JP2008117758A - 非水電解質二次電池およびその負極の製造方法 - Google Patents

非水電解質二次電池およびその負極の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高容量密度を有する負極活物質の課題である不可逆容量の補填を、バインダーを用いることなく均等に行い、高容量で特性バランスに優れた非水電解質二次電池を提供する。
【解決手段】本発明の負極の製造方法は、集電体15の表面にリチウムイオンを電気化学的に吸蔵・放出可能な複数の柱状の活物質塊16を形成する第1ステップと、この活物質塊16の隙間に粒子状のリチウム17を介在させる第2ステップとを有することを特徴とする。
【選択図】図5

Description

本発明は非水電解質二次電池に関し、より詳しくはケイ素(Si)やSi化合物などの高容量密度を有する活物質を負極に用いた非水電解質二次電池の容量向上に関する。
リチウムイオン二次電池に代表される非水電解質二次電池は、ポータブル機器を中心に高容量電源として注目されている。近年、この電池のさらなる高容量化を目的に、電極材料の開発(高容量密度活物質の活用および副材料の減量)や機構部品の改良(薄型化など)が活発化している。
中でも負極活物質としてのSiおよびSi化合物は、理論容量が黒鉛を遥かに凌ぐ高容量密度材料であり、その活用に向けた改良研究が試みられている。一例として、Siを銅箔などの集電体上に薄膜形成して負極に用いた非水電解質二次電池(例えば特許文献1)や、Siより低容量ながら長寿命であるSi酸化物を負極活物質に用いた非水電解質二次電池(例えば特許文献2)が報告されている。
SiやSi化合物は、総じて負極活物質として用いた場合の不可逆容量が非常に大きい。ここで不可逆容量は充電時に吸蔵されるが放電時に放出されないリチウム量に起因している。そこでこの不可逆容量を均一に補填するために、リチウム粉末を負極表面に分散コーティングした状態で電極群を構成し、電解液を注入した際に局部電池を形成させて負極にリチウムを吸蔵させる方法が提案されている。このように負極表面にリチウム粉末を分散するためには、揮発性の分散媒中にリチウム粉末を分散させた分散液を負極に塗布、乾燥することが提案されている(例えば特許文献3)。
特開2002−83594号公報 特開平6−325765号公報 特開2005−317551号公報
しかしながら負極活物質の不可逆容量を補填するために必要な量のリチウム粉末を負極に確実に保持させるには、分散液にさらにバインダーを添加する必要がある。バインダーを用いない場合、電極群を構成する工程などでリチウム粉末が負極から脱落する可能性が高い。一方、バインダーを用いた場合、負極表面にバインダーが残留し、内部抵抗増加の原因となる。
本発明はこの課題を解決するものであり、高容量密度を有する負極活物質の課題である不可逆容量の補填を、バインダーを用いることなく均等に行い、高容量で特性バランスに優れた非水電解質二次電池を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の負極の製造方法は、集電体の表面にリチウムイオンを電気化学的に吸蔵・放出可能な複数の柱状の活物質塊を形成する第1ステップと、この活物質塊の隙間に粒子状のリチウムを介在させる第2ステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、高容量密度を有する負極活物質の多大な不可逆容量を粒子状の金属リチウムにより均一に補填できるため、高容量で特性バランスに優れた非水電解質二次電池を供給することが可能となる。特に、集電体の表面にリチウムを電気化学的に吸蔵・放出可能な複数の柱状の活物質塊を形成することにより、活物質塊が充放電によって膨張・収縮しても、それにより発生する応力を負極の主面に平行な方向と垂直な方向とに分散させ、活物質の剥離などの発生を抑制できる。さらにこの活物質塊同士の隙間にリチウムを介在させることにより均一に不可逆容量を補填できる上、活物質塊同士がリチウムを保持するため電極群を作製する際などに、リチウムが捲回などの作業中に脱離することを防止できる。しかもバインダーを用いないため電池特性を低下させることがない。
