JP2008109467A - カメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡単な調整で、ファインダ部を介して決定した構図と、得られた画像における構図とを一致させること。
【解決手段】 撮像素子を備え、被写体像を撮像する撮像部と、構図を確認するためのファインダ部と、ファインダ部を介した構図を基に、撮像部により所定の基準線を撮像して得られる画像に基づいて、撮像素子とファインダ部との相対的な角度を検出する検出部と、検出部による検出結果を記録する記録部とを備える。なお、検出部による検出結果に基づいて、撮像部により生成される画像を補正するための補正値を算出する算出部を備え、記録部は、算出部により算出した補正値を記録しても良い。また、算出部により算出した補正値に基づいて、撮像部により生成される画像を補正する画像処理部を備えても良い。
【選択図】 図1
【解決手段】 撮像素子を備え、被写体像を撮像する撮像部と、構図を確認するためのファインダ部と、ファインダ部を介した構図を基に、撮像部により所定の基準線を撮像して得られる画像に基づいて、撮像素子とファインダ部との相対的な角度を検出する検出部と、検出部による検出結果を記録する記録部とを備える。なお、検出部による検出結果に基づいて、撮像部により生成される画像を補正するための補正値を算出する算出部を備え、記録部は、算出部により算出した補正値を記録しても良い。また、算出部により算出した補正値に基づいて、撮像部により生成される画像を補正する画像処理部を備えても良い。
【選択図】 図1
Description
本発明は、被写体像を撮像するカメラに関するものであり、特に、構図を確認するためのファインダ部を備えたカメラに関するものである。
カメラには、構図を確認するためのファインダ部が設けられる。ユーザは、このファインダ部を介して構図を確認して撮像することにより、所望の画像を得ることができる。例えば、特許文献1の発明では、ファインダ部に水平および垂直の目安となる格子線を表示する。ユーザは、この格子線に基づいて構図を決定することで、所望の画像を得ることができる。
特開2002−290780号公報
しかし、上述したファインダ部における格子線と、撮像素子(または銀塩フィルム部)とが正しく配置されていない場合には、例えば、傾きが異なるなど、ユーザがファインダ部を介して決定した構図と、得られた画像における構図とが一致しない場合がある。このような問題を回避するためには、カメラの製造時に、撮像素子またはファインダ部の位置調整と、撮像とを繰り返し行って調整をしなければならない。
本発明は、簡単な調整で、ファインダ部を介して決定した構図と、得られた画像における構図とを一致させることが可能なカメラを提供することを目的とする。
本発明のカメラは、撮像素子を備え、被写体像を撮像する撮像部と、構図を確認するためのファインダ部と、前記ファインダ部を介した前記構図を基に、前記撮像部により所定の基準線を撮像して得られる画像に基づいて、前記撮像素子と前記ファインダ部との相対的な角度を検出する検出部と、前記検出部による検出結果を記録する記録部とを備える。
なお、好ましくは、前記検出部による検出結果に基づいて、前記撮像部により生成される画像を補正するための補正値を算出する算出部を備え、前記記録部は、前記算出部により算出した前記補正値を記録しても良い。
なお、好ましくは、前記検出部による検出結果に基づいて、前記撮像部により生成される画像を補正するための補正値を算出する算出部を備え、前記記録部は、前記算出部により算出した前記補正値を記録しても良い。
また、好ましくは、前記算出部により算出した前記補正値に基づいて、前記撮像部により生成される画像を補正する画像処理部を備えても良い。
また、好ましくは、前記ファインダ部は、前記構図の確認時に基準となる基準部を有し、前記検出部は、前記ファインダ部における前記基準部の像を目安とした前記構図を基に、前記撮像部により所定の基準線を撮像して得られる画像に基づいて、前記角度を検出しても良い。
