JP2008117481A - 光ディスク装置 - Google Patents

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Nobuki Matsui
信樹 松井
Tetsuji Hashimoto
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Abstract

【課題】ディスクトレイの移動を規制するときの衝撃によるディスクトレイ及びスライドレールの破損を防止する。
【解決手段】フレーム9に、左スライドレール11及び右スライドレール12をスライド自在に取り付ける。金属製の左スライドレール11に、上規制片11a及び下規制片11bを、曲げ加工により形成する。金属製の右スライドレール12に、上規制片12a及び下規制片12bを、曲げ加工により形成する。ディスクトレイ14の左保持部14b及び右保持部14cに、第1,第2露出位置当接面14e,14f、第1,第2格納位置当接面14g,14hを形成する。ディスクトレイ14は、露出位置に向けてスライドしたときに、上規制片11aが第1露出位置当接面14eに、下規制片11bが第2露出位置当接面14fに同時に当接してスライドが規制される。
【選択図】図6

Description

本発明は、光ピックアップにより光ディスクに記録された情報の再生や記録を行う光ディスク装置に関し、詳しくは、ディスクトレイの移動規制に関するものである。
CD−R、DVDなどの光ディスクを記憶媒体として用いる光ディスク装置は、デスクトップ型のパソコン(パーソナル コンピュータ)や、ノートパソコンと称される携帯型のパソコンに内蔵されている。光ディスク装置は、樹脂製のディスクトレイ上に装填された光ディスクを高速で回転させるスピンドルモータと、光ディスクの半径方向に移動しながら光ディスクにレーザ光を照射して情報を記録し、あるいは光ディスクから反射されたレーザ光を受光して情報の読み出しを行う光ピックアップとを備えており、一般的にスリムドライブと称される光ディスク装置では、スピンドルモータ及び光ピックアップは、ディスクトレイに組み込まれている。
ディスクトレイは、光ディスクの着脱時に筐体外部に露出される露出位置と筐体内部に格納される格納位置との間でスライド自在に設けられている。筐体内部には、ディスクトレイのスライド方向にスライド自在に設けられたスライドレールが配されており、スライドレールは、ディスクトレイをスライド自在に保持する。スライドレールは、筐体内部に設けられたガイドレールにスライド自在に取り付けられている。
ディスクトレイが格納位置から露出位置に向けて前方向にスライドしたときには、スライドレールが前方向に移動して、スライドレールに設けられた係合部が、ガイドレールに設けられた係合部に当接することにより、スライドレールの前方向へのスライドが規制される。
スライドレールは、ディスクトレイが露出位置に向けてスライドしたときに、ディスクトレイに当接してスライドを規制する。ディスクトレイには、スピンドルモータ及び光ピックアップが組み込まれており、その重量が重いため、スライドレールには、ディスクトレイが当接したときに大きな衝撃が加わる。その衝撃で変形しないように、スライドレールは、金属により構成されている。スライドレールには、ディスクトレイに設けられたストッパに当接してスライドを規制する規制片が曲げ加工により形成されている。
特許文献1には、スライドレールに係止片を設け、ガイドレールに、係止片に当接してスライドレールのスライドを規制する係止段部を設け、係止片と係止段部との当接面を傾斜状に形成することにより、係止片が係止段部に当接するときの衝撃を緩和し、係止段部の耐久性を向上したディスク装置が提案されている。
特開2005−25895号公報
しかしながら、特許文献1では、係止片と係止段部とが当接する部分は1箇所であり、その1箇所に当接するときの衝撃が集中するため、係止片の端部が、合成樹脂製の係止段部に食い込んだり、係止段部が破損するという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ディスクトレイの移動を規制するときの衝撃によるディスクトレイ及びスライドレールの破損を防止することができる光ディスク装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の光ディスク装置は、光ディスクを回転させるスピンドルモータ及び光ピックアップが設けられ、筐体内部に格納される格納位置と前記筐体外部に露出される露出位置との間で移動自在なディスクトレイと;前記筐体内部に設けられ、前記ディスクトレイを移動自在に保持する保持部材と;を備えた光ディスク装置において、前記ディスクトレイに設けられ、前記ディスクトレイを前記露出位置に位置決めするための露出ストッパと;前記保持部材に設けられ、前記ディスクトレイが前記露出位置に向けて移動したときに、前記露出ストッパに当接して前記ディスクトレイの露出方向への移動を規制する露出移動規制部と;を備え、前記露出ストッパ及び前記露出移動規制部を、複数設けたことを特徴とする。
