JP2008120477A - キャビン付補助座席 - Google Patents

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Shogo Tsujimura
省吾 辻村
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Abstract

【課題】非使用時に乗降通路を広く確保できる。
【解決手段】キャビン1内に運転座席に隣接して配置される補助座席であって、運転座席から出入口5の間に形成された乗降通路7の側縁部で床面10に設置された支持柱12と、この支持柱12の上端部に垂直軸心周りに回動自在に支持された旋回アーム13と、この旋回アーム13の遊端部に垂直軸心周りに回動自在に支持されて折り畳み自在な補助座具15とを具備した。
【選択図】図4

Description

本発明は、産業車両のキャビンに設けられる補助座席に関する。
たとえばフォークリフトやホイールローダ、クレーン、搬送車両などの大型の産業車両には、キャビン(操縦室)が設置されており、キャビン内には、運転座席に隣接して補助座席を設けることがある。この補助座席は、たとえば特許文献1に提案されており、特許文献1には、補助座席部の側辺部を前後方向の水平軸心周りに傾倒自在に構成し、補助シート部の下部に設けられたエンジンフードを開放可能とするものが開示されている。
実開平6−39895号公報
操作ハンドルや操作レバー、操作パネルなどと共に運転座席を装備したキャビンでは、余ったスペースを利用して補助座席を設置するが、このスペースは、たとえば運転座席と出入口との間の乗降通路である。この場合、乗降通路を利用するためには、補助座席を乗降通路から退避させる必要がある。たとえば乗降通路に、特許文献1の傾倒式の補助座席を設けた場合、背もたれ部と補助シート部とが一体に倒れるため、倒れる側にも十分なスペースが必要で、また補助シートの一部が乗降通路内に残り、乗降通路を十分に確保できないという問題があった。
本発明は上記問題点を解決して、非使用時に乗降通路を広く確保できるキャビン付補助座席を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、産業車両のキャビンに、運転座席に隣接して配置される補助座席であって、運転座席からキャビンの出入口の間の乗降通路の側縁部に、または乗降通路に隣接して設置された支持部材と、この支持部材に垂直軸心周りに回動自在に支持された旋回アームと、この旋回アームの遊端部に垂直軸心周りに回動自在に支持されて座面シートを上方に折り畳み自在な補助座具とを具備したものである。
請求項2記載のキャビン付補助座席は、請求項1の構成において、補助座具は、座受け部材上に立設固定された背もたれシートと、背もたれシートの下端部から水平方向に突出された座面シートからなり、座面シートは水平方向の倒伏姿勢と座面シートに略平行な起立姿勢との間で折り畳み自在に構成されたものである。
請求項1記載の発明によれば、補助座席を使用する場合には、旋回アームを回動してその遊端部を乗降通路の側縁部から中央部に引き出し、補助座具を展開して使用することができる。また乗降通路を使用する場合や補助座席を使用しない場合には、補助座具を折り畳み、旋回アームを乗降通路の側縁部に回動して補助座具を乗降通路の中央部から退避させることができる。したがって、補助座具を旋回アームの旋回半径に沿って出退させるとともに補助座具を回動させることにより、補助座席を乗降通路の中央部と側縁部との間で容易に出し入れすることができ、乗降通路を広く確保することができてキャビン内の空間を有効利用することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[実施の形態1]
本発明に係るキャビン付補助座席を図1〜図3を参照して説明する。
図3に示すように、大型のフォークリフト21は、前部の操舵輪22と後部の駆動輪23を有する車体24を具備し、この車体24の前部に伸縮自在なマスト装置25が配置され、このマスト装置25にコンテナCの保持具26が昇降自在に支持されている。
車体24上にはキャビン支持台27を介してキャビン(操縦室)1が設置され、キャビン1に出入するために、車体24からキャビン1の後部のプラットホーム28に乗降階段29が掛け渡されている。
図1,図2に示すように、キャビン1は、屋根パネルと、ガラス窓をそれぞれ有する前後壁パネル1F,1Bと左右側壁パネル1L,1Rとで平面視が矩形断面に形成され、運転座席2と、この運転座席2の前部に配置された操作壁パネル3や操作ハンドル8、操作ペダル4などがそれぞれ設けられている。キャビン1の後壁パネル1Bで運転座席2の左後方部に出入口5が形成され、出入口5に開閉ドア6がヒンジを介して開閉自在に取り付けられており、運転座席2からその左側を経て出入口5までの間が乗降通路7に構成されている。
