JP2008119049A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】フラップ吸収層の厚みを薄くし、フラップ吸収層の液保持性を高くし、且つフラップ吸収層における液戻りを少なくすることができる、吸収層を備えた後方フラップを有する吸収性物品を提供すること。
【解決手段】本体吸収層(21、23)及び本体防漏層22を備えた実質的に縦長の吸収性本体2と、吸収性本体2における少なくとも後方部の両側部それぞれから幅方向外方に延出する一対の後方フラップ3とを有する吸収性物品1であって、後方フラップ3は、フラップ表面シート31、フラップ裏面シート32及びこれらの間に介在するフラップ吸収体33を備えており、フラップ吸収体33は、複数の液保持性の吸収材単位から構成されており、複数の該吸収材単位は、フラップ表面シート31とフラップ裏面シート32との間において、液不透過性材料又は液難透過性材料から構成される隔離シートにより前記後方フラップ33の面方向に分離されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、生理用ナプキン、パンティライナー(おりものシート)、失禁パッド等の吸収性物品に関する。
生理用ナプキン等の吸収性物品には、吸収層及び防漏層を備えた吸収性本体と、該吸収性本体の両側部それぞれから幅方向外方に延出する一対の後方フラップとを有するものがある。後方フラップとは、吸収性本体から延出した状態で折り返されることなくショーツ等の下着に装着されて用いられるもので、下着のクロッチ部の外面側に折り返されて用いられるウイング部とは異なるものである。
また、後方フラップを有する生理用ナプキンにおいて、後方フラップに吸収体(以下「フラップ吸収体」という)を設け、吸収性本体から溢れた体液を後方フラップにおいて吸収できるようにして、生理用ナプキン全体としての防漏性を向上させる技術が知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2000−189459号公報
フラップ吸収体を備えた後方フラップを有する生理用ナプキンにおいては、後方フラップの厚みが薄く、フラップ吸収体の液保持性が高く、後方フラップにおける液戻り(一旦吸収した液が漏れ出すこと)が少ないことが望まれている。しかし、特許文献1記載の生理用ナプキンにおいては、これらの点を改善することについて十分に考慮されておらず、これらの点について更なる改善が望まれている。
従って、本発明の目的は、後方フラップの厚みを薄くし、フラップ吸収体の液保持性を高くし、且つ後方フラップにおける液戻りを少なくすることができる、フラップ吸収体を備えた後方フラップを有する吸収性物品を提供することにある。
本発明は、本体吸収層及び本体防漏層を備えた実質的に縦長の吸収性本体と、該吸収性本体における少なくとも後方部の両側部それぞれから幅方向外方に延出する一対の後方フラップとを有する吸収性物品であって、前記後方フラップは、フラップ表面シート、フラップ裏面シート及びこれらの間に介在するフラップ吸収体を備えており、前記フラップ吸収体は、複数の液保持性の吸収材単位から構成されており、複数の該吸収材単位は、前記フラップ表面シートと前記フラップ裏面シートとの間において、液不透過性材料又は液難透過性材料から構成される隔離シートにより前記後方フラップの面方向に分離されている吸収性物品を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明の吸収性物品によれば、後方フラップの厚みを薄くし、フラップ吸収体の液保持性を高くし、且つ後方フラップにおける液戻りを少なくすることができる。
以下、本発明の吸収性物品について、その好ましい一実施形態(第1実施形態)に基づき図面を参照しながら説明する。
本実施形態の吸収性物品は、生理用ナプキン1であり、図1〜図3に示すように、本体吸収層(21,23)及び本体防漏層22を備えた実質的に縦長の吸収性本体2と、吸収性本体2における少なくとも後方部Bの両側部それぞれから幅方向外方に延出する一対の後方フラップ3,3と、吸収性本体2における前方部Aの両側部それぞれから幅方向外方に延出する一対のウイング部4,4とを有している。
