JP2008122462A - 画像形成装置及び画像形成装置の初期化プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】トナー定着のためのヒータを備えた画像形成装置において、電源を投入してから画像形成可能になるまでの時間を短縮する。
【解決手段】電源投入後、ROMに記憶されている初期化プログラムが実行される。この初期化プログラムには、以下の手順が記述されている。(1)最初に、ヒータ(ハロゲンランプ)により加熱される部材であるヒートローラの温度をサーミスタによって検出し、検出値が所定温度以下であった場合はハロゲンランプを駆動する(S101〜S103)。(2)次に、ROMからRAMへ制御プログラムをコピーする(S104)。(3)コピー完了後、ヒータを停止する(S105)。(4)その後、RAMに読み込まれた前記制御プログラムを実行する(S106)。
【選択図】図3

Description

本発明は、トナーを熱定着するためのヒータを備える画像形成装置、及びその初期化プログラムに関する。
特許文献1が開示する画像形成装置としての複写システムは、定着部を有するプリンタ部を備えるとともに、ROM及びRAMを備える。そして、電源がONされると、ROM上で制御プログラムのロードプログラムが起動されて、VGA制御プログラムや、LED表示制御プログラム等の各種制御プログラムをROMからRAMへロードして起動し、最終的に画像形成可能な状態になる。
特開平8−292892号公報
一般的に、画像形成装置において、定着部のヒータが駆動されてからトナー定着に必要な温度まで上昇するには相当の時間を要する。この点、上記特許文献1の構成では、ロードプログラムによって定着器の制御プログラムがROMからRAMに読み込まれて起動されるまでは、定着部のヒータを駆動することができない。従って、電源投入からプリント可能な状態になるまでの時間が長くかかってしまい、利便性の観点から改善の余地が残されていた。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、トナー定着のためのヒータを備えた画像形成装置において、電源を投入してから画像形成可能になるまでの時間を短縮することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の観点によれば、記録媒体にトナーを定着させるためのヒータを備える画像形成装置の以下の構成が提供される。即ち、初期化プログラム及び制御プログラムを記憶する第1メモリと、前記制御プログラムが読み込まれる第2メモリと、を備える。前記第1メモリに記憶されている前記初期化プログラムは、前記制御プログラムを前記第1メモリから前記第2メモリにコピーする前に、前記ヒータを駆動可能に構成されている。
この構成により、第1メモリから第2メモリへの制御プログラムのコピー処理の間に、ヒータ(及び、ヒータにより加熱される部材)をある程度昇温させておくことができる。従って、制御プログラムの実行開始後に、ヒータ温度をトナー定着に適した温度に短時間で到達させることができる。この結果、電源投入後に画像形成を素早く開始することができ、画像形成装置の利便性が向上する。
前記の画像形成装置においては、以下のように構成することが好ましい。即ち、前記ヒータ又は当該ヒータにより加熱される部材の温度を検出する温度センサを備える。前記初期化プログラムは、前記制御プログラムを前記第1メモリから前記第2メモリにコピーする前に前記温度センサの検出値を調べ、この検出値が所定温度以下である場合にのみ前記ヒータを駆動する。
この構成により、電源投入時においてヒータ(又はヒータにより加熱される部材)が既に十分昇温しているときは、制御プログラムのコピー処理中にヒータが駆動されないので、ヒータの過大な温度上昇を回避できる。
前記の画像形成装置においては、前記初期化プログラムは、前記制御プログラムを前記第1メモリから前記第2メモリにコピーした後、前記ヒータが駆動されている場合には前記ヒータを停止することが好ましい。
この構成により、制御プログラムが実行時に暴走する等の不測の事態になっても、ヒータは制御プログラムの実行開始時点で停止されていることが確保されるので、ヒータの過大な温度上昇を確実に防止することができる。
