JP2008113149A - 無線通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】回路規模を増大することなく、複数の通信方式のMIMOに対応することができる無線通信装置を提供する。
【解決手段】無線通信装置において、通常通信の際に、第1の無線通信システムとの通信を行う、送信系1(95)および受信系1(93)、および通常通信の際に、第2の無線通信システムとの通信を行う、送信系2(96)および受信系2(94)の少なくとも2系統の送受信系を備え、送信系1(95)および送信系2(96)でシンセサイザ57、VCO42を共用し、受信系1(93)および受信系2(94)でシンセサイザ27、VCO12を共用し、第1の無線通信システムとのMIMO通信を行う際、少なくとも2系統の送受信系を第1の無線通信システムとのMIMO通信の送受信に用い、第2の無線通信システムとのMIMO通信を行う際、少なくとも2系統の送受信系を第2の無線通信システムとのMIMO通信の送受信に用いる。
【選択図】図2
【解決手段】無線通信装置において、通常通信の際に、第1の無線通信システムとの通信を行う、送信系1(95)および受信系1(93)、および通常通信の際に、第2の無線通信システムとの通信を行う、送信系2(96)および受信系2(94)の少なくとも2系統の送受信系を備え、送信系1(95)および送信系2(96)でシンセサイザ57、VCO42を共用し、受信系1(93)および受信系2(94)でシンセサイザ27、VCO12を共用し、第1の無線通信システムとのMIMO通信を行う際、少なくとも2系統の送受信系を第1の無線通信システムとのMIMO通信の送受信に用い、第2の無線通信システムとのMIMO通信を行う際、少なくとも2系統の送受信系を第2の無線通信システムとのMIMO通信の送受信に用いる。
【選択図】図2
Description
本発明は、複数方式の無線通信方式を送受信する無線通信装置に関し、特に、MIMO(Multi input−Multi output)を用いた無線通信に適用して有効な技術に関する。
携帯電話はPDCやGSM等の第2世代方式の他、WCDMAやcdma2000等の第3世代携帯電話方式(IMT−2000)が標準化されている。また、super3G方式として、伝送レート100Mbps超のシステムが仕様化検討されている。
一方、無線LANは2.4GHz帯を用いたIEEE802.11bやIEEE802.11g,5GHz帯を用いたIEEE802.11aなどの方式が屋内、屋外のホットスポットで利用されている。
また、伝送レートを増大したIEEE802.11nも規格化段階にある。
super3GやIEEE802.11n方式は、通信方式として複数アンテナを用いたMIMO方式の利用が規格化予定である。
MIMOを用いることで、従来の方式の2〜3倍の伝送容量の確保が可能となる。MIMOを用いた無線通信装置の例として、特表2006−504335号公報(特許文献1)に開示された“MIMOWLANシステム”がある。これは無線LANシステムにMIMOを応用する場合の通信スキームに関する特許であり、パイロット構造やタイミング、電力制御について最適化している。
一方、前述したように多くの無線通信システムが稼動または稼動しつつあり、複数の通信システムを送受信できる端末が必要となってきている。複数の通信システムの信号を送受信する無線通信装置の例として、特開2000−13274号公報(特許文献2)に開示された“マルチモード無線装置”がある。この特許文献2では、WCDMAとPDCの共用化について記載されており、直交変調器と電力制御増幅器を共用することで送受信端末の小型、軽量、低消費電力化を図るものである。
また、特開2001−103549号公報(特許文献3)に開示された“携帯端末のネットワークシステム”がある。この特許文献3では、PDCやCDMAを用いた通信端末とBluetoothを用いた小電力通信が可能な端末について記載しており、小電力通信を優先して行うことで通信料金の低減を図るものである。
一方、「2.4GHz帯無線LANの例が信学技報CS2001−100 P43“無線LANネットワークにおける通信周波数切替え管理手法”」(非特許文献1)に、2.4GHz帯無線LANの例が開示されている。これは干渉妨害を避け、安定した通信を行うために2.4GHz帯において通信周波数を動的に変更するものである。
