JP2008124219A - 液浸露光装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】液浸露光装置において、一つのステージに保持された基板上の液体を他のステージに保持される基板に移動させることに伴うステージの移動パターンの制約を低減する露光装置を提供する。
【解決手段】液浸露光装置は、基板チャックと、基板取り囲み部材41とを有し、露光領域及び計測領域を含む領域内で移動可能な複数のステージ45と、複数のステージ45の駆動を制御するステージ制御部とを備える。各ステージの第1側面には、干渉計からの計測光を反射するミラー56が設けられ、取り囲み部材41は、第1側面に設けられたミラー56よりも第1側面の法線方向に突出した突出部42を含む。ステージ制御部は、露光領域に位置するステージ45に保持された基板40の露光後に、基板40上の液体の少なくとも一部がステージ45の突出部42の上を経由して他のステージ45に保持された基板40の上に移動するように、複数のステージ45を制御する。
【選択図】図3
【解決手段】液浸露光装置は、基板チャックと、基板取り囲み部材41とを有し、露光領域及び計測領域を含む領域内で移動可能な複数のステージ45と、複数のステージ45の駆動を制御するステージ制御部とを備える。各ステージの第1側面には、干渉計からの計測光を反射するミラー56が設けられ、取り囲み部材41は、第1側面に設けられたミラー56よりも第1側面の法線方向に突出した突出部42を含む。ステージ制御部は、露光領域に位置するステージ45に保持された基板40の露光後に、基板40上の液体の少なくとも一部がステージ45の突出部42の上を経由して他のステージ45に保持された基板40の上に移動するように、複数のステージ45を制御する。
【選択図】図3
Description
本発明は、液浸露光装置に関する。
レチクル(マスク)に描画された回路パターンを投影光学系によって基板等に露光する投影露光装置は従来から使用されており、近年では、高解像度であるとともに経済的な露光装置がますます要求されている。このような状況にあって、高解像度の要請に応えるための一手段として液浸露光が注目されている。液浸露光では、投影光学系の基板側の媒質を液体にすることによって、投影光学系の開口数(NA)を増加させる。投影光学系のNAは媒質の屈折率をnとすると、NA=n・sinθで表される。したがって、空気の屈折率よりも高い屈折率(n>1)の媒質を満たすことでNAをnまで大きくすることができる。液浸露光は、このようにNAを大きくすることによって、結果として、プロセス定数k1と光源の波長λによって表される露光装置の解像度R(R=k1(λ/NA))を小さくしようとする(高解像度化する)ものである。
また、2つのステージを有し、一方のステージ上の基板を露光している間に、他方のステージ上の基板を計測するツインステージ型の露光装置が提案されている。
特許文献1には、ツインステージ型の液浸露光装置が記載されている。当該液浸露光装置は、投影光学系の下端と基板の表面との間に局所的に液浸液を充填するローカルフィル方式の液浸露光装置であって、基板の位置決めを行う2つの独立したステージが投影光学系の下で入れ替わる。また、当該液浸露光装置において、投影光学系の下で液浸液を保持したまま2つのステージが入れ替わるために、2つのステージは投影光学系の下で互いに近接若しくは接触しながら移動する。
WO2005/074014号公報
しかし、特許文献1では、ステージ隣接の際の物理的な干渉を避けるため、位置決め計測用の干渉計ミラー17X,Yを、互いに近接するステージの側面には配置しない構成を提案している。すなわち、特許文献1記載の液浸露光装置では、2つのステージが干渉計ミラーの設置されていない側面同士で近接する状態でしか、一方のステージに保持された基板上の液体が他方のステージに保持された基板上に移動されない。したがって、液浸露光装置のステージの移動パターンが制約される。特許文献1に記載の従来の液浸露光装置の液浸領域受け渡し時の様子を図15に、取り囲み部材を図16に示す。
本発明は、液浸露光装置において、一つのステージに保持された基板上の液体を他のステージに保持される基板に移動させることに伴うステージの移動パターンの制約を低減することを目的とする。
