JP2008123769A - 組電池パック構造 - Google Patents

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欣也 青田
Akiyoshi Imanaga
昭慈 今永
Yoshihisa Tsurumi
芳久 鶴見
Masuhiro Onishi
益弘 大西
Masaru Iizuka
勝 飯塚
Hideyuki Hasegawa
英行 長谷川
Kosuke Inoue
康介 井上
Takayuki Shin
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Abstract

【課題】冷却効率の高い組電池パック構造を提供する。
【解決手段】電池パック1は40個の単電池2から構成された組電池3を二つ有しており、合計80個の単電池から構成される。すべての単電池2はブスバー11を介して直列に接続される。組電池3は、円筒形状の単電池2を樹脂製のホルダーケース12で固定して、格子状に配置した構造である。また、吸気ダクト4から吸気した空気は、2つに分岐して、それぞれのホルダーケース12内の単電池2を空冷して、排気ダクト6で空気を排出する。また、送風ファンは排気ダクト26の内部に取り付けられている。また、ブスバー11は、ホルダーケース12の外部に取り付けられており、冷却は温度の最も高い単電池2のみに当たるようにして、ブスバー11は冷却されない構成となっている。これにより冷却空気の圧力損失を低減して冷却効率を低減することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数個の単電池を内蔵した電池パックの構造に関するものである。
ハイブリッド自動車に用いられるリチウム二次電池は、よりパワーアシスト能力の大きい電池が要求されている。そのため、電池パックの大電流化により、電池の使用時の発熱量も増大する傾向にある。そのため、より効率的な電池の冷却構造と電池間の接続抵抗の低減が要求されている。
特許文献1には、複数の単電池を互いの中心軸が同軸となるように直列接続してなる電池構造体と、これを収容するバッテリーボックスから構成され、バッテリーボックス内に冷却媒体をながして、単電池を冷却する構造が記載されている。しかしながら、単電池それぞれの電圧検出線については考慮されておらず、複数の単電池を互いの中心が同軸になるように直列接続しているため、それぞれの単電池に電圧検出線を取り付けた場合、単電池だけでなく電圧検出線も冷却媒体で冷却する構造となっている。
特開2005−19087号公報
本発明の目的は、冷却効率が高い電池パック構造を提供することにある。
複数個の単電池をホルダーケースにすべて並列(平行)に配置して、電気的に直列に接続することでひとつの組電池とする。この組電池を複数個組み合わせて電池パックを構成する。このとき、ホルダーケース内にのみ冷却空気が流れる構造にする。即ち、各々の単電池は、ブスバーを介して接合されるが、ブスバーをホルダーケースの外に配置する構造にすることで、ホルダーケース内に配置された単電池のみを冷却することが可能になる。また、ブスバーにはそれぞれ電圧検出線が取り付けられており、単電池の異常を検出できるようになっているが、ホルダーケースの外に配置されたブスバーに単電池の電圧検出線を取り付けることにより、電圧検出線をも冷却しない構造にすることができる。そのため、温度が高くなる単電池のみを冷却でき、効率良く組電池を冷却することができる。
電池パックには、吸気ダクトと排気ダクトを設けてあり、電池パックの外部の空気を吸気ダクトから、吸気ダクトとホルダーケースとから形成されるバイパス空路を経由してホルダーケースに取り入れ、単電池を冷却後、排気ダクトから、ホルダーケースの外部に排出する構造となる。
また、ホルダーケースに複数のスリットを設けることにより、これらのスリットを通って空気がホルダーケース内に入り、単電池を冷却する。このとき、複数あるスリットを配置する間隔は、排気ダクト側のスリットを配置する間隔より、吸気ダクト側のスリットを配置する間隔を狭くする。吸気ダクト側のスリットを配置する間隔を狭くすることにより、吸気ダクト側により多くの空気が流れ、吸気ダクト側の冷却されにくい単電池を効率的に冷却できる。その結果、複数個の単電池の温度を均一にすることができる。例えば、複数個の単電池温度を検出し、それらの温度差がある閾値を超えた場合、冷却空気をホルダーケースに導入し複数個の単電池を冷却する。その結果、複数個の単電池温度は均一化され、単電池の状態を良好に保つことができる。
