JP2008116258A - ノッキングセンサユニット、および取付補助部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】ノッキングセンサを構成する支持部材が収縮したとしてもセンサの出力特性に悪影響を及ぼすことがないようにする。
【解決手段】ノッキングセンサユニット1においては、樹脂製の支持部材21、および支持部材21に支持された圧電素子31を備えたノッキングセンサ10と、支持部材21の下端面29を内燃機関に向けた状態で支持部材21を上端面28側から押圧する押圧部52、および押圧部52と一体に形成され、押圧部52が支持部材21を押圧した状態で押圧部52を内燃機関に固定する胴体部53を有し、ノッキングセンサ10を内燃機関に取り付けるための取付用ボルト50と、を備えている。また、このノッキングセンサ10の下端面29と内燃機関との間には、ノッキングセンサ10を内燃機関に取り付けた状態において、取付用ボルト50の押圧部52に付勢する板バネ60を備えている。
【選択図】図1
【解決手段】ノッキングセンサユニット1においては、樹脂製の支持部材21、および支持部材21に支持された圧電素子31を備えたノッキングセンサ10と、支持部材21の下端面29を内燃機関に向けた状態で支持部材21を上端面28側から押圧する押圧部52、および押圧部52と一体に形成され、押圧部52が支持部材21を押圧した状態で押圧部52を内燃機関に固定する胴体部53を有し、ノッキングセンサ10を内燃機関に取り付けるための取付用ボルト50と、を備えている。また、このノッキングセンサ10の下端面29と内燃機関との間には、ノッキングセンサ10を内燃機関に取り付けた状態において、取付用ボルト50の押圧部52に付勢する板バネ60を備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、支持部材に圧電素子が支持されたノッキングセンサと、ノッキングセンサを内燃機関に締め付け固定する締付部材とを備えたノッキングセンサユニット、およびノッキングセンサの取付状態を良好に保つための取付補助部材に関する。
従来より、支持部材に圧電素子が支持されたノッキングセンサとして、支持部材には貫通孔が形成されており、締付部材を支持部材の貫通孔に挿通し、締め付けることにより、ノッキングセンサを内燃機関に取り付けるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−90242号公報
ところで、上記ノッキングセンサにおいては、支持部材が樹脂で構成されているものがある。このように支持部材が樹脂で構成されているものにおいては、高温の環境で長時間使用されると、熱収縮により支持部材が収縮することがある。そこで、上記ノッキングセンサにおいては、支持部材の熱収縮を考慮して、締付部材による締め付け力を高めに設定し、予め支持部材に通常よりも高い圧縮応力をかけておくことにより、支持部材に僅かな熱収縮が発生したとしても締め付け力が弱くならないようにしている。
ところが、上記ノッキングセンサを非常に高温の環境で長時間使用した場合のように、過酷な条件が重なると、支持部材の熱収縮量が増加し、締付部材による締め付け力を高めに設定するだけでは、支持部材の熱収縮量を吸収できなくなる虞がある。このように支持部材が収縮すると、締付部材によりノッキングセンサを内燃機関に締め付ける締め付け力が弱くなり、センサの出力特性に悪影響を及ぼす虞がある。
そこで、このような問題点を鑑み、樹脂製の支持部材に圧電素子が支持されたノッキングセンサと、ノッキングセンサを内燃機関に締め付け固定する締付部材とを備えたノッキングセンサユニットにおいて、ノッキングセンサを構成する支持部材が収縮したとしてもセンサの出力特性に悪影響を及ぼすことがないようにすることを本発明の目的とする。
かかる目的を達成するために成された請求項1に記載の発明は、樹脂製の支持部材、および前記支持部材に支持された圧電素子を備えたノッキングセンサと、前記支持部材の下端面を内燃機関に向けた状態で前記支持部材を上端面側から押圧する押圧部、および前記押圧部と一体に形成され、前記押圧部が前記支持部材を押圧した状態で前記押圧部を前記内燃機関に固定する固定部、を有し、前記ノッキングセンサを前記内燃機関に取り付けるための取付部材と、を備えたノッキングセンサユニットであって、前記ノッキングセンサの上端面側と前記取付部材の押圧部との間、または、前記ノッキングセンサの下端面と前記内燃機関との間のうちの少なくとも一方には、前記ノッキングセンサを前記内燃機関に取り付けた状態において当該ノッキングセンサを前記内燃機関側または前記取付部材の押圧部側に付勢するバネ部材を備えたことを特徴としている。