なお、前記複数の露出ストッパは、前記複数の露出移動規制部に同時に当接するものである。また、前記複数の露出ストッパが前記複数の露出移動規制部に当接したときに、前記ディスクトレイが前記露出位置に位置する状態となる。さらに、前記ディスクトレイに、スピンドルモータ及び光ピックアップの駆動を制御する駆動基板を設け、前記筐体内部に、光ディスク装置の駆動を制御する制御回路基板を設け、前記駆動基板と前記制御回路基板とを接続するフレキシブル基板を設けることが好ましい。
また、前記ディスクトレイに設けられ、前記ディスクトレイを前記格納位置に位置決めするための格納ストッパと;前記保持部材に設けられ、前記ディスクトレイが前記格納位置に向けて移動したときに、前記格納ストッパに当接して前記ディスクトレイの格納方向への移動を規制する格納移動規制部と;を備え、前記格納ストッパ及び前記格納移動規制部を、複数設けることが好ましい。なお、前記複数の格納ストッパは、前記複数の格納移動規制部に同時に当接するものである。また、前記複数の格納ストッパが前記複数の格納移動規制部に当接したときに、前記ディスクトレイが前記格納位置に位置する状態となる。
さらに、前記保持部材を複数設け、前記複数の保持部材は、前記ディスクトレイの対向する両側端部を保持することが好ましい。なお、前記ディスクトレイが前後方向に移動自在であるときに、前記複数の保持部材は、前記ディスクトレイの左右の両側端部を保持することが好ましい。また、前記複数の保持部材それぞれに、前記露出移動規制部及び前記格納移動規制部を複数設け、前記露出移動規制部及び前記格納移動規制部の数量に対応して、前記露出ストッパ及び前記格納ストッパの数量も変更されるものである。
また、前記保持部材を、前記筐体内部に格納される第1位置と前記筐体外部に露出する第2位置との間で移動自在に設け、前記保持部材は、前記ディスクトレイが前記露出位置に向けて移動したときに、前記第2位置まで移動し、前記保持部材が前記第2位置に位置し、前記露出ストッパが前記露出移動規制部に当接しているときに、前記ディスクトレイの後端が前記筐体から露出することが好ましい。
さらに、前記ディスクトレイを、樹脂から構成し、前記保持部材を、金属板から構成し、前記露出及び格納移動規制部を、曲げ加工された曲げ加工部から構成することが好ましい。
本発明の光ディスク装置によれば、ディスクトレイに設けられた露出ストッパと、保持部材に設けられた露出移動規制部とを、複数設け、複数の露出ストッパは、同時に複数の露出移動規制部に当接するから、露出ストッパが露出移動規制部に当接してディスクトレイの露出方向への移動を規制するときの衝撃を分散させることができ、衝撃によるディスクトレイ及び保持部材の破損を防止することができる。
また、ディスクトレイに設けられた格納ストッパと、保持部材に設けられた格納移動規制部とを、複数設け、複数の格納ストッパは、同時に複数の格納移動規制部に当接するから、格納ストッパが格納移動規制部に当接してディスクトレイの格納方向への移動を規制するときの衝撃を分散させることができ、衝撃によるディスクトレイ及び保持部材の破損を防止することができる。
図1に示すように、本発明を実施した光ディスク装置2を内蔵したノート型パソコンにおいて、光ディスク装置2はパソコン本体3の一方の側面に組み込まれる。図1は、光ディスク4を装填するためにトレイユニット5をいっぱいに引き出した様子を表している。光ディスク4の装填後、フロントカバー6を押圧するとトレイユニット5はパソコン本体3内に完全に格納された状態でロックされる。トレイユニット5を引き出すときには、フロントカバー6に設けられたイジェクトボタン6aを押す。イジェクトボタン6aが押されたとき、光ピックアップ15(図2参照)が光ディスク4にアクセスしていなければ格納位置(図3参照)でのロックが解除され、トレイユニット5がバネの付勢により所定ストローク(例えば10mm程度)突出するから、ユーザはフロントカバー6をつまんで図示の露出位置まで引き出し操作することができる。