前記の画像形成装置においては、前記第1メモリは不揮発性メモリであり、前記第2メモリは揮発性メモリであることが好ましい。
この構成により、第1メモリに初期化プログラム及び制御プログラムを安定的に記憶できるとともに、第2メモリには安価な揮発性メモリを使用してコストを低減することができる。
本発明の第2の観点によれば、記録媒体にトナーを定着させるためのヒータを備えた画像形成装置のメモリに記憶させる初期化プログラムであって、前記ヒータを駆動する第1ステップと、前記メモリに記憶されている制御プログラムを別のメモリにコピーする第2ステップと、を含み、前記第1ステップは前記第2ステップの前に行われる初期化プログラムが提供される。
これにより、前記メモリから別のメモリへの制御プログラムのコピー処理の間に、ヒータ(及び、ヒータにより加熱される部材)をある程度昇温させておくことができる。従って、制御プログラムの実行開始後にヒータをトナー定着に適した温度に短時間で到達させることができるので、電源投入後に画像形成を素早く開始することができ、画像形成装置の利便性が向上する。
前記の画像形成装置の初期化プログラムにおいては、前記ヒータ又は当該ヒータにより加熱される部材の温度を検出し、検出温度が所定温度以下である場合にのみ前記第1ステップを実行することが好ましい。
これにより、電源投入時においてヒータ(又はヒータにより加熱される部材)が既に十分昇温しているときは、制御プログラムのコピー処理中にヒータが駆動されないので、ヒータの過大な温度上昇を回避できる。
前記の画像形成装置の初期化プログラムにおいては、前記ヒータを停止する第3ステップを含み、この第3ステップは前記第2ステップの後に行われることが好ましい。
これにより、制御プログラムが実行時に暴走する等の不測の事態になっても、ヒータは制御プログラムの実行開始時点で停止されていることが確保されるので、ヒータの過大な温度上昇を確実に防止することができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係るコピーファクシミリ複合機の本体内部の様子を示す正面断面図である。図2は定着装置のハロゲンランプ制御のための電気的構成を示すブロック図、図3はROMに記憶される初期化プログラムのフローチャート図である。
図1に示すように、画像形成装置としてのコピーファクシミリ複合機75は、フラットベッドスキャナ及びオートドキュメントフィードスキャナとして機能する画像読取部76と、記録媒体としての用紙に画像を形成する画像形成部11等を内蔵した本体78と、前記用紙を順次供給する給紙カセット79と、を備えている。この本体78は、通信回線を介して画像データを伝送するための図略の送受信部等を備える。
画像読取部76は、プラテンガラスを備える原稿台82と、前記プラテンガラスに読取原稿を押圧するための原稿台カバー83を備えている。また、この原稿台カバー83には、自動原稿供給装置(オートドキュメントフィーダ、ADF)84が配設されている。
このADF84は、原稿台カバー83の上部に設けられた原稿トレイ85と、この原稿トレイの下方に設けられた排出トレイ86と、を備える。また、原稿台カバー83の内部には原稿搬送経路87が構成されており、前記原稿トレイ85上の原稿を原稿搬送経路87に沿って搬送しつつ、スキャナユニット90で走査して内容を読み取り、排出トレイ86へ排出するように構成されている。また、フラットベッドスキャナとして使用する場合は、前記プラテンガラスに載置された読取原稿を、前記スキャナユニット90が移動しながら走査し、その内容を読み取るように構成されている。
次に、画像形成のための構成を説明する。図1に示すように、本体78の下部には、用紙100を供給する給紙カセット79が備えられる。給紙カセット79の上方には、画像形成部11、定着装置51、及び排紙トレイ80が備えられている。
本体78の内部には、給紙カセット79から排紙トレイ80へ用紙100を搬送するための搬送路24が形成されている。この搬送路24は、給紙カセット79の一端側から上方に向かって延びた後、水平方向に湾曲して画像形成部11に至り、更に水平方向へ延びて定着装置51を通過した後、排紙トレイ80上に至るように構成されている。
