JP2008119294A - 食器洗い機 - Google Patents

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Abstract

【課題】特殊な操作を行う必要がなく、誤操作等による不具合が生じることもなく、デモンストレーション運転を行う店頭デモモードの設定が可能な食器洗い機を提供する。
【解決手段】食器洗い機1は、洗浄槽に水を供給する給水部17と、洗浄槽から水を排出する排水部18と、洗浄槽の水位を検知する水位検知部15と、洗浄槽の水温を検知する水温検知部16と、動作を制御する制御部11とを備え、使用者の操作に従って通常の食器洗い運転を行う通常運転モード、または、デモンストレーション運転を行う店頭デモモードのいずれかの運転モードの設定を行うことが可能で、電源投入時に水位検知部15によって検知された初期水位が所定の水位以上であるとき、給水部17または排水部18のいずれかを動作させ、その動作の後に得られた所定の検知信号に基づいて、制御部11は通常運転モードまたは店頭デモモードのいずれかの運転モードの設定を行うものである。
【選択図】図1

Description

この発明は、一般的には食器洗い機に関し、特定的には店頭デモンストレーション用の運転を行うことが可能な食器洗い機に関するものである。
食器洗い機の販売を促進するために、販売店頭で食器洗い機の噴水洗浄動作等のデモンストレーション(店頭デモ)を行うことにより、使用者への訴求を図ることが行われている。通常、このような店頭デモでは、実使用と同じ給排水動作は行われず、水槽内に貯留した水の噴射動作、操作部のキー操作、および、表示部の表示動作を確認することができるデモモード専用の動作が行われる。従って、食器洗い機の制御回路には、実使用時の動作を行う「通常運転モード」と「デモモード」の双方に対するプログラムが組み込まれ、食器洗い機を店頭デモに使用するときのみ「デモモード」による動作が行われるように設計されている。
実公平3−17134号公報(特許文献1)には、加熱調理器に対して店頭デモモード用プログラムをマイクロコンピュータに内蔵し、かつ、店頭デモモードを選択する特殊なキー操作が実行されたかどうかを判定することにより、店頭デモモードで動作させるか否かを決定する方法が開示されている。具体的には、この加熱調理器では、キーボードから特定した複数のファンクションキーを入力することにより、加熱手段のみを動作停止させる加熱停止手段を備えることによって、店頭デモにおいて操作パネルを操作する場合であっても加熱手段への通電を断つことができるようになっている。
このような運転モードの設定が揮発性メモリに記憶される場合、販売店では終業時に電源を切断するので、始業時にはデフォルトである「通常運転モード」に復帰している。このため、販売店の担当者が、店頭デモモードへの運転モードの切替を日々行う必要があり、煩雑であった。
特開平5−33944号公報(特許文献2)には、調理器に対して、上記の煩雑さを解消し、店頭において一旦特殊操作の下で特殊な販売促進モードに移行すると、電源を切り、その後電源復帰したときは、特殊操作なしで再度販売促進モードへ簡単に移行できるようにしたものが開示されている。この調理器では、特殊操作により店頭デモモードに一旦移行すると特殊操作を実施したことを不揮発性メモリに記憶し、電源を切りその後電源を投入した場合に不揮発性メモリに特殊操作を実施したことが記憶されている場合、特殊操作が行われなくとも、販売促進モードに移行する。
また、特開平7−19488号公報(特許文献3)には、対象製品の工場生産時に上記の2つの設定方法からいずれかを選択する調理器が開示されている。この調理器では、店頭モードへ一旦移行すると電源を切りその後電源を投入した場合には自動的に店頭デモモードに移行するシステムにするか、電源を切り再度店頭デモモードにするには再び特殊操作を行わなければならないシステムにするかを生産ラインにて選択することができる。
さらに、以上のようにマイクロコンピュータを使用した制御装置の記憶部に店頭デモモードの適用または不適用を記憶するのではなく、制御部にDIPスイッチ等の切換入力手段を設け、この切換入力手段の切換入力に応じてマイクロコンピュータへの入力設定が変更されることにより、電源投入後から自動的に店頭デモモードを動作させることが行われている。