図2に示すように、光ディスク装置2は、パソコン本体3の内部に固定される金属薄板製のフレーム9及びフレーム9の上面を覆うカバー(図示せず)により構成される筐体10と、フレーム9の左右の側壁に設けられたガイドレールに沿ってスライドする左スライドレール(保持部材)11及び右スライドレール(保持部材)12と、各スライドレール11,12に対してさらにスライド自在に組み付けられたトレイユニット5と、を備える。フレーム9の側壁の内面には各スライドレール11,12のスライドをガイドする樹脂製のガイドレールが固定されている。
本実施形態では、トレイユニット5が、格納位置から露出位置までスライドするときには、先ず、各スライドレール11,12が、トレイユニット5のスライドに伴い前方向にスライドして、各スライドレール11,12に形成された当接部が、ガイドレールに形成された係合部に当接して、各スライドレール11,12の前方向へのスライドが規制される。その後、さらにトレイユニット5を前方向にスライドさせて、トレイユニット5を露出位置までスライドさせる。各スライドレール11,12は、筐体10の内部に格納される第1位置(図3参照)と筐体10の外部に露出する第2位置(図2参照)との間で移動自在に設けられている。各スライドレール11,12は、トレイユニット5(ディスクトレイ14)が露出位置に向けて移動したときに、第2位置まで移動する。本実施形態では、各スライドレール11,12が第2位置に位置し、ディスクトレイ14を露出位置までスライドさせると、ディスクトレイ14の後端が筐体10から露出するようにされている。
フレーム9には、光ディスク装置2の駆動を制御する電気回路基板13が取り付けられており、電気回路基板13は、フレーム9とカバー(図示せず)とからなる筐体10の内部に収納されている。
トレイユニット5は、光ディスク4の外径に対応した窪みが形成された樹脂製のディスクトレイ14と、光ピックアップ15を有し、ディスクトレイ14の開口部14aを下側から塞ぐように組み付けられたピックアップユニット16と、を備える。
ピックアップユニット16には、光ディスク4を回転させるスピンドルモータ17、スピンドルモータ17の駆動軸に固定されたチャッキングコア18が設けられている。ディスクトレイ14の窪みに合わせて光ディスク4を装填すると、チャッキングコア18が光ディスク4のチャック孔4a(図1参照)に係合して光ディスク4を保持する。
ディスクトレイ14には、光ピックアップ15及びスピンドルモータ17の駆動を制御する制御基板(図示せず)が設けられており、この制御基板は、フレキシブル基板19により電気回路基板13に接続されている。
フレーム9の奥側にはイジェクトバネ21を含むイジェクト機構22が設けられ、イジェクトボタン6aを押して格納位置でのロックが解除されると、トレイユニット5はイジェクトバネ21の付勢により所定ストロークだけ突出する。なお、符号6bは光ディスク4にアクセス中であることを外部表示する表示部、符号6cは緊急操作用のイジェクト穴を示す。故障やパソコンの暴走などでイジェクトボタン6aの操作ではイジェクトできなくなっても、イジェクト穴6cに固い細線を差し込むことによって格納位置でのロックを解除してディスクトレイ14を引き出すことが可能となる。
図2及び図3に示すように、露出位置(図2参照)からディスクトレイ14を押し込むと、各スライドレール11,12に保持されたディスクトレイ14が後方に向かってスライドし、各スライドレール11,12がフレーム9に固定されたガイドレール上を後方に向かってスライドする。フレーム9に対してディスクトレイ14が所定の位置まで押し込まれると、イジェクトバネ21をチャージした状態でディスクトレイ14にフック(図示せず)が係合し、ディスクトレイ14は格納位置(図3参照)に機械的にロックされる。
図4及び図5に示すように、左スライドレール11は、ディスクトレイ14をスライド自在に保持するものであり、金属板を曲げ加工されて形成されている。左スライドレール11には、ディスクトレイ14(第1,第2露出位置当接面14e,14f、第1,第2格納位置当接面14g,14h)に当接して、ディスクトレイ14のスライドを規制する上規制片11a及び下規制片11bが、曲げ加工により形成されている。