前記後方フラップ3は、図4に示すように、フラップ表面シート31、フラップ裏面シート32及びこれらの間に介在するフラップ吸収体33を備えており、前記フラップ吸収体33は、複数の液保持性の吸収材単位34から構成されている。複数の該吸収材単位34は、前記フラップ表面シート31と前記フラップ裏面シート32との間において、液不透過性材料又は液難透過性材料から構成される隔離シート(フラップ表面シート31)により前記後方フラップ3の面方向に分離されている。
本実施形態の生理用ナプキン1について更に説明する。尚、本実施形態において、「前方部A」とは、使用時において着用者の前方側に位置する部分を意味し、具体的には、吸収性本体2の長手方向中央部よりも前側に位置する部分である。また、「後方部B」とは、使用時において着用者の後方側に位置する部分を意味し、具体的には、吸収性本体2の長手方向中央部よりも後側に位置する部分である。「少なくとも後方部B」とは、後方フラップ3の一部が前方部Aから延出している形態を含む意味である。
吸収性本体2は、図2及び図3に示すように、本体吸収層(21,23)及び本体防漏層22を備えている。本体吸収層(21,23)は、液透過性の本体表面シート21及び液保持性の本体吸収体23からなる。本体防漏層22は、液不透過性又は撥水性の本体裏面シートからなる。本体表面シート21は、本体吸収体23の上面全域を被覆している。本体裏面シート22は、本体吸収体23の下面全域を被覆している。
このように、吸収性本体2は、本体表面シート21、本体吸収体23及び本体裏面シート22の順で積層した積層体からなる。
本体吸収体23は、上層本体吸収体23aと下層本体吸収体23bとの積層体からなる。上層本体吸収体23aは、平面視で下層本体吸収体23bよりも長さ及び幅が短くなっている。また、上層本体吸収体23aは、下層本体吸収体23bとは接合されていない。上層本体吸収体23aは、下層本体吸収体23bにおける長手方向及び幅方向の中央寄りに位置しており、延いては吸収性本体2における長手方向及び幅方向の中央寄りに位置している。即ち、上層本体吸収体23aは、吸収性本体2における排泄部と当接する部位において下層本体吸収体23bよりも幅狭な中高領域を形成している。このように排泄部近傍において中高領域が形成されその周囲に溝が設けられているため、本実施形態においては、生理用ナプキン1の装着時に装着者の股下部の前後方向の曲線形状にフィットし易くなり、後方フラップ3による防漏効果が向上する。
上層本体吸収体23aの周囲には、図1に示すように、本体表面シート21と下層本体吸収体23bとが一体的に圧密化されて形成された中央溝D1が設けられている。中央溝D1は、高い圧搾により深く凹んだ部分と低い圧搾により浅く凹んだ部分とからなる段構造を有している。中央溝D1が上層本体吸収体23aを包囲するように設けられていることによって、上層本体吸収体23aの型崩れ防止、ヨレ防止及び液拡散防止の各効果が奏される。尚、中央溝D1は、上層本体吸収体23aの全周に亘って設けられていることが好ましいが、上層本体吸収体23aの周囲を部分的に包囲するように、例えば、幅方向両側部のみに沿うように設けられていてもよい。
吸収性本体2の前方部A及び後方部Bにおいては、本体表面シート21と下層本体吸収体23bとが一体的に圧密化されて形成された前方溝D2及び後方溝D3が設けられている。前方溝D2及び後方溝D2は、略半円弧状であり、中央溝D1の前部及び後部よりもそれぞれ前方側及び後方側に中央溝D1と連続的に設けられている。
次に本実施形態の後方フラップ3について説明する。後方フラップ3は、図1に示すように、吸収性本体2から延出した状態で折り返されることなくショーツ等の下着に装着されて用いられるものである。ただし、後方フラップ3は、生理用ナプキンの個装形態等においてコンパクトにするために吸収性本体2の上面側又は下面側に折り返してもよい。
後方フラップ3を有する生理用ナプキン1の長さは、26cm以上、好ましくは30cm以上である。後方フラップ3の(片側の)幅(生理用ナプキンの幅方向に沿う幅)は、1cm以上、好ましくは3cm以上である。後方フラップ3の幅は、個装形態から生理用ナプキンを取り出す際の取り扱い易さや生理用ナプキンの装着しやすさの観点から、吸収性本体2の幅よりも短い方が好ましい。本実施形態における後方フラップ3は、後方部Bに配されており、前方部Aから後方部Bに向けて幅が拡がる形状を有している。