このようなノッキングセンサユニットによれば、支持部材が熱収縮したとしても、バネ部材によりノッキングセンサは内燃機関側または取付部材の押圧部側に付勢されるので、ノッキングセンサの取り付け状態に緩みが発生することを防止することができる。よって、支持部材の熱収縮が、センサの出力特性に悪影響を与えることを防止することができる。
また、請求項1に記載のノッキングセンサユニットにおいては、ノッキングセンサ、取付部材、およびバネ部材を組み合わせた状態で搬送されることがある。このような場合には、請求項2に記載のように、ノッキングセンサを構成する支持部材には、貫通孔が形成され、取付部材は、固定部が支持部材の貫通孔に挿通されて固定部が支持部材の下端面から露出した状態で、押圧部がノッキングセンサを締め付けることによりノッキングセンサを内燃機関に取り付けるよう構成され、バネ部材は、ノッキングセンサの下端面側に配置されており、かつ取付部材の固定部と係合する係合部を備えていればよい。
このようなノッキングセンサユニットによれば、バネ部材の係合部が、支持部材の上端面側から貫通孔に挿通された取付部材を、ノッキングセンサの下端面側で係止することができるので、ノッキングセンサユニットの搬送中に取付部材が支持部材の貫通孔から脱落することを防止することができる。
さらに、請求項2に記載のノッキングセンサユニットにおいて、バネ部材は、請求項3に記載のように、第1仮想平面上に位置する外周部、および第1仮想平面とは異なる第2仮想平面上に位置し、自身の内側に取付部材の固定部を挿通するため挿通孔を有し、係合部を挿通孔側に向けた状態で支持する内周部、を有する環状部を備えていてもよい。
即ち、ノッキングセンサユニットにおいて、バネ部材の環状部は、外周部または内周部が位置する仮想平面と垂直な方向から押圧されると、環状部は各仮想平面が一致する方向に変形し、もとの形状に復元しようとする際に付勢力を発生させるよう構成されている。また、バネ部材は、環状部の内側で係合部が取付部材と係合するよう設定されている。
従って、このようなノッキングセンサユニットによれば、バネ部材は取付部材を挿通した状態でこの取付部材を係止しているので、バネ部材が取付部材の挿通方向に相対移動しない限り、取付部材とバネ部材とは分離しない。よって、ノッキングセンサユニットの搬送中に取付部材とバネ部材とを分離し難くすることができる。
また、請求項3に記載のノッキングセンサユニットにおいては、請求項4に記載のように、バネ部材は、係合部を少なくとも3つ以上備え、バネ部材の各係合部は、取付部材の固定部が挿通される挿通方向からバネ部材を見たときにおいて、ある係合部が環状部から突出する方向と、この係合部に隣接する係合部が環状部から突出する方向との間の角度が、120度以下に設定されていてもよい。
このようなノッキングセンサユニットによれば、バネ部材は何れかの係合部により取付部材における固定部を保持した状態にすることができる。よって、ノッキングセンサユニットの搬送中に取付部材とバネ部材とをより分離し難くすることができる。
さらに、請求項3または請求項4に記載のノッキングセンサユニットにおいて、ノッキングセンサの支持部材が、貫通孔を有する筒部材と、下面部が筒部材の下端面と同一平面になるよう該筒部材の径方向に張り出し、圧電素子が載置される鍔部と、を備えている場合には、バネ部材は、請求項5に記載のように、支持部材と内燃機関との間で圧縮された際に、環状部における外周部の形状が鍔部の下面部における外周部の形状と略一致する形状に形成されていてもよい。
このようなノッキングセンサユニットによれば、バネ部材と支持部材とをより大きな面積で接触させた状態でノッキングセンサを固定することができるので、ノッキングセンサの振動特性の安定性を向上させることができる。
なお、本発明は、請求項6以下の発明を考慮しなければ、請求項2に記載の発明の従属項にすることができる。また、本発明でいう「略一致」とは、振動特性の安定性を向上させることが目的であるから、「完全一致」である場合を含む。
加えて、請求項5に記載のノッキングセンサユニットにおいて、バネ部材は、請求項6に記載のように、環状部の外周部を内燃機関側に向けて配置されていてもよい。
即ち、請求項5に記載のノッキングセンサユニットにおいて、バネ部材の環状部は、外周部または内周部の何れかが内燃機関側に向けて配置されることになるが、本発明では、外周部を振動の発生源の方向に向けるようにして配置している。このようにバネ部材を配置ことにより、バネ部材がより広い面積で振動を受けられるようにしている。