右スライドレール12は、ディスクトレイ14をスライド自在に保持するものであり、金属板を曲げ加工されて形成されている。右スライドレール12には、ディスクトレイ14(第1,第2露出位置当接面14e,14f、第1,第2格納位置当接面14g,14h)に当接して、ディスクトレイ14のスライドを規制する上規制片12a及び下規制片12bが、曲げ加工により形成されている。上規制片12a及び下規制片12bは、左スライドレール11の上規制片11a及び下規制片11bと同様の形状で形成されている。なお、各スライドレール11,12を構成する素材は、金属に限定されることなく、適宜変更可能である。
ディスクトレイ14の左側面には、左スライドレール11により保持される左保持部14bが形成され、ディスクトレイ14の右側面には、右スライドレール12により保持される右保持部14cが形成されている。
図4〜図6に示すように、左保持部14bの左側面には、各規制片11a,11bが挿入されるガイド溝14dが形成されている。また、右保持部14cの右側面にも、各規制片12a,12bが挿入されるガイド溝14dが形成されている。ガイド溝14dは、ディスクトレイ14のスライド方向(前後方向)に延びて形成されている。ガイド溝14dは、前後方向(図6における左右方向)の各端部が、上下方向において段差状になるように形成されている。これにより、左保持部14b及び右保持部14cには、第1露出位置当接面(露出ストッパ)14e、第2露出位置当接面(露出ストッパ)14f、第1格納位置当接面(格納ストッパ)14g、第2格納位置当接面(格納ストッパ)14hが形成される。なお、図4においては、右保持部14cに形成されたガイド溝14d及び各当接面14e〜14hの図示を省略している。
ディスクトレイ14を、露出位置に向けて前方向(図6における右方向)にスライドしたときには、図6(B)に示すように、第1露出位置当接面14eが上規制片11aに、第2露出位置当接面14fが下規制片11bに同時に当接し、さらに、第1露出位置当接面14eが上規制片12aに、第2露出位置当接面14fが下規制片12bに同時に当接して、ディスクトレイ14の露出方向へのスライドが規制される。本実施形態では、ディスクトレイ14の露出方向への移動を規制する露出移動規制部は、左スライドレール11においては上規制片11aと下規制片11bとから構成され、右スライドレール12においては上規制片12aと下規制片12bとから構成されている。
また、ディスクトレイ14を、格納位置に向けて後方向(図6における左方向)にスライドしたときには、図6(C)に示すように、第1格納位置当接面14gが上規制片11aに、第2格納位置当接面14hが下規制片11bに同時に当接し、さらに、第1格納位置当接面14gが上規制片12aに、第2格納位置当接面14hが下規制片12bに同時に当接して、ディスクトレイ14の格納方向へのスライドが規制される。本実施形態では、ディスクトレイ14の格納方向への移動を規制する格納移動規制部は、左スライドレール11においては上規制片11aと下規制片11bとから構成され、右スライドレール12においては上規制片12aと下規制片12bとから構成されている。
次に、上記のように構成された光ディスク装置2の作用について説明する。ユーザは、格納位置に位置するトレイユニット5を露出位置までスライドさせるときには、フロントカバー6に設けられたイジェクトボタン6aを押す。イジェクトボタン6aが押されると、格納位置(図3参照)でのロックが解除され、トレイユニット5がイジェクトバネ21の付勢により、10mm程度突出(前方向にスライド)する。そして、ユーザはフロントカバー6をつまんで、トレイユニット5を露出位置までスライドさせる。
ユーザが、トレイユニット5を露出位置に向けてスライドさせると、先ず、各スライドレール11,12が、トレイユニット5のスライドに伴い前方向にスライドして、各スライドレール11,12に形成された当接部が、ガイドレールに形成された係合部に当接して、各スライドレール11,12の前方向へのスライドが規制される(各スライドレール11,12が筐体10の外部に露出する第2位置に位置する)。
各スライドレール11,12の前方向へのスライドが規制された状態から、さらにトレイユニット5が前方向にスライドされると、図6(B)に示すように、ディスクトレイ14の第1露出位置当接面14eが左スライドレール11の上規制片11aに、第2露出位置当接面14fが下規制片11bに同時に当接し、さらに、第1露出位置当接面14eが右スライドレール12の上規制片12aに、第2露出位置当接面14fが下規制片12bに同時に当接して、トレイユニット5(ディスクトレイ14)の露出方向へのスライドが規制される。スライドが規制された位置が、トレイユニット5の露出位置となる。