給紙カセット79の上方には給紙ローラ21が配置されており、給紙カセット79内に積層された最上層の用紙100に前記給紙ローラ21が接触するように構成されている。この状態で給紙ローラ21が駆動されることで、最上層の用紙100が分離されてピックアップされ、前記搬送路24に向けて送り出される。その後、用紙100は、搬送路24内を画像形成部11へ向けて搬送ローラ22,23等により搬送される。
画像形成部11は、図1に示すように、感光ドラム12の周囲に、帯電器13と、露光器14と、現像器15と、転写ローラ16と、を配置した構成になっている。
感光ドラム12は、表面に有機感光体による光導電膜が形成されるとともに、図示しない電動モータによって回転駆動されるように構成されている。そして、感光ドラム12の表面は、帯電器13によって均一に帯電された後、露光器14によって静電潜像が形成され、この静電潜像は現像器15によってトナー現像される。こうして感光ドラム12の表面に形成されたトナー像は、転写ローラ16の部分で用紙100に転写される。トナー像が転写された用紙100は、感光ドラム12の回転によって、搬送路24の下流側の定着装置51へ送られる。
定着装置51は、熱源(ヒータ)としてのハロゲンランプ54を内蔵するとともに回転駆動されるヒートローラ52と、このヒートローラ52に対向して配置されるプレスローラ53と、を備えている。この構成で、用紙100がヒートローラ52とプレスローラ53との間を通過すると、高温のヒートローラ52の熱及びプレスローラ53による圧力によって、トナー像のトナーが融解して用紙100に定着する。定着後の用紙100は、排紙ローラ25によって前記排紙トレイ80上に排出される。
なお、定着装置51はサーミスタ(温度センサ)55を備えており、ハロゲンランプ54により加熱される前記ヒートローラ52の温度を検出可能に構成されている。そして、後述する制御部は、このサーミスタ55の検出温度に基づいて前記ハロゲンランプ54を制御し、ヒートローラ52がトナー定着に適切な温度となるように制御する。
次に、本実施形態のコピーファクシミリ複合機75の電気的構成を説明する。図2に示すように、コピーファクシミリ複合機75は制御部65を備え、この制御部65は、演算手段としてのCPU61と、記憶手段としてのROM(読出専用メモリ、不揮発性メモリ、第1メモリ)62と、同じく記憶手段としてのRAM(読出/書込メモリ、揮発性メモリ、第2メモリ)63と、を備えている。前記ROM62には、電源投入時に最初に実行される初期化プログラムP1と、その後に実行される制御プログラムP2と、が予め記憶されている。
この制御部65には、前記定着装置51のヒートローラ52の温度を検出するサーミスタ55が接続され、その検出温度の情報を制御部65へ送信できるよう構成されている。また、制御部65は前記ハロゲンランプ54に接続されており、そのON/OFFを制御できるように構成されている。
次に、電源投入直後にROM62上で実行される前記初期化プログラムP1について、図3のフローチャートを参照しながら説明する。この初期化プログラムP1が実行されると、最初にメモリチェック等の各種初期化処理を行った後、前記ヒートローラ52の温度をサーミスタ55により検出する(S101)。そして、この検出温度と所定の基準温度とを比較する(S102)。
サーミスタ55の検出温度が基準温度以下だった場合は、ハロゲンランプ54をONしてヒートローラ52を昇温させる(S103)。一方、検出温度が基準温度を上回るときは、上記S103の処理は行われない。
その後、ROM62に記憶されている制御プログラムP2をRAM63へコピーする(S104)。次に、ハロゲンランプ54をいったんOFFした後(S105)、S104の処理でRAM63に読み込まれた制御プログラムP2を実行し、当該制御プログラムP2によるハロゲンランプ54の制御を開始させて(S106)、初期化プログラムP1を終了する。この初期化プログラムP1の終了後は、ヒートローラ52は制御プログラムP2によって適切な温度に制御される。
なお、前述の制御プログラムP2は、ヒートローラ52の温度制御のためのプログラムのほか、印刷時の画像形成部11の制御プログラムや、各種ローラの駆動制御プログラム等を含むものであるため、プログラムサイズが大きくなっており、S104のROM62からRAM63へのコピー処理に相当の時間を要する。
しかしながら本実施形態では、初期化プログラムP1において、ハロゲンランプ54をONして昇温を開始した後に上記コピー処理を行うことが可能であるので(S103,S104)、時間の掛かるコピー処理中にヒートローラ52の加熱を並行して行うことができる。従って、予めヒートローラ52がある程度昇温された状態で制御プログラムP2の実行が開始されるので、当該制御プログラムP2において、ヒートローラ52を短時間で目標温度まで到達させることができる。この結果、電源投入直後のウォームアップタイムを短縮できるので、装置の電源をONしてすぐに利用したいユーザのニーズに的確に応えることができる。
また、前記初期化プログラムP1では、最初にヒートローラ52の温度をサーミスタ55により調べ、この検出温度が所定温度(基準温度)以下であるときのみヒートローラ52をONする処理を行う(S101〜S103)。従って、電源を切った直後に再投入した場合等、ヒートローラ52が既に十分昇温して前記基準温度を上回っているときは、S104のコピー処理中にハロゲンランプ54による加熱が行われないので、ヒートローラ52の過熱を回避することができる。
更に、前記初期化プログラムP1では、制御プログラムP2を起動する前にハロゲンランプ54をいったんOFFする制御を行う(S105)。これにより、制御プログラムP2の実行が開始される時点でハロゲンランプ54がOFFになっていることが確保されるので、例えば制御プログラムP2が実行時に暴走した場合でも、ヒートローラ52の過昇温を防止することができる。
以上に示すように、本実施形態のコピーファクシミリ複合機75は、用紙100にトナーを定着させるためのハロゲンランプ54を備える。また、コピーファクシミリ複合機75の制御部65は、初期化プログラムP1及び制御プログラムP2を記憶するROM62と、前記制御プログラムP2を読み込むためのRAM63と、を備える。そして、前記ROM62に記憶されている初期化プログラムP1は、前記制御プログラムP2をROM62からRAM63にコピーする前に前記ハロゲンランプ54をONできるように構成されている。言い換えれば、ハロゲンランプ54をONするステップ(S103)が、ROMからRAMに制御プログラムP2をコピーするステップ(S104)の前に行われる。
これにより、ROM62からRAM63への制御プログラムP2のコピー処理の間に、ハロゲンランプ54及びヒートローラ52をある程度昇温させておくことができる。従って、制御プログラムP2の実行開始後に、ヒートローラ52を印刷に適した温度に素早く到達させることができるので、電源投入後にコピー等を素早く開始することができる。
また、本実施形態のコピーファクシミリ複合機75は、前記ヒートローラ52の温度を検出するサーミスタ55を備える。そして、コピーファクシミリ複合機75において前記初期化プログラムP1が実行されると、前記制御プログラムP2をROM62からRAM63にコピーする前にサーミスタ55の検出温度を調べ、この検出温度が基準温度以下である場合にのみ前記ハロゲンランプ54がONされる。言い換えれば、前記初期化プログラムP1においては、ヒートローラ52の温度を検出し、その検出温度が所定温度以下である場合にのみ、ハロゲンランプ54をONするステップ(S103)が行われる。
これにより、電源投入時においてヒートローラ52が既に十分昇温して基準温度を上回っているときは、制御プログラムP2のコピー処理中にハロゲンランプ54による加熱が行われないので、ヒートローラ52の過熱を回避することができる。
また、コピーファクシミリ複合機75において初期化プログラムP1が実行されると、前記制御プログラムP2がROM62からRAM63へコピーされた後、ハロゲンランプ54がONの場合はOFFされる。言い換えれば、前記初期化プログラムP1においては、前記ハロゲンランプ54をOFFするステップ(S106)が、制御プログラムP2をROM62からRAM63へコピーするステップ(S105)の後に行われる。
これにより、制御プログラムP2が実行時に暴走する等の不測の事態になっても、ハロゲンランプ54は制御プログラムP2の実行開始時点でOFFになっていることが確保されているので、ヒートローラ52の過昇温を確実に防止することができる。
また、本実施形態において、初期化プログラムP1及び制御プログラムP2を記憶するメモリとしてROM(不揮発性メモリ)62が使用され、前記制御プログラムP2をコピーするメモリとしてRAM(揮発性メモリ)が使用されている。
これにより、ROM62に初期化プログラムP1及び制御プログラムP2を安定的に記憶できるとともに、コピー先のメモリとしては安価なRAM63を使用してコストを低減することができる。
以上に本発明の実施形態を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
ヒートローラ52の表面温度を検出するサーミスタ55に代えて、ヒートローラ52内部のハロゲンランプ54自体の温度を検出する適宜の温度センサを設ける構成に変更することができる。また、前述のROM62を、例えばEEPROM等の不揮発性メモリに変更することができる。更には、RAM63を、短時間の電源断では記憶内容を保持できるメモリや、内容の書換可能な不揮発性メモリ等に変更することができる。
定着装置51のヒートローラ52を加熱するヒータとしては、ハロゲンランプ54に限定されず、キセノンフラッシュランプ等、他の構成のヒータに変更することができる。
上記実施形態の構成は、コピーファクシミリ複合機に限らず、コピー、ファクシミリ、プリンタ等、様々な電子写真式の画像形成装置に適用することができる。
本発明の一実施形態に係るコピーファクシミリ複合機の全体的な構成を示した正面断面図。 定着装置のハロゲンランプ制御のための電気的構成を示すブロック図。 ROMに記憶される初期化プログラムのフローチャート図。
符号の説明
51 定着装置
52 ヒートローラ(ヒータにより加熱される部材)
54 ハロゲンランプ(ヒータ)
55 サーミスタ
62 ROM(不揮発性メモリ、第1メモリ)
63 RAM(揮発性メモリ、第2メモリ)
75 コピーファクシミリ複合機(画像形成装置)
100 用紙(記録媒体)
P1 初期化プログラム
P2 制御プログラム

Claims (7)

  1. 記録媒体にトナーを定着させるためのヒータを備えた画像形成装置において、
    初期化プログラム及び制御プログラムを記憶する第1メモリと、前記制御プログラムを読み込むための第2メモリと、を備え、
    前記第1メモリに記憶されている前記初期化プログラムは、前記制御プログラムを前記第1メモリから前記第2メモリにコピーする前に、前記ヒータを駆動可能に構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記ヒータ又は当該ヒータにより加熱される部材の温度を検出する温度センサを備え、
    前記初期化プログラムは、前記制御プログラムを前記第1メモリから前記第2メモリにコピーする前に前記温度センサの検出値を調べ、この検出値が所定温度以下である場合にのみ前記ヒータを駆動することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像形成装置であって、
    前記初期化プログラムは、前記制御プログラムを前記第1メモリから前記第2メモリにコピーした後、前記ヒータが駆動されている場合には前記ヒータを停止することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1から3までの何れか一項に記載の画像形成装置であって、前記第1メモリは不揮発性メモリであり、前記第2メモリは揮発性メモリであることを特徴とする画像形成装置。
  5. 記録媒体にトナーを定着させるためのヒータを備えた画像形成装置のメモリに記憶させる初期化プログラムであって、
    前記ヒータを駆動する第1ステップと、
    前記メモリに記憶されている制御プログラムを別のメモリにコピーする第2ステップと、
    を含み、
    前記第1ステップは前記第2ステップの前に行われることを特徴とする画像形成装置の初期化プログラム。
  6. 請求項5に記載の画像形成装置の初期化プログラムであって、
    前記ヒータ又は当該ヒータにより加熱される部材の温度を検出し、検出温度が所定温度以下である場合にのみ前記第1ステップを実行することを特徴とする画像形成装置の初期化プログラム。
  7. 請求項5又は6に記載の画像形成装置の初期化プログラムであって、
    前記ヒータを停止する第3ステップを含み、この第3ステップは前記第2ステップの後に行われることを特徴とする画像形成装置の初期化プログラム。
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