なお、食器洗い機では、店頭デモ用セットの運転モードの設定にいずれの方法を採用したとしても、店頭で誤って通常動作させた場合に排水管から排水(漏水)することがないように、排水管をゴムキャップ等で塞いで店頭で食器洗い機を動作させている。
実公平3−17134号公報 特開平5−33944号公報 特開平7−19488号公報
しかしながら、店頭デモモードで動作させるための特殊キーを誤って操作させたために、店頭デモモード動作に設定できなかった場合には通常の動作となり、洗浄槽内の水が排水管から排出される。排水管がゴムキャップ等で塞がれている場合には、通常運転モードでは、排水エラーとなり、故障の表示がなされる。このように、上述したような従来の店頭デモモード設定方法を採用すると、食器洗い機は、誤操作による不具合が生じる可能性がある。
また、店頭デモモード設定品の不揮発性メモリに店頭デモモードの設定を記憶させた場合は、店頭デモモード設定品を販売する際に店頭デモモードの解除操作を行って通常の動作を行うことが可能な製品に復元する必要がある。この復元を怠った場合には、使用者が店頭デモモード設定品の使用を開始しようとしても食器洗い機の通常運転モードでの動作を行うことができないという不具合が生じる可能性がある。
さらに、このような切替入力を制御回路に追加することは、部品及び製造工程でのコストアップとなる。コストアップ以外に、マイクロコンピュータの仕様によっては、切替入力を制御回路に追加できない場合もあるので、マイクロコンピュータの機種を変更しなければならなくなる場合も考えられる。
そこで、この発明の目的は、特殊な操作を行う必要がなく、誤操作等による不具合が生じることもなく、デモンストレーション運転を行う店頭デモモードの設定が可能な食器洗い機を提供することである。
この発明に従った食器洗い機は、洗浄槽に水を供給する給水手段と、洗浄槽から水を排出する排水手段と、洗浄槽の水位を検知する水位検知手段と、洗浄槽の水温を検知する水温検知手段と、動作を制御する制御手段とを備え、使用者の操作に従って通常の食器洗い運転を行う通常運転モード、または、デモンストレーション運転を行う店頭デモモードのいずれかの運転モードの設定を行うことが可能な食器洗い機であって、電源投入時に水位検知手段によって検知された初期水位が所定の水位以上であるとき、給水手段または排水手段のいずれかを動作させ、その動作の後に得られた所定の検知信号に基づいて、制御手段は、通常運転モードまたは店頭デモモードのいずれかの運転モードの設定を行うものである。
このように構成されているので、電源投入操作を行うだけで、通常運転モードまたは店頭デモモードのいずれかの運転モードの設定を行うことができる。
この発明の食器洗い機においては、制御手段は、電源投入時に水位検知手段によって検知された初期水位が所定の水位以上であるとき、水温検知手段によって洗浄槽の初期水温を検知し、給水手段を動作させ、その動作の後、所定の時間経過後に水温検知手段によって検知された洗浄槽の初期水温からの水温の変化に基づいて、通常運転モードまたは店頭デモモードのいずれかの運転モードの設定を行うことが好ましい。
このようにすることにより、電源投入時に給水手段を動作させるとともに、給水前後の水温を測定し、水温の変化量により給水の有無を判別することによって、電源投入時に通常運転モードで動作を行うか、店頭デモモードで動作を行うかを決定することができる。すなわち、店頭デモモード用として食器洗い機を使用する場合には、食器洗い機は給水設備に接続されていないので、給水手段を動作させても、洗浄槽には給水されることがない。このため、給水前後にて水温が変化することはなく、少なくとも給水後の水温は低くならない。これに対して、通常運転モード用として食器洗い機を使用する場合には、食器洗い機は給水設備に接続されているので、給水手段を動作させると、洗浄槽には給水される。このため、給水前後にて水温が変化し、給水後の水温は低くなる。このようにして、新たな水位検知手段を設けることなく、水温の変化量により給水の有無を判別することによって、通常運転モードまたは店頭デモモードのいずれかの運転モードの設定を行うことができる。
また、このようにすることにより、店頭デモモードの運転モードが不揮発性メモリに記憶され、解除されずに使用者に食器洗い機が販売されたとしても、使用者宅では電源投入時には上記の判別により通常運転モードに設定されるため、使用者クレームにつながることはない。