また、吸気ダクト側のスリットのスリット幅を、排気ダクト側のスリットのスリット幅より大きくする。又は、吸気ダクト側のスリットに導風板を設けても、同様の効果が得られ、それぞれの単電池の温度を均一とすることができる。尚、導風板とは、より多くの空気をホルダーケースに取り入れる機能を有する板であり、各スリットの吸気ダクト側に設置される。
さらに、ホルダーケース内の単電池の間に、即ち、4つの単電池が集まることにより形成される空間に、断面が十文字形である柱体を配置することにより、単電池の冷却効果を高めることができる。その際に、十文字形を形成する二方向の長さが異なることが好ましく、ホルダーケースに流入する空気の流入方向に対する垂直方向の長さが、流入方向の長さより大きいことがより好ましい。尚、二方向とは、十文字形を形成する、直角に交差する二方向のことをいう。
また、スリット近傍の単電池は冷却されやすいが、一方でスリットから離れた位置にある単電池はスリット近傍の単電池と比較して、より温かい空気で冷却されることになる。その結果、スリットから離れた位置にある単電池は、十分に冷却されないことになる。そこで、スリット近傍の単電池には断熱カバーを設けることが好ましい。断熱カバーは、スリット近傍の単電池のスリット側の側面に設けることにより、スリット近傍の単電池が必要以上に冷却されることを防ぎ、またスリットから離れた位置にある単電池へ冷たい空気を送り込み、冷却効果を向上させることができる。
また、複数の単電池は、格子状に配置され少なくとも一つの格子点に前記単電池を配置しないことにより、全ての単電池を外部からの空気によって、効率よく冷却することができる。例えば、スリットとは最も離れた位置に配置され、かつ、吸気ダクト側に配置された単電池は、冷却しにくいので、単電池を格子状に配置する場合には、コーナ部には単電池を設置しないことが好ましい。よって、ホルダーケースが台形になるような配置にすることにより、単電池の温度を均一にすることができる。
また、単電池間はブスバーを介して接続されるが、ボルト締めではなく、溶接することが接続抵抗低減に有効である。その結果、単電池間の熱伝導も向上するため、単電池の温度を均一にすることに有効である。
また、ブスバーの材質は、電気抵抗が低く、かつ、熱伝導率も高い銅がより好ましく、ニッケル等の金属で表面をメッキしても構わない。
さらに、ブスバーは電流の流れる方向に2箇所以上の曲げ部を有することが望ましい。2箇所以上の曲げ部を有することにより、曲げ部で車載の振動の応力吸収が可能になり、溶接部に作用する振動の応力が低くなり、溶接部の耐久性を向上させることができる。
また、単電池と溶接するブスバーにはくぼみが設けてあり、くぼみ部分で溶接される。くぼみを設けることにより、ブスバーが傾いて配置された場合でも、ブスバーを押圧することで、くぼみと単電池を接触させることが可能なので、良好な溶接をすることができる。
また、このくぼみは、正極側と負極側の溶接部にそれぞれ2個ずつ設けることが望ましい。くぼみの数が多いほど接続抵抗を低くできるが、3個以上になると、ブスバー形状がばらついた場合に、3個のくぼみと単電池とを接触させることが困難になるためである。2個の場合は治具による押圧で容易に単電池と接触させることができる。
本発明により、冷却効率が高い電池パック構造を提供することができる。
(実施例)
図1に本実施例の外観斜視図を示す。電池パック1は直方体形状であり、周囲を外装ケース9で被われており、外部接続コネクタ8を介してハイブリッド自動車のモータ,インバーターに接続される。また、吸気ダクト4から冷却空気を吸気して、内部の部材を冷却後、その冷却空気を排気ダクト6から排出する。
図2に本実施例の内部構成斜視図を示す。
電池パック1は、40個の円筒形状の単電池2及びホルダーケース12を具備した組電池3を2つと、外部の空気をホルダーケース12に導入する吸気ダクト4と、吸気ダクト4とホルダーケース12により形成されるバイパス空路5と、空気をホルダーケース12から排出する排気ダクト6と、冷却ファンと、から構成される。吸気ダクト4から吸気した冷却空気は、2つに分岐され、それぞれのホルダーケース12内に導入され、単電池2を冷却して、排気ダクト6からホルダーケース12外へ排出される。
40個の単電池2は、電気的に直列になるように、単電池2の正極部2cと、負極部
