequency Block Coding)システムの通信モードのうちから1つのモードを選択し、選択された前記通信モードに応じたチャネル行列の算出を行い、
    前記復調器の受信ベクトル算出手段が、前記受信信号に基づいて前記何れかの通信モードに応じた受信ベクトルを算出し、
    前記復調器のQR分解手段が、前記通信モードに応じたユニタリ行列Qおよび上三角行列Rを前記チャネル行列のQR分解により導出し、
    前記復調器の受信シンボル処理手段が、前記算出された受信ベクトルに、前記ユニタリ行列Qのエルミート行列を乗算して、受信したシンボルベクトルを算出し、
    前記復調器のソフトビット算出手段が、前記受信したシンボルベクトルと前記上三角行列Rとに基づいて、ユークリッド距離の計算によりソフトビットを算出する
    ことを特徴とする復調方法。
  5. 前記ソフトビット算出手段は、
    第1最小距離算出手段において、前記ソフトビットのi番目のビット位置について1を有するコンスタレーションのシンボルから第1の最小距離を算出し、
    第2最小距離算出手段において、前記ソフトビットのi番目のビット位置について0を有するコンスタレーションのシンボルから第2の最小距離を算出し、
    最小距離差分算出手段において、前記第1の最小距離と前記第2の最小距離の差分を算出する
    ことを特徴とする請求項4に記載の復調方法。
  6. 前記復調器のコントローラが、前記通信モードを設定する
    ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の復調方法。
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