また、この発明の食器洗い機においては、制御手段は、電源投入時に水位検知手段によって検知された初期水位が所定の水位以上であるとき、排水手段を動作させ、その動作の後、所定の時間経過後に水位検知手段によって検知された洗浄槽の初期水位からの水位の変化に基づいて、通常運転モードまたは店頭デモモードのいずれかの運転モードの設定を行うことが好ましい。
このようにすることにより、電源投入時に排水手段を動作させるとともに、水位の変化量により排水の有無を判別することによって、電源投入時に通常運転モードで動作を行うか、店頭デモモードで動作を行うかを決定することができる。すなわち、店頭デモモード用として食器洗い機を使用する場合には、食器洗い機の排水管はゴムキャップ等で塞がれているので、排水手段を動作させても、洗浄槽から排水されることがない。このため、排水前後にて水位が変化せず、排水後の水位は低くならない。これに対して、通常運転モード用として食器洗い機を使用する場合には、食器洗い機は排水設備に接続されているので、排水手段を動作させると、洗浄槽から排水される。このため、給水前後にて水位が変化し、給水後の水位は低くなる。このようにして、水位の変化量により排水の有無を判別することによって、通常運転モードまたは店頭デモモードのいずれかの運転モードの設定を行うことができる。
また、このようにすることにより、店頭デモモードの運転モードが不揮発性メモリに記憶され、解除されずに使用者に食器洗い機が販売されたとしても、使用者宅では電源投入時には上記の判別により通常運転モードに設定されるため、使用者クレームにつながることはない。
この場合、排水手段は、強運転または弱運転の選択が可能な排水ポンプを含み、制御手段は、弱運転で排水ポンプを運転させるように排水手段を動作させた後、所定の時間経過後に水位検知手段によって検知された洗浄槽の初期水位からの水位の変化に基づいて、通常運転モードまたは店頭デモモードのいずれかの運転モードの設定を行うことが好ましい。
このようにすることにより、電源投入時の排水動作では、弱運転を選択することにより、騒音および振動を低減することができる。また、排水ポンプを弱運転で動作させれば、通常の強運転に比べて排水の有無の判別時間は長くなるが、動作音を低減させることができる。
この発明の食器洗い機は、不揮発性メモリをさらに備え、電源投入時に水位検知手段によって検知された初期水位が所定の水位以上であるとき、水温検知手段によって洗浄槽の初期水温を検知し、給水手段を動作させ、その動作の後、所定の時間経過後に水温検知手段によって検知された洗浄槽の初期水温からの水温の変化に基づいて、制御手段が通常運転モードまたは店頭デモモードのいずれかの運転モードの設定を行う、第1の運転モード設定方法、または、電源投入時に前記水位検知手段によって検知された初期水位が所定の水位以上であるとき、排水手段を動作させ、その動作の後、所定の時間経過後に水位検知手段によって検知された洗浄槽の初期水位からの水位の変化に基づいて、制御手段が通常運転モードまたは店頭デモモードのいずれかの運転モードの設定を行う、第2の運転モード設定方法のいずれに基づいて、制御手段が運転モードを設定するかの判別情報を不揮発性メモリが記憶することが好ましい。
このように判別情報を不揮発性メモリに記憶させることにより、店頭デモモードを使用する環境に応じて、判別情報を予め切り換えておくことができるので使用性が向上する。
以上のように、電源投入操作を行うだけで、通常運転モードまたは店頭デモモードのいずれかの運転モードの設定を行うことができるので、特殊な操作を行う必要がなく、誤操作等による不具合が生じることもなく、デモンストレーション運転を行う店頭デモモードの設定が可能になる。すなわち、本発明の食器洗い機では、市販品を用いて店頭デモンストレーション動作を行う場合に、特殊なキー操作やスイッチ切換をせずに店頭デモモードの設定を行うことができるため、面倒な操作を行う必要はなく、また、誤操作によって通常運転が行われることによりヒーター通電や排水動作などの不適切な動作を行うこともない。また、通常運転モードまたは店頭デモモードのいずれかの運転モードの設定を行うために切換スイッチ等の追加部品は不要である。
