JP2008121764A - アイドラプーリ用軸受 - Google Patents

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    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/72Sealings
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    • F16C33/78Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
    • F16C33/784Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted to a groove in the inner surface of the outer race and extending toward the inner race
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Abstract

【課題】高温での焼付き寿命が良好で、且つ流動性の良いグリースを使用できる、低コスト且つ長寿命なアイドラプーリ用軸受を提供する。
【解決手段】外周面に巻き掛けられたベルトに所望の張力を付与するプーリ部材2に取り付け可能なアイドラプーリ用軸受10では、シール部材15を構成する弾性材22は、内輪12の両端部外周面に形成されたシール溝12bの内側壁面12cに軸方向に締め代を持って摺接する主リップ23と、主リップ23より径方向外方に設けられてシール溝12bの内側壁面12c及び内輪12の外周面12dにそれぞれ近接させてラビリンスシールを形成する2つの副リップ24,25を有する。玉13が配置される空間内には、40℃において基油の動粘度が30〜60mm/secのウレア−合成油系グリースが封入される。
【選択図】図2

Description

本発明は、アイドラプーリ用軸受に関し、より詳細には、自動車用エンジンの補機或はカムシャフトを駆動するためのベルト或はタイミングベルト(以下、単に「ベルト」とする。)に、所望の張力を付与するためのアイドラプーリに組み込まれるアイドラプーリ用軸受に関する。
例えば、オルタネータ等の自動車用補機は、エンジンを駆動源とし、エンジンのクランク軸に固定された駆動プーリ、自動車用補機の回転軸に固定された従動プーリ、及びアイドラプーリにベルトが巻き掛けられて駆動される。アイドラプーリは、支持軸に転がり軸受を介して支持されており、ベルトに所望の張力を付与しながらベルトと共に回転する。
また、自動車は近年の小型軽量化や居住空間拡大等の要望により、自動車用補機の小型軽量化、高速化がより一層進められており、それに伴ってアイドラプーリも小型化、高速化することになる。更に、静粛性向上の要望によりエンジンルームの密閉化が進み、エンジンルーム内の高温化が促進されるため、アイドラプーリも高温で使用される。加えて、これらの部品はエンジンルームの下部に取り付けられていることが多いため、路面からの水、泥水、塵埃、などの異物が周囲に飛散する劣悪な環境で用いられる場合が多い。従って、アイドラプーリ用軸受には、耐環境、耐高温、長寿命、静粛性等の特性が要求される。
このようなアイドラプーリに用いられる従来の転がり軸受としては、フッ素系グリースと、フッ素系グリース以外のグリースとの混合グリースを封入したものが知られており、180℃を越える高温での焼付き寿命、低温流動性及び防錆性の改善を図っている(例えば、特許文献1参照。)。
また、自動車用電装品等に使用される従来の転がり軸受としては、外輪と内輪との間にシール板を配置して外部環境からの粉塵や水などの異物侵入防止を図ったものが開示されており、シール溝の内側壁面に締め代を持って当接するシールリップを備え、該シールリップの先端縁部に切り欠きを設けて、空間内部の空気の給排を行なっている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2003−239997号公報 特開2001−289256号公報
