JP2008115905A - 油圧配管の圧抜き装置及び油圧配管構造 - Google Patents

油圧配管の圧抜き装置及び油圧配管構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2008115905A
JP2008115905A JP2006297792A JP2006297792A JP2008115905A JP 2008115905 A JP2008115905 A JP 2008115905A JP 2006297792 A JP2006297792 A JP 2006297792A JP 2006297792 A JP2006297792 A JP 2006297792A JP 2008115905 A JP2008115905 A JP 2008115905A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure relief
hydraulic
valve
block
pipes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006297792A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4935301B2 (ja
Inventor
Takanori Yamazaki
隆典 山崎
Nobuhiro Koga
信洋 古賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobelco Construction Machinery Co Ltd filed Critical Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2006297792A priority Critical patent/JP4935301B2/ja
Priority to EP20070119211 priority patent/EP1918593B1/en
Publication of JP2008115905A publication Critical patent/JP2008115905A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4935301B2 publication Critical patent/JP4935301B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B20/00Safety arrangements for fluid actuator systems; Applications of safety devices in fluid actuator systems; Emergency measures for fluid actuator systems
    • F15B20/007Overload
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2264Arrangements or adaptations of elements for hydraulic drives
    • E02F9/2267Valves or distributors
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2264Arrangements or adaptations of elements for hydraulic drives
    • E02F9/2275Hoses and supports therefor and protection therefor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B21/00Common features of fluid actuator systems; Fluid-pressure actuator systems or details thereof, not covered by any other group of this subclass
    • F15B21/005Filling or draining of fluid systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Details Of Valves (AREA)
  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)
  • Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)
  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Abstract