以下、この発明の一つの実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の一つの実施の形態としての食器洗い機の制御関連の概略的な構成を示すブロック図である。
図1に示すように、食器洗い機1は、動作を制御するマイクロコンピュータ等からなる制御部11と、電源12と、操作の情報等を表示する表示部13と、食器洗い機を操作するためのキー等の入力手段が設けられた操作部14と、洗浄槽の水位を検知する水位検知手段としての水位検知部15と、洗浄槽の水温を検知する水温検知手段としての水温検知部16と、洗浄槽に水を供給する給水手段としての給水部17と、洗浄槽から水を排出する排水手段としての排水部18とから構成される。
図2は、この発明の一つの実施の形態としての食器洗い機において第1の運転モード設定方法を示すフローチャートである。
図1と図2に示すように、ステップS0にて使用者が操作部14を用いて電源12を投入する。電源投入時には、ステップS11にて水位検知部15が洗浄槽内の水位を検知する。ここでは、所定の水位の判定は、たとえば、水の有無で行う。
次に、ステップS12にて水位検知部15によって検知された初期水位が所定の水位以上でなければ、すなわち、水がなければ、食器洗い機を店頭デモ用に使用する場合ではないと判定し、ステップS20にて通常の食器洗い運転を行う通常運転モードの動作を行う。
ステップS12にて水位検知部15によって検知された初期水位が所定の水位以上の場合は、すなわち、水がある場合、ステップS13にて水温サーミスタ等の水温検知部16によって洗浄槽の初期水温を検知し、初期温度TP0とする。そして、ステップS14にて給水部17を動作させ、ステップS15にて給水動作を所定の時間行う。所定の時間経過後、ステップS16にて給水を停止させる。再度、ステップS17にて水温検知部16によって水温を検知し、検知温度をTP1とする。ここでは、所定の時間をたとえば、5秒としている。
そして、ステップS18にて初期温度TP0と給水後の検知温度TP1とを比較し、TP1がTP0と等しいか、TP0よりも高い場合には、ステップS19にて店頭デモモードの動作を行う。ステップS18にて初期温度TP0と給水後の検知温度TP1とを比較し、TP1がTP0よりも低い場合には、ステップS20にて通常運転モードの動作を行う。
このとき、食器洗い機を店頭デモモード用に用いる場合には、食器洗い機は給水設備に接続されていないため、給水動作を行っても食器洗い機には給水されることはない。従って、給水動作後に水温を検知すると、初期水温TP0からの水温の変化がない。
また、食器洗い機を店頭デモモード用に使用する場合には、洗浄槽内の水は、洗浄槽内で長時間噴射動作させているので、室温程度の温度になっているか、または、ポンプモータ等の熱により室温以上の温度になっている。すなわち、給水動作後に水温を検知すると、給水後の検知温度TP1が初期水温TP0よりも低くなることはない。
これに対して、食器洗い機を通常運転モード用に用いる場合には、食器洗い機は給水設備に接続されているため、給水動作を行うことにより、食器洗い機の洗浄槽には給水される。一般家庭で使用される水道水の温度は、通常、室温よりも低いので、給水動作後に水温を検知すると、洗浄槽内の水の温度、すなわち、給水後の検知温度TP1は、初期水温TP0よりも低くなっている。
これにより、この発明の一つの実施の形態としての食器洗い機の第1の運転モード設定方法においては、制御部11は、電源投入時に水位検知部15によって検知された初期水位が所定の水位以上であるとき、水温検知部16によって洗浄槽の初期水温TP0を検知し、給水部17を動作させ、その動作の後、所定の時間経過後に水温検知部16によって検知された洗浄槽の初期水温TP0からの水温の変化に基づいて、通常運転モードまたは店頭デモモードのいずれかの運転モードの設定を行うことができる。
