JP2008111523A - 無段変速装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】入力側ディスクおよび出力側ディスクの形状をできるだけ共通化することにより、製造コストの低減を図ることができる無段変速装置を提供する。
【解決手段】ダブルキャビティ式のトロイダル型無段変速機と遊星歯車機構とを備えた無段変速装置である。トロイダル型無段変速機の一対の出力側ディスク42の背面と、遊星歯車機構のキャリアと接続する入力側ディスク41の背面とに同形状の爪部43が設けられる。一対の出力側ディスク42は、背面を対向させてお互いの爪部43を嵌合させることにより一体に回転可能となっている。入力側ディスク41は、爪部43,43を第1キャリアに係合させることで、第1キャリアと同期して回転可能となっている。そして、背面形状を同形状とする一方の入力側ディスク41と一対の出力側ディスク42は、共通部品とすることが可能となり、加工コストの低減を図ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車や各種産業機械の変速機などに利用可能なトロイダル型無段変速機を備えた無段変速装置に関する。
図5および図6は、自動車用変速機として用いるダブルキャビティ式トロイダル型無段変速機が組み込まれたギヤード・ニュートラル型の無段変速装置を示している。この無段変速装置は、トロイダル型無段変速機47と、第1〜第3遊星歯車式変速ユニット48,49,50とを組み合わせて構成され、円管状の入力軸18と、出力軸51とを有する。これらの入力軸18と出力軸51との間には、伝達軸52を、これらの両軸18,51と同心にかつこれら両軸18,51に対する相対回転を自在に設けている。そして、第1および第2遊星歯車式変速ユニット48,49は入力軸18と伝達軸52との間に掛け渡された状態で、第3遊星歯車式変速ユニット50は出力軸51と伝達軸52との間に掛け渡された状態で、それぞれ設けられている。
このうちのトロイダル型無段変速機47は、入力軸18の周囲に、回転自在および軸方向に変位自在に支持された入力側ディスク2A,2Bおよび一体型の出力側ディスク53とを備えている。出力側ディスク53の軸方向両端部は、一対のスラストアンギュラ玉軸受57,57等の転がり軸受により、回転自在に支持されている。
図6に示すように、トロイダル型無段変速機47を納めたケーシング59の内側には、入力軸18に対し捻れの位置にある枢軸(傾転軸)5,5を中心として揺動する一対のトラニオン6,6が設けられている。各トラニオン6,6は、支持板部7の長手方向(図6において上下方向)の両端部に、この支持板部7の内側面側に折れ曲がる状態で形成された一対の折れ曲がり壁部8,8を有しており、これらの折れ曲がり壁部8,8の先端部同士は、連結部材54,54により連結されている。そして、この折れ曲がり壁部8,8によって、トラニオン6には、パワーローラ11を収容するための凹状のポケット部Pが形成される。また、各折れ曲がり壁部8,8の外側面(支持板部7と反対側の面)には、各枢軸5,5が互いに同心的に設けられている。
支持板部7の中央部には円孔10が形成され、この円孔10には変位軸9の基端部9aが支持されている。そして、各枢軸5,5を中心として各トラニオン6,6を揺動させることにより、これら各トラニオン6,6の中央部に支持された変位軸9の傾斜角度を調節できるようになっている。また、各トラニオン6,6の内側面から突出する変位軸9の先端部9bの周囲には、パワーローラ11が回転自在に支持されており、各パワーローラ11,11は、入力側ディスク2A,2Bと出力側ディスク53との間に挟持されている。なお、各変位軸9,9の基端部9aと先端部9bは、互いに偏心している。
一対のトラニオン6,6の両端部はそれぞれ、一対のヨーク23A,23Bに対して揺動自在および軸方向(図6において上下方向)に変位自在に支持されている。これらのヨーク23A,23Bは、一対の支柱61,61により支持されている。すなわち、上側のヨーク23Aは、支柱61の球面ポスト64およびこれを支持する連結板65によって変位自在に支持されている。また、下側のヨーク23Bは、支柱61の球面ポスト68およびこれを支持する上側シリンダボディ60によって変位自在に支持されている。この支柱61の中央部に形成された挿通孔63には、入力軸18が挿通されている。また、前述したように、各トラニオン6,6を構成する支持板部7の中央部に形成された円孔10には、基端部9aと先端部9bとが互いに平行で且つ偏心した変位軸9の基端部9aが、回転自在に支持されている。また、各支持板部7の内側面から突出する各変位軸9の先端部9bの周囲には、パワーローラ11が回転自在に支持されている。
