JP2008115665A - 設備機器位置決めシート、該設備機器位置決めシートを用いた設備機器の施工方法及び、該設備機器位置決めシートを用いたシステム水廻り設備 - Google Patents

設備機器位置決めシート、該設備機器位置決めシートを用いた設備機器の施工方法及び、該設備機器位置決めシートを用いたシステム水廻り設備 Download PDF

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Abstract

【課題】容易に配管の立ち上がり位置を決定出来、施工効率を良好なものとすることが出来る設備機器位置決めシートを提供する。
【解決手段】シート13aのコーナ13bに印刷された三角マーク部14が、住宅10のキッチンスペース11の入隅部11aに適合されることにより、シート13aの奥行き方向Dの正逆を間違えることなく、正確に敷設される。各鞘管19等は、立ち上がり部を、各配管ガイド表示15,16,18に合わせて、固定することにより、管中心が、これらの各配管ガイド表示15,16,18に上面視で重複する状態で、延設されて、混合水栓12b又はガス器具部12d等の配管被接続部に、真下から一致して、容易に接続できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、容易に、設備機器の位置決め施工が出来る設備機器位置決めシート、該設備機器位置決めシートを用いた設備機器の施工方法及び、該設備機器位置決めシートを用いたシステム水廻り設備に関するものである。
従来、住宅の水廻りに用いられる雑排水配管構造としては、図4に示すようなものが、知られている(例えば、特許文献1等参照)。
このような従来のものでは、図4に示すように、住宅内に設けられたキッチン流し台や洗面台、ユニットバス、洗濯機防水パン等の各種の雑排水源1…からは、住宅内を上下方向に沿って配索されてなる共用排水縦管2へ、雑排水を排出させる為の雑排水配管構造3が、設けられている。
この雑排水配管構造3では、前記共用配水縦管2の直近に、複数の接続口5を有する排水配管ヘッダー6が接続されている。
この排水配管ヘッダー6の各接続口5には、可撓性を有する枝管4…が、各々接続されて、前記各雑排水源1…からの雑排水を、この排水配管ヘッダー6を介して、前記共用排水縦管2に排出するように構成されている。
また、この共用排水縦管2から最も離れた排水配管ヘッダー6の接続口5には、枝管4が延出されて、ドルゴ通気弁7が、接続されている。
次に、この従来例の雑排水配管構造の作用効果について説明する。
このように構成された従来の水廻りに用いられる雑排水配管構造では、複数の雑排水源1…から、一度に、雑排水が合流して、前記排水配管ヘッダー6や、枝管4が閉塞されてしまう場合がある。
このような場合でも、前記共用排水縦管2から最も離れた排水配管ヘッダー6の接続口5に接続されたドルゴ通気弁7等の吸気弁が、空気を最上流側から流入させて、雑排水の停滞を防止することが出来る。
特開2006−214243号公報(段落0009乃至0023、図1)
しかしながら、このような従来の雑排水配管構造では、前記可撓性を有する材質で形成されている枝管4…の立ち上がり位置は、施工者の墨出し作業が、行われることにより決定される。
このため、熟練した施工者の経験等が必要となり、これらの枝管4…の立ち上がり位置を決定することが困難なものとなるといった問題があった。
また、立ち上がり位置の設定が、良好で無い場合には、一回で、墨出し作業工程及び固定作業工程が完了せずに、試行を繰り返すこととなり、水廻り設備の施工工数を増大させてしまう虞もあった。
そこで、この発明は、容易に配管の立ち上がり位置を決定出来、施工効率を良好なものとすることが出来る設備機器位置決めシート、該設備機器位置決めシートを用いた設備機器の施工方法及び、該設備機器位置決めシートを用いたシステム水廻り設備を提供することを課題としている。
上記目的を達成するために、この発明は、設備機器用の配管の施工時に使用するシートで、一つのコーナ部に、住宅の屋内空間入隅部に適合させる目印部を設けると共に、該シートの上面側には、前記設備機器に接続される配管の立ち上がり部の目安となる配管装着ガイド表示が、記載されていることを特徴とする設備機器位置決めシートを特徴としている。
