JP2001248192A - 配水盤 - Google Patents

配水盤

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JP2001248192A
JP2001248192A JP2000059170A JP2000059170A JP2001248192A JP 2001248192 A JP2001248192 A JP 2001248192A JP 2000059170 A JP2000059170 A JP 2000059170A JP 2000059170 A JP2000059170 A JP 2000059170A JP 2001248192 A JP2001248192 A JP 2001248192A
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Ryota Imamiya
亮太 今宮
Shinji Miura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッダーからの樹脂配管類を室内に引き込む
ガイドとなるハウジング部を、壁のコンクリート打ちが
終了した後で行え、ヘッダーと樹脂管との接続作業を簡
単にすること。 【解決手段】 配水盤が、前面側を開口して蓋で覆われ
る箱体部と、この箱体部背面側に連接され箱体部より小
型のハウジング部とを備え、上記箱体部に給水元管への
水流入口と給湯機への水流出口と水回り機器類への給水
配管接続口とを備えた給水ヘッダー部と、上記給湯機か
らの湯流入口と上記水回り機器類への給湯配管接続口を
備えた給湯ヘッダー部とを収納し、上記水流入口を上記
箱体部の一方の側面に臨ませると共に上記水流出口と湯
流入口とを上記箱体部の他方の側面に臨ませ、上記ハウ
ジング部背面に上記給水配管接続口及び給湯配管接続口
に接続される樹脂配管の挿通口を設け、このハウジング
部を家屋の基礎部に予め形成した切り欠き部に挿入し、
上記箱体部を屋外に露出させて設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋外に設置したヘ
ッダーから屋内の水回り機器に架橋ポリエチレンやポリ
ブテン製の樹脂管で給水・給湯するヘッダー配管の施工
の際に用いる配水盤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の可撓性樹脂管を用いるヘ
ッダー配管の施工として特開平4−179741号公報
のものが知られている。
【0003】このものにおいては、集合通管ハウジング
を壁の型枠に取付け、型枠にコンクリートを打ち込み、
その後挿入管カバーを集合通管ハウジングの壁外側のフ
ランジに取付け、屋外に設置したヘッダーからの樹脂配
管類を挿入管カバー及び集合通管ハウジングを通して屋
内に引き込んでいる。
【0004】そして、集合通管ハウジングにこの開口を
確保するクッション材を固定してからこのクッション材
を型枠に固定し、コンクリートを打ち込んだ際に集合通
管ハウジングの浮き上がりを防止し、コンクリートを打
ち込んでいる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、壁のコンクリ
ート打ちの工期に合わせて集合通管ハウジングを準備納
品する必要が有るなど日程調整が大変で、且つ集合通管
ハウジングへの埋め込み施工が極めて大変であるばかり
でなく、集合通管ハウジングがコンクリート内に埋め込
まれてしまうので、万一集合通管ハウジングが腐食した
り、施工の際に変形した場合、集合通管ハウジングの交
換が出来ないものである。
【0006】しかも、ヘッダーが集合通管ハウジングか
ら離れて設けられているので樹脂管が露出し、樹脂管の
保護を図らねばならず、また樹脂管を曲げて接続するこ
とになりヘッダーと樹脂管との接続作業も大変である。
【0007】本発明は上記の不都合を解消し、ヘッダー
からの樹脂配管類を室内に引き込むガイドとなるハウジ
ング部を、壁のコンクリート打ちが終了した後で行え、