なお、一対のトラニオン6,6毎に設けられた一対の変位軸9,9は、入力軸18に対し、互いに180度反対側の位置に設けられている。また、これらの各変位軸9,9の先端部9bが基端部9aに対して偏心している方向は、入力側ディスク2A,2Bおよび出力側ディスク53の回転方向に対して同方向(図6において上下逆方向)となっている。また、偏心方向は、入力軸18の配設方向に対して略直交する方向となっている。したがって、各パワーローラ11,11は、入力軸18の長手方向に若干変位できるように支持される。その結果、後述する押圧装置23aが発生するスラスト荷重に基づく各構成部材の弾性変形等に起因して、各パワーローラ11,11が入力軸18の軸方向に変位する傾向となった場合でも、各構成部材に無理な力が加わらず、この変位が吸収される。
また、各パワーローラ11,11の外側面と各トラニオン6,6を構成する支持板部7の内側面との間には、パワーローラ11の外側面の側から順に、スラスト転がり軸受であるスラスト玉軸受24と、スラストニードル軸受25とが設けられている。このうち、スラスト玉軸受24は、各パワーローラ11に加わるスラスト方向の荷重を支承しつつ、これら各パワーローラ11の回転を許容するものである。このようなスラスト玉軸受24はそれぞれ、複数個ずつの玉26,26と、これら各玉26,26を転動自在に保持する円環状の保持器27と、円環状の外輪28とから構成されている。また、各スラスト玉軸受24の内輪軌道は各パワーローラ11の外側面に、外輪軌道は各外輪28の内側面にそれぞれ形成されている。
また、スラストニードル軸受25は、各トラニオン6,6を構成する支持板部7の内側面と外輪28の外側面との間に挟持されている。このようなスラストニードル軸受25は、各パワーローラ11から各外輪28に加わるスラスト荷重を支承しつつ、これら各パワーローラ11および外輪28が各変位軸9の基端部9aを中心として揺動変位することを許容する。
更に、各トラニオン6,6の一端部(図6において下端部)にはそれぞれ駆動ロッド(トラニオン軸)29が設けられており、各駆動ロッド29の中間部外周面に駆動ピストン(油圧ピストン)30が固設されている。そして、これら各駆動ピストン30はそれぞれ、駆動シリンダ31内に油密に嵌装されることにより油圧駆動装置を構成している。この場合、駆動シリンダ(シリンダボディ)31は、上側シリンダボディ60と下側シリンダボディ62とによって形成されている。
また、トラニオン6,6の下部の駆動ロッド29の外周には、ヨーク23Bの近傍に、ケーブルサポート100が一体に取り付けられている。また、このケーブルサポート100の外周には、一方のトラニオン6の動作を他方のトラニオン6に伝達するための同期ケーブル102が襷掛け状に掛け渡されている。
また、入力軸18の基端部(図5において左端部)には、図示しない駆動源であるエンジンのクランクシャフトが、駆動軸72を介して結合され、このクランクシャフトにより入力軸18が回転駆動するようになっている。また、両入力側ディスク2A,2Bの内側面2a,2bおよび出力側ディスク53の軸方向両側面(内側面)53a,53aと各パワーローラ11,11の周面11aとの転がり接触部(トラクション部)に、適正な面圧を付与するための押圧装置23aとして、油圧式のものを使用している。また、ケーシング59の前端壁73に内蔵した油圧源である図示しないオイルポンプにより、押圧装置23aおよび変速のためにトラニオン6,6を変位させるための駆動シリンダ31、低速用クラッチ44aおよび高速用クラッチ45aを断接させるための油圧シリンダに、圧油を供給自在としている。
また、出力側ディスク53に、中空回転軸75の基端部(図5において左側)をスプライン結合させている。そして、この中空回転軸75を、エンジンから遠い側(図5において右側)の入力側ディスク2Bの内側に挿通して、出力側ディスク53の回転力を取り出し自在としている。中空回転軸75の先端部(図5において右端部)で上記入力ディスク2Bの外側面から突出した部分に、第1遊星歯車式変速ユニット48を構成するための第1太陽歯車76を固設している。
また、入力軸18の先端部(図5において右端部)で中空回転軸75から突出した部分と入力ディスク2Bとの間に、第1キャリア77を掛けて渡すように設けて、この入力側ディスク2Bと入力軸18とが、互いに同期して回転するようにしている。そして、第1キャリア77の軸方向両側面の円周方向等間隔位置(一般的には3〜4箇所位置)に、それぞれがダブルピニオン型である第1および第2遊星歯車式変速ユニット48,49を構成するための遊星歯車78,79,80を回転自在に支持している。さらに、第1キャリア77の片半分(図5において右半分)周囲に、第1リング歯車81を回転自在に支持している。