即ち、請求項5に記載のノッキングセンサユニットにおいて、バネ部材の環状部は、外周部または内周部の何れかが内燃機関側に向けて配置されることになるが、本発明では、外周部を振動の発生源の方向に向けるようにして配置している。このようにバネ部材を配置ことにより、バネ部材がより広い面積で振動を受けられるようにしている。
従って、このようなノッキングセンサユニットによれば、環状部の内周部を内燃機関側に向けて配置している場合と比較して振動特性を向上させることができる。
なお、本発明は、請求項7の発明を考慮しなければ、請求項3または請求項4に記載の発明の従属項にすることができる。また、請求項1および請求項2に記載の発明において、バネ部材が取付部材の固定部を挿通可能な挿通孔を有する環状部を備えた構成にされていれば、本発明は請求項1または請求項2に記載の発明の従属項にすることができる。
なお、本発明は、請求項7の発明を考慮しなければ、請求項3または請求項4に記載の発明の従属項にすることができる。また、請求項1および請求項2に記載の発明において、バネ部材が取付部材の固定部を挿通可能な挿通孔を有する環状部を備えた構成にされていれば、本発明は請求項1または請求項2に記載の発明の従属項にすることができる。
また、請求項6に記載のノッキングセンサユニットにおいて、バネ部材は、請求項7に記載のように、環状部の内周部を前記筒部材の下端面に当接して配置されていてもよい。
このようなノッキングセンサユニットによれば、支持部材の鍔部に内燃機関からの振動を吸収させることなく筒部材に確実に伝達することができるので、バネ部材がセンサ出力特性に悪影響を与えることを防止することができる。
このようなノッキングセンサユニットによれば、支持部材の鍔部に内燃機関からの振動を吸収させることなく筒部材に確実に伝達することができるので、バネ部材がセンサ出力特性に悪影響を与えることを防止することができる。
また、上記目的を達成するために成された請求項8に記載の発明は、樹脂製の支持部材、および前記支持部材に支持された圧電素子を備えたノッキングセンサを、前記支持部材の下端面を内燃機関に向け、前記支持部材を上端面側から押圧した状態で保持する取付部材を用いて前記ノッキングセンサを内燃機関に取り付ける際に、前記ノッキングセンサとともに前記内燃機関に取り付けられることにより前記ノッキングセンサの取付状態を良好に保つための取付補助部材であって、前記取付補助部材は、請求項1〜請求項7の何れかに記載のバネ部材として構成されていることを特徴としている。
このような取付補助部材によれば、ノッキングセンサを構成する支持部材が熱収縮したとしても、ノッキングセンサを内燃機関側または取付部材の押圧部側に付勢するので、ノッキングセンサの取り付け状態に緩みが発生することを防止することができる。よって、支持部材が収縮した際にセンサの出力特性に悪影響が発生することを防止することができる。
以下に本発明にかかる実施の形態を図面と共に説明する。
まず、本発明が適用されたノッキングセンサユニット1について、図1を用いて説明する。図1はノッキングセンサユニット1を表す部分断面図である。
まず、本発明が適用されたノッキングセンサユニット1について、図1を用いて説明する。図1はノッキングセンサユニット1を表す部分断面図である。
図1に示すように、ノッキングセンサユニット1は、非共振型ノッキングセンサ10(以下、単に「ノッキングセンサ10」ともいう。)と、取付用ボルト50と、板バネ60と、を備えている。
[ノッキングセンサ10の説明]
ノッキングセンサ10は、図1に示すように、内部に圧電素子31などの構成部品を収納する絶縁材料(PA(ポリアミド)等の各種樹脂材料など)からなるケース11を備えている。
ノッキングセンサ10は、図1に示すように、内部に圧電素子31などの構成部品を収納する絶縁材料(PA(ポリアミド)等の各種樹脂材料など)からなるケース11を備えている。
ケース11は、上面側(図1における上側を示す。以下同じ。)がテーパ状に成形された円柱形状の素子収納部13と、外部機器(例えば、点火時期制御装置など)に繋がる外部コネクタを接続するコネクタ部15と、を備えている。コネクタ部15は、素子収納部13の外周壁から外向きに突出して形成される。
次に、ノッキングセンサ10の内部構造について図2を用いて説明する。図2はノッキングセンサ10の内部構造を示す断面図である。
図2に示すように、ノッキングセンサ10は、支持部材21、下面側電極部材34、圧電素子31、上面側電極部材36、錘部材32、ナット33、ケース11を備えて構成されている。