本発明は、投影光学系を介して基板を露光する露光領域と基板を計測する計測領域とを有し、計測領域で計測された基板をその計測結果に従って位置決めしながら、投影光学系の下端面と該基板との間に液体が提供された状態で基板を露光する液浸露光装置であって、基板を保持する基板チャックと、基板を取り囲む取り囲み部材とを有し、露光領域及び計測領域を含む領域内で移動可能な複数のステージと、複数のステージの駆動を制御するステージ制御部とを備え、各ステージの第1側面には、干渉計からの計測光を反射するミラーが設けられ、取り囲み部材は、第1側面に設けられたミラーよりも第1側面の法線方向に突出した突出部を含み、ステージ制御部は、露光領域に位置するステージに保持された基板の露光後に、基板の上の液体の少なくとも一部がステージの突出部の上を経由して他のステージに保持された基板の上に移動するように、複数のステージを制御する、ことを特徴とする。
本発明によれば、液浸露光装置において、一つのステージに保持された基板上の液体を他のステージに保持される基板に移動させることに伴うステージの移動パターンの制約を低減することができる。
[第1の実施形態]
以下、添付図面を参照して、第1の実施形態による液浸露光装置1を説明する。なお、同一の参照符号にアルファベットを設けたものは、アルファベットのない参照符号で総括されるものとする。
以下、添付図面を参照して、第1の実施形態による液浸露光装置1を説明する。なお、同一の参照符号にアルファベットを設けたものは、アルファベットのない参照符号で総括されるものとする。
液浸露光装置1は、投影光学系30を介して基板40を露光する露光領域と基板40を計測する計測領域とを有する。露光領域及び計測領域は、図2の上半分及び下半分にそれぞれ相当する。図2においては、基板40を支持する第1ステージWS1が露光領域に位置し、第2ステージWS2が計測領域に位置している。しかし、2つのステージWS1,WS2は、露光領域及び計測領域を含む領域内で移動可能であり、互いに位置する領域を入れ替わることが可能である。基板40を支持する2つのステージWS1,WS2を総称する場合、「基板ステージ45」と呼ぶこととする。
計測領域には、露光すべき基板40のアライメント用の計測を行うためのアライメントスコープ202及びフォーカススコープ201が設けられている。アライメントスコープ202を用いて基板40と基板ステージ45との位置関係を測定し、またフォーカススコープ201を用いて基板40の面形状及び光軸方向のフォーカス計測を行い得る。
露光領域では、計測領域で計測された基板40を、その計測結果に従って位置決めしながら露光する。
図1は、液浸露光装置1の露光領域における概略断面図である。液浸露光装置1は、投影光学系30の下端面と基板40との間に液体Lが提供された状態で、レチクル20に形成された回路パターンを基板40に露光する。露光方式としては、ステップアンドリピート方式及びステップアンドスキャン方式のいずれを採用してもよい。
図1に示すように、液浸露光装置1は、照明装置10、マスキングブレード15、レチクル20を載置するレチクルステージ25、投影光学系30を有する。また、液浸露光装置1は、基板40を保持する不図示の基板チャック、基板40を取り囲む取り囲み部材41、それらを載置する基板ステージ45を備える。さらに、液浸露光装置1は、ステージ位置を計測する計測部50、ステージ制御部60、液浸制御部70、液体給排装置100を有する。取り囲み部材41は、好ましくは基板40の表面と実質上等しい高さの面を有する。計測部50は、干渉計54,58と、干渉計54,58からの計測光を反射するミラー52,53,55,56とを含む。ミラー55は、基板ステージ45のX側両側面に設けられた斜面ミラーであり、干渉計58からX軸方向に照射された光をZ方向(鉛直方向)に反射する。ミラー56は、基板ステージ45のX側及びY側側面に設けられ、干渉計58からX軸、Y軸方向に照射された光を同軸に反射するミラーである。図1では取り囲み部材41は基板ステージ45と別体構造で示されているが、一体構造でも構わない。
ステージ制御部60は、計測部50の出力に基づいて、レチクルステージ25と基板ステージ45の駆動制御を行う。複数の基板ステージ45は、ステージ制御部により互いに独立して駆動可能に制御される。液浸制御部70は、基板ステージ45の現在位置、速度、加速度、目標位置、移動方向といった情報をステージ制御部60から取得して、これらの情報に基づいて、液浸露光に係る制御を行う。例えば、液浸制御部70は、液体Lの供給及び回収の切り替え、停止、供給及び回収する液体Lの量などを制御する制御指令を液体給排装置100の液体供給装置140や液体回収装置160に与える。そして、液浸ノズル110で、液体Lの供給と回収を同時に行い、投影光学系30の下端と基板40との間に液体Lを保持している。この液体Lが保持された領域を「液浸領域L」と称することとする。