後方フラップ3は、図2に示すように、フラップ吸収層(31,33)及びフラップ防漏層32を備えている。フラップ吸収層(31,33)は、液透過性のフラップ表面シート31及び液保持性のフラップ吸収体33からなる。フラップ吸収体33は、図4に示すように、複数の吸収材単位34から構成されており、各吸収材単位34は液不透過性材料又は液難透過性材料から構成される隔離シート(フラップ表面シート31)により後方フラップ3の面方向に分離されている。フラップ吸収体33全体の形状は、平面視で後方フラップ3を一回り小さくした形状である。フラップ表面シート31は、フラップ吸収体33の上面全域を被覆している。
フラップ防漏層32は、液不透過性又は撥水性のフラップ裏面シート32からなる。フラップ裏面シート32は、フラップ吸収体33の下面全域を被覆している。
ウイング部4は、下着のクロッチ部の外面側に折り返されて用いられるもので、その位置、平面視形状等が異なる以外は、後方フラップ3と同様の構成を有している。本実施形態におけるウイング部4は、図1に示すように、下底(上底よりも長い辺)が吸収性本体2の側部側に位置する略台形形状を有している。
吸収性本体2、後方フラップ3及びウイング部4を構成する前記各部材は、それぞれ別体で構成することもできるが、複数の部材を一体的に構成することもできる。
本実施形態においては、図2及び図3に示すように、本体表面シート21、一対のフラップ表面シート31,31及び一対のウイング表面シート41,41は、一つの一体表面シート11から形成されている。また、本体裏面シート22、一対のフラップ裏面シート32,32及び一対のウイング裏面シート42,42は、一つの一体裏面シート12から形成されている。
本実施形態においては、下層本体吸収体23bと一対のフラップ吸収体33,33及び一対のウイング吸収体43,43とはそれぞれ別体となっている。また、上層本体吸収体23aと下層本体吸収体23bとは、別体となっている。このように、一対のフラップ吸収体33,33及び一対のウイング吸収体43,43と本体吸収体23とが一体化されておらず、それぞれ独立(分離)していることにより、吸収性本体2による液の拡散の影響を受けにくくなっている。
一体表面シート11は、本体吸収体23、一対のフラップ吸収体33,33及び一対のウイング吸収体43,43の集合体(23,33,43)の上面全域を被覆している。一体表面シート11の周縁部は、集合体(23,33,43)の周縁部から延出している。
また、一体裏面シート12は、下層本体吸収体23b、一対のフラップ吸収体33,33及び一対のウイング吸収体43,43の集合体(23b,33,43)の下面全域を被覆している。一体裏面シート12の周縁部は、集合体(23b,33,43)の周縁部から延出している。
一体表面シート11の周縁部と一体裏面シート12の周縁部とは、ヒートシール、ホットメルト接着剤等により接合されている。別の見方をすると、フラップ表面シート31とフラップ裏面シート32とは、フラップ吸収体33の周縁部の外方において接合されている。同様に、ウイング表面シート41とウイング裏面シート42とは、ウイング吸収体43の周縁部の外方において接合されている。
吸収性本体2と後方フラップ3との境界においては、図1に示すように、本体表面シート21と下層本体吸収体23bとを圧縮接合する一対の圧縮シール線5,5が長手方向に延びるように設けられている。このように圧縮シール線5を設けることによって、圧縮シール線5がその幅方向内方において下層本体吸収体23bへ液を導く導液効果を有するため、圧縮シール線5の幅方向外方、即ち後方フラップ3において液拡散防止効果を有する。また、圧縮シール線5の設けられている後方部Bにおいて可撓性が向上し、後方部Bにおける液漏れ防止効果が得られる。
吸収性本体2において、本体裏面シート22は本体吸収体23に接合されている。この接合には、例えばホットメルト接着剤が用いられる。接着剤の塗工形状は、特に制限されず、例えば、面状(いわゆるべた塗り)、スパイラル状、長手方向又は幅方向に延びるストライプ状、Ω状、ドット状である。本実施形態においては、本体裏面シート22と本体吸収体23とは、本体裏面シート22に塗工された接着剤により非連続的に接合されている。
