JP2008123478A - 仕入業務支援方法及びシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 第1カード仕入情報登録手段41と、優先支払額算出振込指示手段42と、第1カード仕入総額算出手段43と、第2カード売上情報登録手段44と、第2カード売上総額算出手段46と、ネッティング手段48と、第1カード利用限度額情報記憶部51と、第2カード売上第2総額算出手段52と、第2カード平均売上額算出手段53と、掛け目係数設定手段54と、第1カード利用限度額算出手段56と、第1カード利用限度額更新手段58とを備えた仕入業務支援装置40aを用い、可視化できた情報を元に設定された利用限度額の範囲内で販売業者8a,…に対して第1クレジットカードの利用を許容する。これにより、特定販売業者8aの第1カード仕入額を、後に訪れる第2カード売上額で確実に相殺する。
【選択図】 図10
Description
本発明に係る仕入業務支援方法は、
第1クレジット会社とは別の第2クレジット会社の加盟店であり、かつ第1クレジット会社の会員ユーザーであって第1期間で有効な利用限度額の範囲内で前記第1クレジット会社が発行する第1クレジットカードの使用が許可された販売業者が、前記第1クレジットカードを用いた決済によって、前記第1クレジット会社の加盟店であるいずれかの納入業者から商品を仕入れる業務を支援する仕入業務支援装置を利用する仕入業務支援方法であって、
前記第1クレジットカードを用いた決済による前記納入業者の第1クレジットカードによる売上額に関する電子データ(第1カード売上額データ)D1を受信する処理ステップと、
受信した前記第1カード売上額データD1から第1クレジットカードによる第1カード売上額を各納入業者毎に抽出して集計し、この集計した第1カード売上額うち前記第1期間分の第1カード売上額を合算して第1カード売上総額を各納入業者毎に算出する処理ステップと、
算出した各納入業者毎の第1カード売上総額を各納入業者名義の払込口座に入金するよう前記各納入業者毎の第1クレジットカードによる売上総額に関する電子データ(第1カード売上総額データ)D2を金融機関に送信する処理ステップと、
受信した前記第1カード売上額データD1から第1クレジットカードによる第1カード仕入額を各販売業者毎に抽出して集計し、この集計した各販売業者毎の第1クレジットカードによる仕入額に関する電子データ(第1カード仕入額データ)D3を登録する処理ステップと、
登録した前記第1カード仕入額データD3のリストの中から、特定販売業者の第1クレジットカードによる仕入額に関する電子データ(特定第1カード仕入額データ)D4を読み出し、この読み出した特定第1カード仕入額データD4のうち前記第1期間分を合算し、第1クレジットカードによる第1期間分の仕入総額に関する電子データ(第1カード仕入総額データ)D5を算出する処理ステップと、
前記第2クレジット会社が発行した第2クレジットカードを用いた決済による前記販売業者の第2クレジットカードによる売上額に関する電子データ(第2カード売上額データ)D6を毎日受信し、半月単位で登録する処理ステップと、
登録された前記第2カード売上額データD6のリストから特定販売業者の第2クレジットカードによる売上額に関する電子データ(特定第2カード売上額データ)D7を読み出す処理ステップと、
読み出した特定第2カード売上額データD7のうち前記第1期間が終了した直後に訪れる当該第1期間と同一日数の期間である第2期間分の各第2クレジットカードによる売上額を合算して第2クレジットカードによる第2期間分の売上総額に関する電子データ(第2カード売上総額データ)D9を算出する処理ステップと、
算出した前記第1カード仕入総額データD5と、算出した前記第2カード売上総額データD9の差額を算出し、前記特定販売業者への振込残金額または請求金額を確定させ、この確定した振込残金額を特定販売業者名義の払込口座に入金するか、あるいは算出した請求金額を特定販売業者へ請求するよう前記振込残金額に関する電子データ(振込残金額データ)D10または請求金額に関する電子データ(請求金額データ)D11を金融機関に送信する処理ステップとを、備える。この発明は、後述の第1実施形態で具体化される。
販売業者に対して使用が許可される前記第1クレジットカードの利用限度額を、
読み出した特定第2カード売上額データD7のうち前記第1期間の開始前に終了する第3期間内における各単位月毎の各第2クレジットカードによる売上額(特定第2カード単位売上額)D8nを合算して特定販売業者の第2クレジットカードによる第3期間分の売上総額に関する電子データ(第2カード売上第2総額データ)D12を算出する処理ステップと、
算出した前記第2カード売上第2総額データD12に基づいて前記特定販売業者の所定月あたりの第2クレジットカードによる売上平均額に関する電子データ(第2カード売上平均額データ)D13を算出する処理ステップと、
前記特定販売業者の第1クレジットカードによる利用限度額の決定に必要な掛け目係数D14を設定する処理ステップと、
