JP2008124621A - 雷保護システム - Google Patents

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Abstract

【課題】雷雲が発生したときに、アンテナからレコーダに侵入する雷サージを防止することができ、予約番組の録画(又は録音)についてユーザが対処することができること。
【解決手段】発生地域が設定地域に一致する場合、雷保護装置1は、発生時間帯にアンテナ2とレコーダ6との接続を遮断する。このため、雷雲が発生したときに、アンテナ2からレコーダ6に侵入する雷サージを防止することができる。また、雷保護装置1は、発生地域51が設定地域に一致し、且つ、発生時間帯が予約時間帯と重なっている場合、ユーザに予約時襲雷予定通知を通知する。例えば、雷保護装置1は、予約時間帯より前に予約時襲雷予定通知をユーザに通知した場合、ユーザは、設定地域以外の地域に住んでいる知人に対して予約番組の録画をお願いすることにより、対処できる。これにより、雷雲が発生したときに、予約番組の録画(又は録音)についてユーザが対処することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、アンテナに接続される電子機器を雷から保護する雷保護システムに関する。
アンテナに接続される電子機器としてレコーダが例示される。アンテナとレコーダは、ユーザの自宅や建物(ユーザ宅)に設けられている。ユーザは、特定の時間帯に放送される特定の番組をレコーダに録画(又は録音)予約するために、予約情報をレコーダに設定する。予約情報は、上記の特定の番組である予約番組と、上記の特定の時間帯である予約時間帯とを表している。レコーダは、その予約時間帯に、放送電波により送信された予約番組を表す番組データをアンテナを介して受信し、その内部の記憶装置に格納する。これにより、ユーザは、自身の都合のいいときに、記憶装置に格納された番組データを視聴することができる。
ユーザ宅の近辺の地域に雷雲が発生したとき、ユーザ宅は、その地域内で落雷の影響を受ける可能性がある。特に、落雷時に発生する雷サージがアンテナからレコーダに侵入した場合、その雷サージによりレコーダが故障する可能性がある。そこで、特許文献1には、近辺に落雷が発生したときに、アンテナとチューナ入力端との間のスイッチを制御する技術が記載されている。上記のレコーダに、特許文献1に記載された技術を適用した場合、上記の技術では、近辺に落雷が発生したときに、アンテナとレコーダとの接続を遮断する。これにより、アンテナからレコーダに侵入する雷サージを防止することができる。
しかし、上記の技術では、レコーダが予約番組を録画(又は録音)している途中でも、アンテナとレコーダとの接続を遮断してしまう。上記の技術では、近辺に落雷が発生した旨をユーザに通知するが、そのときには既に、予約番組の録画(又は録音)は途中で終了している。ユーザは、近辺に落雷が発生することが事前に把握できていれば、予約番組の録画(又は録音)が失敗する前に、他の地域に住んでいる知人に対して予約番組の録画をお願いすることもできたはずである。このように、雷雲が発生したときに、アンテナからレコーダに侵入する雷サージを防止することができ、予約番組の録画(又は録音)についてユーザが対処することができることが望まれる。
雷から機器を保護する技術について紹介する。
上述の特許文献1として、特開2001−185931号公報には落雷保護装置が記載されている。この落雷保護装置はアンテナからの信号が供給されるチューナを有する電子機器において、前記アンテナと前記チューナ入力端との間に設けたアンテナスイッチと、前記チューナ出力に雷情報が含まれている場合、該雷情報を検出する検出手段と、前記雷情報が検出されたとき、その検出結果を報知する報知手段と、前記アンテナスイッチのオン・オフを制御する制御手段とを具備したことを特徴としている。
特開2002−135453号公報(特許文献2)には通信機器の雷防護システムが記載されている。この通信機器の雷防護システムは、通信網に接続されて用いられる通信機器を雷被害から防護するために、前記通信機器に備わり前記通信網からの信号入力により商用電源と電池とを切り替え可能に電源供給する電源供給手段と、気象情報提供者からの雷に関する情報を受信する雷情報受信手段と、前記雷情報受信手段からの情報に基づいて前記雷被害の発生する地域および時刻を予測する被害予測手段と、前記被害予測手段の予測結果に基づいて前記雷被害の発生が予測される地域の予測時刻の前に前記通信網を介して前記電源供給手段に電源回路遮断信号を送信し前記電源を前記商用電源から電池に切り替える電源回路遮断手段と、前記地域に前記雷被害が発生しなくなると予測される予測時刻に前記通信網を介して電源回路疎通信号を送信し前記電源を前記電池から前記商用電源に切り替える電源回路疎通手段と、を備えることを特徴としている。
特開2001−190022号公報(特許文献3)には雷保護装置が記載されている。この雷保護装置は、負荷開閉部と、負荷開閉部の開閉を制御する制御部と、雷センサとを備えた雷保護装置であって、この制御部は雷センサが所定値を越えたときに負荷開閉部を開くとともに、タイマーを起動し、タイマーに設定された一定時間後に負荷開閉部を閉じる自動復帰機能と、タイマーの動作中に雷センサが所定値を越える電流を検出したときタイマーのカウントをリセットする機能とを持つことを特徴としている。