【課題】複数の配管の油を一括して抜くことができ、しかも一つのバルブの破損によって全配管から油が流出するといったリスクを回避する。
【解決手段】複数の油圧配管3…,4…に跨って圧抜きブロック8を設ける。圧抜きブロック8には、配管3…,4…が接続されるメイン通路と、外部からの手動開き操作により配管内の油を抜く圧抜き弁10…と、この圧抜き弁10…から抜かれた油を合流させて外部に導くドレン通路とを設け、全配管3…,4…の油を一括して外部に抜くように構成した。また、各圧抜き弁10…の操作子を突起付きの押し板によって同時に開き操作しかつ開き状態に保持できるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は破砕機や解体機等の作業機械に設けられた油圧配管内の圧力を抜く圧抜き装置、及び圧抜き装置付きの油圧配管構造に関するものである。
たとえば解体機の長尺アタッチメントを構成するブームは、機械の分解輸送性等を考慮して複数の短い単位ブームに分解可能に構成されている。そして、このブームに設けられる油圧配管も単位ブームごとに単位配管に分割され、互いの端部に設けられた継手によって接続/分離されるようになっている。
なお、継手としては、通常、ワンタッチで着脱可能である点に加えて着脱時の油漏れが殆どないという特長を備えた密閉式のカプラ(クイックカプラやセルフシールカップリング等と呼ばれる。以下、これを単にカプラという)が用いられる。このカプラは、相手方継手と雄雌結合され、かつ、結合操作力によって開弁する構成を備えている。
ところが、このカプラに代表される密閉式の継手を用いると、配管が内部圧力を残したまま単位配管に切り離される場合がある。
また、切り離した状態でたとえば単位配管が野外に放置された結果、外気温の上昇により、配管内に閉じ込められた油の温度が上がって膨張し、配管内の圧力が上昇する場合がある。
さらに、圧力が立っていない状態でも、単位配管同士を接続する際に、充満した油が抵抗となって継手の開弁動作が阻まれる場合もある。
このため、機械の組立時における配管接続作業が面倒または不能となる。
従来、この点の対策として、特許文献1に示されているように各配管の端部(継手に設ける場合を含む)に圧抜き弁を設け、圧抜き弁の押しボタンを操作することにより残圧を抜く技術が提案されている。
また、特許文献2には、各配管をチェック弁を介して合流管路に合流させ、この合流管路を一つのストップバルブの操作で開くことにより、各配管の油を一括して抜く技術が開示されている。
特開2001−208221号公報 特許第3294550号
ところが、特許文献1に記載された公知技術のように配管ごとに圧抜き弁を設け、圧抜き弁ごとに圧力(油)を抜く構成をとると、圧抜きの作業能率が悪い。
なお、この問題に対し、出願人は、特願2005−049402号として、タンクに接続された一本の圧抜き管を設け、各圧抜き弁と圧抜き管を順次ホースでつないで圧抜きを行う技術を提案した。しかし、この技術によっても、配管ごとにホースをつなぎ変えなければならないため、なお圧抜き作業の能率が悪い。
一方、特許文献2の技術によると、高圧が常に一つのストップバルブに集中してかかり、同バルブの破損時に全配管内の高圧油が一気に流出して油圧アクチュエータが一斉に作動不能に陥ったり油抜けによって危険側に作動したりする等の事態が発生し危険となる。
そこで本発明は、複数の配管の油を一括して抜くことができ、しかも特許文献2の公知技術のようなリスクがない油圧配管の圧抜き装置及び油圧配管構造を提供するものである。
請求項1の発明(油圧配管の圧抜き装置)は、圧抜きブロックを備え、この圧抜きブロックには、複数本の油圧配管が接続される複数のメイン通路と、外部からの手動開き操作により油圧配管内の油を各メイン通路を介して抜く圧抜き弁と、この各圧抜き弁から抜かれた油を合流させて外部に導くドレン通路とを設けたものである。
請求項2の発明は、請求項1の構成において、各圧抜き弁は、外部から押し操作されてドレンポートを開く操作子を有し、すべての操作子を同時に押し操作する複数の操作部を備えた操作体を具備するものである。
請求項3の発明は、請求項2の構成において、操作体は、操作部で全操作子を押し操作した操作状態で圧抜きブロックに保持し得るように構成されたものである。
請求項4の発明は、操作体は、裏面に操作部が設けられ、裏返しの非操作状態で圧抜きブロックに保持し得るように構成されたものである。
請求項5の発明は、請求項4の構成において、操作体は、回動して表裏反転し得るように圧抜きブロックにヒンジを介して取付けられたものである。