基板ステージ45の位置計測を行うため、図6に示されるような干渉計配置を採用し得る。図6で基板ステージ周辺部から基板ステージ45に向かって描かれている矢印線は、干渉計光軸を示している。露光領域に位置する第1ステージWS1の位置計測を行うため、+X軸方向から照射する光軸を用いて、第1ステージWS1のX軸方向とZ軸回りの回転方向とZ軸方向との計測を行っている。さらに、+X軸方向と−X軸方向から照射する2つの光軸とを併せて計測することで、Y軸回りの傾きも計測可能になっている。なお、−X軸方向から照射する光軸でX軸方向とZ軸方向との計測も可能である。また、+Y軸方向から照射する複数の光軸を用いて、Y軸方向とX軸回りの傾きとを計測している。計測領域における第2ステージWS2の位置計測は、露光領域と計測領域との境界線に対して線対称の干渉計配置となっており、+Y軸方向からの照射光軸の代わりに−Y軸方向からの照射光軸を用いる以外は同様の構成である。以上説明した干渉計構成は、精密な位置決めが必要な露光及び計測処理をするための構成であり、ステージ交換等、精密位置決めを必要としない移動動作に関しては、計測精度が相対的に低い専用の計測システムを使用し得る。
基板ステージ45のZ軸方向及びY軸回りの傾き計測を行うための構成について、図1を用いてさらに詳細に説明する。干渉計58よりX軸方向に照射された光軸は斜面ミラー55により基板ステージ上部に導かれ、基板ステージ45の上方に固定されている基準ミラー53で反射する。そして、基準ミラー53により折り返された光軸は、斜面ミラー55及び干渉計58に戻り基準光と干渉し、基板ステージ45のX軸方向の変化量とZ軸方向の変化量の和が計測される。さらに、別途設けた干渉計58及び基板ステージ上のミラー56により基板ステージ45のX軸方向の変化量が計測される。これら2つの計測値の差を算出することで、ステージZ軸方向の変化量が求められ、すなわち基準位置からのZ軸方向の位置が算出される。さらに、本実施形態では、基板ステージ45に対して+X軸方向と−X軸方向との2つの方向(第2の正負双方の方向)からの干渉計光軸を用いてY軸(第1の方向)回りの傾き計測を行っている。こうすることで、2つの位置計測点の間隔距離を長く設定できるため、傾き計測の分解能を大幅に向上させることが可能である。つまり、これらの構成により、Y軸回りの傾き計測が高精度に行えるようになっている。
本実施形態において、X軸回りの傾きではなく、Y軸回りの傾きを高精度に計測するのは、以下のような理由に基づく。図6のように2つのステージが露光領域と計測領域で独立に移動するシステムを考えると、各ステージに対して−X軸方向と+X軸方向から照射する2つの光軸を配置可能である。つまり、少なくとも露光動作や計測動作を行っている間は、常時Z軸の位置及びY軸回りの傾きを計測することが可能になる。一方、各ステージに対して−Y軸側と+Y軸側から照射する光軸を配置したとしても、2つのステージが各移動動作で光軸を遮る可能性が高いことから、安定して計測することが出来ない。この場合、露光領域と計測領域の境界線近傍にY軸計測用の干渉計を設置することで、安定した計測を可能にする構成も考えられる。しかし、ステージ45と干渉計58とが衝突するおそれがあり、さらに干渉計58が設置された分だけフットプリント(床設置面積)も余分に必要となる。以上のことを鑑みて、本実施形態ではY軸回りの傾きを高精度に計測する干渉計構成を採用している。
Y軸回りの傾き計測を高精度に行うことから、露光走査方向はY軸に設定している。このことより、以下のように露光精度が大きく改善されている。つまり、Y軸方向を露光走査方向に設定した場合、投影光学系の光軸を法線とした面と基板40(つまりは基板ステージ45)とのY軸回りの傾きは、走査スリット内のフォーカスずれを発生させてしまう。そのため、基板ステージ45のY軸回りの傾きは露光精度に敏感である。一方、X軸回りの傾きは走査スリット内のフォーカスずれに影響しないため、Y軸回りの傾きに比較すると露光精度への影響は鈍感である。したがって、より高精度に計測できる傾き方向を露光スリットの長尺方向に対して直交する方向(すなわち、露光走査方向)に合わせることで、露光精度をより向上することが可能になっている。