このように従来技術は複数の通信システムの受信や干渉妨害を避けるための通信手法等について優れた特徴を有している。
特表2006−504335号公報
特開2000−13274号公報
特開2001−103549号公報
信学技報CS2001−100 P43"無線LANネットワークにおける通信周波数切替え管理手法"
前述したように多くの無線通信システムが稼動または稼動しつつある。
例えば、携帯電話の例では、3GPPの最新受信部規格(Release7)によれば、WCDMA方式の受信帯域は地域によりband1(2.11〜2.17GHz),band2(1.93〜1.99GHz),band3(1.805〜1.88GHz),band4(2.11〜2.155GHz),band5(869〜894MHz),band6(875〜885MHz),band7(2.62〜2.69GHz),band8(925〜960GHz),band9(1.8449〜1.8799GHz)が割り当てられており、1chの帯域幅5MHz(chipレート3.84Mcps)で12.2kbpsの音声通話と384kbpsでのデータ通信が可能である。
また、3.5世代方式として同一のbandを用いたHSDPA、HSUPA方式も規格化されている。これは、多値変調と誤り訂正技術を用いて最大14.4Mbpsの下りデータレートを実現する方式である。
さらに、super3G方式としてOFDMA多重化方式を用いた方式も提案されている。これは前記bandと同一あるいは異なったbandで帯域幅は5MHzの同一でMIMO技術を用いて最大100Mbpsのデータレートを実現する方式である。
一方、無線LANも伝送レート増加とQoSを考慮したIEEE802.11n方式が規格化検討されている。これはIEEE802.11a/b/g等と同様、2.4GHz帯あるいは5GHz帯を用いた通信方式であり、MIMO多重化技術を用いて100Mbps以上の伝送レートを実現する方式である。
また、新通信方式として、IEEE802.16e(モバイルWiMAX)についても規格化された。国内では、5〜20MHz帯域を用い、2.5GHz帯でサービスが開始される予定である。IEEE802.16eでもMIMO多重化が規格化されている。
以上のように、複数の通信システムでMIMOの規格化および規格化の動きがあり、これらを送受信できる端末が必要である。
MIMO送受信を行う場合は、複数の送受信系が必要となり、端末の規模が大きくなるという課題がある。特に複数の通信システムで、MIMOを実現しようとすると、回路規模が大幅に増大してしまう。
従来の技術は、MIMO通信システムの開発がメインであり、端末の回路規模については十分考慮していない。また、複数の通信システムでMIMOを行う場合の端末について考慮した例はない。
そこで、本発明の目的は、回路規模を増大することなく、複数の通信方式のMIMOに対応することができる無線通信装置を提供することにある。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明による無線通信装置は、少なくとも2つの異なった無線通信システムとの通信を行い、無線通信システムのそれぞれの通信において、通常通信またはMIMO通信を行う無線通信装置であって、通常通信の際に、第1の無線通信システムとの通信を行う、第1の送信系および第1の受信系、および通常通信の際に、第2の無線通信システムとの通信を行う、第2の送信系および第2の受信系の少なくとも2系統の送受信系を備え、第1の送信系および第2の送信系で第1のシンセVCO部を共用し、第1の受信系および前記第2の受信系で第2のシンセVCO部を共用し、第1の無線通信システムとのMIMO通信を行う際、少なくとも2系統の送受信系を第1の無線通信システムとのMIMO通信の送受信に用い、第2の無線通信システムとのMIMO通信を行う際、少なくとも2系統の送受信系を第2の無線通信システムとのMIMO通信の送受信に用いるものである。
具体的には、無線通信システムとして、super3Gなどの携帯電話方式とIEEE802.11nなどの無線LAN方式、およびIEEE802.16e(モバイルWiMAX)を考えた場合、通常受信時にはsuper3Gに1系統、IEEE802.11nに1系統、IEEE802.16eに1系統を割り当てれば良い。使用していない1系統は電源OFF等で低消費化が可能となる。