このようにすることにより、電源投入時に給水部17を動作させるとともに、給水前後の水温を測定し、水温の変化量により給水の有無を判別することによって、電源投入時に通常運転モードで動作を行うか、店頭デモモードで動作を行うかを決定することができる。すなわち、店頭デモモード用として食器洗い機1を使用する場合には、食器洗い機1は給水設備に接続されていないので、給水部17を動作させても、洗浄槽には給水されることがない。このため、給水前後にて水温が変化せず、少なくとも給水後の水温は低くならない。これに対して、通常運転モード用として食器洗い機1を使用する場合には、食器洗い機1は給水設備に接続されているので、給水部17を動作させると、洗浄槽には給水される。このため、給水前後にて水温が変化し、給水後の水温が低くなる。このようにして、新たな水位検知部を設けることなく、水温の変化量により給水の有無を判別することによって、通常運転モードまたは店頭デモモードのいずれかの運転モードの設定を行うことができ、すなわち、食器洗い機が通常運転モード用に用いられようとしているのか、店頭デモモード用として用いられようとしているのかを判別することができる。
また、このようにすることにより、店頭デモモードの運転モードが不揮発性メモリに記憶され、解除されずに使用者に食器洗い機が販売されたとしても、使用者宅では電源投入時には上記の判別により通常運転モードに設定されるため、使用者クレームにつながることはない。
図3は、この発明の一つの実施の形態としての食器洗い機において第2の運転モード設定方法を示すフローチャートである。
図1と図3に示すように、ステップS0にて使用者が操作部14を用いて電源12を投入する。電源投入時には、ステップS21にて水位検知部15が洗浄槽内の水位を検知する。ここでは、所定の水位の判定は、たとえば、水の有無で行う。
次に、ステップS22にて水位検知部15によって検知された初期水位が所定の水位以上でなければ、すなわち、水がなければ、食器洗い機を店頭デモ用に使用する場合ではないと判定し、ステップS30にて通常の食器洗い運転を行う通常運転モードの動作を行う。
ステップS22にて水位検知部15によって検知された初期水位が所定の水位以上の場合は、すなわち、水がある場合、ステップS23にて排水部18を動作させ、排水動作を所定の時間行う。ここでは、所定の時間をたとえば、5秒としている。
そして、ステップS24にて所定の時間経過後、ステップS25にて排水動作を停止させる。水位を安定させるためにステップS26にて排水を所定の時間停止させる。ここでは、所定の時間をたとえば、5秒としている。
ステップS27にて再度、水位検知部15が洗浄槽内の水位を検知する。ステップS28にて、水位検知部15によって検知された水位が初期水位から変化していない場合、すなわち、排水されず、水がある場合には、ステップS29にて店頭デモモードの動作を行う。水位検知部15によって検知された水位が初期水位から変化している場合、すなわち、排水され、水がない場合には、ステップS30にて通常運転モードの動作を行う。
このとき、食器洗い機を店頭デモモード用に用いる場合には、排水管をゴムキャップ等で塞ぐことにより、排水設備のない店頭での排水を阻止しているため、排水動作を行っても排水されない。従って、排水動作後に水位を検知すると、初期水位からの水位の変化がない。
これに対して、食器洗い機を通常運転モード用に用いる場合には、食器洗い機は排水設備に接続されているため、排水動作を行うことにより、食器洗い機の洗浄槽から排水される。従って、排水動作後に水位を検知すると、排水後の水位は、初期水位よりも低くなっている。
これにより、この発明の一つの実施の形態としての食器洗い機の第2の運転モード設定方法においては、制御部11は、電源投入時に水位検知部15によって検知された初期水位が所定の水位以上であるとき、排水部18を動作させ、その動作の後、所定の時間経過後に水位検知部15によって検知された洗浄槽の初期水位からの水位の変化に基づいて、通常運転モードまたは店頭デモモードのいずれかの運転モードの設定を行うことができる。
このようにすることにより、電源投入時に排水部18を動作させるとともに、水位の変化量により排水の有無を判別することによって、電源投入時に通常運転モードで動作を行うか、店頭デモモードで動作を行うかを決定することができる。すなわち、店頭デモモード用として食器洗い機1を使用する場合には、食器洗い機1の排水管はゴムキャップ等で塞がれているので、排水部18を動作させても、洗浄槽から排水されることがない。このため、排水前後にて水位が変化せず、排水後の水位は低くならない。これに対して、通常運転モード用として食器洗い機1を使用する場合には、食器洗い機1は排水設備に接続されているので、排水部18を動作させると、洗浄槽から排水される。このため、排水前後にて水位が変化し、排水後の水位は低くなる。このようにして、水位の変化量により排水の有無を判別することによって、通常運転モードまたは店頭デモモードのいずれかの運転モードの設定を行うことができ、すなわち、食器洗い機が通常運転モード用に用いられようとしているのか、店頭デモモード用として用いられようとしているのかを判別することができる。