吸収性本体2、後方フラップ3及びウイング部4の下面には、即ち、一体裏面シート12の下面の所定位置には、ズレ止め材として、それぞれ本体粘着部、フラップ粘着部及びウイング粘着部(何れも図示せず)が設けられている。
本実施形態における後方フラップ3について更に詳述すると、本実施形態においては、吸収材単位34を分離している隔離シートは、フラップ表面シート31により構成され、図6に示すように、一方向に延びる複数の畝構造を形成している。複数の該畝構造の各畝部31e内には、図4に示すように、吸収材単位34がそれぞれ配されており、該畝構造の各谷部31fにそれぞれ多数の開孔31aが設けられている。更に、前記畝構造における前記吸収材単位34が配されている部分には、図5に示すように、それぞれ多数の微小開孔31gが設けられている。
以下、このような畝構造を有するフラップ表面シート31について詳述する。
フラップ表面シート31は、図6に示すように、複数の頂部31bを有するように外面に向けて凸状に湾曲している。該頂部31bは、略直線的に連なって多列の畝部31eを形成している。隣接する畝部31eの畝間は凹状に湾曲した谷部31fとなっている。畝部31eと谷部31fとは平面部を有しないように交互に配列されている。各谷部31fには、所定の間隔を空けて多数の開孔(以下、突出開孔ともいう)31aがフラップ裏面シート32側に向けて突出するように設けられている。また、各畝部31eにおける頂部31b近傍には、図5に示すように、突出開孔31aよりも開孔面積が小さい微小開孔31gが多数設けられている。尚、図4及び図6においては微小開孔31gの図示は省略している。このように形成されている畝構造は、吸収性本体2の長手方向に対して0〜30°傾斜して延びている。このようなフラップ表面シート31によれば、図5に示すように、畝部31eにおいてフラップ表面シート31とフラップ裏面シート32とが離間し、フラップ表面シート31の下面において空間が形成される。
突出開孔31aは、その下端部全体がフラップ裏面シート32に当接し得る形状(高さが一定の形状)を有していてもよいが、液を吸収材単位34に導き易くするために、図5に示すように、フラップ裏面シート32に当接する部位31cと、吸収材単位34に向けて開いた部位31dとを有することが好ましい。突出開孔31aが、フラップ裏面シート32に接する部位31cを有することによって、液が吸収材単位34に入り込み易くなると共に、吸収材単位34に向けて開いた部位31dを有することによって液の移動量を多くすることができ、ドライ感を高めることができる。
突出開孔31aの全数のうち、フラップ裏面シート32に全く当接しないものが好ましくは50%以上、更に好ましくは70%以上、特に好ましくは90%以上存在していれば、前記開いた部位31dの有無に拘わらず、同様の効果が奏される。尚、この形態において、前記開いた部位31dを有していてもよい。
突出開孔31aを有するフラップ表面シート31全体の厚みは、0.5gf/cm2加重下において、好ましくは0.1〜1.0mm、更に好ましくは0.3〜0.7mmである。この厚みの測定は、KES−G5(カトーテック株式会社製)により行われる。
隣接する突出開孔31aの間の平面方向距離は、好ましくは0.5〜5mmである。隣接する3個の突出開孔31aによって囲まれる領域の面積は、吸収材単位34に液を保持しやすい点から、0.1〜10mm2であることが好ましい。
突出開孔31aの開孔形状に特に制限はなく、例えば楕円形、三角形、四角形の開孔でもよいが、フラップ表面シート31のソフト感を向上させ得る点から、円形又は楕円形が好ましい。
突出開孔31aの開孔面積は、突出開孔31aの安定維持性及び液の透過性の向上の点から、0.1〜10mm2であることが好ましく、0.2〜5mm2であることが更に好ましい。また、液の透過性を向上させる点から、フラップ表面シート31の開孔率は、、3〜30%であることが好ましく、5〜15%であることが更に好ましい。開孔率は、フラップ表面シート31をその上面(外面)側から下面(内面)側に投影した場合における突出開孔31aの開孔面積を、フラップ表面シート31の面積で除すことによって求められる。
