JP2008111792A - 案内文生成システム、案内文生成方法及び案内文生成プログラム - Google Patents

案内文生成システム、案内文生成方法及び案内文生成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】案内文の作成処理にかかる負担を軽減させると共に、案内文を提供する環境等に応じて柔軟な案内文を生成できるようにする。
【解決手段】本発明の案内文生成システムは、1又は複数の案内文提供地点を示す誘導ポイント及び1又は複数のランドマークを含む図面情報を取り込む図面情報入力手段と、予め設定された被提供者の進行方向の違い及び誘導方向の違いに応じて内容が異なる案内文を、各誘導ポイントの誘導種類毎に設けた発音ルールを複数記憶する発音ルール記憶手段と、図面情報における各案内文提供地点を示す誘導ポイント及び各ランドマークに基づいて経路図を作成し、各誘導ポイントにおける各誘導方向毎の1又は複数の案内対象を決定する案内対象決定手段と、各誘導ポイントにおける各誘導方向毎の各案内対象とそれぞれ対応する発音ルールとに基づいて、各誘導ポイントにおける誘導方向毎の案内文を生成する案内文生成手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、案内文生成システム、案内文生成方法及び案内文生成プログラムに関し、例えば、利用者の現在位置情報に基づいて、利用者に対し提供する案内文章を生成する装置に適用し得る。特に、ICタグ付き誘導用ブロック(一般に、線状ブロック及び点状ブロック)の上を歩行する視覚障害者に対し提供する案内文章を生成する装置に好適なものである。
例えば、建物物や公共交通において、身体障害者や高齢者等が円滑に利用できるようにすることが推進されている。その中で、視覚障害者が円滑かつ安全に移動することができるようにするため、視覚障害者向けの歩行支援システムが提案されている。
特許文献1には、視覚障害者向けの歩行支援システムに関する技術が開示されている。具体的には、誘導用ブロックにICタグを埋め込み、視覚障害者はICタグ読取器を搭載した電子白杖と歩行者用情報端末とを有しながら歩行する。そして、電子白杖のICタグ読取器がICタグのメモリに内蔵されたID番号を読み取り、歩行者用情報端末が、センター装置に対しID番号に対応する案内文を問い合わせ、その案内文を表示、表音するというものである。
このように、ICタグ付き誘導用ブロックを道路や公共施設内に設置し、電子白杖を持った視覚障害者に対し、適宜案内文を音声で伝え、視覚障害者の安全歩行を支援するシステムが導入されつつある。
また、特許文献2では、歩行者用の道案内文を自動的に作成する技術が開示されている。具体的には、道路とは異なる短線分の影響を受けずに正確に道案内文を作成するために、経路上の直線区間が設定長さを超える場合には、その直線区間途中までのランドマークを抽出し、経路上のある点から別の点までの距離、時間等を用いた表現で案内文を作成するというものである。
特開2002−165825号公報 特許第3751795号明細書
しかしながら、特許文献1で例示するシステムは、広い範囲の場所にわたって数多く導入することが望まれるが、システムを構築する者やシステム管理者等にとって、ICタグ付き誘導用ブロック(以下、タグ付き誘導用ブロック)が設置されたすべての場所に、適切な案内文を作成することは時間と労力を要し、その負担が大きい。
なぜならば、視覚障害者の歩行方向やランドマークの位置を勘案した上で、各タグ付き誘導用ブロックの各方向ごとに、案内文を変える必要があるので、設定すべき案内文の数が非常に多くなるからである。また、タグ付き誘導用ブロックの配置位置や案内したいランドマークの位置を変えるとそれに応じて案内文も変えなければならないからである。
また、視覚障害者の好みや属性又は周辺の混雑度や雑音環境等に応じて、案内文の長さや言い回し等を変えることが必要となる。
なぜならば、視覚障害者は一旦立ち止まって発話される音声を聞き入る場合がある。そのため、例えばラッシュ時の駅等のように周囲が混んでいる場合に、案内音声が長いと、後続の人(後続の人は健常者や視覚障害者の場合等さまざまである)に追突され、危険な状態におかされることがある。このような環境においては、必要最低限の案内をする方が効果的である。
また、視覚障害者個人の好みや歩行速度の違い、また以前その場所を訪れたことがあるという経験等に応じては、案内音声が短い方がよく、そのための言い回しを変える必要がある。
また、案内文を自動生成するという視点からは特許文献2に記載の技術があるが、特許文献2に記載の技術は、視覚障害者の歩行を前提にはしていないので、歩行者(視覚障害者)の歩行方向を考慮した案内文を生成することはできない。
なお、視覚障害者のための歩行支援システムに限らず、健常者向けの案内システムにおいても、上記課題をそのまま適用することができる。
そのため、案内文の作成処理にかかる負担を軽減させると共に、案内文を提供する環境等に応じて案内文の長さや表現方法を柔軟に変えることができる案内文生成システム、案内文生成方法及び案内文生成プログラムが求められている。