特開2005−222296号公報(特許文献4)にはコンピュータが記載されている。このコンピュータは、発雷予測地域を含む発雷予測情報を有する雷情報を格納する雷情報サーバにネットワークを介して接続されている。前記コンピュータは、設置場所の位置情報に関連する雷情報を前記雷情報サーバから定期的に取得する雷情報取得手段と、起動している他のプログラム及び他のプログラムが使用している作業ファイルを監視してファイル情報を取得する取得手段と、前記雷情報取得手段が取得した雷情報と前記監視手段が取得した前記ファイル情報に基づいて前記ファイルを保存する旨の警報を発する警報手段とを具備することを特徴としている。
特開2005−341686号公報(特許文献5)には瞬時電圧低下補償装置が記載されている。この瞬時電圧低下補償装置は、負荷へ電力を供給する電力系統に瞬時電圧低下が発生した場合に、蓄電装置から負荷へ電力を供給することで、負荷電圧の瞬時低下を補償する瞬時電圧低下補償装置であって、電力系統の瞬時電圧低下の予測情報を受信可能な受信手段と、該受信手段により前記予測情報が受信された場合に、前記蓄電装置の充電を行う制御手段と、を有することを特徴としている。
特開2001−185931号公報(請求項4、[0058]、[0059]) 特開2002−135453号公報(請求項1) 特開2001−190022号公報(請求項1) 特開2005−222296号公報(請求項9) 特開2005−341686号公報(請求項1)
本発明の課題は、雷雲が発生したときに、アンテナからレコーダに侵入する雷サージを防止することができ、予約番組の録画(又は録音)についてユーザが対処することができる雷保護システムを提供することにある。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用する番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]の記載との対応関係を明らかにするために付加されたものであるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の雷保護システムは、番組サーバ(4)と、雷通知サーバ(5)と、アンテナ(2)と、レコーダ(6)と、雷保護装置(1)とを具備している。
前記番組サーバ(4)は、番組を表す番組データ(41)を送信する。
前記雷通知サーバ(5)は、雷雲が発生する発生地域(51)と発生時間帯(52)とを表す電子襲雷表(50)を定期的に送信する。
前記アンテナ(2)は、ユーザ宅に設けられ、ネットワーク(3)を介して前記番組サーバ(4)と前記雷通知サーバ(5)とに接続されている。
前記レコーダ(6)及び前記遮断制御装置(10)は、前記ユーザ宅に設けられ、前記アンテナ(2)に接続されている。
前記レコーダ(6)は、レコーダ用データベース(62)と、記憶装置(63)と、記録部(61)とを備えている。
前記レコーダ用データベース(62)には、予約番組(81)と予約時間帯(82)とを表す予約情報(80)が格納される。前記記録部(61)は、前記予約時間帯(82)に前記番組サーバ(4)から送信された前記予約番組(81)を表す前記番組データ(41)を前記アンテナ(2)を介して受信して前記記憶装置(63)に格納する。
前記遮断制御装置(10)は、設定地域データベース(14)と、電子襲雷データベース(15)と、受信部(12)と、遮断制御部(13)とを具備している。
設定地域データベース(14)には、前記ユーザ宅を含む設定地域(70)を表す情報が格納されている。
受信部(12)は、前記雷通知サーバ(5)から送信された前記電子襲雷表(50)を前記アンテナ(2)を介して受信して前記電子襲雷データベース(15)に格納する。
前記遮断制御部(13)は、前記設定地域データベース(14)と前記電子襲雷データベース(15)と前記レコーダ用データベース(62)とを参照する。
そこで、前記遮断制御部(13)は、前記発生地域(51)が前記設定地域(70)に一致するときに、前記アンテナ(2)から前記レコーダ(6)及び前記遮断制御装置(10)に侵入する雷サージを防止するために、前記発生時間帯(52)に、前記アンテナ(2)と、前記レコーダ(6)及び前記遮断制御装置(10)との接続を遮断する。
前記遮断制御部(13)は、前記発生地域(51)が前記設定地域(70)に一致し、且つ、前記発生時間帯(52)が前記予約時間帯(82)と重なるときに、その旨を表す予約時襲雷予定通知を出力装置(8)に出力して利用者に通知する。
このように、本発明の雷保護システムでは、前記発生地域(51)が前記設定地域(70)に一致する場合、前記雷保護装置(1)は、前記発生時間帯(52)に、前記アンテナ(2)と、前記レコーダ(6)及び前記遮断制御装置(10)との接続を遮断する。このため、前記アンテナ(2)から前記レコーダ(6)及び前記遮断制御装置(10)に侵入する雷サージを防止することができる。
また、本発明の雷保護システムでは、前記雷保護装置(1)は、前記発生地域(51)が前記設定地域(70)に一致し、且つ、前記発生時間帯(52)が前記予約時間帯(82)と重なる場合、ユーザに前記予約時襲雷予定通知を通知する。例えば、前記雷保護装置(1)は、前記予約時間帯(82)より前に前記予約時襲雷予定通知をユーザに通知した場合、ユーザは、前記設定地域(70)以外の地域に住んでいる知人に対して前記予約番組(81)の録画をお願いすることにより、対処できる。これにより、本発明の雷保護システムでは、雷雲が発生したときに、前記アンテナ(2)から前記レコーダ(6)及び前記遮断制御装置(10)に侵入する雷サージを防止することができ、予約番組(81)の録画(又は録音)についてユーザが対処することができる。
本発明の雷保護システムは、更に、スイッチ部(20)を具備している。
前記スイッチ部(20)は、前記ユーザ宅に設けられている。