また、このようにすることにより、店頭デモモードの運転モードが不揮発性メモリに記憶され、解除されずに使用者に食器洗い機が販売されたとしても、使用者宅では電源投入時には上記の判別により通常運転モードに設定されるため、使用者クレームにつながることはない。
この場合、排水部18は、強運転または弱運転の選択が可能な排水ポンプを含み、制御部11は、弱運転で排水ポンプを運転させるように排水部18を動作させた後、所定の時間経過後に水位検知部15によって検知された洗浄槽の初期水位からの水位の変化に基づいて、通常運転モードまたは店頭デモモードのいずれかの運転モードの設定を行うことが好ましい。すなわち、図3のステップS23にて排水動作を弱運転によって行うことが好ましい。
このようにすることにより、電源投入時の排水動作では、弱運転を選択することにより、騒音および振動を低減することができる。また、排水ポンプを弱運転で動作させれば、通常の強運転に比べて排水の有無の判別時間は長くなるが、排水動作の動作音を低減させることができるだけでなく、消費電力も低減させることができる。
図4は、図1に示される食器洗い機の制御関連の構成に不揮発性メモリが追加された場合の食器洗い機の運転モード設定方法を示すフローチャートである。
図1に示すように食器洗い機1の制御関連の構成に不揮発性メモリ19が追加される。
この場合、図1と図4に示すように、まず、ステップS0にて使用者が操作部14を用いて電源12を投入する。電源投入後、ステップS31にて制御部11がEEPROM等の不揮発性メモリ19からデータを読み出す。ステップS32にてデータが01(h)であれば、図2のフローチャートのAに進み、第1の運転モード設定方法に従って処理が行われる。ステップS32にてデータが01(h)でなく、ステップS33にてデータが02(h)であれば、図3のフローチャートのBに進み、第2の運転モード設定方法に従って処理が行われる。その他のデータであれば、ステップS34にて通常運転モードの動作を行う。
このように、第1の運転モード設定方法または第2の運転モード設定方法のいずれに基づいて、制御部11が運転モードを設定するかの判別情報を不揮発性メモリ19が記憶することにより、店頭デモモードを使用する環境に応じて、判別情報を予め切り換えておくことができるので使用性が向上する。
なお、図2のフローチャートに従って給水動作による水温変化を判断し、さらに、図3のフローチャートに従って排水動作を行えるかどうかの判断を行うことによって、店頭デモモードの動作または通常運転モードの動作のいずれの動作を行うのかについての判別精度を向上させることができる。
この発明の食器洗い機は以上のように構成されているので、第1の運転モード設定方法または第2の運転モード設定方法のいずれに従っても、電源投入操作を行うだけで、通常運転モードまたは店頭デモモードのいずれかの運転モードの設定を行うことができる。電源投入操作を行うだけで、通常運転モードまたは店頭デモモードのいずれかの運転モードの設定を行うことができるので、特殊な操作を行う必要がなく、誤操作による不具合が生じることもなく、デモンストレーション運転を行う店頭デモモードの設定が可能になる。すなわち、本発明の食器洗い機では、市販品を用いて店頭デモンストレーション動作を行う場合に、特殊なキー操作やスイッチ切換をせずに店頭デモモードの設定を行うことができるため、面倒な操作を行う必要はなく、また、誤操作によって通常運転が行われることによりヒーター通電や排水動作などの不適切な動作を行うこともない。また、通常運転モードまたは店頭デモモードのいずれかの運転モードの設定を行うために切換スイッチ等の追加部品は不要である。
以上に開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考慮されるべきである。本発明の範囲は、以上の実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての修正と変形を含むものである。