また、好ましくは、前記ファインダ部は、前記構図の確認時に基準となる基準部を有し、前記検出部は、前記ファインダ部における前記基準部の像を目安とした前記構図を基に、前記撮像部により所定の基準線を撮像して得られる画像に基づいて、前記角度を検出しても良い。
また、好ましくは、ユーザ操作に基づいて、前記所定の基準線を指定する指定部を備えても良い。
本発明のカメラによれば、簡単な調整で、ファインダ部を介して決定した構図と、得られた画像における構図とを一致させることができる。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下の実施形態では、本発明のカメラの一例として、一眼レフタイプの電子カメラを用いて説明する。
図1は、本実施形態の電子カメラ1の構成を示す図である。図1に示すように、電子カメラ1は、撮影レンズ2、絞り3、クイックリターンミラー4、サブミラー5、拡散スクリーン6、コンデンサレンズ7、ペンタプリズム8、ビームスプリッタ9、接眼レンズ10、結像レンズ11、AE/AFセンサ12、シャッタ13、撮像素子14、焦点検出部15の各部を備える。
図1は、本実施形態の電子カメラ1の構成を示す図である。図1に示すように、電子カメラ1は、撮影レンズ2、絞り3、クイックリターンミラー4、サブミラー5、拡散スクリーン6、コンデンサレンズ7、ペンタプリズム8、ビームスプリッタ9、接眼レンズ10、結像レンズ11、AE/AFセンサ12、シャッタ13、撮像素子14、焦点検出部15の各部を備える。
拡散スクリーン6は、図2Aに示すように、構図の確認時に基準となる水平線および垂直線を含む格子線を有している。ユーザが、接眼レンズ10を介して構図を確認する際には、図2Bに示すように、被写体像と格子線とが重なった像を確認できるので、ユーザは、この格子線を目安として好ましい構図を決定することができる。
撮像素子14は、例えばCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの半導体デバイスである。
撮像素子14は、例えばCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの半導体デバイスである。
焦点検出部15は、例えば、位相差方式の焦点検出を行い、撮影レンズ2の焦点状態を検出する。また、電子カメラ1は、AE/AFセンサ12により検出される輝度に基づいて、コントラスト方式の焦点検出を行い、撮影レンズ2の焦点状態を検出する。位相差方式の焦点検出とコントラスト方式の焦点検出とのどちらを行うかは、ユーザ操作に応じて設定可能とするのが好ましい。また、位相差方式の焦点検出とコントラスト方式の焦点検出とを組み合わせて撮影レンズ2の焦点状態を検出する構成としても良い。
また、電子カメラ1は、撮像により生成された画像などを表示する液晶モニタなどの表示部16、各部を制御する制御部17、不図示のレリーズ釦などを含む操作部をさらに備える。制御部17は、内部に不図示のメモリを備え、各部を制御するためのプログラムを予め記録する。
非撮影時、すなわち撮影を行わない場合には、クイックリターンミラー4は、図1に示すように、45°の角度に配置される。そして、撮影レンズ2および絞り3を通過した光束は、クイックリターンミラー4で反射され、拡散スクリーン6、コンデンサレンズ7、ペンタプリズム8、ビームスプリッタ9を介して接眼レンズ10に導かれる。ユーザは、接眼レンズ10を介して被写体の像を目視することにより構図確認を行う。一方、ビームスプリッタ9により、上方に分割された光束は、結像レンズ11を介してAE/AFセンサ12の撮像面上に再結像される。また、クイックリターンミラー4を透過した光束は、サブミラー5を介して焦点検出部15に導かれる。