このように、ディスクトレイ14が格納位置から露出位置に向けてスライドしたときに、第1露出位置当接面14eが上規制片11aに、第2露出位置当接面14fが下規制片11bに同時に当接して、ディスクトレイ14のスライドが規制されるから、ディスクトレイ14が左スライドレール11に当接するときの衝撃を、上規制片11aと下規制片11bとに分散させることができる。これにより、ディスクトレイ14のスライドを規制するときの衝撃によるディスクトレイ14及び左スライドレール11の破損を防止することができる。なお、右スライドレール12も、左スライドレール11と同様の形状で形成されているため、ディスクトレイ14のスライドを規制するときの衝撃を分散させることができ、衝撃による右スライドレール12の破損を防止することができる。
また、ディスクトレイ14のスライドを規制するときの衝撃によるディスクトレイ14及び左スライドレール11の破損を防止することにより、ディスクトレイ14の露出位置の位置ズレを防止することができ、ディスクトレイ14の露出位置が前方向にズレることに起因するフレキシブル基板19の破損を防止することができる。
なお、上記実施形態では、左スライドレール11に、上規制片11aと下規制片11bとを形成し、右スライドレール12に、上規制片12aと下規制片12bとを形成したが、各スライドレール11,12に形成する規制片の数量は適宜変更可能である。また、規制片の数量に応じて、規制片に当接するディスクトレイ14の当接面の数量も変更されるものである。
また、上記実施形態では、上規制片11aと下規制片11bとを、上下方向において異なる位置に、且つ前後方向において近接する位置に形成したが、各規制片11a,11bが、同時にディスクトレイ14に当接するようにされていればよく、各規制片11a,11bを、前後方向において同じ位置に形成するようにしてもよい。
さらに、図7に示すように、上規制片11a及び下規制片11bの代わりに、左スライドレール11に、前規制片11c及び後規制片11dを、上下方向において同じ高さ位置に、且つ、前後方向において離れた位置に形成するようにしてもよい。この場合には、ガイド溝14dの代わりに、ディスクトレイ14の左保持部14bに、前ガイド溝14i及び後ガイド溝14jを形成する。
前ガイド溝14i及び後ガイド溝14jは、前方及び後方の端部が直線状に形成されている。これにより、ディスクトレイ14の左保持部14bには、前露出位置当接面(露出ストッパ)14k、前格納位置当接面(格納ストッパ)14L、後露出位置当接面(露出ストッパ)14m、後格納位置当接面(格納ストッパ)14nが形成される。
ディスクトレイ14を、露出位置に向けて前方向にスライドしたときには、前露出位置当接面14kが前規制片11cに、後露出位置当接面14mが後規制片11dに同時に当接して、ディスクトレイ34の露出方向へのスライドが規制される。
また、ディスクトレイ34を、格納位置に向けて後方向にスライドしたときには、前格納位置当接面14Lが前規制片11cに、後格納位置当接面14nが後規制片11dに同時に当接して、ディスクトレイ34の格納方向へのスライドが規制される。
さらに、図7に示す実施形態では、左スライドレール11に、前規制片11cと後規制片11dとを形成する例を示したが、右スライドレール12の構造を、左スライドレール11と同様の構造にしてもよい。この場合には、右保持部14cに前ガイド溝14i及び後ガイド溝14jを形成して、右保持部14cにも、前露出位置当接面14k、前格納位置当接面14L、後露出位置当接面14m、後格納位置当接面14nを形成する。
図8〜図10に他の実施形態を示す。図1〜図6に示す実施形態のものと同様の構成部材には同一の符号を付し、その詳細な説明を簡略化する。この実施形態では、右スライドレール12と左スライドレール31とにより、ディスクトレイ34をスライド自在に保持する。
左スライドレール31は、金属板を曲げ加工されて形成されており、ディスクトレイ34(第1露出位置当接面34d、格納位置当接面34f)に当接して、ディスクトレイ14のスライドを規制する第1規制片31aと、ディスクトレイ34(第2露出位置当接面34e)に当接して、ディスクトレイ14のスライドを規制する第2規制片31bと、が曲げ加工により形成されている。第2規制片31bは、第1規制片31aの一部を曲げ加工することにより形成されている。なお、左スライドレール31を構成する素材は、金属に限定されることなく、適宜変更可能である。