一方、MIMO送受信時にはsuper3Gに2系統、あるいはIEEE802.11nに2系統、IEEE802.16eに2系統を割り当てることでMIMO送受信が可能となる。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
本発明によれば、回路規模を増大することなく、複数の通信方式のMIMOに対応することが可能である。
また、2系統もしくは2系統以上の送受信系を構成する主要な高周波信号処理回路を1チップ化し、シンセVCO部を2系統の送受信部で共用化することにより、回路規模の低減が可能である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
図1により、本発明の実施の形態1に係る無線通信装置の概要について説明する。図1は本発明の実施の形態1に係る無線通信装置の概要を説明するための説明図であり、無線通信装置として携帯端末の例を示している。
図1により、本発明の実施の形態1に係る無線通信装置の概要について説明する。図1は本発明の実施の形態1に係る無線通信装置の概要を説明するための説明図であり、無線通信装置として携帯端末の例を示している。
図1において、携帯端末89は、携帯電話基地局86、無線LANアクセスポイント87、WiMAX基地局88とそれらの通信方式を受信できる構成である。
また、携帯電話基地局86、無線LANアクセスポイント87、WiMAX基地局88はいずれもMIMO方式に対応しており、複数のアンテナからデータを送信する。
携帯端末89は複数のアンテナを備え、これら複数の方式のMIMOに1台で対応できる端末である。
このように本実施の形態では、1台で複数方式のMIMOに対応できるため、小型端末でどのような方式でも高いデータ伝送速度が得られる。
図2により、本発明の実施の形態1に係る無線通信装置の構成について説明する。図2は本発明の実施の形態1に係る無線通信装置の構成を示す構成図であり、例えば、図1に示す携帯端末89の詳細を示している。
図2において、無線通信装置は、携帯電話および無線LAN、WiMAX等による通信が可能であり、アンテナ1,2、フィルタブロック(FEM)65、LNA8,9、分周器11,41、VCO12,42、ダイレクトコンバージョンミキサ15,16,45,46、ベースバンド増幅器19〜22,49〜52、フィルタ23〜26,53〜56、シンセサイザ27,57、PA38,39、制御部58から構成され、制御部58からの制御信号59,35,92により、フィルタブロック(FEM)65、フィルタ23〜26,53〜56、シンセサイザ27,57を制御している。
また、シンセサイザ27とVCO12で第2のシンセVCO部を構成し、シンセサイザ57とVCO42で第1のシンセVCO部を構成している。
また、フィルタ23〜26,53〜56に接続された端子28〜35には、携帯電話復調部、無線LAN復調部などの復調部が接続される。
また、図2の93が受信系1、94が受信系2、95が送信系1、96が送信系2であり、64が高周波部主要回路含んだブロックである。
また、VCO12およびシンセサイザ27は、受信系1(93)および受信系2(94)で共用化し、VCO42およびシンセサイザ57は、送信系1(95)および送信系2(96)で共用化している。これにより、シンセサイザ27,57の回路構成を低減することができ、さらに、受信系1(93)および受信系2(94)、送信系1(95)および送信系2(96)でばらつきのない動作を行うことが可能である。
次に、図2により、本発明の実施の形態1に係る無線通信装置の動作について説明する。
まず、super3Gなどの携帯電話送受信時は、アンテナ1あるいはアンテナ2で信号を送受信して受信系1(93)あるいは受信系2(94)に受信信号が入力されるとともに、送信系1(95)あるいは送信系2(96)から送信信号が出力される。
このとき、フィルタブロック65では携帯電話用のフィルタが選択される。
なお、この制御部58の制御信号59による制御は、例えば、無線通信装置の使用者が携帯電話を利用するか、無線LANなどを利用するかなどの操作を行うことにより、その操作により、携帯電話や無線LANを認識して、制御するようになっている。また、この制御は、電波の状態などにより自動的に最適なものを選択することも可能である。
また、フィルタ23〜26,53〜56は、適当なチャンネルフィルタの帯域幅が設定される。無線LAN、WiMAXなどを送受信時はアンテナ1あるいはアンテナ2で信号を送受信して受信系1(93)あるいは受信系2(94)に受信信号が入力されるとともに、送信系1(95)あるいは送信系2(93)から送信信号が出力される。