本発明における第1の発明は、集電体の表面にリチウムイオンを電気化学的に吸蔵・放出可能な複数の柱状の活物質塊を形成する第1ステップと、この活物質塊の隙間に粒子状のリチウムを介在させる第2ステップと、を有する負極の製造方法である。この方法によれば高容量密度を有する負極活物質の多大な不可逆容量を粒子状の金属リチウムにより均一に補填できるため、高容量で特性バランスに優れた非水電解質二次電池を供給することが可能となる。特に、集電体の表面にリチウムを電気化学的に吸蔵・放出可能な複数の柱状の活物質塊を形成することにより、活物質塊が充放電によって膨張・収縮しても、それにより発生する応力を負極の主面に平行な方向と垂直な方向とに分散させ、活物質の剥離などの発生を抑制できる。さらにこの活物質塊同士の隙間にリチウムを介在させることにより均一に不可逆容量を補填できる上、活物質塊同士がリチウムを保持するため電極群を作製する際などに、リチウムが捲回などの作業中に脱離することを防止できる。しかもバインダーを用いないため電池特性を低下させることがない。またリチウムが粒子状であることにより、介在させたリチウムは完全には負極表面を覆わない。そのため非水電解液を注入する際に活物質塊の隙間へ非水電解液が含浸しやすい。また粒子状にしてその表面積が増すことにより、不可逆容量の補填源として顕著な効果を発揮する。
本発明における第2の発明は、第1の発明の第1ステップにおいて集電体の表面に対し活物質塊を傾斜させて形成する負極の製造方法である。このように集電体の表面に対し活物質塊が傾斜することによって粒子状のリチウムをより確実に保持することが可能になり、負極の充放電サイクル特性が改善される。
本発明における第3の発明は、第1の発明の第1ステップにおいて、集電体の柱状の活物質塊を形成する面に垂直な方向において柱状の活物質塊を波状に形成する負極の製造方法である。このように柱状の活物質塊を形成しても第2の発明と同様の効果が得られる。
本発明における第4の発明は、第1の発明の第2ステップにおいて粒子状のリチウムを分散媒に分散させた分散液を、活物質塊を形成した集電体に塗布、乾燥する負極の製造方法である。このように分散液を用いることによって一般的な液コーティング方法を用いて金属リチウムを負極上に均一に分散させることができる。
本発明における第5の発明は、第1の発明の第2ステップにおいて、真空蒸着法あるいは溶融リチウムの攪拌により粒子状のリチウムを生成する負極の製造方法である。このように真空蒸着法あるいは溶融リチウムの攪拌を用いて粒子状のリチウムを生成することにより活物質塊同士の隙間に均一に介在させることが可能な粒径のリチウムを作製することが可能となる。その結果、不可逆容量を補填できる。
本発明における第6の発明は、第1の発明において、活物質塊の隙間にリチウムを介在させる前にリチウムの表面に炭酸リチウム層を形成する負極の製造方法である。リチウムの表面に炭酸リチウム層を形成することにより、過剰な酸化あるいは窒化を防ぎ、内部のリチウムを最大限に活用できる。
本発明における第7の発明は、第1の発明において、活物質塊がSiO(0.1≦x≦1.8)である負極の製造方法である。これにより、電極反応効率が高く、高容量で比較的安価な非水電解質二次電池が得られる。
本発明における第8の発明は、第1から第6の発明のいずれかによる方法で作製した負極と、リチウムを電気化学的に吸蔵・放出可能な正極と、正極と負極とに介在する非水電解質とを有する非水電解質二次電池である。このような負極を用いて非水電解質二次電池を構成すれば、非水電解質が活物質塊とリチウムとに介在したときに局部電池機構により活物質塊にリチウムイオンが吸蔵されて負極活物質の不可逆容量が補填される。そのため高容量で特性バランスに優れた非水電解質二次電池が得られる。