請求項6の発明は、請求項4または5の構成において、操作体の表裏両面を色分けしたものである。
請求項7の発明は、請求項1の構成において、各圧抜き弁は、外部から操作されてドレンポートを開く操作子を有し、このすべての操作子が閉じ位置にある状態でのみ圧抜きブロックに取付可能なインターロック部材を具備するものである。
請求項8の発明は、請求項7の構成において、各圧抜き弁は、操作子として、ドレンポートを開く開き位置とドレンポートを閉じる閉き位置との間で回転操作されるノブを有し、インターロック部材は、各圧抜き弁に跨って被さるプレートの裏面に、上記ノブが閉じ位置にある状態でのみノブと干渉しない突起が設けられたものである。
請求項9の発明(油圧配管構造)は、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の圧抜用装置の圧抜きブロックが複数本の油圧配管に跨って設けられ、この圧抜きブロックのメイン通路に各油圧配管が接続され、圧抜き弁を開き操作することにより油圧配管内の油をメイン通路及びドレン通路を介して外部に一括して抜くように構成されたものである。
本発明の圧抜き装置(請求項1〜8)及び油圧配管構造(請求項9)によると、圧抜きブロックに、複数本の油圧配管が接続される複数のメイン通路と、外部からの手動開き操作によりメイン通路から油を抜く圧抜き弁と、この圧抜き弁から抜かれた油を合流させて外部に導くドレン通路を設けたから、複数の配管の油を一括して抜くことができる。このため、特許文献1の公知技術を含めて配管ごとに圧抜き作業を行う場合と比較して圧抜きの作業能率を格段に向上させることができる。
しかも、各配管は圧抜き弁で個々に開閉する構成であるため、特許文献2の公知技術のような一つのバルブの破損による全配管の油抜け等のリスクもない。
この場合、請求項2〜6の発明によると、操作体によってすべての圧抜き弁を同時に開き操作できるため、作業能率が一層良くなる。
このうち、請求項3の発明によると、操作体を操作状態に保持し得るため、抜いた油を油受けに回収する構成をとる場合に、開弁(圧抜き)操作と抜いた油の回収操作を1人の作業員が行うことができる。
また、請求項4〜6の発明によると、操作プレートの表裏によって圧抜き弁が開き状態か閉じ状態かを判別できるため、開き状態のまま作業が開始されるおそれが少ない。
この場合、操作体を圧抜きブロックにヒンジを介して回動可能に取付けた請求項5の発明によると、操作体の操作状態と非操作状態の切換えが簡単となる。また、請求項6の発明によると、操作体の表裏両面を色分けしたから、圧抜き弁の開き状態と閉じ状態を一目で確実に判別することができる。
一方、請求項7,8の発明によると、各圧抜き弁のドレンポートを開く操作子(請求項8では回転式のノブ)がすべて閉じ位置にある状態でのみ圧抜きブロックに取付可能なインターロック部材を設けたから、同部材によるインターロック機能により、圧抜き弁が開いた状態で作業開始されることを回避することができる。
この場合、請求項8の発明によると、操作子としてのノブと突起の干渉によってインターロック機能を果たす構成としたから、単純でしかも確実な効果を得ることができる。
第1実施形態(図1〜図7参照)
図1は、解体機の長尺アタッチメントのブームを構成する多数の単位ブームのうち、二つの単位ブーム1,2と、これらに設けられた複数本(図例では五本)の単位油圧配管3…,4…を示し、ブーム組立時に、両単位ブーム1,2が連結されると同時に、対応する単位油圧配管3…,4…同士が互いの継手(雄側継手と雌側継手)5…,6…によって接続される。
なお、すべての単位油圧配管が接続されて構成される油圧配管は、基端側が、図示しないベースマシンに設置された油圧ポンプ及びタンクに、先端側が、ブームを含むアタッチメントに設けられた複数の油圧アクチュエータにそれぞれ接続される。
両単位ブーム1,2において、各単位油圧配管(以下、単に配管という)3…,4…に跨って圧抜き装置7が設けられている。
この圧抜き装置7の構成を図2以降に詳しく示す。
同装置7は、直方形の圧抜きブロック8を備えている。
この圧抜きブロック8には、図5〜図7に示すように各配管3,4が個別に接続される複数のメイン通路9…と、外部からの手動開き操作により配管内の油を各メイン通路9…を介して抜く圧抜き弁10…と、この各圧抜き弁10…から抜かれた油を合流させて外部に導く一本のドレン通路11が設けられている。
ドレン通路11は、メイン通路9…と直角方向、すなわち圧抜きブロック8の長手方向に貫通して設けられ、一端側が閉塞された状態で他端側にドレン継手12(図2〜図4参照)が接続される。