非撮影時、すなわち撮影を行わない場合には、クイックリターンミラー4は、図1に示すように、45°の角度に配置される。そして、撮影レンズ2および絞り3を通過した光束は、クイックリターンミラー4で反射され、拡散スクリーン6、コンデンサレンズ7、ペンタプリズム8、ビームスプリッタ9を介して接眼レンズ10に導かれる。ユーザは、接眼レンズ10を介して被写体の像を目視することにより構図確認を行う。一方、ビームスプリッタ9により、上方に分割された光束は、結像レンズ11を介してAE/AFセンサ12の撮像面上に再結像される。また、クイックリターンミラー4を透過した光束は、サブミラー5を介して焦点検出部15に導かれる。
一方、撮影時には、クイックリターンミラー4が、破線で示す位置に退避してシャッタ13が開放し、撮影レンズ2からの光束は撮像素子14に導かれる。
上述したように、電子カメラ1の拡散スクリーン6は、格子線を有している(図2A参照)。したがって、ユーザは、この格子線を目安として好ましい構図を決定することができる。しかし、この格子線と撮像素子14とが正しく配置されていない場合がある。このような場合には、例えば、傾きが異なるなど、ユーザが格子線を目安として決定した構図と、得られた画像における構図とが一致しない場合がある。そこで、電子カメラ1の製造時に、以下に説明する調整を行う。
上述したように、電子カメラ1の拡散スクリーン6は、格子線を有している(図2A参照)。したがって、ユーザは、この格子線を目安として好ましい構図を決定することができる。しかし、この格子線と撮像素子14とが正しく配置されていない場合がある。このような場合には、例えば、傾きが異なるなど、ユーザが格子線を目安として決定した構図と、得られた画像における構図とが一致しない場合がある。そこで、電子カメラ1の製造時に、以下に説明する調整を行う。
図3は、検査者による調整時の制御部17の動作を示すフローチャートである。調整には、図4に示す基準工具30を用いる。基準工具30は、図4に示すように、表面に基準線L1が記される。そして、基準工具30は、水平基準器などを用いて、基準線L1が正しく水平になるように予め配置される。検査者は、電子カメラ1を用いて基準線L1を撮像することにより調整を行う。なお、基準工具30の大きさは、小さすぎると後に説明する調整の精度が落ちるので、適当な大きさを有するのが好ましい。
ステップS1において、制御部17は、基準線L1の撮像が指示されたか否かを判定する。そして、基準線L1の撮像が指示されると、ステップS2に進む。
検査者は、図4に示すように、格子線の像と、基準線L1の像とを合わせた状態で、撮像指示を行う。
ステップS2において、制御部17は、各部を制御して、基準線L1を含む被写体像を撮像し、画像を生成する。
検査者は、図4に示すように、格子線の像と、基準線L1の像とを合わせた状態で、撮像指示を行う。
ステップS2において、制御部17は、各部を制御して、基準線L1を含む被写体像を撮像し、画像を生成する。
ステップS3において、制御部17は、ステップS2で生成された画像に基づいて、傾斜角θを算出する。
図5Aに示すように、格子線の像と、基準線L1の像とが正しく合っている状態で撮像が行われると、図5Bに示すように、生成される画像における基準線の像L2は、水平であるはずである。しかし、格子線と撮像素子14とが正しく配置されていない場合には、図5Cに示すように、生成される画像における基準線の像L3は、水平と比較して、傾斜角θを有する。制御部17は、例えば、ステップS2で生成された画像に含まれる基準線L1の像と、撮像素子14における素子の並びとを比較することにより、傾斜角θを算出する。
図5Aに示すように、格子線の像と、基準線L1の像とが正しく合っている状態で撮像が行われると、図5Bに示すように、生成される画像における基準線の像L2は、水平であるはずである。しかし、格子線と撮像素子14とが正しく配置されていない場合には、図5Cに示すように、生成される画像における基準線の像L3は、水平と比較して、傾斜角θを有する。制御部17は、例えば、ステップS2で生成された画像に含まれる基準線L1の像と、撮像素子14における素子の並びとを比較することにより、傾斜角θを算出する。
ステップS4において、制御部17は、ステップS3で算出した傾斜角θに基づいて、補正値Rを算出する。補正値Rは、例えば、図5Cに示した基準線の像L3を、格子線における水平に合わせて、図5Bに示した基準線の像L2に補正するための補正値である。