この発明の一つの実施の形態としての食器洗い機の制御関連の概略的な構成を示すブロック図である。 この発明の一つの実施の形態としての食器洗い機において第1の運転モード設定方法を示すフローチャートである。 この発明の一つの実施の形態としての食器洗い機において第2の運転モード設定方法を示すフローチャートである。 図1に示される食器洗い機の制御関連の構成に不揮発性メモリが追加された場合の食器洗い機の運転モード設定方法を示すフローチャートである。
符号の説明
1:食器洗い機、11:制御部、12:電源、13:表示部、14:操作部、15:水位検知部、16:水温検知部、17:給水部、18:排水部、19:不揮発性メモリ。

Claims (5)

  1. 洗浄槽に水を供給する給水手段と、
    洗浄槽から水を排出する排水手段と、
    洗浄槽の水位を検知する水位検知手段と、
    洗浄槽の水温を検知する水温検知手段と、
    動作を制御する制御手段とを備え、
    使用者の操作に従って通常の食器洗い運転を行う通常運転モード、または、デモンストレーション運転を行う店頭デモモードのいずれかの運転モードの設定を行うことが可能な食器洗い機であって、
    電源投入時に前記水位検知手段によって検知された初期水位が所定の水位以上であるとき、前記給水手段または前記排水手段のいずれかを動作させ、その動作の後に得られた所定の検知信号に基づいて、前記制御手段は、前記通常運転モードまたは前記店頭デモモードのいずれかの運転モードの設定を行う、食器洗い機。
  2. 前記制御手段は、電源投入時に前記水位検知手段によって検知された初期水位が所定の水位以上であるとき、前記水温検知手段によって洗浄槽の初期水温を検知し、前記給水手段を動作させ、その動作の後、所定の時間経過後に前記水温検知手段によって検知された洗浄槽の初期水温からの水温の変化に基づいて、前記通常運転モードまたは前記店頭デモモードのいずれかの運転モードの設定を行う、請求項1に記載の食器洗い機。
  3. 前記制御手段は、電源投入時に前記水位検知手段によって検知された初期水位が所定の水位以上であるとき、前記排水手段を動作させ、その動作の後、所定の時間経過後に前記水位検知手段によって検知された洗浄槽の初期水位からの水位の変化に基づいて、前記通常運転モードまたは前記店頭デモモードのいずれかの運転モードの設定を行う、請求項1に記載の食器洗い機。
  4. 前記排水手段は、強運転または弱運転の選択が可能な排水ポンプを含み、前記制御手段は、弱運転で排水ポンプを運転させるように前記排水手段を動作させた後、所定の時間経過後に前記水位検知手段によって検知された洗浄槽の初期水位からの水位の変化に基づいて、前記通常運転モードまたは前記店頭デモモードのいずれかの運転モードの設定を行う、請求項3に記載の食器洗い機。
  5. 不揮発性メモリをさらに備え、
    電源投入時に前記水位検知手段によって検知された初期水位が所定の水位以上であるとき、前記水温検知手段によって洗浄槽の初期水温を検知し、前記給水手段を動作させ、その動作の後、所定の時間経過後に前記水温検知手段によって検知された洗浄槽の初期水温からの水温の変化に基づいて、前記制御手段が前記通常運転モードまたは前記店頭デモモードのいずれかの運転モードの設定を行う、第1の運転モード設定方法、または、
    電源投入時に前記水位検知手段によって検知された初期水位が所定の水位以上であるとき、前記排水手段を動作させ、その動作の後、所定の時間経過後に前記水位検知手段によって検知された洗浄槽の初期水位からの水位の変化に基づいて、前記制御手段が前記通常運転モードまたは前記店頭デモモードのいずれかの運転モードの設定を行う、第2の運転モード設定方法のいずれに基づいて、前記制御手段が運転モードを設定するかの判別情報を不揮発性メモリが記憶する、請求項1に記載の食器洗い機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014185789A (ja) * 2013-03-22 2014-10-02 Mitsubishi Electric Corp 電気機器
JP2017015362A (ja) * 2015-07-06 2017-01-19 シャープ株式会社 電気機器

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