前記遮断制御部(13)は、前記発生地域(51)が前記設定地域(70)に一致しないときに、接続信号(SIGON)を送信する。
前記遮断制御部(13)は、前記発生地域(51)が前記設定地域(70)に一致し、且つ、前記発生時間帯(52)が前記予約時間帯(82)と重ならないときに、前記発生時間帯(52)に非接続信号(SIGOFF)を送信する。
前記スイッチ部(20;21)は、前記接続信号(SIGON)に応じて、前記アンテナ(2)と、前記レコーダ(6)及び前記遮断制御装置(10)とを接続する。
前記スイッチ部(20;21)は、前記非接続信号(SIGOFF)に応じて、前記アンテナ(2)から前記レコーダ(6)及び前記遮断制御装置(10)に侵入する雷サージを防止するために、前記アンテナ(2)と、前記レコーダ(6)及び前記遮断制御装置(10)との接続を切り離す。
前記遮断制御部(13)は、前記発生地域(51)が前記設定地域(70)に一致し、且つ、前記発生時間帯(52)が前記予約時間帯(82)と重なるときに、前記電子襲雷表(50)と前記予約情報(80)との一方をユーザに選択させる選択情報を含む前記予約時襲雷予定通知を前記出力装置(8)に出力する。
そこで、前記予約時襲雷予定通知に対してユーザが前記予約情報(80)を選択した場合、前記遮断制御部(13)は、前記接続信号(SIGON)を送信する。
前記予約時襲雷予定通知に対してユーザが前記電子襲雷表(50)を選択した場合、又は、予約時襲雷予定通知に対して所定時間内にユーザが前記電子襲雷表(50)と前記予約情報(80)との一方を選択しない場合、前記遮断制御部(13)は、前記発生時間帯(52)に前記非接続信号(SIGOFF)を送信する。
このように、本発明の雷保護システムでは、前記発生地域(51)が前記設定地域(70)に一致しない場合、前記雷保護装置(1)は、前記アンテナ(2)と、前記レコーダ(6)及び前記遮断制御装置(10)とを接続している。このため、前記レコーダ(6)は、前記予約時間帯(82)に前記予約番組(81)を録画することができる。
また、本発明の雷保護システムでは、前記発生地域(51)が前記設定地域(70)に一致し、且つ、前記発生時間帯(52)が前記予約時間帯(82)と重ならない場合、前記雷保護装置(1)は、前記発生時間帯(52)に、前記アンテナ(2)と、前記レコーダ(6)及び前記遮断制御装置(10)との接続を遮断する。このため、前記アンテナ(2)から前記レコーダ(6)及び前記遮断制御装置(10)に侵入する雷サージを防止することができる。
また、本発明の雷保護システムでは、前記発生地域(51)が前記設定地域(70)に一致し、且つ、前記発生時間帯(52)が前記予約時間帯(82)と重なっている場合でも、ユーザは、前記予約時襲雷予定通知に対して前記予約情報(80)を選択する場合がある。この場合、前記雷保護装置(1)は、前記アンテナ(2)と、前記レコーダ(6)及び前記遮断制御装置(10)とを接続している。このとき、前記アンテナ(2)から前記レコーダ(6)及び前記遮断制御装置(10)に雷サージが侵入するかもしれない状況ではあるが、この状況でもユーザが前記レコーダ(6)に前記予約番組(81)を録画させたいというニーズに応えることができる。また、前記発生地域(51)が前記設定地域(70)に一致し、且つ、前記発生時間帯(52)が前記予約時間帯(82)と重なっている場合でも、実際には前記設定地域(70)には雷雲が発生しておらず、予想が外れている可能性がある。このような場合、ユーザは、前記予約時襲雷予定通知に対して前記予約情報(80)を選択すれば、ユーザが前記レコーダ(6)に前記予約番組(81)を録画させたいというニーズに応えることができる。このように、予約番組(81)の録画(又は録音)についてユーザが対処することができる。
また、本発明の雷保護システムでは、前記発生地域(51)が前記設定地域(70)に一致し、且つ、前記発生時間帯(52)が前記予約時間帯(82)と重なっている場合、ユーザは、無難に、前記予約時襲雷予定通知に対して前記電子襲雷表(50)を選択する場合がある。また、前記発生地域(51)が前記設定地域(70)に一致し、且つ、前記発生時間帯(52)が前記予約時間帯(82)と重なっている場合でも、ユーザは、外出していて、前記予約時襲雷予定通知に対して前記電子襲雷表(50)と前記予約情報(80)との一方を選択できない場合がある。この場合、前記雷保護装置(1)は、前記発生時間帯(52)に、前記アンテナ(2)と、前記レコーダ(6)及び前記遮断制御装置(10)との接続を遮断する。このとき、前記アンテナ(2)から前記レコーダ(6)及び前記遮断制御装置(10)に雷サージが侵入するかもしれない状況であるため、前記レコーダ(6)が雷サージにより故障することを防止するというニーズに応えることができる。
本発明の雷保護システムは、更に、バッテリ(32)を具備している。
前記バッテリ(32)は、前記ユーザ宅に設けられている。
前記スイッチ部(20)は、第1スイッチ(21)と、第2スイッチ(22)とを具備している。
前記第1スイッチ(21)は、前記接続信号(SIGON)に応じて、前記アンテナ(2)と、前記レコーダ(6)及び前記遮断制御装置(10)とを接続する。
前記第2スイッチ(22)は、前記接続信号(SIGON)に応じて、商用電源(31)に前記レコーダ(6)及び前記遮断制御装置(10)を接続する。
一方、前記第1スイッチ(21)は、前記非接続信号(SIGOFF)に応じて、前記アンテナ(2)から前記レコーダ(6)及び前記遮断制御装置(10)に侵入する雷サージを防止するために、前記アンテナ(2)と、前記レコーダ(6)及び前記遮断制御装置(10)との接続を切り離す。