本発明における第9の発明は、第8の発明において、負極上に炭酸リチウムが存在する非水電解質二次電池である。第6の発明による製造方法で作製した負極を用いた場合、負極表面を観察すると粒子状の痕跡を伴って炭酸リチウムが検出される。これは粒子状のリチウム表面の炭酸リチウム層が活物質塊とは反応しないためである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら、説明する。なお、本発明は、本明細書に記載された基本的な特徴に基づく限り、以下に記載の内容に限定されるものではない。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態1による非水電解質二次電池の一部切欠斜視図、図2は同非水電解質二次電池の分解斜視図である。また図3(a)は同非水電解質二次電池の負極の一例の模式断面図である。図4はこの負極の前駆体を作製するための装置の概略構成図である。
図1、図2においてこの角形電池は、負極1と、負極1に対向し放電時にリチウムイオンを還元する正極2と、負極1と正極2との間に介在し負極1と正極2の直接接触を防ぐセパレータ3とを有する。負極1および正極2は、セパレータ3とともに、捲回されて電極群9を形成している。電極群9は、図示しない非水電解液とともにケース6内に収納されている。電極群9の上部には、電極群9と封口板5とを隔離するとともにリード11とケース6とを隔離する樹脂製の枠体4が配置されている。
負極1は図3(a)に示すように集電体15とその表面に設けられた複数の柱状の活物質塊16とを有する。集電体15は、表面に多数の突起15Aを有する。集電体15にはリード11が溶接などにより取り付けられている。リード11の他端は封口板5に設けられた端子13に接続されている。なお集電体15の両面に活物質塊16が形成されている。
正極2は正極集電体と正極活物質を含む正極活物質層(いずれも図示せず)とを有し、正極集電体にはリード14が取り付けられている。リード14の他端は正極端子を兼ねるケース6に接続されている。なお正極集電体の両面に正極活物質層が形成されている。
次に負極1の構成について説明する。活物質塊16はリチウムイオンの吸蔵・放出が可能な材料で構成されている。この活物質としては、ケイ素(Si)やスズ(Sn)などのように正極活物質材料よりも卑な電位でリチウムイオンを大量に吸蔵・放出可能な材料を用いることができる。このような材料であれば、単体、合金、化合物、固溶体および含ケイ素材料や含スズ材料を含む複合活物質のいずれであっても、本発明の効果を発揮させることは可能である。特に含ケイ素材料は容量密度が大きく安価であるため好ましい。すなわち、含ケイ素材料として、Si、SiO(0<x<2)、またはこれらのいずれかにB、Mg、Ni、Ti、Mo、Co、Ca、Cr、Cu、Fe、Mn、Nb、Ta、V、W、Zn、C、N、Snからなる群から選択される少なくとも1つ以上の元素でSiの一部を置換した合金や化合物、または固溶体などを用いることができる。含スズ材料としてはこの他にNiSn、MgSn、SnO(0<x<2)、SnO、SnSiO、LiSnOなどを適用できる。
本実施の形態において負極1は集電体15の表面上に活物質塊16が強固に結合した状態であることが好ましい。特に真空蒸着法またはスパッタ法、化学気相成長法(CVD法)などに代表される真空成膜法を用いて作製した負極1が好ましい。
これらの材料は単独で負極活物質を構成してもよく、また複数種の材料により構成してもよい。上記複数種の材料により負極活物質を構成する例として、Siと酸素と窒素とを含む化合物やSiと酸素とを含み、Siと酸素との構成比率が異なる複数の化合物の複合物などが挙げられる。この中でもSiO(0.1≦x≦1.8)は、放電容量密度が大きく、かつ充電時の膨張率がSi単体より小さいため好ましい。その中でも容量と膨張率のバランスから0.3≦x≦1.0が特に好ましい。
集電体15やリード11、端子13には、ステンレス鋼、ニッケル、銅、チタンなどの金属箔、炭素や導電性樹脂の薄膜などが利用可能である。さらに、カーボン、ニッケル、チタンなどで表面処理を施してもよい。