このドレン継手12にドレンホース13が接続され、ドレン油が油受け14に集められる。あるいは、ドレン継手12にドレン管15を接続し、ドレン油をこのドレン管15を通じてタンクに戻すように構成することもできる。
圧抜き弁10の構成は特許文献1に詳しく示されている。
すなわち、この圧抜き弁10は、図6,7に示すように、中心部に配置された弁体16と、上下方向にスライドし得る状態でこの弁体16に上方から被嵌された操作子17と、弁体16及び操作子17を外周側から囲む有底筒状の弁ケース18と、操作子17を常時上向きに付勢するコイルスプリング19とから成り、弁ケース18が圧抜きブロック8の弁取付穴20にねじ込まれて同ブロック8に取付けられている。
弁取付穴20の底面には、メイン通路9に通じる連通穴21が設けられ、この連通穴21が、弁体16の中心部に設けられた縦穴22と、この縦穴22の上部に設けられた横穴23と、操作子17の内周に設けられた周溝24と、この周溝に連通する状態で弁体16と操作子17の接触面間に形成された隙間25と、弁体16と弁ケース18の間に形成された油室26と、この油室26に連通して弁ケース18に鉤形に設けられたドレンポート27とを介して圧抜きブロック8のドレン通路11に連通するように構成されている。
隙間25は、操作子17が上昇した状態(閉弁状態)では、図6に示すようにシール28によって閉塞され、操作子17が上から押されて下降すると、図7に示すようにシール28から外れて開通する。すなわち、圧抜き弁10が開弁状態となる。
従って、両単位ブーム1,2の連結後、配管3…,4…同士の接続に際して、各圧抜き弁10…の操作子17…を押し操作することにより、配管3…,4…の内部圧力または充満した油を、圧抜き弁10…のドレンポート27からドレン通路11に抜き、一括して排出することができる。
一方、操作子17を外部から手動開き操作する操作体として、図2〜図4,図6,7に示す押し板29が用いられる。
この押し板29の裏面には、圧抜き弁10の操作子17…を個別に押し操作する操作部としての突起30…が操作子17…の間隔と同じ間隔を置いて並設され、図3,7に示すように押し板29を圧抜きブロック8に上方から被せることにより、圧抜き弁10のすべての操作子17…が突起30…によって同時に押し操作される。
一方、圧抜きブロック8には、図1〜図4に示すように圧抜き弁10を保護するとともに外観上の体裁を良くするためのカバー31が被せられ、図3に示すように押し板29が上記操作状態でこのカバー31の上面にねじ32…によって保持される。これにより、圧抜き弁10…が開弁状態(操作状態)に保持される。
押し板29は、圧抜き時以外は、図4に示すように突起30が表側に露出する裏返しの状態でカバー31にねじ止めされ、この押し板29が裏向きであることで圧抜き弁10…が閉弁状態にあることを外部から判別することができる。
すなわち、圧抜き弁10…が開いた状態のまま誤って作業を開始し、油が流出するトラブルを防止することができる。
また、この押し板29の表裏(操作状態と非操作状態)の判別をさらに容易にするために、押し板29の表裏両面が異なる色で着色されている。この表裏の色分けを示すために、図4において裏返し状態の押し板29に斜線を付している。
このように、両単位ブーム1,2における各配管3…,4…に跨って圧抜きブロック8を設け、この圧抜きブロック8に、各配管3…,4…が接続されるメイン通路9…と、外部からの開き操作によりメイン通路9…から油を抜く圧抜き弁10…と、この圧抜き弁10…のドレンポート27に抜かれた油を集めて外部に導くドレン通路11とを設け、ブーム組立時に各配管3…,4…の油を一括して抜くように構成したから、配管ごとに圧抜き作業を行う場合と比較して圧抜きの作業能率を格段に向上させることができる。
しかも、各配管3…,4…は圧抜き弁10…で個々に開閉する構成であるため、特許文献2の公知技術のようなバルブの破損による全配管の油抜け等のリスクもない。
また、この実施形態によると、次の効果を奏する。
(I) 押し板29によってすべての圧抜き弁10…を同時に開き操作できるため、圧抜きの作業能率が一層良くなる。
(II) 押し板29を操作状態に保持できるため、圧抜き弁10…を開いた後、作業員がこの開き状態に保持しておく必要がない。すなわち、開弁操作と、抜いた油の回収操作を1人の作業員が行うことができる。
第2実施形態(図8参照)
第1実施形態との相違点のみを説明する。