かかる課題を解決するために、第1の本発明の案内文生成システムは、被提供者に対し提供する案内文を生成する案内文生成システムにおいて、(1)1又は複数の案内文提供地点を示す誘導ポイント及び1又は複数のランドマークを含む図面情報を取り込む図面情報入力手段と、(2)予め設定された、被提供者の進行方向の違い及び誘導方向の違いに応じて内容が異なる案内文を、各誘導ポイントの誘導種類毎に設けた発音ルールを複数記憶する発音ルール記憶手段と、(3)入力された図面情報における各案内文提供地点を示す誘導ポイント及び各ランドマークに基づいて経路図を作成し、経路図に基づいて各誘導ポイントにおける各誘導方向毎の1又は複数の案内対象を決定する案内対象決定手段と、(4)各誘導ポイントにおける各誘導方向毎の各案内対象と、それぞれ対応する発音ルールとに基づいて、各誘導ポイントにおける各誘導方向毎の案内文を生成する案内文生成手段とを備えることを特徴とする。
第2の本発明の案内文生成方法は、被提供者に対し提供する案内文を生成する案内文生成方法において、(1)図面情報入力手段が、1又は複数の案内文提供地点を示す誘導ポイント及び1又は複数のランドマークを含む図面情報を取り込む図面情報入力工程と、(2)発音ルール記憶手段が、予め設定された、被提供者の進行方向の違い及び誘導方向の違いに応じて内容が異なる案内文を、各誘導ポイントの誘導種類毎に設けた発音ルールを複数記憶する発音ルール記憶工程と、(3)案内対象決定手段が、入力された上記図面情報における各案内文提供地点を示す誘導ポイント及び各ランドマークに基づいて経路図を作成し、経路図に基づいて各誘導ポイントにおける各誘導方向毎の1又は複数の案内対象を決定する案内対象決定工程と、(4)案内文生成手段が、各誘導ポイントにおける各誘導方向毎の各案内対象と、それぞれ対応する発音ルールとに基づいて、各誘導ポイントにおける各誘導方向毎の案内文を生成する案内文生成工程とを備えることを特徴とする。
第3の本発明の案内文生成プログラムは、被提供者に対し提供する案内文を生成する案内文生成プログラムにおいて、コンピュータに、(1)1又は複数の案内文提供地点を示す誘導ポイント及び1又は複数のランドマークを含む図面情報を取り込む図面情報入力手段、(2)予め設定された、被提供者の進行方向の違い及び誘導方向の違いに応じて内容が異なる案内文を、各誘導ポイントの誘導種類毎に設けた発音ルールを複数記憶する発音ルール記憶手段、(3)入力された図面情報における各案内文提供地点を示す誘導ポイント及び各ランドマークに基づいて経路図を作成し、経路図に基づいて上記各誘導ポイントにおける各誘導方向毎の1又は複数の案内対象を決定する案内対象決定手段、(4)各誘導ポイントにおける各誘導方向毎の各案内対象と、それぞれ対応する発音ルールとに基づいて、各誘導ポイントにおける各誘導方向毎の案内文を生成する案内文生成手段として機能させるプログラムである。
本発明によれば、案内文の作成処理にかかる負担を軽減させると共に、案内文を提供する環境等に応じた案内文を柔軟に生成することができる。
(A)第1の実施形態
以下、本発明の案内文生成システム、案内文生成方法及び案内文生成プログラムの第1の実施形態を図面を参照して説明する。
第1の実施形態は、ICタグ付き誘導用ブロックを利用した視覚障害者向けの歩行支援システムにおいて、視覚障害者に対し提供する案内文を生成するシステムに、本発明の案内文生成システム、案内文生成方法及び案内文生成プログラムを適用する場合を説明する。
(A−1)第1の実施形態の構成
図1は、第1の実施形態の案内文生成装置10が実現する機能構成を示す機能ブロック図である。
なお、第1の実施形態に係る案内文生成装置は、実際上は、パーソナルコンピュータやサーバ装置等の情報処理装置が実行するソフトウェア処理により実現されるものである。
図1において、第1の実施形態の案内文生成装置10は、図面入力手段11、タグ付き誘導用ブロック識別手段12、ランドラーム識別手段13、経路図作成手段14、案内対象ランドマーク検索手段15、発音テキスト生成手段16、発音テキスト蓄積手段17、発音ルール記憶手段19、を少なくとも備えるものである。
図面入力手段11は、図面情報を取り込むインターフェース部として機能するものである。すなわち、図面入力手段11は、取り込んだ図面情報をタグ付き誘導用ブロック識別手段12及びランドマーク識別手段13に与える。ここで、図面入力手段11が取り込む図面情報は、ランドマーク及びタグ付き誘導用ブロックの配置を示す地図や設計配置図などのマップ情報が該当する。なお、図面入力手段11が図面情報を取り込む時点においては、誘導用ブロックが設置されている様子が決定していればよく、タグ付き誘導用ブロックが実際に設置されている必要はない。
タグ付き誘導用ブロック識別手段12は、図面入力手段11から図面情報を受け取ると、所定の画像処理により、図面情報からタグ付き誘導用ブロックの種別及び当該タグ付き誘導用ブロックの配置の向きを識別するものである。また、タグ付き誘導用ブロック識別手段12は、タグ付き誘導用ブロックの種別及び当該タグ付き誘導用ブロックの配置の向きの識別結果を経路図作成手段14に与えるものである。