次に正極2の構成について説明する。正極活物質層はLiCoOやLiNiO、LiMn、またはこれらの混合あるいは複合化合物などの含リチウム複合酸化物を正極活物質として含む。特にLi1−y(式中、MおよびNは、Co、Ni、Mn、Cr、Fe、Mg、AlおよびZnからなる群より選択される少なくとも1種であり、少なくともNiを含み、M≠Nであり、0.98≦x≦1.10、0<y<1)は容量密度が大きいため好ましい。
正極活物質としては上記以外に、LiMPO(M=V、Fe、Ni、Mn)の一般式で表されるオリビン型リン酸リチウム、LiMPOF(M=V、Fe、Ni、Mn)の一般式で表されるフルオロリン酸リチウムなども利用可能である。さらにこれら含リチウム化合物の一部を異種元素で置換してもよい。金属酸化物、リチウム酸化物、導電剤などで表面処理してもよく、表面を疎水化処理してもよい。
正極活物質層はさらに導電剤と結着剤とを含む。導電剤としては、天然黒鉛や人造黒鉛のグラファイト類、アセチレンブラック、ケッチェンブラック、チャンネルブラック、ファーネスブラック、ランプブラック、サーマルブラックなどのカーボンブラック類、炭素繊維や金属繊維などの導電性繊維類、アルミニウムなどの金属粉末類、酸化亜鉛やチタン酸カリウムなどの導電性ウィスカー類、酸化チタンなどの導電性金属酸化物、フェニレン誘導体などの有機導電性材料を用いることができる。
また結着剤としては、PVDF、ポリテトラフルオロエチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、アラミド樹脂、ポリアミド、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリアクリルニトリル、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸メチル、ポリアクリル酸エチル、ポリアクリル酸ヘキシル、ポリメタクリル酸、ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポリメタクリル酸ヘキシル、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルピロリドン、ポリエーテル、ポリエーテルサルフォン、ヘキサフルオロポリプロピレン、スチレンブタジエンゴム、カルボキシメチルセルロースなどが使用可能である。また、テトラフルオロエチレン、ヘキサフルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン、パーフルオロアルキルビニルエーテル、フッ化ビニリデン、クロロトリフルオロエチレン、エチレン、プロピレン、ペンタフルオロプロピレン、フルオロメチルビニルエーテル、アクリル酸、ヘキサジエンより選択された2種以上の材料の共重合体を用いてもよい。またこれらのうちから選択された2種以上を混合して用いてもよい。
正極集電体やリード14、ケース6としては、アルミニウム(Al)、炭素、導電性樹脂などが使用可能である。またこのいずれかの材料に、カーボンなどで表面処理したものを用いてもよい。
非水電解質には有機溶媒に溶質を溶解した非水溶液系の電解質溶液や、これらを含み高分子で非流動化されたいわゆるポリマー電解質層が適用可能である。少なくとも電解質溶液を用いる場合には正極2と負極1との間にポリエチレン、ポリプロピレン、アラミド樹脂、アミドイミド、ポリフェニレンサルファイド、ポリイミドなどからなる不織布や微多孔膜などのセパレータ3を用い、これに電解質溶液を含浸させるのが好ましい。
非水電解質の材料は、活物質の酸化還元電位などを基に選択される。非水電解質に用いるのが好ましい溶質としては、LiPF、LiBF、LiClO、LiAlCl、LiSbF、LiSCN、LiCFSO、LiN(CFCO、LiN(CFSO、LiAsF、LiB10Cl10、低級脂肪族カルボン酸リチウム、LiF、LiCl、LiBr、LiI、クロロボランリチウム、ビス(1,2−ベンゼンジオレート(2−)−O,O’)ホウ酸リチウム、ビス(2,3−ナフタレンジオレート(2−)−O,O’)ホウ酸リチウム、ビス(2,2’−ビフェニルジオレート(2−)−O,O’)ホウ酸リチウム、ビス(5−フルオロ−2−オレート−1−ベンゼンスルホン酸−O,O’)ホウ酸リチウムなどのホウ酸塩類、テトラフェニルホウ酸リチウムなど、一般にリチウム電池で使用されている塩類を適用できる。