微小開孔31gの開孔面積は、特にフラップ表面シート31としてフィルム材料を用いた場合にフラップ表面シート31のソフト感を向上させることができる点、及び後述する畝部31eにおける吸収材単位34の保持効果を高める観点から、0.01〜0.1mm2であることが好ましく、0.02〜0.07mm2であることが更に好ましい。微小開孔31gの密度(単位面積当たりの個数)は、好ましくは20〜200個/cm2、更に好ましくは50〜100個/cm2である。
隣接する畝部31e間の距離(即ち、頂部31b間の距離)は、好ましくは0.2〜5mmであり、更に好ましくは0.5〜3mmである。隣接する畝間部31f間の距離も同様に、好ましくは0.2〜5mmであり、更に好ましくは0.5〜3mmである。
隔離シートを構成するフラップ表面シート31としては、従来の吸収性物品において用いられている各種の液不透過性又は液難透過性のシート材料を用いることができるが、畝部31eが安定して存在し易い点から、フィルム材料から形成されていることが好ましい。
突出開孔31a及び微小開孔31gを有するフラップ表面シート31は、例えば、特開昭62−57975号公報に記載の方法で製造することができる。
次に、フラップ吸収体33について説明する。本実施形態におけるフラップ吸収体33は、フラップ表面シート31とフラップ裏面シート32との間に設けられた多数の吸収材単位34によって構成されている。吸収材単位34は、フラップ表面シート31に形成された畝部31eとフラップ裏面シート32とに囲まれた空間に配置されている。本実施形態においては、吸収材単位34の配されている畝部31eは、吸収性本体2の長手方向に延びて形成されており、各吸収材単位34は、隔離シートであるフラップ表面シート31により吸収性本体2の幅方向に分離されている。
本実施形態の生理用ナプキン1においては、図4及び図5に示すように、吸収材単位34は、畝部31e内部の頂部31b寄りに偏在して配置され、その構成繊維の一部が微小開孔31gに入り込む形で畝部31eに強く保持されている。このように吸収材単位34が畝部31e内部の頂部31b寄りに偏在して配置されることにより、該畝部31eとフラップ裏面シート32との間に吸収材単位34が存在しない空間が形成されている。吸収材単位34としては、液保持性を有する材料であれば特に制限なく用いることができるが、フラップ表面シート31に設けられた畝部31eに吸収材単位34を保持しやすくする観点から、繊維長の短い(20mm以下)繊維材料が好ましく、具体的にはパルプ繊維、レーヨン繊維等の繊維材料を用いることが好ましい。
畝部31eに配される吸収材単位34の坪量は、好ましくは10〜70g/m2、更に好ましくは20〜40g/m2である。また、畝部31eにおける吸収材単位34とフラップ裏面シート32との間に形成されている空間の、後部フラップ3の厚み方向の距離は、好ましくは0.3〜2mm、更に好ましくは0.5〜1mmである。
このように吸収材単位34がフラップ表面シート31における畝部31eの内部空間の頂部31b寄りに偏在して配置されたシートは、例えば次のような方法で製造される。先ず、微小開孔31g及び突出開孔31aが設けられたシートを突出開孔31aが上面を向くように配置する。次いで、上面より吸収材単位34を構成する繊維材料を供給すると共に、下面より吸引を行う。これにより、微小開孔31gが設けられた部位においては、微小開孔31gの開孔径よりも繊維長の長い繊維材料が積繊すると共に、微小開孔31gによって繊維材料の一部が係止される。一方、突出開孔31aが設けられた部位においては、突出開孔31aの開孔径は繊維長よりも大きいため繊維材料が積繊することはない。
このようにして製造されたシートを反転させて本実施形態の生理用ナプキン1の後方フラップ3のフラップ吸収層(31、33)に用いることができる。微小開孔31g近傍に積繊された繊維材料は、その一部が微小開孔31gに入り込むことにより微小開孔31gに係止されているため、シートを反転させた際に繊維材料が脱落することを防止できる。
本実施形態の生理用ナプキン1によれば、フラップ表面シート31に形成された畝部31eに吸収材単位34が配置され、フラップ吸収体33を構成しているため、いわゆる一体的な吸収体は有していない。従って、本実施形態においては、フラップ表面シート31は、フラップ裏面シート32と直接接触している。また、フラップ表面シート31が畝構造を有していることにより、フラップ表面シート31はその谷部31fにおいてフラップ裏面シート32と、平面方向に非連続的に接触している。