ここで、案内文を規定するタグ付き誘導用ブロックの決定方法は、例えば、システム使用者・操作者が、コンピュータ等の操作画面上の図面情報を見て決定する方法を適用することができる。
また、タグ付き誘導用ブロックの種別及び配置の向きの識別方法としては、種々の方法を適用することができるが、例えば、予め誘導用ブロックの配置パターンを記憶する誘導用ブロック配置パターン記憶部(図示しない)を備え、システム使用者等が決定したタグ付き誘導用ブロックについて、誘導用ブロック配置パターン記憶部を参照して、その種別と配置の方向を識別する方法を適用し得る。また、例えば、システム使用者・操作者が、コンピュータ等の操作画面上の図面情報を見て識別する方法も適用することができる。
なお、案内文を規定するタグ付き誘導用ブロックの決定方法、及び、タグ付き誘導用ブロックの種別及び配置の向きの方法について、所定の画像処理を用いて一連の処理として一体的に行うようにしてもよい。例えば、タグ付き誘導用ブロック識別手段12が、図面情報を基に明度や彩度等の違いを識別し、その識別結果に基づいてタグ付き誘導用ブロックの設置状況を認識する。そして、誘導用ブロック配置パターン記憶部を参照して、タグ付き誘導用ブロック識別手段12がタグ付き誘導用ブロックの設置状況の中から、タグ付き誘導用ブロックの種別及び配置の向きを識別するようにしても良い。
ランドマーク識別手段13は、図面入力手段11から図面情報を受け取り、図面情報からランドマークの位置を識別するものである。ランドマークの識別方法としては、既存の画像認識技術等を用いて識別する方法を適用することができる。また、ランドマーク識別手段13は、識別したランドマークの位置情報を経路図作成手段14に与えるものである。なお、システム使用者・操作者が、コンピュータ等の操作画面上の図面情報を見て決定する方法も適用することができる。
経路図作成手段14は、タグ付き誘導用ブロック識別手段12からのタグ付き誘導用ブロックの種別及びその配置向きの識別情報に基づいて複数のタグ付き誘導用ブロック間を結線すると共に、ランドマーク識別手段13からのランドマークの位置情報に基づいてランドマークとの位置関係を反映させた経路結線図を作成するものである。また、経路作成手段14は、経路結線図を案内対象ランドマーク検索手段15に与えるものである。
案内対象ランドマーク検索手段15は、経路図作成手段14から経路結線図を受け取り、各タグ付き誘導用ブロックの各誘導方向にあるランドマークを検索するものである。ここで、案内対象ランドマーク検索手段15による案内対象のランドマークの検索方法は、所定の設定条件に従って行うものであり、その詳細な説明は動作の項で説明する。また、案内対象ランドマーク検索手段15は、各タグ付き誘導用ブロックの各誘導方向の案内対象を検索すると、その検索結果を発音テキスト生成手段16に与えるものである。
発音ルール記憶手段19は、予め定義した発音ルール19aを記憶するものである。ここで、発音ルール19aは、タグ付き誘導用ブロックの種別毎にタグ付き誘導用ブロックの配置方向別に分け、案内対象者(例えば視覚障害者)の歩行方向に従ってタグ付き誘導用ブロックの配置方向毎に、案内文及び出力音を定義した発音ルールである。
図2は、発音ルール19aの構成例を示す構成図である。図2に示す発音ルール19aは、「識別番号191」、「誘導用ブロックの種別192」、「誘導方向193」、「誘導用ブロックの配置方向194」、「長文案内定義文195」、「短文案内定義文196」、「出力音197」を少なくとも有する。
「識別番号191」は、定義した発音ルールを識別する番号である。
「誘導用ブロックの種別192」は、案内文を規定するタグ付き誘導用ブロックの配置パターンの種別を示すものであり、例えば、「二股分岐」、「右折」、「左折」、「施設前」等とする場合を示す。なお、図2に示した「誘導用ブロックの種別192」の内容は、これに限定されるものではなく、誘導用ブロックの設置環境によって変えることができる。
「誘導方向193」は、案内対象者に対し誘導する方向を示す。「誘導用ブロックの配置方向194」は、設置されているタグ付き誘導用ブロックの配置の向きを示す。なお、図2において、矢印は案内対象者(視覚障害者)の進行方向(歩行方向)を示し、その後の誘導方向は「誘導方向193」の内容に対応する。
「長文案内定義文195」及び「短文案内定義文196」は、案内対象者に対し提供する案内文の定義文であり、これらは定義する案内文の長さや表現方法が異なる。
「長文案内定義文195」は、例えば、歩行環境が混雑しておらず、案内文を充分に聞いていただける場合等に提供する案内文である。図2において、例えば、「識別番号1」の場合、「二股の分岐です。直進は○○方面。右は○○方面です。」という長い案内文を定義する。
一方、「短文案内定義文196」は、例えば、歩行環境が混雑しており、案内文を充分に聞いていただけない場合等に提供する案内文である。図2において、例えば、「識別番号1」の場合、「直進は○○。右は○○。」という短い案内文を定義する。
このように、長文案内文と短文案内文とを定義することにより、案内対象者の歩行環境や又は好み等に応じた案内文を提供できる。
なお、図2では、長文と短文の2種類の案内文を定義することとしたが、案内文の定義する数は限定されるものではなく、3種類以上でもよい。また、図2では、案内文の言語を外国語として定義するものとしてもよい。
「出力音197」は、案内文を提供する際(前)に出力する音を定義するものである。「出力音197」は、タグ付き誘導用ブロックの種別若しくは誘導方向の別に応じて定義することができる。これにより、視覚障害者が音を聞くだけでも注意を惹くことができる。
図2では、例えば、「二股分岐」の場合には「ポーン」とする音、「右折若しくは左折」の場合には「ピーン」とする音、「施設前」の場合には「ピンポーン」という音を定義する。
なお、図2では、説明便宜のために、「ポーン」や「ピーン」等の発音態様を示したが、発する音を特定する識別番号で定義するようにしても良い。また、長文と短文の案内文の違いに応じて出力音を変えても良い。
発音テキスト生成手段16は、案内対象ランドマーク検索手段15から各タグ付き誘導用ブロックの各誘導方向の案内対象の検索結果を受け取ると、その検索結果をそれぞれ対応する発音ルール19aに当てはめることにより、各タグ付き誘導用ブロックにおいて提供する案内文(発音テキスト)を生成するものである。また、発音テキスト生成手段16は、各タグ付き誘導用ブロックにおける各案内文(発音テキスト)を発音テキスト蓄積手段17に与えて蓄積させる。
発音テキスト蓄積手段17は、発音テキスト生成手段16が生成した各タグ付き誘導用ブロックにおける各案内文(発音テキスト)を蓄積するものである。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、第1の実施形態の案内文生成装置10における案内文の生成処理の動作を図面を参照しながら詳細に説明する。
図3は、第1の実施形態の案内文の生成処理の動作を示すフローチャートである。まず、案内文の生成処理に先立って、発音ルール19aの定義を行ない、発音ルール19aを発音ルール記憶手段19に記憶する(ステップS101)。
図4は、発音ルール19aの設定処理を示すフローチャートである。まず、システム使用者等は、入力操作端末(図示を省略する)を操作して、各誘導用ブロックの種別について、それぞれの種別の各誘導用ブロックの配置方向と各誘導用ブロックの配置方向毎の誘導方向とを設定する(ステップS201)。
次に、システム使用者等は、入力操作端末を操作し、各ルールについて、長文案内定義文及び短文案内定義文とを設定する(ステップS202)。このように、長文案内定義文及び短文案内定義文のように、案内文の長さや表現方法が異なるものを設定することにより、視覚障害者が置かれた状況に応じて選択させることができるから案内効果が高い。
また、システム使用者等は、入力操作端末を操作し、各ルールについて、出力音を設定する(ステップS203)。
以上のようにして、発音ルール19aを定義し、発音ルール19aを発音ルール記憶手段19に記憶させる。
続いて、図3に戻り、図面入力手段11が入力された図面情報を取り込み(ステップS102)、この図面情報がタグ付き誘導用ブロック識別手段12及びランドマーク識別手段13に与えられる。
図5は、図面入力手段11が入力した図面情報の例を示す図である。図5に示すように、入力される図面情報は、案内対象とするランドマークと誘導用ブロックの設置を示す情報が記載された図面であればよく、図面入力時点ではどこにタグ付き誘導用ブロックを配置するか決まっていなくてもよい。
なお、設置されている誘導用ブロックのうち、どの部分にタグ付き誘導用ブロックを配置させるかについては、例えばシステム使用者・操作者により判断する方法や、また例えば既存技術(例えば特開2004−208797号公報の記載技術)を適用して、分岐点や施設(トイレや入口など)前や交差点の前などとする方法を適用できる。
図面情報がタグ付き誘導用ブロック識別手段12に与えられると、図面情報はタグ付き誘導用ブロック識別手段により所定の画像処理が施され、誘導用ブロックの経路(すなわち、誘導用ブロックの設置状況)が抽出される。
そして、抽出された誘導用ブロックの経路から、所定の方法により案内文を規定したいタグ付き誘導用ブロックの位置が指定され、また所定の画像処理により当該タグ付き誘導用ブロックの種別が特定される(ステップS103)。このとき、指定するタグ付き誘導用ブロックに対し、その位置(設置場所)を示す識別番号を付与する。
ここで、誘導用ブロックの種別特定の方法としては、タグ付き誘導用ブロック識別手段12が、予め用意された誘導用ブロックの配置パターンを参照し、その誘導用ブロックの配置パターンとのマッチングにより行う方法を適用できる。
図6は、誘導用ブロックの配置パターンの例を示す説明図である。図6に示すように誘導用ブロックの配置パターンの例としては、「タグ付き誘導用ブロックの配置パターン121」、「誘導用ブロックの種別122」、「タグ付き誘導用ブロックの設置場所を示す番号123」を有する。
「タグ付き誘導用ブロックの配置パターン121」は、識別対象であるタグ付き誘導用ブロックの配置パターンを示す。図6において、黒く塗られた四角形がタグ付き誘導用ブロックを配置するときの配置パターンであり、白い四角形はタグ付き誘導用ブロックと繋がった普通の誘導用ブロックである。また、図6に示すタグ付き誘導用ブロックの配置パターンは一例であり、これに限定されるものではない。
「誘導用ブロックの種別122」は、対応するタグ付き誘導用ブロックの配置パターンの種別の名称を示す。図6では、例えば、「二股分岐」、片方にのみ折れる「右左折」、施設ないしはタグ付き誘導ブロックの列の端部を意味する「施設前」の3種類を例示しているが、これに拘束されることはない。なぜならば、これら以外にもタグ付き誘導ブロックの配置形状など幾つか規定されているからである。
「タグ付き誘導ブロックの設置場所を示す番号123」は、タグ付き誘導用ブロックの位置を示す番号であり、これは後述する図7の経路図上に記載されているタグ付き誘導用ブロックの位置番号に対応している。
なお、以上の説明では、ステップS103における処理(図5の入力図面情報からタグ付き誘導用ブロックの経路、種別、配置方向を決定する処理)を計算機による画像処理で行うこととして説明したが、図5の入力図面情報をもとにタグ付き誘導ブロックの経路、種別、配置方向の決定を人間の目視ないしは作業により行っても良い。
また、図面情報がランドマーク識別手段13に与えられると、図面情報はランドマーク識別手段13により所定の画像認識処理が行われ、ランドマークが特定される(ステップS104)。なお、この処理は、ステップS103と同じように、人間の目視ないしは作業により案内したいランドマークを設定しても良い。
なお、図面にランドマーク等の名称などが記入されている場合には、所定の自然言語処理を用いてランドマーク等を識別するようにしても良い。
次に、経路図作成手段14において、タグ付き誘導用ブロック識別手段12により識別されたタグ付き誘導用ブロックとランドマーク識別手段13により識別されたランドマークとを線で結び、経路図が作成される(ステップS105)。
図7は、経路図作成手段14により作成された経路図を示す説明図である。図7において、タグ付き誘導用ブロック識別手段12がタグ付き誘導用ブロック101〜111を識別し、ランドマーク識別手段13が、ランドマークとして、トイレ201、エレベータ202、切符売り場203、駅入口204を識別したとする。経路図作成手段14は、これらタグ付き誘導用ブロック101〜111及び各ランドマーク201〜204を結線して図7に示すような経路図を作成する。
なお、経路図作成手段14は、図面情報を参照して、図中の壁等の障害物の形状の情報を用いて経路を作成するようにしてもよい。
経路図作成手段14により経路図が作成されると、案内対象ランドマーク検索手段15により、各タグ付き誘導用ブロックの各誘導方向にある案内対象のランドマークが検索され特定される(ステップS106)。
ここで、図8は、案内対象ランドマーク検索手段15による案内対象の検索処理の一例を示すフローチャートである。また、図9は、タグ付き誘導用ブロック104における誘導方向に存在するランドマークの検索例を示す説明図である。
まず、案内対象ランドマーク検索手段15は、経路図作成手段14が作成した経路図をもとにして、あるタグ付き誘導用ブロックにおいて、ある歩行方向からの進入した場合の誘導方向をすべて検索する(ステップS302)。
例えば、図9では、点Aを歩行者とみなし、点Aからタグ付き誘導用ブロック104に向けて歩行してきたものとする(すなわち、西から東方向への歩行とする)。このとき、タグ付き誘導用ブロック104においては、直進方向(すなわちタグ付き誘導用ブロック101方向:東方向))及び左折方向(タグ付き誘導用ブロック105方向:北方向)が誘導方向として検索される。
次に、案内対象ランドマーク検索手段15は、検索した誘導方向のうち、ある誘導方向の直線部及びその誘導方向の直線部から一回だけ曲がった経路方向(右方向ないし左方向)に存在するすべてのランドマークを検索する(ステップS303)。
例えば、図9に示すタグ付き誘導用ブロック104において、直進方向を誘導方向とする場合、タグ付き誘導用ブロック104からタグ付き誘導用ブロック101まで直進し、その後、最初の左経路方向に曲がった方向(北方向)にある「トイレ201」をランドマークとして検索する。
また、タグ付き誘導用ブロック104において、左折方向を誘導方向とする場合、タグ付き誘導用ブロック104からタグ付き誘導用ブロック105まで直進し、その後、右経路方向(東方向)にある「エレベータ202」をランドマークとして検索すると共に、タグ付き誘導用ブロック104からタグ付き誘導用ブロック106まで直進し、その後、左経路方向(西方向)にある「駅入口204」をランドマークとして検索する。
そして、案内対象ランドマーク検索手段15は、あるタグ付き誘導用ブロックのすべての誘導方向に対し同様の処理を行い(ステップS304)、すべての誘導方向に対して処理が終了すると、次の別のタグ付き誘導用ブロックについて、ステップS302〜S304の同様の処理を行う(ステップS301)。また、すべてのタグ付き誘導用ブロックについて、ステップS302〜S304の処理が終了すると、このランドマークの検索処理を終了する。図10には、図9に示すタグ付き誘導用ブロックの一部の検索結果の一覧を示す。
以上の方法で、各タグ付き誘導用ブロックにおける各誘導方向の案内対象を検索することにより、誘導方向の直線部に存在するランドマークだけでなく、周辺のランドマークも案内することができるができるので、比較的広範囲にわたる案内ができる。
なお、ランドマークを特定する方法は、これ以外にも考えられる。最も簡易なのは、誘導可能な直線方向にのみ存在するランドマークを案内対象とするものである。ランドマークが多く設定されている場所において簡易に案内するときに有効である。これ以外にも、例えば、ある一定の距離内に存在するランドマークすべてを案内の対象としたり、最も近くにあるランドマークのみを案内の対象としたりする等であり、視覚障害者の属性や周囲の状況に応じて案内すべきランドマークの特定方法は適宜変えることが有効である。
図3に戻り、案内対象ランドマーク検索手段15により各タグ付き誘導用ブロックの各誘導方向の案内対象が検索されると、発音テキスト生成手段16において、案内対象ランドマーク検索手段15による検索結果が、それぞれ対応する発音ルール19aの長文案内定義文と短文案内定義文に当てはめられ、長文案内文と短文案内文が生成される(ステップS107)。
図11は、図10に示すタグ付き誘導用ブロックの一部の各誘導方向の案内対象を、それぞれ対応する図2に示す長文案内定義文及び短文案内定義文に当てはめた結果を示す。
次に、発音テキスト生成手段16により長文案内文と短文案内文の発音テキストが生成されると、その生成された発音テキストが発音テキスト蓄積手段17に蓄積される(ステップS108)。
(A−3)第1の実施形態の効果
以上のように、第1の実施形態によれば、予め発音ルールを定義すると共に、入力された図面情報から識別したタグ付き誘導用ブロックとランドマークとから経路を作成し、各タグ付き誘導用ブロックの各誘導方向の案内対象を検索し、それら案内対象を定義文に当てはめることにより、案内したいタグ付き誘導用ブロックにおける各誘導方向の案内文を一意に生成するので、生成時間が短縮できる。特に、タグ付き誘導用ブロックが広域にわたって敷設される、例えば、駅、空港、道路などにおいては、案内文の生成を効率的に行うことができる。
また、第1の実施形態によれば、タグ付き誘導ブロックの配置変更や案内したいランドマークの変更があっても、図面を変えるだけなので、案内文を容易に変更することができる。
また、第1の実施形態によれば、ランドマーク特定アルゴリズムや発音ルールを視覚障害者の属性又は周辺の状況に応じて変更することにより、視覚障害者の属性又は周辺の状況に応じた案内文を柔軟に生成することができる。
(B)他の実施形態
(B−1)第1の実施形態で説明した発音テキスト蓄積手段17は、ネットワーク上のサーバを想定する。これにより、例えば、特許文献1に記載のシステムに適用する場合、視覚障害者からのリクエストに基づいて、該当する発音テキストが視覚障害者の保有する情報端末に転送され、音声変換処理により案内文を音声出力することができる。
また、発音テキスト蓄積手段17がタグ付き誘導用ブロックのタグ自体が備えるものであっても良い。
また、第1の実施形態では、視覚障害者向けの歩行支援システムに本発明を適用した場合を示すが、これ以外の案内システムに本発明を適用してもよい。他の案内システムの例としては、例えば、高齢者向けの案内システムがある。
例えば、車椅子の座席の下にタグ付き誘導ブロックを読み出すことができるリーダー装置を装着し、車椅子を利用する高齢者の進行案内を支援するシステムや、また例えば、高齢者が保有する杖にタグ付き誘導ブロックを読み出すことができるリーダー装置を搭載し、杖を利用する高齢者の進行案内を支援するシステムなどがある。
つまり、本発明は、案内対象者の位置と進行方向に関する情報を入手できる環境における案内システムであれば、どのようなシステムを対象にしても案内文を生成することが可能である。また、案内対象者(視覚障害者や健常者を含む)は、歩行者だけでなく、(車椅子も含めて)何らかの乗り物に乗っていても良い。
また、最近はUHF帯のパッシブタグに関する技術がある。そこで、図12に示すようなパッシブタグを利用した案内システムに本発明を適用することができる。例えば、図12に示す案内システムにおいて、案内対象者がタグリーダー装置を搭載した情報端末や携帯端末を備え、パッシブタグは通信距離が数メートル確保できるので、案内対象者がタグの設置された場所まで近接せずとも、タグリーダー装置がICタグのメモリに内蔵されたID番号を読み出し、当該歩行者の歩行方向を追従しながら、道路案内を提供することができる。これにより、第1の実施形態で示した発明の基礎となるタグ付き誘導ブロックを用いた案内システムと同様の案内効果を歩行者に提供可能である。そして、このシステムにおいても、第1の実施形態で示した手法により生成された案内文を利用者に応用することが可能である。
(B−2)図13は、発音テキスト生成手段が生成した案内文を検証する発音テキスト検証手段21を備える案内文生成装置20の機能構成を示す機能ブロック図である。
発音テキスト検証手段21は、発音テキスト蓄積手段17に蓄積されている発音テキストを検証するものである。発音テキストの検証方法としては、例えば、コンピュータ画面上に経路情報(マップ情報)を表示させながら、システム構築者等が検証する方法を適用できる。