ところで、アイドラプーリ用軸受を長寿命化するためには、高温での焼付き寿命が良好で、且つ流動性の良いグリースを封入する必要がある。しかしながら、流動性の良いグリースは、軸受内部から漏れやすく、長期間の使用により潤滑に必要なグリースが不足してしまう可能性がある。特許文献1に記載の転がり軸受では、グリースの漏れについて考慮されておらず、また、フッ素系グリースはコストアップの要因となる。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、高温での焼付き寿命が良好で、且つ流動性の良いグリースを使用できる、低コスト且つ長寿命なアイドラプーリ用軸受を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 内周面に外輪軌道面を有する外輪と、外周面に内輪軌道面を有する内輪と、前記外輪軌道面及び前記内輪軌道面間に転動自在に配置される複数の転動体と、該複数の転動体を保持するポケット部を有する冠型保持器と、前記外輪の両端部内周面に取り付けられて、前記転動体が設けられた空間内を密封する一対のシール部材と、を備え、外周面に巻き掛けられるベルトに所望の張力を付与するプーリ部材に取り付け可能なアイドラプーリ用軸受であって、
前記シール部材を構成する弾性材は、前記内輪の両端部外周面に形成されたシール溝の内側壁面に軸方向に締め代を持って摺接する主リップと、該主リップより径方向外方に設けられて前記シール溝の内側壁面及び前記内輪の外周面にそれぞれ近接させてラビリンスシールを形成する2つの副リップを有し、
前記空間内には、40℃において基油の動粘度が30〜60mm/secのウレア−合成油系グリースが封入されることを特徴とするアイドラプーリ用軸受。
本発明のアイドラプーリ用軸受によれば、転動体が設けられた空間内に40℃において基油の動粘度が30〜60mm/secのウレア−合成油系グリースが封入されることで、耐熱性を有し、経時硬化し難く、且つ流動性が良いグリースが使用される。また、シール部材を構成する弾性材は、内輪の両端部外周面に形成されたシール溝の内側壁面に軸方向に締め代を持って摺接する主リップと、主リップより径方向外方に設けられてシール溝の内側壁面及び内輪の外周面にそれぞれ近接させてラビリンスシールを形成する2つの副リップを有するので、長期に亘ってグリースの密封性を確保することができる。これにより、本発明のアイドラプーリ用軸受は、高温での焼付き寿命を向上でき、且つ流動性の良いグリースを長期に亘って使用することができ、低コストで且つ長寿命なものとなる。
以下、本発明の一実施形態に係るアイドラプーリ用軸受を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明のアイドラプーリ用軸受が組み込まれたアイドラプーリの要部縦断面図である。アイドラプーリ1は、図示しない支持軸に外嵌される玉軸受10と、玉軸受10に射出成形により固設された合成樹脂製のプーリ部材2とを備える。プーリ部材2には、外周面にベルト溝3が形成され、図示しないベルトが巻き掛けられており、アイドラプーリ1は、自動車の補機等を駆動するベルトに所望の張力を付与している。
図2に示すように、玉軸受10は、内周面に外輪軌道面11aを有する外輪11と、外周面に内輪軌道面12aを有する内輪12と、外輪軌道面11aと内輪軌道面12a間に転動自在に配置される転動体である複数の玉13と、を備えており、プーリ部材2は、玉軸受10を介して支持軸に回転可能に支持される。
また、玉軸受10は、各玉13を回転自在に保持するポケット部16を有する冠型保持器14と、外輪11の両端部内周面に形成された係止溝11bに取り付けられ、玉13が設けられた環状空間S内を密封する一対のシール部材15と、をさらに備える。なお、符号11cは、プーリ部材2と外輪11との滑りを防止するための偏心溝である。
シール部材15は、図2に示すように、鋼板等の金属板からなる円環状の芯金21と、ゴム等の弾性材料からなり芯金21に固着される弾性材22と、を有する。弾性材22は、芯金21の外周縁よりも径方向外方に僅かに突出して形成された外周縁部22aを有しており、この外周縁部22aを係止溝11bに係止することでシール部材15を外輪11に固定する。
弾性材22は、芯金21の内周縁よりも径方向内方に突出し、図3に示すように、この突出した部分の先端縁は、内輪12の両端部外周面に形成したシール溝12bの内側壁面12cに軸方向に締め代をもって摺接する主リップ23を構成する。また、主リップ23より径方向外方部分には、シール溝12bの内周壁面12c及び内輪12の外周面12dにそれぞれ近接させてラビリンスシールを構成する2つの副リップ24,25が軸方向内方に突出して設けられる。
内輪12のシール溝12bの深さ、即ち、シール溝12bの底部から内輪12の外周面12dまでの高さHは、玉径の20%以上に設定されている。主リップ23は、この高さHを有する内側壁面12cと締め代を持って摺接しており、締め代が外輪回転数の上昇と共に増加することから、実使用回転領域で有効な締め代となるように形成されている。