このとき、フィルタブロック65では無線LAN、WiMAXのフィルタが選択される。
次に、super3Gなどの携帯電話でMIMO送受信時はアンテナ1およびアンテナ2で信号を送受信して受信系1および受信系2に受信信号が入力されるとともに、送信系1および送信系2から送信信号が出力される。このとき、フィルタブロック65では携帯電話用のフィルタが選択される。
無線LAN、WiMAXなどをMIMO送受信時はアンテナ1およびアンテナ2で信号を送受信して受信系1(93)および受信系2(94)に受信信号が入力されるとともに、送信系1(95)および送信系2(96)から送信信号が出力される。このとき、フィルタブロック65では無線LAN、WiMAXのフィルタが選択される。
このように、本実施の形態では、携帯端末などの無線通信装置で、2系統の送受信部を備えれば、複数の通信方式を受信できるとともに、それぞれの方式のMIMOにも対応することができる。
また、例えば、MIMOではない通常の無線LANの運用では、例えば、受信系1(93)、送信系1(95)により、IEEE802.11nでの無線通信を行い、この無線通信を行っている際に、受信系2(94)、送信系2(96)により、IEEE802.11eでの無線通信を行うことができる設定にすることにより、IEEE802.11nでの無線通信中に、IEEE802.11eの状態の確認などを行うことが可能であり、この状態で、IEEE802.11nまたはIEEE802.11eでのMIMO通信を行う際は、すぐに、どちらかの無線通信方式のMIMO通信が行えるように、受信系1(93)および受信系2(94)、送信系1(95)および送信系2(96)を設定することにより、MIMO通信を行うことが可能である。
(実施の形態2)
図3〜図5により、本発明の実施の形態2に係る無線通信装置の構成について説明する。図3は本発明の実施の形態2に係る無線通信装置の構成を示す構成図であり、例えば、図1に示す携帯端末89の詳細を示している。図4および図5は本発明の実施の形態2に係る無線通信装置のフィルタブロックの構成を示す構成図である。
図3〜図5により、本発明の実施の形態2に係る無線通信装置の構成について説明する。図3は本発明の実施の形態2に係る無線通信装置の構成を示す構成図であり、例えば、図1に示す携帯端末89の詳細を示している。図4および図5は本発明の実施の形態2に係る無線通信装置のフィルタブロックの構成を示す構成図である。
図3において、無線通信装置は、携帯電話および無線LAN、WiMAX等による通信が可能であり、アンテナ1,2、スイッチ3、フィルタブロック4,5、LNA6〜10、分周器11,41、VCO12,42、ダイレクトコンバージョンミキサ13〜17,43〜47、切り替え器18,48、ベースバンド増幅器19〜22,49〜52、フィルタ23〜26,53〜56、シンセサイザ27,57、PA36〜40、制御部58から構成され、制御部58からの制御信号60,61,63、84、85によりスイッチ3、フィルタブロック4,5、切り替え器18,48、フィルタ23〜26,53〜56を制御している。
また、フィルタ23〜26,53〜56に接続された端子28〜35には、携帯電話復調部、無線LAN復調部などの復調部が接続される。
また、携帯電話送受信系はフィルタブロック5、LNA6〜8、分周器11、VCO12,42、ダイレクトコンバージョンミキサ13〜15,43〜45、切り替え器18,48、ベースバンド増幅器19〜20,49〜50、フィルタ23〜24,53〜54、シンセサイザ27,57、PA36〜38により構成され、無線LAN送受信系はフィルタブロック4、LNA9〜10、分周器11,41、VCO12,42、ダイレクトコンバージョンミキサ16〜17,46〜47、切り替え器18,48、ベースバンド増幅器23〜26,54〜56、フィルタ25〜26,55〜56、シンセサイザ27,57、PA39〜40により構成される。
また、VCO12,42およびシンセサイザ27,57は、携帯電話送受信系および無線LAN送受信系で共用化している。
また、図4において、フィルタブロック4は、フィルタ70,71,72,73、複数段のスイッチから構成され、フィルタ70,72は2GHz帯フィルタ、フィルタ71,73は5GHz帯フィルタである。