図2に示すように、ノッキングセンサ10は、支持部材21、下面側電極部材34、圧電素子31、上面側電極部材36、錘部材32、ナット33、ケース11を備えて構成されている。
支持部材21は、例えば、樹脂(ナイロンMXD6)等の絶縁材料からなり、軸線方向に延びる円筒形状の筒部材22を有すると共に、筒部材22のうち軸線方向における下面部(下端面29)から径方向外向きに突出する鍔部23を備えている。なお、この鍔部23の直径は23mmに設定されており、鍔部23の底面(下端面29)の直径は20.5mmに設定されている。
筒部材22の内部には、軸線方向に貫通する貫通孔24が備えられている。また、筒部材22における外周面の上端面28近傍および鍔部23の外周面には、ケース11との密着性を高めるための溝部26,27が備えられている。そして、筒部材22の外周面のうち溝部26の下面側(図1における下側を示す。以下同じ。)には、ナット33と螺合するネジ溝25が備えられている。
圧電素子31は、圧電効果を有する材料(チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)やチタン酸バリウム等の各種セラミックス、水晶等の各種結晶、ポリフッ化ビニリデン等の各種有機材料、等)からなり、筒部材22の外周を取り囲む環状形状に形成されて、鍔部23の上面側に配置されている。そして、この圧電素子31の上下面には電極が形成されている。
下面側電極部材34は、筒部材22の外周を取り囲む環状形状に形成されており、圧電素子31の下面に当接している。また、この下面側電極部材34は、圧電素子31の下面からコネクタ部15まで延びる端子部35を備えている。この端子部35は、圧電素子31の下面から出力される電気信号の通電経路として使用される。
上面側電極部材36は、筒部材22の外周を取り囲む環状形状に形成されており、圧電素子31の上面に当接している。また、この上面側電極部材36は、圧電素子31の上面からコネクタ部15まで延びる端子部37を備えている。この端子部37は、圧電素子31の上面から出力される電気信号の通電経路として使用される。
錘部材32は、環状形状の金属材料(真鍮等の各種金属材料)により形成されており、上面側電極部材36の上面側において、筒部材22の外周を取り囲むように配置されて、圧電素子31に対して荷重を印加するために備えられている。
ナット33は、環状形状の金属材料で形成されており、内周面に筒部材22のネジ溝25と螺合するネジ溝(図示省略)が形成されて、筒部材22に螺合固定できるように構成されている。なお、ナット33は、軸線方向に垂直な面における外周形状が多角形(例えば、六角形)に形成されており、工具などを用いて締め付け固定できるように構成されている。
ここで、ノッキングセンサ10は、ケース11の下面側から支持部材21の鍔部23の下面側の端部が露出し、ケース11の上面側からは支持部材21の筒部材22の上面側の端部が露出するように形成される。また、コネクタ部15は、その内側において、下面側電極部材34の端子部35および上面側電極部材36の端子部37の一部が露出するように形成される。
[取付用ボルト50の説明]
次に、取付用ボルト50は、図1に示すように、軸線方向に垂直な面における外周形状が六角形のヘッド部51と、丸棒状に形成された胴体部53と、ヘッド部51の胴体部53側に形成された板状の押圧部52と、を備えている。また、取付用ボルト50において、胴体部53の先端側(ヘッド部51とは反対側)には、雄ねじ部54が形成されている。
次に、取付用ボルト50は、図1に示すように、軸線方向に垂直な面における外周形状が六角形のヘッド部51と、丸棒状に形成された胴体部53と、ヘッド部51の胴体部53側に形成された板状の押圧部52と、を備えている。また、取付用ボルト50において、胴体部53の先端側(ヘッド部51とは反対側)には、雄ねじ部54が形成されている。
[板バネ60の説明]
次に、板バネ60について図3および図4を用いて説明する。図3は板バネ60の上面図、図4は図3に示す板バネ60におけるA−A断面図である。
次に、板バネ60について図3および図4を用いて説明する。図3は板バネ60の上面図、図4は図3に示す板バネ60におけるA−A断面図である。
図3および図4に示すように、板バネ60は、円環状に形成され、内側に取付用ボルト50の胴体部53を挿通するため挿通孔63を形成する環状部61と、環状部61の内周部64から中心軸(図4にて一点鎖線にて示す)方向に向かって突出する複数の歯部62とを備えている。ここで、板バネ60における歯部62は、内周部64の周上において45度間隔で8個配置されている。