例えば、発音テキスト検証手段21は、擬似的に生成した画像点(擬似歩行者)を経路上を進行させ、タグ付き誘導用ブロックの点に進入したときに、画面上に各誘導方向の案内文(長文案内文と短文案内文)を表示及び又は音声変換して音声出力するようにする方法がある。
上記の例において、複数の誘導方向がある場合、所定の順序で誘導方向を表示させるように、各誘導方向毎に、長文案内文又は短文案内文を提示等してから、短文案内文又は長文案内文を提示等するようにする。誘導方向の提示等の優先順位としては、例えば、方角に基づくもの(例えば、優先順位が高いものから東→南→西→北)等がある。
また例えば、発音テキスト検証手段21は、システム構築者等の操作指示により、各タグ付き誘導用ブロックがクリック等の指定を受けると、その指定されたタグ付き誘導用ブロックの各誘導方向の案内文(長文案内文と短文案内文)を表示及び又は音声変換して音声出力するようにする方法がある。
検証方法としては、現地にタグ付き誘導用ブロックを敷設し、実際に正しく生成できているか否かを確かめることが一般的であるが、以上のようにすることで、現地で確かめる前に、簡単な方法で案内文の正確性を検証することができる。
(B−3)例えば、ランドマークや誘導用ブロックの配置が変更され案内内容を変更する際、発音テキストの修正方法としては、基本的には、変更後の図面情報を用いて、第1の実施形態で説明した処理を行うことで、変更後の発音テキストを生成することができる。ところが、案内対象者は変更したことに気づかずに進んでしまうおそれがある。例えば、毎日通っている道路などで、一時的な工事が始まり、経路が変わった場合、案内対象者は音声案内を聞き漏らし、いつも通りの経路を歩行するおそれがある。そこで、図14に示すように、ランドマーク等が変更されたときの発音テキストを修正する発音テキスト修正手段22及び発音ルール19bを備える案内文生成装置30を説明する。
発音ルール19bは、案内文を修正したことを知らせる音(以下修正音)や案内文(以下修正案内文)を設定することができる発音ルールである。これにより、例えば、案内文を発音する前に修正音を発したり、修正案内文を音声出力させたりすることができる。
発音テキスト修正手段22は、修正音や修正案内文を発音ルール19bに設定するものである。修正音や修正案内文の設定方法としては、例えば、システム構築者等の操作を受けて行う方法や、変更前と変更後の図面情報に基づく差分情報を検出し、その差分情報を利用する方法などを適用できる。
このように、ランドマーク等が変更されて発音テキストを修正したときでも、案内内容を変更したことを案内対象者に知らせることができる。
第1の実施形態の案内文生成装置の機能構成を示す機能ブロック図である。 第1の実施形態の発音ルールの構成例を示す図である。 第1の実施形態の案内文生成処理の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態の発音ルールの設定処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態の図面情報の例を示す図である。 第1の実施形態の誘導用ブロックの配置パターンの例を示す説明図である。 第1の実施形態の経路図作成手段が作成した経路図を示す説明図である。 第1の実施形態の案内対象の検索処理の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態のタグ付き誘導用ブロックにおける誘導方向に存在するランドマークの検索例を示す説明図である。 第1の実施形態のタグ付き誘導用ブロックの一部の検索結果の一覧を示す図である。 第1の実施形態のタグ付き誘導用ブロックの一部の各誘導方向の案内文の生成結果を示す図である。 変形実施形態の案内システムの構成例を示すシステムイメージ図である。 変形実施形態の案内文生成装置の機能構成を示す機能ブロック図である。 変形実施形態の案内文生成装置の機能構成を示す機能ブロック図である。
符号の説明
10、20、30…案内文、11…図面入力手段、12…タグ付き誘導用ブロック識別手段、13…ランドマーク識別手段、14…経路図作成手段、15…案内対象ランドマーク検索手段、16…発音テキスト生成手段、17…発音テキスト蓄積手段、19…発音テキスト記憶手段、19a及び19b…発音ルール、21…発音テキスト検証手段、22…発音テキスト修正手段。

Claims (13)

  1. 被提供者に対し提供する案内文を生成する案内文生成システムにおいて、
    1又は複数の案内文提供地点を示す誘導ポイント及び1又は複数のランドマークを含む図面情報を取り込む図面情報入力手段と、
    予め設定された、上記被提供者の進行方向の違い及び誘導方向の違いに応じて内容が異なる案内文を、上記各誘導ポイントの誘導種類毎に設けた発音ルールを複数記憶する発音ルール記憶手段と、
    入力された上記図面情報における上記各案内文提供地点を示す誘導ポイント及び上記各ランドマークに基づいて経路図を作成し、上記経路図に基づいて上記各誘導ポイントにおける各誘導方向毎の1又は複数の案内対象を決定する案内対象決定手段と、