通常動作時はフィルタ70,71を用い、最終段スイッチで送受を切り替える。MIMO動作時はアンテナ1からの信号受信用にフィルタ70,71を用い、アンテナ2からの信号受信用にフィルタ72,73を用いる。通常動作と同様、最終段スイッチで送受を切り替える。
また、図5において、フィルタブロック5は、フィルタ74,75,76,77,78,79、スイッチ80〜85から構成され、フィルタ74,77はband1用、フィルタ75,78はband2用、フィルタ76,79はband5用フィルタである。
通常動作時はフィルタ74,75,76を用い、スイッチ80〜85はフィルタ74,75,76に接続される。MIMO動作時はアンテナ1からの信号受信用にフィルタ74,75,76を用い、アンテナ2からの信号受信用77,78,79を用いる。
次に、図3により、本発明の実施の形態2に係る無線通信装置の動作について説明する。以下においては、携帯電話として、3GPPで規定されるUMTS方式のband1,2,5を送受信する例を、無線LANとしてIEEE802.11nを送受信する例について説明する。
まず、UMTS信号はアンテナ1あるいはアンテナ2で受信され、スイッチ3を介してフィルタブロック5に入力される。フィルタブロック5では、UMTSのband1,2,5信号を分離し、band1信号受信時はLNA6,ダイレクトコンバージョンミキサ13に、band2信号受信時はLNA7,ダイレクトコンバージョンミキサ14に、band5信号受信時はLNA8,ダイレクトコンバージョンミキサ15に入力される。切り替え器18は、band1信号受信時はダイレクトコンバージョンミキサ13からの出力信号を選択し、増幅器19,20およびフィルタ23,24を介してIQベースバンド信号として端子28,29から出力する。
また、band2信号受信時はダイレクトコンバージョンミキサ14からの出力信号を選択し、増幅器19,20およびフィルタ23,24を介してIQベースバンド信号として端子28,29から出力する。また、band5信号受信時はダイレクトコンバージョンミキサ15からの出力信号を選択し、増幅器19,20およびフィルタ23,24を介してIQベースバンド信号として端子28,29から出力する。
一方、UMTS信号の送信信号は、端子32,33からIQベースバンド信号として入力され、IおよびQ系統のフィルタ53,54および増幅器49,50を介して切り替え器48に入力される。切り替え器18は、band1信号送信時はIQ信号をダイレクトコンバージョンミキサ43,PA36を介してフィルタブロック5に入力する。
また、band2信号送信時はIQ信号をダイレクトコンバージョンミキサ44,PA37を介してフィルタブロック5に入力する。また、band5信号送信時はIQ信号をダイレクトコンバージョンミキサ45,PA38を介してフィルタブロック5に入力する。フィルタブロック5は送受信信号間のアイソレーションを十分確保し、送信信号はスイッチ3を介してアンテナ1あるいはアンテナ2から送信する。
次に、IEEE802.11n信号は、アンテナ1あるいはアンテナ2で受信され、スイッチ3を介してフィルタブロック4に入力される。フィルタブロック4では、IEEE802.11n信号の2GHz帯信号と5GHz帯信号を分離し、2GHz帯信号受信時はLNA9,ダイレクトコンバージョンミキサ16に、5GHz帯信号受信時はLNA10,ダイレクトコンバージョンミキサ17に入力される。
切り替え器18は、2GHz帯信号受信時はダイレクトコンバージョンミキサ16からの出力信号を選択し、増幅器21,22およびフィルタ25,26を介してIQベースバンド信号として端子30,31から出力する。また、5GHz帯信号受信時はダイレクトコンバージョンミキサ17からの出力信号を選択し、増幅器21,22およびフィルタ25,26を介してIQベースバンド信号として端子30,31から出力する。
一方、IEEE802.11n信号の送信信号は、端子34,35からIQベースバンド信号として入力され、IおよびQ系統のフィルタ55,56および増幅器51,52を介して切り替え器48に入力される。切り替え器48は、2GHz帯信号送信時はIQ信号をダイレクトコンバージョンミキサ46,PA39を介してフィルタブロック4に入力する。また、5GHz帯信号送信時はIQ信号をダイレクトコンバージョンミキサ47,PA40を介してフィルタブロック4に入力する。フィルタブロック4は送受信信号間のアイソレーションを十分確保し、送信信号はスイッチ3を介してアンテナ1あるいはアンテナ2から送信する。
このように、本実施の形態によれば、携帯電話および無線LANのVCO12,シンセサイザ27を共用化することで、回路の小型化を図ることができる。
次に、携帯信号受信時のMIMO動作について説明する。
まず、UMTS信号はアンテナ1およびアンテナ2で受信され、スイッチ3を介してフィルタブロック5に入力される。フィルタブロック5では、UMTSのband1,2,5信号を分離し、band1信号受信時はアンテナ1からの受信信号はLNA6,ダイレクトコンバージョンミキサ13に、アンテナ2からの受信信号はLNA7,ダイレクトコンバージョンミキサ14に入力される。
また、band2信号受信時はアンテナ1からの受信信号はLNA7,ダイレクトコンバージョンミキサ14に、アンテナ2からの受信信号はLNA8,ダイレクトコンバージョンミキサ15に入力される。band5信号受信時はアンテナ1からの受信信号はLNA8,ダイレクトコンバージョンミキサ15に、アンテナ2からの受信信号はLNA6,ダイレクトコンバージョンミキサ13に入力される。
切り替え器18は、band1信号受信時は、ダイレクトコンバージョンミキサ13およびダイレクトコンバージョンミキサ14からの出力信号を選択し、ダイレクトコンバージョンミキサ13からの出力信号は増幅器19,20およびフィルタ23,24を介してIQベースバンド信号として端子28,29から出力する。また、ダイレクトコンバージョンミキサ14からの出力信号は増幅器21,22およびフィルタ25,26を介してIQベースバンド信号として端子30,31から出力する。
切り替え器18は、band2信号受信時は、ダイレクトコンバージョンミキサ14およびダイレクトコンバージョンミキサ15からの出力信号を選択し、ダイレクトコンバージョンミキサ14からの出力信号は増幅器19,20およびフィルタ23,24を介してIQベースバンド信号として端子28,29から出力する。
また、ダイレクトコンバージョンミキサ15からの出力信号は増幅器21,22およびフィルタ25,26を介してIQベースバンド信号として端子30,31から出力する。
切り替え器18は、band5信号受信時はダイレクトコンバージョンミキサ13およびダイレクトコンバージョンミキサ15からの出力信号を選択し、ダイレクトコンバージョンミキサ13からの出力信号は増幅器19,20およびフィルタ23,24を介してIQベースバンド信号として端子28,29から出力する。
また、ダイレクトコンバージョンミキサ15からの出力信号は増幅器21,22およびフィルタ25,26を介してIQベースバンド信号として端子30,31から出力する。フィルタ23,24,25,26の帯域幅は制御部58からの制御信号63で携帯電話に適したフィルタ帯域幅に制御される。
次に、携帯信号送信時のMIMO動作について説明する。
第1のIQ信号は端子32,33から入力し、第2のIQ信号は端子34,35から入力する。第1のIQ信号はフィルタ53,54および増幅器49,50を介して切り替え器48に入力される。同様に第2のIQ信号はフィルタ55,56および増幅器51,52を介して切り替え器48に入力される。送信信号がUMTSのband1の場合、第1のIQ信号はダイレクトコンバージョンミキサ43、PA36を介してフィルタブロック5に入力され、送受信信号間のアイソレーションを確保した後、スイッチ3を経由してアンテナ1より出力される。
同様に、第2のIQ信号はダイレクトコンバージョンミキサ44、PA37を介してフィルタブロック5に入力され、送受信信号間のアイソレーションを確保した後、スイッチ3を経由してアンテナ2より送信される。
送信信号がUMTSのband2の場合、第1のIQ信号はダイレクトコンバージョンミキサ44、PA37を介してフィルタブロック5に入力され、送受信信号間のアイソレーションを確保した後、スイッチ3を経由してアンテナ1より出力される。
同様に、第2のIQ信号はダイレクトコンバージョンミキサ45、PA38を介してフィルタブロック5に入力され、送受信信号間のアイソレーションを確保した後、スイッチ3を経由してアンテナ2より送信される。送信信号がUMTSのband5の場合、第1のIQ信号はダイレクトコンバージョンミキサ43、PA36を介してフィルタブロック5に入力され、送受信信号間のアイソレーションを確保した後、スイッチ3を経由してアンテナ1より出力される。
同様に、第2のIQ信号はダイレクトコンバージョンミキサ45、PA38を介してフィルタブロック5に入力され、送受信信号間のアイソレーションを確保した後、スイッチ3を経由してアンテナ2より送信される。フィルタ53,54,55,56の帯域幅は制御部58からの制御信号63で携帯電話に適したフィルタ帯域幅に制御される。
次に、無線LAN受信時のMIMO動作について説明する。
IEEE802.11nの2GHz帯信号はアンテナ1およびアンテナ2で受信され、スイッチ3を介してフィルタブロック4に入力される。フィルタブロック4では、2GHz帯のフィルタを介してアンテナ1からの受信信号はLNA9,ダイレクトコンバージョンミキサ16に、アンテナ2からの受信信号はLNA10,ダイレクトコンバージョンミキサ17に入力される。
一方、IEEE802.11nの5GHz帯信号はアンテナ1およびアンテナ2で受信され、スイッチ3を介してフィルタブロック4に入力される。フィルタブロック4では、5GHz帯のフィルタを介してアンテナ1からの受信信号はLNA9,ダイレクトコンバージョンミキサ16に、アンテナ2からの受信信号はLNA10,ダイレクトコンバージョンミキサ17に入力される。
切り替え器18は、ダイレクトコンバージョンミキサ16およびダイレクトコンバージョンミキサ17からの出力信号を選択し、ダイレクトコンバージョンミキサ16からの出力信号は増幅器19,20およびフィルタ23,24を介してIQベースバンド信号として端子28,29から出力する。
また、ダイレクトコンバージョンミキサ17からの出力信号は増幅器21,22およびフィルタ25,26を介してIQベースバンド信号として端子30,31から出力する。フィルタ23,24,25,26の帯域幅は制御部58からの制御信号63で無線LANに適したフィルタ帯域幅に制御される。
次に、無線LAN送信時のMIMO動作について説明する。
第1のIQ信号は端子32,33から入力し、第2のIQ信号は端子34,35から入力する。第1のIQ信号はフィルタ53,54および増幅器49,50を介して切り替え器48に入力される。
同様に、第2のIQ信号はフィルタ55,56および増幅器51,52を介して切り替え器48に入力される。IEEE802.11nの2GHz帯信号、5GHz帯信号とも、第1のIQ信号はダイレクトコンバージョンミキサ46、PA39を介してフィルタブロック4に入力され、送受信信号間のアイソレーションを確保した後、スイッチ3を経由してアンテナ1より出力される。
同様に、第2のIQ信号はダイレクトコンバージョンミキサ47、PA40を介してフィルタブロック5に入力され、送受信信号間のアイソレーションを確保した後、スイッチ3を経由してアンテナ2より送信される。フィルタ53,54,55,56の帯域幅は制御部58からの制御信号63で無線LANに適したフィルタ帯域幅に制御される。
このように、本実施の形態によれば、2系統のIQ回路を用いて携帯電話および無線LANのMIMOに対応することが可能であり、回路の小型化を図ることができる。
また、図3において、携帯電話、無線LANの高周波部主要回路含んだブロック64を1チップ集積化が可能である。また、携帯電話、無線LANのフィルタブロックを含んだブロック65の1モジュール化が可能である。
本実施の形態によれば、ブロック64を1チップ集積化あるいはフィルタブロック65の1モジュール化を行うことで、MIMO対応でかつ、端末の小形化が可能となる。また、ブロック64の1チップ化プロセスとしてCMOSプロセスを用いることで低電流化と低価格化に効果がある。
(実施の形態3)
図6により、本発明の実施の形態3に係る無線通信装置の構成について説明する。図6は本発明の実施の形態3に係る無線通信装置の構成を示す構成図である。
図6により、本発明の実施の形態3に係る無線通信装置の構成について説明する。図6は本発明の実施の形態3に係る無線通信装置の構成を示す構成図である。
図6において、フィルタブロック65が接続されたRFブロック64からの出力信号は携帯電話復調部である携帯電話用BBLSI66,67および無線LAN復調部である無線LAN用BBLSI68,69にそれぞれ接続される。
また、RFブロック64、BBLSI66,67,68,69は制御部90により、携帯電話動作、無線LAN動作を制御している。
本実施の形態では、携帯電話通常動作のときはBBLSI66、無線LAN通常動作時は68のみを動作させ、携帯電話MIMO対応時はBBLSI66,67、無線LANのMIMO対応時は68,69を動作させることで低消費電力化が可能である。