これにより、一対のシール部材15は、玉13が配置される環状空間Sを密封し、環状空間Sに封入されたグリースの漏れを防止すると共に、外部からの塵埃等の浸入を防止している。
また、主リップ23の先端縁部には、締め代が大きくなると内側壁面12cに当接し、且つ、締め代が小さくなると内側壁面12cに当接しない位置に、切り欠き23aが形成されており、環状空間Sの空気を給排自在とし、該環状空間Sの圧力変動を防止する。
この玉軸受13に使用されるグリースとしては、耐熱性を有し、経時硬化し難く、且つ流動性に優れた、基油の動粘度が40℃において30〜60mm/secのウレア−合成油系グリースが選択されている。これにより、高温での焼付き寿命が向上し、且つ低温での潤滑性が確保される。
合成油系潤滑油としては、炭化水素系油、芳香族系油、エステル系油、エーテル系油等が挙げられる。炭化水素系油としては、ノルマルパラフィン、イソパラフィン、ポリブテン、ポリイソブチレン、1−デセンオリゴマー、1−デセンとエチレンコオリゴマーなどのポリ−α−オレフィンまたはこれらの水素化物等が挙げられる。芳香族系油としては、モノアルキルベンゼン、ジアルキルベンゼンなどのアルキルベンゼン、あるいはモノアルキルナフタレン、ジアルキルナフタレン、ポリアルキルナフタレン等のアルキルナフタレン等が挙げられる。エステル系油としては、ジブチルセバケート、ジ−2−エチルヘキシルセバケート、ジオクチルアジペート、ジイソデシルアジペート、ジトリデシルアジペート、ジトリデシルグルタレート、メチル・アセチルシノレートなどのジエステル油、あるいはトリオクチルトリメリテート、トリデシルトリメリテート、テトラオクチルピロメリテート等の芳香族エステル油、更にはトリメチロールプロパンカプリレート、トリメチロールプロパンペラルゴネート、ペンタエリスリトール−2−エチルヘキサノエート、ペンタエリスリトールベラルゴネート等のポリオールエステル油、更にはまた、多価アルコールと二塩基酸・一塩基酸の混合脂肪酸とのオリゴエステルであるコンプレックスエステル油等が挙げられる。エーテル系油としては、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコールモノエーテル、ポリプロピレングリコールモノエーテル等のポリグリコール、あるいはモノアルキルトリフェニルエーテル、アルキルジフェニルエーテル、ジアルキルジフェニルエーテル、ペンタフェニルエーテル、テトラフェニルエーテル、モノアルキルテトラフェニルエーテル、ジアルキルテトラフェニルエーテル等のフェニルエーテル油等が挙げられる。これらの基油は、単独または混合物として用いることができ、上述した動粘度に調整される。また、基油は、合成油系潤滑油を部分的に含んだものであってもよい。
ウレア系グリースの増ちょう剤としては、ジウレア化合物、トリウレア化合物、テトラウレア化合物、ポリウレア化合物、またはこれらの混合物が挙げられる。これらの増ちょう剤は、単独または混合物として用いることができる。
このように構成された玉軸受10では、環状空間S内に、基油の動粘度が40℃において30〜60mm/secのウレア−合成油系グリースが封入されるので、グリースは耐熱性を有し、経時硬化し難く、且つ流動性の良いものとなり、高温での焼付き寿命を向上できると共に、低温での起動性にも優れたものとなる。
また、一対のシール部材15は、内輪12のシール溝12bの内側壁面12cに締め代をもって摺接する主リップ23と、シール溝12bの内周壁面12c及び内輪12の外周面12dにそれぞれ近接させてラビリンスシールを構成する2つの副リップ24,25を有する3重の高密封シールとしたので、上記の流動性の良いグリースであっても環状空間S内に長期間に亘って確実に保持することができる。特に、本実施形態では、内輪12のシール溝12bの深さが玉径の20%以上に設定されているので、シール部材15の密封性をより向上することができる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が可能である。
本実施形態では、本発明のアイドラプーリ用軸受である玉軸受10は、樹脂製のプーリ部材に取り付けられているが、鉄製のプーリ部材に圧入固定されるものであってもよい。例えば、図4の変形例に示すように、プレス成形されたプーリ部材2aに取り付けられてもよく、図5の他の変形例に示すように、削り加工によって幅広に形成されたプーリ部材2bに一対の玉軸受10が取り付けられてもよい。但し、これら鉄製のプーリ部材2a,2bに玉軸受10が取り付けられる場合には、図2に示した外輪11の偏心溝11cは不要である。