ステップS5において、制御部17は、ステップS4で算出した補正値Rを、制御部17内の不図示のメモリに記録する。
ステップS5において、制御部17は、ステップS4で算出した補正値Rを、制御部17内の不図示のメモリに記録する。
図6は上述した調整が予め行われた電子カメラ1における撮影時の制御部17の動作を示すフローチャートである。
ステップS11において、制御部17は、不図示の操作部を介して撮像が指示されたか否かを判定する。そして、撮像が指示されたと判定すると、ステップS12に進む。
ステップS12において、制御部17は、各部を制御して被写体像を撮像し、画像を生成する。
ステップS11において、制御部17は、不図示の操作部を介して撮像が指示されたか否かを判定する。そして、撮像が指示されたと判定すると、ステップS12に進む。
ステップS12において、制御部17は、各部を制御して被写体像を撮像し、画像を生成する。
ステップS13において、制御部17は、制御部17内の不図示のメモリから補正値Rを読み出す。
ステップS14において、制御部17は、ステップS13で読み出した補正値Rに基づいて、ステップS12で生成した画像に画像処理を施す。
具体的には、補正値Rに基づいて、傾斜角θを打ち消す方向に画像を回転させる。画像の回転の具体的な方法は、公知技術と同様であるため説明を省略する。
ステップS14において、制御部17は、ステップS13で読み出した補正値Rに基づいて、ステップS12で生成した画像に画像処理を施す。
具体的には、補正値Rに基づいて、傾斜角θを打ち消す方向に画像を回転させる。画像の回転の具体的な方法は、公知技術と同様であるため説明を省略する。
ステップS15において、制御部17は、画像処理後の画像を、不図示の画像記録部に記録する。このとき、ステップS14で説明した画像処理前の画像と、画像処理後の画像との両方を記録する構成としても良い。
ステップS16において、制御部17は、画像処理後の画像を、表示部16に表示する。このとき表示される画像は、画像処理後の画像であるため、水平が正しい画像である。
ステップS16において、制御部17は、画像処理後の画像を、表示部16に表示する。このとき表示される画像は、画像処理後の画像であるため、水平が正しい画像である。
以上説明したように、本実施形態によれば、撮像素子を備え、被写体像を撮像する撮像部と、構図を確認するためのファインダ部と、ファインダ部を介した構図を基に、撮像部により所定の基準線を撮像して得られる画像に基づいて、撮像素子とファインダ部との相対的な角度を検出する検出部と、検出部による検出結果を記録する記録部とを備える。したがって、ファインダ部を介して決定した構図と、得られた画像における構図との間の相対的な角度を得ることができる。また、画像に基づいて、相対的な角度を検出することにより、客観的かつ正確な調整を行うことができる。
また、本実施形態によれば、検出部による検出結果に基づいて、撮像部により生成される画像を補正するための補正値を算出する算出部を備え、記録部は、算出部により算出した補正値を記録する。したがって、簡単な調整で、ファインダ部を介して決定した構図と、得られた画像における構図とを一致させるための補正値を得ることができる。
また、本実施形態によれば、前記算出部により算出した前記補正値に基づいて、前記撮像部により生成される画像を補正する画像処理部を備える。したがって、簡単な調整で、ファインダ部を介して決定した構図と、得られた画像における構図とを一致させることができる。
また、本実施形態によれば、前記算出部により算出した前記補正値に基づいて、前記撮像部により生成される画像を補正する画像処理部を備える。したがって、簡単な調整で、ファインダ部を介して決定した構図と、得られた画像における構図とを一致させることができる。
また、本実施形態によれば、ファインダ部は、構図の確認時に基準となる基準部を有し、検出部は、ファインダ部における基準部の像を目安とした構図を基に、撮像部により所定の基準線を撮像して得られる画像に基づいて、角度を検出する。したがって、角度検出に適した画像を得ることができる。