また、RFブロック64、BBLSI66,67,68,69を1chip化することで、回路の小形化が可能である。
(実施の形態4)
図7により、本発明の実施の形態4に係る無線通信装置の構成について説明する。図7は本発明の実施の形態4に係る無線通信装置の構成を示す構成図である。
図7により、本発明の実施の形態4に係る無線通信装置の構成について説明する。図7は本発明の実施の形態4に係る無線通信装置の構成を示す構成図である。
図7において、無線通信装置の内部構成は、図3に示す実施の形態2の構成と同様であり、その動作も実施の形態2と同様である。
本実施の形態では、LNAを除く携帯電話、無線LANの高周波部主要回路含んだブロック64を1チップ集積化している。また、LNA、携帯電話、無線LANのフィルタブロックを含んだフィルタブロック65の1モジュール化を行っている。
このように、本実施の形態によれば、LNAを除いたブロック64を1チップ集積化あるいはLNAを含んだフィルタブロック65の1モジュール化を行うことで、受信感度に優れ、MIMO対応でかつ、端末の小形化が可能となる。
また、ブロック64の1チップ化プロセスとしてCMOSプロセスをLNAプロセスとしてBiCMOSやSiGe,GaAs等用いることで受信感度改善と低電流化に効果がある。また、本実施例では示してないが、LNA出力に段間フィルタを挿入することで、歪み、不要波妨害に優れた端末構成を得ることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、複数方式の無線通信方式を送受信する無線通信装置に関し、MIMOを用いた無線通信を利用する無線通信装に適用可能である。
1,2…アンテナ、3…スイッチ、4,5…フィルタブロック、6〜10…LNA(低雑音アンプ)、12,42…VCO(電圧制御発振器)、11,41…分周器、13〜17,43〜47…ダイレクトコンバージョンミキサ、18,48…切り替え器、19〜22,49〜52…増幅器、23〜26,53〜56…フィルタ、27,57…シンセサイザ、36〜40…PA(パワーアンプ)、58…制御部、28〜31…IQ出力の端子、32〜35…IQ入力の端子、59,60,61,63,84,85…制御信号、86…携帯電話基地局、87…無線LANアクセスポイント、88…WiMAX基地局、89…携帯端末、90…制御部、64…ブロック、65…フィルタブロック、66,67…携帯電話復調部、68,69…無線LAN復調部、70〜79…フィルタ、80〜85…スイッチ。
Claims (5)
- 少なくとも2つの異なった無線通信システムとの通信を行い、前記無線通信システムとのそれぞれの通信において、通常通信またはMIMO通信を行う無線通信装置であって、
前記通常通信の際に、第1の無線通信システムとの通信を行う、第1の送信系および第1の受信系、および前記通常通信の際に、第2の無線通信システムとの通信を行う、第2の送信系および第2の受信系の少なくとも2系統の送受信系を備え、
前記第1の送信系および前記第2の送信系で第1のシンセVCO部を共用し、前記第1の受信系および前記第2の受信系で第2のシンセVCO部を共用し、
前記第1の無線通信システムとの前記MIMO通信を行う際、前記少なくとも2系統の送受信系を前記第1の無線通信システムとの前記MIMO通信の送受信に用い、前記第2の無線通信システムとの前記MIMO通信を行う際、前記少なくとも2系統の送受信系を前記第2の無線通信システムとの前記MIMO通信の送受信に用いることを特徴とする無線通信装置。 - 請求項1記載の無線通信装置において、
前記少なくとも2系統の送受信系の高周波信号処理回路を1チップ化したことを特徴とする無線通信装置。 - 請求項2記載の無線通信装置において、
前記少なくとも2系統の送受信系の入力フィルタブロックを1モジュール化したことを特徴とする無線通信装置。 - 請求項2記載の無線通信装置において、
前記少なくとも2系統の送受信系の入力フィルタブロックおよび低雑音アンプブロックを1モジュール化したことを特徴とする無線通信装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項記載の無線通信装置において、
前記無線通信システムは、携帯電話システムおよび無線LANシステムであることを特徴とする無線通信装置。
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