液浸領域Lの受け渡しを行う際に2つのステージWS1,WS2がY軸方向に同期して移動するステージ構成について以下説明する。以下説明する2つのステージWS1,WS2の駆動は、ステージ制御部60によって行われる。
図6〜図9は、Y軸方向(第1軸方向)に2つのステージが同期して移動することで、液浸領域Lの受け渡しを行う場合の流れを示した図である。図6は第1ステージWS1が露光処理、第2ステージWS2が計測処理を独立に行っている図である。また図7は、露光処理及び計測処理が終了した後、第1、2ステージWS1,2がY軸方向に並んで、その後Y軸方向に2つのステージが同期して移動している様子を示した図である。この際、液浸領域Lは、第1ステージWS1に保持された基板上から、突出部42を経由して第2ステージWS2の保持された基板上へ受け渡される。次に、図8は、液浸領域Lの受け渡しが完了した後、第1ステージWS1が計測領域に移動するための領域を確保し、その後第1ステージが計測領域へ移動する様子を示したものである。まず第1ステージWS1は−X軸方向へ移動すると同時に、第2ステージWS2は液浸領域Lを保持した状態で+X軸方向に移動する。その後、第1ステージWS1が−Y軸方向に移動することで、計測領域へ移動する。
基板ステージ45のX軸方向に延びる側面(第1側面)には、干渉計58からのY方向の計測光を反射するミラー56が設けられている。取り囲み部材41は、X軸方向に延びる側面(第1側面)に設けられたミラー56よりも、Y軸方向(第1側面の法線)方向に突出した突出部42を有する。基板ステージ45のX軸方向に延びる側面にはZ軸計測用の斜面ミラー55が配置されていないため、取り囲み部材41の突出部42はZ軸計測用の干渉計光軸と干渉しない。しかし、基板ステージ45のX軸方向に延びる側面に設けられたミラー56が取り囲み部材41よりもY軸方向に関して飛び出ていると、液浸領域Lの受け渡しが困難である。そのため、取り囲み部材41はY軸方向に関して基板ステージ45の最外形となる形状にして、基板ステージ45のY軸側面全体で液浸領域Lの受け渡しが可能なようにする。そこで、取り囲み部材41は、ミラー56よりもY軸方向に突出した突出部42を有している。図5〜図8では、ステージ45のX軸方向に延びる側面全体に設けた突出部42で液浸領域Lの受け渡しが可能な構成にしている。しかし、X軸方向に延びる側面の一部で液体Lの受け渡しが可能で良ければ、ステージ45のX軸方向に延びる側面の一部に関してだけ、取り囲み部材41の突出部42がミラー56よりもY軸方向に突出する形状とすれば良い。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態に関し、図1〜図5、図10、図11を用いて詳細に説明する。ただし、第1の実施形態との違いを主に説明し、構成が同じ部分の説明は省略する。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態に関し、図1〜図5、図10、図11を用いて詳細に説明する。ただし、第1の実施形態との違いを主に説明し、構成が同じ部分の説明は省略する。
本実施形態では、液浸領域Lのステージ間受け渡し時に、2つの基板ステージ45がX軸方向に並んで同期して移動を行うステージ構成をとっている。
本実施形態における液浸領域Lを基板ステージ45間で受け渡す際の流れは以下の通りである。まず、図2に示されるように第1ステージWS1が露光領域で露光処理を行っている間、第2ステージWS2は計測領域で計測処理を行う。露光領域では、基板40とレチクル20の位置関係を計測した後、レチクルパターンをショットごとに基板40に露光を行う。一方、計測領域では、アライメントスコープ202を用いて、基板40とステージ45との位置関係を測定し、またフォーカススコープ201を用いて、基板40の面形状及び光軸方向のフォーカス計測を行っている。次に、第1ステージWS1において、液浸領域Lが液浸受け渡し領域である取り囲み部材41の突出部42に位置するようにステージ移動を行う。その後、図3のように第2ステージWS2を第1ステージに対しX軸方向に並べ、各ステージの液浸受け渡し領域(つまり突出部42)同士を隣接させる。液浸受け渡し領域同士を隣接させるのは、液浸領域Lが突出部42を跨ぐ際に、液浸液がステージ45下にこぼれるのを防ぐためである。そのために、ゴムなどの弾性部材を介してステージ間を接触させても良いし、近接部周辺の表面接触角が90°以上になるように撥水処理を施した状態で、ステージ間を1mm以下に近接させても良い。
図3の状態から図4の状態になるように、−X軸方向に2つの基板ステージ45を同期して移動させる。その後、第1ステージWS1が計測領域へ移動し、図5の状態に移行する。これらの一連のフローによって、液浸領域L下で移動する基板ステージ45が第1ステージWS1から第2ステージWS2に入れ替わる。同様にして、液浸領域L下で移動する基板ステージ45を第2ステージWS2から第1ステージWS1へ交換し得るが、その場合2つのステージが同期して+X軸方向に移動する点のみで異なる。なお、ステージ構成が許せば、第2ステージWS2から第1ステージWS1へ交換する際にも−X軸方向移動するようにすることも可能である。
以上、X軸方向又はY軸方向に基板ステージ45を隣接させて2つのステージを同期して移動させることで液浸領域Lを相互のステージ間で受け渡す2つの実施形態を説明してきた。2つの実施形態を比較した時に、X軸方向にお互いの基板ステージ45を隣接させて同期移動させる第2の実施形態が基板ステージ45の床設置面積の点で有利である。
基板ステージ間で液浸領域Lの受け渡しを行って、露光処理を行う基板ステージ45を交換する際には、図3、図4又は図8のように、2つの基板ステージ45がX軸方向に並ぶ配置を可能とすることが必要である。さらに、この際に液浸領域Lがどちらか一方のステージ上の基板40又は取り囲み部材41の上にあることを確保する必要がある。これらの関係が少なくとも確保できるようにX軸方向の最低可動範囲が決定される。決定されるX軸方向の最低可動範囲は、液浸領域Lの受け渡しを行う際のステージ移動方向に関して、X軸方向の場合(図3)でもY軸方向の場合(図7)でも共通である。図7のように基板ステージ45がY軸方向に移動しながら液浸領域Lの受け渡しを行う場合にも、露光処理を終えた基板ステージが計測処理領域へ移動する際に、必ず図8のように2つのステージがすれ違える配置をとる必要がある。
一方、液浸領域Lの受け渡しを行う際に基板ステージ45がY軸方向に同期して移動する場合、X軸方向に同期移動する場合に比べて、Y軸方向の最低可動範囲が必ず大きくなってしまう。図7のようにY軸方向に基板ステージ45を並べると、+Y軸方向に関して第1ステージWS1が液浸領域L下で移動可能な可動範囲に加えて、第2ステージWS2が液浸領域Lを最低限保持できる領域を確保する必要がある。つまり、ステージがY軸方向に同期して移動する場合、少なくとも液浸領域LのY軸方向の大きさ分だけ、Y軸方向の最低可動範囲が大きくなってしまう。図7においてハッチングで示した箇所は、上記理由でX軸方向に同期移動する場合よりも最低可動範囲(フットプリント)が大きくなった領域を示している。
また、液浸システムの条件にもよるが、スループットの観点でも、X軸方向に移動しながら液浸領域Lを受け渡す場合の方が、Y軸方向に移動する場合よりも有利な場合が多い。
X軸方向に同期移動する場合の液浸領域Lの受け渡しを考慮した基板ステージ45の移動動作を考える。ステージを隣接させる動作(図2→図3)、次に隣接したステージが同期して移動する動作(図3→図4)、最後に一方のステージが計測領域へ退避する動作(図4→図5)を順次行う。
同様にY軸方向に移動する場合を考える。基板ステージ45を隣接させる動作(図6→図7)、次に隣接した基板ステージ45が同期して移動する動作(図7)を行う。その後、基板ステージ45が退避できる配置に移動する動作(図8中左右方向の矢印)を行い、最後に露光処理を終えた基板ステージ45が計測領域へ退避する動作(図8中下方向の矢印)を行う。
これらのステージ動作を比較すると、基板ステージ45がY軸方向に同期して移動する場合に、基板ステージ45が退避できる配置に移動する動作(図8中左右方向の矢印)が余分に発生してしまう。そのため、この動作の分、X軸方向へ同期して移動させた場合の方が、基板ステージ45の移動時間を短くし得る。つまりは、第2実施形態の方がスループットの点でも有利であるといえる。
干渉計構成と取り囲み部材41との関係を詳細に説明する。液浸領域Lを保持しながら基板ステージ45を交換するためには、取り囲み部材41同士を隣接させて、2つの基板ステージ45をX軸方向に同期させて移動させることが望ましいことは既に説明したとおりである。また、Y軸回りの傾きを高精度に計測するために、基板ステージ45のX軸方向側面にZ軸計測用の斜面ミラー55を配置することが好ましいことも既に説明したとおりである。
取り囲み部材41同士を近接させるには、液浸領域Lの大きさを包含する近接部分近傍は、少なくともX軸方向の形状に関して基板ステージ45の最外形になっている必要がある。つまり、取り囲み部材41同士の近接部は、少なくともミラー56及び斜面ミラー55よりもX軸方向で突出した形状になる必要がある。しかし、ミラー56及び斜面ミラー55の上方で取り囲み部材41を突出させると、基板ステージ45のX軸側面に配置された斜面ミラー55を用いたZ軸方向の計測用光軸と干渉することとなる。つまり、基板ステージ45上の斜面ミラー55とZ基準ミラー53の間に取り囲み部材41の突出部42が存在することになり、Z軸を計測するための干渉計光軸が遮られてしまう(位置関係は図11を参照)。
第2の実施形態では、これらの課題を解決するため、図10及び図11に示されるような構成をとっている。図10は基板ステージ45を上面から見た図を示したものであり、図11は基板ステージ45を−Y軸方向から見た側面図である。図11では、一見、取り囲み部材41とZ軸計測用光軸とが干渉しているように見える。しかし、図10を参照して分かるように、紙面奥行き方向で干渉を避けた位置に取り囲み部材41の突出部42(図10、図11のハッチング領域)が配置されている。また、X軸方向に2つの基板ステージ45が並んで液浸領域Lの受け渡しを行うことを考慮すると、取り込み部材41の突出部42は、基板ステージ四隅の少なくともいずれかの箇所に配置することが望ましい。すなわち、取り囲み部材41は、基板40が配置される領域に開口を有する矩形部を含み、矩形部の少なくとも一つの角部に連続するように突出部42が配置されていることが好ましい。また、突出部42は、図10に示されるように、矩形の角部を構成する2辺にわたって延設されていてもよい。
この突出部42は、X方向(第1側面の法線方向)にミラー55,56と同等であるか突出している必要がある。液浸領域Lが一方の取り囲み部材41の突出部42のみを介して受け渡される場合、図14cのように、突出部42のX方向の突出量はミラー55,56の厚みの倍以上であることが好ましい。
また、突出部42のY方向の長さは、液浸領域LのY方向における幅より大きい長さが必要である。
また、突出部42のY方向の長さは、液浸領域LのY方向における幅より大きい長さが必要である。
第2の実施形態では、液浸領域Lの受け渡し領域である突出部42を基準マーク200L若しくは200Rの近傍に配置した構成となっている。液浸領域Lの受け渡し直後に基準マーク200L,200Rを投影レンズの下に移動させる必要があるが、突出部42を基準マーク200L,200Rに近く配置したためステージ45の移動時間が短くて済む。
前述の通り、ステージ構成からY軸回りの傾き計測が高精度に出来る構成にしており、それに伴いY軸方向を露光走査方向に設定している。そのため、6軸方向の位置決め基準を計測するための基準マーク200L,200Rに関しても、特にY軸回りの傾きは高精度に計測が出来る必要がある。したがって、独立に機能する2つの基準マークをX軸方向に並べて配置している。これによりX軸方向に大きなスパンをもった2つのZ方向の位置計測情報が得られ、高精度なY軸回りの傾き計測が可能になっている。すなわち、Y軸回りの傾きに関して高精度な位置決め基準を求めることが出来る。
図10を参照しながら、さらに具体的なステージの移動の流れを説明する。基板40上には、レチクルパターンを露光されるショットと呼ばれるエリアが複数あり、図10では露光が行われる順番を番号で示したショットが一例として示されている。図中の(1)〜(4)はステージ移動パターンの一例であり、基板ステージ45上で投影光学系30の下端を通過する軌跡を示したものである。まず基板ステージ45は直前まで投影光学系30の下にいた別の基板ステージ45と位置交換を行い、(1)の経路を通ってレンズ下に図中左側の基準マーク200Lが配置されるようにステージ45を移動させる。その後(2)の経路をたどって、もう一方の基準マーク200Rが投影光学系30の下に配置されるように移動させ、レチクル20と基板40との相対位置関係を算出し、位置決め基準を決定する。その後(3)の経路をたどって基板40上の第1ショットへ移動し露光動作に移る。その後は、順次ショット露光を行い、最終ショット(図中35番のショット)が終了した後、(4)の経路をたどってステージ移動を行い、直前まで計測領域にいた別の基板ステージ45と位置交換を行う。
図3では、液浸領域Lを受け渡す2つの突出部42は、取り囲み部材41のY方向の位置を同じくする角部に設けられている。しかし、図14(a)に示されるように、液浸領域Lを受け渡す2つの突出部42は、取り囲み部材41のY方向の位置が異なる角部に設けられていてもよい。また、突出部42が取り囲み部材41の角部に設けられていても、図14(b)に示されるように、2つのステージWS1,WS2をX方向ではなくY方向に同期して移動させることも可能である。
[デバイス製造の実施形態]
図12及び図13を参照して、上述の露光装置1を利用したデバイスの製造方法の実施形態を説明する。図12は、デバイス(ICやLSIなどの半導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフローチャートである。ここでは、半導体チップの製造を例に説明する。ステップ1(回路設計)では、デバイスの回路設計を行う。ステップ2(マスク製作)では、設計した回路パターンを形成したマスクを製作する。ステップ3(ウエハ製造)では、シリコンなどの材料を用いて基板を製造する。ステップ4(ウエハプロセス)は、前工程と呼ばれ、マスクと基板を用いて本発明のリソグラフィー技術によって基板上に実際の回路を形成する。ステップ5(組み立て)は、後工程と呼ばれ、ステップ4によって作成された基板を用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ステップ6(検査)では、ステップ5で作成された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テストなどの検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、これが出荷(ステップ7される。
[デバイス製造の実施形態]
図12及び図13を参照して、上述の露光装置1を利用したデバイスの製造方法の実施形態を説明する。図12は、デバイス(ICやLSIなどの半導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフローチャートである。ここでは、半導体チップの製造を例に説明する。ステップ1(回路設計)では、デバイスの回路設計を行う。ステップ2(マスク製作)では、設計した回路パターンを形成したマスクを製作する。ステップ3(ウエハ製造)では、シリコンなどの材料を用いて基板を製造する。ステップ4(ウエハプロセス)は、前工程と呼ばれ、マスクと基板を用いて本発明のリソグラフィー技術によって基板上に実際の回路を形成する。ステップ5(組み立て)は、後工程と呼ばれ、ステップ4によって作成された基板を用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ステップ6(検査)では、ステップ5で作成された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テストなどの検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、これが出荷(ステップ7される。
図13は、図12におけるステップ4のウエハプロセスの詳細なフローチャートである。ステップ11(酸化)では、基板の表面を酸化させる。ステップ12(CVD)では、基板の表面に絶縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)では、基板上に電極を蒸着などによって形成する。ステップ14(イオン打ち込み)は、基板にイオンを打ち込む。ステップ15(レジスト処理)では、基板に感光剤を塗布する。ステップ16(露光)では、露光装置1によってマスクパターンを基板に露光する。ステップ17(現像)では、露光した基板を現像する。ステップ18(エッチング)では、現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)では、エッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行うことによって基板上に多重に回路パターンが形成される。かかるデバイス製造方法によれば、従来よりも高品位のデバイスを製造することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1:液浸露光装置
10:照明装置
15:マスキングブレード
20:レチクル
25:レチクルステージ
30:投影光学系
40:基板
41:取り囲み部材
42:突出部(液浸領域受け渡し部)
45:基板ステージ
50:計測部
54,58:干渉計
52,56:ミラー
53:基準ミラー(ミラー)
55:斜面ミラー(ミラー)
60:ステージ制御部
70:液浸制御部
100:液体供排装置
140:液体供給装置
160:液体回収装置
200:基準マーク
201:フォーカススコープ
202:アライメントスコープ
L:液浸液(液体)
WS:基板ステージ
10:照明装置
15:マスキングブレード
20:レチクル
25:レチクルステージ
30:投影光学系
40:基板
41:取り囲み部材
42:突出部(液浸領域受け渡し部)
45:基板ステージ
50:計測部
54,58:干渉計
52,56:ミラー
53:基準ミラー(ミラー)
55:斜面ミラー(ミラー)
60:ステージ制御部
70:液浸制御部
100:液体供排装置
140:液体供給装置
160:液体回収装置
200:基準マーク
201:フォーカススコープ
202:アライメントスコープ
L:液浸液(液体)
WS:基板ステージ
Claims (9)
- 投影光学系を介して基板を露光する露光領域と基板を計測する計測領域とを有し、前記計測領域で計測された基板をその計測結果に従って位置決めしながら、前記投影光学系の下端面と該基板との間に液体が提供された状態で該基板を露光する液浸露光装置であって、
基板を保持する基板チャックと、該基板を取り囲む取り囲み部材とを有し、前記露光領域及び前記計測領域を含む領域内で移動可能な複数のステージと、
前記複数のステージの駆動を制御するステージ制御部とを備え、
前記の各ステージの第1側面には、干渉計からの計測光を反射するミラーが設けられ、
前記取り囲み部材は、前記第1側面に設けられた前記ミラーよりも前記第1側面の法線方向に突出した突出部を含み、
前記ステージ制御部は、前記露光領域に位置するステージに保持された基板の露光後に、該基板の上の液体の少なくとも一部が当該ステージの前記突出部の上を経由して他のステージに保持された基板の上に移動するように、前記複数のステージを制御する、
ことを特徴とする液浸露光装置。 - 前記取り囲み部材は、基板が配置される領域に開口を有する矩形部を含み、前記突出部は前記矩形部の少なくとも一つの角部に連続するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載される液浸露光装置。
- 前記突出部は、それが設けられた角部を構成する2辺にわたって延設されていることを特徴とする請求項2に記載される液浸露光装置。
- 前記ステージ制御部は、前記露光領域に位置するステージに保持された基板の露光後に、該基板の上の液体の少なくとも一部が当該ステージ及び他のステージの前記突出部の上を経由して他のステージに保持された基板の上に移動するように、前記複数のステージを制御することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載される液浸露光装置。
- 前記露光領域と前記計測領域とが隣接する第1の方向に延びる斜面ミラーを前記ステージの側面に備え、干渉計から前記第1の方向と水平面上で直交する第2の方向に照射され前記斜面ミラーで鉛直方向に反射される光によって前記ステージの鉛直方向の位置を計測することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載される液浸露光装置。
- 前記第2の正負双方の方向からの干渉計光軸を用いて前記ステージの第1の方向回りの傾きを計測することを特徴とする請求項5に記載される液浸露光装置。
- 前記第1側面が延びる方向における前記突出部の突出量は、前記基板の上の液体の当該方向における幅より大きいことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載される液浸露光装置。
- 基板の位置決めに使用するマークと前記突出部とを近接して配置することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載される液浸露光装置。
- 請求項1乃至請求項8に記載される液浸露光装置を用いて基板を露光する工程と、
前記基板を現像する工程とを備えることを特徴とするデバイス製造方法。
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-
2006
- 2006-11-10 JP JP2006305976A patent/JP2008124219A/ja not_active Withdrawn
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