算出した前記第2カード売上平均額データD13に、設定した前記掛け目係数D14を乗じることによって前記第1期間で有効な前記特定販売業者の第1クレジットカードによる利用限度額に関する電子データ(利用限度額データ)D15を算出する処理ステップとを経て設定することが好ましい。この発明は、後述の第3実施形態で具体化される。
第1クレジット会社とは別の第2クレジット会社の加盟店であり、かつ第1クレジット会社の会員ユーザーであって第1期間で有効な利用限度額の範囲内で前記第1クレジット会社が発行する第1クレジットカードの使用が許可された販売業者が、前記第1クレジットカードを用いた決済によって、前記第1クレジット会社の加盟店であるいずれかの納入業者から商品を仕入れる業務を支援する仕入業務支援装置であって、
前記第1クレジットカードを用いた決済による前記納入業者の第1クレジットカードによる売上額に関する電子データ(第1カード売上額データ)D1を受信し、この受信した第1カード売上データD1から第1クレジットカードによる第1カード仕入額を各販売業者毎に抽出して集計し、この集計した各販売業者毎の第1クレジットカードによる仕入額に関する電子データ(第1カード仕入額データ)D3を登録する第1カード仕入情報登録手段と、
受信した前記第1カード売上額データD1から第1クレジットカードによる第1カード売上額を各納入業者毎に抽出して集計し、この集計した第1カード売上額うち前記第1期間分の第1カード売上額を合算して第1カード売上総額を各納入業者毎に算出し、この算出した各納入業者毎の第1カード売上総額を各納入業者名義の払込口座に入金するよう前記各納入業者毎の第1クレジットカードによる売上総額に関する電子データ(第1カード売上総額データ)D2を金融機関に送信する優先支払額算出振込指示手段と、
登録した前記第1カード仕入額データD3のリストの中から、特定販売業者の第1クレジットカードによる仕入額に関する電子データ(特定第1カード仕入額データ)D4を読み出し、この読み出した特定第1カード仕入額データD4のうち前記第1期間分を合算し、第1クレジットカードによる第1期間分の仕入総額に関する電子データ(第1カード仕入総額データ)D5を算出する第1カード仕入総額算出手段と、
前記第2クレジット会社が発行した第2クレジットカードを用いた決済による前記販売業者の第2クレジットカードによる売上額に関する電子データ(第2カード売上額データ)D6を毎日受信し、半月単位で登録する第2カード売上情報登録手段と、
登録した前記第2カード売上額データD6のリストの中から、特定販売業者の第2クレジットカードによる売上額に関する電子データ(特定第2カード売上額データ)D7を読み出し、この読み出した特定第2カード売上額データD7のうち前記第1期間が終了した直後に訪れる当該第1期間と同一日数の期間である第2期間分の各第2クレジットカードによる売上額を合算して第2クレジットカードによる第2期間分の売上総額に関する電子データ(第2カード売上総額データ)D9を算出する第2カード売上総額算出手段と、
算出した前記第1カード仕入総額データD5と、算出した前記第2カード売上総額データD9の差額を算出し、前記特定販売業者への振込残金額または請求金額を確定させ、この確定した振込残金額を特定販売業者名義の払込口座に入金するか、あるいは算出した請求金額を特定販売業者へ請求するよう前記振込残金額に関する電子データ(振込残金額データ)D10または請求金額に関する電子データ(請求金額データ)D11を金融機関に送信するネッティング手段とを、備える。この発明は第1実施形態で具体化される。
販売業者に対して使用が許可される前記第1クレジットカードの利用限度額を設定するために、
複数の前記販売業者の前記第1クレジットカードによる現在の利用限度額に関する電子データ(現在の利用限度額データ)D0を記憶する第1カード利用限度額情報記憶部と、
登録された前記第2カード売上額データD6のリストから特定販売業者の第2クレジットカードによる売上額に関する電子データ(特定第2カード売上額データ)D7を読み出し、この読み出した特定第2カード売上額データD7のうち第1期間の開始前に終了する第3期間内における各単位月毎の各第2クレジットカードによる売上額(特定第2カード単位売上額)D8nを合算して第2クレジットカードによる第3期間分の売上総額に関する電子データ(第2カード売上第2総額データ)D12を算出する第2カード売上第2総額算出手段と、
算出した前記第2カード売上第2総額データD12に基づいて前記特定販売業者の所定月あたりの第2クレジットカードによる売上平均額に関する電子データ(第2カード売上平均額データ)D13を算出する第2カード平均売上額算出手段と、
前記特定販売業者の第1クレジットカードによる現在の利用限度額データD0を変動させる掛け目係数D14を設定する掛け目係数設定手段と、
算出した前記第2カード売上平均額データD13に、設定した前記掛け目係数D14を乗じることによって前記第1期間で有効な前記特定販売業者の第1クレジットカードによる新たな利用限度額に関する電子データ(新たな利用限度額データ)D15を算出する第1カード利用限度額算出手段と、
算出した前記新たな利用限度額データD15に基づいて前記第1カード利用限度額情報記憶部に記憶されている前記特定販売業者の第1クレジットカードによる現在の利用限度額データD0を書き換える第1カード利用限度額更新手段とを、備えることが好ましい。この発明は第3実施形態で具体化される。
本発明に係る利用限度額算出方法は、
第1クレジット会社とは別の第2クレジット会社の加盟店であり、かつ第1クレジット会社の会員ユーザーでもある販売業者が、前記第1クレジット会社の加盟店であるいずれかの納入業者から商品を仕入れる場合のカード決済に用いる前記第1クレジット会社が発行する第1クレジットカードの第1期間で有効な利用限度額を算出する利用限度額算出装置を利用する利用限度額算出方法であって、
前記第2クレジット会社が発行した第2クレジットカードを用いた決済による前記販売業者の第2クレジットカードによる売上額に関する電子データ(第2カード売上額データ)D6を毎日受信し、半月単位で登録する処理ステップと、
登録された前記第2カード売上額データD6のリストから特定販売業者の第2クレジットカードによる売上額に関する電子データ(特定第2カード売上額データ)D7を読み出す処理ステップと、
読み出した特定第2カード売上額データD7のうち前記第1期間の開始前に終了する第3期間内における各単位月毎の各第2クレジットカードによる売上額(特定第2カード単位売上額)D8nを合算して特定販売業者の第2クレジットカードによる第3期間分の売上総額に関する電子データ(第2カード売上第2総額データ)D12を算出する処理ステップと、
算出した前記第2カード売上第2総額データD12に基づいて前記特定販売業者の所定月あたりの第2クレジットカードによる売上平均額に関する電子データ(第2カード売上平均額データ)D13を算出する処理ステップと、
前記特定販売業者の第1クレジットカードによる利用限度額の決定に必要な掛け目係数D14を設定する処理ステップと、
算出した前記第2カード売上平均額データD13に、設定した前記掛け目係数D14を乗じることによって前記第1期間で有効な前記特定販売業者の第1クレジットカードによる利用限度額に関する電子データ(利用限度額データ)D15を算出する処理ステップと、
算出した前記利用限度額データD15を前記特定販売業者の第1クレジットカードによる現在の利用限度額D0として記憶保存する処理ステップとを備える。この発明は、後述の第2実施形態で具体化される。
第1クレジット会社とは別の第2クレジット会社の加盟店であり、かつ第1クレジット会社の会員ユーザーでもある販売業者が、前記第1クレジット会社の加盟店であるいずれかの納入業者から商品を仕入れる場合のカード決済に用いる前記第1クレジット会社が発行する第1クレジットカードの第1期間で有効な利用限度額を算出する利用限度額算出装置であって、
複数の前記販売業者の前記第1クレジットカードによる現在の利用限度額に関する電子データ(現在の利用限度額データ)D0を記憶する第1カード利用限度額情報記憶部と、
前記第2クレジット会社が発行した第2クレジットカードを用いた決済による前記販売業者の第2クレジットカードによる売上額に関する電子データ(第2カード売上額データ)D6を毎日受信し、半月単位で登録する第2カード売上第2情報登録手段と、
登録された前記第2カード売上額データD6のリストから特定販売業者の第2クレジットカードによる売上額に関する電子データ(特定第2カード売上額データ)D7を読み出し、この読み出した特定第2カード売上額データD7のうち第1期間の開始前に終了する第3期間内における各単位月毎の各第2クレジットカードによる売上額(特定第2カード単位売上額)D8nを合算して第2クレジットカードによる第3期間分の売上総額に関する電子データ(第2カード売上第2総額データ)D12を算出する第2カード売上第2総額算出手段と、
算出した前記第2カード売上第2総額データD12に基づいて前記特定販売業者の所定月あたりの第2クレジットカードによる売上平均額に関する電子データ(第2カード売上平均額データ)D13を算出する第2カード平均売上額算出手段と、
前記特定販売業者の第1クレジットカードによる現在の利用限度額データD0を変動させる掛け目係数D14を設定する掛け目係数設定手段と、
算出した前記第2カード売上平均額データD13に、設定した前記掛け目係数D14を乗じることによって前記第1期間で有効な前記特定販売業者の第1クレジットカードによる新たな利用限度額に関する電子データ(新たな利用限度額データ)D15を算出する第1カード利用限度額算出手段と、
算出した前記新たな利用限度額データD15に基づいて前記第1カード利用限度額情報記憶部に記憶されている前記特定販売業者の第1クレジットカードによる現在の利用限度額データD0を書き換える第1カード利用限度額更新手段とを、備える。この発明も第2実施形態で具体化される。
本発明では、第1クレジット会社の加盟店である納入業者の、第1クレジットカードを用いた決済によるカード売上は、イ)第1クレジット会社の会員ユーザーでもある販売業者が、納入業者の実際の店舗に赴いてその場で取引(商品の仕入れ)した場合のものでもよい(第1実施形態参照)。この場合の、前記第1カード売上額データD1の受信は、前記納入業者に設置された第1クレジット決済端末からネットワークを介して行われる。あるいは、ロ)第1クレジット会社の会員ユーザーでもある販売業者が、インターネットヘ接続して任意のウエブサイトの提供する情報を閲覧しかつウエブサイトと情報伝送する機能を具備する端末装置を用い、納入業者がインターネット上に開設する販売サイトにアクセスすることによって取引した場合のものでもよい(第5実施形態参照)。この場合の前記第1カード売上額データD1の受信は、前記納入業者がインターネット上に開設する商品仕入サイトからネットワークを介して行われる。納入業者がインターネット上に開設する販売サイトは、例えば、ワークステーション・サーバ等の情報処理装置によって構成され、WWWサーバ(World Wide Web server)としての機能を有する販売装置によって実現することができる。
本発明では、第2クレジット会社の加盟店でもある販売業者の、第2クレジットカードを用いた決済によるカード売上は、イ)第2クレジット会社の会員ユーザーが、販売業者の実際の店舗に赴いてその場で取引(商品の購入)した場合のものでもよい(第1実施形態参照)。この場合の前記第2カード売上額データD6の受信は、前記販売業者に設置された第2クレジット決済端末からネットワークを介して行われる。あるいは、ロ)第2クレジット会社の会員ユーザーが、インターネットヘ接続して任意のウエブサイトの提供する情報を閲覧しかつウエブサイトと情報伝送する機能を具備する端末装置を用い、販売業者がインターネット上に開設する販売サイトにアクセスすることによって取引した場合のものでもよい(第4実施形態参照)。この場合の前記第2カード売上額データD6の受信は、前記販売業者がインターネット上に開設する販売サイトからネットワークを介して行われる。販売業者がインターネット上に開設する販売サイトは、例えば、ワークステーション・サーバ等の情報処理装置によって構成され、WWWサーバとしての機能を有する販売装置によって実現することができる。
また本発明によれば、上述の仕入業務支援方法を構成する各処理ステップをコンピュータの中央処理装置に順次実行させるプログラムと、このプログラムを格納した記憶媒体も提供される。ここでの「記憶媒体」は、上述した各処理を実行するプログラムをコンピュータ(仕入業務支援装置)にインストールし、そのコンピュータで実行可能な状態にするために用いられるものである。こうした記憶媒体(または記録媒体)としては、例えばフロッピィディスク、CD−ROM、DVDなどのパッケージメデアの他に、プログラムが一時的もしくは永続的に格納される半導体メモリや磁気ディスクなどで実現してもよい。プログラムを記憶媒体に格納する手段としては、ローカルエリアネットワークやインターネットなどの有線通信媒体、あるいはデジタル衛星放送などの無線通信媒体を利用してもよく、ルーターやモデムなどの各種通信インターフェースを介して格納するようにしてもよい。
図1に示すように、本実施形態では、消費者Aが業者Bから商品を購入するとともに、業者Bが業者Cから商品を仕入れる場合を例示し、消費者A−業者B間と、業者B−業者C間との取引(商品の販売・仕入れ)をそれぞれ異なるクレジットカードを使用したカード決済によって行う場合を想定している。
図2に示すように、本実施形態に係る仕入業務支援システム2は、仕入業務支援装置4と、納入業者6aと、販売業者8aと、情報処理センタ17aと、第1クレジット会社12aと、第2クレジット会社10a,10b,10cと、金融機関14aとの間で構成されるシステムである。
本実施形態の仕入業務支援装置4は、第2クレジット会社10a,10b,10cとの間で包括で加盟契約を締結し、かつ各販売業者8a,…と個別に事業加盟契約を締結している仕入業務支援会社4aに設置され運用される。その結果、各販売業者8a,…は各第2クレジット会社10a,10b,10c毎に個別に加盟店契約を締結しなくても、仕入業務支援会社4aと事業加盟契約を締結することで、各第2クレジット会社10a,10b,10cのすべての会員ユーザー11aが、仕入業務支援会社4aと個別に事業加盟契約を締結したすべての販売業者8a,…で第2クレジット会社10a,10b,10cが発行した何れかのカードEを用いたカード決済による取引を行うことができる。仕入業務支援会社4aとの間で包括加盟契約を締結する第2クレジット会社の数は任意であるが、その数が多ければ多いほど本発明は真価を発揮する。
次に、動作を説明する。
図2及び図4に示すように、各納入業者6a,…の店舗で、特定販売業者8aによるカードDを使用したカード決済による取引(商品の仕入)が行なわれると、その売上情報に関する電子データがそれぞれの決済端末6,…からネットワーク16を通じて情報処理センタ17aのサーバ17に送信される(S1)。ここで、各納入業者6a,…は、各納入業者6a,…毎に、複数の第1クレジット会社12a,…分の売上情報に関する電子データを自己の加盟店番号(例えば各納入業者6a,…毎に設定されるIDなど)でまとめて一つのファイルで送信するため、情報処理センタ17aのサーバ17には、複数の納入業者6a,…からそれぞれ個別のファイルが送信されてくる。
(2)受信したデータD1からカードDによる第1カード売上額を各納入業者6a,…毎に抽出して集計する(S6)。この集計した第1カード売上額うち第1期間分の第1カード売上額を合算して第1カード売上総額を各納入業者6a,…毎に算出する(S7)。そして、この算出した各納入業者6a,…毎の第1カード売上総額(好ましくはこの第1カード売上総額から自己の手数料X3を差し引いた金額。以下同じ。なお、ここでの手数料X3は、各第1クレジット会社12a,…に支払った前記手数料X1と比較して、X3>X1とすることが好ましい)を各納入業者6a,…名義の払込口座に入金するよう前記各納入業者6a,…毎の第1カード売上総額に関する電子データ(第1カード売上総額データ)D2をネットワーク18を介して金融機関14aの金融情報処理装置14に送信する(S8)。
図2及び図4に示すように、各販売業者8a,…の店舗で、会員ユーザー11aによるカードEを使用したカード決済による取引(商品の販売)が行なわれると、その売上情報に関する電子データがそれぞれの決済端末8,…からネットワーク16を通じて情報処理センタ17aのサーバ17に送信される(S13)。ここで、各販売業者8a,…は、各販売業者8a,…毎に、複数の第2クレジット会社10a,10b,10c,…分の売上情報に関する電子データを自己の加盟店番号(例えば各販売業者8a,…毎に設定されるIDなど)でまとめて一つのファイルで送信するため、情報処理センタ17aのサーバ17には、複数の販売業者8a,…からそれぞれ個別のファイルが送信されてくる。
仕入業務支援装置4は、次に、S12で算出したデータD5と、S18で算出したデータD9との差額を算出し、前記特定販売業者8aへの振込残金額または請求金額を確定させる(S19)。第2カード売上額は安定する傾向にあるため、S19での操作では、特定販売業者8aへの振込残金額が確定することが通常である。本実施形態では、ここでの振込残金額は(a8−c1)で算出される(図5参照)。
本実施形態の仕入業務支援装置4またはこれを用いた仕入業務支援方法によれば、第1クレジット会社12aの加盟店である各納入業者6a,…が、第1クレジット会社12aの会員でもある特定販売業者8aとの間で行った第1クレジットカード決済による売上額(第1カード売上額データD1)を取り込み、これを所定期間分合算して得られる第1カード売上総額に関し、通常のカード決済よりも早期に、優先的な支払いが受けられるようにしてある。その結果、納入業者6a,…は販売業者8a,…に対して第1クレジットカードを使用して決済して貰うように努力し、この努力が直接、納入業者6a,…の資金繰りに望ましい結果を招く。その一方で、第1クレジット会社12aは、納入業者6a,…による第1クレジットカードでの売上が増大することに伴い、カード手数料による大幅な収入増が見込める。
本実施形態では、例えば上述した第1実施形態などで、販売業者8a,…がカード決済に用いるカードDの利用限度額を適切に算出することができる方法及びこれに用いる装置について説明する。
図6に示すように、本実施形態に係る利用限度額算出システム2aは、利用限度額算出装置40と、販売業者8aと、情報処理センタ17aと、第1クレジット会社12aと、第2クレジット会社10a,10b,10cとの間で構成されるシステムである。
図7に示すように、本実施形態に係る利用限度額算出装置40は、第1カード利用限度額情報記憶部51と、第2カード売上第2情報登録手段44aと、第2カード売上第2総額算出手段52と、第2カード売上第3総額算出手段52aと、第2カード平均売上額算出手段53と、掛け目係数設定手段54と、第1カード利用限度額算出手段56と、第1カード利用限度額更新手段58とを備える。
次に、動作を説明する。
以下では、第3期間が3ヶ月かつ断続的なものである場合を例示し、第1期間として例えば4月前半(4月1日から4月15日まで)分のカードDによる利用限度額を設定する場合を例示する。
図6及び図8に示すように、装置40は、上述のS17a及びS18aを実行して、特定販売業者8aの第3期間内での第2カード売上第2総額データD12を算出する。
図6及び図8に示すように、装置40は、上述のS17a及びS18aを実行して、特定販売業者8aの第3期間内での第2カード売上第2総額データD12を算出するとともに、S17aを実行して読み出されたデータD7のうち第1期間分の第2カード売上第3総額データD12’を算出する(S18b)。
本実施形態の装置40を用いた利用限度額算出方法によれば、第1実施形態と同様に、販売業者8a,…の第2カード売上額データD6をデイリーモニタリングするため、各販売業者8a,…毎の近い将来に必ずや入金されるであろう可処分所得を把握することが可能であり、しかもこの可視化できた情報(データD6,D7など)を元に、特定販売業者8aが使用するカードDの利用限度額(データD15)を設定するため、過剰に利用限度額を設定しすぎることがなくなり、第1クレジット会社12aが不利益を被るおそれも少ない。すなわち逆ザヤ(カードEの売上額<カードDによる仕入額)を生じるおそれが少ない範囲でカードDによる利用限度額を設定するのに役立つ。
本実施形態では、第2実施形態の利用限度額算出装置40を第1実施形態の仕入業務支援装置4に取り込んだ仕入業務支援装置40aについての例である。
図11に示すように、本実施形態に係る仕入業務支援システム2bでは、第2クレジット会社の会員ユーザー11aが、インターネットヘ接続して任意のウエブサイトの提供する情報を閲覧しかつウエブサイトと情報伝送する機能を具備する端末装置11を用い、販売業者8a,…がインターネット上に開設する販売サイト8c,…にアクセスすることによって、販売業者8a,…と取引(商品の購入)する場合を想定している点が、第1実施形態の仕入業務支援システム2(図2参照)と異なる点であり、他は同様の構成を採用してある。この場合の、前記第2カード売上情報登録手段42(図3参照)における前記第2カード売上額データD6の受信は、販売業者8a,…がインターネット上に開設する販売サイト8cからネットワーク16を介して送信される情報処理センタ17aのサーバ17からネットワーク16を介して行われる。販売サイト8cは、例えば、ワークステーション・サーバ等の情報処理装置によって構成され、WWWサーバとしての機能を有する販売装置8bによって実現することができる。このようなシステムによっても第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
図12に示すように、本実施形態に係る仕入業務支援システム2cでは、納入業者6a及び販売業者8aを含む複数企業が取引を行うために参加するインターネットによってリンクされた企業間取引サイト13を介して、販売業者8aが納入業者6aから商品の仕入を行う場合を想定している点が、第1実施形態の仕入業務支援システム2(図2参照)と異なる点であり、他は同様の構成を採用してある。この場合の、前記第1カード仕入情報登録手段41(図3参照)における前記第1カード売上額データD1の受信は、前記納入業者6aがインターネット上に開設する商品仕入サイト(図示省略)からネットワーク16を介して送信される情報処理センタ17aのサーバ17からネットワーク16を介して行われる。納入業者6aがインターネット上に開設する商品仕入サイトは、例えば、ワークステーション・サーバ等の情報処理装置によって構成され、WWWサーバとしての機能を有する販売装置(図示省略)によって実現することができる。このようなシステムによっても第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
2a… 利用限度額算出システム
4,40a… 仕入業務支援装置
40… 利用限度額算出置
4a… 仕入業務支援会社
6… 第1クレジット決済端末
6a… 納入業者(売手)
8… 第2クレジット決済端末
8a… 販売業者(買手)
8b… 端末装置
8c… 販売サイト
10… 第2ホスト装置
10a,10b,10c… 第2クレジット会社
11… 端末装置
11a… 第2クレジット会社の会員ユーザー
12… 第1ホスト装置
12a…第1クレジット会社
13… 企業間取引サイト
14… 金融情報処理装置
14a… 金融機関
17… サーバ
17a… 情報処理センター
16,16a,18… ネットワーク
Claims (8)
- 第1クレジット会社とは別の第2クレジット会社の加盟店であり、かつ第1クレジット会社の会員ユーザーであって第1期間で有効な利用限度額の範囲内で前記第1クレジット会社が発行する第1クレジットカードの使用が許可された販売業者が、前記第1クレジットカードを用いた決済によって、前記第1クレジット会社の加盟店であるいずれかの納入業者から商品を仕入れる業務を支援する仕入業務支援装置を利用する仕入業務支援方法であって、
前記第1クレジットカードを用いた決済による前記納入業者の第1カード売上額データD1を受信する処理ステップと、
受信した前記第1カード売上額データD1から第1クレジットカードによる第1カード売上額を各納入業者毎に抽出して集計し、この集計した第1カード売上額うち前記第1期間分の第1カード売上額を合算して第1カード売上総額を各納入業者毎に算出する処理ステップと、
算出した各納入業者毎の第1カード売上総額を各納入業者名義の払込口座に入金するよう前記各納入業者毎の第1カード売上総額データD2を金融機関に送信する処理ステップと、
受信した前記第1カード売上額データD1から第1クレジットカードによる第1カード仕入額を各販売業者毎に抽出して集計し、この集計した各販売業者毎の第1カード仕入額データD3を登録する処理ステップと、
登録した前記第1カード仕入額データD3のリストの中から、特定販売業者の特定第1カード仕入額データD4を読み出し、この読み出した特定第1カード仕入額データD4のうち前記第1期間分を合算し、第1カード仕入総額データD5を算出する処理ステップと、
前記第2クレジット会社が発行した第2クレジットカードを用いた決済による前記販売業者の第2カード売上額データD6を毎日受信し、半月単位で登録する処理ステップと、
登録された前記第2カード売上額データD6のリストから特定販売業者の特定第2カード売上額データD7を読み出す処理ステップと、
読み出した特定第2カード売上額データD7のうち前記第1期間が終了した直後に訪れる当該第1期間と同一日数の期間である第2期間分を合算して第2カード売上総額データD9を算出する処理ステップと、
算出した前記第1カード仕入総額データD5と、算出した前記第2カード売上総額データD9の差額を算出し、前記特定販売業者への振込残金額または請求金額を確定させ、この確定した振込残金額を特定販売業者名義の払込口座に入金するか、あるいは算出した請求金額を特定販売業者へ請求するよう振込残金額データD10または請求金額データD11を金融機関に送信する処理ステップとを、備えた仕入業務支援方法。 - 販売業者に対して使用が許可される前記第1クレジットカードの利用限度額を、
読み出した特定第2カード売上額データD7のうち前記第1期間の開始前に終了する第3期間内における各単位月毎の各特定第2カード単位売上額D8nを合算して特定販売業者の第2カード売上第2総額データD12を算出する処理ステップと、
算出した前記第2カード売上第2総額データD12に基づいて前記特定販売業者の所定月あたりの第2カード売上平均額データD13を算出する処理ステップと、
前記特定販売業者の第1クレジットカードによる利用限度額の決定に必要な掛け目係数D14を設定する処理ステップと、
算出した前記第2カード売上平均額データD13に、設定した前記掛け目係数D14を乗じることによって前記第1期間で有効な前記特定販売業者の第1クレジットカードによる利用限度額データD15を算出する処理ステップとを経て設定する、請求項1に記載の仕入業務支援方法。 - 読み出した特定第2カード売上額データD7のうち前記第1期間分を合算して第2カード売上第3総額データD12’を算出する処理ステップをさらに備え、
算出した第2カード売上第3総額データD12’と、前記第1カード仕入総額データD5とを対比し、D12’<D5の場合には前記掛け目係数D14を減少させ、D12’>D5の場合には前記掛け目係数D14を少なくとも現状維持させる、請求項2に記載の仕入業務支援方法。 - 第1クレジット会社とは別の第2クレジット会社の加盟店であり、かつ第1クレジット会社の会員ユーザーであって第1期間で有効な利用限度額の範囲内で前記第1クレジット会社が発行する第1クレジットカードの使用が許可された販売業者が、前記第1クレジットカードを用いた決済によって、前記第1クレジット会社の加盟店であるいずれかの納入業者から商品を仕入れる業務を支援する仕入業務支援装置であって、
前記第1クレジットカードを用いた決済による前記納入業者の第1カード売上額データD1を受信し、この受信した第1カード売上データD1から第1クレジットカードによる第1カード仕入額を各販売業者毎に抽出して集計し、この集計した各販売業者毎の第1カード仕入額データD3を登録する第1カード仕入情報登録手段と、
受信した前記第1カード売上額データD1から第1クレジットカードによる第1カード売上額を各納入業者毎に抽出して集計し、この集計した第1カード売上額うち前記第1期間分の第1カード売上額を合算して第1カード売上総額を各納入業者毎に算出し、この算出した各納入業者毎の第1カード売上総額を各納入業者名義の払込口座に入金するよう前記各納入業者毎の第1カード売上総額データD2を金融機関に送信する優先支払額算出振込指示手段と、
登録した前記第1カード仕入額データD3のリストの中から、特定販売業者の特定第1カード仕入額データD4を読み出し、この読み出した特定第1カード仕入額データD4のうち前記第1期間分を合算し、第1カード仕入総額データD5を算出する第1カード仕入総額算出手段と、
前記第2クレジット会社が発行した第2クレジットカードを用いた決済による前記販売業者の第2カード売上額データD6を毎日受信し、半月単位で登録する第2カード売上情報登録手段と、
登録した前記第2カード売上額データD6のリストの中から、特定販売業者の特定第2カード売上額データD7を読み出し、この読み出した特定第2カード売上額データD7のうち前記第1期間が終了した直後に訪れる当該第1期間と同一日数の期間である第2期間分を合算して第2カード売上総額データD9を算出する第2カード売上総額算出手段と、
算出した前記第1カード仕入総額データD5と、算出した前記第2カード売上総額データD9の差額を算出し、前記特定販売業者への振込残金額または請求金額を確定させ、この確定した振込残金額を特定販売業者名義の払込口座に入金するか、あるいは算出した請求金額を特定販売業者へ請求するよう振込残金額データD10または請求金額データD11を金融機関に送信するネッティング手段とを、備えた仕入業務支援装置。 - 販売業者に対して使用が許可される前記第1クレジットカードの利用限度額を設定するために、
複数の前記販売業者の前記第1クレジットカードによる現在の利用限度額データD0を記憶する第1カード利用限度額情報記憶部と、
登録された前記第2カード売上額データD6のリストから特定販売業者の特定第2カード売上額データD7を読み出し、この読み出した特定第2カード売上額データD7のうち前記第1期間の開始前に終了する第3期間内における各単位月毎の各特定第2カード単位売上額D8nを合算して第2カード売上第2総額データD12を算出する第2カード売上第2総額算出手段と、
算出した前記第2カード売上第2総額データD12に基づいて前記特定販売業者の所定月あたりの第2カード売上平均額データD13を算出する第2カード平均売上額算出手段と、
前記特定販売業者の第1クレジットカードによる現在の利用限度額データD0を変動させる掛け目係数D14を設定する掛け目係数設定手段と、
算出した前記第2カード売上平均額データD13に、設定した前記掛け目係数D14を乗じることによって前記第1期間で有効な前記特定販売業者の第1クレジットカードによる新たな利用限度額データD15を算出する第1カード利用限度額算出手段と、
算出した前記新たな利用限度額データD15に基づいて前記第1カード利用限度額情報記憶部に記憶されている前記特定販売業者の第1クレジットカードによる現在の利用限度額データD0を書き換える第1カード利用限度額更新手段とを、さらに備えた、請求項4に記載の仕入業務支援装置。 - 登録された前記第2カード売上額データD6のリストから特定販売業者の特定第2カード売上額データD7を読み出し、この読み出した特定第2カード売上額データD7のうち前記第1期間分の第2カード売上第3総額データD12’を算出する第2カード売上第3総額算出手段をさらに備え、
前記掛け目係数設定手段は、前記第2カード売上第3総額算出手段で算出した第2カード売上第3総額データD12’と、前記第1カード仕入総額算出手段で算出した第1カード仕入総額データD5とを対比し、D12’<D5の場合には前記掛け目係数D14を減少させ、D12’>D5の場合には前記掛け目係数D14を少なくとも現状維持させる、請求項5に記載の仕入業務支援装置。 - 第1クレジット会社とは別の第2クレジット会社の加盟店であり、かつ第1クレジット会社の会員ユーザーでもある販売業者が、前記第1クレジット会社の加盟店であるいずれかの納入業者から商品を仕入れる場合のカード決済に用いる前記第1クレジット会社が発行する第1クレジットカードの第1期間で有効な利用限度額を算出する利用限度額算出装置を利用する利用限度額算出方法であって、
前記第2クレジット会社が発行した第2クレジットカードを用いた決済による前記販売業者の第2カード売上額データD6を毎日受信し、半月単位で登録する処理ステップと、
登録された前記第2カード売上額データD6のリストから特定販売業者の特定第2カード売上額データD7を読み出す処理ステップと、
読み出した特定第2カード売上額データD7のうち前記第1期間の開始前に終了する第3期間内における各単位月毎の各特定第2カード単位売上額D8nを合算して特定販売業者の第2カード売上第2総額データD12を算出する処理ステップと、
算出した前記第2カード売上第2総額データD12に基づいて前記特定販売業者の所定月あたりの第2カード売上平均額データD13を算出する処理ステップと、
前記特定販売業者の第1クレジットカードによる利用限度額の決定に必要な掛け目係数D14を設定する処理ステップと、
算出した前記第2カード売上平均額データD13に、設定した前記掛け目係数D14を乗じることによって前記第1期間で有効な前記特定販売業者の第1クレジットカードによる利用限度額データD15を算出する処理ステップと、
算出した前記利用限度額データD15を前記特定販売業者の第1クレジットカードによる現在の利用限度額D0として記憶保存する処理ステップとを、備えた利用限度額算出方法。 - 第1クレジット会社とは別の第2クレジット会社の加盟店であり、かつ第1クレジット会社の会員ユーザーでもある販売業者が、前記第1クレジット会社の加盟店であるいずれかの納入業者から商品を仕入れる場合のカード決済に用いる前記第1クレジット会社が発行する第1クレジットカードの第1期間で有効な利用限度額を算出する利用限度額算出装置であって、
複数の前記販売業者の前記第1クレジットカードによる現在の利用限度額データD0を記憶する第1カード利用限度額情報記憶部と、
前記第2クレジット会社が発行した第2クレジットカードを用いた決済による前記販売業者の第2カード売上額データD6を毎日受信し、半月単位で登録する第2カード売上第2情報登録手段と、
登録された前記第2カード売上額データD6のリストから特定販売業者の特定第2カード売上額データD7を読み出し、この読み出した特定第2カード売上額データD7のうち第1期間の開始前に終了する第3期間内における各単位月毎の各特定第2カード単位売上額D8nを合算して第2カード売上第2総額データD12を算出する第2カード売上第2総額算出手段と、
算出した前記第2カード売上第2総額データD12に基づいて前記特定販売業者の所定月あたりの第2カード売上平均額データD13を算出する第2カード平均売上額算出手段と、
前記特定販売業者の第1クレジットカードによる現在の利用限度額データD0を変動させる掛け目係数D14を設定する掛け目係数設定手段と、
算出した前記第2カード売上平均額データD13に、設定した前記掛け目係数D14を乗じることによって前記第1期間で有効な前記特定販売業者の第1クレジットカードによる新たな利用限度額データD15を算出する第1カード利用限度額算出手段と、
算出した前記新たな利用限度額データD15に基づいて前記第1カード利用限度額情報記憶部に記憶されている前記特定販売業者の第1クレジットカードによる現在の利用限度額データD0を書き換える第1カード利用限度額更新手段とを、備えた利用限度額算出装置。
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