乗降通路7に配置された本発明に係る補助座席11は、図4に示すように、乗降通路7の右縁部(外縁部)の床面10でキャビン1の左側壁パネル1Lに接近して円筒の支柱筒(支柱部材)12が立設固定されている。そして、この支柱筒12の上端開口部に、平板状の旋回アーム13の基端部下面に突設された基端軸13aが嵌合されて平板状の旋回アーム13が垂直軸心周りに回動自在に支持されている。さらに、旋回アーム13の遊端部上面に遊端受け筒13bが立設されており、この受け筒部13bに補助座具14が垂直軸心周りに回動自在に支持されている。なお、旋回アーム13の基端軸13a中心から受け筒部13b中心までの距離Rが補助座具14の旋回半径となる。
補助座具14は、受け筒部13bに回転自在に嵌合される回転軸部15aを下面に有する座受け部材15と、この座受け部材15上に立設固定された背もたれシート16と、座受け部材15上で背もたれシート16の前部に折り畳み(回動)自在に取り付けられた座面シート17とで構成されている。この座面シート17は、基端部が座受け部材15に水平軸心周りに回動自在に支持され、図4(c)の水平方向前方に伸びる倒伏姿勢の使用位置と、図4(b)の背もたれシート16に略平行な起立姿勢の収容位置との間で折り畳み自在に構成されている。
また、支柱筒12と基端軸13aの間、受け筒部13bと回転軸部15aの間に、回動アーム13および座受け部材15をそれぞれ所定位置で固定、解除自在なピンロック装置やクランプ装置を設けてもよい。
したがって、乗降通路7を使用する場合や補助座席11の非使用時には、図2,図4(b)に示すように、座面シート17が起立された収容位置とし、旋回アーム13が左側壁パネル1Lに沿う位置に回動されるとともに補助座具14を補助座具15を左側壁パネル1Lに沿わせるように回動して、乗降通路7から退避される。
補助座席11を使用する場合には、図1,図4(c)に示すように、旋回アーム13を回動させて補助座具14を乗降通路7側に旋回移動させ、さらに座面シート17を倒伏して使用位置に展開し、補助座具14を回動して座面シート17を前方に向ければよい。
上記補助座席11によれば、補助座具14を、旋回アーム13の長さRを半径とした円弧m上に沿って旋回移動させて乗降通路7の中央部と側縁部との間で出退移動させるとともに、補助座具14を回転軸部15aを中心に回動させて左パネル1Lに沿う方向に向けることができるので、乗降通路7を使用する際や補助座席11の非使用時に、乗降通路7を広く確保してキャビン1内の空間を有効利用することができる。また、補助座具14の旋回移動作業と補助座具14の回転および折り畳み作業により、簡単に短時間で補助座具14を出退させることができる。
なお、実施の形態1では、出入口5を後壁パネル1Bに形成したが、左右の側壁パネル1L,1Rであってもよい。また支柱筒12を床面10に立設固定したが、図5に示すように、支柱筒12に代えて支持部材31を左側壁パネル1Lに取り付けて旋回アーム13を支持するようにしてもよい。
本発明に係るキャビン付補助座席の実施の形態1を示し、補助座席の使用状態の平面視の断面図である。 補助座席の非使用状態の平面視の断面図である。 キャビンを有するフォークリフトの側面図である。 補助座席を示す斜視図で、(a)は分解斜視図、(b)は非使用状態、(c)は使用状態を示す。 実施の形態1の変形例を示し、キャビン付補助座席の平面図である。
符号の説明
1 キャビン
1B 後面壁
1L 左側面壁
2 運転座席
5 出入口
6 開閉ドア
7 乗降通路
10 床面
11 補助座席
12 支柱筒(支柱部材)
13 旋回アーム
13a 基端軸部
13b 遊端受け筒
14 補助座具
15 座受け部材
15a 回転軸部
16 背もたれシート
17 座面シート
21 フォークリフト
31 支持部材

Claims (2)

  1. 産業車両のキャビンに、運転座席に隣接して配置される補助座席であって、
    運転座席からキャビンの出入口の間の乗降通路の側縁部に、または乗降通路に隣接して立設配置された支持部材と、
    この支持部材に垂直軸心周りに回動自在に支持された旋回アームと、
    この旋回アームの遊端部に垂直軸心周りに回動自在に支持されて座面シートを上方に折り畳み自在な補助座具とを具備した
    キャビン付補助座席。
  2. 補助座具は、座受け部材上に立設固定された背もたれシートと、背もたれシートの下端部から水平方向に突出された座面シートからなり、
    座面シートは水平方向の倒伏姿勢と座面シートに略平行な起立姿勢との間で折り畳み自在に構成された
    請求項1記載のキャビン付補助座席。
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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