前記第2スイッチ(22)は、前記非接続信号(SIGOFF)に応じて、前記商用電源(31)から前記レコーダ(6)及び前記遮断制御装置(10)に侵入する雷サージを防止するために、前記商用電源(31)に代えて前記バッテリ(32)に前記レコーダ(6)及び前記遮断制御装置(10)を接続する。
本発明の雷保護システムでは、前記雷保護装置(1)は、前記発生時間帯(52)に、前記アンテナ(2)と、前記レコーダ(6)及び前記遮断制御装置(10)との接続を遮断する場合、前記商用電源(31)に代えて前記バッテリ(32)に前記レコーダ(6)及び前記遮断制御装置(10)を接続する。このため、前記アンテナ(2)から前記レコーダ(6)及び前記遮断制御装置(10)に侵入する雷サージを防止することができると共に、前記商用電源(31)から前記レコーダ(6)及び前記遮断制御装置(10)に侵入する雷サージを防止することができる。
本発明の雷保護装置(1)は、上述の雷保護システムに適用され、上記の遮断制御装置(10)、スイッチ部(20)、バッテリ(32)を具備している。
本発明の雷保護方法は、上述の雷保護システムに適用され、上記の遮断制御装置(10)であるコンピュータを用いる。そのコンピュータ(10)には、上記の受信部(12)、遮断制御部(13)であるコンピュータプログラムが備えられている。この場合、本発明の雷保護方法は、上記のコンピュータプログラム(12、13)により実現される。
本発明では、雷雲が発生したときに、アンテナからレコーダに侵入する雷サージを防止することができ、予約番組の録画(又は録音)についてユーザが対処することができる。
以下に添付図面を参照して、本発明の雷保護システムについて詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態による雷保護システムの構成を示している。第1実施形態による雷保護システムは、番組サーバ4と、雷通知サーバ5と、アンテナ2と、レコーダ6と、入力装置7と、出力装置8と、雷保護装置1とを具備している。出力装置8は、表示装置、スピーカを含んでいる。
番組サーバ4と雷通知サーバ5は、放送局に設けられている。
アンテナ2、レコーダ6、入力装置7、出力装置8、雷保護装置1は、ユーザ宅に設けられている。
番組サーバ4は、電子番組表40{例えば、EPG(Electric Program Guide)}を定期的に放送電波により送信している。電子番組表40は、視聴する番組の選定や、番組の録画・録画予約を行なうときのガイドとして利用される。番組サーバ4は、あるチャンネルの番組の放送時刻にその番組を表す番組データ41を放送電波により送信している。
雷通知サーバ5は、図2に示されるような電子襲雷表50を定期的に放送電波により送信している。電子襲雷表50は、雷雲が発生する発生地域51と、その発生時間帯52とを表す情報を含んでいる。
アンテナ2は、ネットワーク3を介して番組サーバ4と雷通知サーバ5とに接続されている。
レコーダ6は、雷保護装置1を介してアンテナ2に接続されている。ユーザ宅には、図示しないテレビジョン、PC(Personal Computer)が設けられ、レコーダ6は、テレビジョン、PCに接続されている。また、レコーダ6は、入力装置7、出力装置8に接続され、ユーザが入力装置7により操作したときに、その結果を出力装置8に出力する。
レコーダ6は、レコーダ用データベース62と、記憶装置63と、記録部61とを備えている。記録部61は、チューナを含んでいる。
ユーザは、特定の時間帯に放送される特定の番組をレコーダ6に録画(又は録音)予約する。このときに、ユーザは、入力装置7を操作して、図3に示されるような予約情報80を入力する。記録部61は、その予約情報80を出力装置8に出力し、ユーザの入力装置7の操作により、予約情報80をレコーダ用データベース62に格納する。予約情報80は、上記の特定の番組である予約番組81と、上記の特定の時間帯である予約時間帯82とを表している。
記録部61は、レコーダ用データベース62を参照して、現在の時刻が予約時間帯82であるか否かを監視する。予約時間帯82である場合、記録部61は、その予約時間帯82に番組サーバ4から送信された予約番組81を表す番組データ41をアンテナ2を介して受信する。記録部61は、その番組データ41を記憶装置63に格納する。
また、ユーザは、自身の都合のいいときに、記憶装置63に格納された番組データ41を視聴したい場合、入力装置7を操作する。記録部61は、そのユーザの入力装置7の操作により、記憶装置63に格納された番組データ41を出力装置8に出力(再生)する。
雷保護装置1は、遮断制御装置10と、スイッチ部20とを具備している。そのスイッチ部20は、スイッチ21を具備している。レコーダ6及び遮断制御装置10は、スイッチ21を介してアンテナ2に接続されている。また、遮断制御装置10は、入力装置7、出力装置8に接続され、ユーザが入力装置7により操作したときに、その結果を出力装置8に出力する。
遮断制御装置10は、コンピュータであり、監視部11と、受信部12と、遮断制御部13と、設定地域データベース14と、電子襲雷データベース15とを具備している。
監視部11と受信部12と遮断制御部13は、ハードウェア(例示;回路)、ソフトウェア(例示;コンピュータプログラム)により実現される。監視部11と受信部12と遮断制御部13がソフトウェアである場合、例えば、遮断制御装置10は、図示しないCPU(Central Processing Unit)と、図示しない記憶部とを更に具備し、監視部11と受信部12と遮断制御部13は、図示しないCPUが実行するコンピュータプログラムである。そのコンピュータプログラム、設定地域データベース14、電子襲雷データベース15は、図示しない記憶部に格納されている。