    上記各誘導ポイントにおける各誘導方向毎の上記各案内対象と、それぞれ対応する上記発音ルールとに基づいて、上記各誘導ポイントにおける各誘導方向毎の案内文を生成する案内文生成手段と
    を備えることを特徴とする案内文生成システム。
  2. 上記各発音ルールが、表現の長さや表現の方法が異なる複数のパターンの案内文を有することを特徴とする請求項1に記載の案内文生成システム。
  3. 上記各発音ルールが、それぞれの誘導方向又は上記各誘導ポイントの誘導種類によって異なる音も設定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の案内文生成システム。
  4. 上記案内対象決定手段が、上記各誘導ポイントにおける各誘導方向の直線経路部に存在する1又は複数のランドマークを案内対象とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の案内文生成システム。
  5. 上記案内対象決定手段が、上記各誘導ポイントにおける各誘導方向の直線経路部から、所定回曲がった経路部に存在する1又は複数のランドマークも案内対象とすることを特徴とする請求項4に記載の案内文生成システム。
  6. 上記案内対象決定手段が、上記各誘導ポイントから所定距離範囲内に存在する1又は複数のランドマークを案内対象とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の案内文生成システム。
  7. 上記案内対象決定手段が、上記各誘導ポイントから最短距離に存在する1のランドマークを案内対象とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の案内文生成システム。
  8. 上記案内対象決定手段が、所定の方法により、入力された上記図面情報に基づいて上記各案内文提供地点を示す上記誘導ポイントを識別する提供点識別部を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の案内文生成システム。
  9. 上記案内対象決定手段が、所定の方法により、入力された上記図面情報に基づいて上記各ランドマークを識別するランドマーク識別部を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の案内生成システム。
  10. 上記案内文生成手段が生成した上記各誘導ポイントにおける各誘導方向毎の案内文を検証する案内文検証手段を備えることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の案内文生成システム。
  11. 上記被提供者に対し提供する案内文の修正時に、修正したことを上記被提供者に対し知らせる形式の案内文を生成する案内文修正手段を備えることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の案内文生成システム。
  12. 被提供者に対し提供する案内文を生成する案内文生成方法において、
    図面情報入力手段が、1又は複数の案内文提供地点を示す誘導ポイント及び1又は複数のランドマークを含む図面情報を取り込む図面情報入力工程と、
    発音ルール記憶手段が、予め設定された、上記被提供者の進行方向の違い及び誘導方向の違いに応じて内容が異なる案内文を、上記各誘導ポイントの誘導種類毎に設けた発音ルールを複数記憶する発音ルール記憶工程と、
    案内対象決定手段が、入力された上記図面情報における上記各案内文提供地点を示す誘導ポイント及び上記各ランドマークに基づいて経路図を作成し、上記経路図に基づいて上記各誘導ポイントにおける各誘導方向毎の1又は複数の案内対象を決定する案内対象決定工程と、
    案内文生成手段が、上記各誘導ポイントにおける各誘導方向毎の上記各案内対象と、それぞれ対応する上記発音ルールとに基づいて、上記各誘導ポイントにおける各誘導方向毎の案内文を生成する案内文生成工程と
    を備えることを特徴とする案内文生成方法。
  13. 被提供者に対し提供する案内文を生成する案内文生成プログラムにおいて、
    コンピュータに、
    1又は複数の案内文提供地点を示す誘導ポイント及び1又は複数のランドマークを含む図面情報を取り込む図面情報入力手段、
    予め設定された、上記被提供者の進行方向の違い及び誘導方向の違いに応じて内容が異なる案内文を、上記各誘導ポイントの誘導種類毎に設けた発音ルールを複数記憶する発音ルール記憶手段、
    入力された上記図面情報における上記各案内文提供地点を示す誘導ポイント及び上記各ランドマークに基づいて経路図を作成し、上記経路図に基づいて上記各誘導ポイントにおける各誘導方向毎の1又は複数の案内対象を決定する案内対象決定手段、
    上記各誘導ポイントにおける各誘導方向毎の上記各案内対象と、それぞれ対応する上記発音ルールとに基づいて、上記各誘導ポイントにおける各誘導方向毎の案内文を生成する案内文生成手段
    として機能させる案内文生成プログラム。
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