板バネ60において、環状部61の外周部65は、環状部61の内周部64が位置する仮想平面(第2仮想平面)とは異なる仮想平面(第1仮想平面)上に位置する。また、環状部61および歯部62は、これらの接続部分(内周部64の部位)にて折り曲げられている。この結果、環状部61および歯部62は、それぞれ、板バネ60の中心軸と直交する平面から所定の角度(例えば図4ではそれぞれ30度)だけ傾いている。
換言すると、環状部61は、ある方向(図4に示す例では中心軸の上方)に頂点を有する所定の直円錐における円錐面上に内周部64および外周部65が位置するように構成されている。また、複数の歯部62は、前記ある方向とは逆方向(図4に示す例では中心軸の下方)に頂点を有する所定の直円錐における円錐面上に構成されている。
また、板バネ60における各歯部62の長さ(環状部61の径方向における長さ)は、前述の取付用ボルト50を中心軸を合わせて板バネ60に挿通したときに、各歯部62と取付用ボルト50の雄ねじ部54とが接触する程度に設定されている。特に、本実施形態においては、多数の歯部62により雄ネジ部54の周囲を取り囲むように支持している。
なお、板バネ60は、多数の歯部62を備えていることにより、1本当たりの歯部62の幅(環状部61の径方向とは直交する周方向における長さ)が比較的狭く設定されている。この構成により、環状部61および歯部62の接続部分(内周部64の部位)における歯部62の可撓性を向上させているので、環状部61(挿通孔63)に取付用ボルト50を挿通し易くすることができる。
ここで、この板バネ60は、中心軸方向(図4における上下方向)に押圧されると、環状部61および歯部62が板バネ60の中心軸と直交する平面に近づく方向に変形する。つまり、外周部65または内周部64が位置する仮想平面は、互いに接近する方向に変形する。
なお、板バネ60は、環状部61および歯部62が板バネ60の中心軸と直交する平面上と一致するまで変形させられたときの直径が、20.5mmに設定されている。つまり、このときの板バネ60の直径は、支持部材21の鍔部23における底面部の直径と一致する。
[ノッキングセンサユニット1の組み付け作業の説明]
ここで、上記に示したノッキングセンサ10を内燃機関に組み付ける工場まで搬送する際には、図1に示すように、取付用ボルト50を支持部材21の上端面28側から貫通孔24に挿通して取付用ボルト50の先端側が支持部材21の下端面29から露出する状態にし、さらにこの状態で取付用ボルト50の先端側(胴体部53の雄ねじ部54側)に板バネ60を係合させる。なお、板バネ60は、環状部61の内周部64を筒部材22の下面部(支持部材21の下端面29における鍔部23の底面よりも内側の領域)に当接するようにして配置される。
ここで、上記に示したノッキングセンサ10を内燃機関に組み付ける工場まで搬送する際には、図1に示すように、取付用ボルト50を支持部材21の上端面28側から貫通孔24に挿通して取付用ボルト50の先端側が支持部材21の下端面29から露出する状態にし、さらにこの状態で取付用ボルト50の先端側(胴体部53の雄ねじ部54側)に板バネ60を係合させる。なお、板バネ60は、環状部61の内周部64を筒部材22の下面部(支持部材21の下端面29における鍔部23の底面よりも内側の領域)に当接するようにして配置される。
このとき、板バネ60の各歯部62は、取付用ボルト50の雄ねじ部54と係合するので、ノッキングセンサユニット1の搬送中に取付用ボルト50が支持部材21の貫通孔24から抜けることを防止している。
このように構成されたノッキングセンサユニット1が、内燃機関に組み付ける工場まで搬送されると、この工場にて、ノッキングセンサ10の下面(詳細には、支持部材21における鍔部23の下端面29)を内燃機関の最適な箇所(一般にはシリンダブロックの取付部)に向けた状態で、内燃機関に対して取り付けられる。このとき、板バネ60は、環状部61の外周部65を内燃機関に当接するようにして配置される。
なお、取り付け方法としては、取付用ボルト50の雄ねじ部54を内燃機関に形成された雌ネジ溝と螺合させることにより内燃機関に固定する取り付け方法を採ることになる。
ノッキングセンサ10が内燃機関に取り付けられる際には、板バネ60は、取付用ボルト50の押圧部52が支持部材21の上端面28に当接しながらノッキングセンサ10を締め付けるに従って、板バネ60の中心軸方向に押圧され、最終的には図1の破線にて示すように、支持部材21における鍔部23の下端面29と密着した板状に変形する。このとき、取付用ボルト50の中心軸と板バネ60の中心軸とが一致した状態になる。