ユーザは、入力装置7を操作して、図4に示されるような設定地域70を表す情報を入力する。設定地域70は、ユーザ自身が住んでいる地域として、ユーザ宅を含んでいる。遮断制御部13は、その設定地域70を出力装置8に出力し、ユーザの入力装置7の操作により、設定地域70を設定地域データベース14に格納する。
図5A、5Bは、雷保護装置1の動作を示すフローチャートである。
受信部12は、受信部12は、雷通知サーバ5から送信された電子襲雷表50を、アンテナ2を介して受信する。このとき、受信部12は、電子襲雷表50を電子襲雷データベース15に格納する(ステップS1−YES)。
監視部11は、電子襲雷データベース15を監視し、電子襲雷表50が新たに格納されたときに、その旨を遮断制御部13に通知する。また、監視部11は、レコーダ6のレコーダ用データベース62を監視し、そのレコーダ用データベース62に予約情報80(予約番組81、予約時間帯82)が格納されている場合、その旨を遮断制御部13に通知する。遮断制御部13は、監視部11からの通知により、設定地域データベース14と、電子襲雷データベース15と、レコーダ用データベース62とを参照する(ステップS2)。
そこで、発生地域51が設定地域70に一致しないとき(ステップS3−NO)、遮断制御部13は、接続信号SIGONをスイッチ21に送信する。このとき、スイッチ21は、接続信号SIGONに応じて、アンテナ2と、レコーダ6及び遮断制御装置10とを接続する(ステップS9)。
このように、発生地域51が設定地域70に一致しない場合、雷保護装置1は、アンテナ2と、レコーダ6及び遮断制御装置10とを接続している。このため、レコーダ6は、予約時間帯82に予約番組81を録画することができる。
また、発生地域51が設定地域70に一致し、且つ、発生時間帯52が予約時間帯82と重ならないとき(ステップS3−NO、S4−NO)、遮断制御部13は、発生時間帯52に非接続信号SIGOFFをスイッチ21に送信する。このとき、スイッチ21は、非接続信号SIGOFFに応じて、アンテナ2と、レコーダ6及び遮断制御装置10との接続を切り離す(ステップS10)。
このように、発生地域51が設定地域70に一致し、且つ、発生時間帯52が予約時間帯82と重ならない場合、雷保護装置1は、発生時間帯52に、アンテナ2と、レコーダ6及び遮断制御装置10との接続を遮断する。このため、アンテナ2からレコーダ6及び遮断制御装置10に侵入する雷サージを防止することができる。
また、発生地域51が設定地域70に一致し、且つ、発生時間帯52が予約時間帯82と重なるとき(ステップS3−NO、S4−YES)、遮断制御部13は、その旨を表す予約時襲雷予定通知を出力装置8に出力してユーザに通知する(ステップS5)。
このように、雷保護装置1は、発生地域51が設定地域70に一致し、且つ、発生時間帯52が予約時間帯82と重なっている場合、ユーザに予約時襲雷予定通知を通知する。例えば、雷保護装置1は、予約時間帯82より前に予約時襲雷予定通知をユーザに通知した場合、ユーザは、設定地域70以外の地域に住んでいる知人に対して予約番組81の録画をお願いすることにより、対処できる。これにより、本発明の雷保護システムでは、雷雲が発生したときに、アンテナ2からレコーダ6及び遮断制御装置10に侵入する雷サージを防止することができ、予約番組81の録画(又は録音)についてユーザが対処することができる。
予約時襲雷予定通知は、電子襲雷表50と予約情報80との一方をユーザに選択させる選択情報を含んでいる。
そこで、ユーザが入力装置7を操作して、予約時襲雷予定通知に対して予約情報80を選択した場合(ステップS6−YES)、上述のステップS9が実行される。即ち、遮断制御部13は、接続信号SIGONをスイッチ21に送信する。このとき、スイッチ21は、接続信号SIGONに応じて、アンテナ2と、レコーダ6及び遮断制御装置10とを接続する(ステップS9)。
このように、発生地域51が設定地域70に一致し、且つ、発生時間帯52が予約時間帯82と重なっている場合でも、ユーザは、予約時襲雷予定通知に対して予約情報80を選択する場合がある。この場合、雷保護装置1は、アンテナ2と、レコーダ6及び遮断制御装置10とを接続している。このとき、アンテナ2からレコーダ6及び遮断制御装置10に雷サージが侵入するかもしれない状況ではあるが、この状況でもユーザがレコーダ6に予約番組81を録画させたいというニーズに応えることができる。
例えば、2006年8月10日の夕方に雷雲が発生したものとする。図6に示されるように、予約時間帯82がT1〜T3であり、発生時間帯52がT2〜T4であるものとする。また、T1、T2、T3、T4をそれぞれ17:00、17:30、18:30、19:00であるものする(図2、3参照)。この場合、雷保護装置1は、予約情報80を優先しているため、アンテナ2と、レコーダ6及び遮断制御装置10とを接続し、レコーダ6は、予約時間帯82“17:00〜18:30”に予約番組81を録画することができる。このとき、雷保護装置1では、発生時間帯52“17:30〜19:00”のうちの、予約時間帯82“17:00〜18:30”を除いた時間帯“18:30〜19:00”において、遮断制御部13は、非接続信号SIGOFFをスイッチ21に送信し、スイッチ21は、非接続信号SIGOFFに応じて、アンテナ2と、レコーダ6及び遮断制御装置10との接続を切り離すことが好ましい。これにより、時間帯“18:30〜19:00”において、アンテナ2からレコーダ6及び遮断制御装置10に侵入する雷サージを防止することができる。