フラップ表面シート31とフラップ裏面シート32との接合は、例えばヒートシール加工、超音波シール加工等のシール加工を施すことにより形成される。
本実施形態においては、フラップ裏面シート32とフラップ表面シート31とは、ドット状のヒートシール加工を施すことにより部分的に接合されている。
フラップ裏面シート32としては、この種の吸収性物品に従来用いられている各種材料を特に制限なく用いることができる。
前述のフラップ表面シート31、フラップ裏面シート32及びフラップ吸収体33の各種物性に関する説明は、ウイング表面シート41、ウイング裏面シート42及びウイング吸収体43の各種物性にも適宜適用される。
本体表面シート21、ウイング表面シート41及び本体裏面シート22としては、それぞれ、この種の吸収性物品に従来用いられている各種材料を特に制限なく用いることができる。例えば、表面シートとしては、各種製法による不織布、樹脂フィルムに開孔を形成したもの、これらの積層体等を用いることができる。裏面シートとしては、透湿性を有するか又は有さない熱可塑性樹脂のフィルム、撥水性の不織布、これらの積層体等を用いることができる。
上層本体吸収体23a及び下層本体吸収体23bは、吸収性物品における吸収体として従来から用いられているものを特に制限なく用いることができる。上層本体吸収体23aは、嵩高で、液保持能が高いものが好ましい。
本実施形態の生理用ナプキン1は、吸収性本体2をショーツのクロッチ部の内面に配設するとともに、後方フラップ3を折り返すことなくショーツの内面に配設し、ウイング部4をクロッチ部の外面側に折り返して、吸収性本体2、後方フラップ3及びウイング部4をそれぞれ本体粘着部、フラップ粘着部及びウイング粘着部によりショーツの内面又は外面に止着することにより、位置ズレを防止しながら装着することができる。
以上の構成を有する第1実施形態の生理用ナプキン1によれば、フラップ吸収体33は、複数の吸収材単位34から構成されており、複数の該吸収材単位34が隔離シートであるフラップ表面シート31により後方フラップ3の面方向に分離されている。従って、分離された各吸収材単位34内で液吸収が行われるため、液保持性が向上するとともに、後方フラップ3における液戻りを少なくすることができる。
また、隔離シートは、フラップ表面シート31により構成されているため、後方フラップ3の厚みを薄くすることができる。
また、本実施形態においては、隔離シートであるフラップ表面シート31の畝部31eに設けられた多数の微小開孔31gによって、繊維材料からなる吸収材単位34が係止され、吸収材単位34の脱落が防止されると共にフラップ表面シート31のソフト感を向上させることができる。更に、畝部31eに配置された吸収材単位34の下部は、該吸収材単位34が存在しない空間となっており、体液は、該空間に保持された後、吸収材単位34に吸収されるため、フラップ吸収体33の液保持性が一層高まると共に液戻りを少なくすることができる。
更に、フラップ吸収体33を構成する各吸収材単位34が、隔離シートであるフラップ表面シート31により分離されているため、フラップ吸収体33の構造が安定し、フラップ吸収体33のヨレを防止することができる。
次に、本発明の吸収性物品の他の実施形態(第2実施形態)について説明する。他の実施形態については、上述した第1実施形態と異なる点を主として説明し、同様の点は同一の符号を付して説明を省略する。特に説明しない点は、第1実施形態についての説明が適宜適用される。
第2実施形態の生理用ナプキン1は、第1実施形態に比して隔離シートがフラップ裏面シート32を兼ねている点が主として異なる。第2実施形態におけるフラップ裏面シート(フラップ防漏層)32には、図7及び図8に示すように、フラップ表面シート31からフラップ裏面シート32に向けて凹状構造が形成されている。
この凹状構造は、第2実施形態においては、図8及び図9に示すように、フラップ裏面シート32に、その内面から外面に向けて凹んだドット状のフラップ凹部6を千鳥配置で設けることにより形成されている。ドット状のフラップ凹部6の平面視形状に特に制限はなく、例えば、楕円形、矩形等でもよい。またフラップ凹部6は、図10に示すように、ハニカム状に設けてもよい。尚、フラップ裏面シート32の内面におけるフラップ凹部6以外の面を基面32aという。