第1実施形態では、押し板29を操作状態及び非操作状態で圧抜きブロック8(カバー31)にねじ止めする構成をとったのに対し、第2実施形態では押し板29を圧抜きブロック8(カバー31)にヒンジ33によって回動可能(表裏反転可能)に取付けている。
この構成によると、押し板29の操作状態と非操作状態の切換えが簡単となる。
この第2実施形態においても、押し板29の表裏両面を色分けするのが望ましい点は第1実施形態と同じである。
第3実施形態(図9,10参照)
第1、第2両実施形態では、押し板29を、全圧抜き弁10…を同時に開き操作するための操作体と、圧抜き弁10…が開いた状態のまま作業が開始されることを防止するインターロック部材とに兼用する構成をとったのに対し、第3実施形態では圧抜き弁10…は一つずつ別々に操作し、インターロック専用部材としてのインターロックプレート34によってもっぱらインターロック機能のみを確保する構成をとっている。
すなわち、各圧抜き弁10…は、上面側に操作子としての細長いノブ10a…を備え、このノブ10a…のほぼ90°の回転操作によって開閉するように構成されている。具体的にはたとえば、図6に示す圧抜き弁10において、操作子17を回転自在に設け、その上面にノブ10aを取付けるとともに、弁体16に対向する側壁に横穴状の通路を設け、操作子17の回転によってこの通路を弁体16の横穴23に対して連通/遮断させる構造をとることができる。
一方、インターロックプレート34の裏面に、ノブ10a…と同じ間隔を置いて複数の突起35…が設けられている。
この突起35…は、間隔を置いて平行に配置された一対の突片35a,35aから成り、ノブ10aが閉じ位置にある状態でのみ、図10(a)に示すようにこの両突片35a,35a間にノブ10a…が嵌まり込むように構成されている。
いいかえれば、ノブ10a…が開き状態にあるときは、図10(b)に示すようにノブ10aが両突片35a,35aと干渉して間に嵌まり込めず、インターロックプレート34を圧抜きブロック8(カバー31)に正常に被せることができないし、ねじ止めすることもできないように構成されている。
従って、インターロックプレート34が正常に装着できないことで圧抜き弁10…が開き状態にあることが明確に示されるため、インターロック機能が確実に果たされる。
なお、インターロックプレート34を圧抜きブロック8(カバー31)に対し、ねじ止めではなく、第2実施形態のようにヒンジによって回動可能に取付けてもよい。
他の実施形態
(1) 圧抜き弁10の具体的構造は上記実施形態で例示したもの以外に種々変更することができ、要は、操作子の押し操作(請求項2〜6の発明)や、回転操作、傾動操作等によって圧抜きブロック8のメイン通路9をドレン通路11に連通させる構造のものであればよい。
また、請求項1,7,8の発明における圧抜き弁のバリエーションとして、操作子が押し位置(開弁位置)に自動的に保持され、もう一度押すと上昇して閉じ位置に復元する構造のものを採用することもできる。
(2) 本発明は解体機に限らず、廃棄物等の運搬を行うスクラップローダ等、作業アタッチメントが複数のアタッチメントピースによって組立・分解自在に構成され、かつ、作業アタッチメントに油圧配管が設けられる各種作業機械に広く適用することができる。
また、本発明は作業アタッチメントに限らず、作業機械において油圧配管を複数の単位配管に分割し、これらを継手で接続する構成をとる部分にも適用することができる。
本発明の第1実施形態にかかる圧抜き装置とこれが取付けられた作業アタッチメントのブームの斜視図である。 圧抜き装置の斜視図である。 圧抜き装置の圧抜き弁を開き操作した状態の斜視図である。 圧抜き装置の押し板を裏返し状態で圧抜きブロックに取付けた状態の斜視図である。 圧抜き装置の水平断面図である。 図5のVI−VI線拡大断面図である。 開弁状態の図6相当図である。 本発明の第2実施形態にかかる圧抜き装置の斜視図である。 本発明の第3実施形態にかかる圧抜き装置の斜視図である。 (a)(b)は同装置の開弁、閉弁両状態におけるインターロックプレートと圧抜き弁のノブの関係を示す図である。
符号の説明
8 圧抜きブロック
9 メイン通路
10 圧抜き弁
11 圧抜き弁のドレン通路
16 同弁体
17 同操作子
18 同弁ケース
19 同コイルスプリング
20 同弁取付穴
21 同連通穴
22 同縦穴
23 同横穴
24 同周溝
25 同隙間
26 同油室
27 同ドレンポート
28 同シール
29 押し板(操作体)
30 突起(操作部)
33 ヒンジ
10a 圧抜き弁の操作子としてのノブ
34 インターロックプレート(インターロック部材)
35 突起