以下、本発明の効果を確認するため、耐久試験、グリース漏れ試験、水浸入試験について、本発明の玉軸受と従来構造の玉軸受とで比較試験を行った。
(耐久試験)
本試験は、図2に示す単列深溝玉軸受(呼び番号6203、外径40mm、内径17mm、幅12mm)を使用し、本発明のウレア−合成油系グリースを用いた実施例1と、現行グリースを用いた比較例1とで行なわれた。その他の試験条件は、以下のものとした。
・回転数:12000rpm×20h
0rpm×4h
・ラジアル荷重:1911N
・温度:135℃
図6に示す試験結果から、本発明のウレア−合成油系グリースを使用することで、略1.5〜2倍軸受寿命が延びていることが分かる。
(グリース漏れ試験)
本試験では、いずれも呼び番号6203の単列深溝玉軸受を使用し、図3に示すシール部材15を設けたものを実施例2とし、図7に示す二つのシールリップ26,27を持ったシール部材15´を有するものを比較例2とした。その他の試験条件は、以下のものとする。
・回転数:0⇔14000rpm
・ラジアル荷重:1470N
・温度:120℃
・試験時間:20時間
図8に示すように、実施例2のグリース漏れ量は比較例2のものに比べて略1/5に減少しており、本発明に係るシール部材15のグリース保持性能が優れていることが分かる。
(浸水試験)
本試験では、いずれも内径20mmの複列軸受を使用し、図3に示すシール部材15を設けたものを実施例3とし、図7に示すシール部材15´を有するものを比較例3とした。その他の試験条件は、以下のものとする。
・回転数:2000rpm
・ラジアル荷重:200N
・試験時間:1時間
・浸水状態:各玉軸受を軸受中心から10mm上まで浸水
図9に示すように、実施例3の浸水量は2つのシールリップ26,27を有する比較例3と比べて略1/10に減少しており、3重のシールリップ23,24,25を有する本発明のシール部材15の有効性が確認された。
本発明のアイドラプーリ用軸受が組み込まれたアイドラプーリの一実施形態の縦断面図である。 本発明のアイドラプーリ用軸受の縦断面図である。 図2に示すアイドラプーリ用軸受のシール部材の要部拡大断面図である。 アイドラプーリの変形例の要部縦断面図である。 アイドラプーリの他の変形例の要部縦断面図である。 実施例1と比較例1に係る軸受の耐久試験結果を示すグラフである。 グリース漏れ試験及び浸水試験の比較例2,3に使用されるシール部材を示す要部断面図である。 実施例2と比較例2に係る軸受のグリース漏れ量を示すグラフである。 実施例3と比較例3に係る軸受の浸水量を示すグラフである。
符号の説明
10 玉軸受(アイドラプーリ用軸受)
11 外輪
11a 外輪軌道面
12 内輪
12a 内輪軌道面
12b シール溝
12c 内側壁面
12d 外周面
13 玉(転動体)
14 冠型保持器
15 シール部材
16 ポケット部
22 弾性材
23 主リップ
24,25 副リップ
S 環状空間(空間)

Claims (1)

  1. 内周面に外輪軌道面を有する外輪と、外周面に内輪軌道面を有する内輪と、前記外輪軌道面及び前記内輪軌道面間に転動自在に配置される複数の転動体と、該複数の転動体を保持するポケット部を有する冠型保持器と、前記外輪の両端部内周面に取り付けられて、前記転動体が設けられた空間内を密封する一対のシール部材と、を備え、外周面に巻き掛けられるベルトに所望の張力を付与するプーリ部材に取り付け可能なアイドラプーリ用軸受であって、
    前記シール部材を構成する弾性材は、前記内輪の両端部外周面に形成されたシール溝の内側壁面に軸方向に締め代を持って摺接する主リップと、該主リップより径方向外方に設けられて前記シール溝の内側壁面及び前記内輪の外周面にそれぞれ近接させてラビリンスシールを形成する2つの副リップを有し、
    前記空間内には、40℃において基油の動粘度が30〜60mm/secのウレア−合成油系グリースが封入されることを特徴とするアイドラプーリ用軸受。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102015200097A1 (de) * 2015-01-08 2016-07-14 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Abgedichtetes Wälzlager

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