また、発生地域51が設定地域70に一致し、且つ、発生時間帯52が予約時間帯82と重なっている場合でも、実際には設定地域70には雷雲が発生しておらず、予想が外れている可能性がある。このような場合、ユーザは、予約時襲雷予定通知に対して予約情報80を選択すれば、ユーザがレコーダ6に予約番組81を録画させたいというニーズに応えることができる。このように、予約番組81の録画(又は録音)についてユーザが対処することができる。
一方、ユーザが入力装置7を操作して、予約時襲雷予定通知に対して電子襲雷表50を選択した場合(ステップS6−NO、S7−YES)、上述のステップS10が実行される。即ち、遮断制御部13は、発生時間帯52に非接続信号SIGOFFをスイッチ21に送信する。このとき、スイッチ21は、非接続信号SIGOFFに応じて、アンテナ2と、レコーダ6及び遮断制御装置10との接続を切り離す(ステップS10)。
このように、発生地域51が設定地域70に一致し、且つ、発生時間帯52が予約時間帯82と重なっている場合、ユーザは、無難に、予約時襲雷予定通知に対して電子襲雷表50を選択する場合がある。この場合、雷保護装置1は、発生時間帯52に、アンテナ2と、レコーダ6及び遮断制御装置10との接続を遮断する。このとき、アンテナ2からレコーダ6及び遮断制御装置10に雷サージが侵入するかもしれない状況であるため、レコーダ6が雷サージにより故障することを防止するというニーズに応えることができる。
例えば、2006年8月10日の夕方に雷雲が発生したものとする。図7に示されるように、予約時間帯82がT1〜T3であり、発生時間帯52がT2〜T4であるものとする。また、T1、T2、T3、T4をそれぞれ17:00、17:30、18:30、19:00であるものする(図2、3参照)。この場合、雷保護装置1は、電子襲雷表50を優先しているため、アンテナ2と、レコーダ6及び遮断制御装置10との接続を遮断し、レコーダ6は、予約時間帯82“17:00〜18:30”のうちの、発生時間帯52“17:30〜19:00”を除いた時間帯“17:00〜17:30”に放送される予約番組81だけ録画することになる。このように、時間帯“17:30〜18:30”に放送される予約番組81を録画することはできないが、時間帯“17:30〜19:00”において、アンテナ2からレコーダ6及び遮断制御装置10に侵入する雷サージを防止することができる。
ユーザは、入力装置7を操作できない状況、又は、操作しない場合がある(ステップS6−NO、S7−NO)。その場合、遮断制御部13は、予約時襲雷予定通知に対して所定時間(例示;5分間)が経過するのを待つ(ステップS8−NO)。その所定時間内にユーザが電子襲雷表50と予約情報80との一方を選択しないとき(ステップS6−NO、S7−NO、S8−YES)、上述のステップS10が実行される。即ち、遮断制御部13は、発生時間帯52に非接続信号SIGOFFをスイッチ21に送信する。このとき、スイッチ21は、非接続信号SIGOFFに応じて、アンテナ2と、レコーダ6及び遮断制御装置10との接続を切り離す(ステップS10)。
このように、発生地域51が設定地域70に一致し、且つ、発生時間帯52が予約時間帯82と重なっている場合でも、ユーザは、外出していて、予約時襲雷予定通知に対して電子襲雷表50と予約情報80との一方を選択できない場合がある。この場合、雷保護装置1は、所定時間が経過した後、発生時間帯52に、アンテナ2と、レコーダ6及び遮断制御装置10との接続を遮断する。このとき、アンテナ2からレコーダ6及び遮断制御装置10に雷サージが侵入するかもしれない状況であるため、レコーダ6が雷サージにより故障することを防止するというニーズに応えることができる。
(第2実施形態)
図8は、本発明の第2実施形態による雷保護システムの構成を示している。第2実施形態では、第1実施形態と異なる点のみ説明する。
雷保護装置1は、更に、電源部30を具備している。その電源部30は、バッテリ32を備えている。バッテリ32は、図示しない充電器により予め充電されている。
スイッチ部20は、更に、スイッチ22を具備している。レコーダ6及び遮断制御装置10は、スイッチ22を介して商用電源31に接続されている。商用電源31は、レコーダ6及び遮断制御装置10に電源を供給する。
上述のステップS9において、スイッチ21は、接続信号SIGONに応じて、アンテナ2と、レコーダ6及び遮断制御装置10とを接続する。このとき、スイッチ22は、接続信号SIGONに応じて、商用電源31にレコーダ6及び遮断制御装置10を接続する。
上述のステップS10において、スイッチ21は、非接続信号SIGOFFに応じて、アンテナ2と、レコーダ6及び遮断制御装置10との接続を切り離す。このとき、スイッチ22は、非接続信号SIGOFFに応じて、商用電源31に代えてバッテリ32にレコーダ6及び遮断制御装置10を接続する。バッテリ32は、レコーダ6及び遮断制御装置10に電源を供給する。
このように、雷保護装置1は、発生時間帯52に、アンテナ2と、レコーダ6及び遮断制御装置10との接続を遮断する場合、商用電源31に代えてバッテリ32にレコーダ6及び遮断制御装置10を接続する。このため、アンテナ2からレコーダ6及び遮断制御装置10に侵入する雷サージを防止することができると共に、商用電源31からレコーダ6及び遮断制御装置10に侵入する雷サージを防止することができる。