Claims (9)

  1. 圧抜きブロックを備え、この圧抜きブロックには、複数本の油圧配管が接続される複数のメイン通路と、外部からの手動開き操作により油圧配管内の油を各メイン通路を介して抜く圧抜き弁と、この各圧抜き弁から抜かれた油を合流させて外部に導くドレン通路とを設けたことを特徴とする油圧配管の圧抜き装置。
  2. 各圧抜き弁は、外部から押し操作されてドレンポートを開く操作子を有し、すべての操作子を同時に押し操作する複数の操作部を備えた操作体を具備することを特徴とする請求項1記載の油圧配管の圧抜き装置。
  3. 操作体は、操作部で全操作子を押し操作した操作状態で圧抜きブロックに保持し得るように構成されたことを特徴とする請求項2記載の油圧配管の圧抜き装置。
  4. 操作体は、裏面に操作部が設けられ、裏返しの非操作状態で圧抜きブロックに保持し得るように構成されたことを特徴とする請求項3記載の油圧配管の圧抜き装置。
  5. 操作体は、回動して表裏反転し得るように圧抜きブロックにヒンジを介して取付けられたことを特徴とする請求項4記載の油圧配管の圧抜き装置。
  6. 操作体の表裏両面を色分けしたことを特徴とする請求項至4または5記載の油圧配管の圧抜き装置。
  7. 各圧抜き弁は、外部から操作されてドレンポートを開く操作子を有し、このすべての操作子が閉じ位置にある状態でのみ圧抜きブロックに取付可能なインターロック部材を具備することを特徴とする請求項1記載の油圧配管の圧抜き装置。
  8. 各圧抜き弁は、操作子として、ドレンポートを開く開き位置とドレンポートを閉じる閉き位置との間で回転操作されるノブを有し、インターロック部材は、各圧抜き弁に跨って被さるプレートの裏面に、上記ノブが閉じ位置にある状態でのみノブと干渉しない突起が設けられたことを特徴とする請求項7記載の油圧配管の圧抜き装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の圧抜用装置の圧抜きブロックが複数本の油圧配管に跨って設けられ、この圧抜きブロックのメイン通路に各油圧配管が接続され、圧抜き弁を開き操作することにより油圧配管内の油をメイン通路及びドレン通路を介して外部に一括して抜くように構成されたことを特徴とする油圧配管構造。
JP2006297792A 2006-11-01 2006-11-01 油圧配管の圧抜き装置及び油圧配管構造 Expired - Fee Related JP4935301B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006297792A JP4935301B2 (ja) 2006-11-01 2006-11-01 油圧配管の圧抜き装置及び油圧配管構造
EP20070119211 EP1918593B1 (en) 2006-11-01 2007-10-24 Depressurization apparatus for hydraulic pipe and hydraulic pipe structure