ノッキングセンサ10が内燃機関に取り付けられる際には、板バネ60は、取付用ボルト50の押圧部52が支持部材21の上端面28に当接しながらノッキングセンサ10を締め付けるに従って、板バネ60の中心軸方向に押圧され、最終的には図1の破線にて示すように、支持部材21における鍔部23の下端面29と密着した板状に変形する。このとき、取付用ボルト50の中心軸と板バネ60の中心軸とが一致した状態になる。
そして、板バネ60は、ノッキングセンサ10に対して上端側(図1における上側)方向に付勢力を与えることによりノッキングセンサ10(支持部材21)の上端面28を取付用ボルト50の押圧部52に密着させる。このため、ノッキングセンサ10の支持部材21に熱収縮が発生したとしても、この収縮量が板バネ60の変形量の範囲内であれば、ノッキングセンサ10を内燃機関に対して強固に固定している状態を維持することができる。
このようなノッキングセンサユニット1を構成するノッキングセンサ10においては、内燃機関でノッキングなどの異常振動が発生すると、その異常振動が支持部材21の鍔部23を介して圧電素子31に達し、その異常振動に応じて圧電素子31から出力される電気信号が、下面側電極部材34の端子部35および上面側電極部材36の端子部37から外部機器に対して出力されることになる。
なお、本実施形態において、胴体部53および雄ねじ部54は本発明でいう固定部に相当し、取付用ボルト50は本発明でいう取付部材に相当する。また、板バネ60は本発明でいうバネ部材に相当する。
[本実施形態における効果]
以上のように詳述したノッキングセンサユニット1においては、樹脂製の支持部材21、および支持部材21に支持された圧電素子31を備えたノッキングセンサ10と、支持部材21の下端面29を内燃機関に向けた状態で支持部材21を上端面28側から押圧する押圧部52、および押圧部52と一体に形成され、押圧部52が支持部材21を押圧した状態で押圧部52を内燃機関に固定する胴体部53を有し、ノッキングセンサ10を内燃機関に取り付けるための取付用ボルト50と、を備えている。また、このノッキングセンサ10の下端面29と内燃機関との間には、ノッキングセンサ10を内燃機関に取り付けた状態において、取付用ボルト50の押圧部52に付勢する板バネ60を備えている。
以上のように詳述したノッキングセンサユニット1においては、樹脂製の支持部材21、および支持部材21に支持された圧電素子31を備えたノッキングセンサ10と、支持部材21の下端面29を内燃機関に向けた状態で支持部材21を上端面28側から押圧する押圧部52、および押圧部52と一体に形成され、押圧部52が支持部材21を押圧した状態で押圧部52を内燃機関に固定する胴体部53を有し、ノッキングセンサ10を内燃機関に取り付けるための取付用ボルト50と、を備えている。また、このノッキングセンサ10の下端面29と内燃機関との間には、ノッキングセンサ10を内燃機関に取り付けた状態において、取付用ボルト50の押圧部52に付勢する板バネ60を備えている。
従って、このようなノッキングセンサユニット1によれば、支持部材21が熱収縮したとしても、板バネ60によりノッキングセンサ10は取付用ボルト50の押圧部52側に付勢されるので、ノッキングセンサ10の取り付け状態に緩みが発生することを防止することができる。よって、支持部材21の熱収縮が、センサの出力特性に悪影響を与えることを防止することができる。
また、ノッキングセンサ10を構成する支持部材21には、貫通孔24が形成され、取付用ボルト50は、胴体部53が支持部材21の貫通孔24に挿通されて胴体部53が支持部材21の下端面29から露出した状態で、押圧部52がノッキングセンサ10を締め付けることによりノッキングセンサ10を内燃機関に取り付けるよう構成されている。そして、板バネ60は、取付用ボルト50の雄ねじ部54と係合する歯部62を備えている。
従って、このようなノッキングセンサユニット1によれば、板バネ60の歯部62が、支持部材21の上端面28側から貫通孔24に挿通された取付用ボルト50を、ノッキングセンサ10の下端面29側で係止することができるので、ノッキングセンサユニット1の搬送中に取付用ボルト50が支持部材21の貫通孔24から脱落することを防止することができる。
さらに、板バネ60において、環状部61の外周部65は第1仮想平面上に位置し、環状部61の内周部64は第1仮想平面とは異なる第2仮想平面上に位置する。また、内周部64は、自身の内側に取付用ボルト50の胴体部53を挿通するため挿通孔63を有しており、歯部62を挿通孔63側に向けた状態で支持している。
従って、このようなノッキングセンサユニット1によれば、板バネ60が取付用ボルト50の挿通方向に相対移動しない限り、取付用ボルト50と板バネ60とは分離しないので、ノッキングセンサユニット1の搬送中に取付用ボルト50と板バネ60とを分離し難くすることができる。
また、板バネ60は、歯部62を少なくとも3つ以上備え、板バネ60の各歯部62は、取付用ボルト50の胴体部53が挿通される挿通方向から板バネ60を見たときにおいて、ある歯部62が環状部61から突出する方向と、この歯部62に隣接する歯部62が環状部61から突出する方向との間の角度が、それぞれ120度以下(本実施形態では45度)に設定されている。
従って、このようなノッキングセンサユニット1によれば、板バネ60は何れかの歯部62により取付用ボルト50における胴体部53を保持した状態にすることができる。よって、ノッキングセンサユニット1の搬送中に取付用ボルト50と板バネ60とをより分離し難くすることができる。
さらに、板バネ60は、支持部材21と内燃機関との間で圧縮された際に、環状部61における外周部65の形状が鍔部23の下面部29における外周部の形状と略一致する形状に形成されている。
従って、このようなノッキングセンサユニット1によれば、板バネ60と支持部材21とをより大きな面積で接触させた状態でノッキングセンサ10を固定することができるので、ノッキングセンサ10の振動特性の安定性を向上させることができる。
加えて、板バネ60は、環状部61の外周部65を内燃機関側に向けて配置されている。
従って、このようなノッキングセンサユニット1によれば、環状部61の外径側の縁部を内燃機関側に向けて配置している場合と比較して、板バネ60がより広い面積で振動を受けられるので、振動特性を向上させることができる。
従って、このようなノッキングセンサユニット1によれば、環状部61の外径側の縁部を内燃機関側に向けて配置している場合と比較して、板バネ60がより広い面積で振動を受けられるので、振動特性を向上させることができる。
また、板バネ60は、環状部61の内周部64を筒部材22の下端面29に当接して配置されている。
従って、このようなノッキングセンサユニット1によれば、支持部材21の鍔部23に内燃機関からの振動を吸収させることなく筒部材22に確実に伝達することができるので、板バネ60がセンサ出力特性に悪影響を与えることを防止することができる。
従って、このようなノッキングセンサユニット1によれば、支持部材21の鍔部23に内燃機関からの振動を吸収させることなく筒部材22に確実に伝達することができるので、板バネ60がセンサ出力特性に悪影響を与えることを防止することができる。
[その他の実施形態]
なお、本発明の実施の形態は、上記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
なお、本発明の実施の形態は、上記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
例えば、本実施例において、板バネ60は、ノッキングセンサ10の下端面29側に配置するよう構成したが、ノッキングセンサ10の上端面28側(ノッキングセンサ10と取付用ボルト50の押圧部52との間)に配置してもよい。この場合、ノッキングセンサ10の取り付け時に、板バネ60は、このノッキングセンサ10を内燃機関側に付勢するので、本実施形態と同様の効果が得られる。
1…ノッキングセンサユニット、10…ノッキングセンサ、11…ケース、13…素子収納部、15…コネクタ部、21…支持部材、22…筒部材、23…鍔部、24…貫通孔、25…ネジ溝、26…溝部、31…圧電素子、32…錘部材、33…ナット、34…下面側電極部材、35…端子部、36…上面側電極部材、37…端子部、50…取付用ボルト、51…ヘッド部、52…押圧部、53…胴体部、54…雄ねじ部、60…板バネ、61…環状部、62…歯部。
Claims (8)
- 樹脂製の支持部材、および前記支持部材に支持された圧電素子を備えたノッキングセンサと、
前記支持部材の下端面を内燃機関に向けた状態で前記支持部材を上端面側から押圧する押圧部、および前記押圧部と一体に形成され、前記押圧部が前記支持部材を押圧した状態で前記押圧部を前記内燃機関に固定する固定部、を有し、前記ノッキングセンサを前記内燃機関に取り付けるための取付部材と、
を備えたノッキングセンサユニットであって、
前記ノッキングセンサの上端面側と前記取付部材の押圧部との間、または、前記ノッキングセンサの下端面と前記内燃機関との間のうちの少なくとも一方には、前記ノッキングセンサを前記内燃機関に取り付けた状態において当該ノッキングセンサを前記内燃機関側または前記取付部材の押圧部側に付勢するバネ部材を備えたこと
を特徴とするノッキングセンサユニット。 - 前記ノッキングセンサを構成する前記支持部材には、貫通孔が形成され、
前記取付部材は、前記支持部材の貫通孔に挿通されて前記固定部が前記支持部材の下端面から露出した状態で、前記押圧部を締め付けることにより前記ノッキングセンサを内燃機関に取り付けるよう構成され、
前記バネ部材は、前記ノッキングセンサの下端面側に配置されており、かつ前記取付部材の固定部と係合する係合部を備えていること
を特徴とする請求項1に記載のノッキングセンサユニット。 - 前記バネ部材は、
第1仮想平面上に位置する外周部、および
前記第1仮想平面とは異なる第2仮想平面上に位置し、自身の内側に前記取付部材の固定部を挿通するため挿通孔を有し、前記係合部を前記挿通孔側に向けた状態で支持する内周部、
を有する環状部を備えたこと
を特徴とする請求項2に記載のノッキングセンサユニット。 - 前記バネ部材は、前記係合部を少なくとも3つ以上備え、
前記バネ部材の各係合部は、前記取付部材の固定部が挿通される挿通方向から当該バネ部材を見たときにおいて、ある係合部が前記環状部から突出する方向と、この係合部に隣接する係合部が前記環状部から突出する方向との間の角度が、それぞれ120度以下に設定されていること
を特徴とする請求項3に記載のノッキングセンサユニット。 - 前記ノッキングセンサの支持部材は、
前記貫通孔を有する筒部材と、
下面部が前記筒部材の下端面と同一平面になるよう該筒部材の径方向に張り出し、前記圧電素子が載置される鍔部と、を備え、
前記バネ部材は、前記支持部材と前記内燃機関との間で圧縮された際に、前記環状部における外周部の形状が、前記鍔部の下面部における外周部の形状と略一致する形状に形成されていること
を特徴とする請求項3または請求項4に記載のノッキングセンサユニット。 - 前記バネ部材は、前記環状部の外周部を前記内燃機関側に向けて配置されていること
を特徴とする請求項5に記載のノッキングセンサユニット。 - 前記バネ部材は、前記環状部の内周部を前記筒部材の下端面に当接して配置されていること
を特徴とする請求項6に記載のノッキングセンサユニット。 - 樹脂製の支持部材、および前記支持部材に支持された圧電素子を備えたノッキングセンサを、前記支持部材の下端面を内燃機関に向け、前記支持部材を上端面側から押圧した状態で保持する取付部材を用いて前記ノッキングセンサを内燃機関に取り付ける際に、前記ノッキングセンサとともに前記内燃機関に取り付けられることにより前記ノッキングセンサの取付状態を良好に保つための取付補助部材であって、
前記取付補助部材は、請求項1〜請求項7の何れかに記載のバネ部材として構成されていることを特徴とする取付補助部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006298058A JP2008116258A (ja) | 2006-11-01 | 2006-11-01 | ノッキングセンサユニット、および取付補助部材 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP2008116258A true JP2008116258A (ja) | 2008-05-22 |
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ID=39502315
Family Applications (1)
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JP2006298058A Pending JP2008116258A (ja) | 2006-11-01 | 2006-11-01 | ノッキングセンサユニット、および取付補助部材 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2008116258A (ja) |
-
2006
- 2006-11-01 JP JP2006298058A patent/JP2008116258A/ja active Pending
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