JP2009111463A - アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造制約および加工制約が課せられた中で、各アンテナ間の結合量を減少させ、所望のアンテナ放射パターンを得ることができるアンテナ装置を得る。
【解決手段】導電体に設けられた第1のアンテナ101と、第1のアンテナ101と電磁的に結合を生じる距離に設けられた第2のアンテナ102と、第1のアンテナ101と第2アンテナ102との間に溝形状として設けられ、第1のアンテナ101と第2アンテナ102との電磁的な結合量を減少させるチョーク104とを備えたアンテナ装置100において、チョーク104は、装置全体の構造制約および加工制約が課せられた中で、チョークの形状、配置、および内部に挿入される材料の少なくとも何れか1つを最適に構成することにより、電磁的な結合量を減少させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、アンテナ素子列等により、ビームを放射するアンテナ装置に関する。
従来のアレイアンテナの一例として、自車両の周辺を監視するレーダ等に使用されるアンテナを考える。このアレイアンテナは、ビームを自車両の周辺に放射し、その反射波を受信する。車両用レーダ装置等では、アレイアンテナで送受信される信号の位相差等をもとに、自車両周辺の障害物までの距離、相対速度、方向を検出する。
送信アンテナと受信アンテナを接近させて配置すると、送信アンテナと受信アンテナとの間で結合が発生する。この結果、アンテナ放射パターン(利得、位相)が変化するだけでなく、これらのアンテナを使用したレーダにおいては、送信アンテナから放射した電磁波が、直接受信アンテナに漏れ込むこととなり、目標物の検出が非常に困難になる。従って、送信アンテナと受信アンテナとの間の結合量を減少させる必要がある。
アンテナ間の結合量を減少させる手段として、個々のアンテナ間にチョークとなる溝を設け、その溝の深さを搬送波の波長λの1/4に設定したものが、従来から広く利用されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−163737号公報
しかしながら、従来技術には次のような課題がある。
実際にアンテナ面にチョークとなる溝を形成する場合、構造制約、または加工制約等により、溝の深さを1/4λに設定できない場合が多い。また、チョークとなる溝の深さを1/4λに設定できた場合にも、送信アンテナから受信アンテナへの結合は、存在する。
本発明は上述のような課題を解決するためになされたもので、構造制約および加工制約が課せられた中で、各アンテナ間の結合量を減少させ、所望のアンテナ放射パターンを得ることができるアンテナ装置を得ることを目的とする。
本発明に係るアンテナ装置は、導電体に設けられた第1のアンテナと、第1のアンテナと電磁的に結合を生じる距離に設けられた第2のアンテナと、第1のアンテナと第2アンテナとの間に溝形状として設けられ、第1のアンテナと第2アンテナとの電磁的な結合量を減少させるチョークとを備えたアンテナ装置において、チョークは、装置全体の構造制約および加工制約が課せられた中で、チョークの形状、配置、および内部に挿入される材料の少なくとも何れか1つを最適に構成することにより、電磁的な結合量を減少させるものである。
本発明によれば、導体面に設けられた第1のアンテナと、第1のアンテナと電磁的に結合を生じる距離に設けられた第2のアンテナとの間に、電磁的な結合量を減少させるチョーク(溝)を形成するとともに、そのチョーク深さ、配置、構造、またはチョークに挿入される材料の各々の関係を最適に構成することにより、構造制約および加工制約が課せられた中で、各アンテナ間の結合量を減少させ、所望のアンテナ放射パターンを有するアンテナ装置を得ることができる。
以下、本発明のアンテナ装置の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1におけるアンテナ装置を示す構造図である。
図1に示すように、アンテナ装置100は、アンテナ導体面201、アンテナ素子101aで形成された第1のアンテナ101、アンテナ素子102aで形成された第2のアンテナ102、それらアンテナ素子101a、102aに電磁波を給電する給電導波管103、および第1のアンテナ101と第2のアンテナ102との間に設けられたチョーク104で構成される。
また、図1のA−A断面図に示された「b」は、プレートが分割されていることを意味している。そして、本願発明では、それぞれのプレートごとで個別にエッチングを施した後に、重ね合わせて接合することにより、チョーク104を所望の形状に加工している。