2dとが、ブスバー11を介して接続されている。単電池また、ブスバー11を介して接続された単電池2は、平行かつ横向きに配置され、樹脂製のホルダーケース12で挟持されることにより固定されており、外装ケース9により、封止される。その結果、ホルダーケース12に導入された冷却空気は、ホルダーケース内のみを冷却することになる。また、冷却ファンは排気ダクト6の内部に取り付けられている。
このとき、それぞれの単電池の正極部2c及び負極部2dの一部がホルダーケースから露出しており、これらの露出部と、ブスバー11と、が接続されることにより、ブスバー11は、ホルダーケース12から露出した構造となる。
したがって、ホルダーケース12内に導入された冷却空気は、ホルダーケース12内に配置された単電池2のみを冷却することになり、ホルダーケース12から露出しているブスバー11は、直接冷却空気によって冷却されることがない。その結果、冷却空気との接触によって生じるブスバー11の腐食を抑制することができる。また、単電池2のみを冷却することが可能になり、圧力損失を低減して冷却効率を向上させることができる。
また、電圧検出線15はブスバー11に取り付けられており、同様に冷却空気の圧力損失を低減して冷却効率を向上させることができる。
このブスバー11は、接続抵抗を低減するため、電気抵抗の低い銅製であることが望ましい。銅は熱伝導率も高いので、ブスバー11を介して単電池2の温度を均一にする効果もある。これにより、単電池2の最高温度を低下させることができ、温度上昇による単電池2の寿命の低下を抑制できる。
また、ブスバー11には、それぞれ電圧検出線15が取り付けられ、単電池2の充電状態を検出している。この電圧検出線15も、ホルダーケース12の外に取り付けられているため、電圧検出線15は、冷却されることがなく、効率よく単電池2を冷却することができる。また、コントローラ7は、単電池の電圧,電流及び温度等から充電状態及び作動状態を制御する。
図3に冷却空気の流れ及び字組電池の断面図を示す。吸気ダクト4から吸気した空気は、バイパス空路5に吸気される。バイパス空路5と単電池2が格納されている部位とのあいだには、スリット板35が設けられており、スリット28を通って、冷却空気が入りこみ、単電池2を冷却する。ここで、スリット28は、冷却空気をバイパス空路5からホルダーケース12へ導入する為の切れ目であり、冷却空気はこれらの切れ目を通ってホルダーケース12へ流れる。
このとき、スリット28の設置間隔は、排気ダクト6側の間隔よりも吸気ダクト4側の間隔を狭くする。吸気ダクト4側のスリット28の間隔を狭くすることにより、吸気ダクト4側により多くの冷却空気が流入する構造となる。その結果、それぞれの単電池の温度を均一にすることができる。また、吸気ダクト4側のスリット28の幅を、排気ダクト6側の幅よりも広くし、吸気ダクト4側のスリット28に導風板37を設けた。導風板37は、スリット28の外周部であって下流側に設けられ、バイパス空路5側に突出した冷却空気を導入する板のことをいう。尚、下流側とは、排気ダクト側のことであり、上流側とは吸気ダクト側のことをいう。
さらに、ホルダーケース12内の単電池の間に、即ち、4つの単電池が集まることにより形成される空間に、断面が十文字形である柱体37を配置した。その結果、単電池2に作用する流量を多くして、冷却効果を高めることができる。その際に、十文字形を形成する二方向の長さに関して、ホルダーケース12に流入する空気の流入方向に対する垂直方向の長さが、流入方向の長さより大きくした。これにより、より均一に単電池2を冷却することができる。
また、スリット28近傍の単電池は冷却されやすいが、一方でスリット28(又はバイパス空路5)から離れた単電池2は、スリット28(又はバイパス空路5)近傍の単電池と比較して、より温かい空気で冷却されることになる。このため、スリット28(又はバイパス空路5)近傍の単電池2には断熱カバー27を設けることにより、スリット28
(又はバイパス空路5)から離れた単電池2へ冷たい空気を送り込み、冷却効果を向上させることができる。
また、スリット28(又はバイパス空路5)とは最も離れていて、かつ、スリット28(又はバイパス空路5)から離れた位置の単電池2は、冷却しにくいため、単電池2を格子状に配置し、コーナ部の単電池2はなくす構造とした。これにより、冷却空気が隅々まで行き渡ることが可能になる。また、単電池2a及び単電池2bの電池温度を検出できるように、それぞれに電池温度検出器を設けた。図3において、単電池2aは最も冷却されにくい位置に、単電池2bは最も冷却されやすい位置に配置された電池であるため、単電池2a及び単電池2bの電池温度を検出し、温度差を算出することにより、冷却システムの作動判断を行う。例えば、単電池2aと単電池2bの温度差が所定値以上の場合に、冷却システムを作動させることができ、その結果、各単電池の温度差を低減することが可能となる。