なお、本実施形態では、水平になるように予め配置された基準工具30を使用して調整を行う例を示したが、ユーザ操作に基づいて、基準線を指定して調整を行う構成としても良い。すなわち、ユーザが所望の基準となる線などを撮像し、撮像により得られた画像に基づいて、図3のフローチャートのステップS3からステップS5と同様の処理を行う。このように、ユーザ操作に基づいて、所定の基準線を指定することにより、ユーザの要望に応じた調整を行うことができる。なお、ユーザ操作に基づいた調整による補正値と、上述した実施形態における調整値との双方を記録しておき、選択的に使用する構成としても良い。
なお、本実施形態では、水平になるように予め配置された基準工具30を使用して調整を行う例を示したが、ユーザ操作に基づいて、基準線を指定して調整を行う構成としても良い。すなわち、ユーザが所望の基準となる線などを撮像し、撮像により得られた画像に基づいて、図3のフローチャートのステップS3からステップS5と同様の処理を行う。このように、ユーザ操作に基づいて、所定の基準線を指定することにより、ユーザの要望に応じた調整を行うことができる。なお、ユーザ操作に基づいた調整による補正値と、上述した実施形態における調整値との双方を記録しておき、選択的に使用する構成としても良い。
また、本実施形態では、一眼レフタイプの電子カメラを用いて説明したが、背面の表示部をファインダとして使用する構成の電子カメラにも本発明を同様に適用することができる。すなわち、背面の表示部に、構図確認用のスルー画像と重ねて図2Aに示した格子線と同様の基準線を表示する構成の電子カメラにおいて、図3のフローチャートと同様の調整を行うことにより、背面の表示部と撮像素子との位置関係を簡単に調整することができる。この結果、背面の表示部を介して決定した構図と、得られた画像における構図とを一致させることができる。また、構図確認用の表示部を備えた銀塩カメラにも本発明を同様に適用することができる。
また、本実施形態では、表面に基準線L1が記された基準工具30を使用して調整を行う例を示したが、水平線の代わりに垂直線を記した基準工具を用いても、本実施形態と同様の効果を得ることができる。また、基準線として水平線と垂直線とを組み合わせたものを使用しても良いし、複数の基準線を使用しても良いし、円などのマークを基準線の代わりに使用しても良い。
また、本実施形態では、拡散スクリーン6に、図2Aに示す格子線を有している例を示したが、他の部材を用いて格子線を備えても良い。また、格子線は、印刷などにより実現しても良いし、電気的な表示により実現しても良い。
また、本実施形態では、傾斜角θの算出、補正値Rの算出、補正値Rに基づく補正を、全て電子カメラ1において行う例を示したが、これらの処理の一部または全部をコンピュータで実現しても良い。例えば、図3のフローチャートで説明した調整時に、生成した画像(ステップS2)と傾斜角θ(ステップS3)とを関連付けて記録しておき、コンピュータにおいて、補正値Rの算出、補正値Rに基づく補正を行う構成としても良い。また、生成した画像(ステップS2)と補正値R(ステップS4)とを関連付けて記録しておき、コンピュータにおいて、補正値Rに基づく補正を行う構成としても良い。
また、本実施形態では、傾斜角θの算出、補正値Rの算出、補正値Rに基づく補正を、全て電子カメラ1において行う例を示したが、これらの処理の一部または全部をコンピュータで実現しても良い。例えば、図3のフローチャートで説明した調整時に、生成した画像(ステップS2)と傾斜角θ(ステップS3)とを関連付けて記録しておき、コンピュータにおいて、補正値Rの算出、補正値Rに基づく補正を行う構成としても良い。また、生成した画像(ステップS2)と補正値R(ステップS4)とを関連付けて記録しておき、コンピュータにおいて、補正値Rに基づく補正を行う構成としても良い。