ここで、第1のアンテナ101と第2のアンテナ102とが近接して配置されると、第1のアンテナ101から送信された電磁波の一部が第2のアンテナ102に直接入力される。この結果、第1のアンテナ101と第2のアンテナ102とが電磁的に結合した状態となる。
そこで、第1のアンテナ101と第2のアンテナ102の結合量を減少させるために、第1のアンテナ101と第2のアンテナ102との間にチョーク104が設置されている。
従来、アンテナ導体面201を流れる電流を打ち消すために、チョーク104の深さd1は、チョーク表面のインピーダンスを無限大にするという考えに基づいて、一般的に、搬送波長λの1/4に設定されていた。
しかし、従来の1/4λ深さのチョーク104は、導体面201を流れる電流を打ち消すには適した深さのチョークであるが、空間を伝搬する電磁波等で効果が低減される。また、構造制約、加工制約等により、チョーク104の深さを1/4λで構成できない場合がある。
本発明においては、空間を伝搬する電磁波と、アンテナ導体面201を流れる表面電流による結合を合わせたものを打ち消すために、1/4λ以外の深さで結合が最小となるチョーク104を第1のアンテナ101と第2のアンテナ102との間に配置している。
また、チョーク104の配置、形状を工夫することで、あるいはチョーク104に誘電体等の材料を挿入することで、アンテナ間の結合量を減少させ、かつ、所望のアンテナ放射パターンが得られるチョーク構造としている。具体的な構成については、実施の形態2以降で詳述する。
以上のように、実施の形態1によれば、導体面に設けられた第1のアンテナと、第1のアンテナと電磁的に結合を生じる距離に設けられた第2のアンテナとの間に、電磁的な結合量を減少させる溝(チョーク)を形成するとともに、そのチョーク深さ、配置、構造、またはチョークに挿入される材料の各々の関係を最適に構成することにより、構造制約および加工制約が課せられた中で、各アンテナ間の結合量を減少させ、所望のアンテナ放射パターンを有するアンテナ装置を得ることができる。
実施の形態2.
図2は、本発明の実施の形態2におけるアンテナ装置を示す構造図である。本実施の形態2では、各アンテナ間の結合量を減少させ、所望のアンテナ放射パターンを有するアンテナ装置を得るために、チョーク104を第1のアンテナ101と第2のアンテナ102との間の中央に配置している。図2において、L1は、第1のアンテナ101と第2のアンテナ102のアンテナ中心間隔を示している。そして、チョーク104をL3=L4=1/2・L1となる位置に配置した。
本実施の形態2においては、第1のアンテナ101と第2のアンテナ102との間の電磁結合を低減させるために、チョーク104の深さを約1/5λで形成している。さらに、図2に示すように、第1のアンテナ101および第2のアンテナ102のそれぞれと、チョーク104との間隔を同一距離とすることで、第1のアンテナ101および第2のアンテナ102のそれぞれとチョーク104との結合度合いを均等なものとし、アンテナパターンを均一化させている。
以上のように、実施の形態2によれば、チョークをアンテナ間の中央に配置することにより、チョークの両側に配置されたそれぞれのアンテナとチョークとの結合度合いを均等化し、アンテナパターンを均一化できる。この結果、チョークの深さを約1/5λで形成した場合にも、アンテナ間の電磁結合を低減させることが可能となる。
実施の形態3.
図3は、本発明の実施の形態3におけるアンテナ装置を示す構造図である。本実施の形態3では、各アンテナ間の結合量を減少させ、所望のアンテナ放射パターンを有するアンテナ装置を得るために、チョーク104を第1のアンテナ101と第2のアンテナ102との間に複数本配置した。複数本のチョークを配置することで、第1のアンテナ101と第2のアンテナ102との間の結合量を、さらに減少させることが可能となる。
また、図3では2本のチョークを配置した場合を例示しているが、この2本のチョーク104の間隔L5を、搬送波λの約1/2で配置している。これにより、アンテナ間の電磁結合を減らすとともに、第1のアンテナ101と第2のアンテナ102との間に配置された複数本のチョーク104の間を流れる電流が、互いに逆相となり打ち消されるため、各チョーク104からの再放射を防ぐ効果がある。
以上のように、実施の形態3によれば、複数本のチョークをアンテナ間に配置するとともに、それぞれのチョーク間の間隔を搬送波λの約1/2にすることにより、アンテナ間の電磁結合を減らすことができる。さらに、複数本のチョークを配置することにより、隣接するチョークには互いに逆相となる電流が流れることになり、チョークからの再放射を防ぐことができる。
実施の形態4.