上記各遊星歯車78,79,80のうち、トロイダル型無段変速機47寄り(図5において左寄り)で第1キャリア77の径方向の内側に設けた遊星歯車78は、第1太陽歯車76に噛合している。また、トロイダル型無段変速機47から遠い側(図5において右側)で第1キャリア77の径方向の内側に設けた遊星歯車79は、伝達軸52の基端部(図5において左端部)に固設した、第2太陽歯車82に噛合している。また、第1キャリア77の径方向の外側に設けた、残りの遊星歯車80は、内側に設けた遊星歯車78,79よりも軸方向寸法を大きくして、これら両遊星歯車78,79に噛合させている。さらには、残りの遊星歯車80と第1リング歯車81とを噛合させている。なお、径方向外寄りの遊星歯車を、第1、第2の遊星歯車式変速ユニット48,49同士の間で互いに独立させる代わりに、幅広のリング歯車をこれら両遊星歯車に噛合させる構造も採用可能である。なお、第1キャリア77は、回転自在に支持されて遊星歯車78,79,80を太陽歯車81,82に対して公転および自転自在に支持している。
一方、第3遊星歯車式変速ユニット50を構成するための第2キャリア83を、出力軸51の基端部(図5において左端部)に結合固定している。そして、この第2キャリア83と第1リング歯車81とを、低速用クラッチ44aを介して結合している。また、伝達軸52の先端寄り(図5において右端寄り)部分に第3太陽歯車84を固設している。この第3太陽歯車84の周囲に、第2リング歯車85を配置し、この第2リング歯車85とケーシング59等の固定の部分との間に、高速用クラッチ45aを設けている。さらには、第2リング歯車85と第3太陽歯車84との問に配置した復数組の遊星歯車86,87を、第2キャリア83に回転自在に支持している。これら各遊星歯車86,87は、互いに噛合するとともに、第2キャリア83の径方向の内側に設けた遊星歯車86を第3太陽歯車84に、同じく外側に設けた遊星歯車87を第2リング歯車85に、それぞれ噛合している。
このように構成された無段変速装置の場合、入力軸18から一対の入力側ディスク2A,2B、各パワーローラ11,11を介して一体型の出力側ディスク53に伝わった動力は、中空回転軸75を通じて取り出される。そして、低速用クラッチ44aを接続し、高速用クラッチ45aの接続を断った状態では、トロイダル型無段変速ユニット47の変速比を変えることにより、入力軸18の回転速度を一定にしたまま、出力軸51の回転速度を、停止状態を挟んで正転、逆転に変換自在となる。すなわち、この状態では、入力軸18とともに正方向に回転する第1キャリア77と、中空回転軸75とともに逆方向に回転する第1太陽歯車76との差動成分が、第1リング歯車81から、低速用クラッチ44a、第2キャリア83を介して、出力軸51に伝達される。この状態では、トロイダル型無段変速機47の変速比を所定値にすることで出力軸51が停止させられる他、このトロイダル型無段変速機47の変速比を上記所定値から増速側に変化させることにより、出力軸51が車両を後退させる方向に回転させられる。これに対して、トロイダル型無段変速機47の変速比を上記所定値から減速側に変化させることにより、出力軸51が車両を前進させる方向に回転させられる。
さらに、低速用クラッチ44aの接続を断ち、高速用クラッチ45aを接続した状態では、出力軸51を、車両を前進させる方向に回転させる。すなわち、この状態では、入力軸18と共に正方向に回転する第1キャリア77と、中空回転軸75とともにこの第1キャリア77と逆方向に回転する第1太陽歯車76との差動成分に応じて回転する、第1遊星歯車式変速ユニット48の遊星歯車78の回転が、別の遊星歯車80を介して、第2遊星歯車式変速ユニット49の遊星歯車79に伝わり、第2太陽歯車82を介して、伝達軸52を回転させる。そして、この伝達軸52の先端部に設けた第3太陽歯車84と、この第3太陽歯車84とともに第3遊星歯車式変速ユニット50を構成する第2リング歯車85および遊星歯車86,87との噛合に基づき、第2キャリア83およびこの第2キャリア83に結合した出力軸51を、前進方向に回転させる。この状態では、トロイダル型無段変速機47の変速比を増速側に変化させるほど、出力軸51の回転速度を速くすることができる。
このような無段変速装置に組み込まれたトロイダル型無段変速機47において、入力軸18と出力歯車との間の回転速度比を変える場合には、一対の駆動ピストン30,30を互いに逆方向に変位させる。これら各駆動ピストン30,30の変位に伴って、一対のトラニオン6,6が互いに逆方向に変位する。その結果、これら各パワーローラ11,11の周面11a,11aと入力側ディスク2A,2Bの内側面2a,2bおよび出力側ディスク53の軸方向両側面53a,53aとの当接部に作用する接線方向の力の向きが変化する。そして、この力の向きの変化に伴って、各トラニオン6,6が、支持板23,23に枢支された枢軸5,5を中心として、互いに逆方向に揺動する。
その結果、各パワーローラ11,11の周面11a,11aと各内側面2a,2b,53aとの当接位置が変化し、入力軸18と出力歯車との間の回転速度比が変化する。また、これら入力軸18と出力歯車との間で伝達するトルクが変動し、各構成部材の弾性変形量が変化すると、各パワーローラ11,11およびこれら各パワーローラ11に付属の外輪28が、各変位軸9の基端部9aを中心として僅かに回動する。これら各外輪28の外側面と各トラニオン6を構成する支持板部7の内側面との間には、各スラストニードル軸受25が存在するため、前記回動は円滑に行なれる。したがって、前述のように各変位軸9,9の傾斜角度を変化させるための力が小さくて済む。
以上のような、トロイダル型無段変速機と遊星歯車機構とを組み合わせた変速装置が今までに多数提案されている(例えば、特許文献1〜7を参照)。
ここで、上述のような無段変速装置に用いられるトロイダル型無段変速機47においては、出力側ディスク53が2つのディスクを背面同士で接合した形状となっており、この出力側ディスク53の一方の内側面53aが一方の入力側ディスク2Aの内側面2aと対向し、他方の内側面53aが他方の入力側ディスク2Bの内側面2bと対応するようになっている。
さらに、出力側ディスク53の外周面には、図5に示すように、出力ディスクの回転数を検出する装置が出力ディスク53の回転数(回転角度)を読み取るために、周方向に沿って一列に多数の溝53bが均等に形成されている。
また、出力側ディスク53に前記溝53bを加工するのに代えて、図7(a)に示す出力側ディスク53の外周に、図7(b)に示すように回転数読み取り用の歯(凹凸)を周方向に均等に設けたギアリング53cを、図8(a),(b)に示すように、圧入して取り付けることが提案されている。
また、一方の入力側ディスク2Bの背面側には、遊星歯車機構の第1キャリア77が配置されている。そして、一方の入力側ディスク2Bの背面の外周部分に複数箇所に互いに周方向に均等な間隔をあけて爪部2cが配置され、この爪部2cが第1キャリア77の入力側ディスク2Bの背面に対向しかつ近接して配置された連結板の凹部に係合し、入力側ディスク2Bの回転トルクを第1キャリア77に伝達するようになっている。すなわち、入力側ディスク2Bと第1キャリア77は同期して回転するようになっている。
特開平6−174033号公報 特開2000−220719号公報 特開2002−139124号公報 米国特許第5607372号明細書 米国特許第6059685号明細書 米国特許第609943号明細書 米国特許第6358178号明細書
ところで、上述の出力側ディスクでは、一方の入力側ディスクに対向する出力側ディスクと、他方の入力側ディスクに対向する出力側ディスクとを一体にした形状となっているため、ディスクそのものが大型化(径は同じだが入力軸方向の幅が大きくなる)していて、重量も大きくなっている。また、現状の出力側ディスクの形状において、どこかを削って軽量化を図るようなことが困難となっている。
また、出力側ディスクにおいては、回転数測定のために上述の溝加工が必要となったり、ギアリングの圧入が必要となったりすることにより、加工コストの増加を招いたり、部品点数の増加および組立コストの増加を招いたりしていた。
また、出力側ディスクが2つのディスクを一体にしていることから背面の無い形状とされ、かつ、2つの入力側ディスクは、それぞれ背面側に配置された押圧装置もしくは遊星歯車機構に対応して背面形状が異なっているので、入力側ディスクおよび出力側ディスクがその内側面(正面)が基本的に同形状で互いに近似した形状の部材となっていても各ディスクを共通化することができない。
本発明は、前記事情に鑑みて為されたものであり、入力側ディスクおよび出力側ディスクの形状をできるだけ共通化することにより、製造コストの低減を図ることができる無段変速装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の無段変速装置は、ケーシングと、このケーシングの内側で互いに正面同士を対向させた状態で離隔した2個所位置に互いに同心的に且つ回転自在に支持された一対の入力側ディスクと、一対の前記入力側ディスクの間で前記入力側ディスクのそれぞれの正面に正面を対向させるとともに互いの背面を対向させ、且つ前記入力側ディスクと同心的に配置されるとともに互いに同期して回転自在に支持された一対の出力側ディスクと、これら入力側ディスクと出力側ディスクとの間に挟持される複数のパワーローラとを備えたトロイダル型無段変速機を備え、
且つ、前記入力側ディスクおよび出力側ディスクと同心的に配置されるとともに、回転自在に支持されて遊星歯車を太陽歯車に対して公転および自転自在に支持するキャリアを備えた遊星歯車機構を備え、
一対の前記入力側ディスクのうちの一方の入力側ディスクと前記キャリアとが同期して回転可能に係合している無段変速装置において、
前記キャリアと同期して回転する一方の前記入力側ディスクの背面形状と、互いに背面を対向させて同期して回転する一対の出力側ディスクの背面形状とを同形状としたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の無断変速装置は、請求項1に記載の発明において、一対の前記入力側ディスクのうちの一方の前記入力側ディスクの背面および一対の前記出力側ディスクの背面には、一方の前記入力側ディスクおよび一対の前記出力側ディスクのうちの一対のディスクの背面を互いに対向させて係合させることにより、前記一対のディスクを互いに同期して回転可能とする凹凸部が形成され、
前記一対の出力側ディスクが互いに背面の凹凸部を係合させて同期して回転可能に配置されていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の無段変速装置は、請求項1または請求項2に記載の発明において、一対の前記入力側ディスクのうちの一方の前記入力側ディスクおよび一対の前記出力側ディスクの背面には、一方の前記入力側ディスクおよび一対の前記出力側ディスクのうちの一対のディスクの背面を互いに対向させて係合させることにより、前記一対のディスクを互いに同期して回転可能とする凹凸部が形成され、
かつ、前記キャリアの一方の前記入力側ディスクの背面と対向する部分に前記入力側ディスク背面の前記凹凸部に係合して、前記キャリアと一方の前記入力側ディスクとを同期して回転可能とする係合部が設けられていることを特徴とする。
また、請求項4に記載の無段変速装置は、請求項2または請求項3に記載の発明において、前記凹凸部には、当該凹凸部が形成された前記ディスクの回転数を検出するための溝が形成されていることを特徴とする。
また、請求項5に記載の無段変速装置は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、前記一対の前記入力側ディスクのうちの一方の前記入力側ディスクおよび一対の前記出力側ディスクは、全体が互いに同形状に形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の無段変速装置においては、一方の前記入力側ディスクおよび一対の前記出力側ディスクは、その背面形状が同じとなるので、これらディスクにおいては、背面の形成する際の加工を同じものとすることができ、製造コストの低減を図ることができる。また、基本的に前記入力側ディスクと前記出力側ディスクとにおけるトラクション面となる正面側の内側面は同形状となるので、一方の前記入力側ディスクおよび一対の前記出力側ディスクとして同形状のディスク(中間加工品)を製造した後に、これらのディスクで違う部分だけを加工ものとすることで、さらに、加工コストの低減を図ることができる。
請求項2に記載の無段変速装置においては、上述の各ディスク共通の背面形状として、一対のディスクの背面を互いに対向させて係合させることにより、前記一対のディスクを互いに同期して回転可能とする凹凸部が形成されている。
そして、前記一対の出力側ディスクが互いに背面の凹凸部を係合させて同期して回転可能に配置されている。したがって、一対の出力側ディスクを従来のように一体とせず別体としても、一体に回転可能とすることができる。なお、基本的には、例えば上述の中空回転軸に一対の出力側ディスクが一体に回転可能に接続されるので、必ずしも一対の出力側ディスク同士が一体に回転可能に互いに接続される必要はないが、一対の出力側ディスクを一体に回転可能に接続しておくことで、強固な構造とすることができる。
また、出力側ディスクの背面の中央部を切削するなどして軽量化を図れる構造とすることができる。
請求項3に記載の無段変速装置においては、遊星歯車機構のキャリアと一体に回転する入力側ディスクの背面に互いに同期して回転可能な出力側ディスクと同じ凹凸部を形成し、前記キャリアに前記凹凸部と係合する係合部を設けたので、キャリアと係合する入力側ディスクと、出力側ディスクとの背面に同形状の凹凸部を形成した場合に、これを有効に利用できる。言い換えれば、キャリアに互いに係合する出力側ディスクの凹凸部に係合可能な係合部を設けることで、互いに係合する一対の出力側ディスクの背面とキャリアと係合する入力側ディスクの背面とを同形状とすることができる。
請求項4に記載の無段変速装置においては、凹凸部には、当該凹凸部が形成された前記ディスクの回転数を検出するための溝が形成されているので、これら凹凸部を互いに嵌合させた状態で接続された一対の出力側ディスクには、全周にわたって回転数の計測が可能となる。これにより、出力側ディスクの一方に回転数を検出する構造を形成する必要がなく、一対の出力側ディスクの構造を同形状にすることが可能となる。
請求項5に記載の無段変速装置においては、一方の前記入力側ディスクおよび一対の前記出力側ディスクは、全体が互いに同形状に形成されているので、ディスクの統一化によりコストダウンを図ることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、本発明の特徴は、一対の入力側ディスクのうちの遊星歯車機構側の入力側ディスクと出力側ディスクの構造と、遊星歯車機構側の入力側ディスクに係合する遊星歯車機構の第1キャリアの構造にあり、その他の構成および作用は前述した従来の構成および作用と同様であるため、以下においては、本発明の特徴部分についてのみ言及し、それ以外の部分については、図5および図6と同一の符号を付して簡潔に説明するに留める。
図1〜図4は本発明の実施形態を示している。
図4に示すように、前記第1キャリア77と同期して回転する一方の入力側ディスク41の背面形状と、互いに背面を対向させて同期して回転する一対の出力側ディスク42,42の背面形状とを同形状としている。
ここで、出力側ディスク42,42は、従来、一体だったものをその中央で軸方向に直交する平面で分割した概略形状となっている。
そして、一方の入力側ディスク41と一対の出力側ディスク42,42の正面である内側面41a,42aは従来と同様のトラクション面となっている。また、一方の入力側ディスク41と一対の出力側ディスク42,42は、全てが同じ径を有する形状となっており、円形の背面の径が互いに等しくなっている。
そして、一方の入力側ディスク41と一対の出力側ディスク42,42の背面は、例えば、3つ(複数)の爪部43,…が設けられている。また、これらディスク41,42の背面の爪部43,…以外の部分は、基本的に、これらディスク41,42の軸方向の直交する平面となっている。すなわち、ディスク41,42の背面は、それらの軸方向に直交する平面に複数の爪部43,…が設けられた形状となっている。
前記爪部43,43は、ディスク41,42の円形の背面の外周部分に周方向に沿って形成された円弧壁状に形成されている。すなわち、各爪部43,43は、円弧板状に形成され、外周側の曲率半径が、ディスク41,42の半径と等しくされ、かつ、爪部43,43の外周面と、ディスク41,42の外周面とが同じ曲率半径の円弧面内に配置されるようになっている。
また、各爪部43,43は、ディスク41,42の周方向に沿った長さが全て等しくされるとともに、ディスク41,42の径方向に沿った長さ(厚み)が等しくされている。
また、各爪部43,43の背面からの突出長さ(高さ)が全て等しくされている。また、爪部43,43の背面側となる端面は、ディスク41,42の前記爪部43,43が形成される背面と平行な面となっている。また、爪部43,43のディスク41,42の周方向に沿った外周面および内周面に対して法線方向に沿った面となる左右側面は、ディスク41,42の径方向に沿った面となる。以上のことから、各爪部43,43は、互いに同形状となっている。
ここで、爪部43,43とこれら爪部43,43同士の間隔とから一方の入力側ディスク41と一対の出力側ディスク42,42の背面に互いに同形状の凹凸部が形成されていることになる。すなわち、爪部43,43が凸部となり、これら爪部43,43同士の間が凹部となる。そして、一方の入力側ディスク41と一対の出力側ディスク42,42の背面形状が互いに等しくされていることになる。
また、各爪部43,43は、ディスク41,42の背面の外周部で周方向に等間隔で配置されるとともに、周方向に沿った爪部43,43の長さと、爪部43同士の間となる間隔の周方向に沿った長さがほぼ等しくされている。そして、2つのディスク41,42を背面同士が対向するように向きを逆にするとともに同軸上に配置し、さらに爪部43,43の配置の位相が逆になるように、背面同士を付き合わせた状態とすると、互いに一方のディスクの爪部43,43が他方のディスクの爪部43,43同士の間に挿入された状態に嵌合するようになっている。そして、互いに一方ディスク41,42の爪部43の端面が他方のディスク41,42の爪部43同士の間の背面に当接するようになっている。
以上のことから一対のディスク41,42の背面の爪部43,43同士が互いに噛み合った状態となるが、この際に、隣合った状態に配置され、かつ異なるディスク41,42の爪部43,43の側面同士が面接触した状態となる。
ここで、各爪部43,43と、爪部43,43同士の間隔は、爪部43,43同士の間隔に爪部43,43が圧入しないでも挿入可能な範囲で、爪部43,43を挿入した際に最も小さいクリアランスとなるように設定されている。
また、爪部43の外周面側には、図2に示すように、等間隔に多数の溝44,…が形成されている。この溝44,…は、従来の出力側ディスク53(図5に図示)に設けられた溝53b(図5に図示)と同様に、出力側ディスクの回転数を測定するためのものである。そして、各爪部43の溝44,…は、各爪部43において等間隔に複数設けられるとともに、2つの出力ディスク42,42の爪部43を後述のように互い違いに嵌め合わせることで、2つの出力ディスクを互いに同期して回転可能に接続し、これら2つの出力ディスク42,42の互いに噛み合った爪部43,…が円筒状となった際に、円筒の外周面において、爪部43,…に形成された全ての溝44,…が等間隔に配置されるようになっている。
そして、上述の円筒状に噛み合った爪部43,43からなる円筒部分に光(もしくはレザー光)を照射する光源とこの光の反射光を受光するセンサとを備えた検出装置により、溝44,…の部分と溝44,…同士の間隔の部分との発射光強度の違いを判別し、通過した溝44,…の数を計数することで出力側ディスクの回転数(回転角度)を測定する。
なお、溝44,…の加工には、例えば、工具として平目ローレットを使用してもよく、これにより軸方向に沿った筋(溝44,…)を周方向に等間隔に設けるものとしてもよい。これにより加工コストを低減することができる。
以上のように、一方の入力側ディスク41と一対の出力側ディスク42,42は、それぞれの背面形状が全て同形状に形成される。また、これら、一方の入力側ディスク41と一対の出力側ディスク42,42は、正面のトラクション面が同形状とされ、外周部分も同形状とされ、ディスク41,42,42全体が同形状とされており、同様に加工されたディスク41,42,42を入力側ディスク41および出力側ディスク42,42のいずにも使用可能となっている。
なお、この例において、ディスク41,42の中央に形成されて入力軸18および中空回転軸75が貫通する貫通孔45は、出力側ディスク42,42が中空回転軸75にスプライン結合されて一体に回転自在となっているのに対して、一方の入力側ディスクは、中空回転軸75に対して独立して回転自在かつ軸方向に沿って移動自在とされていることにより形状が異なっている。したがって、一方の入力側ディスク41と、出力側ディスク42は、その貫通孔45の内周面形状を除く外形が同形状となっている。
なお、この場合に、同形状のディスク41,42を形成してから、出力側ディスク42の貫通孔45の内周面にスプライン結合用の構造を形成し、一方の入力側ディスク41の貫通孔45に中空回転軸75に対して回転自在かつ軸方向に移動自在な形状を形成すればよい。
もしくは、同形状のディスク41,42を形成してから、出力側ディスク42の貫通孔45に内周にスプライン結合用の構造を有する管状体を圧入し、入力側ディスク41の貫通孔45内に中空回転軸75を回転自在かつ軸方向自在に受ける軸受を挿入するものとしてもよい。
この場合には、一方の入力側ディスク41と一対の出力側ディスク42,42の全てが同形状となる。
そして、一対の出力側ディスク42,42は、互いに背面を対向させるように逆方向を向いた状態とされるとともに、貫通孔45,45に中空回転軸75が挿入されてスプライン結合された状態で、上述のように爪部43,43同士を互いに噛み合わせた状態とされる。
これにより、2つの出力側ディスク42,42は、1つの中空回転軸75にスプライン結合するとともに、互いの背面の爪部43,43同士を噛み合わせることで、強固に一体に回転可能に接続された状態となる。
一方の入力側ディスク41は、前記爪部43,43を、図3に示す第1キャリア77の円板状の連結板77aの外周部に当該爪部43,43に対応して形成された3つ(複数)の切欠部(凹部)77bに嵌合させることで、入力側ディスク41と第1キャリア77が同期して回転可能となっている。すなわち、従来の第1キャリア77の入力側ディスク2Bと嵌合する部分の形状を、今回の入力側ディスク41の形状に対応して変更したものである。
詳細には、連結板77aの外周部に形成されている切欠部77bが前記爪部43の形状に対応して円弧状に形成され、爪部43が係合可能な係合部となっている。
そして、入力側ディスク41は、第1キャリア77の係合部分の構造が異なるだけで、入力軸18と一体に回転可能な第1キャリア77の連結板77aに背面の爪部43,43を係合させて一体に回転可能な状態に配置される。
以上のような無段変速装置によれば、一方の入力側ディスク41と一対の出力側ディスク42,42とにおいて、これらディスク41,42の背面形状が全て同じとなり、かつ、全体形状を同じとすることも可能となるので、部品(もしくは中間製造部品)の統一化による加工コストの低減を図ることができる。
また、凹凸部となる爪部43,43に形成された溝44,…により出力側ディスクの回転数を計測可能となる。また、一対の出力側ディスク42,42で共有した状態となる爪部43,43同士の嵌合部分に溝44,…が形成された状態となるので、一方の出力側ディスク42,42だけに溝44,…を形成するようなことがなく、一対の出力側ディスクの全体形状を同一にすることができる。
また、一対の出力側ディスク42,42を互いに嵌合させるための爪部43,43と、入力側ディスク41を第1キャリア77に嵌合させるための爪部43,43とを同形状とすることで、これらディスク41,42のほぼ全体の形状を同形状とすることが可能となり、上述のようにコストダウンを図ることができる。
本発明は、ダブルキャビティ型のトロイダル型無段変速機と遊星歯車機構とを備えた無段変速装置に適用することができる。
本発明の実施形態に係る無段変速装置の出力側ディスク(入力側ディスク)を示す側面図および正面図である。 前記出力側ディスク(入力側ディスク)を示す背面図および側面図である。 前記無段変速装置の遊星歯車機構の第1キャリアを示す斜視図である。 出力側ディスク、入力側ディスク、第1キャリアの配置を示す概略図である。 従来のダブルキャビティ式トロイダル型無段変速機が組み込まれたギヤード・ニュートラル型の無段変速装置の要部断面図である。 図5のA−A線に沿う断面図である。 従来の無段変速装置のギアリングとこのギアリングに圧入される出力側ディスクを示す正面図である。 従来の無段変速装置のギアリングに圧入された出力側ディスクを示す断面図および正面図である。
符号の説明
11 パワーローラ
41 入力側ディスク
42 出力側ディスク
43 爪部(凹凸部)
44 溝
47 トロイダル型無段変速機
59 ケーシング
76 第1太陽歯車(太陽歯車)
77 第1キャリア(キャリア)
77a 切欠部(係合部)
78 遊星歯車
79 遊星歯車
80 遊星歯車

Claims (5)

  1. ケーシングと、このケーシングの内側で互いに正面同士を対向させた状態で離隔した2個所位置に互いに同心的に且つ回転自在に支持された一対の入力側ディスクと、一対の前記入力側ディスクの間で前記入力側ディスクのそれぞれの正面に正面を対向させるとともに互いの背面を対向させ、且つ前記入力側ディスクと同心的に配置されるとともに互いに同期して回転自在に支持された一対の出力側ディスクと、これら入力側ディスクと出力側ディスクとの間に挟持される複数のパワーローラとを備えたトロイダル型無段変速機を備え、
    且つ、前記入力側ディスクおよび出力側ディスクと同心的に配置されるとともに、回転自在に支持されて遊星歯車を太陽歯車に対して公転および自転自在に支持するキャリアを備えた遊星歯車機構を備え、
    一対の前記入力側ディスクのうちの一方の入力側ディスクと前記キャリアとが同期して回転可能に係合している無段変速装置において、
    前記キャリアと同期して回転する一方の前記入力側ディスクの背面形状と、互いに背面を対向させて同期して回転する一対の出力側ディスクの背面形状とを同形状としたことを特徴とする無段変速装置。
  2. 一対の前記入力側ディスクのうちの一方の前記入力側ディスクの背面および一対の前記出力側ディスクの背面には、一方の前記入力側ディスクおよび一対の前記出力側ディスクのうちの一対のディスクの背面を互いに対向させて係合させることにより、前記一対のディスクを互いに同期して回転可能とする凹凸部が形成され、
    前記一対の出力側ディスクが互いに背面の凹凸部を係合させて同期して回転可能に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の無段変速装置。
  3. 一対の前記入力側ディスクのうちの一方の前記入力側ディスクおよび一対の前記出力側ディスクの背面には、一方の前記入力側ディスクおよび一対の前記出力側ディスクのうちの一対のディスクの背面を互いに対向させて係合させることにより、前記一対のディスクを互いに同期して回転可能とする凹凸部が形成され、
    かつ、前記キャリアの一方の前記入力側ディスクの背面と対向する部分に前記入力側ディスク背面の前記凹凸部に係合して、前記キャリアと一方の前記入力側ディスクとを同期して回転可能とする係合部が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の無段変速装置。
  4. 前記凹凸部には、当該凹凸部が形成された前記ディスクの回転数を検出するための溝が形成されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の無段変速装置。
  5. 前記一対の前記入力側ディスクのうちの一方の前記入力側ディスクおよび一対の前記出力側ディスクは、全体が互いに同形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の無段変速装置。
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