本発明の雷保護システムの構成を示している。(第1実施形態) 電子襲雷表50を示している。(第1、2実施形態) 予約情報80を格納するレコーダ用データベース62を示している。(第1、2実施形態) 設定地域70を格納する設定地域データベース14を示している。(第1、2実施形態) 雷保護装置1の動作を示すフローチャートである。(第1、2実施形態) 雷保護装置1の動作を示すフローチャートである。(第1、2実施形態) 本発明の雷保護装置1の動作として接続処理(ステップS9)を説明するための図である。(第1、2実施形態) 本発明の雷保護装置1の動作として非接続処理(ステップS10)を説明するための図である。(第1、2実施形態) 本発明の雷保護システムの構成を示している。(第2実施形態)
符号の説明
1 雷保護装置
2 アンテナ
3 ネットワーク
4 番組サーバ
5 雷通知サーバ
6 レコーダ
7 入力装置
8 出力装置
10 遮断制御装置
11 監視部
12 受信部
13 遮断制御部
14 設定地域データベース
15 電子襲雷データベース
20 スイッチ部
21、22 スイッチ
30 電源部
31 商用電源
32 バッテリ
40 電子番組表
41 番組データ
50 電子襲雷表
51 発生地域
52 発生時間帯
61 記録部
62 レコーダ用データベース
63 記憶装置
70 設定地域
80 予約情報
81 予約番組
82 予約時間帯
SIGOFF 非接続信号
SIGON 接続信号

Claims (8)

  1. 番組を表す番組データを送信する番組サーバと、
    雷雲が発生する発生地域と発生時間帯とを表す電子襲雷表を定期的に送信する雷通知サーバと、
    ユーザ宅に設けられ、ネットワークを介して前記番組サーバと前記雷通知サーバとに接続されたアンテナと、
    前記ユーザ宅に設けられ、前記アンテナに接続されたレコーダ及び遮断制御装置とを具備し、
    前記レコーダは、予約番組と予約時間帯とを表す予約情報を格納するレコーダ用データベースと、記憶装置と、前記予約時間帯に前記番組サーバから送信された前記予約番組を表す前記番組データを前記アンテナを介して受信して前記記憶装置に格納する記録部とを備え、
    前記遮断制御装置は、
    前記ユーザ宅を含む設定地域を表す情報を格納する設定地域データベースと、
    電子襲雷データベースと、
    前記雷通知サーバから送信された前記電子襲雷表を前記アンテナを介して受信して前記電子襲雷データベースに格納する受信部と、
    前記設定地域データベースと前記電子襲雷データベースと前記レコーダ用データベースとを参照する遮断制御部とを具備し、
    前記遮断制御部は、
    前記発生地域が前記設定地域に一致するときに、前記アンテナから前記レコーダ及び前記遮断制御装置に侵入する雷サージを防止するために、前記発生時間帯に、前記アンテナと、前記レコーダ及び前記遮断制御装置との接続を遮断し、
    前記発生地域が前記設定地域に一致し、且つ、前記発生時間帯が前記予約時間帯と重なるときに、その旨を表す予約時襲雷予定通知を出力装置に出力してユーザに通知する
    雷保護システム。
  2. 請求項1に記載の雷保護システムにおいて、
    更に、
    前記ユーザ宅に設けられたスイッチ部を具備し、
    前記遮断制御部は、
    前記発生地域が前記設定地域に一致しないときに、接続信号を送信し、
    前記発生地域が前記設定地域に一致し、且つ、前記発生時間帯が前記予約時間帯と重ならないときに、前記発生時間帯に非接続信号を送信し、
    前記スイッチ部は、
    前記接続信号に応じて、前記アンテナと、前記レコーダ及び前記遮断制御装置とを接続し、
    前記非接続信号に応じて、前記アンテナから前記レコーダ及び前記遮断制御装置に侵入する雷サージを防止するために、前記アンテナと、前記レコーダ及び前記遮断制御装置との接続を切り離し、
    前記遮断制御部は、
    前記発生地域が前記設定地域に一致し、且つ、前記発生時間帯が前記予約時間帯と重なるときに、前記電子襲雷表と前記予約情報との一方をユーザに選択させる選択情報を含む前記予約時襲雷予定通知を前記出力装置に出力し、
    前記予約時襲雷予定通知に対してユーザが前記予約情報を選択した場合、前記接続信号を送信し、
    前記予約時襲雷予定通知に対してユーザが前記電子襲雷表を選択した場合、又は、予約時襲雷予定通知に対して所定時間内にユーザが前記電子襲雷表と前記予約情報との一方を選択しない場合、前記発生時間帯に前記非接続信号を送信する
    雷保護システム。
  3. 請求項2に記載の雷保護システムにおいて、
    更に、
    前記ユーザ宅に設けられたバッテリを具備し、
    前記スイッチ部は、
    前記接続信号に応じて、前記アンテナと、前記レコーダ及び前記遮断制御装置とを接続する第1スイッチと、
    前記接続信号に応じて、商用電源に前記レコーダ及び前記遮断制御装置を接続する第2スイッチとを具備し、
    前記第1スイッチは、
    前記非接続信号に応じて、前記アンテナから前記レコーダ及び前記遮断制御装置に侵入する雷サージを防止するために、前記アンテナと、前記レコーダ及び前記遮断制御装置との接続を切り離し、
    前記第2スイッチは、
    前記非接続信号に応じて、前記商用電源から前記レコーダ及び前記遮断制御装置に侵入する雷サージを防止するために、前記商用電源に代えて前記バッテリに前記レコーダ及び前記遮断制御装置を接続する
    雷保護システム。
  4. 番組を表す番組データを送信する番組サーバと、雷雲が発生する発生地域と発生時間帯とを表す電子襲雷表を定期的に送信する雷通知サーバと、ユーザ宅に設けられ、ネットワークを介して前記番組サーバと前記雷通知サーバとに接続されたアンテナと、前記ユーザ宅に設けられ、前記アンテナに接続されたレコーダとを具備し、前記レコーダは、予約番組と予約時間帯とを表す予約情報を格納するレコーダ用データベースと、記憶装置と、前記予約時間帯に前記番組サーバから送信された前記予約番組を表す前記番組データを前記アンテナを介して受信して前記記憶装置に格納する記録部とを備える、雷保護システムに適用された雷保護装置であって、
    前記ユーザ宅に設けられ、前記アンテナに接続された遮断制御装置を具備し、
    前記遮断制御装置は、
    前記ユーザ宅を含む設定地域を表す情報を格納する設定地域データベースと、
    電子襲雷データベースと、
    前記雷通知サーバから送信された前記電子襲雷表を前記アンテナを介して受信して前記電子襲雷データベースに格納する受信部と、
    前記設定地域データベースと前記電子襲雷データベースと前記レコーダ用データベースとを参照する遮断制御部とを具備し、
    前記遮断制御部は、
    前記発生地域が前記設定地域に一致するときに、前記アンテナから前記レコーダ及び前記遮断制御装置に侵入する雷サージを防止するために、前記発生時間帯に、前記アンテナと、前記レコーダ及び前記遮断制御装置との接続を遮断し、
    前記発生地域が前記設定地域に一致し、且つ、前記発生時間帯が前記予約時間帯と重なるときに、その旨を表す予約時襲雷予定通知を出力装置に出力してユーザに通知する
    雷保護装置。
  5. 請求項4に記載の雷保護装置において、
    更に、
    前記ユーザ宅に設けられたスイッチ部を具備し、
    前記遮断制御部は、
    前記発生地域が前記設定地域に一致しないときに、接続信号を送信し、
    前記発生地域が前記設定地域に一致し、且つ、前記発生時間帯が前記予約時間帯と重ならないときに、前記発生時間帯に非接続信号を送信し、
    前記スイッチ部は、
    前記接続信号に応じて、前記アンテナと、前記レコーダ及び前記遮断制御装置とを接続し、
    前記非接続信号に応じて、前記アンテナから前記レコーダ及び前記遮断制御装置に侵入する雷サージを防止するために、前記アンテナと、前記レコーダ及び前記遮断制御装置との接続を切り離し、
    前記遮断制御部は、
    前記発生地域が前記設定地域に一致し、且つ、前記発生時間帯が前記予約時間帯と重なるときに、前記電子襲雷表と前記予約情報との一方をユーザに選択させる選択情報を含む前記予約時襲雷予定通知を前記出力装置に出力し、
    前記予約時襲雷予定通知に対してユーザが前記予約情報を選択した場合、前記接続信号を送信し、
    前記予約時襲雷予定通知に対してユーザが前記電子襲雷表を選択した場合、又は、予約時襲雷予定通知に対して所定時間内にユーザが前記電子襲雷表と前記予約情報との一方を選択しない場合、前記発生時間帯に前記非接続信号を送信する
    雷保護装置。
  6. 請求項5に記載の雷保護装置において、
    更に、
    前記ユーザ宅に設けられたバッテリを具備し、
    前記スイッチ部は、
    前記接続信号に応じて、前記アンテナと、前記レコーダ及び前記遮断制御装置とを接続する第1スイッチと、
    前記接続信号に応じて、商用電源に前記レコーダ及び前記遮断制御装置を接続する第2スイッチとを具備し、
    前記第1スイッチは、
    前記非接続信号に応じて、前記アンテナから前記レコーダ及び前記遮断制御装置に侵入する雷サージを防止するために、前記アンテナと、前記レコーダ及び前記遮断制御装置との接続を切り離し、
    前記第2スイッチは、
    前記非接続信号に応じて、前記商用電源から前記レコーダ及び前記遮断制御装置に侵入する雷サージを防止するために、前記商用電源に代えて前記バッテリに前記レコーダ及び前記遮断制御装置を接続する
    雷保護装置。
  7. 番組を表す番組データを送信する番組サーバと、雷雲が発生する発生地域と発生時間帯とを表す電子襲雷表を定期的に送信する雷通知サーバと、ユーザ宅に設けられ、ネットワークを介して前記番組サーバと前記雷通知サーバとに接続されたアンテナと、前記ユーザ宅に設けられ、前記アンテナに接続されたレコーダ及び遮断制御装置とを具備し、前記レコーダは、予約番組と予約時間帯とを表す予約情報を格納するレコーダ用データベースと、記憶装置と、前記予約時間帯に前記番組サーバから送信された前記予約番組を表す前記番組データを前記アンテナを介して受信して前記記憶装置に格納する記録部とを備え、前記遮断制御装置は、前記ユーザ宅を含む設定地域を表す情報を格納する設定地域データベースと、電子襲雷データベースとを備える、雷保護システムに適用された雷保護方法であって、
    前記遮断制御装置が、前記雷通知サーバから送信された前記電子襲雷表を前記アンテナを介して受信して電子襲雷データベースに格納するステップと、
    前記遮断制御装置が、前記設定地域データベースと前記電子襲雷データベースと前記レコーダ用データベースとを参照するステップと、
    前記遮断制御装置が、前記発生地域が前記設定地域に一致するときに、前記アンテナから前記レコーダ及び前記遮断制御装置に侵入する雷サージを防止するために、前記発生時間帯に、前記アンテナと、前記レコーダ及び前記遮断制御装置との接続を遮断するステップと、
    前記遮断制御装置が、前記発生地域が前記設定地域に一致し、且つ、前記発生時間帯が前記予約時間帯と重なるときに、その旨を表す予約時襲雷予定通知を出力装置に出力してユーザに通知するステップと
    を具備する雷保護方法。
  8. 請求項7に記載の雷保護方法の前記遮断制御装置が実行する各ステップをコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
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