フラップ凹部6の平面視面積は、好ましくは0.5〜5mm2、更に好ましくは1〜3mm2である。フラップ凹部6の密度(単位面積あたりの個数)は、好ましくは2〜100個/cm2、更に好ましくは5〜50個/cm2である。
フラップ裏面シート(フラップ防漏層)32のフラップ凹部6の深さは、好ましくは0.1〜5mm、更に好ましくは0.5〜2mmである。
フラップ裏面シート32としては、従来の吸収性物品において用いられている各種の液不透過性又は液難透過性のシート材料を用いることができるが、フラップ凹部6を安定的に形成できる点で、フィルム材料から形成されていることが好ましい。
フラップ凹部6を有するフラップ裏面シート32は、例えばフラップ凹部6の形状に対応した形状を有する突起が、所定の配置パターンで形成された雄ロールと、弾性受けロールとの間で,平坦なフィルムを加熱下に押圧することにより製造することができる。
また、溶融状態から製膜した樹脂フィルムを、フラップ凹部6の形状に対応した形状を有する突起が、所定の配置パターンで形成された雄ロールと雌ロールとの間に挿入し、型押しすることでも得られる。
第2実施形態においては、フラップ吸収体33は、フラップ裏面シート32に設けられた多数の吸収材単位34から形成されている。吸収材単位34はフラップ凹部6の底面側に偏在して配置されている。
第2実施形態においては、吸収材単位34の材料として、第1実施形態において好ましく用いられる繊維材料の他、粒径の小さい粒子材料を用いることもできる。具体的には、高吸収性ポリマー粒子等の粒子材料を用いることができる。また、吸収材単位34として繊維材料及び粒子材料を共に用いてもよい。
第2実施形態においては、フラップ凹部6に配置される吸収材単位34の坪量は、好ましくは10〜150g/m2、更に好ましくは20〜50g/m2である。
フラップ表面シート31としては、この種の吸収性物品に従来用いられている各種材料を特に制限なく用いることができる。例えば、各種製法による不織布、樹脂フィルムに開孔を形成したもの、これらの積層体等を用いることができる。
第2実施形態においては、フラップ裏面シート32に形成された多数のフラップ凹部6にそれぞれ吸収材単位34を配置することによりフラップ吸収体33を構成しており、フラップ裏面シート32とフラップ表面シート31とは、フラップ裏面シート32の基面32aにおいて、平面方向に非連続的に接触している。尚、フラップ凹部6においては、吸収材単位34がフラップ凹部6の底面側に配置されているため、フラップ表面シート31と吸収材単位34とは接触していない。
フラップ裏面シート32とフラップ表面シート31との接合には、例えばホットメルト接着剤が用いられる。接着剤の塗工形状は、特に制限されず、例えば、面状(いわゆるべた塗り)、スパイラル状、長手方向又は幅方向に延びるストライプ状、Ω状、ドット状である。
第2実施形態においては、フラップ裏面シート32とフラップ表面シート31とは、フラップ裏面シート32の基面32aにスパイラル状に塗工された接着剤(図示せず)により非連続的に接合されている。
第2実施形態の生理用ナプキン1によれば、第1実施形態と同様の効果が奏される他、ドット状のフラップ凹部6に配置された各吸収材単位34は、各々が長手方向及び幅方向に分離されて独立しているため、液の拡散抑制効果が高い。また、吸収材単位34の材料に吸収性ポリマーが使用されている場合には、フラップ凹部6における吸収材単位34とフラップ表面シート31との間に、該吸収性ポリマーが膨潤可能な空間(図8参照)が形成されているため、液の吸収効率が高くなる。
本発明の吸収性物品は、前述した実施形態に制限されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更が可能である。また、前記各実施形態の各構成は適宜組み合わせることができる。
第1実施形態においては、隔離シートを構成しているフラップ表面シート31は、畝構造を有していたが、フラップ表面シート31の形状は畝構造に限らない。例えば、フラップ表面シート31は、各頂部31bが連なっておらず突起状の凸部を多数有する構造であってもよい。この場合、突出開孔31aは、隣接する突起状の凸部の間に設けることが好ましく、吸収材単位34は、該突起状の凸部内に配されることが好ましい。