ヘッダーと樹脂管との接続作業を簡単にすることを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の配水盤は、前面側を開口して蓋で覆われる
箱体部と、この箱体部背面側に連接され箱体部より小型
のハウジング部とを備え、上記箱体部に給水元管への水
流入口と給湯機への水流出口と水回り機器類への給水配
管接続口とを備えた給水ヘッダー部と、上記給湯機から
の湯流入口と上記水回り機器類への給湯配管接続口を備
えた給湯ヘッダー部とを収納し、上記水流入口を上記箱
体部の一方の側面に臨ませると共に上記水流出口と湯流
入口とを上記箱体部の他方の側面に臨ませ、上記ハウジ
ング部背面に上記給水配管接続口及び給湯配管接続口に
接続される樹脂配管の挿通口を設け、このハウジング部
を家屋の基礎部に予め形成した切り欠き部に挿入し、上
記箱体部を屋外に露出させて設置することを特徴として
いる。
【0009】この様に予め形成した切り欠き部にハウジ
ング部を挿入するので、コンクリート打ちの工期に合わ
せて配水盤を準備納品する必要が無く日程調整が不要
で、且つ配水盤の取付け作業が容易であるばかりでな
く、ハウジング部を切り欠き部から取り外すことも出来
る。
【0010】しかも、ヘッダー部をハウジング部に連接
した箱体部内に設けているので樹脂管が屋外に露出せ
ず、樹脂管の保護が不要であり、また樹脂管を直接ヘッ
ダーに接続出来てヘッダーと樹脂管との接続作業も容易
である。
【0011】上記給水ヘッダー部を、両端を開口した筒
状に形成し、この一方の開口を上記水流入口に、他方の
開口を上記水流出口にすると共に、上記給水配管接続口
を周面に上記挿通口方向に向けて配設すると、水回り機
器への給水用の樹脂配管を整然と混み合うこと無く給水
ヘッダー部に接続できて、好ましい。
【0012】上記給湯ヘッダー部を、一端を開口した有
底筒状に形成し、この開口を上記湯流入口にすると共
に、上記給湯配管接続口を周面に上記挿通口方向に向け
て配設すると、水回り機器への給湯用の樹脂配管を、整
然と混み合うこと無く給湯ヘッダー部に接続できて好ま
しい。
【0013】上記ハウジング部を、上記箱体部の一方の
側面側に片寄せて連設すれば、切り欠き部端面に片寄せ
た側ハウジング部側面を当接させることにより位置決め
でき、好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面に基き説明する
と、図1は本配水盤を用いた家屋全体の配管レイアウト
図、図2は配水盤や給湯機の設置状態を示す外観斜視
図、図3は配水盤の取り付け状態を示す外観斜視図、図
4は配水盤内部を示す外観斜視図、図5は配水盤の一部
を切り欠いた内部の平面図、図6は同正面図、図7はヘ
ッダー部と樹脂管との接続部分を示す要部の側断面図、
図8は本配水盤の給水、給湯フローを示す模式図、図
9、図10は配水盤の基礎の切り欠き部への取付け状況
を示す模式図、図11は基礎の切り欠き部の他の実施例
を示す外観斜視図である。
【0015】図中Aは家屋基礎1に設置された配水盤で
あって、一方の側面側には給水元管2が、他方の側面側
には直圧式の給湯機3が設けられており、後面側より屋
内に向かって台所用湯水混合栓B、洗面化粧台用湯水混
合栓C、洗濯機用水栓D、浴室洗い場用湯水混合栓E、
浴槽給湯用湯水混合栓F、トイレ用内部金具Gなどの水
回り機器へ架橋ポリエチレンやポリブテン製の樹脂管で
給水配管4、給湯配管5されている。
【0016】配水盤Aは前面及び上面を開口6するケー
シング部7とこの開口6を塞ぐ断面L型の蓋体部8より
構成されている。
【0017】ケーシング部7はステンレス板などをプレ
ス加工して形成され、図5、図7に示すように基礎1の
切り欠き部9に挿入されるハウジング部10と、このハ
ウジング部10の前面側に連設され基礎1の外表面に取
付けられる箱体部11を備えている。
【0018】そして、ハウジング部10の底面12には
給水・給湯配管5、6が挿通する複数の筒状の樹脂ガイ
ド13が横2列に取付けられている。
【0019】又、箱体部11には側面14から側面15
に渉ってダイヤフラム式の減圧弁部16と給水ヘッダー
部17が横方向に取り付けられると共に、給湯ヘッダー
部18が側面15に横方向に給水ヘッダー部17と平行
に取り付けられている。
【0020】そして、箱体部11の一方の側面14に突
設された減圧弁部16の上流側の水流入口部19には、
逆止弁部20、ストレーナー部21、水抜き栓部22が
設けられ、地面23から立ち上がった給水元管2に接続
される。
【0021】箱体部11の他方の側面15に突設した水
流出口部24には水抜き栓部25が、湯流入口部26に
は水抜き機構を有する安全弁部27がそれぞれ設けられ
ると共に、鋼管製の給水管28、給湯管29、チーズ、
エルボなどを介して直圧式のガスあるいは石油給湯機3
が接続される。
【0022】この給水ヘッダー部17は青銅あるいはガ
ラス繊維入りの強化プラスチック製で、両端を開口した
筒状に形成されて図7に示すように箱体部11下面30
に溶接された第1ステー31に第1バンド32で取付け
固定されており、両端の開口の一方を減圧弁部16と接
続し、他方の開口はケーシング部7側面15より突出し
て水流出口部24が形成され、また周面には給水配管接
続口33がハウジング部10の底面12に設けたガイド
13に向かって同じ向きに複数個、この例では9個設け
られている。
【0023】この給水配管接続口33を9個にしたの
は、住宅において給水配管4される水回り機器として、
台所用湯水混合栓B、洗面化粧台用湯水混合栓C、洗濯
機用水栓D、浴室洗い場用湯水混合栓E、浴槽給湯用湯
水混合栓F、トイレ用金具Gが一般的であり、更に加わ
る水回り機器として2階用のトイレ用金具や洗面化粧台
用湯水混合栓であって、これらに対応する給水配管接続
口数とこれに予備を一つ加えた9個にしているが、給水
配管接続口数は6個から10個にすれば、一般の住宅で
あれば十分対応できる。
【0024】また、給水ヘッダー部17と同様の材質で
一端を開口した有底筒状に形成した給湯ヘッダー部18
が、ケーシング部7側面15に横方向に給水ヘッダー部
17と平行に段違い状に、給水ヘッダー部17が奥側下
部に、給湯ヘッダー部18が手前側上部に位置するよう
に箱体部11下面30に溶接された第2ステー34に第
2バンド35で取付け固定されている。
【0025】この給湯ヘッダー部18の開口はケーシン
グ部7側面15より突出して湯流入口部26が形成さ
れ、また周面には給湯配管接続口36がハウジング部1
0の底面12に設けたガイド13に向かって同じ向きに
複数個、この例では6個設けられている。
【0026】給湯配管接続口36を6個にしたのは、住
宅において給湯配管5される水回り機器として、台所用
湯水混合栓B、洗面化粧台用湯水混合栓C、浴室洗い場
用湯水混合栓E、浴槽給湯用湯水混合栓Fが一般的であ
り、更に加わる水回り機器として2階用の洗面化粧台用
湯水混合栓であって、これらに対応する給水配管接続口
数とこれに予備を一つ加えた6個にしているが、給湯配
管接続口数は4個から7個にすれば、一般の住宅であれ
ば十分対応できる。
【0027】給水配管接続口33、給湯配管接続口36
は同じ形状であって、開口端部外周面にはフランジ部が
突設されており、各接続口33、36には塞ぎ蓋37が
クリップ38で挟着されている。
【0028】本配水盤の給水、給湯フローの模式図を図
8に示す。
【0029】而して、施工に際しては、まずコンクリー
ト打ちしてハウジング部10よりやや幅広の切り欠き部
9を設けた基礎1を形成、硬化させる。
【0030】このとき、基礎1はコンクリート製なの
で、切り欠き部9の一方の段部(基準段部)39位置は
基礎1の端部や柱の固定ボルト位置などから決められる
が、切り欠き部9の幅の寸法は、木材や発泡スチロール
などを適当長さに切って基礎1に埋め込んで形成する関
係上、精度を厳密にすることが難しく、ハウジング部1
0の幅寸法より広めにしておく。
【0031】硬化後、切り欠き部9にハウジング部10
を挿入し、ハウジング部10の偏った側の側面40を切
り欠き部9の基準段部39に当てて位置決めし、箱体部
11の底面周辺部を基礎1の表面に当接させて、箱体部
11底面に設けた耳部41にアンカーボルトなどを通し
て基礎1に打ち込み、配水盤Aを基礎1に固定する。
【0032】ここで、ハウジング部10が箱体部11の
中央部に設けられていると、図9に示すようにハウジン
グ部10の側面40を切り欠き部9の基準段部39に当
てた場合、図9(b)に示すように切り欠き部9の他方
の段部42を箱体部11で覆いきれない場合が生じる。
【0033】即ち、図9に示すようにハウジング部10
の側面40を切り欠き部9の基準段部39に当てた場
合、ハウジング部10の他方の側と箱体部側面との寸法
aとケーシング部7が移動できる寸法bが同じで、切り
欠き部9の幅が広いと、切り欠き部9の他方の段部42
を箱体部11で覆うことが出来ない。
【0034】ハウジング部10が箱体部11の一方の側
に偏って設けられていると、図10(b)に示すように
ハウジング部10の側面40を切り欠き部9の基準段部
39に当てた場合、ハウジング部10の他方の側と箱体
部側面との寸法cが長く、且つケーシング部7が移動で
きる寸法dが短くなるので、切り欠き部9の幅が少々広
くとも、切り欠き部9の他方の段部42を箱体部11で
覆うことが出来る。
【0035】この様に予め形成した切り欠き部9にハウ
ジング部10を挿入するので、基礎1のコンクリート打
ちの工期に合わせて配水盤Aを準備納品する必要が無く
日程調整が不要で、且つ配水盤Aの取付け作業が容易で
あるばかりでなく、後でハウジング部10を切り欠き部
9から取り外すことも出来る。
【0036】しかも、給水ヘッダー部17、給湯ヘッダ
ー部18をハウジング部10に連接した箱体部11内に
設けているので樹脂製の給水配管4や給湯配管5が屋外
に露出せず、樹脂管の保護が不要であり、また給水配管
4や給湯配管5を直接給水ヘッダー部17、給湯ヘッダ
ー部18に接続出来てこれらの接続作業も容易である。
【0037】勿論、ハウジング部10の側面40を切り
欠き部9の基準段部39に当てて位置決めすることで、
配管の取出し位置は基準段部39から所定の位置に正確
に設定できるので、樹脂管の長さが不足したりすること
が無い。
【0038】次いで、水流入口部19に地面23から立
ち上がった給水元管2を接続し、更に水流出口部24と
湯流入口部26に鋼管製の給水管28、給湯管29など
を介して直圧式のガスあるいは石油給湯機3を接続す
る。
【0039】そして、配水盤Aの蓋体部8をケーシング
部7から外して開口6を露出させ、必要に応じて、台所
用湯水混合栓B、洗面化粧台用湯水混合栓C、洗濯機用
水栓D、浴室洗い場用湯水混合栓E、浴槽給湯用湯水混
合栓F、トイレ用金具Gなどの水回り機器が取り付けら
れる箇所の床や壁と配水盤Aとの間に鞘管43を敷設
し、この鞘管43の端部をハウジング部10の底面12
に設けたガイド13に接続する。
【0040】次いで、水回り機器が取り付けられる箇所
の床や壁側あるいは配水盤A側より樹脂管製の給水配管
4、給湯配管5を、鞘管43内を通してその先端部を台
所用湯水混合栓B、洗面化粧台用湯水混合栓C、洗濯機
用水栓D、浴室洗い場用湯水混合栓E、浴槽給湯用湯水
混合栓F、トイレ用金具Gなどに接続し、基端部を給水
配管接続口33や給湯配管接続口36に接続する。
【0041】その際、給水配管4、給湯配管5の基端部
には、必要に応じて止水弁44を介して継手具45を固
着する一方、接続対象の給水配管接続口33、及び給湯
配管接続口36嵌着されている塞ぎ蓋37を、そのクリ
ップ38を外して引き抜く。
【0042】そして、まずケーシング部7の奥側下部に
位置する給水ヘッダー部17の給水配管接続口33に給
水配管4の継手具45を嵌着して、塞ぎ蓋37を取り付
けていたクリップ38でもって挟着し、給水配管4を給
水ヘッダー部17に接続する。
【0043】その後、同様にケーシング部7の手前側上
部に位置する給湯ヘッダー部18の給湯配管接続口36
に給湯配管5の継手具46を嵌着し、クリップ38でも
って挟着し、給湯配管5を給湯ヘッダー部18に接続す
る。
【0044】このように、給水ヘッダー部17と給湯ヘ
ッダー部18とを略平行で且つ給水配管接続口33と給
湯配管接続口36とが略同じ向きに屋内側に向くよう
に、ケーシング部7に段違い状に配水盤A内に設けてい
るので、給水配管4と給湯配管5が重なり合うこと無く
屋内へ向かい、しかも配管接続に際し、奥側下部に位置
する給水ヘッダー部17と給水配管4とを先に接続し、
次いで手前側上部に位置する給湯ヘッダー部18と給湯
配管5とを接続することで、先に接続した給水配管4に
邪魔されること無く、接続作業が容易に行える。
【0045】勿論、配水盤Aを家屋の基礎1に設置して
開口6を屋外に臨ませると共に、給湯機3を屋外に設置
することで、屋外の広いオープンスペースで給水・給湯
ヘッダー部17、18と各種水回り機器類との配管接続
作業や給湯機3との接続作業を行うことができ、その作
業が容易であるうえ、配水盤Aはそのケーシング部7の
上面と前面が開口しているので、配水盤A内の作業空間
が広くて自由に手を動かすことができ、容易に作業する
ことが出来る。
【0046】そして、水密性能点検検査においても、加
圧ポンプにおいて所定の圧力まで加圧し、圧力低下の有
無を確認するのであるが、各種水回り機器類との接続箇
所や給湯機3との接続箇所が一箇所にまとまって、屋外
のオープンスペースにて蓋体部8をあけて開口6を通し
て行えるので、この点検検査作業も容易に行うことが出
来る。
【0047】本発明は上述の実施例に限定されることな
く種々の変形が可能であり、例えば図11に示すように切
り欠き部は角穴形状であっても良い。
【0048】また、鞘管は必ずしも必要ではなく、ハウ
ジング部底面を全面開口しても良い。
【0049】更に、給水ヘッダー部を配水盤の下方奥
に、給湯ヘッダー部を配水盤の上方手前に設置したが、
給水ヘッダー部と、給湯ヘッダー部を逆に配置しても良
い。
【0050】更に又、給水・給湯配管と給水・給湯ヘッ
ダー部とをクリップを用いて接続したが、これをカプラ
ー接続にしたり、通常の袋ナットなどを用いたメカニカ
ル接続にしても良い。
【0051】箱体部の開口は少なくとも前面側だけに設
けておけば良い。
【0052】また、減圧弁部はなくても良く、減圧弁部
と給水ヘッダー部の間に浄水器などを介在させても良
く、止水弁をそれぞれの給水・給湯配管の給水・給湯ヘ
ッダー部との接続部に設けても良い。
【0053】
【発明の効果】本発明の配水盤は以上のように、前面側
を開口して蓋で覆われる箱体部と、この箱体部背面側に
連接され箱体部より小型のハウジング部とを備え、上記
箱体部に給水元管への水流入口と給湯機への水流出口と
水回り機器類への給水配管接続口とを備えた給水ヘッダ
ー部と、上記給湯機からの湯流入口と上記水回り機器類
への給湯配管接続口を備えた給湯ヘッダー部とを収納
し、上記水流入口を上記箱体部の一方の側面に臨ませる
と共に上記水流出口と湯流入口とを上記箱体部の他方の
側面に臨ませ、上記ハウジング部背面に上記給水配管接
続口及び給湯配管接続口に接続される樹脂配管の挿通口
を設け、このハウジング部を家屋の基礎部に予め形成し
た切り欠き部に挿入し、上記箱体部を屋外に露出させて
設置しているので、コンクリート打ちの工期に合わせて
配水盤を準備納品する必要が無く日程調整が不要で、且
つ配水盤の取付け作業が容易であるばかりでなく、ハウ
ジング部を切り欠き部から取り外すことも出来る。
【0054】しかも、ヘッダー部をハウジング部に連接
した箱体部内に設けているので樹脂管が屋外に露出せ
ず、樹脂管の保護が不要であり、また樹脂管を直接ヘッ
ダーに接続出来てヘッダーと樹脂管との接続作業も容易
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本配水盤を用いた家屋全体の配管レイアウト図
である。
【図2】配水盤と給湯機の設置状態を示す外観斜視図で
ある。
【図3】配水盤の取り付け状態を示す外観斜視図であ
る。
【図4】配水盤内部を示す外観斜視図である。
【図5】配水盤の一部を切り欠いた内部の平面図であ
る。
【図6】一部を切り欠いた配水盤内部の正面図である。
【図7】ヘッダー部と樹脂管との接続部分を示す要部の
側断面図である。
【図8】本配水盤の給水、給湯フローを示す模式図であ
る。
【図9】配水盤の基礎の切り欠き部への取付け状況を示
す模式図である。
【図10】配水盤の基礎の切り欠き部への取付け状況を
示す模式図である。
【図11】基礎の切り欠き部の他の実施例を示す外観斜
視図である。
【符号の説明】
A:配水盤 B:台所用湯水混合
栓 C:洗面化粧台用湯水混合栓 D: 洗濯機用水栓 E:浴室洗い場用湯水混合栓 F:浴槽給湯用湯水
混合栓 G:トイレ用内部金具 1:基礎 2:給水元管 3:給湯機 4:給水配管 5:給湯配管 6:開口 7:ケーシング部 8:蓋体部 9:切り欠き部 10:ハウジング部 11:箱体部 12:底面 13:ガイド 14:側面 15:側面 16:減圧弁部 17:給水ヘッダー部 18:給湯ヘッダー
部 19:水流入口部 20:逆止弁部 21:ストレーナー部 22:水抜き栓部 23:地面 24:水流出口部 25:水抜き栓部 26:湯流入口部 27:安全弁部 28:給水管 29:給湯管 30:下面 31:第1ステー 32:第1バンド 33:給水配管接続口 34:第2ステー 35:第2バンド 36:給湯配管接続
口 37:塞ぎ蓋 38:クリップ 39:基準段部 40:側面 41:耳部 42:段部 43:鞘管 44:止水弁 45:継手具 46:継手具
フロントページの続き (72)発明者 三浦 信二 兵庫県神戸市東灘区魚崎浜町43番1号 日 本ユプロ株式会社内 Fターム(参考) 2D060 AB03 AB04 AC03 3H019 BA43 3L070 BC16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面側を開口して蓋で覆われる箱体部
    と、この箱体部背面側に連接され箱体部より小型のハウ
    ジング部とを備え、上記箱体部に給水元管への水流入口
    と給湯機への水流出口と水回り機器類への給水配管接続
    口とを備えた給水ヘッダー部と、上記給湯機からの湯流
    入口と上記水回り機器類への給湯配管接続口を備えた給
    湯ヘッダー部とを収納し、上記水流入口を上記箱体部の
    一方の側面に臨ませると共に上記水流出口と湯流入口と
    を上記箱体部の他方の側面に臨ませ、上記ハウジング部
    背面に上記給水配管接続口及び給湯配管接続口に接続さ
    れる樹脂配管の挿通口を設け、このハウジング部を家屋
    の基礎部に予め形成した切り欠き部に挿入し、上記箱体
    部を屋外に露出させて設置することを特徴とする配水
    盤。
  2. 【請求項2】 上記給水ヘッダー部を、両端を開口した
    筒状に形成し、この一方の開口を上記水流入口に、他方
    の開口を上記水流出口にすると共に、上記給水配管接続
    口を周面に上記挿通口方向に向けて配設したことを特徴
    とする請求項1記載の配水盤。
  3. 【請求項3】 上記給湯ヘッダー部を、一端を開口した
    有底筒状に形成し、この開口を上記湯流入口にすると共
    に、上記給湯配管接続口を周面に上記挿通口方向に向け
    て配設したことを特徴とする請求項1乃至2いずれか記
    載の配水盤。
  4. 【請求項4】 上記ハウジング部を、上記箱体部の一方
    の側面側に片寄せて連設したことを特徴とする請求項1
    記載の配水盤。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100621645B1 (ko) * 2006-06-14 2006-09-07 주식회사 티씨엠씨건축사사무소 공동주택 씽크대 내부 보일러 시설 먼지끼임 방지구조
JP2009133141A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Asahi Kasei Homes Kk 排水ヘッダー
JP2013234684A (ja) * 2012-05-07 2013-11-21 Misawa Homes Co Ltd 配管カバーおよび配管カバー取付構造

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