また、請求項2に記載されたものは、前記シートの目印部を、前記住宅の屋内空間入隅部に適合させて、該屋内空間の床部に敷設すると共に、該シートの上面側に記載された配管装着ガイド表示に合わせて、前記設備機器に接続される配管の立ち上がり部を、該床部に、該シートの上から施工して固定し、該シートを残留させた状態で、前記設備機器を載置して、前記配管を該設備機器に接続する請求項1記載の該設備機器位置決めシートを用いた設備機器の施工方法を特徴としている。
更に、請求項3に記載されたものは、前記屋内空間は、キッチンスペースであると共に、前記設備機器は、該キッチンスペースに装着されるキッチン台である請求項1記載の設備機器位置決めシートを用いたシステム水廻り設備を特徴としている。
そして、請求項4に記載されたものは、前記シートは、前記屋内空間の湿度を吸湿及び放出可能な調湿性材料を有して、構成されている請求項1記載の設備機器位置決めシートを特徴としている。
このように構成された請求項1記載の発明は、前記住宅の屋内空間内に、設備機器を設置する施工では、まず、前記シートの目印部を、前記住宅の屋内空間入隅部に適合させて、該屋内空間の床部に敷設する。
次に、該シートの上面側に記載された配管装着ガイド表示に合わせて、前記設備機器に接続される配管の立ち上がり部を、該床部に、該シートの上から施工して固定する。
前記配管ガイド表示に合わせられた配管は、立ち上がり部から、鉛直方向に向けて、延設されて、前記設備機器に設けられた配管被接続部に一致する。
このため、該設備機器を床部の上方に載置する際、該設備機器の外周縁を、前記シートの外周縁に合わせて、該シートの上方に前記設備機器を設置すれば、容易に、前記配管を該設備機器に接続することができる。
また、請求項2に記載されたものは、前記シートの目印部を、前記住宅の屋内空間入隅部に適合させて、前記床部に敷設するだけで、該シートの配管装着ガイド表示が、上方に設置される設備機器の配管被接続部に適合するように、前記配管を固定する位置が、指示される。
このため、墨出し作業が不要となると共に、立ち上がり位置の修正も、該シート毎、床部上面に沿わせて移動させれば、完了するので容易に行える。
また、前記配管の立ち上がり部を、床部に固定した後も、このシートを床部に、残留させた状態で、前記設備機器を載置して、固定することが出来る。
このため、該シートの除去作業が不要であるので、更に、施工効率が良好である。
更に、請求項3に記載されたものは、前記屋内空間であるキッチンスペースに、前記設備機器としてのキッチン台を、取付寸法精度を向上させて配置できると共に、キッチン台内部の配管の構成を、所望の纏まりのある配管構成とすることができるので、スペース効率を良好なものとした水廻り設備が提供される。
そして、請求項4に記載されたものは、前記シートが、前記屋内空間の湿度を吸湿及び放出可能な調湿性材料を有して、構成されている。
ここで、湿度を吸湿及び放出可能な調湿性材料としては、高分子吸湿シート若しくは、これらの高分子吸湿シート又は、基材シートに、必要に応じて、シリカゲル、炭材料等の水分を吸湿及び放出可能な材料若しくは、ポリスチレンで構成されるマイクロカプセル壁の内部に、湿度調整剤としての塩化カルシウム等が収納された複数のマイクロカプセルが用いられて、前記シート内に混入されることにより構成されている。
このため、前記設備機器設置後も、残留された前記シートによって、屋内空間内の湿度が、吸湿又は、放出されて、これらのキッチンスペース等内が、快適な湿度に調節される。
次に、図面に基づいて、この発明を実施するための最良の実施の形態の設備機器位置決めシート、該設備機器位置決めシートを用いた設備機器の施工方法及び、該設備機器位置決めシートを用いたシステム水廻り設備について説明する。
図1乃至図3は、この発明の実施の形態の設備機器位置決めシート、該設備機器位置決めシートを用いた設備機器の施工方法及び、該設備機器位置決めシートを用いたシステム水廻り設備を示すものである。なお、前記従来と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
まず、構成から説明すると、この実施の形態では、図1に示すように、住宅10のキッチンスペース11には、一つの入隅部11aに、正面視奥側左隅のコーナ部12aを、近接させて配置される設備機器としてのキッチン台12が、配設されている。
このキッチン台12には、混合水栓12bが設けられたシンク部12cと、三口コンロ12e…を有するガス器具部12dとが、主に設けられている。
このキッチン台12と、前記キッチンスペース11の床スラブ11bとの間には、床スラブ11bの上面に敷設される設備機器位置決めシート13が、設けられている。
この設備機器位置決めシート13は、略長方形に形成されたシート13aを有している。
このシート13aは、図1に示すように、上方に設置されるキッチン台12の上面視外形寸法と、略同一寸法の外形寸法を有している。
この実施の形態では、図2に示すように、前記シート13aの幅方向寸法Wが、1400mm〜2700mm、奥行き方向寸法Dが、600mm〜800mmとなるように、施工されるキッチン台12の上面視外形寸法と、略同一寸法の外形寸法に、予め用いられるシート13aの外形寸法が設定されている。
更に、この実施の形態では、前記シート13aは、前記キッチンスペース11内の湿度を吸湿及び放出可能な調湿性材料としての高分子吸湿シート若しくは、これらの高分子吸湿シート又は、基材シートに、必要に応じて、シリカゲル、炭材料等、水分を吸湿及び放出可能な材料若しくは、ポリスチレンで構成されるマイクロカプセル壁の内部に、湿度調整剤としての塩化カルシウムが収納された複数のマイクロカプセルが、混合されたものが、用いられて構成されている。
また、このシート13aは、図2に示すように、正面視奥側左隅の一つのコーナ部13bに、この住宅10の屋内空間入隅部11aに適合させる目印部としての三角マーク部14が設けられている。
更に、このシート13aの上面側には、前記キッチン台12の各設備機器に接続される配管の立ち上がり部の目安となる各配管装着ガイド表示15〜18が、記載されている。
この実施の形態のシート13aの上面側には、前記シンク部12cの混合水栓12bと接続される赤色の給湯用鞘管19の立ち上がり部を示す給湯用配管装着ガイド表示15が、印刷により表示されている。
また、この実施の形態のシート13aには、この給湯用配管装着ガイド表示15の近傍に、「赤(給湯)」の文字表示15aが、印刷により表示されていて、配管の種類と、必要に応じて、基準点であるコーナ部13bから、この給湯用配管装着ガイド表示15までの寸法w1,d1が、mm単位の数字にて、表示されている。
更に、この実施の形態のシート13aには、この給湯用配管装着ガイド表示15の近傍に、スタンド部材装着ガイド表示15b,15bが、印刷により表示されている。
また、この実施の形態のシート13aの上面側には、前記シンク部12cの混合水栓12bと接続される青色の上水道用鞘管20の立ち上がり部を示す上水道用配管装着ガイド表示16が、印刷により表示されている。
この実施の形態のシート13aには、この上水道用配管装着ガイド表示16の近傍に、「青(給水)」の文字表示16aが、印刷により表示されていて、配管の種類と、必要に応じて、基準点であるコーナ部13bから、この上水道用配管装着ガイド表示16までの寸法w2,d2が、mm単位の数字にて、表示されている。
更に、この実施の形態のシート13aには、この上水道用配管装着ガイド表示16の近傍に、スタンド部材装着ガイド表示16b,16bが、印刷により表示されている。
そして、この実施の形態のシート13aの上面側には、前記シンク部12cの排水孔12fと接続される塩化ビニル製の灰色の排水用配管21の立ち上がり部を示す排水用配管装着ガイド表示17が、印刷により表示されている。
また、この実施の形態のシート13aには、この排水用配管装着ガイド表示17の近傍に、「灰(排水)」の文字表示17aが、印刷により表示されていて、配管の種類と、必要に応じて、基準点であるコーナ部13bから、この排水用配管装着ガイド表示17までの寸法w3,d3が、mm単位の数字にて、表示されている。
更に、この実施の形態のシート13aには、この配水用配管装着ガイド表示17の近傍に、固定具装着ガイド表示17b,17bが、印刷により表示されている。
そして、この実施の形態のシート13aの上面側には、前記ガス器具部12dと接続されて、前記三口コンロ12eに、ガスを供給する黄色のガス用鞘管22の立ち上がり部を示すガス管用配管装着ガイド表示18が、印刷により表示されている。
また、この実施の形態のシート13aには、ガス管用配管装着ガイド表示18の近傍に、「黄(ガス)」の文字表示18aが、印刷により表示されていて、配管の種類と、必要に応じて、基準点であるコーナ部13bから、このガス管用配管装着ガイド表示18までの寸法w4,d4が、mm単位の数字にて、表示されている。
更に、この実施の形態のシート13aには、このガス管用配管装着ガイド表示18の近傍に、スタンド部材装着ガイド表示18b,18bが、印刷により表示されている。
また、この実施の形態の水廻り設備に用いる給湯用鞘管19等の鞘管は、図1及び図3に示すような鞘管立ち上げサポート部材23によって、所望の位置から、略垂直に立ち上げられるようにガイドされる。
この鞘管立ち上げサポート部材23は、主に、水平配管を所定の曲率で、湾曲させる断面略半円筒曲管形状の樹脂製ガイド部材24と、この樹脂製ガイド部材24の上部フランジ24a,24aに嵌着されて、この樹脂製ガイド部材24との間に、前記給湯用鞘管19等を、挟持する上面視略コ字状のカバー部材25とを有している。
また、この鞘管立ち上げサポート部材23は、前記樹脂製ガイド部材24を、前記シート13aを介して、前記床スラブ11bの上面に固定する略L字状を呈する一対の金属製スタンド部材26,26を有していて、複数の固定ビス部材27…が用いられて、前記各鞘管19等を、この床スラブ11bの上面の所望の位置に固定可能としている。
これらの金属製スタンド部材26,26は、図3に示すように、水平固定フランジ部26a,26aの前端縁26b,26bの中間位置に、前記各給湯用配管装着ガイド表示15又は、上水道用配管装着ガイド表示16等が、位置するように、前記床スラブ11bの上面に、前記シート13aを介在させて、固定される。
この実施の形態では、図1に示す前記シート13aに表示された前記スタンド部材装着ガイド表示15b,15b等に、合わせて、これらの金属製スタンド部材26,26の水平固定フランジ部26a,26aを固定することにより、前記鉛直に立ち上げられた各給湯用鞘管19及び上水道用鞘管20の管中心が、前記各給湯用配管装着ガイド表示15又は、上水道用配管装着ガイド表示16の真上に、位置されて、前記キッチン台12の混合水栓12b等の設備機器に設けられた接続口の位置と一致されるように設定されている。
また、前記排水用配管21は、図1に示すような金属製サドル部材30,30によって、この床スラブ11bの上面の所望の位置に固定されて、略垂直に立ち上げられる。
この金属製サドル部材30は、主に、図2に示す前記シート13aに表示された前記固定具装着ガイド表示17b,17bに合わせて、このシート13aを介在させて、前記床スラブ11b上面に、前記固定ビス部材27,27等を用いて固定される、図1に示すような固定板部材31と、この固定板部材31から左,右一対、鉛直に立設される長尺ボルト部材34,34とを有している。
また、金属製サドル部材30は、これらの長尺ボルト部材34,34を挿通して、前記床スラブ11bの上面から一定の間隔を置いて、水平に配管される前記排水用配管21を、上,下方向から、各々挟持する上下一対のサドル本体33,33を有している。
このサドル本体33は、前記排水用配管21を保持する半円状の保持部から左,右一対、一体に延設されて、前記長尺ボルト部材34,34を挿通する挿通孔が形成された固定フランジ部を有している。
そして、これらの各上,下サドル本体33,33の各固定フランジ部を各々拝合した状態で、前記長尺ボルト部材34,34に螺合されたナット部材35,35を締結することにより、所望の位置で、前記排水用配管21を、前記床スラブ11cの上面側に固定可能となるように構成されている。
次に、この実施の形態の設備機器位置決めシート、該設備機器位置決めシートを用いた設備機器の施工方法及び、該設備機器位置決めシートを用いたシステム水廻り設備の作用効果について説明する。
まず、この実施の形態の設備機器位置決めシートを用いた設備機器の施工方法として、前記住宅10のキッチンスペース11内で、図1に示すような入隅部11aに適合させて、設備機器としてのキッチン台12が設置される構成を有する水廻り設備の施工順序に沿って、説明を行う。
この実施の形態の水廻り設備の施工では、まず、図1に示すように、前記シート13aのコーナ13bに印刷された三角マーク部14を、前記住宅10の屋内空間入隅部11aに適合させて、このキッチンスペース11の床スラブ11bの上面に敷設する。
このように、前記シート13aのコーナ13bに印刷された三角マーク部14が、前記住宅10のキッチンスペース11の入隅部11aに適合されることにより、シート13aの奥行き方向Dの正逆を間違えることなく、正確に敷設される。
次に、図2に示すような、このシート13aの上面側に記載された文字15a〜18aを参照して、固定される配管の種類及び長さが決定される。
そして、このシート13aの上面側に記載された前記給湯用配管装着ガイド表示15,上水道用配管装着ガイド表示16,及びガス管用配管装着ガイド表示18に合わせて、前記キッチン台12の混合水栓12b又はガス器具部12dの被接続口に接続される前記各鞘管19,20,21の立ち上がり部が、この床スラブ11bに、このシート13aの上から、前記さや管立ち上げサポート部材23…が用いられて、施工されて固定される。
この際、前記各配管ガイド表示15,16,18に合わせられた各鞘管19,20,21は、立ち上がり部から、鉛直方向に向けて、管中心が、これらの各配管ガイド表示15,16,18に上面視で重複する状態で、延設されて、前記混合水栓12b又はガス器具部12dの配管被接続部に一致する。
しかも、この実施の形態では、前記シート13aの上面に印刷された前記金具固定位置ガイド表示15b〜18bによって、前記各さや管立ち上げサポート部材23…及び金属製サドル部材30の固定位置が指示される。
このため、更に、容易に、各鞘管19,20,22及び排水配管21の立ち上がり部の位置決めが行える。
また、このキッチン台12を床スラブ11bの上方に載置する際、このキッチン台12の外周縁を、前記シート13aの外周縁に合わせた状態で、このシート13aの上方に前記キッチン台12を設置すれば、容易に、前記各鞘管19,20,21を前記混合水栓12b又はガス器具部12dの配管被接続部に、真下から接続することができる。
この際、前記排水用配管21も同様に、前記シート13aの上から、前記配管ガイド表示17が、立ち上げ部の管中心と一致するように、前記金属製サドル部材30,30を用いて固定することにより、前記シンク部12cの排水孔12fの配管被接続部に真下から接続することができる。
また、この実施の形態では、前記シート13aの目印部14を、前記住宅10のキッチンスペース11の入隅部11aに適合させて、前記床スラブ11bの上面に敷設するだけで、シート13aの配管装着ガイド表示15〜18が、上方に設置される設備機器の配管被接続部に適合するように、前記各鞘管19,20,22及び排水用配管21を固定する位置が、指示される。
このため、墨出し作業が不要となると共に、立ち上がり位置の修正も、このシート13a毎、床スラブ11bの上面に沿わせて移動させれば、完了するので容易に行える。
また、前記各鞘管19,20,22及び排水用配管21の立ち上がり部を、床スラブ11b上面に固定した後は、このシート13aを床スラブ11b上面に、残留させた状態で、前記キッチン台12を載置する際、介在された前記シート13aが、シート状で、厚み方向の寸法が大きく設定されてないので、高さ方向のキッチン台12の装着位置が、このシート13aを介在させない場合と相違すること無く、固定される。
このため、このシート13aの除去作業が不要であるので、更に、施工効率が良好であり、容易に各種配管15〜18の立ち上がり位置を決定出来、施工効率を良好なものとすることが出来る。
更に、前記屋内空間であるキッチンスペース11に、前記設備機器としてのキッチン台12を、取付寸法精度を向上させて配置できると共に、キッチン台12内部の各鞘管19,20,22及び排水用配管21の配列構成を、所望の纏まりのある配管構成とすることができるので、余剰配管を減少させて、スペース効率を良好なものとした水廻り設備が提供される。
そして、この実施の形態では、前記シート13aが、前記キッチンスペース11の湿度を吸湿及び放出可能なマイクロカプセル等を有して、構成されている。
このため、前記キッチン台12設置後も、残留された前記シート13aによって、キッチンスペース11内の湿度が、吸湿又は、放出されて、これらのキッチンスペース11内が、快適な湿度に調節される。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
即ち、前記実施の形態では、前記ポリスチレンで構成されるマイクロカプセル壁の内部に、湿度調整剤としての塩化カルシウム等が収納された複数のマイクロカプセルが用いられて、前記シート13a内に混入されることにより、調湿性材料が構成されているが、特にこれに限らず、湿度を吸湿及び放出可能な調湿性材料として、高分子吸湿シート若しくは、これらの高分子吸湿シート又は、基材シートに、必要に応じて、シリカゲル、炭材料等の水分を吸湿及び放出可能な材料であれば、どのようなものであってもよい。
また、シート13aの形状も、略長方形に形成されたものに限らず、例えば、正方形、
コーナー部を丸く形成した方形形状や、台形等、どのような形状であっても、一つのコーナ部に、住宅の屋内空間入隅部に適合させる目印部を設けているものであればよい。
更に、このシート13aの大きさは、上方に設置されるキッチン台12の上面視外形寸法と、略同一寸法の外形寸法を有しているものに限らず、キッチン台12の装着位置を特定できるものであれば、キッチン台12の上面視外形寸法よりも大きくてもよい。
この発明の最良の実施の形態の設備機器位置決めシート、該設備機器位置決めシートを用いた設備機器の施工方法及び、該設備機器位置決めシートを用いたシステム水廻り設備で、一部透過斜視図である。 実施の形態の設備機器位置決めシートの上面図である。 実施の形態の設備機器位置決めシート、該設備機器位置決めシートを用いた設備機器の施工方法及び、該設備機器位置決めシートを用いたシステム水廻り設備で、要部の拡大斜視図である。 従来例の住宅の水廻りに用いられる雑排水配管構造を説明する要部の斜視図である。
符号の説明
10 住宅
11 キッチンスペース(居室空間)
12 キッチン台
12a コーナ部
12b 混合水栓(設備機器)
12c シンク部
12d ガス器具部
12f 排水孔
13 設備機器位置決めシート
13a シート
13b コーナ部
14 三角マーク部(目印部)
15 給湯用配管装着ガイド表示
16 上水道用配管装着ガイド表示
17 排水用配管装着ガイド表示
18 ガス管用配管装着ガイド表示
19 給湯用鞘管
20 上水道用鞘管
21 排水用配管
22 ガス用鞘管
23 さや管立ち上げサポート部材
30 金属製サドル部材

Claims (4)

  1. 設備機器用の配管の施工時に使用するシートで、一つのコーナ部に、住宅の屋内空間入隅部に適合させる目印部を設けると共に、該シートの上面側には、前記設備機器に接続される配管の立ち上がり部の目安となる配管装着ガイド表示が、記載されていることを特徴とする設備機器位置決めシート。
  2. 前記シートの目印部を、前記住宅の屋内空間入隅部に適合させて、該屋内空間の床部に敷設すると共に、該シートの上面側に記載された配管装着ガイド表示に合わせて、前記設備機器に接続される配管の立ち上がり部を、該床部に、該シートの上から施工して固定し、該シートを残留させた状態で、前記設備機器を載置して、前記配管を該設備機器に接続することを特徴とする請求項1記載の該設備機器位置決めシートを用いた設備機器の施工方法。
  3. 前記屋内空間は、キッチンスペースであると共に、前記設備機器は、該キッチンスペースに装着されるキッチン台であることを特徴とする請求項1記載の設備機器位置決めシートを用いたシステム水廻り設備。
  4. 前記シートは、前記屋内空間の湿度を吸湿及び放出可能な調湿性材料を有して、構成されていることを特徴とする請求項1記載の設備機器位置決めシート。
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