さらに上記塩を溶解させる有機溶媒には、エチレンカーボネート(EC)、プロピレンカーボネート、ブチレンカーボネート、ビニレンカーボネート、ジメチルカーボネート(DMC)、ジエチルカーボネート、エチルメチルカーボネート(EMC)、ジプロピルカーボネート、ギ酸メチル、酢酸メチル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチル、ジメトキシメタン、γ−ブチロラクトン、γ−バレロラクトン、1,2−ジエトキシエタン、1,2−ジメトキシエタン、エトキシメトキシエタン、トリメトキシメタン、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフランなどのテトラヒドロフラン誘導体、ジメチルスルホキシド、1,3−ジオキソラン、4−メチル−1,3−ジオキソランなどのジオキソラン誘導体、ホルムアミド、アセトアミド、ジメチルホルムアミド、アセトニトリル、プロピルニトリル、ニトロメタン、エチルモノグライム、リン酸トリエステル、酢酸エステル、プロピオン酸エステル、スルホラン、3−メチルスルホラン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、3−メチル−2−オキサゾリジノン、プロピレンカーボネート誘導体、エチルエーテル、ジエチルエーテル、1,3−プロパンサルトン、アニソール、フルオロベンゼンなどの1種またはそれ以上の混合物など、一般にリチウム電池で使用されているような溶媒を適用できる。
さらに、ビニレンカーボネート、シクロヘキシルベンゼン、ビフェニル、ジフェニルエーテル、ビニルエチレンカーボネート、ジビニルエチレンカーボネート、フェニルエチレンカーボネート、ジアリルカーボネート、フルオロエチレンカーボネート、カテコールカーボネート、酢酸ビニル、エチレンサルファイト、プロパンサルトン、トリフルオロプロピレンカーボネート、ジベンゾフラン、2,4−ジフルオロアニソール、o−ターフェニル、m−ターフェニルなどの添加剤を含んでいてもよい。
なお、非水電解質は、ポリエチレンオキサイド、ポリプロピレンオキサイド、ポリホスファゼン、ポリアジリジン、ポリエチレンスルフィド、ポリビニルアルコール、ポリフッ化ビニリデン、ポリヘキサフルオロプロピレンなどの高分子材料の1種またはそれ以上の混合物などに上記溶質を混合して、固体電解質として用いてもよい。また、上記有機溶媒と混合してゲル状で用いてもよい。
次に正極2の製造方法について簡単に説明する。所定の粒度に分級した粉状の正極活物質を、結着剤、導電剤、および適量の分散媒とともに攪拌し、正極合剤ペーストを調製する。このペーストを正極集電体の両面に塗布し、乾燥させた後、ロールプレスする。このようにして正極集電体の両面に正極活物質層を形成する。その後、角型のケース6に挿入可能な幅にスリットする。また正極活物質層の一部を剥離して正極集電体にリード14を接続する。このようにして正極2が作製される。
次に負極1の製造方法について図4を用いて説明する。図4に示す製造装置では巻き出しロール21から成膜ロール24A、24Bを経て巻き取りロール25へと集電体15が送られる。これらのロールと蒸着ユニット23とは真空容器26の中に設けられている。真空容器26内は真空ポンプ27により減圧される。蒸着ユニット23では蒸着ソース、坩堝、電子ビーム発生装置がユニット化されている。
集電体15は、表面に多数の突起15Aを有する。例えば、電解メッキによりRa=2.0μmの凹凸を設けた厚さ30μmの電解銅箔を集電体15として用いる。真空容器26の内部は、低圧の不活性ガス雰囲気にする。例えば圧力3.5Paのアルゴン雰囲気とする。蒸着時には、電子ビーム発生装置により発生させた電子ビームを偏光ヨークにより偏光させ、蒸着ソースに照射する。この蒸着ソースには、例えばSiを用いる。なおマスク22の開口部の形状を調整することで、蒸着ユニット23から発生した蒸着ソース材料の蒸気が集電体15の面に垂直に入射しないようにしている。
このようにして集電体15の面に蒸着ソース材料の蒸気を供給しつつ集電体15を巻き出しロール21から巻き取りロール25へと送ることにより突起15Aを基点として蒸着ソース材料の蒸気が堆積して活物質塊16が生成する。すなわち、蒸着ソース材料にSiを用いればSiからなる活物質塊16が生成する。
また蒸着ソース材料の蒸気の入射方向と角ωをなすように酸素ノズル28を設け、酸素ノズル28から真空容器26内に酸素を導入すると蒸着ソース材料の酸化物からなる活物質塊16が生成する。例えば角ωを65°に設定し、純度99.7%の酸素ガスを酸素ノズル28から真空容器26内に導入し、約20nm/secの成膜速度で形成すると、集電体15の突起15Aに厚さ21μmのSiO0.4からなる柱状体である活物質塊16が生成する。なお成膜ロール24Aにて片面に活物質塊16を形成した後、集電体15を成膜ロール24Bに送り、同様の方法によりもう一方の面にも活物質塊16を形成することができる。以上のようにしてまず負極1の前駆体を作製する。
これ以外に、以下のようにして図3(b)の模式断面図に示すような負極1の前駆体を作製してもよい。すなわち、上述の製造装置において集電体15上に薄く(例えば1μm以下)活物質塊16Aを形成した後、逆の方向から同等の厚みの活物質塊16Bを形成する。この手順を繰り返し行ってさらに活物質塊16Cを形成すると、集電体15の、活物質塊16Aを形成する面に垂直な方向において波状になった柱状の活物質塊18を得ることができる。なお図3(b)では3段の活物質塊を形成しているが段数は限定されない。
なお集電体15の両面に予め等間隔に耐熱テープを貼り付けておく。成膜後このテープを剥離することによってリード11を溶接するための集電体露出部を形成することができる。
なお、上記の方法以外に、特開2003−17040号公報や特開2002−279974号公報に開示されている方法によって集電体15とその表面に設けられた複数の柱状の活物質塊16とを有する負極1の前駆体を作製してもよい。ただし、集電体15の表面に対し活物質塊16を傾斜させて形成することが好ましい。あるいは集電体15に垂直な方向において波状になった柱状の活物質塊を形成することが好ましい。
このいずれかの形状の活物質塊16、18を形成することによって負極の充放電サイクル特性が改善される。理由は明確ではないが理由の一つとして、例えば以下のようなことが考えられる。リチウムイオン吸蔵性を有する元素はリチウムイオンを吸蔵・放出する際に膨張・収縮する。この膨張・収縮に伴って生じる応力が、集電体15の活物質塊16、18を形成した面に平行な方向と垂直な方向とに分散される。そのため、集電体15の皺や、活物質塊16、18の剥離の発生が抑制されるため、充放電サイクル特性が改善されると考えられる。
以上のようにして作製した負極1の前駆体の活物質塊16、18の隙間にリチウム17を介在させる。この方法の例を、活物質塊16を形成した場合を代表として説明する。まず粒子状のリチウム17を、例えば米国特許第5567474号公報に開示されている方法をアレンジして作製する。米国特許第5567474号公報には比較的粒径の大きなリチウムを製造する方法が示されているが、活物質塊16同士の隙間にリチウム17を介在させるために、リチウム17の粒子径は、例えば15μm以下とする。
具体的には、アルゴンガスを充満させたグローブボックス中において金属リチウムインゴット300gと金属ナトリウム2gとを流動パラフィン中に投入し、200℃に加熱しながら攪拌する。両金属が溶解した後、二酸化炭素ガスを上記溶融塩に通気させる。そのときの流量は1分あたり5リットルであり、通気時間は10分間とする。通気終了後、攪拌を止めて加熱を停止させる。室温まで冷却した後、反応容器の底部には金属粒子が堆積する。その粒子をガラスフィルターで流動パラフィンを除去し、ヘキサンで洗浄を繰り返す。
このような手順により得られた粉末の組成分析を行ったところ、リチウムが99%以上占めていることが判明した。また表面は炭酸リチウムに覆われていることが走査型電子顕微鏡(SEM)および電子プローブマイクロアナライザー(EPMA)から判明した。この粒子の粒度分布は0.8μmから50μmと広く存在し、粒径加積曲線において50%通過に相当する粒径であるD50は12μmであった。得られた粒子を分級し、15μm以下の粒子のみを使用した。
あるいは、真空蒸着装置(図示せず)中において高周波溶解坩堝(銅製・水冷式)中にリチウムインゴットを投入し、真空中で加熱する。坩堝直上には坩堝と対向するように設置した水冷ステージおよびその表面にニッケルメッシュを貼り付ける。蒸着終了後、ニッケルメッシュを取り出すと、その表面および内部に粒子状リチウムが析出する。このニッケルメッシュを後述する分散媒に浸し、例えば超音波分散を行うと粒子状のリチウム17とニッケルメッシュとを容易に分離することが可能になる。真空蒸着装置の真空チャンバー内を大気圧に戻す際に二酸化炭素ガスを導入しておくと粒子状のリチウム17の表面は炭酸リチウムに覆われる。本手法を用いれば、0.3μm以上13μm以下の粒度分布の粒子状のリチウム17を調製することができる。この場合の粒子は分級せずそのままで使用することができる。
このようにして作製した粒子状のリチウム17を分散媒に分散させる。溶媒としては、沸点が低くて除去されやすく、リチウムとの反応性が低く、乾燥後に残留物を残さない性質を有するものであれば、特別の制限なく使用することができる。その代表的な例として、トルエン、アセトニトリル、アセトン、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミドなどがある。このときの分散媒に対する粒子状リチウムの配合比率は、塗布時の流動性と1回の塗布によるリチウム量を考慮して、例えば5重量%以上、20重量%以下とする。
この分散液を負極1の前駆体の表面に塗布し、乾燥する。これにより図5の断面図に示すように、大半のリチウム17は活物質塊16同士の隙間に嵌り込んだ状態となる。このコーティングには、一般的な液コーティング方法を適用することができる。代表的な例として、ナイフコーティング、ダイレクトロールコーティング、リバースロールコーティング、グラビアロールコーティング、ギャップコーティング、スプレーコーティング、スロットダイコーティングまたはテープキャスティングがある。
なお負極活物質あたりの必要なリチウム量は負極活物質の不可逆容量に依存する。例えばSiO0.3では約30%の不可逆容量を有するので、リチウムの理論容量密度を3861mAh/gとし、不可逆容量に相当する重量以上のリチウム17を負極1に塗布する。例えば、設計容量が3000mAhの電池であれば、負極活物質の充填量は4286mAh相当とする必要があり、不可逆容量である1286mAh相当の0.333g以上のリチウム17を負極1に塗布する。
このように、本実施の形態では、粒子状のリチウム17を蒸着ではなく液コーティングで塗布する。そのため、介在させたリチウム17は完全には負極1の表面を覆わず、非水電解液を注入する際に活物質塊16の隙間へ非水電解液が含浸しやすい。また粒子状にしてその表面積を増すことにより、不可逆容量の補填源として顕著な効果を発揮する。
なお乾燥工程の温度は、リチウムの溶融温度である180℃を超えないようにし、分散媒をより完全に除去するために、乾燥工程を真空雰囲気で実施してもよい。
なお活物質塊16の隙間にリチウム17を介在させる前に、リチウム17の表面には炭酸リチウム層を形成しておくことが好ましい。このような方法もまた、例えば米国特許第5567474号公報に開示されている。あるいは、真空蒸着法を用いる場合、前述のように二酸化炭素ガスを用いてチャンバー内を大気圧に戻すことで炭酸リチウム層を形成できる。リチウム17の表面に炭酸リチウム層を形成することにより、大気中の窒素および酸素との反応を抑制し、内部のリチウム17を有効に活用できるだけでなく、表面が安定な化合物を形成することにより安全に使用することが可能である。
上記のように表面に炭酸リチウム層が形成された粒子状のリチウム17によって不可逆容量を補填した負極1を用い、電池を作製した。この電池を用いて以下のような検証を行った。放電後の電池を分解し、負極1の表面を走査電子顕微鏡で観察した。すると図6に示すような球状体30が存在していることがわかった。ジメチルカーボネートを用いて球状体30を負極1から分離・回収し、Li−NMRを用いて解析したところ、金属リチウムの存在を示す化学シフト(230ppm)にはピークは検出されず、リチウム化合物を示す0〜30ppmのみにピークが検出された。さらに赤外線分光分析により球状体30は炭酸リチウムであることが判明した。これは粒子状のリチウム17の表面の炭酸リチウム層が活物質塊16とは反応しないためである。このようにしてリチウム17の表面に炭酸リチウム層を形成したことを裏付けることができる。
なお上記実施の形態では角形電池を例に説明したが、本発明は円筒型、扁平型、コイン型、角形などの様々な形状の非水電解質二次電池に適用可能であり、電池の形状は特に限定されない。また捲回型、積層型などの極板群構造を有する電池にも適用可能である。本発明は、金属製の電池缶やラミネートフィルム製のケースに、電極、電解液などの発電要素を収容した電池を含め、様々な封止形態の電池に適用可能であり、電池の封止形態は特に限定されない。
本発明の負極の製造方法によれば、高容量密度材料を負極活物質に用いた場合の課題である不可逆容量の増大による放電容量低下を解決して高容量で特性バランスに優れた非水電解質二次電池を提供することができる。本発明の非水電解質二次電池は、移動体通信機器、携帯電子機器などの主電源に有用である。
本発明の実施の形態1による非水電解質二次電池の一部切欠斜視図 同非水電解質二次電池の分解斜視図 同非水電解質二次電池の負極用の集電体上に活物質塊を設けた状態を示す模式断面図 図3に示す状態の負極の前駆体を作製するための装置の概略構成図 図3に示す状態の活物質塊の隙間にリチウムを設けた状態を示す断面図 図5に示す負極を用いて作製した非水電解質二次電池を分解して負極表面を観察した電子顕微鏡観察図
符号の説明
1 負極
2 正極
3 セパレータ
4 枠体
5 封口板
6 ケース
9 電極群
11,14 リード
13 端子
15 集電体
15A 突起
16,16A,16B,16C,18 活物質塊
17 リチウム
21 巻き出しロール
22 マスク
23 蒸着ユニット
24A,24B 成膜ロール
25 巻き取りロール
26 真空容器
27 真空ポンプ
28 酸素ノズル
30 球状体

Claims (9)

  1. 集電体の表面にリチウムイオンを電気化学的に吸蔵・放出可能な複数の柱状の活物質塊を形成する第1ステップと、
    前記活物質塊の隙間に粒子状のリチウムを介在させる第2ステップと、を備えた負極の製造方法。
  2. 前記第1ステップにおいて前記集電体の表面に対し前記活物質塊を傾斜させて形成する請求項1記載の負極の製造方法。
  3. 前記第1ステップにおいて、前記集電体の前記柱状の活物質塊を形成する面に垂直な方向において前記柱状の活物質塊を波状に形成する請求項1記載の負極の製造方法。
  4. 前記第2ステップにおいて粒子状の前記リチウムを分散媒に分散させた分散液を、前記活物質塊を形成した集電体に塗布、乾燥する請求項1記載の負極の製造方法。
  5. 前記第2ステップにおいて、真空蒸着法あるいは溶融リチウムの攪拌により粒子状の前記リチウムを生成する請求項1記載の負極の製造方法。
  6. 前記活物質塊の隙間に前記リチウムを介在させる前に前記リチウムの表面に炭酸リチウム層を形成する請求項1記載の負極の製造方法。
  7. 前記活物質塊がSiO(0.1≦x≦1.8)である請求項1記載の負極の製造方法。
  8. リチウムを電気化学的に吸蔵・放出可能な正極と、請求項1から6のいずれか一項により作製した負極と、前記正極と前記負極とに介在する非水電解質とを備えた非水電解質二次電池。
  9. 前記負極上に炭酸リチウムが存在する請求項8記載の非水電解質二次電池。
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