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006297792A JP4935301B2 (ja) 2006-11-01 2006-11-01 油圧配管の圧抜き装置及び油圧配管構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008115905A true JP2008115905A (ja) 2008-05-22
JP4935301B2 JP4935301B2 (ja) 2012-05-23

Family

ID=39016278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006297792A Expired - Fee Related JP4935301B2 (ja) 2006-11-01 2006-11-01 油圧配管の圧抜き装置及び油圧配管構造

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP1918593B1 (ja)
JP (1) JP4935301B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013036258A (ja) * 2011-08-09 2013-02-21 Kubota Corp 作業機

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103195127B (zh) * 2013-03-29 2015-11-25 上海三一重机有限公司 液压管路结构及挖掘机
DE102020106048A1 (de) * 2020-03-05 2021-09-09 Komatsu Germany Gmbh Hydraulikbagger
FR3109977A1 (fr) * 2020-05-08 2021-11-12 Cryl Equipement de décompression sécurisé pour circuit hydraulique

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05256387A (ja) * 1992-03-10 1993-10-05 Nabco Ltd 配管接続装置
JP2559612B2 (ja) * 1988-02-29 1996-12-04 株式会社小松製作所 操作弁装置
JP2545176Y2 (ja) * 1989-01-26 1997-08-25 東芝機械株式会社 複合制御弁
JPH11230394A (ja) * 1998-02-16 1999-08-27 Kotobuki Sangyo Kk 流体回路用配管における接続機器
JP2001208221A (ja) * 2000-01-20 2001-08-03 Nitto Kohki Co Ltd 残圧抜きアダプタ
JP2002038529A (ja) * 2000-07-27 2002-02-06 Kubota Corp バックホウの油圧回路構造
JP3294550B2 (ja) * 1998-06-04 2002-06-24 日立建機株式会社 縦穴掘削機の簡易脱着継手接続用の油圧回路
JP3499962B2 (ja) * 1995-04-06 2004-02-23 三菱重工業株式会社 油圧制御弁
JP2006233571A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 作業機械の配管接続方法及び接続構造

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4910451B2 (ja) * 2006-03-29 2012-04-04 コベルコ建機株式会社 作業機械の配管接続装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2559612B2 (ja) * 1988-02-29 1996-12-04 株式会社小松製作所 操作弁装置
JP2545176Y2 (ja) * 1989-01-26 1997-08-25 東芝機械株式会社 複合制御弁
JPH05256387A (ja) * 1992-03-10 1993-10-05 Nabco Ltd 配管接続装置
JP3499962B2 (ja) * 1995-04-06 2004-02-23 三菱重工業株式会社 油圧制御弁
JPH11230394A (ja) * 1998-02-16 1999-08-27 Kotobuki Sangyo Kk 流体回路用配管における接続機器
JP3294550B2 (ja) * 1998-06-04 2002-06-24 日立建機株式会社 縦穴掘削機の簡易脱着継手接続用の油圧回路
JP2001208221A (ja) * 2000-01-20 2001-08-03 Nitto Kohki Co Ltd 残圧抜きアダプタ
JP2002038529A (ja) * 2000-07-27 2002-02-06 Kubota Corp バックホウの油圧回路構造
JP2006233571A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 作業機械の配管接続方法及び接続構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013036258A (ja) * 2011-08-09 2013-02-21 Kubota Corp 作業機

Also Published As

Publication number Publication date
EP1918593A2 (en) 2008-05-07
EP1918593B1 (en) 2012-08-08
EP1918593A3 (en) 2010-08-11
JP4935301B2 (ja) 2012-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2671240C (en) Hydraulic connection
JP5101614B2 (ja) 作業車に内蔵された油圧系と移動可能な油圧装置との間に設置可能な圧力開放制御手段付きの油圧接続装置
JP4697672B2 (ja) ストップ弁付きマニホールド形電磁弁装置
JP4935301B2 (ja) 油圧配管の圧抜き装置及び油圧配管構造
EP2466015B1 (en) Attachment coupler for heavy machinery
US6460569B1 (en) Multi-line fluid connector
CN102272386A (zh) 作业工具联结机构
EP2686490B1 (en) Quick coupler for an earth moving machine
CA2600398A1 (en) Powered coupling of attachment hydraulics
WO2008138932A2 (en) A coupler for the working arm(s) of an excavator or the like
US20140224115A1 (en) Device to actuate a fluidconnector contamination cover
RU2495317C2 (ru) Выдвижная соединительная муфта для жидкостей под давлением
JP4910451B2 (ja) 作業機械の配管接続装置
JP2013007186A (ja) 作業機車両の油圧装置
US6619319B1 (en) Multi-line fluid connector
KR102226954B1 (ko) 중장비 또는 산업용 기계와 작업장치 자동 연결장치의 자동 유압 연결장치
KR20080107830A (ko) 밸브잠금장치
JP4449780B2 (ja) 作業機械の配管接続方法及び接続構造
KR20110088810A (ko) 유압호스용 자동 링크 장치
KR101739779B1 (ko) 굴삭기의 스마트 집게용 처짐방지장치
US10106949B2 (en) Coupler for an implement assembly
CN111810742A (zh) 具有不同的接合器筒的快速接合器的集合体
KR20130112106A (ko) 굴삭기용 퀵 커플러
KR100490592B1 (ko) 유압 브레이커의 안전밸브
KR102642834B1 (ko) 중장비용 어태치먼트 커플러의 마운트

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090901

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111018

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120124

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120206

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150302

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4935301

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees