JP2008113306A - スロットアンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】スロットアンテナから放射される電波の位相分布を所望の分布に近づけること。
【解決手段】スロットアンテナ100において、入射開口面24は、放射すべき電波が入射される。導波体は、入射開口面24から入射された電波を伝える。複数のスロット孔18は、導波体のH面の一部を切り込みながら、導波体のE面の一方の面を導波体の短手方向に向けて横切るように形成され、導波体を伝わった電波が放射される。複数のスロット孔のそれぞれを形成するE面上の4辺のうちの導波体の長手方向に沿った1辺の幅は、複数のスロット孔からそれぞれ放射される電波の位相分布が所望の分布となるように、調整されている。複数のスロット孔のH面22上の切り込みの深さが調整されていてもよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、アンテナ技術に関し、特に導波管のE面の一方に電波を放射するスロットが設けられたスロットアンテナおよびスロットアンテナの位相分布調整方法に関する。
従来、レーダ機器に使用される導波管アンテナとして、電波の放射面にスロットを設けたスロットアンテナが知られている。スロットアンテナの指向性は、スロットを設けた導体板の正面方向に電波が放射され、側面方向には放射されない性質を持つ。ここで、スロットは、導波管上に複数形成される。そうすると、それぞれのスロットから放射される電波は、スロットごとにその位相特性が異なる場合があり、アンテナ全体として、所望の特性を得ることが難しかった。従来、スロットアンテナから放射される電波の位相制御として、スロット角度を調整していた(たとえば、特許文献1参照)。また、スロットを配置する位置を調整していた(たとえば、特許文献2参照)。
特開2004−147169号公報 特開2001−345630号公報
一般的に、導波管のそれぞれのスロットから放射される電波の位相特性を調整し、所望のアンテナ特性を得ることが望ましい。
放射する電波の位相分布が所望の分布に近づくように調整されたスロットアンテナを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のスロットアンテナは、放射すべき電波が入射される入射開口面と、入射開口面から入射された電波を伝える導波体と、導波体のH面の一部を切り込みながら、導波体のE面の一方の面を導波体の短手方向に向けて横切るように形成され、導波体を伝わった電波が放射されるべき複数のスロット孔と、を含む。複数のスロット孔のそれぞれを形成するE面上の幅であって、導波体の長手方向に沿った幅は、複数のスロット孔からそれぞれ放射される電波の位相分布が所望の分布に近づくように、それぞれの幅の長さが調整されている。
ここで、「所望の分布」とは、一様な分布を含み、たとえば、それぞれの電波の位相が同一となるような分布ことを含み、また、それぞれの電波の位相がほぼ同一間隔の等差数列となるような分布も含む。この態様によると、スロット孔の幅をそれぞれ調整することによって、複数のスロット孔からそれぞれ放射される電波の位相分布を所望の分布に近づけることができる。
本発明のさらに別の態様もまた、スロットアンテナである。このスロットアンテナは、放射すべき電波が入射される入射開口面と、入射開口面から入射された電波を伝える導波体と、導波体のH面の一部を切り込みながら、導波体のE面の一方の面を導波体の短手方向に向けて横切るように形成され、導波体を伝わった電波が放射されるべき複数のスロット孔と、を含み、複数のスロット孔のそれぞれを形成するE面上の幅であって、導波体の長手方向に沿った幅は、複数のスロット孔のうちの少なくとも2以上のスロット孔において、同一の長さを有し、複数のスロット孔からそれぞれ放射される電波の位相分布が所望の分布に近づくように、それぞれの幅の長さが調整されている。
ここで、「複数のスロット孔のうちの少なくとも2以上のスロット孔において、同一の長さを有し」とは、複数のスロット孔は、1以上のスロット孔を含む複数のグループから構成され、それぞれのグループごとに、同一の長さの幅を有することを含む。この態様によると、複数のスロット孔のうちの少なくとも2以上のスロット孔において、幅の長さを同一としつつ、複数のスロット孔からそれぞれ放射される電波の位相分布が所望の分布に近づくように、それぞれの幅の長さを調整することによって、設計を容易にしつつ柔軟に幅の長さを設定でき、複数のスロット孔からそれぞれ放射される電波の位相分布を所望の分布に近づけることができる。
本発明のさらに別の態様もまた、スロットアンテナである。このスロットアンテナは、放射すべき電波が入射される入射開口面と、入射開口面から入射された電波を伝える導波体と、導波体のH面の一部を切り込みながら、導波体のE面の一方の面を導波体の短手方向に向けて横切るように形成され、導波体を伝わった電波が放射されるべき複数のスロット孔と、を含み、複数のスロット孔のそれぞれを形成するE面上の幅であって、導波体の長手方向に沿った幅は、それぞれ異なる長さを有し、複数のスロット孔からそれぞれ放射される電波の位相分布が所望の分布に近づくように、それぞれの幅の長さが調整されている。
この態様によると、複数のスロット孔のうちの少なくとも2以上のスロット孔において、幅の長さをそれぞれ異なるようにしつつ、複数のスロット孔からそれぞれ放射される電波の位相分布が所望の分布に近づくように、それぞれの幅の長さを調整することによって、幅の長さをより柔軟に設定でき、複数のスロット孔からそれぞれ放射される電波の位相分布を所望の分布により近づけることができる。
複数のスロット孔のH面上の切り込みの深さは、複数のスロット孔からそれぞれ放射される電波の位相分布が所望の分布に近づくように、それぞれ調整されていてもよい。この場合、複数のスロット孔のH面上の切り込みの深さがそれぞれ調整されることによって、複数のスロット孔からそれぞれ放射される電波の位相分布を柔軟に調整でき、位相分布を所望の分布に近づけることができる。
複数のスロット孔の深さは、同一の深さを有してもよい。また、複数のスロット孔のうちの少なくとも2以上のスロット孔は、同一の深さを有してもよい。この場合、複数のスロット孔から放射されるそれぞれの電波の位相分布を簡易に調整できる。
深さは、スロット孔ごとにそれぞれ異なってもよい。この場合、複数のスロットからそれぞれ放射される電波の位相分布を柔軟に調整でき、位相分布を所望の分布に近づけることができる。
本発明のさらに別の態様は、スロットアンテナである。このスロットアンテナは、放射すべき電波が入射される入射開口面と、入射開口面から入射された電波を伝える導波体と、導波体のH面の一部を切り込みながら、導波体のE面の一方の面を導波体の短手方向に向けて横切るように形成され、導波体を伝わった電波が放射されるべき複数のスロット孔と、を含む。複数のスロット孔のH面上の切り込みの深さは、複数のスロット孔からそれぞれ放射される電波の位相分布が所望の分布に近づくように、それぞれ調整されている。
この態様によると、複数のスロット孔のH面上の切り込みの深さをそれぞれ調整することによって、複数のスロット孔からそれぞれ放射される電波の位相分布が所望の分布に近づくように調整できる。
深さは、スロット孔ごとにそれぞれ異なるように調整されてもよい。この場合、深さをそれぞれ異なるように調整することによって、位相分布を所望の分布に近づけることができる。
複数のスロット孔のうちの少なくとも2以上のスロット孔は、同一の深さとなるように調整されることを有してもよい。この場合、複数のスロット孔のうちの少なくとも2以上のスロット孔については、同一の深さに調整することによって、位相分布を簡易に調整でき、位相分布を所望の分布に近づけることができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を装置、製造方法などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、スロットアンテナから放射される電波の位相分布を均一に近づけることができる。
本発明の実施形態を具体的に説明する前に、まず概要を述べる。本発明の実施形態は、電波を放射すべきスロット孔が設けられた導波管を備えたスロットアンテナに関する。スロットアンテナは、港湾監視レーダ等に用いられ、目的物に対して電波を放射し、反射された電波を受信することによって、目的物までの距離などを測定する。測定には、目的物から反射された電波のうち、水平偏波成分についての電波が用いられる。
スロットアンテナは、複数のスロットからそれぞれ電波を放射する。それぞれの電波の位相はそれぞれ異なる場合が多い。前述したように、放射電波の位相の分布が均一でないほど、特性が劣化する。したがって、電波の位相分布は、できるだけ、所望の分布、たとえば、一様もしくは均一な分布に近づくことが望ましい。本実施形態においては、スロット孔のサイズを調整することによって、電波の位相分布を均一に近づくようにする。詳細は後述する。
ここで、スロットが設けられた導波管について説明する。図1は、本発明の実施形態にかかるスロットアンテナ100の構成例を示す斜視図である。スロットアンテナ100は、アンテナ外板10と、導波管12と、フレア板14と、レドーム板16と、を含み、図示するように構成される。導波管12は、入射開口面24から電波される。入射された電波は、導波管12の内部を伝わり、スロット孔18から放射される。
また、導波管12は、導波路の周囲のいずれかの面に、電波を放射すべき孔として、スロット孔18が設けられる。一般的に、スロット孔18が設けられた面とその面に対向する面とをE面という。また、E面の側面であって、導波管12を構成する面のうち、導波路が横切る面以外の面をH面22という。以下においては、E面のうち、スロット孔18の大部分が設けられた面を「スロット面20」と表記し、スロット面20でないE面を「対向面」と表記する。なお、スロット孔18は、導波管12の導波路を横切るようにスロット面20に設けられる。また、E面上のスロット孔18は、導波管12から方形状に切り取られることによって形成されるため、図示するごとく、H面22にも切り込みの一部が存在することとなる。
図2は、図1の導波管12のH面22を示す断面図である。ここで、スロット孔18は、H面22にN個設けられたものと仮定している。図示するごとく、スロット面20に設けられたスロット孔18は、第1スロット孔18a〜第Nスロット孔18nを含む。入射開口面24から入射された電波は、導波管12の内部を伝わって、第1スロット孔18a〜第Nスロット孔18nのそれぞれから放射される。
図3は、図2の導波管12のそれぞれのスロット孔18から放射される電波の位相分布の例を示す図である。縦軸は、所定の位相0degreeを基準としたときの位相誤差量を示す。横軸は、スロット孔18を示す番号であり、第1スロット孔18a〜第Nスロット孔18nのそれぞれに対応する。
一般的に、導波管12に複数のスロット孔18からそれぞれ放射される電波の位相は、導波管12の長さなどに影響される。したがって、図示するごとく、位相分布は所望の分布、たとえば、一様な分布とはならず、スロット孔18ごとに放射される電波の位相特性はそれぞれ異なる。そうすると、位相特性がそれぞれ異なることにより、特性が劣化することとなる。
そこで、本実施形態においては、スロット孔18のサイズを調整することによって、位相分布を調節することした。スロット孔18のサイズを調節することにより、導波管12のアドミッタンスYが変化する。アドミッタンスYが変化することにより、それぞれのスロット孔18の孔上において発生する電界Eが影響される。それにより、スロット孔18から放射される電波も影響され、その位相特性が変化する。すなわち、スロット孔18のサイズを調整することによって、放射電波の位相特性を調節することができる。したがって、スロット孔18のサイズを調整することによって、所望の位相分布に近づけることができることとなる。
図4は、図1の導波管12のスロット面20とH面22とを模式的に示す斜視図である。図示するごとく、それぞれのスロット孔18は、H面22を切り込みながら、スロット面20を横切るように、孔として成型される。ここで、スロット孔18のサイズを示すパラメータとして、幅26と深さ28を用いる。幅26とは、図示するごとく、スロット面20上のスロット孔18における導波管12の長手方向に沿った長さを示す。また、深さ28とは、図示するごとく、H面22上の切り込みの深さを示す。
本実施形態においては、複数のスロットからそれぞれ放射される電波の位相分布が所望の分布、たとえば、一様な分布となるように、たとえば、以下のように、スロット孔18のサイズを調整する。
(1)全てのスロット孔18の幅26を統一する。
(2)スロット孔18ごとに幅26の値を変更する。
(3)全てのスロット孔18の深さ28を統一する。
(4)スロット孔18ごとに深さ28の値を変更する。
(5)(1)と、(3)または(4)とを組み合わせる。
(6)(2)と、(3)または(4)とを組み合わせる。
(7)第1段階として(1)および(3)を実施する。第1段階の結果を用いて、第2段階として、(2)または(4)を実施して、微調整する。
(1)全てのスロット孔18の幅26を統一する。シミュレーション等により、所望の位相分布を目的関数に設定し、最適な幅26を導出する。多くのスロット孔18において、それぞれの幅26がなるべく同じ値となるようにシミュレーション条件を設定してもよい。たとえば、20個のスロット孔18からなる導波管12を設計する場合、10個のスロット孔18の深さ28をAとし、残りのスロット孔18の深さ28をBとする。導出された幅26は、略均一であるため、製造工程が簡便化され、コストが低減できる。
(2)スロット孔18ごとに幅26の値を変更する。シミュレーション等により、所望の位相分布を目的関数に設定するとともに、それぞれのスロット孔18の幅26を変数に設定することによって、最適な幅26の組み合わせを導出する。(1)と同様に、多くのスロット孔18でなるべく同じ値となるようにシミュレーション条件を設定してもよい。パラメータが多くなるため、より好ましい幅26の組み合わせが得られるため、位相分布を所望の位相分布に近づけることができる。
(3)(1)と同様に、シミュレーション等により、最適な深さ28を導出する。導出された深さ28は、略均一であるため、製造工程が簡便化され、コストが低減できる。
(4)(2)と同様に、シミュレーション等により、最適な深さ28の組み合わせを導出することによって、位相分布を所望の位相分布に近づけることができる。
(5)全てのスロット孔18の幅26を統一する。深さ28は、統一でもよいし、可変でもよい。好ましくは、多くのスロット孔18でなるべく同じ値となるようにシミュレーション条件を設定する。このような態様をとることによって、柔軟にスロット孔18を設計することが可能となり、位相分布を所望の位相分布に近づけつつ、製造コストを低減できる。
(6)(5)と異なり、スロット孔18の幅26も可変にする。幅26は、統一でもよいし、可変でもよい。好ましくは、(5)と同様に、多くのスロット孔18でなるべく同じ値となるようにシミュレーション条件を設定する。このような態様をとることによって、柔軟にスロット孔18を設計することが可能となり、位相分布を所望の位相分布に近づけることができ、さらに、製造コストもより低減できる。
(7)第1段階として(1)および(3)を実施する。(1)および(3)は、シミュレーションにおけるパラメータを少なくできるため、最適値を求めるための所要時間が低減される。第1段階で得られた結果と、所望の位相分布とを比較する。比較した結果、所望の位相分布との誤差が大きい箇所に対応するスロット孔18を導出し、そのスロット孔18について、幅26または深さ28を可変として、再度、シミュレーションを実施する。ここで得られた結果において、まだ所望の位相分布との誤差が大きい箇所がある場合、他のスロット孔18について、幅26または深さ28を可変とし、所望の位相分布が得られるようになるまで、シミュレーションの実施を繰り返せばよい。シミュレーションに要する時間はかかるものの、所望の位相分布に限りなく近い特性を得ることができることとなる。
図5は、図2の導波管12における位相分布のシミュレーション結果200を示す図である。縦軸は、所定の位相を基準とした位相誤差の量を示す。横軸は、スロット孔18を示す番号であり、第1スロット孔18a〜第Nスロット孔18nのそれぞれに対応する。ここでは、N=75と設定した。また、すべてのスロット孔18の幅26を同じ値とした。シミュレーション結果200は、幅26=Ammと、幅26=Bmmの2通りについてのシミュレーション結果である。ここで、B>Aと設定した。また、目標とすべき位相量を0degreeとしている。図示するごとく、幅26=Bとした場合のほうが0degreeに近い位相分布となった。いいかえると、シミュレーション結果200により、幅26を調節することによって、位相分布を調整し、所望の位相分布に近づけることができることが実証された。
以上、本発明を実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
なお、実施形態において示した(1)〜(7)の方法は、スロットアンテナ100を製造する際のコストや設計条件によって、適宜組み合わされ、あるいは、繰り返されて実施されても、前述と同様の効果を得られること言うまでもない。
本発明の実施形態にかかるスロットアンテナの構成例を示す斜視図である。 図1の導波管のH面を示す断面図である。 図2の導波管のそれぞれのスロットから放射される電波の位相分布の例を示す図である。 図1の導波管のスロット面とH面とを模式的に示す斜視図である。 図2の導波管における位相分布のシミュレーション結果を示す図である。
符号の説明
10 アンテナ外板、 12 導波管、 14 フレア板、 16 レドーム板、 18 スロット孔、 20 スロット面、 22 H面、 24 入射開口面、 26 幅、 28 深さ、 100 スロットアンテナ、 200 シミュレーション結果。

Claims (7)

  1. 放射すべき電波が入射される入射開口面と、
    前記入射開口面から入射された電波を伝える導波体と、
    前記導波体のH面の一部を切り込みながら、前記導波体のE面の一方の面を前記導波体の短手方向に向けて横切るように形成され、前記導波体を伝わった電波が放射されるべき複数のスロット孔と、
    を含み、前記複数のスロット孔のそれぞれを形成するE面上の幅であって、前記導波体の長手方向に沿った幅は、前記複数のスロット孔からそれぞれ放射される電波の位相分布が所望の分布に近づくように、それぞれの幅の長さが調整されていることを特徴とするスロットアンテナ。
  2. 放射すべき電波が入射される入射開口面と、
    前記入射開口面から入射された電波を伝える導波体と、
    前記導波体のH面の一部を切り込みながら、前記導波体のE面の一方の面を前記導波体の短手方向に向けて横切るように形成され、前記導波体を伝わった電波が放射されるべき複数のスロット孔と、
    を含み、前記複数のスロット孔のそれぞれを形成するE面上の幅であって、前記導波体の長手方向に沿った幅は、前記複数のスロット孔のうちの少なくとも2以上のスロット孔において、同一の長さを有し、前記複数のスロット孔からそれぞれ放射される電波の位相分布が所望の分布に近づくように、それぞれの幅の長さが調整されていることを特徴とするスロットアンテナ。
  3. 放射すべき電波が入射される入射開口面と、
    前記入射開口面から入射された電波を伝える導波体と、
    前記導波体のH面の一部を切り込みながら、前記導波体のE面の一方の面を前記導波体の短手方向に向けて横切るように形成され、前記導波体を伝わった電波が放射されるべき複数のスロット孔と、
    を含み、前記複数のスロット孔のそれぞれを形成するE面上の幅であって、前記導波体の長手方向に沿った幅は、それぞれ異なる長さを有し、前記複数のスロット孔からそれぞれ放射される電波の位相分布が所望の分布に近づくように、それぞれの幅の長さが調整されていることを特徴とするスロットアンテナ。
  4. 前記複数のスロット孔のH面上の切り込みの深さは、前記複数のスロット孔からそれぞれ放射される電波の位相分布が所望の分布に近づくように、それぞれ調整されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のスロットアンテナ。
  5. 前記複数のスロット孔の深さは、同一の深さを有することを特徴とする請求項4に記載のスロットアンテナ。
  6. 前記複数のスロット孔のうちの少なくとも2以上のスロット孔は、同一の深さを有することを特徴とする請求項4に記載のスロットアンテナ。
  7. 前記深さは、スロット孔ごとにそれぞれ異なることを特徴とする請求項4に記載のスロットアンテナ。
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