ディスクトレイ34の左側面には、左スライドレール31により保持される左保持部34aが形成され、ディスクトレイ34の右側面には、右スライドレール12により保持される右保持部34bが形成されている。右保持部34bは、上記実施形態の右保持部14cと同様の形状で形成されている。
左保持部34aの左側面には、各規制片31a,31bが挿入されるガイド溝34cが形成されている。ガイド溝34cは、ディスクトレイ14のスライド方向(前後方向)に延びて形成されている。ガイド溝34cは、後方(図10における左方)の端部が、左右方向において段差状になるように形成され、前方(図10における右方)の端部が、直線状に形成されている。これにより、ディスクトレイ34には、第1露出位置当接面(露出ストッパ)34d、第2露出位置当接面(露出ストッパ)34e、格納位置当接面(格納ストッパ)34fが形成される。
ディスクトレイ34を、露出位置に向けて前方向(図10における右方向)にスライドしたときには、図10(B)に示すように、第1露出位置当接面34dが第1規制片31aに、第2露出位置当接面34eが第2規制片31bに同時に当接して、ディスクトレイ34の露出方向へのスライドが規制される。なお、このとき、右保持部34bの第1露出位置当接面14eが上規制片12aに、右保持部34bの第2露出位置当接面14fが下規制片12bにそれぞれ当接している。本実施形態では、ディスクトレイ34の露出方向への移動を規制する露出移動規制部は、左スライドレール31においては第1規制片31aと第2規制片31bとから構成されている。
また、ディスクトレイ34を、格納位置に向けて後方向(図10における左方向)にスライドしたときには、図10(C)に示すように、格納位置当接面34fが第1規制片31aに当接して、ディスクトレイ34の格納方向へのスライドが規制される。なお、このとき、右保持部34bの第1格納位置当接面14gが上規制片12aに、右保持部34bの第2格納位置当接面14hが下規制片12bにそれぞれ当接している。本実施形態では、ディスクトレイ34の格納方向への移動を規制する格納移動規制部は、左スライドレール31においては第1規制片31aから構成されている。
このように、第1規制片31aの一部を曲げ加工することにより、第2規制片31bを形成したから、複数の規制片をそれぞれ独立して左スライドレール31に形成するタイプに比べて、複数の規制片(第1規制片31a、第2規制片31b)の位置ズレを防止することができる。また、第2規制片31bと第2露出位置当接面(露出ストッパ)34eとの接触(当接)面積を増加することができる。これにより、より一層確実に、ディスクトレイ34のスライドを規制するときの衝撃を分散させることができ、衝撃によるディスクトレイ34及び左スライドレール31の破損を防止することができる。
なお、上記実施形態では、左スライドレール31に、第1規制片31aと第2規制片31bとを形成したが、左スライドレール31に形成する規制片の数量は適宜変更可能である。また、規制片の数量に応じて、規制片に当接するディスクトレイ14の当接面の数量も変更されるものである。
また、第2規制片31bを、図11に示すように、曲線状(図11(A)参照)や、矢印状(図11(B)参照)に形成するようにしてもよい。なお、第2規制片31bの形状に応じて、第2露出位置当接面34eの形状も変更されるものである。
さらに、上記実施形態では、左スライドレール31に、第1規制片31aと第2規制片31bとを形成する例を示したが、右スライドレール12の構造を、左スライドレール31と同様の構造にしてもよい。この場合には、右保持部34bにガイド溝34cを形成して、右保持部34bにも、第1露出位置当接面(露出ストッパ)34d、第2露出位置当接面(露出ストッパ)34e、格納位置当接面(格納ストッパ)34fを形成する。
また、上記実施形態では、ガイド溝34cの前方(図10における右方)の端部を直線状に形成して、格納位置当接面(格納ストッパ)34fを形成したが、ガイド溝34cの前方端部を、図1〜図6に示す実施形態のガイド溝14dの前方端部のように、上下方向において段差状になるように形成してもよい。この場合、図6に示す符号を引用して説明すると、第1格納位置当接面(格納ストッパ)14gが第2規制片31bに、第2格納位置当接面(格納ストッパ)14hが第1規制片31aに同時に当接して、ディスクトレイ34の格納方向へのスライドが規制される。
本発明の光ディスク装置を備えたノート型パソコンの外観図である。 トレイユニットが露出位置に位置するときの光ディスク装置を示す斜視図である。 トレイユニットが格納位置に位置するときの光ディスク装置を示す斜視図である。 左スライドレールと右スライドレールとディスクトレイとを示す斜視図である。 左スライドレールとディスクトレイの左保持部とを示す側面断面図である。 左スライドレールの上規制片及び下規制片とディスクトレイとを示す側面図である。 左スライドレールに前規制片及び後規制片を形成した実施形態の左スライドレールとディスクトレイとを示す斜視図である。 左スライドレールに第1規制片及び第2規制片を形成した実施形態の左スライドレールと右スライドレールとディスクトレイとを示す斜視図である。 図8に示す実施形態の左スライドレールとディスクトレイの左保持部とを示す側面断面図である。 図8に示す実施形態の左スライドレールの第1規制片及び第2規制片とディスクトレイとを示す上面断面図である。 図8に示す実施形態の第2規制片の形状を変えた場合の第1規制片及び第2規制片を示す斜視図である。
符号の説明
2 光ディスク装置
5 トレイユニット
11 左スライドレール(保持部材)
11a 上規制片
11b 下規制片
12 右スライドレール(保持部材)
12a 上規制片
12b 下規制片
14,34 ディスクトレイ
14b,34a 左保持部
14c,34b 右保持部
14d,34c ガイド溝
14e 第1露出位置当接面(露出ストッパ)
14f 第2露出位置当接面(露出ストッパ)
14g 第1格納位置当接面(格納ストッパ)
14h 第2格納位置当接面(格納ストッパ)
31a 第1規制片
31b 第2規制片
34d 第1露出位置当接面(露出ストッパ)
34e 第2露出位置当接面(露出ストッパ)
34f 格納位置当接面(格納ストッパ)

Claims (5)

  1. 光ディスクを回転させるスピンドルモータ及び光ピックアップが設けられ、筐体内部に格納される格納位置と前記筐体外部に露出される露出位置との間で移動自在なディスクトレイと、
    前記筐体内部に設けられ、前記ディスクトレイを移動自在に保持する保持部材と、を備えた光ディスク装置において、
    前記ディスクトレイに設けられ、前記ディスクトレイを前記露出位置に位置決めするための露出ストッパと、
    前記保持部材に設けられ、前記ディスクトレイが前記露出位置に向けて移動したときに、前記露出ストッパに当接して前記ディスクトレイの露出方向への移動を規制する露出移動規制部と、を備え、
    前記露出ストッパ及び前記露出移動規制部を、複数設けたことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記ディスクトレイに設けられ、前記ディスクトレイを前記格納位置に位置決めするための格納ストッパと、
    前記保持部材に設けられ、前記ディスクトレイが前記格納位置に向けて移動したときに、前記格納ストッパに当接して前記ディスクトレイの格納方向への移動を規制する格納移動規制部と、を備え、
    前記格納ストッパ及び前記格納移動規制部を、複数設けたことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  3. 前記保持部材を複数設け、
    前記複数の保持部材は、前記ディスクトレイの対向する両側端部を保持することを特徴とする請求項1または2記載の光ディスク装置。
  4. 前記保持部材を、前記筐体内部に格納される第1位置と前記筐体外部に露出する第2位置との間で移動自在に設け、
    前記保持部材は、前記ディスクトレイが前記露出位置に向けて移動したときに、前記第2位置まで移動し、
    前記保持部材が前記第2位置に位置し、前記露出ストッパが前記露出移動規制部に当接しているときに、前記ディスクトレイの後端が前記筐体から露出することを特徴とする請求項1ないし3いずれか1つ記載の光ディスク装置。
  5. 前記ディスクトレイを、樹脂から構成し、
    前記保持部材を、金属板から構成し、
    前記露出及び格納移動規制部を、曲げ加工された曲げ加工部から構成したことを特徴とする請求項2ないし4いずれか1つ記載の光ディスク装置。
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