本実施の形態4では、各アンテナ間の結合量を減少させ、所望のアンテナ放射パターンを有するアンテナ装置を得るために、各々のチョーク104の間隔を第1のアンテナ101または第2のアンテナ102の配列間隔と同一間隔で配置するものである。先の図3を用いて説明する。
図3において、L4は、第2のアンテナ102の各アンテナ間隔を示している。また、L5は、2本のチョーク104の間隔を示している。さらに、L2は、第2のアンテナ102と隣接するチョーク104との間隔を示している。本実施の形態4のアンテナ装置では、L4、L5、L2が、それぞれ同一距離となるように配置する。
このように、L2=L4=L5となるように配置することで、チョーク104は、第2のアンテナ102のダミーアンテナとして作用する。この結果、第2のアンテナ102の連続性が向上し、アンテナパターンが均一化される。
以上のように、実施の形態4によれば、先の実施の形態3と同様に、複数本のチョークをアンテナ間に配置するとともに、複数のチョーク間の間隔、アンテナとチョークとの間の間隔、およびアンテナ間の間隔をそれぞれ同一距離とすることにより、アンテナパターンの均一化を図ることができる。
実施の形態5.
図4は、本発明の実施の形態5におけるアンテナ装置を示す構造図である。本実施の形態5では、各アンテナ間の結合量を減少させ、所望のアンテナ放射パターンを有するアンテナ装置を得るために、チョーク104の長手方向の長さL10を、搬送波長λの1/2の整数倍以外で分割して配置した。
チョーク104の長さが、搬送波長λの1/2の整数倍となった場合、搬送波がチョーク内の長手方向で共振し、増幅されてアンテナ側に戻る。このため、この戻ってくる搬送波と、アンテナから放射される搬送波とが干渉し、アンテナ放射特性を低下させる。
そこで、本実施の形態5においては、チョーク104の長さL10を搬送波長λの約1/2の整数倍からオフセットさせた長さとして分割配置している。この結果、チョーク104内の長手方向での共振が起こらず、アンテナ放射特性の低下を招く恐れがない。さらに、チョーク104を長手方向で分割することで、構造強度を増す効果も得られる。
以上のように、実施の形態5によれば、アンテナ間に配置されるチョークを長手方向に分割するとともに、それぞれの長さを搬送波長λの約1/2の整数倍からオフセットさせた長さとすることにより、アンテナ放射特性の低下を防止し、かつ構造強度の増加を図ることができる。
実施の形態6.
図5は、本発明の実施の形態6におけるアンテナ装置を示す構造図である。本実施の形態6では、各アンテナ間の結合量を減少させ、所望のアンテナ放射パターンを有するアンテナ装置を得るために、複数本の深さの違うチョーク104a、104bを第1のアンテナ101と第2のアンテナ102との間に配置した。
これは、アンテナ構成部位により深さ方向に構造制約がある場合など、部位毎にチョーク深さを変え、チョーク間隔と深さの関係を最適化することで、各アンテナ間の結合度合いを減少させるものである。また、深さを変えることで、各アンテナへの結合度合いを任意に可変することも可能となる。
ここで、図5のA−A断面図に示された「b」は、プレートが分割されていることを意味している。そして、本実施の形態6では、それぞれのプレートごとで個別にエッチングを施した後に、重ね合わせて接合することにより、チョーク104の深さを部位毎に所望の形状に加工している。
以上のように、実施の形態6によれば、アンテナ間に配置されるチョークの深さを、配置される場所およびチョーク間隔に応じて最適化することにより、各アンテナ間の結合度合いを減少させるとともに、各アンテナへの結合度合いを任意に可変設定することが可能となる。
実施の形態7.