第2実施形態においては、微小開孔31gは、隔離シートを兼ねているフラップ裏面シート32に設けられていないが、設けることもできる。微小開孔31gは、隔離シートの全体に亘って設けてもよいが、フラップ凹部6の底部周辺に集中的に設けることが好ましい。尚、この際には隔離シートを兼ねているフラップ裏面シート32の外面(非肌当接面側)に下層フラップ裏面シート(図示せず)を配置してもよい。
ウイング部4は設けなくてもよい。尚、ウイング部4を設けた場合においても、ウイング部4にはウイング吸収体が設けられていなくてもよい。
上層本体吸収体23aは、第1実施形態及び第2実施形態においては吸収性本体2の長手方向及び幅方向の中央寄りに設けられていたが、吸収性本体2の長手方向後方まで延びていてもよい。
本体吸収体23は、第1実施形態及び第2実施形態においては上層本体吸収体23aと下層本体吸収体23bとの積層体から構成されていたが、単層構造であってもよい。
本体吸収層は、本体表面シート21と本体吸収体23との積層体に制限されず、両者の機能を併有する一体的な部材から構成することができる。
本発明の吸収性物品は、生理用ナプキンに制限されず、例えば、パンティライナー(おりものシート)、失禁パッドにも適用することができる。本発明の吸収性物品が装着される下着は、ショーツに制限されない。
図1は、本発明の吸収性物品の一実施形態である生理用ナプキンを示す斜視図である。 図2は、図1に示すII−II断面図である。 図3は、図1に示すIII−III断面図である。 図4は、図2における部分拡大図である。 図5は、図4の模式的部分拡大図である。 図6は、フラップ表面シートを示す斜視図である。 図7は、図7は、本発明の吸収性物品の第2実施形態としての生理用ナプキンを示す断面図(図2対応図)である。 図8は、図7における部分拡大図(図4対応図)である。 図9は、フラップ裏面シートの内面を示す平面図である。 図10は、フラップ裏面シートの凹状構造の別の形態を示す平面図(図9対応図)である。
符号の説明
1 生理用ナプキン(吸収性物品)
2 吸収性本体
21 本体表面シート
22 本体裏面シート(本体防漏層)
23 本体吸収体
23a 上層本体吸収体
23b 下層本体吸収体
3 後方フラップ
31 フラップ表面シート
31a 開孔(突出開孔)
31b 頂部
31c フラップ裏面シートに当接する部位
31d 吸収材単位に向けて開いた部位
31e 畝部
31f 谷部
31g 微小開孔
32 フラップ裏面シート(フラップ防漏層)
33 フラップ吸収体
34 吸収材単位
4 ウイング部
41 ウイング表面シート
42 ウイング裏面シート
43 ウイング吸収体
5 圧縮シール線
6 フラップ凹部
A 前方部
B 後方部

Claims (5)

  1. 本体吸収層及び本体防漏層を備えた実質的に縦長の吸収性本体と、該吸収性本体における少なくとも後方部の両側部それぞれから幅方向外方に延出する一対の後方フラップとを有する吸収性物品であって、
    前記後方フラップは、フラップ表面シート、フラップ裏面シート及びこれらの間に介在するフラップ吸収体を備えており、
    前記フラップ吸収体は、複数の液保持性の吸収材単位から構成されており、複数の該吸収材単位は、前記フラップ表面シートと前記フラップ裏面シートとの間において、液不透過性材料又は液難透過性材料から構成される隔離シートにより前記後方フラップの面方向に分離されている吸収性物品。
  2. 前記隔離シートは、前記フラップ表面シートにより構成され、一方向に延びる複数の畝構造を形成しており、複数の該畝構造の各畝部内に前記吸収材単位がそれぞれ配されており、該畝構造の各谷部にそれぞれ多数の開孔が設けられている請求項1記載の吸収性物品。
  3. 前記隔離シートは、前記畝構造における前記吸収材単位が配されている部分に、それぞれ多数の微小開孔を有している請求項2記載の吸収性物品。
  4. 前記隔離シートは、前記フラップ裏面シートを兼ねている請求項1記載の吸収性物品。
  5. 前記フラップ裏面シートは、その内面から外面に向けて凹んだ複数のドット状のフラップ凹部を有しており、複数の該フラップ凹部内に前記吸収材単位がそれぞれ配されている請求項4記載の吸収性物品。
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