次に、ブスバーと単電池の溶接部分の説明を示す。
図4には、単電池長手方向の組電池の断面を示す。単電池2の正極と負極のそれぞれを、ブスバー11を介して溶接する構造であり、ブスバー11はホルダーケースから露出している。これにより、冷却空気がブスバー11を冷却することなく単電池のみを冷却することが可能になる。
図5には、ブスバーと単電池との溶接前のセット状況の断面を示す。ブスバー11には、くぼみ24が設けられていて、くぼみ24と単電池2が接触する構造となっている。くぼみ24があることにより、確実にブスバー11と単電池が接触することができる。
また、ブスバー11と単電池との溶接中の断面を図6に示す。溶接トーチ38の先端にある溶接電極22とブスバー11とのあいだにアーク23を発生させて、ブスバー11と単電池2を溶接する。ブスバー11には、溶接部の位置から離れた箇所に4箇所の曲げ部20を設けている。これは、自動車の振動による溶接部に作用する振動の応力を低減させるため、曲げ部20で振動の応力を吸収させるためである。
図7に示す通り、くぼみ24がないブスバー11では、単電池2のセットする位置がずれて単電池2とブスバー11とのあいだに隙間が生じた場合には、治具で押圧しても、隙間をなくすことはできない。
一方、図8に示すくぼみがあるブスバー11では、くぼみ24があるため、治具で押圧することで隙間をなくして、良好な溶接をすることができる。また、単電池2間はブスバー11を介して接続されるが、ボルト締めではなく、溶接することが接続抵抗低減に有効である。接続抵抗が高いと、抵抗発熱も大きくなり、単電池2の温度も上昇させてしまうからである。
図9は、くぼみが2つあるブスバー11と単電池との溶接中の断面を示す。くぼみが2つあることにより、ブスバー11と単電池の溶接面積が増大し、接触抵抗が低減されることが可能になる。
また、単電池2とブスバー11を溶接する場合には、アークスポット溶接が望ましい。この溶接法は、レーザ溶接に比べて、アーク圧力により押圧するため、ブスバー11に投入された溶接入熱を単電池2に伝達して確実に溶接することができるからである。
さらに、本発明のブスバー11は、材質が銅製であることが好ましい。アークスポット溶接によって各電池とブスバー11が溶接されていることにより、良好な溶接品質及び引張強度の高い溶接部が得られ、電池極間の接続抵抗を小さく、電池充放電時の通電ロスが少ない組電池を得ることができる。特に、銅の電気抵抗はニッケル材や鋼材の電気抵抗と比べて格段に小さい(Cu:1.55<Ni:6.58<Fe:8.71(×10-6Ω・cm))ため、銅製のブスバー11を使用することで、接続抵抗が小さくでき、また、ニッケル材より低コストで製作することができる。また、ジュール発熱方式の抵抗溶接(スポット溶接)では、電気抵抗の小さな銅の溶接が困難であり、適用することができないが、アークスポット溶接の場合、銅製のブスバー11であっても、確実に溶融接合することができる。
また、ブスバー11は、板厚が0.4mm以上1.5mm以下であり、銅製のままか或いは銅製の表裏面にニッケルメッキされていることにより、耐食性を保持することができる。
なお、ブスバー11の板厚が0.4mm より薄いと、素材そのものの強度が低く、溶接部の強度が低く振動に弱い構造になってしまい、反対に、板厚が1.5mm より厚くなると、ブスバー11への熱放散の増加によってアークスポット溶接ができなくなるので好ましくない。
また、ブスバー11の表面には、前記単電池の正極部に接続する箇所と他の単電池の負極部に接続する箇所とに分けて前記アークスポット溶接が1点ずつ又は2点ずつ施工されていることにより、少ない溶接点数であっても、良好な溶接品質及び引張強度の高い溶接部が得られ、電池正負極間を確実に締結することができる。同時に、溶接工数を削減することもできる。
特に、前記溶接金属部は、各接続金属板の表面から各単電池の正極部の肉厚途中及び負極部の肉厚途中まで形成されていることにより、重ね継手の裏側まで溶けのない溶接部が確実に得られ、電池正負極部の材質が鋼製又は低炭素鋼であっても、継手裏側のNiメッキの確保によって耐食性を保持することができる。
本実施例の外観斜視図を示す。 本実施例の内部構成斜視図を示す。 本組電池内部の冷却空気の流れを示す。 本単電池長手方向の組電池の断面を示す。 ブスバーと単電池との溶接前のセット状況の断面を示す。 ブスバーと単電池との溶接中の断面を示す。 くぼみがないブスバーの溶接前のセット状況を示す。 くぼみがあるブスバーの溶接前のセット状況を示す。 溶接部にくぼみが2個あるブスバーと単電池との溶接中の断面を示す。
符号の説明
1…電池パック、2…単電池、3…組電池、4…吸気ダクト、5…バイパス空路、6…排気ダクト、7…コントローラ、8…外部接続コネクタ、9…外装ケース、11…ブスバー、12…ホルダーケース、13…支柱、14…導風板、15…電圧検出線、20…曲げ部、22…溶接電極、23…アーク、24…くぼみ、25…溶融部、27…断熱カバー、28…スリット、35…スリット板、37…断面が十文字形である柱体、38…溶接トーチ。

Claims (18)

  1. 複数個の単電池が、ブスバーを介して接続され、ホルダーケースに配置された電池パックにおいて、
    前記電池パックが、外部の空気を前記ホルダーケースに導入する吸気ダクトと、前記空気を前記ホルダーケースから排出する排気ダクトと、を有し、
    前記ブスバーが、前記ホルダーケースから露出していることを特徴とする電池パック。
  2. 前記ブスバーに電圧検出線を取り付けることを特徴とする請求項1記載の電池パック。
  3. 前記単電池が、ホルダーケースに並列に配置されることを特徴とする請求項1記載の電池パック。
  4. 複数個の単電池がホルダーケースに配置された電池パックにおいて、
    前記電池パックが、外部の空気を前記ホルダーケースに導入する吸気ダクトと、前記吸気ダクトと前記ホルダーケースにより形成されるバイパス空路と、前記空気を前記ホルダーケースから排出する排気ダクトと、前記ホルダーケースに、前記空気が導入される複数のスリットを具備し、
    前記吸気ダクト側の前記スリットを配置する間隔を、前記排気ダクト側の前記スリットを配置する間隔より狭くすることを特徴とする電池パック。
  5. 前記吸気ダクト側の前記スリットの幅を、前記排気ダクト側のスリットの幅より広くすることを特徴とする請求項4記載の電池パック。
  6. 前記吸気ダクト側の前記バイパス空路と前記ホルダーケースに導風板を設けることを特徴とする請求項4記載の電池パック。
  7. 前記スリット近傍の前記単電池に、断熱カバーを設けることを特徴とする請求項4記載の電池パック。
  8. 前記単電池を格子状に配置し、少なくとも一つの格子点に前記単電池を配置しないことを特徴とする請求項4記載の電池パック。
  9. 複数個の単電池がホルダーケースに配置された電池パックにおいて、
    前記電池パックが、外部の空気を前記ホルダーケースに導入する吸気ダクトと、前記吸気ダクトと前記ホルダーケースにより形成されるバイパス空路と、前記空気を前記ホルダーケースから排出する排気ダクトと、前記ホルダーケースに、前記空気が導入される複数のスリットを具備し、
    前記単電池が4つ集まることにより形成される空間に、断面が十文字形である柱体を配置することを特徴とする電池パック。
  10. 前記断面の十文字形を形成する二方向の長さが異なることを特徴とする請求項9に記載の電池パック。
  11. 前記断面の十文字形を形成する二方向の長さにおいて、前記ホルダーケースへ流入する前記空気の流入方向に対する垂直方向の長さが、流入方向の長さより大きいことを特徴とする請求項10記載の電池パック。
  12. 前記バイパス空路から前記ホルダーケースへ流入する前記空気の流入方向の複数の流路において、前記十文字板を、複数の前記流路に、交互に配置することを特徴とする請求項11記載の電池パック。
  13. 複数個の単電池が、それぞれブスバーを介して接続され、ホルダーケース内に並列に配置された電池パック構造において、
    前記単電池と前記ブスバーを溶接により接続することを特徴とする電池パック。
  14. 前記ブスバーの材質が、銅を含むことを特徴とする請求項13記載の電池パック。
  15. 前記ブスバーは電流の流れる方向に2箇所以上の曲げ部を有することを特徴とする請求項13記載の電池パック。
  16. 前記ブスバーは、前記単電池と溶接され、前記単電池と溶接される部分にくぼみを有することを特徴とする請求項13記載の電池パック。
  17. 前記くぼみが、単電池あたり2個であることを特徴とする請求項13記載の電池パック。
  18. 前記ブスバーの板厚が、0.4〜1.5mmであることを特徴とする請求項13記載の電池パック。
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