図6は、本発明の実施の形態7におけるアンテナ装置を示す構造図である。本実施の形態7では、各アンテナ間の結合量を減少させ、所望のアンテナ放射パターンを有するアンテナ装置を得るために、複数本のチョーク104を第1のアンテナと第2のアンテナとの間に千鳥配置した。千鳥配置することで構造強度が増すとともに、各部位毎にチョーク104の深さ、間隔を調整することで、各部位におけるアンテナとの結合度合いを変えることができる。
また、図7は、本発明の実施の形態7におけるアンテナ装置を示す別の構造図である。この図7に示すように、第1のアンテナ101と第2のアンテナ102との間に2次元的かつ、周期的に複数の凹形状を有するチョーク104を配置した。複数の凹形状をワッフル状(図7に示すように、縦横に凹形状のチョークを配列した形状)、またはハニカム状(凹形状のチョークを千鳥配列した形状)に配置することにより、より多くの方向に対して電磁波遮蔽の効果が得られる。
以上のように、実施の形態7によれば、アンテナ間に配置されるチョークを、千鳥配置、あるいは2次元的かつ周期的な複数の凹凸形状配置とし、各部位のチョーク深さ、チョーク間隔を最適化することにより、各アンテナ間の結合度合いを減少させるとともに、各アンテナへの結合度合いを任意に可変設定することが可能となる。さらに、複数の凹凸形状を、ワッフル型、またはハニカム状に配置することにより、より多くの方向に対して電磁波遮蔽を行うことができる。
実施の形態8.
図8〜図10は、本発明の実施の形態8におけるアンテナ装置を示す構造図である。本実施の形態8では、各アンテナ間の結合量を減少させ、所望のアンテナ放射パターンを有するアンテナ装置を得るために、チョーク104の長手方向をアンテナ正偏波に対して傾けた形態で配置した。
例えば、先の実施の形態2の説明で用いた図2に示すように、アンテナ鉛直方向にチョーク104の長手方向を配置した場合には、アンテナ水平方向の電磁結合を減らす効果がある。これに対して、図8に示すように、アンテナ水平方向にチョーク104の長手方向を配置した場合には、アンテナ垂直方向の電磁結合を減らす効果がある。
また、図9に示すように、チョーク104の長手方向をアンテナ正偏波に対して90度傾けた形態で配置した場合には、アンテナ正偏波方向の結合を減少させることができるとともに、アンテナの偏波がチョークによって回転することがないため、アンテナの偏波に対して影響度合いの小さいチョーク104が形成できる。
また、図10に示すように、チョーク104の長手方向をアンテナ偏波に対して水平となる形態で配置した場合は、アンテナの交差偏波を打ち消す効果がある。
以上のように、実施の形態8によれば、チョークの長手方向をアンテナ正偏波に対して特定の角度となるように配置することにより、所望の方向の電磁結合を減らす効果、アンテナの偏波に対して影響度合いを減らす効果、あるいはアンテナの交差偏波を打ち消す効果を得ることができる。
実施の形態9.
図11は、本発明の実施の形態9におけるアンテナ装置を示す構造図である。本実施の形態9では、各アンテナ間の結合量を減少させ、所望のアンテナ放射パターンを有するアンテナ装置を得るために、チョーク104を深さ方向に折り曲げてL型形状とした。図11において、チョーク104bは、D1+D2が約1/4λとなるように構成される。構造的な制約等で直線的なチョークが構成できない場合など、本実施の形態9のようなL型形状のチョーク104bとすることで、配置の自由度が増すとともに、装置の薄型化が可能となる。さらに、チョーク折り曲げ部で分割構成すれば、加工性も向上する。
なお、図11に示したように、チョークを、さらに深さ方向に折り曲げてステップ状としてもよい。このようなステップ形状に相当するチョーク104aは、D1+D4+D3が約1/4λとなるように構成され、L型形状であるチョーク104bと同様に、アンテナ装置の薄型化が可能となる。
ここで、図11のA−A断面図に示された「b」は、プレートが分割されていることを意味している。そして、本実施の形態9では、それぞれのプレートごとで個別にエッチングを施した後に、重ね合わせて接合することにより、チョーク104の形状をチョーク104bのようなL字形状、あるいはチョーク104aのようなステップ状の所望の形状に加工している。
以上のように、実施の形態9によれば、チョーク104の深さ方向の形状を折り曲げ構造とし、その深さが約1/4λとなるように構成することにより、配置の自由度が増し、加工性が向上するとともに、装置の薄型化が可能となる。
実施の形態10.
図12は、本発明の実施の形態10におけるアンテナ装置を示す構造図である。本実施の形態10では、各アンテナ間の結合量を減少させ、所望のアンテナ放射パターンを有するアンテナ装置を得るために、チョーク104の開口部の縁、またはチョーク104の底に曲率R2、R3を設けた。
曲率R2やR3を設けることで、開口部の縁に集中する電磁界を分散できるとともに、ダイカストなどでの製造が可能となる。この結果、加工性が向上し、低価格化が可能となる。また、チョーク104の開口角部に曲率R1を設けることで、チョーク角部の電磁界の集中を防げるとともに、加工が容易となる。
以上のように、実施の形態10によれば、チョーク104の開口部の縁、底部、あるいは開口角部に曲率をもたせることにより、電磁界の集中を防げるとともに、加工性が向上し、低価格化が可能となる。
実施の形態11.
図13は、本発明の実施の形態11におけるアンテナ装置を示す構造図である。本実施の形態11では、各アンテナ間の結合量を減少させ、所望のアンテナ放射パターンを有するアンテナ装置を得るために、チョーク104a、104bの一部または全部に誘電体を挿入したものである。誘電体を挿入することで、λ/√ε(ε:誘電率)の分だけ、チョーク104の深さが短縮でき、アンテナ装置の小型化が可能となる。
また、図13に示すように、チョーク104a、104bの一部または全部に挿入する誘電体材料を、チョーク毎に変えるか、またはチョーク104aと104bで異なる材料とすることで、各アンテナへの結合度合いを可変することができ、各アンテナの放射パターンを任意に整形することができる。
また、図14は、本発明の実施の形態11におけるアンテナ装置を示す別の構造図である。図14に示すように、チョーク104の一部または全部に挿入した誘電体材料をチョーク104の一定深さ毎に変えて、各誘電体層で誘電率や厚みを最適化することで、誘電体層が整合層として作用し、反射の少ないチョークが形成可能となる。
以上のように、実施の形態11によれば、チョーク104に挿入する誘電体材料を、チョーク毎、あるいは1つのチョークにおける一定深さ毎に変えて、誘電体層の厚みや誘電率を最適化することにより、各アンテナへの結合度合いを可変とし、各アンテナの放射パターンを任意に整形することができるとともに、反射の少ないチョークの形成が可能となる。
実施の形態12.
本実施の形態12では、先の実施の形態11で示した図14の構成において、チョーク104の一部または全部に挿入する材料として発泡誘電体を用いている。発泡誘電体は、発泡率により誘電率を変えることで、チョーク104を流れる電磁波の波長を変えることができる。このため、先の実施の形態10、11における誘電体挿入時と同様に、チョーク104の深さの設定の自由度が増す。
以上のように、実施の形態12によれば、チョーク104に挿入する誘電体材料として、発泡誘電体を用いることにより、誘電率を任意に設定でき、チョーク深さの設定の自由度が増すこととなる。
実施の形態13.
図15は、本発明の実施の形態13におけるアンテナ装置を示す構造図である。本実施の形態13では、各アンテナ間の結合量を減少させ、所望のアンテナ放射パターンを有するアンテナ装置を得るために、チョーク104の一部または全部に吸収体を挿入している。吸収体を挿入することにより、チョーク104内を伝搬する電磁波を減衰、吸収させることができ、チョーク104からの再放射を防ぐ効果が得られる。
なお、このような吸収体は、図15(a)の部分拡大図に示すように、チョークの端部を覆うように構成することも可能であり、同様の効果を得ることができる。
以上のように、実施の形態13によれば、チョークに吸収体を挿入することにより、チョーク内を伝搬する電磁波を減衰、吸収させることができ、チョークからの再放射を防ぐことができる。
実施の形態14.
図16は、本発明の実施の形態14におけるアンテナ装置を示す構造図である。本実施の形態14では、各アンテナ間の結合量を減少させ、所望のアンテナ放射パターンを有するアンテナ装置を得るために、第1のアンテナ101と第2のアンテナ102との間にチョーク104を備えるとともに、第1のアンテナ101と第2のアンテナ102の配列を、垂直方向にアンテナ素子ピッチP1の1/2分に相当するP2だけオフセットさせて配置した。
図16(a)においては、第1のアンテナ101に対して、第2のアンテナ102を一律にP2分だけオフセットして配置した場合を例示している。また、図16(b)においては、第2のアンテナ102を配列毎にP2分だけオフセットして配置した場合を例示している。
図16に示すように、素子ピッチを1/2オフセットさせることで、水平方向で隣接するアンテナ間で放射される電磁波の位相が変わるため、隣接するアンテナ間での電磁結合を減らせる効果がある。
以上のように、実施の形態14によれば、第1のアンテナに対する第2のアンテナの配列を、全体として一律に、あるいは配列毎に素子ピッチの1/2オフセットさせることにより、隣接するアンテナ間での電磁結合を減らすことができる。
実施の形態15.
図17A〜図17Cは、本発明の実施の形態15におけるアンテナ装置を示す構造図である。本実施の形態15では、各アンテナ間の結合量を減少させ、所望のアンテナ放射パターンを有するアンテナ装置を得るために、チョーク104を第1のアンテナ101または第2のアンテナ102を挟む形態で配置した。これによりアンテナ水平左右方向の両サイドへの電磁漏洩を防ぐことができる。
図17Aにおいては、第1のアンテナ101を対称軸として、L2=L3となるように、水平方向の左右対称位置にチョーク104を配置している。これにより、第1のアンテナ101からの放射パターンの左右対称性を保つことができる。
また、図17Bにおいては、第1のアンテナ101を対称軸として、L2=L3となるように、水平方向の左右対称位置に複数本のチョーク104を配置した。チョーク104を複数本配置することで、アンテナ間結合をさらに減少させることが可能である。
また、図17Cにおいては、チョーク104aを第1のアンテナ101を挟む形態で配置するとともに、チョーク104bを第2のアンテナ102のチャンネル毎に配置した。各アンテナのチャンネルを挟む形態でチョーク104a、104bを配置することで、各チャンネル間の電磁結合を減少させるとともに、各アンテナのチャンネル毎の放射パターンを均一化することができる。
以上のように、実施の形態15によれば、第1のアンテナおよび第2のアンテナのそれぞれのチャンネルを挟む形態でチョークを配置することにより、各チャンネル間の電磁結合が減少するとともに、各アンテナのチャンネル毎の放射パターンを均一化することができる。
実施の形態16.
本実施の形態16では、実測結果に基づく具体的な効果を説明する。
図18は、本発明の実施の形態16におけるアンテナ装置を示す構造図である。本実施の形態16では、各アンテナ間の結合量を減少させ、所望のアンテナ放射パターンを有するアンテナ装置を得るために、第1のアンテナ101および第2のアンテナ102が、スロットアレイで形成され、それらのスロットアレイに給電する給電部が、方形同軸線路や給電導波管で構成されている。
図18に示すように、アンテナ装置100は、アンテナ導体面201、アンテナ素子101aで形成された第1のアンテナ101、アンテナ素子102aで形成された第2のアンテナ102、それらアンテナ素子101a、102aに電磁波を給電する給電導波管103、第1のアンテナの左側に設けられたチョーク104a、および第1のアンテナ101と第2のアンテナ102との間に設けられたチョーク104bで構成される。ここで、アンテナ素子101a、101bは、導体面上のスロットとして形成される。
図18に示すように、第1のアンテナ101は、水平方向に2列配列され、給電導波管103aから導体面201上に設けられたアンテナ素子101aである矩形スロット2列に同一給電される。
また、第2のアンテナ102は、水平方向に4列配列され、導体面201上に設けられたアンテナ素子102aである矩形スロット1列毎に各々の給電導波管103bから給電される。なお、アンテナ素子101a、102aへの給電は、図18に示すような給電導波管103a、103bでなく、方形同軸線路による給電でも構わない。
ここで、第1のアンテナ101と第2のアンテナ102との間隔が狭いと、導体面201上を伝搬する電磁波や、空間伝搬により、第1のアンテナ101から第2のアンテナ102に直接電磁波が入力される。この結果、第1のアンテナ101と第2のアンテナ102とが電磁的に結合した状態が生じる。
そこで、このような電磁的な結合を減少させるために、第1のアンテナの左側にチョーク104aを2本設け、第1のアンテナ101と第2のアンテナ102との間にチョーク104bを2本設けた。本実施の形態16におけるチョーク104a、104bのそれぞれにおいて、深さd1は約1/5λで構成され、溝幅Wは約1/4λで構成され、2本の溝ピッチL6は約1/2λで構成される。
さらに、図18に示すように、第1のアンテナ101または第2のアンテナ102と、隣接するチョーク104aまたは104bとのピッチがL2=L3=L4となるように構成した。また、第1のアンテナ101に対して水平方向で対象となる位置にそれぞれチョーク104a、104bを2本ずつ設けた。
図19は、本発明の実施の形態16のアンテナ装置における第1のアンテナ101と第2のアンテナ102との間のアイソレーション実測結果を示す図である。図19に示したように、チョーク104a、104bを追加することにより、アンテナ間のアイソレ−ション特性が向上(すなわち、チョーク104a、104bの追加でS12の値が5dB以上低下)していることがわかる。この実測結果から、本実施の形態16のようなチョーク104a、104bを配置すれば、第1のアンテナ101と第2のアンテナ102との間の電磁的な結合を減少させる効果があることがわかる。
図20は、本発明の実施の形態16のアンテナ装置における第1のアンテナ101の実測放射パターンを示した図である。より具体的には、図20(a)において、第1のアンテナ101の両側に設けられたチョーク104a、104bがともにない場合の第1のアンテナ101の実測放射パターンが点線で示され、チョーク104a、104bがともにある場合の第1のアンテナ101の実測放射パターンが実線で示されている。
また、図20(b)において、チョーク104b(内側チョークに相当)のみがある場合の第1のアンテナ101の実測放射パターンが一点鎖線で示され、チョーク104a(外側チョークに相当)のみがある場合の第1のアンテナ101の実測放射パターンが実線で示され、さらに、チョーク104a、104b(両側チョークに相当)がともにある場合の第1のアンテナ101の実測放射パターンが太い実線で示されている。
図20(a)により、チョーク104a、104bを追加することにより、第1のアンテナ101の放射パターンが絞られることが確認できる。また、図20(b)より、第1のアンテナ101に対して対称に設けた片方のチョーク104aまたは104bを無くすことで、無くした側(+θ側)の水平方向の放射パターンが広がっていることが確認できる。
すなわち、第1のアンテナ101、または第2のアンテナ102に対するチョーク104a、104bの配置を最適に設定することで、アンテナから放射されるパターンの最適化が可能であることが、この図20から確認できる。
以上のように、実施の形態16によれば、第1のアンテナまたは第2のアンテナ対するチョークの配置を最適に設定することで、アンテナから放射されるパターンの最適化が可能であることが、実測結果に基づいて確認できた。
本発明の実施の形態1におけるアンテナ装置を示す構造図である。 本発明の実施の形態2におけるアンテナ装置を示す構造図である。 本発明の実施の形態3におけるアンテナ装置を示す構造図である。 本発明の実施の形態5におけるアンテナ装置を示す構造図である。 本発明の実施の形態6におけるアンテナ装置を示す構造図である。 本発明の実施の形態7におけるアンテナ装置を示す構造図である。 本発明の実施の形態7におけるアンテナ装置を示す別の構造図である。 本発明の実施の形態8におけるアンテナ装置を示す構造図である。 本発明の実施の形態8におけるアンテナ装置を示す構造図である。 本発明の実施の形態8におけるアンテナ装置を示す構造図である。 本発明の実施の形態9におけるアンテナ装置を示す構造図である。 本発明の実施の形態10におけるアンテナ装置を示す構造図である。 本発明の実施の形態11におけるアンテナ装置を示す構造図である。 本発明の実施の形態11におけるアンテナ装置を示す別の構造図である。 本発明の実施の形態13におけるアンテナ装置を示す構造図である。 本発明の実施の形態14におけるアンテナ装置を示す構造図である。 本発明の実施の形態15におけるアンテナ装置を示す構造図である。 本発明の実施の形態15におけるアンテナ装置を示す構造図である。 本発明の実施の形態15におけるアンテナ装置を示す構造図である。 本発明の実施の形態16におけるアンテナ装置を示す構造図である。 本発明の実施の形態16のアンテナ装置における第1のアンテナと第2のアンテナとの間のアイソレーション実測結果を示す図である。 本発明の実施の形態16のアンテナ装置における第1のアンテナの実測放射パターンを示した図である。
符号の説明
100 アンテナ装置、101 第1のアンテナ、101a 第1のアンテナ素子、102 第2のアンテナ、102a 第2のアンテナ素子、103、103a、103b 給電導波管、104、104a、104b チョーク(溝)、201 アンテナ導体面。

Claims (16)

  1. 導電体に設けられた第1のアンテナと、
    前記第1のアンテナと電磁的に結合を生じる距離に設けられた第2のアンテナと、
    前記第1のアンテナと前記第2アンテナとの間に溝形状として設けられ、前記第1のアンテナと前記第2アンテナとの電磁的な結合量を減少させるチョークと
    を備えたアンテナ装置において、
    前記チョークは、装置全体の構造制約および加工制約が課せられた中で、前記チョークの形状、配置、および内部に挿入される材料の少なくとも何れか1つを最適に構成することにより、前記電磁的な結合量を減少させることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 請求項1に記載のアンテナ装置において、
    前記チョークは、前記第1のアンテナと前記第2のアンテナとの間の中央に配置されることを特徴とするアンテナ装置。
  3. 請求項1に記載のアンテナ装置において、
    前記チョークは、前記第1のアンテナと前記第2のアンテナとの間に複数本配置され、各々のチョーク間隔が搬送波長λの約1/2で等間隔に配置されることを特徴とするアンテナ装置。
  4. 請求項1に記載のアンテナ装置において、
    前記チョークは、前記第1のアンテナと前記第2のアンテナとの間に複数本配置され、各々のチョーク間隔が前記第1のアンテナのチャンネル配列間隔または前記第2のアンテナのチャンネル配列間隔と同一間隔で配置されることを特徴とするアンテナ装置。
  5. 請求項1に記載のアンテナ装置において、
    前記チョークは、長手方向に分割して配置され、分割された長手方向のそれぞれの長さが搬送波長λの1/2の整数倍以外となるように配置されることを特徴とするアンテナ装置。
  6. 請求項1に記載のアンテナ装置において、
    前記チョークは、配置される位置に応じてそれぞれ異なる深さを有することを特徴とするアンテナ装置。
  7. 請求項1に記載のアンテナ装置において、
    前記チョークは、2次元で周期的に配置されることを特徴とするアンテナ装置。
  8. 請求項1に記載のアンテナ装置において、
    前記チョークは、長手方向がアンテナの偏波方向に対して傾くように配置されることを特徴とするアンテナ装置。
  9. 請求項1に記載のアンテナ装置において、
    前記チョークは、深さ方向において折り曲げ形状で構成されることを特徴とするアンテナ装置。
  10. 請求項1に記載のアンテナ装置において、
    前記チョークは、開口部の縁、底部または角部の形状が曲率を有することを特徴とするアンテナ装置。
  11. 請求項1に記載のアンテナ装置において、
    前記チョークは、一部または全部に誘電体が挿入されて構成されることを特徴とするアンテナ装置。
  12. 請求項1に記載のアンテナ装置において、
    前記チョークは、一部または全部に発泡誘電体が挿入されて構成されることを特徴とするアンテナ装置。
  13. 請求項1に記載のアンテナ装置において、
    前記チョークは、一部または全部に吸収体が挿入されて構成されることを特徴とするアンテナ装置。
  14. 請求項1ないし13のいずれか1項に記載のアンテナ装置において、
    前記第1のアンテナ内または前記第2のアンテナ内で互いに隣接するアンテナのチャンネル毎において、あるいは互いに隣接する前記第1のアンテナと前記第2のアンテナにおいて、垂直方向の相対的位置関係をアンテナ素子ピッチの1/2分オフセットさせて配置することを特徴とするアンテナ装置。
  15. 請求項1ないし14のいずれか1項に記載のアンテナ装置において、
    前記第1のアンテナおよび前記第2のアンテナにおいて、同一給電されるアンテナ中心を対称軸として、各アンテナに対して対称の位置に前記チョークが配置されることを特徴とするアンテナ装置。
  16. 請求項1ないし15のいずれか1項に記載のアンテナ装置において、
    前記第1のアンテナおよび前記第2のアンテナは、スロットアレイで形成され、前記スロットアレイに給電する給電部が方形同軸線路または給電導波管で構成されることを特徴とするアンテナ装置。
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