また、図6のフローチャートで説明した撮影時に、生成した画像(ステップS12)と補正値Rとを関連付けて記録しておき、コンピュータにおいて、補正値Rに基づく補正を行う構成としても良い。
また、本実施形態では、検査者が、電子カメラ1を用いて基準工具30(の基準線L1)を撮像することにより調整を行う例を示したが、調整を自動化しても良い。すなわち、接眼レンズ10の近傍で、接眼レンズ10に対向する位置に調整用の撮像素子を正しく水平になるように予め配置する。調整用の撮像素子により生成された画像は、上述した検査者により調整を行う際の、撮像時における検査者の視界と略同様である。そして、調整用の撮像素子により生成された画像と、電子カメラ1の撮像素子14により生成された画像とを比較して傾斜角θおよび補正値Rを算出することにより、調整を自動化しても良い。上述した背面の表示部をファインダとして使用する構成の電子カメラの場合には、背面の表示部に対向する位置に調整用の撮像素子を配置すれば良い。
また、本実施形態では、検査者が、電子カメラ1を用いて基準工具30(の基準線L1)を撮像することにより調整を行う例を示したが、調整を自動化しても良い。すなわち、接眼レンズ10の近傍で、接眼レンズ10に対向する位置に調整用の撮像素子を正しく水平になるように予め配置する。調整用の撮像素子により生成された画像は、上述した検査者により調整を行う際の、撮像時における検査者の視界と略同様である。そして、調整用の撮像素子により生成された画像と、電子カメラ1の撮像素子14により生成された画像とを比較して傾斜角θおよび補正値Rを算出することにより、調整を自動化しても良い。上述した背面の表示部をファインダとして使用する構成の電子カメラの場合には、背面の表示部に対向する位置に調整用の撮像素子を配置すれば良い。
また、本実施形態では、ファインダの格子線と撮像素子14とが正しく配置されていない場合に、傾きが異なる場合を例に挙げて説明したが、上下または左右の位置がずれる場合にも本発明を同様に適用することができる。例えば、図7に示すように、基準工具30に、枠Fを記す。そして、図3のフローチャートと同様に、枠Fを含む被写体像を撮像して生成した画像に基づいて、ずれ量を算出する。さらに、算出したずれ量に基づいて、補正値を算出すれば良い。このような調整を行うことにより、電子カメラ1における視野率の向上が期待できる。
1…電子カメラ,2…撮影レンズ,6…拡散スクリーン,10…接眼レンズ,14…撮像素子,16…表示部,17…制御部
Claims (5)
- 撮像素子を備え、被写体像を撮像する撮像部と、
構図を確認するためのファインダ部と、
前記ファインダ部を介した前記構図を基に、前記撮像部により所定の基準線を撮像して得られる画像に基づいて、前記撮像素子と前記ファインダ部との相対的な角度を検出する検出部と、
前記検出部による検出結果を記録する記録部と
を備えたことを特徴とするカメラ。 - 請求項1に記載のカメラにおいて、
前記検出部による検出結果に基づいて、前記撮像部により生成される画像を補正するための補正値を算出する算出部を備え、
前記記録部は、前記算出部により算出した前記補正値を記録する
ことを特徴とするカメラ。 - 前記算出部により算出した前記補正値に基づいて、前記撮像部により生成される画像を補正する画像処理部を備える
ことを特徴とするカメラ。 - 請求項1に記載のカメラにおいて、
前記ファインダ部は、前記構図の確認時に基準となる基準部を有し、
前記検出部は、前記ファインダ部における前記基準部の像を目安とした前記構図を基に、前記撮像部により所定の基準線を撮像して得られる画像に基づいて、前記角度を検出する
ことを特徴とするカメラ。 - 請求項1に記載のカメラにおいて、
ユーザ操作に基づいて、前記所定の基準線を指定する指定部を備える
ことを特徴とするカメラ。
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WO2008050471A1 (en) | 2008-05-02 |
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